JP3302420B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP3302420B2
JP3302420B2 JP34516392A JP34516392A JP3302420B2 JP 3302420 B2 JP3302420 B2 JP 3302420B2 JP 34516392 A JP34516392 A JP 34516392A JP 34516392 A JP34516392 A JP 34516392A JP 3302420 B2 JP3302420 B2 JP 3302420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density
pixel
pixels
image information
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34516392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06178107A (ja
Inventor
和正 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP34516392A priority Critical patent/JP3302420B2/ja
Publication of JPH06178107A publication Critical patent/JPH06178107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302420B2 publication Critical patent/JP3302420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濃淡画像を表す多階調
の画情報をより小さい一定階調数の画情報に変換した
後、表示出力などの各種処理を実行する画像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】原稿画像を読み取るスキャナ装置は、一
般に、例えば256階調というような大きい階調数で画
像の濃淡を読み取っている。
【0003】一方、近年、4階調とか8階調とかいうよ
うに、階調数は少ないが、ある程度中間濃度を記録する
ことができるプロッタ装置が使用されている。
【0004】上記スキャナ装置で読み取った画像をこの
ようなプロッタ装置で記録する場合、大きい階調数の画
情報を小さい階調数の画情報に変換する必要がある。
【0005】このように階調数を小さくする画情報の処
理方法として、いわゆる多値ディザ法や多値誤差拡散法
が知られている。これらの処理方法は、元来、白と黒の
2階調の画情報に対して実行していた処理を多値画情報
に応用するものである。多値誤差拡散法の処理方法につ
いては、例えば、特開平2−107063号公報に開示
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記多値デ
ィザ法や多値誤差拡散法により、大きい階調数の画情報
を小さい階調数の画情報に変換すると、画像の輪郭部分
にノッチがよく発生する。このノッチは、黒や白あるい
は灰色の画素が不規則に出現する現象である。
【0007】このため、特に原稿画像が文字や図形の場
合、画像の輪郭のノッチが目立ち、画質が悪化するとい
う問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、階調数の
大きい画情報を小さい画情報に変換した後の画質を向上
させることができる画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、階
調数を小さくした画情報に対して、縦横3画素の各領域
に順次注目し、各領域内において、中央画素を先端とす
る黒または灰色の凸形図形が形成されている場合には、
中央画素を白色に濃度変更すると共に、隣接する灰色の
各画素を高濃度に変更するほか、中央画素を先端とする
白色の凸形図形が形成されている場合には、中央画素を
黒または灰色に濃度変更すると共に、隣接する各画素の
濃度を低濃度に変更するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】画像の輪郭部分のノッチとなる画素は、1画素
単位に不規則に出現することが多い。上記手段により、
そのような不規則で目立つ画素を周囲の濃度に合せるこ
とができ、ノッチが除去される。また、そのように特定
画素の濃度を変更した場合、隣接画素の濃度を調節する
ので、その画像全体の濃度をそのまま維持することがで
きる。これにより、階調数を小さくした画情報の画質を
向上することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例に係る画像処理装
置のブロック構成図を示したものである。図において、
スキャナ1は、原稿画像を比較的大きい階調数で読み取
るものである。階調数変換部2は、スキャナ1で得られ
た画情報を上記階調数より小さい一定階調数の画情報に
変換するものである。画素抽出部3は、その変換された
画情報から、縦横3画素分の各画素を順次抽出するもの
である。濃度変更部4は、抽出された各画素の濃度を判
定して一定条件が成立する場合に特定の各画素の濃度を
変更するものである。画像メモリ5は、濃度変更部4か
ら順次出力される一定領域の画情報を例えば1ページ分
格納するものである。プロッタ6は、その画情報を一定
階調数で記録紙に画像記録するものである。
【0013】以上の構成で、いま、本実施例の画像処理
装置が起動されたとする。すると、スキャナ1は、原稿
画像を1ラインずつ読み取って、例えば256階調とい
う大きい階調数の画情報を1画素ずつ順次出力する。階
調数変換部2は、その画情報を例えば4階調という小さ
い階調数の画情報に変換する。この変換は、多値ディザ
法あるいは多値誤差拡散法などの既知技術により実行す
る。
【0014】画素抽出部3は、小さい階調数に変換さた
れた画情報から、縦横3画素つまり9画素分の画情報を
順次抽出する。この場合、抽出する9画素分の画像領域
は、ライン方向に1画素ずつ順次ずらせる。また、ライ
ン終端まで抽出し終わると、1ラインずらせて同様の抽
出動作を繰り返す。このようにして、画素抽出部3から
画情報が9画素ずつ順次出力される。
【0015】濃度変更部4は、その画情報を入力し、各
画素濃度を判定して、一定条件で各画素の濃度を変更す
る。
【0016】図2は、この濃度変更処理を示している。
すなわち、濃度変更部4は、入力した9画素分の画像領
域内に、図3(a)に示すように、中央画素がその先端
部に相当する黒または灰色の凸形図形が形成されている
かどうか判別する。黒色とは最高濃度の状態であり、灰
色とは最高濃度と最低濃度以外の状態である。また、図
3(a)は、上向きの凸形図形を示しているが、ここで
は、上向きのほか、右向き,下向きおよび左向きという
4方向の凸形図形を判別する(処理101)。
【0017】そして、いずれかの方向の凸形図形が形成
されていたとすると(処理101のY)、中央の1画素
を白色に変更する。白色とは最低濃度の状態である。こ
こで、便宜上、図3(a)に示すように、各画素をA〜
Iで示し、上記凸形図形は、その方向に拘らず画素Eと
G〜Iにより形成されているものとする。従って、この
場合、画素Eを白色に変更することにより、同図(b)
に示すように、凸形図形が無くなることになる(処理1
02)。
【0018】次いで、画素G〜Iを高濃度化する。すな
わち、本実施例では、図4に示すように、画素GとIに
はそれぞれ1/4、画素Hには2/4という係数が予め
設定されている。そして、この場合、それらの係数に基
ずいて、画素G〜Iの濃度を次式で示される濃度に変更
する。 G’=G+E×(1/4) H’=H+E×(2/4) I’=I+E×(1/4) 但し、上式において、Eは画素Eの元の濃度、G’〜
I’はそれぞれ画素G〜Iの変更後の濃度を示す。ま
た、濃度G’〜Iが、小数になる場合、切下げあるいは
切上げを行なって整数値を得る。また、算出値が、最高
濃度を越えた場合には、最高濃度に変更する(以上、処
理103)。
【0019】一方、凸形図形が形成されていない場合に
は(処理101のN)、上記濃度変更は実行しない。
【0020】次に、図5(a)に示すように、白色で上
記と同様の凸形図形が形成されているかどうか判別す
る。この場合も4方向について判別する(処理10
4)。そして、その凸形図形が形成されている場合(処
理104のY)、中央の画素Eを次式に示すように、隣
接する5つの画素A〜DおよびFの平均濃度に変更す
る。 E’=(A+B+C+D+F)/5 但し、E’は画素Eの変更後の濃度を示し、前記と同様
にして整数値を得る。これにより、画素Eが灰色または
黒に変更され、同図(b)に示すように、凸形図形が無
くなることになる(処理105)。
【0021】次いで、画素A〜Cを低濃度化する。すな
わち、本実施例では、図6に示すように、画素AとCに
はそれぞれ1/4、画素Bには2/4という係数が予め
設定されている。そして、この場合、それらの係数に基
ずいて、画素A〜Cの濃度を次式で示される濃度に変更
する。 A’=A−E×(1/4) B’=B−E×(2/4) C’=C−E×(1/4) 但し、上式において、Eは画素Eの元の濃度、A’〜
C’はそれぞれ画素A〜Cの変更後の濃度を示す。ま
た、濃度A’〜C’は整数値を得ると共に、算出値が、
負の値になる場合には、濃度「0」に変更する(以上、
処理106)。
【0022】一方、凸形図形が形成されていない場合に
は(処理104のN)、上記濃度変更を実行しない。
【0023】濃度変更部4は、画素抽出部3から9画素
ずつ順次出力される画情報を以上のように処理する。画
像メモリ5は処理された画情報を例えば1ページ分格納
する。プロッタ6は、その格納された画情報を一定の階
調数で画像記録する。
【0024】以上のように、本実施例では、階調数変換
部2で少ない階調数に変換された画情報に対して、縦横
3画素の各領域に順次注目し、各領域内において、中央
画素を先端とする黒や灰色の凸形図形が形成されている
場合には、その中央画素を白色に濃度変更するほか、中
央画素を先端とする白色の凸形図形が形成されている場
合には、その中央画素を灰色または黒に濃度変更するよ
うにしている。
【0025】スキャナ1で得られた大きい階調数の画情
報を、階調数変換部2で小さい階調数の画情報に変換し
た場合、画像の輪郭部分にノッチが発生しやすい。この
ノッチとなる画素は、1画素単位に不規則に出現するこ
とが多い。従って、画像のノッチ部分は、上記処理によ
り凸形図形として判定され、除去されることになる。こ
れにより、画像の輪郭が滑らかになる。
【0026】また、本実施例では、黒や灰色の画素を白
色に変更した場合、隣接する灰色の画素の濃度を上げる
と共に、白色の画素を黒や灰色に変更した場合、隣接す
る灰色の画素の濃度を下げるようにしている。これによ
り、元の画像濃度をそのまま維持することができる。
【0027】このように、小さい階調数に変換した画情
報でも、画像のノッチが無くなり、濃度変化を生じるこ
ともないので、画質が向上するようになる。
【0028】ところで、本実施例では、画素Eの濃度の
1/4や2/4という値を算出するが、この場合、算出
値は整数にしなければならない。このため、画情報の階
調数が少ない場合、いわゆる、まるめ誤差が大きくなっ
て、画像濃度が変化してしまう。従って、本実施例で
は、画情報の階調数が大きいほど、画質は向上すること
になる。
【0029】なお、図2の処理106では、画素A〜C
だけ濃度変更するようにしたが、画素D,Fも同様に濃
度変更するようにしてもよい。また、濃度変更する際の
画素Eに対する係数は、1/4や2/4という値に設定
したが、配分する画素数や画情報の階調数により応じて
任意に設定できることはいうまでもない。
【0030】ところで、上述の実施例では、図2の処理
103を実行する際に、画素G〜Iの濃度が元々高い場
合、濃度を必要量高くすることができない。また、処理
106を実行する際に、画素A〜Cの濃度が元々低い場
合、濃度を必要量低くすることができない。この場合、
画像の濃度が変化してしまうという不都合が起こる。
【0031】次に、このような不都合を改善した本発明
の他の実施例を説明する。
【0032】本実施例では、画素G〜Iを高濃度化する
場合、図7に示すように、まず画素Hに設定したい濃度
xを、 x=H+E×(2/4) として算出する(処理201)。なお、この算出値は、
前述の実施例と同様に整数で得るものとする。これは、
以下の各式においても同様である。
【0033】そして、算出した濃度xと黒色に相当する
最高濃度maxとを比較する(処理202)。ここで、
濃度xが最高濃度max以下であれば(処理202の
Y)、変数y=0とおき(処理203)、画素Hの変更
後の濃度H’=xとする(処理204)。
【0034】一方、濃度xが最高濃度maxを越えてい
る場合(処理202のN)、変数y=x−maxとおき
(処理205)、変更後の濃度H’=maxとする(処
理206)。
【0035】次に、画素Gに設定したい濃度xを、 x=G+E×(1/4)+y として算出する(処理207)。
【0036】そして、算出した濃度xと最高濃度max
とを比較する(処理208)。ここで、濃度xが最高濃
度max以下であれば(処理208のY)、変数y=0
とおき(処理209)、変更後の濃度G’=xとする
(処理210)。また、濃度xが最高濃度maxを越え
ている場合(処理208のN)、変数y=x−maxと
おき(処理211)、変更後の濃度G’=maxとする
(処理212)。
【0037】次に、画素Iに設定したい濃度xを、 x=I+E×(1/4)+y として算出する(処理213)。
【0038】そして、算出した濃度xと最高濃度max
とを比較する(処理214)。ここで、濃度xが最高濃
度max以下であれば(処理214のY)、変更後の濃
度I’=xとする(処理215)。また、濃度xが最高
濃度maxを越えている場合(処理214のN)、変更
後の濃度I’=maxとする(処理216)。
【0039】一方、画素A〜Cを低濃度化する場合、図
8に示すように、まず画素Bに設定したい濃度xを、 x=B−E×(2/4) として算出する(処理301)。
【0040】そして、算出した濃度xと白色に相当する
濃度0とを比較する(処理302)。ここで、濃度xが
「0」以上であれば(処理302のY)、変数y=0と
おき(処理303)、画素Bの変更後の濃度B’=xと
する(処理304)。
【0041】一方、濃度xが負の値になる場合(処理3
02のN)、変数y=xとおき(処理305)、変更後
の濃度B’=0とする(処理306)。
【0042】次に、画素Aに設定したい濃度xを、 x=A−E×(1/4)+y として算出する(処理307)。
【0043】そして、算出した濃度xと濃度0とを比較
する(処理308)。ここで、濃度xが「0」以上であ
れば(処理308のY)、変数y=0とおき(処理30
9)、変更後の濃度A’=xとする(処理310)。ま
た、濃度xが負の値になる場合(処理308のN)、変
数y=xとおき(処理311)、変更後の濃度A’=0
とする(処理312)。
【0044】次に、画素Cに設定したい濃度xを、 x=C−E×(1/4)+y として算出する(処理313)。
【0045】そして、算出した濃度xと濃度0とを比較
する(処理314)。ここで、濃度xが「0」以上であ
れば(処理314のY)、変更後の濃度C’=xとする
(処理315)。また、濃度xが負の値になる場合(処
理314のN)、変更後の濃度C’=0とする(処理3
16)。
【0046】以上のように、本実施例では、1つの画素
に対して設定すべき画素濃度を算出し、その算出値が最
大値あるいは「0」という限界を越えてしまって、必要
量変更できない場合には、不足分の濃度変更を別の画素
に対して実行するようにしている。これにより、画像濃
度をより確実に維持することができるようになる。
【0047】また、上記濃度変更の処理は、画素H,
G,Iまたは画素B,A,Cという一定順序で実行し、
3画素の内の中央画素を最初に処理するので、画像濃度
の均衡がよくなる。
【0048】なお、上記一定順序で濃度変更する際に1
つの画素でまるめ誤差が発生した場合、その誤差分を別
の画素の濃度変更の際に補正するようにしてもよい。そ
うすることにより、階調数の少ない画情報に対しても、
より正確に濃度変更することができ、画像濃度の変化を
少なくすることができる。
【0049】次に、濃度変更処理のさらに別の実施例を
説明する。
【0050】本実施例では、画素G〜Iを高濃度化する
場合、図9に示すように、画素G〜Iの内から、比較的
低濃度の画素を選定する。選定方法は、例えば、3画素
の内の低い濃度の画素を1つあるいは2つというように
選定する。いま、図10(a)に示すように、画素Gが
濃度「1」、画素Hが濃度「2」、画素Iが濃度「3」
であったとすると、例えば、画素GとHとを選定する
(処理401)。
【0051】そして、画素Eの濃度を選定した画素に配
分する。例えば、上記の例で画素Eが濃度「2」であっ
た場合、同図(b)に示すように、画素GとHとに
「1」ずつ加算する(処理402)。
【0052】一方、画素A〜Cを低濃度化する場合、図
11に示すように、画素A〜Cの内から、比較的高濃度
の画素を選定する。選定方法は、例えば、5画素の内の
高い濃度の画素を1〜3画素選定する。いま、図12
(a)に示すように、画素AとBとが共に濃度「2」、
画素CとFとが濃度「3」、画素Dが濃度「1」であっ
たとすると、例えば、画素CとFとを選定する(処理5
01)。
【0053】そして、例えば、画素Eを濃度「2」に変
更するものとすると、同図(b)に示すように、その濃
度分を選定した各画素から「1」ずつ差し引く(処理5
02)。
【0054】このように、低濃度の画素を選定して高濃
度化したり、高濃度の画素を選定して低濃度化すること
により、画像の黒や灰色の領域の濃淡のばらつきが少な
くなる。また、この場合、前述の実施例と同様に、必要
量の濃度変更をより確実に実行できる。これにより、画
質が向上するようになる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小さい
階調数に変換した画情報に対して、縦横3画素の各領域
に順次注目し、各領域内に中央画素を先端とする黒また
は灰色の凸形図形が形成されている場合には、中央画素
を白色に濃度変更して、隣接する灰色の各画素を高濃度
に変更する一方、中央画素を先端とする白色の凸形図形
が形成されている場合には、中央画素を黒または灰色に
濃度変更して、隣接する各画素の濃度を低濃度に変更す
るようにしたので、画像の輪郭部のノッチが除去される
と共に、画像の濃度はそのまま維持することができるの
で、画質が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像処理装置のブロック
構成図である。
【図2】濃度変更処理の動作フローチャートである。
【図3】画情報の変更パターンの一例を示す説明図であ
る。
【図4】高濃度化する画素位置と濃度配分の係数とを示
す説明図である。
【図5】画情報の変更パターンの他の例を示す説明図で
ある。
【図6】低濃度化する画素位置と濃度配分の係数とを示
す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例における高濃度化処理の動
作フローチャートである。
【図8】上記実施例における低濃度化処理の動作フロー
チャートである。
【図9】本発明のさらに別の実施例における高濃度化処
理の動作フローチャートである。
【図10】上記高濃度化処理の具体的一例を示す説明図
である。
【図11】上記実施例における低濃度化処理の動作フロ
ーチャートである。
【図12】上記低濃度化処理の具体的一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 階調数変換部 3 画素抽出部 4 濃度変更部 5 画像メモリ 6 プロッタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像を表す多階調の画情報をより小
    さい一定階調数の画情報に変換して処理する画像処理装
    置において、変換された上記一定階調数の画情報の縦横
    3画素の各領域に順次注目し各領域内の図形を判定する
    図形判定手段と、上記領域内に中央画素を先端とする黒
    または灰色の凸形図形が形成されている場合に上記中央
    画素を白色に濃度変更すると共に隣接する灰色の各画素
    を高濃度に変更する第1の濃度変更手段と、上記各領域
    内に中央画素を先端とする白色の凸形図形が形成されて
    いる場合にその中央画素を黒または灰色に濃度変更する
    と共に隣接する各画素の濃度を低濃度に変更する第2の
    濃度変更手段とを備えていることを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の濃度変更手段は、隣接する上
    記各画素の濃度を予め各画素位置に対して設定されてい
    る割合に従って上記中央画素の元の濃度相当分だけ高く
    する手段であると共に、上記第2の濃度変更手段は、隣
    接する上記各画素の濃度を予め各画素位置に対して設定
    されている割合に従って上記中央画素に新たに設定した
    濃度相当分だけ低くする手段であることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の濃度変更手段には、最大濃度
    に達したために1つの画素に対して予め設定された割合
    だけ濃度を高くできない場合にはその不足分の濃度を他
    の画素の濃度を高くする際に加算する手段を備えると共
    に、上記第2の濃度変更手段には、最低濃度に達したた
    めに1つの画素に対して予め設定された割合だけ濃度を
    低くできない場合にはその不足分の濃度を他の画素の濃
    度を低くする際に加算する手段を備えていることを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の濃度変更手段は、隣接する上
    記各画素の内から比較的低濃度の画素を選定して選定し
    た各画素の濃度を上記中央画素の元の濃度相当分だけ高
    くする手段であると共に、上記第2の濃度変更手段は、
    隣接する上記各画素の内から比較的高濃度の画素を選定
    して選定した各画素の濃度を上記中央画素に新たに設定
    した濃度相当分だけ低くする手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
JP34516392A 1992-12-02 1992-12-02 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3302420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34516392A JP3302420B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34516392A JP3302420B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06178107A JPH06178107A (ja) 1994-06-24
JP3302420B2 true JP3302420B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=18374714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34516392A Expired - Fee Related JP3302420B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302420B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0974488A (ja) 1995-09-06 1997-03-18 Ricoh Co Ltd 画像処理方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06178107A (ja) 1994-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4046465B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システム
JPH03193472A (ja) 画像処理装置
US5434931A (en) System and method for picture image processing employing transformation of picture data
JP2002033914A (ja) 濃淡画像の階調再現方法および装置
JP3302420B2 (ja) 画像処理装置
US6628427B1 (en) Method and apparatus for image processing which improves performance of gray scale image transformation
US6563604B1 (en) Method of gradation reproduction
US6842267B1 (en) Image processing method
JP3468966B2 (ja) 画像処理装置
JPH11122488A (ja) 画像処理装置
JP3431779B2 (ja) 閾値マトリックス誤差拡散法による2値化方法およびコンピュータシステム
JP3215146B2 (ja) 画像処理装置
JP3115065B2 (ja) 画情報のエッジ強調処理装置
JP3212339B2 (ja) 画像変倍装置
JP3253140B2 (ja) 画像処理装置
JP2000050067A (ja) 画像処理方法及びその装置
JP4445150B2 (ja) 画像処理方法
JPH09247450A (ja) 画像処理装置
JP3708191B2 (ja) 画像処理装置
JPH05278191A (ja) 多階調の文字・線画データのコントラスト変換方法
JP2002290733A (ja) 画像処理方法
JP2978060B2 (ja) カラー画像データ変換方法
JP4469511B2 (ja) 画像処理方法
JPH08265569A (ja) 疑似中間調処理装置
JPS6335071A (ja) 変倍方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees