JP3306317B2 - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JP3306317B2
JP3306317B2 JP27671796A JP27671796A JP3306317B2 JP 3306317 B2 JP3306317 B2 JP 3306317B2 JP 27671796 A JP27671796 A JP 27671796A JP 27671796 A JP27671796 A JP 27671796A JP 3306317 B2 JP3306317 B2 JP 3306317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報処理制御装置、スキャナ装置又はプリンタ装置或
はファクシミリ装置等の複数の他の情報処理装置と、を
含む情報処理シス テムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の一の情報処理
装置からスキャナ装置又はプリンタ装置或はファクシ
ミリ装置等の複数の他の情報処理装置を制御して情報の
処理を行う情報処理システムが知られている。
【0003】この種の情報処理システムの具体的な使用
例としては、例えば、コンピュータに入力された画像情
報等を含む情報を当該コンピュータのディスプレイに表
示させる、いわゆるビューワーアプリケーションプログ
ラムを当該コンピュータ上で起動しておき、コンピュー
タに接続されているスキャナ装置で読み取った情報を当
該ビューワーアプリケーションプログラムを用いてディ
スプレイに表示すると共に、当該表示されている情報に
対して編集等の加工を施すといったような使い方が一般
化している。
【0004】また、コンピュータにファクシミリ装置と
プリンタ装置を接続しておき、当該ファクシミリ装置を
介して外部から受信した情報をコンピュータに取り込ん
で上記ビューワーアプリケーションプログラムを用いて
ディスプレイに表示して加工し、加工後の情報を今度は
コンピュータからプリンタ装置に出力して当該プリンタ
装置において所定の記録用紙に記録して出力するといっ
た使い方もある。
【0005】このとき、上述のビューワーアプリケーシ
ョンプログラムは、スキャナ装置等から取り込んだ情報
を表示する他に、コンピュータが独立して処理した一般
的な情報を表示することも可能であるように構成されて
いるのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上述のビュー
ワーアプリケーションプログラムを含む情報表示用プロ
グラムが不法に複写(コピー)された場合について考察
してみると、複写された先のコンピュータにおいては、
不法に複写した者が当該コンピュータにおいて処理され
た情報を自由に表示して見ることができることとなり、
当該情報表示用プログラムが濫用される場合があるとい
う問題点がある。
【0007】また、特定のスキャナ装置やファクシミリ
装置の附属品としてビューワーアプリケーションプログ
ラムが頒布された場合に、当該ビューワーアプリケーシ
ョンプログラムのみが不法に複写されて上記特定のスキ
ャナ装置やファクシミリ装置に接続されていない他のコ
ンピュータで使用されたときは、当該特定のスキャナ装
置やファクシミリ装置から取得した情報を表示させるた
めにあるはずのビューワーアプリケーションプログラム
が他の情報処理装置が接続されている当該他のコンピュ
ータで使用できることなり、この場合にも当該ビューワ
ーアプリケーションプログラムの濫用に繋がるという問
題点がある。
【0008】更に、上記特定のスキャナ装置やファクシ
ミリ装置から取り込んだ情報と共にビューワーアプリケ
ーションプログラムのみが不法に複写されて他のコンピ
ュータで使用された場合には、当該特定のスキャナ装置
やファクシミリ装置が接続されているコンピュータにお
いてのみ表示されるべき特定の情報が、上記他のコンピ
ュータで自由に表示することが可能となり、当該特定の
情報の秘匿性が著しく低下するという問題点もある。
【0009】そこで、本発明は、上記各問題点に鑑みて
成されたもので、その課題は、上記ビューワーアプリケ
ーションプログラムを含む情報表示用プログラムの濫用
を防止すると共に、コンピュータに接続されている特定
の情報処理装置によって取得した特定情報の秘匿性の低
下を防止することが可能な情報処理システムを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、情報処理装置と、当該
情報処理装置に接続可能であると共に当該情報処理装置
から取得した情報を用いて行う第1の処理及び当該取得
した情報以外の他の情報を用いて行う第2の処 理を夫々
実行する実行手段を備える情報処理制御装置と、を含
情報処理システムにおいて、前記情報処理制御装置は、
前記第1の処理及び前記第2の処理に先立って、当該情
報処理制御装置に対して予め設定された特定の前記情報
処理装置である特定情報処理装置が接続されているとき
に記憶される接続情報であって、前記接続されている情
報処理装置が当該特定情報処理装置であることを示す接
続情報が、当該情報処理制御装置に含まれる記憶媒体に
記憶されているか否かを確認する確認手段と、前記確認
手段における確認の結果、前記接続情報が記憶されてい
るとき、前記第1の処理及び前記第2の処理を実行する
と共に、当該確認の結果、前記接続情報が記憶されてい
ないとき、前記第1の処理及び前記第2の処理の実行を
共に禁止する処理実行制御手段と、を備える。
【0011】請求項1に記載の発明の作用によれば、情
報処理制御装置に含まれる確認手段は、第1の処理及び
第2の処理に先立って、接続情報が記憶媒体に記憶され
ているか否かを確認する。
【0012】そして、情報処理制御装置に含まれる処理
実行制御手段は、確認手段における確認の結果、接続情
報が記憶されているとき、第1の処理及び前記第2の処
を実行すると共に、当該確認の結果、接続情報が記憶
されていないとき、第1の処理及び第2の処理の実行を
共に禁止する。
【0013】よって、接続情報が記憶されていないとき
には第1の処理及び第2の処理が実行されないので、特
定情報処理装置のために開発されたアプリケーションプ
ログラムについて、当該アプリケーションプログラムが
特定情報処理装置の接続されていない情報処理制御装置
に不法に複写されたとしても、その使用を禁止すること
ができ、当該アプリケーションプログラムの濫用を防止
することができる。また、特定情報処理装置から取得し
た情報等が、特定情報処理装置の接続されていない情報
処理制御装置によって処理されることを防止できる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、特定情報処理装置と 当該特定情報処理
装置に接続可能であると共に当該特定情報処理装置から
取得した情報を用いて行う第1の処理及び当該取得した
情報以外の他の情報を用いて行う第2の処理を夫々実行
する実行手段を備える情報処理制御装置と、を含情報
処理システムにおいて、前記情報処理制御装置は、当該
情報処理制御装置に対して前記特定情報処理装置を含む
いずれかの情報処理装置が接続されたとき、前記第1
処理及び前記第2の処理に先立って、当該接続された情
報処理装置における情報処理機能について問い合せる問
い合せ手段と、前記第1の処理及び前記第2の処理に先
立って、前記問い合せ手段における問い合せ結果に基き
前記接続されている情報処理装置が前記特定情報処理
であるか否かを判別する判別手段と、前記第1の処理
及び前記第2の処理に先立って、前記判別手段により前
記接続された情報処理装置が前記特定情報処理装置であ
ると判別されたとき、当該特定情報処理装置が接続され
ていることを示す接続情報を記憶媒体に記憶させる記
手段と、前記第1の処理及び前記第2の処理に先立っ
て、前記接続情報が前記記憶媒体に記憶されているか否
かを確認する確認手段と、前記確認手段における確認の
結果、前記接続情報が記憶されているとき、前記第1
処理及び前記第2の処理を実行すると共に、当該確認の
結果、前記接続情報が記憶されていないとき、前記第1
の処理及び前記第2の処理の実行を禁止する処理実行
手段と、を備える。
【0015】請求項2に記載の発明の作用によれば、情
報処理制御装置に含まれる問い合せ手段は、当該情報処
理制御装置に対して特定情報処理装置を含むいずれかの
情報処理装置が接続されたとき、前記第1の処理及び第
2の処理に先立って、当該接続された情報処理装置にお
る情報処理機能について問い合せる
【0016】そして、情報処理制御装置に含まれる判別
手段は、第1の処理及び第2の処理に先立って、問い合
せ手段における問い合せ結果に基き接続されている情報
処理装置が特定情報処理装置であるか否かを判別する。
【0017】その後、情報処理制御装置に含まれる記憶
手段は、第1の処理及び第2の処理に先立って、判別手
段により接続された情報処理装置が特定情報処理装置
あると判別されたとき、当該特定情報処理装置が接続さ
れていることを示す接続情報を記憶媒体に記憶させる。
【0018】一方、情報処理制御装置に含まれる確認手
段は、第1の処理及び第2の処理に先立って、接続情報
が記憶媒体に記憶されているか否かを確認する。
【0019】最後に、情報処理制御装置に含まれる処理
実行制御手段は、確認手段における確認の結果、接続情
報が記憶されているとき、第1の処理及び第2の処理
実行すると共に、当該確認の結果、接続情報が記憶され
ていないとき、第1の処理及び第2の処理の実行を禁止
する
【0020】よって、特定情報処理手段が接続されてい
ない情報処理制御手段においては第1の処理及び第2の
処理が実行されないので、特定情報処理装置のために開
発されたアプリケーションプログラムについて、当該ア
プリケーションプログラムが特定情報処理装置の接続さ
れていない情報処理制御装置に不法に複写されたとして
も、その使用を禁止することができ、当該アプリケーシ
ョンプログラムの濫用を防止することができる。また、
特定情報処理装置から取得した情報等が、特定情報処理
装置の接続されていない情報処理制御装置によって処理
されることを防止できる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理システ
において、前記情報処理制御装置は、前記第1の処理
及び前記第2の処理に基づく表示を行う表示手段を含む
と共に、前記処理実行制御手段は、前記特定情報処理
置から取得した情報及び前記他の情報を前記表示手段に
表示する処理を実行するように構成される。
【0022】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、情報処理制
装置が表示手段を含むと共に、処理実行制御手段は、
特定情報処理装置から取得した情報及び他の情報を表示
手段に表示する処理を実行する。
【0023】よって、特定情報処理装置のために開発さ
れた表示用アプリケーションプログラムの濫用を防止す
ることができると共に、特定情報処理装置から取得され
た情報等が、特定情報処理装置の接続されていない情報
処理制御装置上で表示されることを防止できる。
【0024】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3に記載の情報処理システムにお
いて、前記情報処理装置は、電話回線を介して外部と接
続され、当該外部に対して情報の送受信を行う通信装置
であり、前記情報処理制御装置は、前記通信装置におけ
る前記情報の送受信を制御するコンピュータであると共
に、前記処理実行制御手段は、画像情報を含む前記通信
装置により受信した前記情報を前記表示手段に表示する
処理を行うように構成される。請求項4に記載の発明の
作用によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、
情報処理装置は通信装置であり、情報処理制御装置は通
装置における情報の送受信を制御するコンピュータで
あると共に、処理実行制御手段は、画像情報を含む通信
装置により受信した情報を表示手段に表示する処理を行
う。
【0025】よって、特定の通信装置のために開発され
たアプリケーションプログラムの濫用を防止することが
できると共に、特定の通信装置を介して受信した画像情
報を含む情報等が、特定の通信装置の接続されていない
情報処理制御装置によって表示処理されることを防止で
きる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明す
る実施形態は、記録すべき情報を所定の記録用紙に記録
するプリンタ機能、画像等の情報を読み取るスキャナ機
能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を記録する
コピー機能、スキャナ機能を用いて読み取った情報等を
電話回線を介して外部に対し送受信するファクシミリ機
能並びに電話を掛けてきた通話者のメッセージを自動的
に録音するいわゆる留守番電話機能等を備えた多機能周
辺装置にパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとい
う。)等のコンピュータを接続し、当該パソコンから多
機能周辺装置を制御して情報記録、情報読取、外部との
情報の送受信又は留守番電話機能動作並びに読み取った
情報の加工等の情報処理を行う情報処理システムに対し
て本発明を適用した場合の実施形態である。
【0044】なお、上記ファクシミリ機能には、電話回
線を介して送信されてきた送信情報を記録用紙上に記録
する本来のファクシミリ機能の他に、当該送信情報を一
時的に記憶して必要に応じて外部の他のファクシミリ装
置に送信する(すなわち、信情報を転送する)転送機能
をも含まれている。(I)情報処理システムの全体構成 始めに、本発明が適用される上記情報処理システムの全
体構成及びその外観について、図1を用いて説明する。
【0045】実施形態に係る情報処理システムSは、上
述のように、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー
機能、スキャナ機能及び留守番電話機能の夫々を備えた
多機能周辺装置1と、当該多機能周辺装置1に接続され
たパソコン30とにより構成されている。
【0046】この構成において、図1に示すように、多
機能周辺装置1の本体6の側部には後述の受話器18が
備えられ、更に当該本体6の上面前部には操作パネル2
が設けられている。また、本体6の後面上部には、上記
記録用紙を保持する記録用紙カセット5を着脱自在に装
着するためのカセット装着部3が形成され、上面中央に
はスキャナ機能を用いて読み取るべき原稿を保持する原
稿台4が形成されている。更に、多機能周辺装置1は、
電話回線24を介して外部と接続されており、当該電話
回線24を用いて上記ファクシミリ機能又は留守番電話
機能を動作させることが可能となっている。
【0047】一方、上記構成を有する多機能周辺装置1
を制御するパソコン30は、通常のコンピュータとして
構成されており、図1に示すように情報を入力するため
のキーボード31と、後述のアイコン又はボタン等をク
リック処理する(選択実行する)ためのマウス32と、
後述の各種制御プログラムを記録した記録媒体としての
フレキシブルディスク41から当該制御プログラムを読
み出すためのフレキシブルディスクドライブ装置33A
と、後述の設定画面等を含む画面を表示するための液晶
表示器等からなるディスプレイ34とにより構成されて
おり、接続ケーブル17により多機能周辺装置1と接続
されている。
【0048】ここで、上記アイコンとは、後述の夫々の
処理に対応するアプリケーションプログラムを図柄化し
てディスプレイ34上に表示したものであり、所望のア
プリケーションプログラムを選択実行する際に、当該プ
ログラムを示すアイコンをマウス32等を用いてクリッ
ク処理することにより選択して実行させるためのもので
ある。
【0049】また、上記ボタンとは、所定のアプリケー
ションプログラムを実行する際の機能設定等において、
夫々の機能設定処理(「確定」又は「取消」等)を図柄
化してディスプレイ34上に表示するもので、所望の機
能設定処理に対応するボタンをマウス32等を用いてク
リック処理することにより当該機能設定処理を実行させ
るためのものであり、通常は、ボタン自体がアイコン化
されている。 (II)多機能周辺装置の構成及び動作 次に、上記多機能周辺装置1の内部構成及び動作につい
て、図2を用いて説明する。
【0050】図2に示すように、多機能周辺装置1は、
CPU10と、ROM(Read OnlyMemory)11と、E
EPROM(Electrically Erasable and Programmable
ROM)12と、RAM(Random Access Memory)13
と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、インターフ
ェース部16と、上記受話器18と、NCU(NetworkC
ontrol Unit)19と、モデム部20と、上記操作パネ
ル2と、アンプ21と、スピーカ22と、バス23とに
より構成されている。
【0051】次に、多機能周辺装置1の上記各部の動作
を説明する。
【0052】NCU19は、電話回線24を介して入力
されるファクシミリ情報をモデム部20に出力すると共
に、電話回線24を介して入力される音声情報を受話器
18に出力する。更にNCU19は、モデム部20から
出力されるファクシミリ送信すべき情報を上記電話回線
24に送出すると共に、受話器18により発生された音
声情報を電話回線24に送出する。
【0053】次に、モデム部20は、いわゆる変復調動
作を行うものであり、より具体的には、NCU19から
入力されたファクシミリ情報に対して復調動作を行い、
当該ファクシミリ情報に対応するディジタル信号をバス
23に出力する。また、モデム部20は、バス23から
のファクシミリ情報を変調してNCU19に出力する。
【0054】スキャナ部14は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合のファクシミリ送信すべき画像等の情報を読み取
ってバス23に出力すると共に、多機能周辺装置1がコ
ピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像等
の情報を読み取ってバス23に出力する。
【0055】プリンタ部15は、CPU10の制御の
下、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合にNCU19及びモデム部20を介して入力され
た受信したファクシミリ情報を、RAM13に一時的に
記憶した後又は直接所定の記録用紙に記録して出力す
る。この他に、プリンタ部15は、多機能周辺装置1が
コピー装置として機能する場合の当該コピーすべき画像
等の情報をバス23から受け取って上記記録用紙に記録
すると共に、多機能周辺装置1がプリンタ装置として機
能する場合のパソコン30から入力された情報をバス2
3から受け取って記録用紙に記録する。
【0056】操作パネル2は、多機能周辺装置1に対し
ての指示を与えたり、所定の状態を設定するための指示
操作又は状態を表示する。なお、操作パネル2はアルフ
ァベットの大文字に対応するキーと数字に対応するキー
のみにより構成されており、当該操作パネル2から入力
処理可能な情報は、アルファベットの大文字及び数字の
みで構成されている情報のみである。
【0057】次に、ROM11は、主としてCPU10
において実行されるファクシミリ機能、スキャナ機能、
プリンタ機能又はコピー機能等を実現するための制御プ
ログラムを記憶しておくための読み出し専用のメモリで
あり、CPU10の制御の下、必要なデータ等をバス2
3を介して出力する。
【0058】EEPROM12は、多機能周辺装置1の
電源を断とした場合でも消失してはならない情報、例え
ば、多機能周辺装置1がファクシミリ装置として機能す
る場合に頻繁にファクシミリ送信する相手先の電話番号
や、いわゆる短縮ダイヤルのための電話番号等を記憶し
ておくための不揮発性のメモリである。
【0059】RAM13は、CPU10の制御の下、必
要なデータを一時的に記憶する等の動作を行うための読
み書き可能なメモリであり、具体的には、ファクシミリ
情報として電話回線24及びNCU19等を介して入力
されたデータ、電話回線24を介して外部に送出すべき
ファクシミリ情報又はスキャナ部14において読み取ら
れた情報等を一時的に記憶し、CPU10の制御により
所定のタイミングで読み出す。
【0060】インターフェース部16は、接続ケーブル
17を介して接続されているパソコン30から送信され
てくるデータ等を多機能周辺装置1に取り込むと共に、
多機能周辺装置1からパソコン30に出力すべき情報を
当該出力用に変換するためのインターフェース動作を行
う。
【0061】アンプ21は、CPU10の制御の下、ス
ピーカ22から出力すべき呼出音又はガイダンス音声等
の音声情報を増幅して当該スピーカ22に出力する。
【0062】最後に、CPU10は、バス23を介し
て、ROM11に記録されている制御プログラムに基づ
いて上述の各構成部材の動作を制御する。更に、当該C
PU10は、後述の要求信号Sq がパソコン30から送
信されてくると、それに対応して多機能周辺装置1にお
ける上記スキャナ部14等の機能設定を行うために必要
な設定項目等を返信すると共に、必要に応じて当該設定
項目等における設定現況(現在の設定内容)をパソコン
30に返信する。
【0063】上記の構成において、留守番電話機能を実
行するときには、外部の通話者から掛かってきた電話に
対応するための予め入力されたいわゆる応答メッセージ
並びに当該通話者の音声(メッセージ)は上記RAM1
3に記憶される。更にこれらの留守番電話機能はCPU
10により統轄して制御される。なお、RAM13は電
源が断となっても記憶内容が消えないように電源バック
アップすることが可能である。
【0064】一方、上記の構成において、上記転送機能
のための送信情報も上記RAM13に格納される。 (III )パソコンの構成及び全体動作 次に、上記パソコン30の構成及び概略動作について、
図3を用いて説明する。
【0065】図3に示すように、実施形態のパソコン3
0は、CPU36と、ROM39と、RAM37と、上
記キーボード31及びマウス32を含む入力部と、画像
処理部35と、表示手段としての上記ディスプレイ34
と、インターフェース部38と、バス40と、記憶媒体
としての外部記憶部33により構成されている。
【0066】この構成において、CPU36は、後述の
フローチャートで示される本発明の機能設定処理及び情
報処理等を主として行う。
【0067】また、ROM39には、上記パソコン30
の各構成要素を制御するための制御プログラムが予め記
憶されており、CPU36からの要求により、必要に応
じて当該制御プログラムをバス40を介してCPU36
に出力する。
【0068】更に、RAM37は、CPU36の制御の
もと、後述の機能設定処理に伴うデータを一時的に記憶
し、必要に応じてバス40及びインターフェース部38
を介して多機能周辺装置1に出力する。
【0069】また、画像処理部35は、CPU36の制
御のもと、後述のアイコン又はボタンと共に必要なデー
タを表示するために画像合成等の処理を行い、処理結果
をディスプレイ34に出力し、当該データ又はアイコン
等を表示する。
【0070】マウス32及びキーボード31によりなる
入力部は、上記表示されているデータを選択すると共に
ディスプレイ34上に表示されているアイコン等を操作
することにより必要な機能設定処理のためのデータ等を
バス40を介してCPU36、RAM37等に入力す
る。
【0071】次に、インターフェース部38は、バス4
0を介してCPU36の制御により出力されてくる送信
データ等を多機能周辺装置1に出力すると共に、当該多
機能周辺装置1から入力される受信データをバス40に
出力する。
【0072】更に、外部記憶部33は、図示しないHD
D(Hard Disk Drive )装置及びフレキシブルディスク
ドライブ装置33Aよりなり、このうちのHDD装置内
のハードディスクには上記CPU36における機能設定
処理のための後述のフローチャートで示される処理に対
応する制御プログラムが予め記憶(インストール)され
ており、CPU36からの要求により、必要に応じて当
該制御プログラムをバス40を介してRAM37に出力
する。また、これと並行して、外部記憶部33は、CP
U36の制御のもと、必要に応じてデータ等を保存す
る。
【0073】最後に、バス40は、上述のCPU36、
ROM39、RAM37、外部記憶部33等の各構成要
素間を接続してデータの伝送を行う。
【0074】次に、上記パソコン30における、特に本
発明に係るCPU36及びRAM37の細部構成につい
て、図4を用いて説明する。なお、図4は、パソコン3
0を用いて多機能周辺装置1を制御する際のパソコン3
0内におけるデータの流れ及び動作を、夫々の動作を示
す機能ブロック図として示したものであり、図4におけ
るログマネージャ50、ビューワーエディタ54、リモ
ートセットアップ部58、ファクシミリアプリケーショ
ン部62並びにリソースマネージャ66については、実
際には、外部記憶部33内の特にハードディスクに記憶
(インストール)されている上記ログマネージャ50等
の夫々に対応するアプリケーションプログラムに基づい
てCPU36内の演算処理部が動作することにより、上
記夫々の機能が発揮されるものである。
【0075】図4に示すように、多機能周辺装置1をパ
ソコン30から遠隔制御する場合に、当該パソコン30
は、当該多機能周辺装置1を制御して各種の情報処理を
実行するための上記ログマネージャ50等を含む制御部
MLと、制御部MLの制御のもと、多機能周辺装置1の
スキャナ部14を制御して情報の読み取りを行うと共
に、当該読み取った情報をパソコン30内に取り込むス
キャナドライバ部SCと、制御部MLの制御のもと、多
機能周辺装置1のプリンタ部15を制御してパソコン3
0から出力した情報を記録させるプリンタドライバ部P
Rと、制御部MLの制御のもと、多機能周辺装置1のN
CU19等よりなるファクシミリ機能部を制御してパソ
コン30から出力したファクシミリ送信情報を電話回線
24に送出すると共に、当該電話回線24から送信され
てきたファクシミリ受信情報をファクシミリ機能部を制
御して受信し、当該ファクシミリ受信情報をパソコン3
0に取り込むファクシミリドライバ部FXと、制御部M
Lの制御のもと、多機能周辺装置1におけるCPU1
0、スキャナ部14、プリンタ部15等の機能設定等を
行って上記留守番電話機能、転送機能、スキャナ機能又
はプリンタ機能等を発揮させるためのセットアップドラ
イバ部RMと、上記各ドライバ部と多機能周辺装置1と
の間の中継機能を有するリソースマネージャ66と、受
信バッファ67と、リソースマネージャ用バッファ68
と、パラレルポートドライバ69とにより構成されてい
る。
【0076】この構成において、制御部MLは、ログマ
ネージャ50と、処理実行制御手段、確認手段としての
ビューワーエディタ54と、問い合せ手段、判別手段、
記憶手段、記憶処理手段としてのリモートセットアップ
部58と、ファクシミリアプリケーション部62とによ
り構成されている。
【0077】また、上記スキャナドライバ部SCは、ス
キャナドライバ51と、スキャナ用受信バッファ52
と、スキャナ用送信バッファ53とにより構成されてい
る。
【0078】更に、上記プリンタドライバ部PRは、プ
リンタドライバ55と、プリンタドライバ用受信バッフ
ァ56と、プリンタドライバ用送信バッファ57とによ
り構成されている。
【0079】更にまた、上記セットアップドライバ部R
Mは、リモートセットアップデータドライバ59と、セ
ットアップ用受信バッファ60と、セットアップ用送信
バッファ61とにより構成されている。
【0080】また、上記ファクシミリドライバ部FX
は、ファクシミリドライバ63と、ファクシミリ用受信
バッファ64と、ファクシミリ用送信バッファ65とに
より構成されている。
【0081】上記の構成において、各バッファは、実際
にはRAM37内に備えられている。
【0082】また、パラレルポートドライバ69は、実
際にはインターフェース部38内に備えられているもの
である。
【0083】次に、各部の動作の概要について説明す
る。
【0084】先ず、上記制御部MLに含まれる各部の動
作について説明する。
【0085】制御部MLに含まれるログマネージャ50
は、多機能周辺装置1のファクシミリ機能部において受
信したファクシミリ受信情報における送信元、受信日時
等の受信履歴を管理すると共に、必要に応じてファクシ
ミリ受信情報を表示させるべくビューワーエディタ54
等を起動し、更に、上記ファクシミリ機能部を用いて外
部に送信すべきファクシミリ送信情報における送信先、
送信日時等の送信履歴を管理する。
【0086】制御部MLに含まれるリモートセットアッ
プ部58は、多機能周辺装置1におけるスキャナ部1
4、プリンタ部15等の構成部材における処理の開始に
先立って、当該夫々の構成部材の機能設定をパソコン3
0から遠隔的に行うためのものである。
【0087】制御部MLに含まれるファクシミリアプリ
ケーション部62は、上記のログマネージャ50或はビ
ューワーエディタ54等からファクシミリ送信が指示さ
れたとき、ファクシミリドライバ部FXを制御して、フ
ァクシミリ送信すべきファクシミリ送信情報を外部記憶
部33から取り出して多機能周辺装置1のファクシミリ
機能部を介して電話回線24に出力すると共に、電話回
線24を介して入力されてきたファクシミリ受信情報を
ファクシミリ機能部から取得して外部記憶部33に記憶
させ、且つその受信履歴等の管理情報をログマネージャ
50等に通知する。
【0088】最後に、制御部MLに含まれるビューワー
エディタ54は、スキャナ部14を用いて読み取った情
報或はファクシミリ受信した情報を取得してこれをディ
スプレイ34に表示すると共に、使用者のキーボード3
1等からの入力信号に基づいて当該表示している情報を
加工(編集)し、プリンタドライバ部PRを制御して編
集後の情報をプリンタ部15に出力し、所定の記録用紙
に記録すると共に、ファクシミリドライバ部FXを介し
てファクシミリ送信する機能を有する。また、当該ビュ
ーワーエディタ54は、多機能周辺装置1から取得した
情報に限らず、制御部ML以外の一般的なアプリケーシ
ョンプログラムによって作成された情報を表示したり、
加工(編集)することも可能である。
【0089】次に、上記スキャナドライバ部SCの動作
について説明する。
【0090】当該スキャナドライバ部SCに含まれるス
キャナ用受信バッファ52は、多機能周辺装置1から受
信したデータから後述のリソースマネージャ66におけ
る受信管理処理により振り分けられたスキャナ用受信デ
ータSsr(多機能周辺装置1のスキャナ部14で読み取
られた情報等を含む。)を一時的に記憶し、スキャナド
ライバ51に出力する。このスキャナ用受信データSsr
には、リソースマネージャ66により当該スキャナ用受
信データSsrであることを示す識別情報(ID情報フラ
グ)が付加されている。そして、スキャナドライバ51
はスキャナ用受信データSsrに対して所定の処理を施し
て制御部ML内の、例えばビューワーエディタ54に出
力し、これを受けた当該ビューワーエディタ54は、ス
キャナ用受信データSsrをディスプレイ34上に表示さ
せる等の処理を行う。このとき、当該スキャナ用受信デ
ータSsrは、スキャナドライバ51を起動したアプリケ
ーションプログラムの管理のもとに外部記憶部33に格
納される。
【0091】また、取得されたスキャナ用受信データS
srを外部にファクシミリ送信するときには、当該スキャ
ナ用受信データSsrは、ファクシミリアプリケーション
部62の制御のもと、多機能周辺装置1のファクシミリ
機能を用いて外部に出力されることとなる。
【0092】一方、上記制御部MLの処理に先立って、
当該制御部MLからスキャナ機能を実行する場合に出力
されるスキャナ部14を制御するためのデータは、スキ
ャナドライバ51からスキャナ用送信データSstとして
出力され、スキャナ用送信バッファ53に一時的に保存
される。そして、当該スキャナ用送信バッファ53から
読み出されたスキャナ用送信データSstは、後述のリソ
ースマネージャ66における送信管理処理により後述の
ようにパケット化され、スキャナ用送信データSstであ
ることを示すID情報フラグが付加されてパラレルポー
トドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信され、
スキャナ部14の動作制御に用いられる。
【0093】このとき、上述のスキャナドライバ部SC
の動作の前提として、後述のリモートセットアップ処理
が実行される。
【0094】次に、上記プリンタドライバ部PRの動作
について説明する。
【0095】当該プリンタドライバ部PRに含まれるプ
リンタドライバ用受信バッファ56は、多機能周辺装置
1から受信したデータから後述のリソースマネージャ6
6における受信管理処理により振り分けられたプリンタ
用受信データSpr(多機能周辺装置1のプリンタ部15
における記録処理の状態等を示すデータを含む。)を一
時的に記憶し、プリンタドライバ55に出力する。この
プリンタ用受信データSprには、リソースマネージャ6
6により当該プリンタ用受信データSprであることを示
すID情報フラグが付加されている。そして、プリンタ
ドライバ55はプリンタ用受信データSprに基づいて、
現在のプリンタ部15における動作状況をディスプレイ
34上に表示すると共に、プリンタドライバ55を起動
したアプリケーション部(ログマネージャ50又はビュ
ーワーエディタ54等)に必要な通知等を行う。
【0096】一方、制御部ML内のプリンタドライバ5
5を起動したアプリケーション部における所定の処理に
より生成されたプリンタ部15において記録すべきデー
タ並びにプリンタ機能を実行するために必要なプリンタ
部15を制御するためのデータは、プリンタドライバ5
5からプリンタ用送信データSptとして出力され、プリ
ンタ用送信バッファ57に一時的に保存される。そし
て、当該プリンタ用送信バッファ57から読み出された
プリンタ用送信データSptは、後述のリソースマネージ
ャ66における送信管理処理により後述のようにパケッ
ト化され、プリンタ用送信データSptであることを示す
ID情報フラグが付加されてパラレルポートドライバ6
9を介して多機能周辺装置1に送信され、プリンタ部1
5の動作が制御される。
【0097】このとき、上述のプリンタドライバ部PR
の動作の前提として、後述のリモートセットアップ処理
が実行される。
【0098】次に、上記ファクシミリドライバ部FXの
動作について説明する。
【0099】当該ファクシミリドライバ部FXに含まれ
るファクシミリ用受信バッファ64は、多機能周辺装置
1から受信したデータから後述のリソースマネージャ6
6における受信管理処理により振り分けられたファクシ
ミリ用受信データSfr(多機能周辺装置1のNCU19
等により電話回線24を介して受信した情報等を含
む。)を一時的に記憶し、ファクシミリドライバ63に
出力する。このファクシミリ用受信データSfrには、リ
ソースマネージャ66により当該ファクシミリ用受信デ
ータSfrであることを示すID情報フラグが付加されて
いる。そして、ファクシミリドライバ63はファクシミ
リ用受信データSfrに対して所定の処理を施してファク
シミリアプリケーション部62又はビューワーエディタ
54或はログマネージャ50に出力し、これを受けたフ
ァクシミリアプリケーション部62はファクシミリ用受
信データSfrを外部記憶部33に格納し、ログマネージ
ャ50は当該ファクシミリ用受信データSfrの受信履歴
を管理すると共にディスプレイ34上に受信ログ等を表
示させ、更にビューワーエディタ54は受信したファク
シミリ用受信データSfrの内容をディスプレイ34に表
示する。
【0100】一方、ファクシミリアプリケーション部6
2からファクシミリ機能を実行する場合に出力されるフ
ァクシミリ送信すべきデータ(ログマネージャ50にお
いて送信履歴を管理しているデータ、或はビューワーエ
ディタ54において編集加工されたデータ等を含む。)
及び制御データは、ファクシミリドライバ63に入力さ
れ所定の処理が施されてファクシミリ用送信データSft
となり、ファクシミリ用送信バッファ65に一時的に保
存される。そして、当該ファクシミリ用送信バッファ6
5から読み出されたファクシミリ用送信データSftは、
後述のリソースマネージャ66における送信管理処理に
より後述のようにパケット化され、ファクシミリ用送信
データSftであることを示すID情報フラグが付加され
てパラレルポートドライバ69を介して多機能周辺装置
1に送信され、NCU19等からなる多機能周辺装置1
のファクシミリ機能部を介してファクシミリ送信され
る。このとき、上述のファクシミリドライバ部FXの動
作の前提として、後述のリモートセットアップ処理が実
行される。
【0101】なお、当該リモートセットアップ処理にお
いて上記転送機能のために送信情報をRAM13に記憶
させるべく送信情報記憶機能が動作するように設定され
たときには、多機能周辺装置1は、当該送信情報をプリ
ンタ部15を用いて記録すると共にRAM13に格納
し、外部の他のファクシミリ装置から当該送信情報の転
送を要求する要求信号が入力されたときには当該他のフ
ァクシミリ装置に対して送信情報の転送を行う。
【0102】次に、セットアップドライバ部RMの動作
について説明する。
【0103】上述のように、セットアップドライバ部R
Mは、制御部MLにおけるスキャナ部14、プリンタ部
15及びファクシミリ機能を制御する動作に先立って、
多機能周辺装置1における種々の機能設定をパソコン3
0から行うためのものである。この動作において、当該
セットアップドライバ部RMに含まれるセットアップ用
受信バッファ60は、多機能周辺装置1から受信したデ
ータから後述のリソースマネージャ66における受信管
理処理により振り分けられたセットアップ用受信データ
Srr(多機能周辺装置1の機能設定における設定完了情
報等を含む。)を一時的に記憶し、リモートセットアッ
プデータドライバ59に出力する。このセットアップ用
受信データSrrには、リソースマネージャ66により当
該セットアップ用受信データSrrであることを示すID
情報フラグが付加されている。そして、リモートセット
アップデータドライバ59はセットアップ用受信データ
Srrに基づいて、後に例示する多機能周辺装置1におけ
る機能設定のためのリモートセットアップ処理を行う。
【0104】一方、リモートセットアップ部58から出
力される、多機能周辺装置1における機能設定処理のた
めのデータ(この中に、後述のリモートセットアップ処
理における問い合せのための要求信号Sq が含まれてい
る。)は、リモートセットアップデータドライバ59か
らセットアップ用送信データSrtとして出力され、セッ
トアップ用送信バッファ61に一時的に保存される。そ
して、当該セットアップ用送信バッファ61から読み出
されたセットアップ用送信データSrtは、後述のリソー
スマネージャ66における送信管理処理により後述のよ
うにパケット化され、セットアップ用送信データSrtで
あることを示すID情報フラグが付加されてパラレルポ
ートドライバ69を介して多機能周辺装置1に送信さ
れ、機能設定が行われる。
【0105】次に、上記夫々のドライバが動作する際の
上記リソースマネージャ66、受信バッファ67及びリ
ソースマネージャ用バッファ68の動作について説明す
る。始めに、本実施形態におけるパソコン30と多機能
周辺装置1との間のデータの授受の態様について概説す
る。本実施形態においては、パソコン30と多機能周辺
装置1との間でデータの授受を行う際、当該データは、
スキャナ部14用データ(スキャナドライバ部SC関
連)、プリンタ部15用データ(プリンタドライバ部P
R関連)、NCU19等からなるファクシミリ機能部用
データ(ファクシミリドライバ部FX関連)並びに機能
設定用データ(セットアップドライバ部RM関連)毎に
パケット化され分離されている。すなわち、一のパケッ
トの中には一種類のデータが含まれており、当該パケッ
トの先頭には、夫々のパケットに含まれるデータのデー
タ量及び当該データの種類を示すID情報フラグ(スキ
ャナドライバ部SC関連のデータ、プリンタドライバ部
PR関連のデータ、ファクシミリドライバ部FX関連の
データ又はセットアップドライバ部RM関連のデータの
うち、いずれのデータであるかを示すID情報フラグ)
を記述したヘッダが付加されている。
【0106】次に、リソースマネージャ66における受
信管理処理について説明する。
【0107】リソースマネージャ66は、多機能周辺装
置1からのデータを受信する際には、当該パケット化さ
れているデータに対応して、パラレルポートドライバ6
9を介して受信され受信バッファ67に一時的に記憶さ
れている受信データSr におけるパケット毎のヘッダの
内容を識別し、当該記憶されている受信データSr を上
記スキャナドライバSCに関連するスキャナ用受信デー
タSsr、プリンタドライバPRに関連するプリンタ用受
信データSpr、ファクシミリドライバFXに関連するフ
ァクシミリ用受信データSfr及びセットアップドライバ
RMに関連するセットアップ用受信データSrrに分割
し、これらを時系列的に分離して出力する。この受信管
理処理の際、リソースマネージャ66は受信バッファ6
7との間で管理メッセージSmrの授受を行い上記受信管
理処理を行う。
【0108】一方、リソースマネージャ66における送
信管理処理においては、上記各ドライバから送信されて
くるスキャナ用送信データSst、プリンタ用送信データ
Spt、ファクシミリ用送信データSft及びセットアップ
用送信データSrtを、夫々に所定のデータ量毎に分割し
てパケット化し、当該リソースマネージャ66から夫々
のデータのID情報フラグを管理メッセージSmtとして
出力することにより当該ID情報フラグをパケット毎に
そのヘッダに記述し、夫々のパケットを時系列的に並べ
直して送信データSt としてパラレルポートドライバ6
9に出力する。なお、この他にリソースマネージャ66
は、必要に応じてセットアップドライバRMからの後述
の要求信号Sq を多機能周辺装置1に出力する。
【0109】上記のリソースマネージャ66の動作にお
いて、リソースマネージャ用バッファ68は、上記受信
管理処理時にリソースマネージャ66において必要なデ
ータを一時的に格納し、所定のタイミングでリソースマ
ネージャ66に出力する。
【0110】また、パラレルポートドライバ69は、上
記受信データSr を多機能周辺装置1から受信して受信
バッファ67に出力すると共に、上記送信データSt を
多機能周辺装置1に出力する。
【0111】上述のように、リソースマネージャ66に
おいてパケット化されたデータに対して送信管理処理及
び受信管理処理を行うことにより、例えば、ファクシミ
リ機能部とスキャナ部14又はプリンタ部15とを同時
に(実際には時分割的に)動作させることができ、従っ
て、多機能周辺装置1において、例えば、ファクシミリ
受信したデータをパソコン30に取り込みつつパソコン
30から出力したデータをプリントアウトするという同
時動作が可能となるのである。 (IV)機能設定処理(リモートセットアップ処理)の実
施形態 次に、パソコン30内の上記各ドライバに対応した動作
の前提としてのセットアップドライバRMにおける本発
明の機能設定処理(リモートセットアップ処理)の実施
形態について図5乃至図11を用いて説明する。
【0112】始めに、機能設定処理の前に実行されるイ
ンストール処理について、図5を用いて説明する。
【0113】本実施形態における上記制御部ML及び各
ドライバ部並びにリソースマネージャ66は、上述のよ
うに実際には外部記憶部33内の特にハードディスクに
記憶されている上記制御部ML等の夫々に対応するアプ
リケーションプログラムに基づいてCPU36内の演算
処理部が動作することにより、上記夫々の機能が発揮さ
れるので、パソコン30から多機能周辺装置1の制御を
実行するときには上記各アプリケーションプログラムを
ハードディスクにインストールする必要がある。
【0114】パソコン30におけるインストール処理に
おいては、図5に示すように、始めに、フレキシブルデ
ィスク41に格納されている上記各アプリケーションプ
ログラムをフレキシブルディスクドライブ装置33Aを
介して読み出し、当該読み出したアプリケーションプロ
グラムが圧縮されているときにはそれをもとの状態に戻
して、外部記憶部33(ハードディスク)に記憶すると
共に、後述のOS(オペレーティングシステム)の起動
時に、リソースマネージャ66が自動的に起動するよう
に設定しておく(ステップS1)。
【0115】次に、リモートセットアップ部58から多
機能周辺装置1における処理能力を問い合せる問い合せ
処理(多機能周辺装置1において実際に処理可能な機能
とパソコン30において機能設定を行う際の設定項目等
が不適合とならないようにするための処理である。)が
完了していない旨(インストール時であるので、当然に
完了していない。)をハードディスク上の所定のファイ
ルに記録する(ステップS2)。次に、上記各アプリケ
ーションプログラムの実行等を総合的に管理する基本ソ
フトウェアである上記OSを再スタートさせることによ
り(ステップS3)上述のリソースマネージャ66を起
動させ(ステップS4)、更に必要に応じてリモートセ
ットアップ部58及びセットアップドライバ部RMを起
動して機能設定処理等を行う(ステップS5)。
【0116】以上の動作により前提としてのインストー
ル処理が終了する。
【0117】次に、後述のリモートセットアップ処理が
実行されるときに起動されているべきリソースマネージ
ャ66の起動処理について、図6を用いて説明する。
【0118】リソースマネージャの起動処理において
は、図6に示すように、始めに、多機能周辺装置1に対
する上記問い合せ処理が完了しているか否かがハードデ
ィスクを参照することにより判定され(ステップS1
0)、完了していないときには(ステップS10;N
O)、次に、後述のリモートセットアップ処理を実行し
てそれに含まれる上記問い合せ処理が実行され(ステッ
プS11)、その後ステップS12に移行する。
【0119】一方、ステップS10における判定におい
て、既に問い合せ処理が完了しているときは(ステップ
S10;YES)、次に、リソースマネージャ66とし
ての通常の処理、すなわち、上述の送信管理処理又は受
信管理処理を実行する(ステップS12)。その後、当
該通常の処理を終了するか否かを確認し(ステップS1
3)、終了するのであれば(ステップS13;YES)
そのまま処理を終了し、終了しないのであれば(ステッ
プS13;NO)再度ステップS12に戻ってリソース
マネージャ66としての通常の処理を継続する。
【0120】次に、上記インストール処理が実行された
後に、リソースマネージャ66の起動処理と共に必要に
応じてパソコン30の主としてリモートセットアップ部
58及びセットアップドライバ部RMにおいて実行され
る実際の機能設定処理としてのリモートセットアップ処
理について、図7乃至図11を用いて説明する。
【0121】インストール処理終了後に実行されるリモ
ートセットアップ処理においては、図7に示すように、
始めに、多機能周辺装置1に対する上記問い合せ処理が
完了しているか否かがハードディスクを参照することに
より判定され(ステップS20)、完了していないとき
には(ステップS20;NO)、次に、上記問い合せ処
理が実行され(ステップS21)、その後ステップS2
2に移行する。ステップS21における問い合せ処理に
ついては後ほど詳説する。
【0122】一方、ステップS20の判定において、過
去のリモートセットアップ処理等が実行されたことによ
り既に問い合せ処理が終了しているときは(ステップS
20;YES)、次に、問い合せ処理により取得した設
定項目等に基づいて、当該設定項目等に対応する機能デ
ータ(例えば、スキャナ部14において読み取り可能な
解像度やプリンタ部15において記録可能な分解能等の
データ(選択枝))を多機能周辺装置1から取得して機
能設定のための設定画面を形成する(ステップS2
2)。この設定画面については後ほど具体的に例示す
る。
【0123】次に、いずれかの設定画面において、後述
の「OK」に対応する確定ボタンがクリック処理された
か否かが判定され(ステップS23)、クリック処理さ
れたときには(ステップS23;YES)、設定画面で
設定(選択)されたデータ(多機能周辺装置1の機能を
設定するためのデータ)を多機能周辺装置1に送信して
(ステップS26)リモートセットアップ処理を終了す
る。
【0124】一方、ステップS23における判定におい
て、確定ボタンがクリック処理されていないときには
(ステップS23;NO)、次に、いずれかの設定画面
で後述の機能設定を終了するための「キャンセル」に対
応する取消ボタンがクリック処理されたか否かが判定さ
れ(ステップS24)、取消ボタンがクリック処理され
ているときには(ステップS24;YES)そのまま処
理を終了し、クリック処理されていないときは(ステッ
プS24;NO)、設定画面において機能設定を変更す
るためのキーボード31における入力処理及びマウス3
2における入力処理並びに関連する表示処理を行い(ス
テップS25)、ステップS23に戻る。以上の処理に
より、多機能周辺装置1に対するパソコン30からのリ
モートセットアップ処理が終了する。
【0125】なお、上述のリモートセットアップ部58
の処理の開始時においては、リモートセットアップデー
タドライバ59からリソースマネージャ66に対して多
機能周辺装置1との間でデータの授受を行うことを可能
とするために、セットアップ用受信バッファ60とセッ
トアップ用送信バッファ61をRAM37上に確保する
ためのオープン指令を出力し、また、そのセットアップ
動作を終了するときにおいては、リソースマネージャ6
6に対して起動時に確保したRAM37上のセットアッ
プ用受信バッファ60とセットアップ用送信バッファ6
1を開放するためのクローズ指令を出力するように構成
されている。これは、セットアップ用受信バッファ60
とセットアップ用送信バッファ61が、不要のとき(リ
モートセットアップデータドライバ59が動作していな
いとき)まで敢えてRAM37上にメモリ領域を占有す
るのは好ましくないからである。
【0126】そして、このオープン指令に対応して、リ
ソースマネージャ66が多機能周辺装置1との間で通信
を実施可能な状態であることを確認した場合には、直ち
にセットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送
信バッファ61をRAM37上に確保すると共に、その
旨をリモートセットアップデータドライバ59に通知す
る。その後、リモートセットアップデータドライバ59
とリソースマネージャ66は、以下の手順を通して多機
能周辺装置1との間でコマンドデータ等の各種データの
授受を行う。すなわち、リモートセットアップデータド
ライバ59から多機能周辺装置1に対して送信すべきデ
ータがセットアップ用送信バッファ61に格納された後
に「送信データあり。」のセットアップ用メッセージM
r がリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対してセ
ットアップ用送信バッファ61内の上記データを送信す
ると共に、多機能周辺装置1からデータを受信したとき
には、リソースマネージャ66が当該受信データをセッ
トアップ用受信バッファ60に格納した後に「受信デー
タあり。」のセットアップ用メッセージMr をリモート
セットアップデータドライバ59に出力して上記受信デ
ータを取り込むように通知する。
【0127】ここで、リモートセットアップ処理用のセ
ットアップ用受信バッファ60とセットアップ用送信バ
ッファ61とセットアップ用メッセージMr とを用いた
上記処理は、ファクシミリドライバ部FXが常に動作状
態にあり、且つファクシミリ用受信バッファ64及びフ
ァクシミリ用送信バッファ65が常時確保されている点
を除いてビューワーエディタ54等の他の制御部及び各
ドライバ部においても同様に行われる。すなわち、制御
部MLによって起動されるスキャナドライバ部SC、プ
リンタドライバ部PR又はファクシミリドライバ部FX
から多機能周辺装置1におけるスキャナ部14、プリン
タ部15又はNCU19等を含むファクシミリ機能部を
制御して動作させる場合には、夫々のドライバ部の各ド
ライバからスキャナ用データとスキャナ用メッセージM
s 又はプリンタ用データとプリンタ用メッセージMp 或
はファクシミリ用データとファクシミリ用メッセージM
fがリソースマネージャ66に出力され、これを受けた
リソースマネージャ66が多機能周辺装置1に対して夫
々のドライバ部に対応するパケットデータとして出力す
ると共に、多機能周辺装置1から各ドライバ部SC、P
R及びFXに対応するデータを受信した場合には、リソ
ースマネージャ66が当該受信データと各メッセージM
s 、Mp 及びMf を夫々対応するドライバに出力するこ
とによりデータの授受が行われる。なお、ファクシミリ
ドライバ63並びにファクシミリ用受信バッファ64及
びファクシミリ用送信バッファ65が常に動作可能な状
態にあるのは、多機能周辺装置1がファクシミリ受信し
たデータをいつ送信してくるかわからないので、常に待
機するためである。
【0128】次に、ステップS21における問い合せ処
理の細部について、図8を用いて説明する。
【0129】多機能周辺装置1に対する能力問い合せ処
理においては、図8に示すように、始めに、当該能力問
い合せのための問い合せコマンド(例えば、当該多機能
周辺装置1の型式、バージョン又は設置の対象国名等を
パソコン30に送信すべきことを命じるコマンド)が要
求信号Sq としてリモートセットアップ部58からセッ
トアップドライバ部RMを介して多機能周辺装置1に出
力される(ステップS30)。次に、当該問い合せコマ
ンドに対する返答状態(例えば、いずれの信号も返信さ
れてこない等)に基づいて、パソコン30に現在接続さ
れている多機能周辺装置1が予め設定された特定の多機
能周辺装置1(例えば、上記ビューワーエディタ54が
機能しているときに接続されるべき多機能周辺装置1で
あり、当該ビューワーエディタ54と同じメーカで製造
されている多機能周辺装置1)であるか否かが判定され
る(ステップS31)。そして、接続されているのが当
該特定の多機能周辺装置1でないときは(ステップS3
1;NO)、次に、接続されているのが当該特定の多機
能周辺装置1でないので、能力の問い合せができない旨
のエラー表示を行い(ステップS34)、上記ステップ
S22の処理に移行する。
【0130】一方、ステップS31における判定におい
て、接続されているのが当該特定の多機能周辺装置1で
あるときは(ステップS31;YES)、次に、当該特
定の多機能周辺装置1から型式、バージョン又は設置の
対象国名等を取得してハードディスク等に記録する(ス
テップS32)。そして、その後、接続されているのが
当該特定の多機能周辺装置1であることを示す接続情報
(例えば、当該特定の多機能周辺装置1が製造されたメ
ーカ名を示す情報であり、以下、ライセンス情報とい
う。)をハードディスク内の所定のファイルに記録して
(ステップS33)、上記ステップS22の処理に移行
する。
【0131】以上説明した図8に示す処理により、パソ
コン30に接続されているのが特定の多機能周辺装置1
であることを示すライセンス情報と共に、当該特定の多
機能周辺装置1の型式、バージョン等の問い合せが完了
する。この問い合せ処理を含むリモートセットアップ処
理が終了した後、別の機会に再度多機能能周辺装置1を
制御すべく図6に示すリモートセットアップ処理を実行
したときには、当該リモートセットアップ処理における
ステップS10においては、「YES」の判定が行われ
ることとなる。
【0132】次に、上述のステップS22における処理
により形成される機能設定のための設定画面の例につい
て、図9乃至図11を用いて説明する。
【0133】始めに、多機能周辺装置1における共通事
項を設定するための設定画面について、図9(a)を用
いて説明する。
【0134】図9(a)に示すように、共通事項を設定
するための設定画面は、例えば、多機能周辺装置1の電
話端末としての局名を設定するための局名設定欄70
と、多機能周辺装置1の電話端末としての電話番号を設
定するための局電話番号設定欄71と、多機能周辺装置
1のファクシミリ端末としての電話番号を設定するため
の局FAX番号設定欄72と、多機能周辺装置1が接続
されている電話回線24における回線種類(トーン回線
か又はプッシュ回線か)を設定するためのダイアルタイ
プ設定欄73と、現在の日付及び時刻を設定登録するた
めの日付設定欄74と、多機能周辺装置1のプリンタ部
15で用いる用紙サイズを設定するための紙サイズ設定
欄75と、設定を終了するときに操作されるボタンであ
る「OK」に対応する確定ボタン76と、設定を取り消
すときに操作されるボタンである「キャンセル」に対応
する取消ボタン77とにより構成されている。
【0135】次に、プリンタ部15に対応する設定画面
の例について、図9(b)を用いて説明する。
【0136】図9(b)に示すように、プリンタ部15
に対応する設定画面は、例えば、プリンタ部15におけ
る記録モードを選択設定するためのモード設定欄80
と、最後の記録用紙への記録が終了してから、トナーを
定着させるためのヒータを非使用状態(低温状態)に切
り換えるまでの時間であるスリープタイムを設定するた
めのスリープタイム設定欄81と、上記確定ボタン76
と同様の「OK」に対応する確定ボタン83と、上記取
消ボタン77と同様の「キャンセル」に対応する取消ボ
タン84とにより構成されている。
【0137】なお、上記スリープタイムを設定するの
は、多機能周辺装置1が設置される国によっては、当該
スリープタイムの最大値に制限を課している国(当該国
に設置される多機能周辺装置1においては、通常スリー
プタイムの最大値が当該制限値となっている。)とそう
でない国(当該国に設置される多機能周辺装置1におい
てはスリープタイムの最大値は設定されていない。)と
があり、これら双方の国における情報処理システムSの
リモートセットアップ処理を共通のリモートセットアッ
プ部58で行うためのものである。
【0138】次に、多機能周辺装置1を通常の電話機と
して使用する際の機能の設定画面である短縮ダイアル登
録の設定画面の例について、図10(a)を用いて説明
する。
【0139】図10(a)に示すように、短縮ダイアル
登録の設定画面は、いわゆる短縮ダイアルを登録するか
又はワンタッチダイアルを登録するかを選択するための
ダイアル選択欄90と、短縮ダイアル番号毎に通話先名
と電話番号を入力するための通話先入力欄91と、上記
確定ボタン76と同様の「OK」に対応する確定ボタン
92と、上記取消ボタン77と同様の「キャンセル」に
対応する取消ボタン93とにより構成されている。
【0140】次に、多機能周辺装置1をファクシミリ装
置として使用する際の機能の設定画面の例について、図
10(b)及び図11(a)を用いて説明する。
【0141】図10(b)に示すように、ファクシミリ
機能のための設定画面は、例えば、送信情報記憶機能
(すなわち、電話回線24を介して送信されてきたファ
クシミリ情報(送信情報)をRAM13に一時的に記憶
し、必要に応じて他のファクシミリ装置に転送するため
の送信情報記憶機能)のオン/オフを設定するための送
信情報記憶機能オン/オフ設定欄100と、多機能周辺
装置1における留守番電話機能のオン/オフを切換設定
するための留守番電話機能オン/オフ設定欄101と、
上記確定ボタン76と同様の「OK」に対応する確定ボ
タン102と、上記取消ボタン77と同様の「キャンセ
ル」に対応する取消ボタン103と、ファクシミリ機能
のための他の設定画面を見るための次頁ボタン104と
により構成されている。
【0142】また、図11(a)に示すように、ファク
シミリ機能のための他の設定画面は、例えば、電話回線
24がダイアル回線かトーン回線かを設定するための回
線種類設定欄110と、多機能周辺装置1におけるスピ
ーカ22をオン又はオフに設定するためのスピーカオン
/オフ設定欄111と、多機能周辺装置1における送受
信機能を使用されている電話回線24における通信速度
に合致するように設定するための回線速度設定欄112
と、上記スピーカ22の音量を設定するためのスピーカ
音量設定欄113と、ファクシミリ情報の送受信の際
に、NCU19においてトーン信号(ビジートーン信号
(話中のときに電話回線から出力される“ツーツー”と
いう断続音)又はダイアルトーン信号(通話前又は通話
後に電話回線から出力される“ツー”という連続音))
の検出を行うか否かを設定するためのトーン信号検出設
定欄114と、上記確定ボタン76と同様の「OK」に
対応する確定ボタン115と、上記取消ボタン77と同
様の「キャンセル」に対応する取消ボタン116とによ
り構成されている。
【0143】最後に、本発明とは直接関係するものでは
ないが、スキャナ部14に対応する設定画面の例につい
て、図11(b)を用いて説明する。なお、この設定画
面は、スキャナ機能を実行する際に、どのような条件で
スキャナ読取を実行するかを選択するために表示される
ものであり、スキャナドライバ51の起動と共に表示さ
れる。
【0144】図11(b)に示すように、スキャナ部1
4に対応する設定画面は、例えば、スキャナ部14の読
取能力を選択設定するための読取能力選択欄120と、
選択した読取能力を確定するためのスキャナ機能実行用
の確定ボタン121と、スキャナ部14の解像度の選択
枝が一度に読取能力選択欄120内に表示できない場
合、次の画面を見るときにクリックされる次頁ボタン1
22とにより構成されている。なお、図11(b)に示
す場合には、スキャナ部14の読取能力が、100×1
00dpi(dot per inch)、100×200dpi、
200×200dpi、200×300dpi及び30
0×300dpiの4種類から選択できることとなる。
この選択枝は上記ステップS32の処理によって取得さ
れたものである。 (V)情報処理の実施形態 次に、本発明に係る上記ライセンス情報を用いた情報処
理の一例について、上記ビューワーエディタ54を用い
た編集加工処理を例として図12を用いて説明する。
【0145】以下に説明する処理においては、ビューワ
ーエディタ54を実行する際に、ライセンス情報が記録
されていないパソコン30、すなわち、ビューワーエデ
ィタ54が本来実行されるべきパソコンでないパソコン
30において当該ビューワーエディタ54が実行される
ときに上記ライセンス情報が参照され、ライセンス情報
が記録されていないパソコンおいてはビューワーエディ
タ54は動作しない。ビューワーエディタ54における
処理を行う際には、図12に示すように、始めに、ビュ
ーワーエディタ54が起動され(ステップS40)、次
に、ハードディスクに上記ライセンス情報が記録されて
いるか否かがビューワーエディタ54により確認される
(ステップS41)。そして、ライセンス情報が記録さ
れている場合には(ステップS41;YES)、当該ビ
ューワーエディタ54を用いて制御すべき上記特定の多
機能周辺装置1が接続されているとして、次に、当該特
定の多機能周辺装置1を用いて取得した情報をディスプ
レイ34に表示すると共に必要に応じて加工し(ステッ
プS42)、加工後の情報を多機能周辺装置1に出力し
て記録又はファクシミリ送信等の処理を行い(ステップ
S43)、ビューワーエディタ54としての処理を終了
する。
【0146】一方、ステップS41における判定におい
て、ライセンス情報が記録されていないときは(ステッ
プS41;NO)、当該ビューワーエディタ54を用い
て制御すべき特定の多機能周辺装置1が接続されていな
いパソコンにおいてビューワーエディタ54が起動され
たもの(すなわちビューワーエディタ54が不法に複写
されているもの)として、その不正使用を禁止すると共
に特定の多機能周辺装置1で取得した情報の秘匿性を守
るべく、ビューワーエディタ54を動作させない旨のエ
ラーメッセージをディスプレイ34に表示し(ステップ
S44)、ビューワーエディタ54の表示画面を消去し
て(ステップS45)処理を終了する。以上説明したよ
うに、実施形態の機能設定処理及び情報処理において
は、ライセンス情報が記録されていないときにはビュー
ワーエディタ54による情報の処理が実行されないの
で、多機能周辺装置1のために開発されたアプリケーシ
ョンプログラム(ビューワーエディタ54等)の不正使
用が禁止されると共に、特定の多機能周辺装置1から取
得した情報等が、特定の多機能周辺装置1が接続されて
いないパソコン30によって処理されることを防止でき
る。特に、ビューワーエディタ54は、多機能周辺装置
1から取得した情報に限らず、制御部ML以外の一般的
なアプリケーションプログラムによって作成された情報
を表示したり、加工(編集)を行うことも可能なアプリ
ケーションプログラムであって、多機能周辺装置1と独
立して利用することも可能なアプリケーションプログラ
ムであるため、不正に複写されやすいものであるが、上
記ライセンス情報の付加によってその不正使用を防止で
きる。
【0147】また、パソコン30に含まれるリモートセ
ットアップ部58が、特定の多機能周辺装置1を含むい
ずれかの多機能周辺装置がパソコン30に接続されたと
き、情報の処理に先立って、当該接続された多機能周辺
装置における情報処理機能について問い合せ、その問い
合せ結果に基き接続されている多機能周辺装置が特定の
多機能周辺装置1であるか否かを判別し、当該特定の多
機能周辺装置1が接続されていると判別されたときライ
センス情報を外部記憶部33(ハードディスク)に記録
すると共に、情報の処理に先立ってライセンス情報が外
部記憶部33に記録されているか否かを確認し、その確
認の結果、ライセンス情報が記録されているとき情報の
処理を実行するので、特定の多機能周辺装置1以外の多
機能周辺装置が接続されたときはライセンス情報が記録
されず情報の処理が実行されないこととなり、特定の多
機能周辺装置1のために用意されたアプリケーションプ
ログラム(ビューワーエディタ54等)の不正使用が禁
止できると共に、当該特定の多機能周辺装置1以外の多
機能周辺装置が接続されているパソコン30において、
特定の多機能周辺装置1からファクシミリ受信等により
取得した情報等に対して表示等の処理が実行されること
を防止できる。
【0148】なお、上述の実施形態においては、ビュー
ワーエディタ54を実行する際のライセンス情報の活用
について説明したが、これに限らず、ビューワーエディ
タ54以外の、例えば多機能周辺装置1が接続されてい
ない状態でも利用可能なアプリケーションプログラムに
おいて、当該アプリケーションプログラムによる処理に
対してライセンス情報を最初に確認し、それがないとき
は所定の処理が実行されないようにしてもよい。
【0149】また、上記各実施形態を行うためのアプリ
ケーションプログラムは、フレキシブルディスク41又
はCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory )等
の記録媒体に記録させておくことができるので、パソコ
ン30に限らず、アプリケーションプログラムが実行可
能なコンピュータであれば、いずれのコンピュータを用
いても本発明を適用することができる。
【0150】更に、上記の各実施形態においては、多機
能周辺装置1をパソコン30から遠隔制御する際の実施
の形態について説明したが、これに限らず、コンピュー
タから他の情報処理装置を制御して、当該他の情報処理
装置における機能設定を行う場合に広く適用できる。
【0151】更にまた、上記各実施形態はスキャナ部1
4、プリンタ部15又はNCU19等からなるファクシ
ミリ機能部を一体に備えた多機能周辺装置1を対象とし
た実施形態であって、スキャナ部14等の機能を周辺装
置として一元的にパソコン30から管理するようにした
実施形態であるが、これに限らず、スキャナ装置やプリ
ンタ装置単体の周辺装置を含んだ情報処理装置に対して
も本発明を適用することができる。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、第1の処理及び第2の処理に先立って接
続情報が記憶媒体に記憶されているか否かを確認し、確
認の結果接続情報が記憶されているとき、第1の処理
び前記第2の処理を実行すると共に、当該確認の結果、
接続情報が記憶されていないとき、第1の処理及び第2
の処理の実行を共に禁止するので、接続情報が記憶され
ていないときには第1の処理及び第2の処理が実行され
ないこととる。
【0153】よって、特定情報処理装置のために開発さ
れたアプリケーションプログラムについて、当該アプリ
ケーションプログラムが特定情報処理装置の接続されて
いない情報処理制御装置に不法に複写されたとしても、
その使用を禁止することができ、当該アプリケーション
プログラムの濫用を防止することができる。また、特定
情報処理装置から取得した情報等が、特定情報処理装置
の接続されていない情報処理制御装置によって処理され
ることを防止できるので、特定情報処理装置によって取
得した情報の秘匿性を向上させることができる。
【0154】請求項2に記載の発明によれば、第1の処
及び第2の処理に先立って接続された情報処理装置
おける情報処理機能について問い合せ、その問い合せ結
果に基き接続されている情報処理装置が特定情報処理
であるか否かを判別し、当該特定情報処理装置が接続
されていると判別されたとき接続情報を記憶媒体に記憶
すると共に、第1の処理及び第2の処理に先立って接続
情報が記憶媒体に記憶されているか否かを確認し、その
確認の結果、接続情報が記憶されているとき、第1の処
及び第2の処理を実行すると共に、当該確認の結果、
接続情報が記憶されていないとき、第1の処理及び第2
の処理の実行を禁止する
【0155】よって、特定情報処理手段が接続されてい
ない情報処理制御手段においては第1の処理及び第2の
処理が実行されないので、特定情報処理装置のために開
発されたアプリケーションプログラムについて、当該ア
プリケーションプログラムが特定情報処理装置の接続さ
れていない情報処理制御装置に不法に複写されたとして
も、その使用を禁止することができ、当該アプリケーシ
ョンプログラムの濫用を防止することができる。また、
特定情報処理装置から取得した情報等が、特定情報処理
装置の接続されていない情報処理制御装置によって処理
されることを防止できるので、特定情報処理手段によっ
て取得した情報の秘匿性を向上させることができる。
【0156】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、情報処理制御装置
が表示手段を含むと共に、処理実行制御手段は、処理実
制御手段は、特定情報処理装置から取得した情報及び
他の情報を表示手段に表示する処理を実行するので、特
定情報処理装置のために開発された表示用アプリケーシ
ョンプログラムの濫用を防止することができると共に、
特定情報処理装置から取得された情報等が、特定情報処
装置の接続されていない情報処理制御装置上で表示さ
れることを防止できる。
【0157】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、情報処理装置は通信装置
であり、情報処理制御装置はコンピュータであると共
に、処理実行制御手段は、通信装置により受信した情報
を表示手段に表示する処理を行うので、特定の通信装置
のために開発されたアプリケーションプログラムの濫用
を防止することができると共に、特定の通信装置を介し
て受信した画像情報を含む情報等が、特定の通信装置
接続されていない情報処理制御装置によって表示処理さ
れることを防止できる。
【0158】
【0159】
【0160】
【0161】
【0162】
【0163】
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理システムの全体構成を示す外観図であ
る。
【図2】多機能周辺装置の内部の概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】パソコンの内部の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図4】パソコンの機能構成を示すブロック図である。
【図5】インストール処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】リソースマネージャの起動処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】リモートセットアップ処理を示すフローチャー
トである。
【図8】問い合せ処理を示すフローチャートである。
【図9】設定画面の例(I)を示す図であり、(a)は
一般設定に対応する設定画面の一例を示す図であり、
(b)はプリンタ部の設定に対応する設定画面の一例を
示す図である。
【図10】設定画面の例(II)を示す図であり、(a)
は短縮ダイアル登録に対応する設定画面の一例を示す図
であり、(b)はファクシミリ機能の設定に対応する設
定画面の例(i)を示す図である。
【図11】設定画面の例(III )を示す図であり、
(a)はファクシミリ機能の設定に対応する設定画面の
例(ii)を示す図であり、(b)はスキャナ部の設定に
対応する設定画面の一例を示す図である。
【図12】ビューワーエディタの動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…多機能周辺装置 2…操作パネル 3…カセット装着部 4…原稿台 5…記録用紙カセット 6…本体 10、36…CPU 11、39…ROM 12…EEPROM 13、37…RAM 14…スキャナ部 15…プリンタ部 16、38…インターフェース部 17…接続ケーブル 18…受話器 19…NCU 20…モデム部 21…アンプ 22…スピーカ 23、40…バス 24…電話回線 30…パソコン 31…キーボード 32…マウス 33…外部記憶部 33A…フレキシブルディスクドライブ装置 34…ディスプレイ 35…画像処理部 41…フレキシブルディスク 50…ログマネージャ 51…スキャナドライバ 52…スキャナ用受信バッファ 53…スキャナ用送信バッファ 54…ビューワーエディタ 55…プリンタドライバ 56…プリンタドライバ用受信バッファ 57…プリンタドライバ用送信バッファ 58…リモートセットアップ部 59…リモートセットアップデータドライバ 60…セットアップ用受信バッファ 61…セットアップ用送信バッファ 62…ファクシミリアプリケーション部 63…ファクシミリドライバ 64…ファクシミリ用受信バッファ 65…ファクシミリ用送信バッファ 66…リソースマネージャ 67…受信バッファ 68…リソースマネージャ用バッファ 69…パラレルポートドライバ 70…局名設定欄 71…局電話番号設定欄 72…局FAX番号設定欄 73…ダイアルタイプ設定欄 74…日付設定欄 75…紙サイズ設定欄 76、83、92、102、115、121…確定ボタ
ン 77、84、93、103、116…取消ボタン 80…モード設定欄 81…スリープタイム設定欄 90…ダイアル選択欄 91…通話先入力欄 100…送信情報記憶機能オン/オフ設定欄 101…留守番電話機能オン/オフ設定欄 104…次頁ボタン 120…読取能力選択欄 122…次頁ボタン S…情報処理システム SC…スキャナドライバ部 PR…プリンタドライバ部 RM…セットアップドライバ部 FX…ファクシミリドライバ部 Ssr…スキャナ用受信データ Sst…スキャナ用送信データ Spr…プリンタ用受信データ Spt…プリンタ用送信データ Srr…セットアップ用受信データ Srt…セットアップ用送信データ Sfr…ファクシミリ用受信データ Sft…ファクシミリ用送信データ Smr、Smt…管理メッセージ Sr…受信データ St…送信データ Sq…要求信号 Ms…スキャナ用メッセージ Mp…プリンタ用メッセージ Mr…セットアップ用メッセージ Mf…ファクシミリ用メッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 G06F 9/06 H04N 1/00 107

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】報処理装置と、当該情報処理装置に接
    可能であると共に当該情報処理装置から取得した情報
    を用いて行う第1の処理及び当該取得した情報以外の他
    の情報を用いて行う第2の処理を夫々実行する実行手段
    を備える情報処理制御装置と、を含情報処理システム
    において、 前記情報処理制御装置は、 前記第1の処理及び前記第2の処理に先立って、当該情
    報処理制御装置に対して予め設定された特定の前記情報
    処理装置である特定情報処理装置が接続されているとき
    に記憶される接続情報であって、前記接続されている情
    報処理装置が当該特定情報処理装置であることを示す接
    続情報が、当該情報処理制御装置に含まれる記憶媒体に
    記憶されているか否かを確認する確認手段と、 前記確認手段における確認の結果、前記接続情報が記憶
    されているとき、前記第1の処理及び前記第2の処理
    実行すると共に、当該確認の結果、前記接続情報が記憶
    されていないとき、前記第1の処理及び前記第2の処理
    の実行を禁止する処理実行制御手段と、 を備えることを特徴とする情報処理システム
  2. 【請求項2】定情報処理装置と、当該特定情報処理
    装置に接続可能であると共に当該特定情報処理装置から
    取得した情報を用いて行う第1の処理及び当該取得した
    情報以外の他の情報を用いて行う第2の処理を夫々実行
    する実行手段を備える情報処理制御装置と、を含情報
    処理システムにおいて、 前記情報処理制御装置は、 当該情報処理制御装置に対して前記特定情報処理装置
    含むいずれかの情報処理装置が接続されたとき、前記
    の処理及び前記第2の処理に先立って、当該接続され
    た情報処理装置における情報処理機能について問い合せ
    る問い合せ手段と、 前記第1の処理及び前記第2の処理に先立って、前記問
    い合せ手段における問い合せ結果に基き前記接続されて
    いる情報処理装置が前記特定情報処理装置であるか否か
    を判別する判別手段と、 前記第1の処理及び前記第2の処理に先立って、前記判
    別手段により前記接続された情報処理装置が前記特定情
    報処理装置であると判別されたとき、当該特定情報処理
    装置が接続されていることを示す接続情報を記憶媒体に
    記憶させる記憶手段と、 前記第1の処理及び前記第2の処理に先立って、前記接
    続情報が前記記憶媒体に記憶されているか否かを確認す
    る確認手段と、 前記確認手段における確認の結果、前記接続情報が記憶
    されているとき、前記第1の処理及び前記第2の処理
    実行すると共に、当該確認の結果、前記接続情報が記憶
    されていないとき、前記第1の処理及び前記第2の処理
    の実行を禁止する処理実行制御手段と、 を備えることを特徴とする情報処理システム
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報処理システ
    において、 前記情報処理制御装置は、前記第1の処理及び前記第2
    の処理に基づく表示を行う表示手段を含むと共に、 前記処理実行制御手段は、前記特定情報処理装置から取
    得した情報及び前記他の情報を前記表示手段に表示する
    処理を実行することを特徴とする情報処理システム
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報処理システムにお
    いて、 前記情報処理装置は、電話回線を介して外部と接続さ
    れ、当該外部に対して情報の送受信を行う通信装置であ
    り、前記情報処理制御装置は、前記通信装置における前
    記情報の送受信を制御するコンピュータであると共に、 前記処理実行制御手段は、画像情報を含む前記通信装置
    により受信した前記情報を前記表示手段に表示する処理
    を行うことを特徴とする情報処理システム。
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