JP3308290B2 - 弁のロック機構 - Google Patents

弁のロック機構

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JP3308290B2
JP3308290B2 JP01846592A JP1846592A JP3308290B2 JP 3308290 B2 JP3308290 B2 JP 3308290B2 JP 01846592 A JP01846592 A JP 01846592A JP 1846592 A JP1846592 A JP 1846592A JP 3308290 B2 JP3308290 B2 JP 3308290B2
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ring
stem
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利 夫 北
道 邦 彦 大
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清原 まさ子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は弁のロック機構に関
し、特にたとえば、マニホールド弁の均圧弁などの通常
運転中には開閉操作を行わない弁のロック機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10はこの発明の背景となる従来のバ
ルブの一例を示す正面図解図である。このバルブ1は、
本体2を含む。本体2には、横方向に延び、2つの段差
部を有する通路3が形成される。この通路3の中央に
は、弁座4が形成される。また、本体2には、弁座4の
上方において、ステム5が、上下方向に延びるように設
けられる。本体2の上部には、グランドナット6が螺合
される。そして、ステム5の下部が本体2に螺合され
る。したがって、ステム5は、それを回転することによ
って、上下に変位できる。また、ステム5の下端には、
弁7が形成される。さらに、ステム5の上端には、ハン
ドル8がナット9で固着される。
【0003】このバルブ1では、ハンドル8を回転する
ことによって、ステム5とともに弁7が上下に変位し、
弁7と弁座4との間が開閉することによって通路3が開
閉される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、マニホール
ド弁の均圧弁は、配管後弁を操作するとき以外では、常
時閉である。しかしながら、上記の従来のバルブは、弁
を開もしくは閉に操作する機能とシールする機能とのみ
を有しているが、ロック機構を有せず、さらに弁におけ
る開もしくは閉の状態を表示できなかった。そのため、
経験不足の人などは、このような常時閉にしておくべき
バルブを誤って開にしてしまうことがあった。このよう
な場合、差圧発振器などの計器類が役目を果たさなくな
ってしまう。このような操作の誤りは、常時閉であるバ
ルブのみならず、常時開または中間開にしておくべきバ
ルブにも発生し得る。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、弁
を開もしくは閉の状態でロックでき、かつその状態を表
示できる、弁のロック機構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、弁を開閉す
るためのステムと、ステムの中間部に取り付けられてグ
ランドパッキンを押えるためのグランドナットと、ステ
ムの端部に固着されるハンドルとを有するバルブのため
の弁のロック機構であって、グランドナットの外周側に
取り付けられるリングと、リングの外周側面から内周側
面に向かって貫通するねじ孔と、リングの一方主面から
他方主面に向かって貫通する2つの孔と、リングのねじ
孔に螺着することによってリングをグランドナットの外
周側に固定するためのねじと、ハンドルのハンドルスポ
ークを跨ぐようにしてリングの2つの孔に通されるスト
ッパを含む、弁のロック機構である。
【0007】
【作用】ストッパをハンドルスポークを跨ぐようにして
リングの2つの孔に通すことによって、ハンドルはロッ
クされる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、弁を開もしくは閉の
状態でロックすることができる。そのため、経験不足の
人などであっても、たとえば常時閉であるバルブを誤っ
て開にしてしまうようなことが起こりにくくなる。ま
た、ストッパを色分けするなどして、開または閉の状態
に対応させておけば、そのバルブがどのような状態でロ
ックされているかを表示することができる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の背景となるバルブの一実施
例を示す正面図解図である。このバルブ10は、本体1
2を含む。本体12には、たとえば水などの流体を通す
ための通路14が形成される。この通路14は、本体1
2の一方側部から中央部に延びる入口通路16aと、本
体12の中央部で入口通路16aに連通し上下に延びる
中央通路16bと、中央通路16bの上部から本体12
の他方側部に延びる出口通路16cとを含む。中央通路
16bの上方には、開口部18が形成される。この開口
部18の内周側面には、めねじが形成される。また、中
央通路16bの上部には、弁座20が本体12の内面か
ら盛り上がるようにして形成される。
【0011】さらに、本体12の開口部18には、ふた
22が螺合される。ふた22において上下方向には、中
央通路16bに連通する貫通孔24が形成される。この
貫通孔24の下部の内周面には、めねじ26が形成され
る。この貫通孔24には、棒状のステム28が挿入され
る。ステム28の下部には、おねじ30が形成され、こ
のステム28のおねじ30が、貫通孔24のめねじ26
に螺合される。したがって、ステム28を回転すること
によって、ステム28は上下に移動する。さらに、ステ
ム28の下端には、弁32が形成される。弁32は弁座
20に密着可能に形成される。
【0012】ステム28の上端には、図2に示すような
ハンドル34がナット36で固着される。したがって、
ハンドル34を回転することによって、ステム28が上
下に移動し、弁32を弁座20に接したり弁座20から
離したりすることができる。そして、弁32を弁座20
に接すると通路14がふさがれて流体は遮断され、弁3
2を弁座20から離せば、流体を入口通路16aから中
央通路16bを通って、出口通路16cへ流すことがで
きる。
【0013】また、ステム28の中央部には、グランド
パッキン38が設けられ、このグランドパッキン38に
よって、ステム28とふた22との間が密封される。な
お、このグランドパッキン38は、その下方にはめ輪4
0が設けられ、その上部がパッキン押え42によって押
さえられる。さらに、パッキン押え42は、ふた22の
上部に螺合されるグランドナット44で押さえられ固定
される。
【0014】ハンドル34は、ハンドルスポーク46を
含む。このハンドルスポーク46には、図3に示すよう
なU字状のストッパ48が跨ぐようにして取り付けられ
る。さらに、グランドナット44の外周面には、環状の
リング50が六角穴付止めねじ52によって固定され
る。
【0015】図4はリング50を示す平面図であり、図
5は図4の線V−Vにおける断面図であり、図6は図4
の線VI−VIにおける断面図であり、図7は図4の線
VII−VIIにおける断面図である。リング50に
は、円形のねじ孔54が外側面から内側面にかけて形成
され、このねじ孔54に六角穴付止めねじ52が螺着さ
れる。また、リング50の一方主面から他方主面にかけ
て、2つの孔56aおよび56bが形成される。この2
つの孔56aおよび56bには、ストッパ48が通され
る。
【0016】図8は六角穴付止めねじ52の一例を示す
正面図であり、図9はその側面図である。六角穴付止め
ねじ52は略六角柱の穴58を有し、円柱状に形成され
る。
【0017】このバルブ10では、バルブ10を全閉し
た後、ハンドルスポーク46の位置に、リング50の2
つの孔56aおよび56bを合わせる。そして、六角穴
付止めねじ52をリング50のねじ孔54に螺着してリ
ング50を固定する。その後、ハンドルスポーク46を
跨ぐようにして、ストッパ48をリング50の2つの孔
56aおよび56bに通す。
【0018】このようにして、バルブ10を全閉した
後、ハンドル34はストッパ48によってロックされ
る。そのため、経験不足の人などであっても、たとえば
常時閉であるバルブを誤って開にしてしまうようなこと
が起こりにくくなる。
【0019】なお、この実施例では、常時閉であるバル
ブについて説明したが、この発明は、常時閉であるバル
ブのみならず、常時開,中間開のバルブにも適用でき
る。この場合、たとえばストッパ48を色分けするなど
して、開または閉の状態に対応させておけば、そのバル
ブがどのような状態でロックされているかを表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の背景となるバルブの一実施例を示す
正面図解図である。
【図2】ハンドルを示す平面図である。
【図3】ストッパを示す正面図である。
【図4】リングを示す平面図である。
【図5】図4の線V−Vにおける断面図である。
【図6】図4の線VI−VIにおける断面図である。
【図7】図4の線VII−VIIにおける断面図であ
る。
【図8】六角穴付止めねじの一例を示す正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】この発明の背景となる従来のバルブの一例を
示す正面図解図である。
【符号の説明】
10 バルブ 28 ステム 32 弁 34 ハンドル 38 グランドパッキン 44 グランドナット 46 ハンドルスポーク 48 ストッパ 50 リング 52 六角穴付止めねじ 54 ねじ孔 56a,56b 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−258276(JP,A) 実開 昭59−15875(JP,U) 実開 昭51−135821(JP,U) 実開 昭56−30679(JP,U) 実開 昭55−150221(JP,U) 実開 昭59−123774(JP,U) 実開 昭59−123773(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 35/00 - 35/16 F16K 31/44 - 31/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁を開閉するためのステムと、前記ステ
    ムの中間部に取り付けられてグランドパッキンを押える
    ためのグランドナットと、前記ステムの端部に固着され
    るハンドルとを有するバルブのための弁のロック機構で
    あって、 前記グランドナットの外周側に取り付けられるリング、 前記リングの外周側面から内周側面に向かって貫通する
    ねじ孔、 前記リングの一方主面から他方主面に向かって貫通する
    2つの孔、 前記リングの前記ねじ孔に螺着することによって前記リ
    ングを前記グランドナットの外周側に固定するためのね
    じ、および前記ハンドルのハンドルスポークを跨ぐよう
    にして前記リングの前記2つの孔に通されるストッパを
    含む、弁のロック機構。
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KR100726164B1 (ko) * 2006-03-15 2007-06-13 주식회사 에스코알티에스 부반력저항탄성재를 갖는 교좌장치

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