JP3300238B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP3300238B2
JP3300238B2 JP30029596A JP30029596A JP3300238B2 JP 3300238 B2 JP3300238 B2 JP 3300238B2 JP 30029596 A JP30029596 A JP 30029596A JP 30029596 A JP30029596 A JP 30029596A JP 3300238 B2 JP3300238 B2 JP 3300238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
drain
dmosfet
region
bipolar transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30029596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10144811A (ja
Inventor
泰三 藤井
健裕 平井
清雄 藤永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP30029596A priority Critical patent/JP3300238B2/ja
Publication of JPH10144811A publication Critical patent/JPH10144811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300238B2 publication Critical patent/JP3300238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMOSFET及
びバイポーラトランジスタを同一半導体基板上に集積し
た半導体装置の構造及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な機器の駆動用デバイスであ
るDMOSFET(Double Diffused
MOSFET)を他のデバイスと集積化した半導体装置
に関する提案が数多くみられる。
【0003】以下、特開平3−205832号公報にお
いて開示されているDMOSFETの従来の製造方法に
ついて、図12(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。
【0004】まず、図12(a)に示すように、ドレイ
ン領域となるN型の半導体基板39の表面上に例えばシ
リコン酸化膜を介して堆積された多結晶シリコン等から
なる絶縁ゲート40を形成する。
【0005】次に、図12(b)に示すように、絶縁ゲ
ート40をマスクの一部として例えばボロンイオンを注
入し、絶縁ゲート40の一方の側方に位置する半導体基
板39内の領域にp型のボディ層41を形成する。
【0006】次に、図12(c)に示すように、絶縁ゲ
ート40をマスクの一部として例えば砒素イオンを注入
し、絶縁ゲート40の一方の側方に位置する半導体基板
29内の領域にはボディ層41で囲まれるN型のソース
層42を、絶縁ゲート電極40の他方の側方に位置しか
つ絶縁ゲート電極40とは離れた半導体基板39内の領
域にはドレインコンタクト層43をそれぞれ形成する。
【0007】以上の製造工程によって各半導体層の形成
が終了し、この後、各半導体層に層間絶縁膜を介して接
続される電極を形成すれば半導体素子が完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のDMOSF
ETは、ゲート電極とは離れた位置にドレインコンタク
ト層が形成されているので、ドレイン耐圧が高く駆動用
デバイスとして必要な高耐性を備えている。反面、DM
OSFETの導通時のソース・ドレイン間抵抗であるオ
ン抵抗は高くならざるを得ない。ドレイン層の不純物濃
度を濃くすると、所望のドレイン耐圧が得られないから
である。一方、半導体基板内に多くの層を設けると製造
工程が増えるので、製造コストが高くなって実用価値が
なくなるという問題がある。
【0009】本発明は係る点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、DMOSFET及びバイポーラトラン
ジスタを有する半導体装置及びその製造方法において、
製造工程を増大させずにDMOSFETのオン抵抗を低
減しうる手段を講ずることにより、半導体装置の製造コ
ストの低減と特性の向上と図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
導体基板上に少なくとも1つのDMOSFETとバイ
ポーラトランジスタを搭載した半導体装置を前提とし、
上記DMOSFETは、上記半導体基板上にゲート絶縁
膜を介して形成されたゲート電極と、少なくとも上記ゲ
ート電極の下方の領域を含む上記半導体基板内の領域に
形成され低濃度の第1導電型不純物を含むドレイン層
と、上記ゲート電極の一方の側方に位置する上記半導体
基板内の領域に形成され高濃度の第1導電型不純物を含
むソース層と、上記ドレイン領域で囲まれる領域内で上
記ゲート電極の他方の側方に位置しかつ上記ゲート電極
とは離れた領域に形成され上記ドレイン層よりも高濃度
の第1導電型不純物を含むドレインオフセット層と、上
記ドレインオフセット層で囲まれる領域に形成され上記
ドレインオフセット層よりも高濃度の第1導電型不純物
を含むドレインコンタクト層と、上記ソース層を囲み上
記半導体基板の表面付近の領域で上記ゲート電極の下方
領域の一部にまで達し、かつ上記ドレインコンタクト層
とは上記ドレイン層を挟んで所定距離だけ離れるように
形成されたしきい値制御レベルの第2導電型不純物を含
むボディ層とを備え、上記バイポーラトランジスタは、
第2導電型不純物を含むコレクタ層と、上記コレクタ層
で囲まれる領域に形成され第1導電型不純物を含むベー
ス層と、上記ベース層で囲まれる領域に形成され第2導
電型不純物を含むエミッタ層とを備えていて、上記DM
OSFETのドレインオフセット層と上記バイポーラト
ランジスタのベース層とは、同時に導入された第1導電
型不純物を含み、その拡散深さは上記DMOSFETの
ソース層の拡散深さよりも深い
【0011】これにより、DMOSFETのドレインオ
フセット層はドレイン層と同一の導電型、かつドレイン
層よりも濃度の高い不純物を含んでいるので、ドレイン
コンタクト層−ソース層間の抵抗つまりオン抵抗が小さ
くなる。しかも、DMOSFETのドレインオフセット
層は、バイポーラトランジスタのベース層と同時に導入
された不純物を含んでいるので、製造に際してドレイン
オフセット層を形成するための工程を別途設ける必要は
なく、バイポーラトランジスタのベース層を形成する工
程を利用することができる。つまり、製造コストを低減
することができる。
【0012】上記DMOSFETのドレインにおける
第1導電型不純物の濃度は、5×1014〜5×1016
-3であることが好ましい。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法は、DMO
SFET形成領域とバイポーラトランジスタ形成領域と
を有する半導体基板を形成する第1の工程と、上記DM
OSFET形成領域に第1導電型不純物を導入して上記
DMOSFETのドレイン層を形成する第2の工程と、
上記バイポーラトランジスタ形成領域に第2導電型不純
物を導入して上記バイポーラトランジスタのコレクタ層
を形成する第3の工程と、上記DMOSFETの上記ド
レイン層で囲まれる領域と上記バイポーラトランジスタ
の上記コレクタ層で囲まれる領域とに第1導電型不純物
を導入し、次いで熱処理を行ない、上記DMOSFET
のドレインオフセット層と上記バイポーラトランジスタ
のベース層とを同時に形成する第4の工程と、上記第4
の工程の後に、上記半導体基板を酸化して上記DMOS
FET形成領域にゲート絶縁膜を形成し、次いで上記ゲ
ート絶縁膜の上で上記ドレインオフセット層とは離れた
領域にゲート電極を形成する第5の工程と、上記ゲート
電極の一方の側方に位置しかつ上記ドレイン層で囲まれ
る領域に第2導電型不純物を導入して、上記ゲート絶縁
の下方領域の一部にまで達する上記DMOSFETの
ボディ層を形成する第6の工程と、上記DMOSFET
形成領域において、上記ドレインオフセット層で囲まれ
る領域に第1導電型のドレインコンタクト層と、上記ボ
ディ層で囲まれる第1導電型のソース層とを形成する第
7の工程と、上記バイポーラトランジスタ形成領域にお
いて上記ベース層で囲まれる第2導電型のエミッタ層を
形成する第8の工程とを備え、上記DMOSFETのド
レインオフセット層と上記バイポーラトランジスタのベ
ース層とは、上記DMOSFETのドレイン層よりも高
濃度でかつドレインコンタクト層よりも低濃度の不純物
を含み、その拡散深さは上記DMOSFETのソース層
の拡散深さよりも深い
【0014】この方法により、共通の工程でDMOSF
ETのドレインオフセット層とバイポーラトランジスタ
のベース層とが形成される。バイポーラトランジスタを
形成する際に必然的に必要となるベース層の形成と同時
にDMOSFETのオン抵抗を低減するためのドレイン
オフセット層が形成されるので、ドレインオフセット層
を形成する工程を別途設ける必要はない。従って、工程
数を低減することができ、製造に要するコストを低減す
ることができる。しかも、この方法によりバイポーラト
ランジスタの特性に影響を与えることはない。
【0015】上記DMOSFETのドレインにおける
第1導電型不純物の濃度は、5×1014〜5×1016
-3であることが好ましい。
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0018】(第1の実施形態) まず、第1の実施形態について説明する。図1〜図4
は、第1の実施形態における半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【0019】図1に示す工程では、まず、比抵抗が例え
ば10〜20Ω・cmの(100)面を主面とするシリ
コン単結晶からなるP型半導体基板1を準備する。この
半導体基板1の主面には、DMOSFET形成領域Rdm
osとPNPバイポーラトランジスタ形成領域Rbpnpとが
設けられている。ここで、半導体基板1の上に例えばレ
ジストマスク(図示せず)を形成し、これを用いて、P
型半導体基板1のDMOSFET形成領域Rdmos、PN
Pバイポーラトランジスタ形成領域Rbpnpに、例えば燐
イオンを注入エネルギーが150keV,ドーズ量が5
×1012cm-2程度の条件で注入し、熱処理を行う。さ
らに、別のレジストマスク(図示せず)を形成して、P
NPバイポーラトランジスタ形成領域Rbpnpに、例えば
ボロンイオンを注入エネルギーが40keV、ドーズ量
が1×1013cm-2程度の条件で注入した後、熱処理を
行う。
【0020】これにより、DMOSFETのN- 型ドレ
イン層2、PNPバイポーラトランジスタの分離層3及
びコレクタ層4が形成される。
【0021】次に、図2に示す工程では、例えばレジス
ト膜5をマスクとして用い、DMOSFET形成領域R
dmosのドレイン層2で囲まれる領域とバイポーラトラン
ジスタ形成領域Rbpnpのコレクタ層4で囲まれる領域と
に、例えば燐イオンを注入エネルギーが120keV,
ドーズ量が1.5×1013cm-2程度の条件で注入した
後、熱処理を行う。
【0022】これにより、DMOSFETのドレイン層
2で囲まれる領域にはドレインオフセット層6が、バイ
ポーラトランジスタのコレクタ層4で囲まれる領域には
真性ベース層7がそれぞれ形成される。
【0023】次に、図3に示す工程では、例えば900
℃で酸化を行ない、半導体基板1の上に厚みが15nm
程度のシリコン酸化膜を形成し、さらにシリコン酸化膜
の上に多結晶シリコン膜を堆積した後、多結晶シリコン
膜及びシリコン酸化膜をパターニングして、DMOSF
ETのゲート酸化膜8と多結晶シリコンゲート電極9と
を形成する。さらに、例えばDMOSFETのボディ層
を形成しようとする領域を開口したレジスト膜10を形
成し、このレジスト膜10及び多結晶シリコンゲート電
極9をマスクとして用い、ドレイン層2で囲まれる領域
に例えばボロンイオンを注入エネルギーが140ke
V,ドーズ量が5×1013cm-2程度の条件で注入した
後、熱処理を行う。
【0024】これにより、DMOSFETのドレイン層
2で囲まれる領域にP型のボディ層11が形成される。
【0025】次に、図4に示す工程では、レジスト膜
(図示せず)及び多結晶シリコンゲート9をマスクとし
て用い、DMOSFETのボディー層11で囲まれる領
域とドレインオフセット層6で囲まれる領域とに、例え
ば砒素イオンを注入エネルギーが40keV,ドーズ量
が1×1016cm-2程度の条件で注入し、さらに、別の
レジスト膜(図示せず)をマスクとして用い、バイポー
ラトランジスタの真性ベース層7で囲まれる領域に、例
えばBF2イオンを注入エネルギーが40keV、ドー
ズ量が3×1015cm-2程度の条件で注入した後、熱処
理を行う。
【0026】これにより、DMOSFETのボディ層1
1で囲まれる領域にはソース層12が、DMOSFET
のドレインオフセット層6で囲まれる領域にはドレイン
コンタクト層13が、バイポーラトランジスタの真性ベ
ース層7で囲まれる領域にはエミッタ層14がそれぞれ
形成される。
【0027】さらに、本実施形態の図面には記載されて
いないが、この後、層間絶縁膜として例えば減圧CVD
法を用いてNSG膜を800nm程度の厚みで形成し、
その後、例えばレジスト膜をマスクとして、NSG膜を
ドライエッチングにてエッチングし、コンタクトホール
を形成する。最後に、例えば金属配線として、スパッタ
リング法によりAl膜を形成し、その後、例えばレジス
ト膜をマスクとしてAl膜をエッチングして、Al配線
を形成すればこの半導体装置が完成する。
【0028】本実施形態の半導体装置中のDMOSFE
Tによれば、高濃度のN型不純物を含むドレインコンタ
クト層13と低濃度のN型不純物を含むドレイン層2と
の間に中間的な濃度のN型不純物を含むドレインオフセ
ット層6が形成されているので、ドレイン抵抗を低減す
ることができ、かつドレイン耐圧は高く維持することが
できる。
【0029】しかも、本実施形態の製造工程では、バイ
ポーラトランジスタを形成する際に必然的に必要となる
真性ベース層7の形成と同時にDMOSFETのオン抵
抗を低減するためのドレインオフセット層6を形成する
ので、ドレインオフセット層6を形成するための工程を
別途設ける必要はない。また、このような構造を採るこ
とによって、PNPバイポーラトランジスタの特性に影
響を与えることはない。従って、オン抵抗の低い特性の
良好なDMOSFETとバイポーラトランジスタとを搭
載した半導体装置を低コストで得ることができる。
【0030】なお、本実施形態においては、DMOSF
ETのドレインオフセット層6は多結晶シリコンゲート
電極9及びゲート酸化膜8からなる絶縁ゲートに接して
いないが、これは要求される耐圧によるものであり、接
していてもよい。その場合、DMOSFETのドレイン
コンタクト層13の形成もソース層12と同様に絶縁ゲ
ートに対してセルフアラインで形成してもよい。
【0031】(第2の実施形態) 次に、第2の実施形態について説明する。図5〜図6
は、第2の実施形態における半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【0032】本実施形態においては、まず第1の実施形
態における図1に示す工程と同様の工程を行って、P型
半導体基板1のDMOSFET形成領域RdmosにはDM
OSFETのN- 型ドレイン層2を形成し、PNPバイ
ポーラトランジスタ形成領域RbpnpにはPNPバイポー
ラトランジスタの分離層3及びコレクタ層4を形成して
おく。
【0033】その後、図5に示す工程で、例えば900
℃で酸化を行ない、半導体基板1の上に厚みが15nm
程度のシリコン酸化膜を形成し、さらにシリコン酸化膜
の上に多結晶シリコン膜を堆積した後、多結晶シリコン
膜及びシリコン酸化膜をパターニングして、DMOSF
ETのゲート酸化膜8と多結晶シリコンゲート電極9と
を形成する。
【0034】次に、図6に示すように、例えばレジスト
膜17及び多結晶シリコンゲート電極9をマスクとして
用い、DMOSFET形成領域Rdmosのドレイン層2で
囲まれる領域と、PNPバイポーラトランジスタ形成領
域Rbpnpのコレクタ層4で囲まれる領域に例えば燐イオ
ンを注入エネルギーが120keV,ドーズ量が1.5
×1013cm-2程度の条件で注入した後、熱処理を行
う。
【0035】これにより、DMOSFETのドレイン層
2で囲まれる領域にドレインオフセット層6が、バイポ
ーラトランジスタのコレクタ層4で囲まれる領域に真性
ベース層7がそれぞれ形成される。
【0036】以下、上述の第1の実施形態と同様の工程
を経て、DMOSFETのボディ層、ソース層、ドレイ
ンコンタクト層、バイポーラトランジスタのエミッタ層
などが形成され、基本的に図4に示す半導体装置と同じ
構造を有する半導体装置が得られる。
【0037】本実施形態によれば、基本的に上述の第1
の実施形態と同じ効果を得ることができる。
【0038】加えて、本実施形態では、DMOSFET
のドレインオフセット層6を形成する際に、すでに形成
されている多結晶シリコンゲート電極9をマスクの一部
として使用できる。したがって、ドレインオフセット層
6を多結晶シリコンゲート電極9に対してセルフアライ
ンで形成することができ、オン抵抗のばらつきの少な
い、安定した特性のDMOSFETを形成することがで
きる。また、この方法によりバイポーラトランジスタの
特性に影響を与えることはなく、製造に要するコストが
増大することはない。
【0039】なお、本実施形態においては、DMOSF
ETのドレインオフセット層6の形成後、DMOSFE
Tのボディ層(図示せず)を形成するようにしたが、先
にDMOSFETのボディ層を形成してもよい。
【0040】なお、本実施形態においては、DMOSF
ETのドレインコンタクト層(図示せず)も、ソース層
(図示せず)と同様に、多結晶シリコンゲート電極9に
対してセルフアラインで形成してもよい。
【0041】(第3の実施形態) 次に、第3の実施形態について説明する。図7〜図11
は、第3の実施形態における半導体装置の製造工程を示
す断面図である。
【0042】まず、図7に示す工程では、比抵抗が例え
ば10〜20Ω・cmの(100)面を主面とするシリ
コン単結晶からなるP型半導体基板20を準備する。こ
の半導体基板20の主面には、DMOSFET形成領域
RdmosとNPNバイポーラトランジスタ形成領域Rbnpn
とが設けられている。ここで、半導体基板20の上に例
えばレジストマスク(図示せず)を形成し、これを用い
て、P型半導体基板20のDMOSFET形成領域Rdm
os、NPNバイポーラトランジスタ形成領域Rbnpnに、
例えば砒素イオンを注入エネルギーが40keV,ドー
ズ量が5×1014cm-2程度の条件で注入し、熱処理を
行うことにより、バイポーラトランジスタの埋め込みコ
レクタ層21及びDMOSFETの埋め込みドレイン層
22を形成する。
【0043】次に、図8に示すように、例えば比抵抗が
1Ω・cm、厚さが2ミクロン程度のN型エピタキシャ
ル層23を形成する。次に、レジストマスクを用いて
(図示せず)、例えばホウ素イオンを注入エネルギーが
150keV,ドーズ量が2×1012cm-2程度の条件
で注入し、熱処理を行うことにより、素子分離のための
分離層24を形成する。この分離層24の形成により区
画されたN型エピタキシャル層23内の領域が、DMO
SFETのドレイン層25及びバイポーラトランジスタ
のコレクタ層26となる。
【0044】次に、図9に示す工程では、レジスト膜1
9をマスクとして用い、例えば燐イオンを注入エネルギ
ーが80keV,ドーズ量が3×1015cm-2程度の条
件で注入し、熱処理を行うことにより、NPNバイポー
ラトランジスタのコレクタウォール層27及びDMOS
FETのドレインオフセット層28をそれぞれ形成す
る。
【0045】次に、図10に示す工程では、NPNバイ
ポーラトランジスタ形成領域Rbnpnのコレクタ層26で
囲まれる領域に例えばホウ素イオンを注入エネルギーが
30keV,ドーズ量が1.5×1013cm-2程度の条
件で注入し、熱処理を行うことにより、NPNバイポー
ラトランジスタのコレクタ層26で囲まれる領域に真性
ベース層29を形成する。次に、例えば900℃で酸化
を行ない、半導体基板20の上に厚みが15nm程度の
シリコン酸化膜を形成し、さらにその上に多結晶シリコ
ン膜を堆積した後、多結晶シリコン膜及びシリコン酸化
膜をパターニングして、DMOSFETのゲート酸化膜
30及び多結晶シリコンゲート電極31を形成する。さ
らに、例えばDMOSFETのボディ形成領域を開口し
たレジスト膜32及び多結晶シリコンゲート電極31を
マスクとして用い、DMOSFETのドレイン層25で
囲まれる領域に、例えばボロンイオンを注入エネルギー
が140keV,ドーズ量が5×1013cm-2程度の条
件で注入し、熱処理を行う。これにより、DMOSFE
Tのボディ層33が形成される。
【0046】次に、図11に示す工程では、レジスト膜
34及び多結晶シリコンゲート電極31をマスクとして
用い、DMOSFETのボディ層33で囲まれる領域
と、DMOSFETのドレインオフセット層28で囲ま
れる領域と、NPNバイポーラトランジスタの真性ベー
ス層29で囲まれる領域と、NPNバイポーラトランジ
スタのコレクタウォール層27で囲まれる領域に、例え
ば砒素イオンを注入エネルギーが40keV,ドーズ量
が1×1016cm-2程度の条件で注入し、熱処理を行
う。
【0047】これにより、DMOSFETのボディ層3
3で囲まれる領域にはソース層35が、DMOSFET
のドレインオフセット層28で囲まれる領域にはドレイ
ンコンタクト層36が、NPNバイポーラトランジスタ
の真性ベース層29で囲まれる領域にはエミッタ層37
が、NPNバイポーラトランジスタのコレクタウォール
層27で囲まれる領域にはコレクタコンタクト層38が
それぞれ形成される。
【0048】さらに、本実施形態の図面には記載してい
ないが、この後、DMOSFETのボディ層25で囲ま
れる領域(図示せず)及びNPNバイポーラトランジス
タの真性ベース層29で囲まれる領域(図示せず)に、
例えばBF2 イオンを40keV、ドーズ量が3×10
15cm-2程度の条件で注入した後、熱処理を行う。これ
により、図示しないが、DMOSFETのボディ層25
で囲まれる領域にはボディコンタクト層が、バイポーラ
トランジスタの真性ベース層29で囲まれる領域にはベ
ースコンタクト層がそれぞれ形成される。
【0049】さらに、本実施形態の図面には記載してい
ないが、この後、層間絶縁膜として例えば減圧CVD法
を用いてNSG膜を800nm程度形成し、その後、例
えばレジスト膜をマスクとして、NSG膜をドライエッ
チングにてエッチングし、コンタクトホールを形成す
る。最後に、例えば金属配線として、スパッタリング法
によりAl膜を形成し、その後、例えばレジスト膜をマ
スクとしてAl膜をエッチングして、Al配線を形成す
ればこの半導体装置が完成する。
【0050】本実施形態によれば、上記第1の実施形態
と同様に、ドレイン耐圧が高くかつドレイン抵抗の低い
DMOSFETを得ることができる。加えて、本実施形
態では、NPNバイポーラトランジスタに埋め込みコレ
クタ層21が設けられていて、この埋め込みコレクタ層
21にコレクタウォール層27が接しているので、動作
特性のよい縦型バイポーラトランジスタが得られる。そ
して、NPNバイポーラトランジスタを形成する際に必
要となるコレクタウォール層27の形成と同時にDMO
SFETのオン抵抗を低減するためのドレインオフセッ
ト層28を形成するので、ドレインオフセット層を形成
するための工程を別途設ける必要がなく、工程数の低減
により、製造コストを低減することができる。しかも、
この方法によりバイポーラトランジスタの特性に影響を
与えることはない。
【0051】なお、本実施形態においては、DMOSF
ETのドレインオフセット層28は多結晶シリコンゲー
ト電極31と接していないが、これは要求される耐圧に
よるものであり、接していてもよい。その場合、DMO
SFETのドレインコンタクト層36も、ソース層35
と同様に、多結晶シリコンゲート電極31に対してセル
フアラインで形成してもよい。
【0052】なお、本実施形態においては、ドレインコ
ンタクト層36及びコレクタコンタクト層38を形成し
たが、これらは形成しなくてもよい。
【0053】また、本実施形態においては、DMOSF
ETの埋め込みドレイン層22を形成したが、これはな
くてもよい。
【0054】さらに、本実施形態においては、DMOS
FETのボディコンタクト層及びバイポーラトランジス
タのベースコンタクト層を形成したが、これらはなくて
もよい。
【0055】なお、本実施形態においては、バイポーラ
トランジスタの真性ベース層29の形成後にゲート酸化
膜及びゲート電極からなる絶縁ゲートを形成したが、先
に絶縁ゲートを形成してもよい。
【0056】なお、本実施形態においては、分離層24
の形成後にバイポーラトランジスタのコレクタウォール
層27及びDMOSFETのドレインオフセット層28
を形成したが、先にバイポーラトランジスタのコレクタ
ウォール層27及びDMOSFETのドレインオフセッ
ト層28を形成してもよい。
【0057】ここで、上記各実施形態における各層の不
純物濃度の具体的な好ましい範囲について説明する。
【0058】DMOSFETにおいて、N- 型ドレイン
層は5×1014〜5×1016cm-3程度、N- 型ドレイ
ンオフセット層は1×1016〜1×1020cm-3程度の
濃度の不純物を有していることが好ましく、N+ 型ドレ
インコンタクト層はドレインコンタクト層内の濃度以上
の不純物を有していることが好ましい。
【0059】PNPバイポーラトランジスタにおいて、
コレクタ層は5×1014〜5×1016cm-3程度、真性
ベース層は1×1016〜1×1020cm-3程度の濃度の
不純物をそれぞれ有していることが好ましい。
【0060】NPNバイポーラトランジスタにおいて、
N型エピタキシャル層内のコレクタ層は5×1014〜5
×1016cm-3程度、コレクタウォール層は、1×10
16〜1×1020cm-3程度の濃度の不純物をそれぞれ有
していることが好ましい。
【0061】以上のような範囲の濃度の不純物を有して
いることにより、上記各実施形態の効果を有効に発揮す
ることができる。
【0062】(その他の実施形態) 上記第1、第2の実施形態においては、DMOSFET
のうち、特にNチャネルDMOSFETを例にとり、ま
た、バイポーラトランジスタのうち、特にPNPトラン
ジスタを例にとって説明したが、DMOSFETにおい
てはチャネルの極性はPチャネルでもよく、バイポーラ
トランジスタについてはNPNトランジスタについても
同様に適用することができる。また、第1の実施形態に
おけるDMOSFETのドレイン層をN- 型ドレイン層
2や、バイポーラトランジスタの分離層3を、N- 型エ
ピタキシャル成長層で形成してもよい。
【0063】なお、上記第1、第2の実施形態において
は、バイポーラトランジスタにベースコンタクト層及び
コレクタコンタクト層を形成していないが、それぞれD
MOSFETのソース層及びバイポーラトランジスタの
エミッタ層と同時に形成してもよい。
【0064】なお、上記第1、第2の実施形態において
は、DMOSFETにボディコンタクト層を形成してい
ないが、バイポーラトランジスタのエミッタ層と同時に
形成してもよい。
【0065】なお、上記第3の実施形態においては、D
MOSFETのうち、特にNチャネルDMOSFETを
例にとり、また、バイポーラトランジスタのうち、特に
NPNトランジスタを例にとって説明したが、DMOS
FETにおいてはチャネルの極性はPチャネルでもよ
く、バイポーラトランジスタについてはPNPトランジ
スタについても同様に適用することができる。
【0066】また、第3の実施形態におけるDMOSF
ETのドレイン層25及びバイポーラトランジスタのコ
レクタ層26はN- 型エピタキシャル成長層により形成
されているが、これは通常の拡散層で形成されていても
よい。
【0067】
【発明の効果】本発明の半導体装置によれば、半導体基
板上に少なくとも1つのDMOSFETとバイポーラト
ランジスタを搭載した半導体装置において、DMOSF
ETのドレインオフセット層とバイポーラトランジスタ
のベース層とを同時に導入された不純物を有する構造と
したので、工程数の低減を図りながら、DMOSFET
のオン抵抗を低減することができる。
【0068】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
半導体基板上にDMOSFETとバイポーラトランジス
タを搭載した半導体装置の製造方法において、DMOS
FETのドレイン層で囲まれる領域とバイポーラトラン
ジスタのコレクタ層で囲まれる領域とに第1導電型不純
物を導入して、DMOSFETのドレインオフセット層
とバイポーラトランジスタのベース層とを同時に形成す
る工程を設けているため、ドレインオフセット層のみを
形成する工程を別途設けることなく、オン抵抗の小さい
DMOSFETを搭載した半導体装置の形成を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETのドレイン層とPNPバイポーラ
トランジスタの分離層及びコレクタ層とを形成するまで
の工程を示す断面図である。
【図2】第1の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETのドレインオフセット層とPNP
バイポーラトランジスタの真性ベース層とを形成するま
での工程を示す断面図である。
【図3】第1の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETの絶縁ゲート及びボディ層を形成
するまでの工程を示す断面図である。
【図4】第1の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETのソース層及びドレインコンタク
ト層とPNPバイポーラトランジスタのエミッタ層とを
形成するまでの工程を示す断面図である。
【図5】第2の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETの絶縁ゲート及びドレイン層とN
Pバイポーラトランジスタの分離層及びコレクタ層とを
形成するまでの工程を示す断面図である。
【図6】第2の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETのドレインコンタクト層とNPバ
イポーラトランジスタの真性ベース層とを形成するまで
の工程を示す断面図である。
【図7】第3の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETの埋め込みドレイン層とNPNバ
イポーラトランジスタの埋め込みコレクタ層とを形成す
るまでの工程を示す断面図である。
【図8】第3の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちN型エピタキシャル層と分離層とを形成するまで
の工程を示す断面図である。
【図9】第3の実施形態における半導体装置の製造工程
のうちDMOSFETのドレインオフセット層とNPN
バイポーラトランジスタのコレクタウォール層とを形成
するまでの工程を示す断面図である。
【図10】第3の実施形態における半導体装置の製造工
程のうちDMOSFETの絶縁ゲート及びボディ層とN
PNバイポーラトランジスタの真性ベース層とを形成す
るまでの工程を示す断面図である。
【図11】第3の実施形態における半導体装置の製造工
程のうちDMOSFETのソース層及びドレインコンタ
クト層とNPNバイポーラトランジスタのエミッタ層及
びコレクタコンタクト層とを形成するまでの工程を示す
断面図である。
【図12】従来の半導体装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 2 ドレイン層 3 分離層 4 コレクタ層 5 レジスト膜 6 ドレインオフセット層 7 真性ベース層 8 ゲート酸化膜 9 多結晶シリコンゲート電極 10 レジスト膜 11 ボディ層 12 ソース層 13 ドレインコンタクト層 14 エミッタ層 17 レジスト膜 19 レジスト膜 20 P型半導体基板 21 埋め込みコレクタ層 22 埋め込みドレイン層 23 エピタキシャル層 24 分離層 25 ドレイン層 26 コレクタ層 27 コレクタウォール層 28 ドレインオフセット層 29 真性ベース層 30 ゲート酸化膜 31 多結晶シリコンゲート電極 32 レジスト膜 33 ボディ層 34 レジスト膜 35 ソース層 36 ドレインコンタクト層 37 エミッタ層 38 コレクタコンタクト層 Rdmos DMOSFET形成領域 Rbpnp PNPバイポーラトランジスタ形成領域 Rbnpn NPNバイポーラトランジスタ形成領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−176640(JP,A) 特開 昭60−137055(JP,A) 特開 平4−17364(JP,A) 特開 平5−198757(JP,A) 特開 昭62−247558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8248 - 21/8249 H01L 27/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に少なくとも1つのDMO
    SFETとバイポーラトランジスタとを搭載した半導体
    装置において、 上記DMOSFETは、 上記半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲ
    ート電極と、 少なくとも上記ゲート電極の下方の領域を含む上記半導
    体基板内の領域に形成され低濃度の第1導電型不純物を
    含むドレイン層と、 上記ゲート電極の一方の側方に位置する上記半導体基板
    内の領域に形成され高濃度の第1導電型不純物を含むソ
    ース層と、 上記ドレイン領域で囲まれる領域内で上記ゲート電極の
    他方の側方に位置しかつ上記ゲート電極とは離れた領域
    に形成され上記ドレイン層よりも高濃度の第1導電型不
    純物を含むドレインオフセット層と、 上記ドレインオフセット層で囲まれる領域に形成され上
    記ドレインオフセット層よりも高濃度の第1導電型不純
    物を含むドレインコンタクト層と、 上記ソース層を囲み上記半導体基板の表面付近の領域で
    上記ゲート電極の下方領域の一部にまで達し、かつ上記
    ドレインコンタクト層とは上記ドレイン層を挟んで所定
    距離だけ離れるように形成されたしきい値制御レベルの
    第2導電型不純物を含むボディ層とを備え、 上記バイポーラトランジスタは、 第2導電型不純物を含むコレクタ層と、 上記コレクタ層で囲まれる領域に形成され第1導電型不
    純物を含むベース層と、 上記ベース層で囲まれる領域に形成され第2導電型不純
    物を含むエミッタ層とを備えていて、 上記DMOSFETのドレインオフセット層と上記バイ
    ポーラトランジスタのベース層とは、同時に導入された
    第1導電型不純物を含み、その拡散深さは上記DMOS
    FETのソース層の拡散深さよりも深いことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 上記DMOSFETのドレインにおける第1導電型不
    純物の濃度は、5×1014〜5×1016cm-3であるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 DMOSFET形成領域とバイポーラト
    ランジスタ形成領域とを有する半導体基板を形成する第
    1の工程と、 上記DMOSFET形成領域に第1導電型不純物を導入
    して上記DMOSFETのドレイン層を形成する第2の
    工程と、 上記バイポーラトランジスタ形成領域に第2導電型不純
    物を導入して上記バイポーラトランジスタのコレクタ層
    を形成する第3の工程と、 上記DMOSFETの上記ドレイン層で囲まれる領域と
    上記バイポーラトランジスタの上記コレクタ層で囲まれ
    る領域とに第1導電型不純物を導入し、次いで熱処理を
    行ない、上記DMOSFETのドレインオフセット層と
    上記バイポーラトランジスタのベース層とを同時に形成
    する第4の工程と、 上記第4の工程の後に、上記半導体基板を酸化して上記
    DMOSFET形成領域にゲート絶縁膜を形成し、次い
    で上記ゲート絶縁膜の上で上記ドレインオフセット層と
    は離れた領域にゲート電極を形成する第5の工程と、 上記ゲート電極の一方の側方に位置しかつ上記ドレイン
    層で囲まれる領域に第2導電型不純物を導入して、上記
    ゲート絶縁膜の下方領域の一部にまで達する上記DMO
    SFETのボディ層を形成する第6の工程と、 上記DMOSFET形成領域において、上記ドレインオ
    フセット層で囲まれる領域に第1導電型のドレインコン
    タクト層と、上記ボディ層で囲まれる第1導電型のソー
    ス層とを形成する第7の工程と、 上記バイポーラトランジスタ形成領域において上記ベー
    ス層で囲まれる第2導電型のエミッタ層を形成する第8
    の工程とを備え、 上記DMOSFETのドレインオフセット層と上記バイ
    ポーラトランジスタのベース層とは、上記DMOSFE
    Tのドレイン層よりも高濃度でかつドレインコンタクト
    層よりも低濃度の不純物を含み、その拡散深さは上記D
    MOSFETのソース層の拡散深さよりも深いことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法
    おいて、 上記DMOSFETのドレインにおける第1導電型不
    純物の濃度は、5×1014〜5×1016cm-3であるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法
JP30029596A 1996-11-12 1996-11-12 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3300238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30029596A JP3300238B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30029596A JP3300238B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10144811A JPH10144811A (ja) 1998-05-29
JP3300238B2 true JP3300238B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=17883073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30029596A Expired - Fee Related JP3300238B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3300238B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6679908B2 (ja) 2015-12-11 2020-04-15 セイコーエプソン株式会社 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10144811A (ja) 1998-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3431467B2 (ja) 高耐圧半導体装置
US6825531B1 (en) Lateral DMOS transistor with a self-aligned drain region
JP2932429B2 (ja) Mos電界効果トランジスタ及びその製造方法
US5905284A (en) Semiconductor device with a particular DMISFET structure
US5382536A (en) Method of fabricating lateral DMOS structure
US5970329A (en) Method of forming power semiconductor devices having insulated gate electrodes
JPH0315346B2 (ja)
KR910002037B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JPH07176640A (ja) 半導体装置の製造方法
US6215160B1 (en) Semiconductor device having bipolar transistor and field effect transistor and method of manufacturing the same
JPS61156882A (ja) 二重拡散形絶縁ゲ−ト電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP3186421B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH1126758A (ja) トレンチ型mos半導体装置およびその製造方法
KR910006672B1 (ko) 반도체 집적회로 장치 및 그의 제조 방법
US6635925B1 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
CN113540223A (zh) 绝缘栅极场效双极性晶体管及其制造方法
JP3372773B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3106757B2 (ja) Mos電界効果半導体装置の製造方法
JP2000068372A (ja) 半導体デバイス及びその製造方法
JP3300238B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100482950B1 (ko) 반도체소자 및 그 제조방법
JPH11186402A (ja) 半導体装置及び半導体製造方法
JPH01132167A (ja) 半導体装置
KR930008022B1 (ko) 반도체장치
JPH11345889A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees