JP3305347B2 - 用紙送り装置 - Google Patents

用紙送り装置

Info

Publication number
JP3305347B2
JP3305347B2 JP02513092A JP2513092A JP3305347B2 JP 3305347 B2 JP3305347 B2 JP 3305347B2 JP 02513092 A JP02513092 A JP 02513092A JP 2513092 A JP2513092 A JP 2513092A JP 3305347 B2 JP3305347 B2 JP 3305347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
tractor
feed roller
sheet
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02513092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05221566A (ja
Inventor
孝一郎 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP02513092A priority Critical patent/JP3305347B2/ja
Publication of JPH05221566A publication Critical patent/JPH05221566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3305347B2 publication Critical patent/JP3305347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単票用紙と連続用紙を選
択的に供給する用紙の送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタには、特開昭62−11906
8号に見られるような、印字部へ連続用紙や単票用紙を
供給するための用紙送り装置が用いられている。
【0003】この種の用紙送り装置は、一般に、連続用
紙を搬送するトラクタの上方に単票用紙を給紙する給紙
カセットを装着する機構を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな用紙送り装置では、単票用紙を給送する給紙カセッ
トを連続用紙を給送するトラクタの上方に配置する構成
を採っているため、装置が大型化しかつ機構も複雑化す
るといった問題を有しているばかりでなく、連続用紙を
トラクタへセットするのがやりずらいといった問題をも
有している。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、装置が小型でかつ簡単
で、しかも連続用紙11をトラクタ5へ簡単にセットす
ることができる新たな用紙送り装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、か
かる課題を解決するための用紙送り装置として、連続用
紙を連続用紙搬送経路に沿わせて給送するトラクタを、
単票用紙を単票用紙搬送経路に沿わせて給送する単票用
紙送り装置の上方に配設するとともに、単票用紙と接し
てこれを前記単票用紙搬送経路に向けて送り出す給送ロ
ーラを、連続用紙搬送経路の直下においてトラクタの紙
搬送経路の下手側に配設するようにしたものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例をなすプリンタの用紙送り
装置を示したものである。
【0008】図において符号1は、プラテン2の軸方向
に往復動し得るようプラテン2の周面に対向させて配設
した印字ヘッドで、この印字ヘッド1の紙搬送方向上手
側にはフィードローラ8が配設されていて、プリンタ本
体の用紙給紙口から紙搬送経路に沿わせて送り込んだ連
続用紙11もしくは単票用紙12をこのフィードローラ
を介して印字位置へ送り込むように構成されている。
【0009】5は連続用紙11を給送するためのトラク
タで、このトラクタ5の直下には単票用紙12を積層し
たホッパー部13が設けられていて、ホッパープレート
14に積層した単票用紙12をホッパーバネ15により
常時上方へ付勢して、最上位の用紙12を給紙ローラ1
0の周面に圧接させて搬送するように構成されている。
【0010】このため、この給紙ローラ10を連続用紙
11と単票用紙12の各紙搬送経路の間で、しかもトラ
クタ5の紙搬送方向下手側直近部に配設することによ
り、トラクタ5の配設スペースを利用して、プリンタ本
体をより小型に構成ッし得るようにしている。
【0011】なお、図1において符号4はトラクタ駆動
軸、6は用紙検出器、7は排紙ローラ、9は給紙ローラ
軸、33はフィードローラ、34はフリクションバネを
それぞれ示している。
【0012】これに対して図3は、トラクタ5と給紙ロ
ーラ10への駆動力切換え機構を示したもので、紙送り
モータ31のピニオン22には、伝達ギヤ21を介して
一方にプラテンギャップ20が噛合い、他方にはフィー
ドローラギヤ23が噛合っていて、さらにこのフィード
ローラギヤ23の周上には、遊星レバー24の自由端に
枢支された遊星ギヤ25が噛合っていて、フィードロー
ラギヤ23が図中反時計方向に回転した際には同じ方向
に転動した遊星ギヤ25を介してフィードローラギヤ2
3の回転を給紙ローラギヤ26に伝達し、フィードロー
ラギヤ23が図中時計方向に回転した際には給紙ローラ
ギヤ26から離間してこれへの駆動力を絶つように構成
されている。
【0013】30は、クリクションモード位置(図3)
とトラクタモード位置(図5)に回動変位させて単票用
紙12と連続用紙11の搬送を切換える切換えレバー
で、この切換えレバー30の偏心位置にはスライダレバ
ー28の一端が枢支されていて、この切換えレバー30
を回動操作することにより、スライダーレバー28の他
端に支持したディスエンゲージギヤ27をフィードロー
ラギヤ23に噛合せたり、離間させたりすることによっ
て、トラクタ5への駆動力の接断を図るように構成され
ている。
【0014】なお、図中符号17は、切換えレバー30
の一部を検知してトラクタモードもしくはフリクション
モードの信号を出力する検出スイッチを示している。
【0015】つぎに、このように構成された用紙送り装
置の動作を図6に示したフローチャートをもとに説明す
る。
【0016】単票用紙12を給紙する場合には、ホッパ
ープレート14の上に所定枚数の単票用紙12をセット
し、ついで切り替えレバー30を図中時計方向に回動さ
せて図3に示した状態にする。この状態は、検出スイッ
チ17によりフリクションモードとして直ちに出力さ
れ、プリンタの中央演算処理装置18は、ホストコンピ
ュータあるいはプリンタの操作パネル34から給紙指令
信号が入力すると、紙送りモータ31を図中反時計回転
方向に回転させ、伝達ギア21を介してプラテンギア2
0を反時計方向に回転させ、同時に、フィードローラギ
ア23を反時計方向に回転させてこれに噛合った遊星ギ
ア25を反時計方向に公転させ、これを給紙ローラギア
26に噛み合わせて、連続用紙搬送経路の直下でトラク
タ5の配設スペース内に配設された給紙ローラ10を反
時計方向に回転させる。
【0017】このため、ホッパーバネ15により給紙ロ
ーラ10の周面に押圧されていた最上位の単票用紙12
は、給紙ローラ10の回転により印字ヘッド1のもとへ
と給送され、ついで、単票用紙12が用紙検出器6に達
したところで紙送りモータ31を逆転させ、フィードロ
ーラギア23と一体のフィードローラ8を所定量時計方
向に回転させて単票用紙12を印字開始位置にセットす
る。
【0018】一方、この回転の際、遊星レバー24はス
ライダーレバー28上の度当り28aに突当って停止す
るため、遊星ギア25はフィードローラギア23上を時
計方向に公転して給紙ローラギア26から離間した位置
に待避するため、給紙ローラ10への駆動力伝達は絶た
れる。
【0019】なお、この状態のもとでは、切り替えレバ
ー30に結合したスライダレバー28によって、ディス
エンゲージギヤ27はフィードローラギア23から離間
していてトラクタ5には駆動力が伝達されない。
【0020】一方、単票用紙12をマニュアルで挿入す
る場合には、単票用紙12をプリンタ前方の用紙供給口
3から挿入した上、切り替えレバー30を図3に示した
位置に回動させ、ついでフィードローラ8に当接する迄
単票用紙12を挿入する。これにより、用紙検出スイッ
チ6は中央演算処理装置18に単票用紙12の挿入信号
を出力し、ここからの指令信号により紙送りモータ31
を所定量回転させて、フィードローラ8により単票用紙
12を印字開始位置に搬送させる。
【0021】これに対して連続用紙11を給送する場合
には、はじめに連続用紙11をトラクタ5にセットする
が、上述したようにトラクタ5の上方には何の障害物も
ないため、連続用紙11は簡単ににトラクタ5にセット
することができる。
【0022】ついでこの状態のもとで、切り替えレバー
30を反時計方向に回動させて、図4に示したトラクタ
モード位置に変位させると、切り替えレバー30に結合
したスライダレバー28によってディスエンゲイジギア
27はフィードローラギア23と噛合い、同時に、スラ
イダレバー28は検出スイッチ17のアクチュエータ部
を動作させることによってトラクタモードとして認識さ
せ、ホストコンピュータあるいはプリンタの操作パネル
34からの指令信号が中央演算処理装置18に入力する
と、図4に示したように、紙送りモータ31を図中時計
方向に回転させ、伝達ギア21を介してプラテンギア2
0を時計方向に回転させると同時に、フィードローラギ
ア23を時計方向に回転させ、ディスエンゲージギア2
7を介してトラクタ駆動ギア29に駆動力を伝えて連続
用紙11を搬送させ、用紙検出スイッチ6を動作させた
点からトラクタ5を所定量(N)回転させて、連続用紙
11を印字開始位置にセットする。
【0023】なおこの際、遊星レバー24はスライダレ
バー28(a)の度当り28aに当接し、遊星ギア25
と給紙ローラギア26との噛み合いを断っているので、
単票用紙12が給紙されることはない。
【0024】ところで以上は、トラクタ5と給紙ローラ
10をプリンタの前部にレイアウトした実施例について
説明したものでありが、図8に示したように、これらを
プリンタの背部に配置するようにしてもよく、このよう
に配置した場合でも、トラクタ5の用紙搬送方向下流側
に給紙ローラ10を設ける構成であれば、上述した実施
例と同様の効果が得られる。
【0025】またこの実施例では、給紙ローラ10を1
個設けた実施例について述べたものであるが、本発明で
は、給紙ローラ10を2つ以上有するプリンタに適用し
てもよいことは勿論のことである。
【0026】またさらに、上述した実施例では、フリク
ションモードからトラクタモードに切り替える際に、切
り替えレバー30によってディスエンゲージギア27を
切り替えるようにしたものであるが、切り替えレバー3
0による切り替えの代わりに、プリンタ上の操作パネル
34のスイッチやホストコンピュータからの信号によ
り、切り替えモータ駆動回路により切り換えモータを作
動させてディスエンゲージギア27を接離させるように
構成することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、連続
用紙を給送するトラクタを単票用紙送り装置の上方に配
置するとともに、単票用紙の給送ローラを連続用紙搬送
経路の直下でトラクタの紙搬送経路の下流側に配設する
ようにしたので、トラクタの配設スペースを利用して単
票用紙給送用のローラを配設することにより、大きなス
ペースを必要とする給紙機構を小型化しかつ簡素化する
ことによって、プリンタ全体を大幅に小型化することが
でき、さらには、連続用紙のトラクタへのセットをも著
しく容易にすることができる。
【0028】またさらに、単票用紙と連続用紙のいずれ
か一方の給紙を選択的に切り換える切り換え手段と、い
ずれに切り換えられたかを検出してその出力出力により
給紙ローラとトラクタのうちの一方を駆動するようにし
たので、切り換え手段を操作することにより、該当する
給紙ローラもしくはトラクタに駆動力を自動的に接続さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続用紙送リの状態での本発明の一実施例をな
す用紙送り装置について示した構成図である。
【図2】同上用紙送り装置の給紙ローラとトラクタにつ
いての上面図である。
【図3】単票用紙送リの状態での同上用紙送り装置の輪
列構成を示した図である。
【図4】連続用紙送リの状態での同上用紙送り装置の輪
列構成を示した図である。
【図5】単票用紙送リの状態での同上用紙送り装置の輪
列構成を示した図である。
【図6】同上紙送り装置の信号系統を示すブロック図で
ある。
【図7】同上紙送り装置の作動を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第2の実施例を示した構成図である。
【符号の簡単な説明】
2 プラテン 3 用紙供給口 5 トラクタ 6 用紙検出器 8 フィードローラ 10 給紙ローラ 11 連続用紙 12 単票用紙 13 ホッパー部 17 検出スイッチ 20 プラテンギア 23 フィードローラギア 26 給紙ローラギア 27 ディスエンゲージギア 30 切り換えレバー 31 紙送りモータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−42434(JP,A) 特開 昭62−71673(JP,A) 実開 平3−25443(JP,U) 実開 平5−40246(JP,U) 実開 昭62−47541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 20/20 B41J 11/26 B41J 11/48 B65H 3/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続用紙を連続用紙搬送経路に沿わせて
    給送するトラクタを、単票用紙を単票用紙搬送経路に沿
    わせて給送する単票用紙送り装置の上方に配設するとと
    もに、前記単票用紙と接して該単票用紙を前記単票用紙
    搬送経路に向けて送り出す給送ローラを、前記連続用紙
    搬送経路の直下において前記トラクタの紙搬送経路の下
    手側に配設したことを特徴とする用紙送り装置。
  2. 【請求項2】 前記単票用紙と前記連続用紙のいずれか
    一方の給紙を選択的に切り換える切り換え手段と、該切
    り換え手段がいずれに切り換えられたかを検出する検出
    手段と、該検出手段の出力信号により前記給紙ローラと
    前記トラクタのうちの選択された一方に駆動力を伝達す
    る手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の用紙送
    り装置。
JP02513092A 1992-02-12 1992-02-12 用紙送り装置 Expired - Fee Related JP3305347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02513092A JP3305347B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 用紙送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02513092A JP3305347B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 用紙送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05221566A JPH05221566A (ja) 1993-08-31
JP3305347B2 true JP3305347B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=12157379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02513092A Expired - Fee Related JP3305347B2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 用紙送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3305347B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130182058A1 (en) * 2011-12-26 2013-07-18 Seiko Epson Corporation Tractor, tractor unit, and recording device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05221566A (ja) 1993-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11282224A (ja) 画像形成装置における歯車式動力伝達装置
JP3305347B2 (ja) 用紙送り装置
JPH0592839A (ja) 記録装置
JPH10329974A (ja) 用紙搬送機構
JP2626745B2 (ja) 記録装置
JP2000006489A (ja) シート材処理装置
JPS6297871A (ja) 印字装置
JP2751486B2 (ja) 用紙供給装置
JP3371351B2 (ja) 給紙装置
JPH05221541A (ja) 用紙送り装置
JP2890437B2 (ja) 用紙送り装置
JP4506033B2 (ja) 印画紙搬送装置、及びプリンタ
JP3458874B2 (ja) プリンタにおける紙送りの送りズレ修正装置
JP2754397B2 (ja) プリンタ
JPH10279119A (ja) 紙送り装置
JP2582164B2 (ja) プリンタの印字モード設定方法
JPS6270128A (ja) 給紙機構
JPH06329285A (ja) 給紙装置
JP2861436B2 (ja) プリンタの紙送り機構
JP3250911B2 (ja) 原稿搬送装置
JPS61291372A (ja) プリンタ用の自動給紙装置
JPH06133108A (ja) ファクシミリ装置
JPS62161644A (ja) 記録装置
JPH09124207A (ja) 用紙反転装置
JPH0657574B2 (ja) 自動給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees