JP3308922B2 - タワークレーン - Google Patents

タワークレーン

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JP3308922B2
JP3308922B2 JP03559099A JP3559099A JP3308922B2 JP 3308922 B2 JP3308922 B2 JP 3308922B2 JP 03559099 A JP03559099 A JP 03559099A JP 3559099 A JP3559099 A JP 3559099A JP 3308922 B2 JP3308922 B2 JP 3308922B2
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plate
tower
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water
tower crane
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一尚 白石
秀雄 八尋
勝吉 水野
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Toda Corp
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Toda Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築工事に使用する
タワークレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート造や鉄骨構造の建物の
構築には、躯体工事から仕上工事の初期に至るまでの長
期間にわたってタワークレーンが使用される。例えば、
図4に示すように、タワークレーン21を中心にして建
物が構築される場合は、各階ごとの床スラブ22にタワ
ー23が貫通するだめ穴24が形成され、該だめ穴24
を止水シート25で塞いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、雨水はだめ穴
とタワーとの間、およびタワー部分から流れ込むため、
躯体工事および仕上工事に支障をきたしていた。本発明
は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その
目的は、雨水が、タワーから躯体内に流れ込まないタワ
ークレーンを提供することである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の課題を解決する
ための手段は、タワーの内側に空隙部を上下方向に塞ぐ
止水板を設け、該止水板に排水管と、周縁に立ち上げ板
が設けられた開閉自在な昇降用開口部とが設けられ、前
記止水板が設けられた箇所のタワー外面が止水壁で囲ま
れ、この止水壁の外面には、上側に行くにしたがって外
側に傾斜した水切り板が設けられ、該水切り板が、基端
部を中心にして回動することにより折り畳み自在とな
り、かつ取り外し自在であること特徴とし、タワーは複
数の支柱を組み合わせてなることを含み、止水板は適宜
間隔ごとに複数箇所に設けたことを含む。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタワークレーンの
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はタワーク
レーンの正面図、図2はタワーを組み立てるためのユニ
ットポストの斜視図、図3の(1)はユニットポストの
断面図、(2)は同平面図である。
【0017】図1は、地上に立設されたタワークレーン
1を使用して鉄筋コンクリートの建物を構築しているも
のであり、タワー2が各床スラブ3のだめ穴4を貫通し
て立設され、その頭部にクレーン5が回動自在に取り付
けられている。
【0018】前記タワー2は、図2に示すような、ユニ
ットポスト6を継ぎ足して組み立てるものであり、最上
階から最下階において、止水したい階の床スラブ3のだ
め穴4が位置する箇所に止水板7が設けられている。
【0019】止水板7は支柱8内側の空隙部9を上下方
向に塞ぐように、4本の支柱8の内側に設けられるとと
もに、これら4本の支柱8の外側には止水板7を囲むよ
うにして止水壁10が設けられている。よって止水板7
と止水壁10とで止水部11を形成し、ここに入った雨
水を下方に流れないようにしている。
【0020】止水板7には排水管12が設けられ、これ
に接続された排水ホース13によって雨水が地上に排水
できるようになっている。また止水板7の昇降用タラッ
プ14が位置する箇所には昇降用開口部(以下開口部)
15が設けられ、この開口部15の周縁に立ち上げ板1
6が形成され、該立ち上げ板16にはハッチ17が回動
自在に取り付けられている。
【0021】前記ハッチ17はほとんど閉塞されている
ので、雨水が開口部15に流れ込まず、止水板7上に溜
まった水も立ち上げ板16によって開口部に流れ込まず
に排水管12から排水される。
【0022】また、止水壁10の外面には上に向かって
外側に傾斜した水切り板18が設けられ、これが基端部
を中心にして回動することにより折り畳み自在となって
いる。このように水切り板18は上に向かって外側に傾
斜したので、後述する止水シートが掛けわたし易くなっ
ている。
【0023】前記水切り板18はクレーン5の昇降時に
は、邪魔にならないように折り畳まれ、その昇降が終わ
った後に再び開くようになっている。なお、水切り板1
8は取り外し自在に取り付けることもでき、前記のよう
にクレーン5の昇降時には取り外し、それが終わった後
に取り付けるようにする。
【0024】止水板7は、図1に示すように、最上階か
ら最下階において、止水したい階のの床スラブ3のだめ
穴4が位置する箇所に設けられるとともに、該だめ穴4
が、水切り板18に掛けわたされた止水シート19で塞
がれている。この止水シートは先端を床スラブ下面の専
用治具に引っ掛けて止めるが、床スラブに立ち上がり部
がある場合は、それに引っ掛ける。したがって、この止
水シート19によって雨水が水切り板18内に流れ込む
ようになるため、だめ穴4から躯体20内に流れ込まな
いようになる。またタワー2からの雨水も止水板7によ
って止水されて排水管12で排水されるので、最下階の
作業者が濡れるのを避けることができる。
【0025】また止水板7をタワー2の2箇所に設ける
ことにより、例え、雨水が躯体20の中途部における外
壁開口部(図示せず)から吹き込んだとしても、ここか
ら下方に流れ込むということはない。
【0026】また、止水板7は最上階の床スラブ3のだ
め穴4が位置する箇所、または最上階の床スラブ3と他
の階の床スラブ3のだめ穴4が位置する箇所、または止
水階としたい階の床スラブ3のだめ穴4が位置する箇所
に設けることもできる。すなわち必要に応じてどのよう
な箇所、あるいは複数の箇所にも設けることができる。
【0027】また、止水板7はユニットポスト6に予め
設けておくことにより、タワー2の任意の箇所に簡単に
設置することもできる。
【0028】
【発明の効果】タワーの空隙部内における多量の雨水が
下側に流れるのを止水板によって止めることができる。
【0029】ユニットポストに止水板を設けることによ
り、該止水板をタワーの任意の箇所に簡単に設けること
ができる。
【0030】複数の止水板によって雨水の浸入を止水し
たい階で確実に防ぐことができる。
【0031】水切り板によってだめ穴を止水シートで塞
ぎ易くなり、該止水シートによって雨水を水切り板の内
側に流し込めるようになる。
【0032】立ち上げ板により雨水が開口部に流れ込む
のを防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タワークレーンの正面図である。
【図2】ユニットポストの斜視図である。
【図3】(1)はユニットポストの断面図、(2)は同
平面図である。
【図4】(1)は従来のタワークレーンの正面図、
(2)はユニットポストの斜視図、(3)は同平面図で
ある。
【符号の説明】
1、21 タワークレーン 2、23 タワー 3、22 床スラブ 4、24 だめ穴 5 クレーン 6 ユニットポスト 7 止水板 8 支柱 9 空隙部 10 止水壁 11 止水部 12 排水管 13 排水ホース 14 昇降用タラップ 15 開口部 16 立ち上げ板 17 ハッチ 18 水切り板 19、25 止水シート 20 躯体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−71772(JP,U) 実開 平5−12488(JP,U) 実開 昭60−75531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 23/00 - 23/94

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タワーの内側に空隙部を上下方向に塞ぐ
    止水板を設け、該止水板に排水管と、周縁に立ち上げ板
    が設けられた開閉自在な昇降用開口部とが設けられ、前
    記止水板が設けられた箇所のタワー外面が止水壁で囲ま
    れ、この止水壁の外面には、上側に行くにしたがって外
    側に傾斜した水切り板が設けられ、該水切り板が、基端
    部を中心にして回動することにより折り畳み自在とな
    り、かつ取り外し自在であること特徴とするタワークレ
    ーン。
  2. 【請求項2】 ワーは複数の支柱を組み合わせてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のタワークレーン。
  3. 【請求項3】 水板は適宜間隔ごとに複数箇所に設け
    たことを特徴とする請求項1または2に記載のタワーク
    レーン。
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