JP3303814B2 - マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法 - Google Patents

マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法

Info

Publication number
JP3303814B2
JP3303814B2 JP35566498A JP35566498A JP3303814B2 JP 3303814 B2 JP3303814 B2 JP 3303814B2 JP 35566498 A JP35566498 A JP 35566498A JP 35566498 A JP35566498 A JP 35566498A JP 3303814 B2 JP3303814 B2 JP 3303814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
error
read
reading
tracks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35566498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000182240A (ja
Inventor
頼雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP35566498A priority Critical patent/JP3303814B2/ja
Priority to IDW20001553A priority patent/ID26306A/id
Priority to US09/622,295 priority patent/US6590839B1/en
Priority to CN99802993A priority patent/CN1291334A/zh
Priority to KR10-2000-7008835A priority patent/KR100424249B1/ko
Priority to PCT/JP1999/006980 priority patent/WO2000036603A1/ja
Publication of JP2000182240A publication Critical patent/JP2000182240A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3303814B2 publication Critical patent/JP3303814B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • G11B7/0903Multi-beam tracking systems
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/14Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam specially adapted to record on, or to reproduce from, more than one track simultaneously
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1816Testing
    • G11B2020/183Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のトラックを
同時に読み取ることによって高速データ転送を行うマル
チトラックディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置のデータ転送速度
を高速化する手段の一つとして、光ディスク上の複数の
トラックを同時に再生する方法(以下、マルチビーム法
と呼ぶ)が提案されている。具体的には、複数の発光素
子、受光素子対から構成される光ピックアップを用いて
複数の隣接トラックを同時に読み取り、バッファメモリ
に蓄え、光ディスク上のトラックの並びと同じ順番で読
み出すことによってデータ転送速度の高速化を図るもの
である。以下、更に詳細な従来のマルチビーム法の説明
を行う。
【0003】図2従来のマルチビーム法によって光ディ
スクの再生を行う光ディスク再生装置の構成図である。
この例では、同時に4本のトラックのデータを同時読み
取り出来る装置をあげている。再生装置は、同心円状ま
たは螺旋状にトラックが形成された光ディスク1と、光
ディスク1を支持して回転駆動するためのスピンドルモ
ータ2と、回転する光ディスク1上の隣接する3本のト
ラックにレーザビームを照射する発光素子31、32、
33、34と、照射された各トラックの反射光をそれぞ
れ受光して電気信号に変換する受光素子41、42、4
3、44と、発光素子31、32、33、34と受光素
子41、42、43、44とにより構成される光ピック
アップ5と、光ピックアップ5を光ディスク1の半径方
向に移動させる送りモータ6と、光ピックアップ5から
出力される電気信号から、同時に読み取った3本のトラ
ック毎に独立したデータをそれぞれ再生する再生回路7
1、72、73、74と、再生回路71、72、73、
74により再生された各トラック毎の独立したデータを
バッファメモリ9に一時的に蓄積しつつ、バッファメモ
リ9に記憶された再生データを光ディスク1上のトラッ
ク並びと同じ順番で読み出してホストインタフェース1
0に送るメモリ制御回路8と、端子11を介して上位装
置との間で再生指示の受信や再生データの送信を行うホ
ストインタフェース10と、これらを制御するコントロ
ーラ12を備え、これら各部は図に示すように接続され
ている。
【0004】基本的な再生動作を説明する。端子11を
介してホストインタフェース10が上位装置から光ディ
スク1上の隣接するトラックT1乃至T4の再生指示を
受けると、コントローラ12は各部に指示を出すことに
よって再生動作を行う。具体的には、送りモータ6を制
御して、スピンドルモータ2によって回転している光デ
ィスク1上のトラックT1、T2、T3、T4にそれぞ
れ発光素子31、32、33、34からのレーザビーム
が照射されるように光ピックアップ5を移動し、それぞ
れの反射光が受光素子41、42、43、44によって
電気信号に変換され、更に再生回路71、72、73、
74によって独立に再生される。各トラック毎に独立し
て再生されたデータは、メモリ制御回路8を介してバッ
ファメモリ9に一時的に記憶された後、光ディスク1上
のトラック並びと同じ順番、すなわちT1、T2、T
3、t4の順で読み出されてホストインタフェース10
と端子11を介して上位装置に送られることになる。
【0005】この例では通常時は4トラックの同時読み
取りが可能であるが、ディスクの状態によっては読み取
りエラーが発生する場合がある。これは、CD−ROM
装置の場合にはCD−Rなどの普及により個人でもCD
−ROMディスクの書き込みが近年可能になってきてい
るが、CD−Rメディア、CD−Rドライブの特性の相
性、記録速度により非常に記録状態の悪いディスクが出
回るようになってきており、CD−ROMの強力なエラ
ー訂正機能をもってしてもエラー発生が避けられない場
合がある。また、ディスク上の大きな傷や製造時の欠陥
などによっても読み取りエラーが発生する場合がある。
【0006】このように読み取りエラーが発生した場
合、従来の単一トラックを読み取るCD−ROM装置な
どでは、再生トラックをエラー発生箇所まで戻して再度
読み取りを試みたり、同時に再生速度を落として再度再
生を試みる方法が一般的であるが、このときには再生は
中断されてしまい著しく読み取り速度が低下することに
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の読み取りエラ
ーリカバリ方法では複数トラックのデータを同時に再生
可能なマルチトラックディスク再生装置の読み取りエラ
ー発生時に、読み取り速度の低下を最低限度にとどめる
最適なリカバリ方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の読み取りエラーリカバリ方法では同時読み
取り可能な複数の読み取り手段のうち後行する読み取り
手段をエラー発生箇所の再読み取りに使用し、先行する
読み取り手段は未読み取り領域のデータ読み取りを継続
すること、及びエラー発生箇所の再読み取りが終了した
とき、エラー発生箇所の再読み取り中に複数の読み取り
手段に割り当てられている未読み取りトラックの数、及
びトラック上のエラー発生位置に適応して、即座にトラ
ックジャンプをおこない、エラー発生箇所の再読み取り
中よりもより多くの読み取り手段を未読み取りトラック
に割り当てることと、トラックジャンプを行わず読み取
り中のトラックの再生を続けることを選択的に切り替え
ることを特徴とするもので、本発明によればエラーが発
生し、エラー発生箇所の再読み取りを試みる場合でも読
み取り速度の低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のマルチ
トラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方
法は、記録面上に螺旋状に複数のトラックが形成された
ディスクの隣接する複数トラックのデータを並行して同
時読み取り可能な複数の読み取り手段を備えたマルチト
ラックディスク再生装置において、読み取りエラー発生
箇所を記憶する記憶手段を備え、同時読み取り可能な複
数トラックの1箇所以上で読み取りエラーが発生して、
エラー発生箇所の再読み取りを試みるとき、エラー発生
箇所、同時読み取り可能なトラック数に適応して、前記
同時読み取り可能な複数の読み取り手段のうち最も後行
する読み取り手段を前記ディスク上のエラー発生箇所ま
たはエラー発生箇所よりも後行するトラックにジャンプ
させ、同時読み取り可能な複数の読み取り手段のうち後
行する読み取り手段はエラー発生箇所の再読み取りを行
い、同時に先行する読み取り手段は未読み取りトラック
の読み取りを行うことと、エラー発生後もトラックジャ
ンプを行わずデータの読み取りを続け、エラー発生トラ
ックよりも後行する読み取り手段でエラー発生箇所の再
読み取りを行い、同時に最も先行する読み取り手段は未
読み取り領域の読み取りを行うことを選択的に切り替え
ることを特徴とするもので、不要なエラー発生時の再読
み取りのためのトラックジャンプを行わないのでトラッ
クジャンプに要する時間を必要とせず、エラー発生時の
再読み取り中も先行するトラックは未読み取り領域のデ
ータ読み取りを継続出来るので再読み取り中の読み取り
速度低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0010】本発明の請求項2に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項1に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、エラー発生後も再生
中のトラックの読み取りが終了するまではデータの読み
取りを継続することを特徴とするもので、不要なエラー
発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わな
いのでトラックジャンプに要する時間を必要とせず、エ
ラー発生時の再読み取り中も先行するトラックは未読み
取り領域のデータ読み取りを継続出来るので再読み取り
中の読み取り速度低下を最低限度にとどめることが出来
る。
【0011】本発明の請求項3に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、記
録面上に同心円状に複数のトラックが形成されたディス
クの隣接する複数トラックのデータを並行して同時読み
取り可能な複数の読み取り手段を備えたマルチトラック
ディスク再生装置において、読み取りエラー発生箇所を
記憶する記憶手段を備え、同時読み取り可能な複数トラ
ックの1箇所以上で読み取りエラーが発生して、エラー
発生箇所の再読み取りを試みるとき、エラー発生箇所、
同時読み取り可能なトラック数に適応して、前記同時読
み取り可能な複数の読み取り手段のうち最も後行する読
み取り手段を前記ディスク上のエラー発生箇所またはエ
ラー発生箇所よりも後行するトラックにジャンプさせ、
同時読み取り可能な複数の読み取り手段のうち後行する
読み取り手段はエラー発生箇所の再読み取りを行い、同
時に先行する読み取り手段は未読み取りトラックの読み
取りを行うことと、エラー発生後もトラックジャンプを
行わずデータの読み取りを続けエラー発生トラックの読
み取り手段でエラー発生箇所の再読み取りを行うことを
選択的に切り替えることを特徴とするもので、不要なエ
ラー発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行
わないのでトラックジャンプに要する時間を必要とせ
ず、トラックジャンプをおこなったときには、エラー発
生時の再読み取り中も先行するトラックは未読み取り領
域のデータ読み取りを継続出来るので再読み取り中の読
み取り速度低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0012】本発明の請求項4に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項3に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、エラー発生後も再生
中のトラックの読み取りが終了するまではデータの読み
取りを継続することを特徴とするもので、不要なエラー
発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わな
いのでトラックジャンプに要する時間を必要とせず、ト
ラックジャンプを行ったときにはエラー発生時の再読み
取り中も先行するトラックは未読み取り領域のデータ読
み取りを継続出来るので再読み取り中の読み取り速度低
下を最低限度にとどめることが出来る。
【0013】本発明の請求項5に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項1に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、読み取りエラー発生
箇所が2箇所以上である場合には最も後行するトラック
の最も先頭に近い前記読み取りエラー発生箇所を読み取
りエラーリカバリ時のトラックジャンプの基準とする事
を特徴するもので、不要なエラー発生時の再読み取りの
ためのトラックジャンプを行わないのでトラックジャン
プに要する時間を必要とせず、エラー発生時の再読み取
り中も先行するトラックは未読み取り領域のデータ読み
取りを継続出来るので再読み取り中の読み取り速度低下
を最低限度にとどめることが出来る。
【0014】本発明の請求項6に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項2に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、読み取りエラー発生
箇所が2箇所以上である場合には最も後行するトラック
の最も先頭に近い前記読み取りエラー発生箇所を読み取
りエラーリカバリ時のトラックジャンプの基準とする事
を特徴とするもので、不要なエラー発生時の再読み取り
のためのトラックジャンプを行わないのでトラックジャ
ンプに要する時間を必要とせず、エラー発生時の再読み
取り中も先行するトラックは未読み取り領域のデータ読
み取りを継続出来るので再読み取り中の読み取り速度低
下を最低限度にとどめることが出来る。
【0015】本発明の請求項7に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項3に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、読み取りエラー発生
箇所が2箇所以上である場合には最も後行するトラック
の最も先頭に近い前記読み取りエラー発生箇所を読み取
りエラーリカバリ時のトラックジャンプの基準とする事
を特徴とするもので、不要なエラー発生時の再読み取り
のためのトラックジャンプを行わないのでトラックジャ
ンプに要する時間を必要とせず、トラックジャンプを行
ったときには、エラー発生時の再読み取り中も先行する
トラックは未読み取り領域のデータ読み取りを継続出来
るので再読み取り中の読み取り速度低下を最低限度にと
どめることが出来る。
【0016】本発明の請求項8に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、請
求項4に記載のマルチトラックディスク再生装置の読み
取りエラーリカバリ方法において、読み取りエラー発生
箇所が2箇所以上である場合には最も後行するトラック
の最も先頭に近い前記読み取りエラー発生箇所を読み取
りエラーリカバリ時のトラックジャンプの基準とする事
を特徴とするもので、不要なエラー発生時の再読み取り
のためのトラックジャンプを行わないのでトラックジャ
ンプに要する時間を必要とせず、トラックジャンプを行
ったときには、エラー発生時の再読み取り中も先行する
トラックは未読み取り領域のデータ読み取りを継続出来
るので再読み取り中の読み取り速度低下を最低限度にと
どめることが出来る。
【0017】本発明の請求項9に記載のマルチトラック
ディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、記
録面上に同心円状または螺旋状に複数のトラックが形成
されたディスクの隣接する複数トラックのデータを並行
して同時読み取り可能な複数の読み取り手段を備えたマ
ルチトラックディスク再生装置において、同時読み取り
可能な複数トラックの1箇所以上で読み取りエラーが発
生してエラー発生箇所の再読み取りを試みるとき、すべ
てのエラー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座
にトラックジャンプをおこない、エラー発生箇所の再読
み取り中よりもより多くの読み取り手段を未読み取りト
ラックに割り当てることを特徴とするもので、エラー発
生箇所の再読み取りが終了したあとより多くの読み取り
手段が未読み取りトラックに割り当てられるので、エラ
ー発生箇所の再読み取り終了直後の読み取り速度の低下
を最低限度にとどめることが出来る。
【0018】本発明の請求項10に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
記録面上に同心円状または螺旋状に複数のトラックが形
成されたディスクの隣接する複数トラックのデータを並
行して同時読み取り可能な複数の読み取り手段を備えた
マルチトラックディスク再生装置において、同時読み取
り可能な複数トラックの1箇所以上で読み取りエラーが
発生してエラー発生箇所の再読み取りを試みるとき、す
べてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したときに、
同時読み取り可能なトラックの数、エラー発生箇所の再
読み取り中に前記読み取り手段に割り当てられている未
読み取りトラックの数、及びトラック上のエラー発生位
置に適応して、即座にトラックジャンプをおこない、エ
ラー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの前記読み
取り手段を未読み取りトラックに割り当てることと、ト
ラックジャンプを行わず読み取り中のトラックの再生を
続けることを選択的に切り替えることを特徴とするもの
で、かえって読み取り速度低下を招くようなときには再
読み取り終了後のトラックジャンプを行わず、読み取り
速度の向上が期待できるときにはトラックジャンプを行
ない、より多くの読み取り手段を未読み取りトラックに
割り当てられるので、エラー発生箇所の再読み取り終了
前後の読み取り速度の低下を最低限度にとどめることが
出来る。
【0019】本発明の請求項11に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項1に記載のマルチトラックディスク再生装置の読
み取りエラーリカバリ方法において、すべてのエラー発
生箇所の再読み取りが終了したときに、同時読み取り可
能なトラックの数、エラー発生箇所の再読み取り中に複
数の読み取り手段に割り当てられている未読み取りトラ
ックの数、及びトラック上のエラー発生位置に適応し
て、即座にトラックジャンプをおこない、エラー発生箇
所の再読み取り中よりもより多くの読み取り手段を未読
み取りトラックに割り当てることと、トラックジャンプ
を行わず読み取り中のトラックの再生を続けることを選
択的に切り替えることを特徴とするもので、不要なエラ
ー発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わ
ないのでトラックジャンプに要する時間を必要とせず、
エラー発生時の再読み取り中も最も先行するトラックは
未読み取り領域のデータ読み取りを継続出来、更にエラ
ー発生箇所の再読み取りが終了したあとはより多くの読
み取り手段が未読み取りトラックに割り当てられるとと
もに、エラー発生箇所の再読み取りが終了後のトラック
ジャンプを行うとかえって速度低下を招く場合にはトラ
ックジャンプを行わないので、エラー発生箇所の再読み
取り前後の読み取り速度の低下を最低限度にとどめるこ
とが出来る。
【0020】本発明の請求項12に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項2に記載のマルチトラックディスク再生装置の読
み取りエラーリカバリ方法において、すべてのエラー発
生箇所の再読み取りが終了したときに、同時読み取り可
能なトラックの数、エラー発生箇所の再読み取り中に複
数の読み取り手段に割り当てられている未読み取りトラ
ックの数、及びトラック上のエラー発生位置に適応し
て、即座にトラックジャンプをおこない、エラー発生箇
所の再読み取り中よりもより多くの読み取り手段を未読
み取りトラックに割り当てることと、トラックジャンプ
を行わず読み取り中のトラックの再生を続けることを選
択的に切り替えることを特徴とするもので、不要なエラ
ー発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わ
ないのでトラックジャンプに要する時間を必要とせず、
エラー発生時の再読み取り中も最も先行するトラックは
未読み取り領域のデータ読み取りを継続出来、更にエラ
ー発生箇所の再読み取りが終了したあとはより多くの読
み取り手段が未読み取りトラックに割り当てられるとと
もに、エラー発生箇所の再読み取りが終了後のトラック
ジャンプを行うとかえって速度低下を招く場合にはトラ
ックジャンプを行わないので、エラー発生箇所の再読み
取り前後の読み取り速度の低下を最低限度にとどめるこ
とが出来る。
【0021】本発明の請求項13に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項3に記載のマルチトラックディスク再生装置の読
み取りエラーリカバリ方法において、すべてのエラー発
生箇所の再読み取りが終了したときに、同時読み取り可
能なトラックの数、エラー発生箇所の再読み取り中に複
数の読み取り手段に割り当てられている未読み取りトラ
ックの数、及びトラック上のエラー発生位置に適応し
て、即座にトラックジャンプをおこない、エラー発生箇
所の再読み取り中よりもより多くの読み取り手段を未読
み取りトラックに割り当てることと、トラックジャンプ
を行わず読み取り中のトラックの再生を続けることを選
択的に切り替えることを特徴とするもので、不要なエラ
ー発生時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わ
ないのでトラックジャンプに要する時間を必要とせず、
トラックジャンプを行ったときには、エラー発生時の再
読み取り中も最も先行するトラックは未読み取り領域の
データ読み取りを継続出来、更にエラー発生箇所の再読
み取りが終了したあとはより多くの読み取り手段が未読
み取りトラックに割り当てられるとともに、エラー発生
箇所の再読み取りが終了後のトラックジャンプを行うと
かえって速度低下を招く場合にはトラックジャンプを行
わないので、エラー発生箇所の再読み取り前後の読み取
り速度の低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0022】本発明の請求項14に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項4に記載のマルチトラックディスク再生装置の読
み取りエラーリカバリ方法において、すべてのエラー発
生箇所の再読み取りが終了したときに、同時読み取り可
能なトラックの数、エラー発生箇所の再読み取り中に複
数の読み取り手段に割り当てられている未読み取りトラ
ックの数、及びトラック上のエラー発生位置に適応し
て、即座にトラックジャンプをおこない、エラー発生箇
所の再読み取り中よりもより多くの読み取り手段を未読
み取りトラックに割り当てることと、トラックジャンプ
を行わず読み取り中のトラックの再生を続けることを選
択的に切り替えることを特徴とするもので、エラー発生
時の再読み取りのためのトラックジャンプを行わないの
でトラックジャンプに要する時間を必要とせず、トラッ
クジャンプを行ったときには、エラー発生時の再読み取
り中も最も先行するトラックは未読み取り領域のデータ
読み取りを継続出来、更にエラー発生箇所の再読み取り
が終了したあとはより多くの読み取り手段が未読み取り
トラックに割り当てられるとともに、エラー発生箇所の
再読み取りが終了後のトラックジャンプを行うとかえっ
て速度低下を招く場合にはトラックジャンプを行わない
ので、エラー発生箇所の再読み取り前後の読み取り速度
の低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0023】本発明の請求項15に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項9に記載のマルチトラックディスク再生装置の読
み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエラ
ー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み取
りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこなう
ことを特徴とするもので、エラー発生箇所の再読み取り
が終了したあとより多くの読み取り手段が未読み取りト
ラックに割り当てられるので、エラー発生箇所の再読み
取り終了直後の読み取り速度の低下を最低限度にとどめ
ることが出来る。
【0024】本発明の請求項16に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項10に記載のマルチトラックディスク再生装置の
読み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエ
ラー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み
取りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこな
うか、トラックジャンプを行わないかを選択的に切り替
えることを特徴とするもので、かえって読み取り速度低
下を招くようなときには再読み取り終了後のトラックジ
ャンプを行わず、読み取り速度の向上が期待できるとき
にはトラックジャンプを行ない、より多くの読み取り手
段を未読み取りトラックに割り当てられるので、エラー
発生箇所の再読み取り終了前後の読み取り速度の低下を
最低限度にとどめることが出来る。
【0025】本発明の請求項17に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項11に記載のマルチトラックディスク再生装置の
読み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエ
ラー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み
取りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこな
うか、トラックジャンプを行わないかを選択的に切り替
えることを特徴とするもので、不要なエラー発生時の再
読み取りのためのトラックジャンプを行わないのでトラ
ックジャンプに要する時間を必要とせず、エラー発生時
の再読み取り中も最も先行するトラックは未読み取り領
域のデータ読み取りを継続出来、更にエラー発生箇所の
再読み取りが終了したあとはより多くの読み取り手段が
未読み取りトラックに割り当てられるとともに、エラー
発生箇所の再読み取りが終了後のトラックジャンプを行
うとかえって速度低下を招く場合にはトラックジャンプ
を行わないので、エラー発生箇所の再読み取り前後の読
み取り速度の低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0026】本発明の請求項18に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項12に記載のマルチトラックディスク再生装置の
読み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエ
ラー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み
取りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこな
うか、トラックジャンプを行わないかを選択的に切り替
えることを特徴とするもので、不要なエラー発生時の再
読み取りのためのトラックジャンプを行わないのでトラ
ックジャンプに要する時間を必要とせず、エラー発生時
の再読み取り中も最も先行するトラックは未読み取り領
域のデータ読み取りを継続出来、更にエラー発生箇所の
再読み取りが終了したあとはより多くの読み取り手段が
未読み取りトラックに割り当てられるとともに、エラー
発生箇所の再読み取りが終了後のトラックジャンプを行
うとかえって速度低下を招く場合にはトラックジャンプ
を行わないので、エラー発生箇所の再読み取り前後の読
み取り速度の低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0027】本発明の請求項19に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項13に記載のマルチトラックディスク再生装置の
読み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエ
ラー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み
取りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこな
うか、トラックジャンプを行わないかを選択的に切り替
えることを特徴とするもので、不要なエラー発生時の再
読み取りのためのトラックジャンプを行わないのでトラ
ックジャンプに要する時間を必要とせず、トラックジャ
ンプを行ったときには、エラー発生時の再読み取り中も
最も先行するトラックは未読み取り領域のデータ読み取
りを継続出来、更にエラー発生箇所の再読み取りが終了
したあとはより多くの読み取り手段が未読み取りトラッ
クに割り当てられるとともに、エラー発生箇所の再読み
取りが終了後のトラックジャンプを行うとかえって速度
低下を招く場合にはトラックジャンプを行わないので、
エラー発生箇所の再読み取り前後の読み取り速度の低下
を最低限度にとどめることが出来る。
【0028】本発明の請求項20に記載のマルチトラッ
クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法は、
請求項14に記載のマルチトラックディスク再生装置の
読み取りエラーリカバリ方法において、最も後行するエ
ラー発生トラック上のすべてのエラー発生箇所の再読み
取りが終了したとき、即座にトラックジャンプをおこな
うか、トラックジャンプを行わないかを選択的に切り替
えることを特徴とするもので、エラー発生時の再読み取
りのためのトラックジャンプを行わないのでトラックジ
ャンプに要する時間を必要とせず、トラックジャンプを
行ったときには、エラー発生時の再読み取り中も最も先
行するトラックは未読み取り領域のデータ読み取りを継
続出来、更にエラー発生箇所の再読み取りが終了したあ
とはより多くの読み取り手段が未読み取りトラックに割
り当てられるとともに、エラー発生箇所の再読み取りが
終了後のトラックジャンプを行うとかえって速度低下を
招く場合にはトラックジャンプを行わないので、エラー
発生箇所の再読み取り前後の読み取り速度の低下を最低
限度にとどめることが出来る。
【0029】(実施の形態)以下に、本発明の前提であ
る基本的な読み込み動作について図2を用いて説明す
る。
【0030】図2において、再生装置は、同心円状また
は螺旋状にトラックが形成された、光ディスク1と、光
ディスク1を支持して回転駆動するためのスピンドルモ
ータ2と、回転する光ディスク1上の隣接する4本のト
ラックにレーザビームを照射する発光素子31、32、
33、34と、照射された各トラックの反射光をそれぞ
れ受光して電気信号に変換する受光素子41、42、4
3、44と、発光素子31、32、33、34と受光素
子41、42、43、44とにより構成される光ピック
アップ5と、光ピックアップ5を光ディスク1の半径方
向に移動させる送りモータ6と、光ピックアップ5から
出力される電気信号から、同時に読み取った3本のトラ
ック毎に独立したデータをそれぞれ再生する再生回路7
1、72、73、74と、再生回路71、72、73、
74により再生された各トラック毎の独立したデータを
バッファメモリ9に一時的に蓄積しつつ、バッファメモ
リ9に記憶された再生データを光ディスク1上のトラッ
ク並びと同じ順番で読み出してホストインタフェース1
0に送るメモリ制御回路8と、読み取りエラーが発生し
たときにその発生箇所を記憶する読み取りエラー発生箇
所記憶回路20と、端子11を介して上位装置との間で
再生指示の受信や再生データの送信を行うホストインタ
フェース10と、これらを制御するコントローラ12を
備え、これら各部は図に示すように接続されている。
【0031】基本的な再生動作を説明する。端子11を
介してホストインタフェース10が上位装置から光ディ
スク1上の隣接するトラックT1乃至T4の再生指示を
受けると、コントローラ12は各部に指示を出すことに
よって再生動作を行う。具体的には、送りモータ6を制
御して、スピンドルモータ2によって回転している光デ
ィスク1上のトラックT1、T2、T3、T4にそれぞ
れ発光素子31、32、33、34からのレーザビーム
が照射されるように光ピックアップ5を移動し、それぞ
れの反射光が受光素子41、42、43、44によって
電気信号に変換され、更に再生回路71、72、73、
74によって独立に再生される。各トラック毎に独立し
て再生されたデータは、メモリ制御回路8を介してバッ
ファメモリ9に一時的に記憶された後、光ディスク1上
のトラック並びと同じ順番、すなわちT1、T2、T
3、t4の順で読み出されてホストインタフェース10
と端子11を介して上位装置に送られることになる。こ
こで読み取りエラーが発生したときには読み取りエラー
発生箇所記憶回路20にそのディスク上のアドレスが記
憶される。
【0032】再読み取りを試みる時には、既に読み取り
済みのトラックのデータを再度読み出す必要は無いの
で、トラックジャンプを行い、最も後行する受光素子4
1をエラーが発生しているトラック、若しくはエラー発
生トラックよりも後行するトラックにトラックジャンプ
させた後、再読み取りを試みることで先行する受光素子
は未読み取り領域の読み取りを継続できるので再読み取
り中の読み取り速度低下を最低限度にとどめることが出
来る。
【0033】また、エラー発生後、再生中のトラックの
データの読み取りが終了するまではトラックジャンプを
行わずに読み取りを継続することでエラー発生トラック
よりも後行するトラックのデータの読み取りが完了で
き、読み取りが完了したトラック分だけ未読み取り領域
に読みとり手段を割り当てることが出来るようになる。
【0034】なお、同時読み取り可能なトラック数が更
に多い場合や少ない場合でも同様に実施可能である。ま
た、以上の説明ではディスクが光ディスクである場合に
ついて説明しているが、同様に磁気ディスクである場合
には光ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実
施可能である。
【0035】以下に、図4を説明する。
【0036】図4は螺旋状にトラックが形成された情報
ディスクのトラックの配置図で、再生ビーム51、5
2、53、54はそれぞれTn、Tn+1、Tn+2、
Tn+3をトレースする。ディスクの回転により再生ビ
ーム51、52、53、54はディスク上を左方向に移
動し、1回転後にはTn+1、Tn+2、Tn+3、T
n+4の先頭に接続している。
【0037】基本的な読み取り動作は、読み取りエラー
が発生したときには、読み取りエラー発生箇所記憶回路
20にそのディスク上のアドレスが記憶される。
【0038】再読み取りを試みるとき、トラックは螺旋
状に形成されているのでディスクが1回転したのちには
それぞれの読み取り手段は次のトラックの先頭位置に来
ている。
【0039】エラー発生箇所が最も後行するトラックで
なければそのまま、トラックジャンプを行わず読み取り
を継続し、エラーが発生したトラックよりも後行する読
み取り手段でエラー発生箇所の再読み取りを行い、同時
に最も先行する読み取り手段は未読み取りトラックの読
み取りを行うことができる。トラックジャンプをおこな
うと、ディスクはトラックジャンプ中も回転を続けてい
るのでその間通り過ぎた部分のデータの読み取りが出来
ないことになるがこの方法では、トラックジャンプを行
わないのでトラックジャンプを行う間の時間のロスがな
くなるとともに、最も先行するトラックは未読み取り領
域のデータ読み取りを継続出来るので再読み取り中の読
み取り速度低下を最低限度にとどめることが出来る。
【0040】なお、同時読み取り可能なトラック数が更
に多い場合や少ない場合でも同様に実施可能である。ま
た、以上の説明ではディスクが光ディスクである場合に
ついて説明しているが、同様に磁気ディスクである場合
には光ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実
施可能である。
【0041】以下に、本発明の請求項1、2、3、4の
実施の形態について図2、3、4を用いて説明する。
【0042】基本的な読み取り動作は前述の通り、読み
取りエラーが発生したときには、読み取りエラー発生箇
所記憶回路20にそのディスク上のアドレスが記憶され
る。
【0043】螺旋状にトラックが形成されているディス
クの場合は、再読み取りを試みるとき、実施の形態1で
説明したようにより多くの読み取り手段を未読み取りト
ラックに割り当てるためにトラックジャンプをおこなっ
た場合、かえって読み取り速度の低下を招く場合があ
る。例えば、トラックの先頭にエラー発生箇所があり、
トラックジャンプをおこなうとトラックジャンプ中にエ
ラー発生箇所をとおりすぎてしまい、もう1回転待たな
いとエラー発生箇所の再読み取りが出来なくなる場合、
エラー発生箇所が最も後行するトラックTn+1の位置
にあり、1回転分のデータを読みとったあとには最も後
行する読み取り手段がエラー発生トラックの先頭に来て
いるため、トラックジャンプをおこなう必要がない場合
などである。
【0044】したがって、エラー発生箇所、同時読み取
り可能なトラック数からトラックジャンプをおこなった
場合と、行わなかった場合で読み取り速度の評価をおこ
ない、より再読み取り中の速度低下の少ない方を選択す
ることになる。
【0045】また、同心円状に形成されている場合の動
作は若干異なる。図3は同心円状にトラックが形成され
た情報ディスクのトラックの配置図で、再生ビーム5
1、52、53、54はそれぞれTn、Tn+1、Tn
+2、Tn+3をトレースする。ディスクの回転により
再生ビーム51、52、53、54はディスク上を左方
向に移動し、1回転後にはもとの場所に戻ってくる。従
って、エラー発生箇所が最も後行するトラック上にある
場合には、トラックジャンプを行わず、エラー発生トラ
ックに割り当てられていた読み取り手段を用いてエラー
発生箇所の再読み取りを試みる。そうでない場合には、
エラー発生箇所がトラックの先頭付近にあり、トラック
ジャンプ中にエラー発生箇所を通り過ぎてしまうある場
合をのぞいては、トラックジャンプをおこない、より多
くの読み取り手段を未読み取りトラックに割り当てる。
【0046】以上の様に、不要なエラー発生時の再読み
取りのためのトラックジャンプを行わないのでトラック
ジャンプに要する時間を必要とせず、トラックジャンプ
をおこなった時には、エラー発生時の再読み取り中も先
行するトラックは未読み取り領域のデータ読み取りを継
続出来るので再読み取り中の読み取り速度低下を最低限
度にとどめることが出来る。
【0047】なお、同時読み取り可能なトラック数が更
に多い場合や少ない場合でも同様に実施可能である。ま
た、以上の説明ではディスクが光ディスクである場合に
ついて説明しているが、同様に磁気ディスクである場合
には光ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実
施可能である。
【0048】以下に、本発明の請求項5、6、7、8の
実施の形態について説明する。
【0049】エラー発生箇所が2箇所以上である場合に
は、最も後行する読み取り手段をディスク上のエラー発
生箇所またはエラー発生箇所よりも後行するトラックに
ジャンプさせる際の基準となるエラー発生箇所、および
トラックジャンプを行うかどうかを評価する基準となる
エラー発生箇所を、最も後行するトラックの最も先頭に
近い前記読み取りエラー発生箇所とする。そうすれば、
読み取りエラーが複数箇所で発生している場合でも、ト
ラックジャンプ後、いずれかの読みとり手段を用いて、
ディスクが1回転する間にすべてのエラー発生箇所の再
読み取りを試みることが出来る。
【0050】以上の様に、エラー発生箇所が2カ所以上
である場合でも、不要なエラー発生時の再読み取りのた
めのトラックジャンプを行わないのでトラックジャンプ
に要する時間を必要とせず、エラー発生時の再読み取り
中も先行するトラックは未読み取り領域のデータ読み取
りを継続出来るので再読み取り中の読み取り速度低下を
最低限度にとどめることが出来る。
【0051】なお、同時読み取り可能なトラック数が更
に多い場合や少ない場合でも同様に実施可能である。ま
た、以上の説明ではディスクが光ディスクである場合に
ついて説明しているが、同様に磁気ディスクである場合
には光ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実
施可能である。
【0052】以下に、本発明の請求項9、10、11、
12、13、14の実施の形態について説明する。
【0053】今、エラー発生箇所の再読み取りが終了し
たあとの動作を考える。エラー発生箇所の再読み取りが
終了したあと、トラックジャンプを行い再読み取り中よ
りも多くの読み取り手段を未読み取りトラックに割り当
てると、エラー発生箇所の再読み取り終了後すぐに読み
取りエラーが発生していないときと同じ数だけの読み取
り手段を未読み取りトラックに割り当てることができる
ようになる。また、エラー発生箇所が複数である場合に
はすべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了してから
トラックジャンプすれば同様の効果が得られる。しか
し、再読み取り開始からディスク1回転分のデータを読
み取り終わる前にトラックジャンプを行うと、それまで
に読みとった未読み取りトラックのデータは破棄しなけ
ればならなくなる。なぜなら、トラックジャンプを行う
間にもディスクは回転を続けているため、未読み取りト
ラック上のトラックジャンプ中に通り過ぎてしまった部
分はトラックジャンプ後ディスクが1回転した後でない
と読み取りできないので、結局読み取り済みの部分のデ
ータも再度読みとらなければならなくなるためである。
従って、トラックジャンプ後、エラー発生箇所の再読み
取り中に読みとった未読み取りトラックのデータを破棄
することを前提に、エラー発生箇所の再読み取りが終了
した後即座にトラックジャンプを行うか、そのまま読み
取り中のトラックの読み取りをディスク1回転分のデー
タの読み取りが終了するまで継続するか、未読み取りト
ラックの数、及びトラック上のエラー発生位置をもと
に、より読み取り速度の低下が少なくなる方を選択して
やる必要がある。また、前記実施の形態のエラー発生箇
所再読み取り時のトラックジャンプと組み合わせること
でより効果的な動作が期待できる。
【0054】以上の様に、エラー発生箇所の再読み取り
終了後即座にトラックジャンプをおこなってより多くの
読み取り手段を未読み取りトラックに割り当てるか、そ
のまま現在読み取り中のトラックのデータの読み取りを
継続するかより読み取り速度低下の少なくなる方を選択
するので読み取りエラー発生箇所の再読み取り前後の読
み取り速度の低下を最低限度にとどめることができる。
【0055】同時読み取り可能なトラック数が更に多い
場合や少ない場合でも同様に実施可能である。また、以
上の説明ではディスクが光ディスクである場合について
説明しているが、同様に磁気ディスクである場合には光
ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実施可能
である。
【0056】以下に、本発明の請求項15、16、1
7、18、19、20の実施の形態について説明する。
【0057】基本的な動作は前述の読み取りエラー発生
箇所の再読み取り終了後のトラックジャンプの方法と同
一であるが、複数のトラックにわたって読み取りエラー
が発生している場合、その読み取りエラー発生箇所の位
置関係によっては、最も後行するエラー発生トラックの
すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したときに
トラックジャンプを行ってより多くの読み取り手段を未
読み取りトラックに割り当てた方が読み取り速度の向上
が期待できる場合がある。たとえば、最も後行するトラ
ックの先頭付近と、最も後行するトラック上の後半部分
で読み取りエラーが発生している場合である。この場
合、エラー発生箇所の再読み取り中は未読み取りトラッ
クに読み取り手段を割り当てることができない。最も後
行するトラック上のエラー発生箇所の再読み取りが終了
した直後にトラックジャンプを行って、最も後行する読
み取り手段を残りの読み取りエラー発生箇所に割り当て
るようにトラックジャンプすれば、同時読み取り可能な
トラック数−1のトラックを未読み取りトラックに割り
当てることができるようになる。その他の場合でもトラ
ックジャンプをおこなう場合と、行わない場合の読み取
り速度を、未読み取りトラックの数、及びトラック上の
エラー発生位置から評価して、最も後行するトラックの
すべての読み取りエラー発生箇所の再読み取りが終了す
るたびに、トラックジャンプをおこなうか、そのまま現
在読み取り中のトラックの読み取りを継続するか選択を
おこなえばよい。また、前記実施の形態のエラー発生箇
所再読み取り時のトラックジャンプと組み合わせること
でより効果的な動作が期待できる。
【0058】同時読み取り可能なトラック数が更に多い
場合や少ない場合でも同様に実施可能である。また、以
上の説明ではディスクが光ディスクである場合について
説明しているが、同様に磁気ディスクである場合には光
ピックアップ5は磁気ヘッドを用いても同様に実施可能
である。
【0059】次に本発明の具体例を図2、図3、図4を
用いて説明する。図2は本発明のマルチビーム法によっ
て光ディスクの再生を行う光ディスク再生装置の構成図
である。
【0060】図3は同心円状にトラックが形成された情
報ディスクのトラックの配置図で、再生ビーム51、5
2、53、54はそれぞれTn、Tn+1、Tn+2、
Tn+3をトレースする。ディスクの回転により再生ビ
ーム51、52、53、54はディスク上を左方向に移
動し、1回転後にはもとの場所に戻ってくる。
【0061】図4は螺旋状にトラックが形成された情報
ディスクのトラックの配置図で、再生ビーム51、5
2、53、54はそれぞれTn、Tn+1、Tn+2、
Tn+3をトレースする。ディスクの回転により再生ビ
ーム51、52、53、54はディスク上を左方向に移
動し、1回転後にはTn+1、Tn+2、Tn+3、T
n+4の先頭に接続する。
【0062】基本的な再生動作を説明する。端子11を
介してホストインタフェース10が上位装置から光ディ
スク1上の隣接するトラックT1乃至T4の再生指示を
受けると、コントローラ12は各部に指示を出すことに
よって再生動作を行う。具体的には、送りモータ6を制
御して、スピンドルモータ2によって回転している光デ
ィスク1上のトラックT1、T2、T3、T4にそれぞ
れ発光素子31、32、33、34からのレーザビーム
が照射されるように光ピックアップ5を移動し、それぞ
れの反射光が受光素子41、42、43、44によって
電気信号に変換され、更に再生回路71、72、73、
74によって独立に再生される。各トラック毎に独立し
て再生されたデータは、メモリ制御回路8を介してバッ
ファメモリ9に一時的に記憶された後、光ディスク1上
のトラック並びと同じ順番、すなわちT1、T2、T
3、t4の順で読み出されてホストインタフェース10
と端子11を介して上位装置に送られることになる。こ
こで読み取りエラーが発生したときには読み取りエラー
発生箇所記憶回路20にそのディスク上のアドレスが記
憶される。
【0063】次にエラー発生箇所の再読み取り動作につ
いて説明する。まず、同心円状にデータが記録されたデ
ィスクの再読み取り動作について説明する。
【0064】データは、内周トラックから順にT1、T
2、T3....と記録されている。今、T2以降のデータ
を読み出す場合を考える。
【0065】4つのトラックを同時に再生できるので、
T2、T3、T4、T5のデータを同時に読み出す。T
2、T3、T4、T5にはそれぞれ順に再生ビーム5
1、52、53、54、受光素子41、42、43、4
4、再生回路71、72、73、74が対応している。
【0066】ここで、T5でエラーが発生した場合の動
作は、T5でエラーが検出されるとエラー発生箇所を記
憶回路20で記憶し、T2、T3、T4、T5の再生を
各トラック1周分のデータの読み取りが終了するまで継
続してバッファメモリに書き込みをおこなう。すると、
T2、T3、T4のデータはエラーなしに読み取りが終
了しているのでホストインターフェイスにデータの転送
を許可することが出来る。
【0067】次にT5の次にT5のエラー発生箇所を再
度読みとるようにトラックジャンプするが、エラー発生
箇所がT5の先頭にある場合にはトラックジャンプ中に
もディスクは回転しているので、再生ビーム51がエラ
ー発生箇所を通り過ぎてしまう可能性がある。そこで、
エラー発生箇所に応じてトラックジャンプを行うかどう
かを選択的に変更する必要がある。
【0068】エラー発生箇所がトラックの先頭にあり、
トラックジャンプ中に受光素子が通り過ぎてしまう恐れ
がある場合には、トラックジャンプを行わず、もとの受
光素子、再生回路で再読み取りを試みる選択と、トラッ
クジャンプを行い、ジャンプ後のトラック読み取りの最
後に再読み取りを試みる選択が可能である。
【0069】トラックジャンプを行った場合は、T5、
T6、T7、T8を読みとるようにトラックジャンプす
る。このとき、T5、T6、T7、T8の順に再生ビー
ム51、52、53、54が対応することになる。再生
ビーム51はT5のエラー発生箇所が来るまで回転待ち
を行い、エラー発生箇所の再読み取りを試みる。読み取
りが出来たときには、バッファメモリの対応するアドレ
スにデータの書き込みを行いホストへの転送を許可す
る。このとき、再生ビーム51、52、53、54はT
6、T7、T8の再生を続けることが出来、再生速度は
通常時の3/4となる。
【0070】同時に読み取り可能なトラック数が更に多
い場合や少ない場合でも、また複数箇所で読みとりエラ
ーが発生した場合には最も後行するトラックの最も先行
するエラー発生箇所を基準にトラックジャンプをおこな
うことで、同様に先行する受光素子、再生回路は未読み
取り領域の再生を継続できる。
【0071】次に、螺旋状にデータが記録されたディス
クのエラーリカバリについて説明する。 今、T2以降
のデータを読み出す場合を考える。
【0072】まず、4つのトラックを同時に再生できる
ので、T2、T3、T4、T5のデータを同時に読み出
す。T2、T3、T4、T5にはそれぞれ順に再生ビー
ム51、52、53、54、受光素子41、42、4
3、44、再生回路71、72、73、74が対応して
いる。
【0073】ここで、T5でエラーが発生した場合の動
作を説明する。T5でエラーが検出されるとエラー発生
箇所を記憶回路20で記憶し、T2、T3、T4、T5
の再生を各トラック1周分のデータの読み取りが終了す
るまで継続してバッファメモリに書き込みをおこなう。
すると、T2、T3、T4はエラーなしに読み取りが終
了しているのでホストインターフェイスにデータの転送
を許可する。
【0074】次にT5のエラー発生箇所を再度読みとる
ようにトラックジャンプするが、データが螺旋状に記録
されているので1回転分のデータを読み終わったときに
は各受光素子、再生回路はT3、T4、T5、T6の先
頭まで来ている。更にトラックジャンプをする間もディ
スクは回転を続けているから、もしT5の先頭でエラー
が発生していたとするとトラックジャンプが終了したと
きには既にエラー発生箇所を通り過ぎていることにな
る。そこで、エラー発生箇所に応じてトラックジャンプ
量、トラックジャンプを行うかどうかを選択的に変更す
る必要がある。
【0075】T5の先頭付近でエラーが発生し、トラッ
クジャンプ後にはエラー発生箇所を通りすぎでしまう恐
れがあるときには、T4、T5、T6、T7を読みとる
ようにトラックジャンプをおこなう。このとき、T4、
T5、T6、T7の順に再生ビーム51、52、53、
54が対応することになる。T4はT5の先頭に接続し
ているので、再生ビーム51はエラー発生箇所が来るま
で回転待ちを行い、エラー発生箇所の再読み取りを試み
る。読み取りが出来たときには、バッファメモリの対応
するアドレスにデータの書き込みを行いホストへの転送
を許可する。T5はT6の先頭に接続しているので、再
生ビーム52はT6の先頭まで回転待ちを行い、トラッ
クジャンプの間に通り過ぎたT6の先頭部分のデータの
読み取りを継続する。再生ビーム51、52はT6、T
7の再生を続けることが出来、再生速度は通常時の約1
/2となる。
【0076】T5の先頭付近から十分に離れた箇所でエ
ラーが発生し、トラックジャンプ後にはエラー発生箇所
を通りすぎでしまう恐れがないときには、T5、T6、
T7、T8を読みとるようにトラックジャンプをおこな
う。このとき、T5、T6、T7、T8は順に再生ビー
ム51、52、53、54、受光素子41、42、4
3、44、再生回路71、72、73、74に対応す
る。再生ビーム51はT5のエラー発生箇所が来るまで
回転待ちを行い、エラー発生箇所の再読み取りを試み
る。読み取りが出来たときには、バッファメモリの対応
するアドレスにデータの書き込みを行いホストへの転送
を許可する。更にT5はT6の先頭に接続しているので
トラックジャンプの間に再生ビーム52が通り過ぎたT
6の先頭付近のデータを再生する。再生ビーム52、5
3、54はT6、T7、T8の再生を続けることが出
来、再生速度は通常時の約3/4となる。
【0077】次にT3でエラーが発生した場合には、1
回転分のデータを読み出し終わったときには既に再生ビ
ーム51はT3の先頭に来ているのでトラックジャンプ
を行う必要はない。再生ビーム51はエラー発生箇所が
来るまで回転待ちを行い、エラー発生箇所の再読み取り
を試みる。読み取りが出来たときには、バッファメモリ
の対応するアドレスにデータの書き込みを行いホストへ
の転送を許可する。再生ビーム54はT6の再生を続け
ることが出来、再生速度は通常時の1/4となる。
【0078】またT4の先頭付近でエラーが発生し、ト
ラックジャンプ後にはエラー発生箇所を通りすぎでしま
う恐れがあるときにもトラックジャンプを行わず受光素
子41、再生回路71がT4の先頭付近に来るまで回転
待ちを行った方がトラックジャンプ中のデータの読み出
しが出来ない時間が無い分だけ読み取り速度の低下を押
さえることが出来る。このとき再生ビーム54はT6の
再生を続けることが出来、再生速度は通常時の1/4と
なる。
【0079】同時に読み取り可能なトラック数が更に多
い場合や少ない場合にも同様に先行するトラックは未読
み取り領域の再生を継続できる。また複数箇所で読みと
りエラーが発生した場合には最も後行するトラックの最
も先行するエラー発生箇所を基準にトラックジャンプを
おこなうことで、同様に先行する受光素子、再生回路は
未読み取り領域の再生を継続できる。
【0080】なお、トラックジャンプを行うか否かでの
再生速度の評価方法は上記の実施例に限定されない。そ
れぞれのシステムでよりパフォーマンスの向上が期待で
きる評価方法を選択できる。
【0081】次に、エラー発生箇所の再読み取りが終了
したときの動作について説明する。エラー発生箇所の再
読み取りが終了したときの動作は同心円状、螺旋状にデ
ータが記録されたディスクで同一であると考えられる。
【0082】例えば、T2の先頭から1/2の箇所で読
み取りエラーが発生しており、T2、T3、T4、T5
に再生ビーム51、52、53、54、受光素子41、
42、43、44、再生回路71、72、73、74が
割り当てられており、T5は未読み取りトラックであっ
たとする。この場合、再読み取り動作中の未読み取りト
ラックの読み取り速度は同時読み取り可能なトラック数
が4で、そのうち1本のトラックのデータしか読み出せ
ないので通常時の約1/4である。もし、先頭から1/
2の地点でT2の読み取りエラー発生箇所の再読み取り
に成功したあと、トラックジャンプしてT4、T5、T
6、T7に再生ビーム51、52、53、54を割り当
てたとする。T4は読み取り済みであるので、その後1
/2回転中の再生速度は通常時の3/4となる。1/2
回転後にはT5の先頭に接続するので1/1となる。し
かし、トラックジャンプしてしまうと再読み取り中に読
み取ったデータはトラックジャンプ中にとおりすぎたデ
ータがディスク1回転後まで読み出せないので無効とす
るしかない。そこで、再読み取り開始から1回転の間の
平均速度をトラックジャンプを行った場合と、行わずに
読み取りを継続する場合で評価して速度低下の少ない方
を選択してやる必要がある。この例では、再読み取り開
始から1回転の間の平均読み取り速度は通常時の、(3
/4)*(1/2)=3/8となる。これは、再読み取
り終了後トラックジャンプしない場合の読み取り速度1
/4よりも速い速度であるから、再読み取り終了後即座
にトラックジャンプした方が読み取り速度の低下をより
少なくすることが出来ることになる。
【0083】次に、T2の先頭から3/4の箇所で読み
取りエラーが発生しており、T2、T3、T4、T5に
再生ビーム51、52、53、54、受光素子41、4
2、43、44、再生回路71、72、73、74が割
り当てられており、T5は未読み取りトラックである場
合には以下のようになる。この場合、再読み取り動作中
の未読み取りトラックの読み取り速度は同時読み取り可
能なトラック数が4で、そのうち1本のトラックのデー
タしか読み出せないので通常時の約1/4である。も
し、先頭から3/4の地点でT2の読み取りエラー発生
箇所の再読み取りに成功したあと、トラックジャンプし
てT4、T5、T6、T7に再生ビーム51、52、5
3、54を割り当てたとする。T4は読み取り済みであ
るので、その後1/4回転中の再生速度は通常時の3/
4、1/4回転後にはT5の先頭に接続するので1/1
となる。トラックジャンプしてしまうと再読み取り中に
読みとったデータはトラックジャンプ中にとおりすぎた
データがディスク1回転後まで読み出せないので無効と
して、再読み取り開始から1回転の間の平均読み取り速
度は通常時の、(3/4)*(1/4)=3/16とな
る。これは、再読み取り終了後トラックジャンプしない
場合の読み取り速度1/4よりも遅い速度であるから、
再読み取り終了後即座にトラックジャンプしない方が読
み取り速度の低下をより少なくすることが出来ることに
なる。
【0084】また、再読み取り終了後トラックジャンプ
する場合としない場合の読み取り速度が同じ場合は、ト
ラックジャンプ中はデータの読み取りが出来ないのでト
ラックジャンプしない方法を選択した方がより高速にな
る。
【0085】複数のエラー発生箇所がある場合には更に
速度の評価は複雑になる。最も簡単な方法は、すべての
エラー発生箇所の再読み取りが終了したあとで、トラッ
クジャンプをするかどうかを評価すればよいが、より読
み取り速度の低下を少なくするには、以下のような評価
をおこなう。
【0086】T2の先頭から1/2、T4の先頭から3
/4の箇所で読み取りエラーが発生しており、T2、T
3、T4、T5に再生ビーム51、52、53、54、
受光素子41、42、43、44、再生回路71、7
2、73、74が割り当てられており、T5は未読み取
りトラックであったとする。もし、先頭から1/2の地
点でT2の読み取りエラー発生箇所の再読み取りに成功
したあと、トラックジャンプするとすると、のこりのT
4の読み取りエラー発生箇所は更に1/4回転後にある
から、T4、T5、T6、T7に再生ビーム51、5
2、53、54を割り当てることが出来る。T4は読み
取り済みであるので、その後1/2回転中の再生速度は
通常時の3/4、1/2回転後にはT5の先頭に接続す
るので1/1となる。トラックジャンプ前に読みとった
T5のデータは無効となり、再読み取り開始から1回転
の間の平均読み取り速度は通常時の、(3/4)*(1
/2)=3/8となる。これは、再読み取り終了後トラ
ックジャンプしない場合の読み取り速度1/4よりも速
い速度であるから、再読み取り終了後即座にトラックジ
ャンプした方が読み取り速度の低下をより少なくするこ
とが出来ることになる。その後、更にT4のエラー発生
箇所をこのトラックジャンプから起算して1回転分の読
み取り速度を再度計算してT4の再読み取り終了時にト
ラックジャンプするかどうかを決定することになる。
【0087】なお、トラックジャンプを行うか否かでの
再生速度の評価方法は上記の実施例に限定されない。そ
れぞれのシステムでより、再生速度の向上が期待できる
評価方法を選択できる。
【0088】更に、以上の実施例では光ディスクを用い
た例を挙げているが、磁気ディスク、光磁気ディスク等
の情報ディスク装置についても同様の効果が期待でき
る。
【0089】
【発明の効果】以上の様に本発明の請求項1、2の読み
取りエラーリカバリ方法によれば、螺旋状にトラックが
形成されたディスクにおいて、読み取りエラー発生箇所
再読み取り時の最適なトラックジャンプが出来るので、
トラックジャンプをおこなったときには、エラー発生箇
所の再読み取り中も先行する読み取り手段は未読み取り
トラックのデータの読み取りが継続でき、トラックジャ
ンプを行わないときには、トラックジャンプ中データの
読み取りができない時間がなく、最も先行するトラック
は未読み取りトラックのデータの読み取りを継続できる
ので、読み取りエラー発生箇所再読み取り時の読み取り
速度の低下を最低限度にとどめることができる。
【0090】また、本発明の請求項3、4の読み取りエ
ラーリカバリ方法によれば、同心円状にトラックが形成
されたディスクにおいて、読み取りエラー発生箇所再読
み取り時の最適なトラックジャンプが出来るので、トラ
ックジャンプをおこなったときには、エラー発生箇所の
再読み取り中も先行する読み取り手段は未読み取りトラ
ックのデータの読み取りが継続でき、トラックジャンプ
を行わないときには、トラックジャンプ中データの読み
取りができない時間がないので、読み取りエラー発生箇
所再読み取り時の読み取り速度の低下を最低限度にとど
めることができる。
【0091】また、本発明の請求項5、6、7、8読み
取りエラーリカバリ方法によれば、2カ所以上で読み取
りエラーが発生している場合でも、読み取りエラー発生
箇所再読み取り時の最適なトラックジャンプが出来るの
で、読み取りエラー発生箇所再読み取り時の読み取り速
度の低下を最低限度にとどめることができる。
【0092】また、本発明の請求項9の読み取りエラー
リカバリ方法によれば、エラー発生箇所の再読み取りが
終了したあと、より多くの読み取り手段が未読み取りト
ラックに割り当てられるので、エラー発生箇所の再読み
取り終了直後の読み取り速度の低下を最低限度にとどめ
ることが出来る。
【0093】また、本発明の請求項10、11、12、
13、14の読み取りエラーリカバリ方法によれば、読
み取りエラー発生箇所の再読み取りが終了したときの、
最適なトラックジャンプができ、かえって読み取り速度
低下を招くようなときには再読み取り終了後のトラック
ジャンプを行わず、読み取り速度の向上が期待できると
きにはトラックジャンプを行ない、より多くの読み取り
手段を未読み取りトラックに割り当てられるので、エラ
ー発生箇所の再読み取り終了前後の読み取り速度の低下
を最低限度にとどめることが出来る。
【0094】また、本発明の請求項15、16、17、
18、19、20の読み取りエラーリカバリ方法によれ
ば、複数のトラックで読み取りエラーが発生している場
合でも、読み取りエラー発生箇所の再読み取りが終了し
たときの、最適なトラックジャンプ、ができるので、エ
ラー発生箇所の再読み取り終了前後の読み取り速度の低
下を最低限度にとどめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のマルチトラックディスク再生装置を示す
【図2】本発明のマルチトラックディスク再生装置を示
す図
【図3】同心円状にトラックが形成された情報ディスク
のトラック配置図
【図4】螺旋状にトラックが形成された情報ディスクの
トラック配置図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモーター 5 光ピックアップ 6 送りモーター 8 メモリ制御回路 9 バッファメモリ 10 ホストインターフェイス 11 端子 12 コントローラー 20 読み取りエラー発生箇所記憶回路 31、32、33、34 発光素子 41、42、43、44 受光素子 51、52、53、54 再生ビーム 71、72、73、74 再生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F (56)参考文献 特開 平11−232662(JP,A) 特開 平6−89446(JP,A) 特開 平3−22263(JP,A) 特開 平3−86976(JP,A) 特開 平11−353682(JP,A) 特開 平11−7706(JP,A) 特開 平10−312539(JP,A) 実開 平6−58466(JP,U) 国際公開99/19867(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/085 G11B 20/18

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録面上に螺旋状に複数のトラックが形
    成されたディスクの隣接する複数トラックのデータを並
    行して同時読み取り可能な複数の読み取り手段を備えた
    マルチトラックディスク再生装置において、 読み取りエラー発生箇所を記憶する記憶手段を備え、 同時読み取り可能な複数トラックの1箇所以上で読み取
    りエラーが発生してエラー発生箇所の再読み取りを試み
    るとき、 前記同時読み取り可能な複数の読み取り手段のうち最も
    後行する読み取り手段を前記ディスク上のエラー発生箇
    所またはエラー発生箇所よりも後行するトラックにジャ
    ンプさせ、同時読み取り可能な複数の読み取り手段のう
    ち後行する読み取り手段はエラー発生箇所の再読み取り
    を行い、同時に先行する読み取り手段は未読み取りトラ
    ックの読み取りを行うことと、 エラー発生後もトラックジャンプを行わずデータの読み
    取りを続け、エラー発生トラックよりも後行する読み取
    り手段でエラー発生箇所の再読み取りを行い、同時に最
    も先行する読み取り手段は未読み取り領域の読み取りを
    行うことのいずれかを、それぞれの場合で、エラー発生箇所及び同時読み取り可
    能なトラック数により再生速度の低下が少なくなる方法
    を評価して、選択的に切り替える ことを特徴とするマル
    チトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバー
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバー方法において、
    ラー発生後も継続して再生中のトラックを1回転分読み
    取りを行い、そののち、前記トラックジャンプを行うか
    行わないかを選択する動作を行うことを特徴とするマル
    チトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバー
    方法。
  3. 【請求項3】 記録面上に同心円状に複数のトラックが
    形成されたディスクの隣接する複数トラックのデータを
    並行して同時読み取り可能な複数の読み取り手段を備え
    たマルチトラックディスク再生装置において、 読み取りエラー発生箇所を記憶する記憶手段を備え、 同時読み取り可能な複数トラックの1箇所以上で読み取
    りエラーが発生して、エラー発生箇所の再読み取りを試
    みるとき、 前記同時読み取り可能な複数の読み取り手段のうち最も
    後行する読み取り手段を前記ディスク上のエラー発生箇
    所またはエラー発生箇所よりも後行するトラックにジャ
    ンプさせ、同時読み取り可能な複数の読み取り手段のう
    ち後行する読み取り手段はエラー発生箇所の再読み取り
    を行い、同時に先行する読み取り手段は未読み取りトラ
    ックの読み取りを行うことと、 エラー発生後もトラックジャンプを行わずデータの読み
    取りを続けエラー発生トラックの読み取り手段でエラー
    発生箇所の再読み取りを行うことのいずれかを、それぞ
    れの場合で、エラー発生箇所及び同時読み取り可能なト
    ラック数により再生速度の低下が少なくなる方法を評価
    して、選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラ
    ックディスク再生装置の読み取りエラーリカバー方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバー方法において、
    ラー発生後も継続して再生中のトラックを1回転分読み
    取りを行い、そののち、前記トラックジャンプを行うか
    行わないかを選択する動作を行うことを特徴とするマル
    チトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバー
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、読
    み取りエラー発生箇所が2箇所以上である場合には最も
    後行するトラックの最も先頭に近い前記読み取りエラー
    発生箇所を読み取りエラーリカバリ時のトラックジャン
    プの基準とする事を特徴とするマルチトラックディスク
    再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、読
    み取りエラー発生箇所が2箇所以上である場合には最も
    後行するトラックの最も先頭に近い前記読み取りエラー
    発生箇所を読み取りエラーリカバリ時のトラックジャン
    プの基準とする事を特徴とするマルチトラックディスク
    再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、読
    み取りエラー発生箇所が2箇所以上である場合には最も
    後行するトラックの最も先頭に近い前記読み取りエラー
    発生箇所を読み取りエラーリカバリ時のトラックジャン
    プの基準とする事を特徴とするマルチトラックディスク
    再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のマルチトラックディス
    ク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、読
    み取りエラー発生箇所が2箇所以上である場合には最も
    後行するトラックの最も先頭に近い前記読み取りエラー
    発生箇所を読み取りエラーリカバリ時のトラックジャン
    プの基準とする事を特徴とするマルチトラックディスク
    再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  9. 【請求項9】 記録面上に同心円状または螺旋状に複数
    のトラックが形成されたディスクの隣接する複数トラッ
    クのデータを並行して同時読み取り可能な複数の読み取
    り手段を備えたマルチトラックディスク再生装置におい
    て、同時読み取り可能な複数トラックの1箇所以上で読
    み取りエラーが発生してエラー発生箇所の再読み取りを
    試みるとき、すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終
    了したとき、即座にトラックジャンプをおこない、エラ
    ー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの読み取り手
    段を未読み取りトラックに割り当てることを特徴とする
    マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカ
    バリ方法。
  10. 【請求項10】 記録面上に同心円状または螺旋状に複
    数のトラックが形成されたディスクの隣接する複数トラ
    ックのデータを並行して同時読み取り可能な複数の読み
    取り手段を備えたマルチトラックディスク再生装置にお
    いて、同時読み取り可能な複数トラックの1箇所以上で
    読み取りエラーが発生してエラー発生箇所の再読み取り
    を試みるとき、すべてのエラー発生箇所の再読み取りが
    終了したときに、同時読み取り可能なトラックの数、エ
    ラー発生箇所の再読み取り中に前記読み取り手段に割り
    当てられている未読み取りトラックの数、及びトラック
    上のエラー発生位置に適応して、即座にトラックジャン
    プをおこない、エラー発生箇所の再読み取り中よりもよ
    り多くの前記読み取り手段を未読み取りトラックに割り
    当てることと、トラックジャンプを行わず読み取り中の
    トラックの再生を続けることを選択的に切り替えること
    を特徴とするマルチトラックディスク再生装置の読み取
    りエラーリカバリ方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、
    すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したとき
    に、同時読み取り可能なトラックの数、エラー発生箇所
    の再読み取り中に複数の読み取り手段に割り当てられて
    いる未読み取りトラックの数、及びトラック上のエラー
    発生位置に適応して、即座にトラックジャンプをおこな
    い、エラー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの読
    み取り手段を未読み取りトラックに割り当てることと、
    トラックジャンプを行わず読み取り中のトラックの再生
    を続けることを選択的に切り替えることを特徴とするマ
    ルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバ
    リ方法。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載のマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、
    すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したとき
    に、同時読み取り可能なトラックの数、エラー発生箇所
    の再読み取り中に複数の読み取り手段に割り当てられて
    いる未読み取りトラックの数、及びトラック上のエラー
    発生位置に適応して、即座にトラックジャンプをおこな
    い、エラー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの読
    み取り手段を未読み取りトラックに割り当てることと、
    トラックジャンプを行わず読み取り中のトラックの再生
    を続けることを選択的に切り替えることを特徴とするマ
    ルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバ
    リ方法。
  13. 【請求項13】 請求項3に記載のマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、
    すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したとき
    に、同時読み取り可能なトラックの数、エラー発生箇所
    の再読み取り中に複数の読み取り手段に割り当てられて
    いる未読み取りトラックの数、及びトラック上のエラー
    発生位置に適応して、即座にトラックジャンプをおこな
    い、エラー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの読
    み取り手段を未読み取りトラックに割り当てることと、
    トラックジャンプを行わず読み取り中のトラックの再生
    を続けることを選択的に切り替えることを特徴とするマ
    ルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバ
    リ方法。
  14. 【請求項14】 請求項4に記載のマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、
    すべてのエラー発生箇所の再読み取りが終了したとき
    に、同時読み取り可能なトラックの数、エラー発生箇所
    の再読み取り中に複数の読み取り手段に割り当てられて
    いる未読み取りトラックの数、及びトラック上のエラー
    発生位置に適応して、即座にトラックジャンプをおこな
    い、エラー発生箇所の再読み取り中よりもより多くの読
    み取り手段を未読み取りトラックに割り当てることと、
    トラックジャンプを行わず読み取り中のトラックの再生
    を続けることを選択的に切り替えることを特徴とするマ
    ルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバ
    リ方法。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載のマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法において、
    最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラー発
    生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラックジ
    ャンプをおこなうことを特徴とするマルチトラックディ
    スク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  16. 【請求項16】 請求項10に記載のマルチトラックデ
    ィスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法におい
    て、最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラ
    ー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラッ
    クジャンプをおこなうか、トラックジャンプを行わない
    かを選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラッ
    クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載のマルチトラックデ
    ィスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法におい
    て、最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラ
    ー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラッ
    クジャンプをおこなうか、トラックジャンプを行わない
    かを選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラッ
    クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載のマルチトラックデ
    ィスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法におい
    て、最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラ
    ー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラッ
    クジャンプをおこなうか、トラックジャンプを行わない
    かを選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラッ
    クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載のマルチトラックデ
    ィスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法におい
    て、最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラ
    ー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラッ
    クジャンプをおこなうか、トラックジャンプを行わない
    かを選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラッ
    クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
  20. 【請求項20】 請求項14に記載のマルチトラックデ
    ィスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法におい
    て、最も後行するエラー発生トラック上のすべてのエラ
    ー発生箇所の再読み取りが終了したとき、即座にトラッ
    クジャンプをおこなうか、トラックジャンプを行わない
    かを選択的に切り替えることを特徴とするマルチトラッ
    クディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法。
JP35566498A 1998-12-15 1998-12-15 マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法 Expired - Fee Related JP3303814B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35566498A JP3303814B2 (ja) 1998-12-15 1998-12-15 マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法
IDW20001553A ID26306A (id) 1998-12-15 1999-12-13 Metoda perbaikan kesalahan membaca untuk peralatan reproduksi disk multi-track dan peralatan reproduksi disk multi-track
US09/622,295 US6590839B1 (en) 1998-12-15 1999-12-13 Multitrack disk player and method of read error recovery
CN99802993A CN1291334A (zh) 1998-12-15 1999-12-13 多道盘再生装置的读取差错校正方法和多道盘再生装置
KR10-2000-7008835A KR100424249B1 (ko) 1998-12-15 1999-12-13 멀티트랙 디스크 플레이어 및 독출에러 복구 방법
PCT/JP1999/006980 WO2000036603A1 (fr) 1998-12-15 1999-12-13 Lecteur de disque a pistes multiples et procede de recuperation d'erreur de lecture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35566498A JP3303814B2 (ja) 1998-12-15 1998-12-15 マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000182240A JP2000182240A (ja) 2000-06-30
JP3303814B2 true JP3303814B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=18445142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35566498A Expired - Fee Related JP3303814B2 (ja) 1998-12-15 1998-12-15 マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6590839B1 (ja)
JP (1) JP3303814B2 (ja)
KR (1) KR100424249B1 (ja)
CN (1) CN1291334A (ja)
ID (1) ID26306A (ja)
WO (1) WO2000036603A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6728053B2 (en) 2000-07-26 2004-04-27 Seagate Technology Llc Method and apparatus to reduce retry redundancy during read operations
CN1607581A (zh) * 2003-10-14 2005-04-20 皇家飞利浦电子股份有限公司 提高播放器/刻录机***在启动程序中读盘能力的方法和***

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322263A (ja) 1989-06-16 1991-01-30 Sanyo Electric Co Ltd 光ディスク装置
JP2626136B2 (ja) 1989-06-30 1997-07-02 日本電気株式会社 光記録再生方法およびその装置
JPH0658466A (ja) 1992-08-07 1994-03-01 Nippon Kayaku Co Ltd 防鼠加工されたガス用ゴム管
JPH0689446A (ja) 1992-09-07 1994-03-29 Olympus Optical Co Ltd 光学的情報記録再生装置及びトラックジャンプ方法
JPH0658466U (ja) * 1993-01-12 1994-08-12 三洋電機株式会社 信号再生装置
KR100224915B1 (ko) * 1996-10-29 1999-10-15 윤종용 다중 트랙 스캔 가능한 광픽업의 트랙 스캔방법
JPH11120576A (ja) 1997-10-14 1999-04-30 Kenwood Corp 光ディスク再生方法、光ディスク再生装置
JPH11232662A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Pioneer Electron Corp 記録情報読取方法及び記録情報再生装置
US6137763A (en) * 1998-09-24 2000-10-24 Zen Research N.V. Method and apparatus for buffering data in a multi-beam optical disk reader

Also Published As

Publication number Publication date
KR100424249B1 (ko) 2004-03-24
KR20010040924A (ko) 2001-05-15
ID26306A (id) 2000-12-14
US6590839B1 (en) 2003-07-08
WO2000036603A1 (fr) 2000-06-22
CN1291334A (zh) 2001-04-11
JP2000182240A (ja) 2000-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100270594B1 (ko) Cd-rom 장치 및 그 제어방법
KR100375723B1 (ko) 멀티트랙 디스크 플레이어 및 그 재생방법
JPH1064195A (ja) ディスク再生装置
JP3303814B2 (ja) マルチトラックディスク再生装置の読み取りエラーリカバリ方法
JP2007080408A (ja) 情報記録再生装置及びそのデータ再生方法、並びにその光ディスク
JPS61243994A (ja) 情報記録方法
CN101044560B (zh) 再现方法、光盘装置、程序和计算机可读信息记录介质
JP3287841B2 (ja) データ再生装置とディスク再生装置
JP3467094B2 (ja) 情報記録再生装置の再生方法
US5953292A (en) Rapid data reproduction method and apparatus for optical disk
JP2630001B2 (ja) 音楽再生装置
JP2949757B2 (ja) 情報再生装置
KR100427783B1 (ko) 광디스크시스템에서의디스크데이터저장방법
JPS6159627A (ja) 光デイスク装置
KR100303654B1 (ko) 광학기록매체드라이브의기록오류처리방법및이방법에의해기록된광학기록매체의재생방법
JP3794806B2 (ja) ディスク再生装置
JP3172002B2 (ja) データの高速ダビング装置および高速ダビング方法
JP3304867B2 (ja) 光ディスク再生装置
CN101154413B (zh) 一种判断盘片型态的方法
JP4059590B2 (ja) マルチトラックディスク再生装置
JP2743907B2 (ja) 光ディスクのトラックジャンプ方法
JPH09231660A (ja) ディスク再生装置
JPS6344386A (ja) 記録情報再生装置
JP2002184119A (ja) 追記型光ディスクの記録方法
JPH08106722A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees