JP3305521B2 - 用紙カセット - Google Patents

用紙カセット

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JP3305521B2
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祐夫 野村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙カセットに関するも
ので、特に折り畳まれた長尺状の記録用紙にを収納する
用紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】複数枚の用紙をカセットケース内の載置
台の上に載置し、この載置された用紙を分離ローラにて
1枚づつ分離し、紙送りローラにより記録部まで搬送
し、記録済みの用紙を本体外部に排出する記録装置は一
般的に用いられている。
【0003】しかしながら、上述した構成の記録装置に
あっては、用紙を1枚づづ分離するための用紙分離機
構、分離された用紙を記録部までに搬送する紙送り機構
および記録済みの用紙を排出する用紙排出機構等の機構
が必要であり、装置が大型化したり、あるいは低価格化
の要求を満足できない、という不具合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、長尺状の用
紙を所定の長さにジグザグ状に折り畳んだ連続用紙を使
用することで、これらの不具合を解決することが考えら
れるが、その場合、ユーザーの用紙の装着ミスを防ぎ、
用紙が弛むことなく確実にセッティングされ、かつ安定
した用紙搬送が行なわれる必要があるが、簡単な構成で
これらを満足するものは提供されていない。
【0005】本発明は、前記の要求を満足することを目
的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙カセットは
上述の目的を達成するためになされたもので、本体ケー
ス内に所定の長さにジグザグ状に折り畳まれた長尺状の
用紙を収納するとともに、前記本体ケースの上蓋後部に
は、内部に収納した前記用紙を搬送時に、上方に持ち上
がった最上部の前記用紙の後部が位置することができる
空間部が形成されるように、前記本体ケースの上蓋後部
がその表面から突出させて形成され、また、記本体ケ
ースの前面部には、前記最上部の用紙を除く用紙の前端
部よりも前側に突出し、前記最上部の用紙の先部が載置
されるとともに、この用紙カセットが記録装置に載置さ
れる際に、前記用紙を搬送する用紙搬送ローラと従動ロ
ーラとが挿入される孔が対向するように形成された舌状
部が、形成されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段は以下のように作用する。
【0008】用紙カセットの本体ケースの後部に収納さ
れた用紙の最上面と所定の空間を形成したので、折り畳
まれた用紙を搬送する場合に負荷を低減できる。また、
全面部に形成された舌状部によりこの用紙カセットを装
着する際に、カセットケース内に収納された用紙が記録
装置の用紙搬送ローラと従動側ローラとにより押し戻さ
れることがない。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例につい
てを説明する。
【0010】図1および図2は本発明の実施例に係る用
紙カセットを示すもので、図1はその斜視図であり図2
は断面構成図であり、図3乃至図5はいずれも本発明の
用紙カセットを使用する記録装置の構成図であり、図3
は用紙カセットを装着した状態の記録装置の概略構成
図、図4と図5は用紙カセットを装着する際の状態を示
す要部の説明図であり、図6は用紙の構成を説明する図
である。
【0011】図示したように、例えば用紙カセット1の
本体ケース内部には熱により発色する感熱紙からなる長
尺状の用紙2が所定長さでジグザグ状に折り畳まれて収
納されている。この用紙2の折り曲げ部にはミシン目2
b(図6参照)が形成されており、記録済みの用紙2は
このミシン目2b部分で簡単に切断可能になっている。
また、用紙カセット1の本体ケース内部の後部には、内
部に収納した用紙2を搬送時に、上方に持ち上がった
上部の用紙2の後部が位置することができる空間部1h
が形成されるように、本体ケースの上蓋1g後部をその
表面から突出させて突出部1aが形成されている。ま
た、用紙カセット1の本体ケースの前面部には、収納さ
れた最上部の用紙2を除く用紙2の前端部よりも前側に
突出し、収納された最上部の用紙2の先部が載置・保持
される舌状部1bが形成されている。この舌状部1bに
は、用紙カセット1が記録装置に載置される際に、最上
部の用紙2の先部を上下両側から狭持し、かつ回転する
ことによりこの用紙2を搬送する用紙搬送ローラ3と
この用紙搬送ローラ3に圧接する従動ローラ4とが挿入
される孔1c、1dが互いに対向するように形成されて
いる。また、舌状部1bが形成された用紙カセット1の
本体ケースの内側付け根部分1eには、面取り、あるい
は曲面が形成されており、用紙搬送時に生じる付け根部
1eでの搬送負荷を軽減するようになっている。
【0012】この用紙カセット1を使用する記録装置
は、図3に示すような構成となっている。図示したよう
に、用紙搬送ローラ3は、モータ(図示せず)と図示し
ないギア群および一方向クラッチを介して連結されてお
り、前記モータの回転により用紙2を記録部に送る方向
にのみ回転する。また、従動側ローラ4は、支持アーム
5の先端部に回転自在に取り付けられ、このアーム5が
図示しない弾性部材により図における半時計方向に付勢
されることにより用紙搬送ローラ3に押圧する方向に付
勢されている。6は用紙検出センサであり、用紙2の有
無と用紙2に形成されたマーカ部2aを検出するもので
ある。
【0013】7は発熱抵抗体を有するサーマルヘッドで
あり、印字範囲内では用紙2を介してプラテンに圧接し
た状態で、用紙幅方向に移動しながら記録信号により選
択的に発熱抵抗体を駆動することで用紙2に1行づつ記
録され、1行の記録が終わると用紙搬送ローラ3が駆動
されて所定距離だけ用紙2が搬送され次の行が記録され
るように構成されている。
【0014】つぎに、用紙カセット1を記録装置の本体
に装着する際の動作について図2乃至図を用いて説明す
る。前述したように、用紙2は所定の長さでジグザグ状
に折り畳まれ、用紙カセット1に収納されるが、未使用
(初期)の状態では、舌状部1bに載置される半切れ部
2c(図6)が設けられた構成とされており、このため
装着初期状態で、用紙搬送ローラ3が従動側ローラ4と
の間で用紙2の先端を挟持することができる。用紙2が
収納・セッティングされた用紙カセット1を記録装置本
体に装着する際に、この用紙カセット1は記録装置本体
の下ケースに形成された突起8に乗り上げることにより
0.5〜1.5度の角度にて先端部が持ち上がるように
挿入される。これにより用紙カセット1の舌状部1bの
下面と用紙搬送ローラ3との間に若干の隙間が生じ、こ
の用紙カセット1と用紙搬送ローラ3とが当接しないよ
うになっている。また、従動側ローラ4についても、従
動側ローラ4の支軸(回転軸)4aを支持アーム5から
突き出させることで、挿入初期においてはこの舌状部に
より従動側ローラ4を押し上げ、その後はこの支軸4a
が用紙カセット1の舌状部1bの上面に位置することに
より、孔1c,1dに落ちても従動側ローラ4は用紙2
と接触するもののこの用紙2を押し戻す負荷は生じない
ように構成されている。そして所定位置まで用紙カセッ
ト1が挿入されると、用紙カセット1に形成された凹部
1fに突起8がはいることで、用紙カセット2は水平に
装着され、用紙2は用紙搬送ローラ3と従動側ローラ4
とで挟持される。この状態で用紙搬送ローラ3が回転す
ることにより用紙搬送が行なわれる。従って、用紙カセ
ット1が完全に記録装置に装着されるまでは、用紙2と
用紙搬送ローラ3および従動側ローラ4とは当接しない
ので、用紙がこれらのローラ3,4により後方向に押さ
れることが無く、弛みが生じたり、あるいは各ローラ
3,4とに挟持されない状態でセッティングされる、と
いう不具合は確実に防止できる。
【0015】また、用紙2が送られる際、連続した用紙
であるために、その後部は上方に持ち上がる。この
時、用紙カセット1の上蓋1g後部には、突出部1aに
より空間部1hが形成されているため、最上部の用紙2
の後部の持ち上がった部分がこの空間部1hに位置し、
搬送時に最上部の用紙2に加わる負荷が軽減されて、搬
送中にミシン目2bから最上部の用紙2が破れたりする
障害を防ぐことができる。また、舌状部1bが形成され
た用紙カセット1の内側付け根部分1eには、面取り、
あるいは曲面が形成されているため、この部分での搬送
負荷も軽減されるようになっている。
【0016】所定の記録を終えた用紙2は、用紙搬送ロ
ーラ3が回転することにより、装置本体の外部に排出さ
れ、ユーザーにより所定のミシン目2b部分で切断され
るようになっている。
【0017】なお、上述の実施例においては、感熱紙に
直接サーマルヘッドに記録するタイプの記録装置につい
て説明したが、インクリボンを使用する熱転写プリンタ
あるいはワイヤドットプリンタ、インクを直接吐出させ
て記録するインクジェットプリンタ等の記録装置に適用
できることは、勿論である。
【0018】
【効果】ま以上説明したように本発明においては、所定
の長さにジグザグ状に折り畳まれた長尺状の用紙を収納
した用紙カセットを用い、この用紙カセット前面部に
上部の用紙の先部を載置する舌状部を形成し、また、本
体ケース内部の後部に、内部に収納した前記用紙を搬送
時に、上方に持ち上がった最上部の用紙の後部が位置す
ることができる空間部を形成したことにより、用紙カセ
ットが記録装置に完全に装着されるまでは、用紙搬送ロ
ーラおよび従動ローラを用紙と当接しない構造とするこ
とができ、舌状部により確実に記録装置への用紙のセッ
ティングが行なえ、また用紙搬送時においては、空間部
により用紙に加わる搬送負荷が軽減され安定した用紙搬
送が行える、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙カセットの斜視図である。
【図2】本発明の用紙カセットの側面断面図である。
【図3】本発明に係る用紙カセットを使用する記録装置
の構成図である。
【図4】本発明に係る用紙カセットの記録装置への装着
途中の状態を説明する説明図である。
【図5】本発明に係る用紙カセットの記録装置への装着
状態を説明する説明図である。
【図6】用紙カセットに収納される用紙の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 用紙カセット 1a 突出部 1b 舌状部 2 用紙 3 用紙搬送ローラ 4 従動側ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 雅彦 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 審査官 関谷 一夫 (56)参考文献 特開 平8−25729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/00 - 11/70

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に所定の長さにジグザグ状
    に折り畳まれた長尺状の用紙を収納するとともに、前記
    本体ケース内部の後部に、内部に収納した前記用紙を搬
    送時に、上方に持ち上がった最上部の前記用紙の後部が
    位置することができる空間部が形成されるように、前記
    本体ケースの上蓋後部がその表面から突出させて形成
    れたことを特徴とする用紙カセット。
  2. 【請求項2】 記本体ケースの前面部には、前記最上
    部の用紙を除く用紙の前端部よりも前側に突出し、前記
    最上部の用紙の先部が載置されるとともに、この用紙カ
    セットが記録装置に載置される際に、前記用紙を搬送す
    る用紙搬送ローラと従動ローラとが挿入される孔が対向
    するように形成された舌状部が、形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の用紙カセット。
  3. 【請求項3】 前記舌状部が形成された前記本体ケース
    の内側付け根部分に面取り部あるいは曲面部が形成され
    たことを特徴とする請求項2に記載の用紙カセット。
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