JP3299770B2 - ローラー滑り台 - Google Patents

ローラー滑り台

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JP3299770B2 JP34244491A JP34244491A JP3299770B2 JP 3299770 B2 JP3299770 B2 JP 3299770B2 JP 34244491 A JP34244491 A JP 34244491A JP 34244491 A JP34244491 A JP 34244491A JP 3299770 B2 JP3299770 B2 JP 3299770B2
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浩二 白鳥
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中村シラトリ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、滑降路が上下するロー
ラー滑り台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公園や遊園地等には、児童や幼児を対象
にした小型の滑り台が設置されている。滑り台は適度な
角度に傾斜した滑降面を滑り降りる遊具で、支持枠に滑
降面が形成されており、更にその両側板に手摺が取り付
けられて滑降路が構成されていて、この手摺を軽く握っ
た状態で滑降面を滑り降りるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公園等の小型の滑り台
は、幼児や児童に高い位置から低い位置へ滑り降りると
云う壮快感やスリル感を与えるだけでなく、高所に対す
る恐怖感を無くし、バランス感覚を養うなどの種々の効
果がある。又、これに繰り返し昇ることにより腕力や脚
力を強くする効果もある。ところが、この種の滑り台は
高さがせいぜい2〜3メートル程度であり、滑降路も直
線的であって極めて単純な構造であるため、幼児や児童
は直ぐに遊びの面白味を失なって飽きてしまうと云う欠
点があった。本発明は、安全で、繰り返し滑り降りても
壮快感やスリル感が損なわれず、遊びの興味が持続する
滑り台を開発することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、滑り台の滑降
面をローラーによって構成すると共に、その滑降路を上
位部と下位部との二つの部分を連結させて屈折自在に形
成し、これをショックアブソーバー、或いは油圧シリン
ダー等の昇降機構により170 度程度の山形の状態に支持
して、滑降面に幼児や児童が乗るなどして荷重が加えら
れると、滑降路が下降して190 度程度の谷形の状態にま
で屈折した後、再び元の位置に復帰するように構成した
ことにより上記した目的を達成している。
【0005】
【作用】本発明は、滑り台の滑降路を上位部と下位部と
の二つの部分を連結させて屈折自在に形成し、これを昇
降機構により170 度程度の山形の状態から190 度程度の
谷形の状態までの範囲を屈折するようにしたことによ
り、滑降面に荷重を加えると、その傾斜角度が変化す
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係るローラー滑り台を図示の
実施例に基づいて具体的に説明する。滑降路は、図1に
示すように支持枠1と滑降面2、及び手摺3とによって
構成された上位部4と、同じく支持枠1と滑降面2、及
び手摺3とによって構成された下位部5とから成り、両
者は連結されていて、その部分で屈曲するようになって
いる。支持枠1の左右両側の梁12、13の間には、50〜60
mm程度の間隔で多数の支軸11が等間隔的に取り付けられ
ており、それぞれにローラー21が遊嵌されていて、これ
によって滑降面2が構成されている。手摺3は支持枠1
の梁12、13に200 〜300 mm程度の高さに形成されてい
て、滑降面2を滑り降りる幼児や児童が滑降路から落ち
る憂いのないようになっており、その上縁は丸棒状に仕
上げられていて、これを手で軽く握った状態で滑り降り
ることにより所定の姿勢を保つことが出来るようになっ
ている。滑降路は、中間部がショックアブソーバー61、
或いは油圧シリンダー62等の昇降機構によって支持され
ていて、常態において上位部4と下位部5が170 度程度
の角度に保たれて、この部分で山形に屈折している。そ
して、これに幼児や児童が乗るなどして荷重が加えられ
ると、それによって滑降路のこの部分は、上位部4と下
位部5が190度程度の角度になるまで下降して、谷形に
屈折し、荷重が除かれると予じめ設定された速度で再び
元の位置に復帰するようになっている。図2はコイルス
プリングを内蔵したショックアブソーバー61を用いて形
成した昇降機構の一例を示すもので、このものは滑降面
2に10〜20キログラム程度以上の荷重が加えられたとき
に滑降路が下降するようにコイルスプリングの強さが設
定されている。ショックアブソーバー61をこのように設
定することにより滑降路は、滑降面2に荷重が加えられ
ていないときは、固定された状態に保たれるのである。
図3は油圧シリンダー62を用いて形成した昇降機構の一
例を示すもので、幼児や児童が滑降面2を滑り降りたこ
とを検知するセンサー63が荷滑降路の上部に取り付けら
れており、これがタイマー等の制御器64を介して油圧ポ
ンプ65に連絡されていて、センサー63が幼児等を検知す
ると、その検知出力が油圧ポンプ65に送られて、滑降路
を予じめ設定された速度で昇降させるようになってい
る。殊に、この実施例では制御器64は、センサー63から
の検出信号を受けたのちは、少なくとも油圧シリンダー
62の所定の作動が終了するまでの間は、センサー63から
次の検出信号が送られてきても、油圧ポンプ65を作動さ
せないようになっている。ところで滑降路は、上位部4
と下位部5が山形、又は谷形に屈折しているときと、両
者が直線状になっているときとでは見掛け上の長さが変
化し、両者が直線状になっているときが最も短くなる。
図4及び図5は滑降路の見掛け上の長さが変化するに合
わせて、上位部4と下位部5とが連結されている部分の
ローラー21の間隔を変えて、その部分の滑降面2に生じ
るギャップを吸収するようにした一例を示すものであ
り、図中Aは、滑降路の見掛け上の長さが最も長いとき
の状態を示し、Cは最も短いときの状態、BはAからC
に移行する途中の状態、DはCからAに移行する途中の
状態を示している。滑降路の上位部4と下位部5は、図
5に示すように上位部4の支持枠の梁12の下端部と下位
部5の支持枠の梁13の上端部に穿けられた連結孔に支軸
を兼ねた連結棒7が插し通されることによって連結され
ている。更に、連結棒7と、その隣の支軸11との間に間
隔規制片8が嵌められている。梁13の連結孔71は滑降路
の見掛け上の長さの最大変化量に対応した長さの長孔に
なっていて、滑降路を昇降させると梁13の上端部分が梁
12の下端部分に対して滑降路の見掛け上の長さが変化す
るに従って進退することが出来るようになっている。
又、その隣位の支軸11の取付孔16は、滑降路の見掛け上
の長さの最大変化量のほゞ二分の一の余裕を有する長孔
になっていて、梁13の上端部分が進退するに従って、支
軸11が変移することが出来るようになっている。間隔規
制片8の嵌合孔81は、滑降路の見掛け上の長さの最大変
化量のほゞ二分の一の余裕を有する長孔になっていて、
この中で支軸11が変移することが出来るようになってい
る。
【0007】続いて、滑降路が昇降して、その見掛け上
の長さが変化したときの、上位部4と下位部5の連結部
分の状態を説明する。図5Aに於いて、連結棒7の隣位
の支軸11は梁13の取付孔16の上縁と間隔規制片8の嵌合
孔81の下縁とに挟まれて位置決めされており、この支軸
11に遊嵌されたローラー21と連結棒7に遊嵌されたロー
ラー21ととの間に滑降路の見掛け上の長さの最大変化量
のほゞ2分の1の間隔が開けられている。滑降路の見掛
け上の長さが次第に短縮して、Bに示す状態になったと
き、梁13の取付孔16の下縁が支軸11の位置に到達して、
見掛け上の長さが更に短縮するに従ってこの支軸11が連
結棒7の方向に移行されて、連結棒7との間隔が狭めら
れる。滑降路の上位部4と下位部5が直線状態となり、
その見掛け上の長さが最も短くなると、支軸11は梁13の
取付孔16の下縁と間隔規制片8の嵌合孔81の上縁とに挟
まれた状態となり、嵌合孔81の上縁によってそれ以上の
上昇が規制されて、連結棒7との間の最狭の間隔が確保
される。そして、この状態から滑降路の見掛け上の長さ
が次第に伸長してDに示す状態になったとき、梁13の取
付孔16の上縁が支軸11の位置に到達し、見掛け上の長さ
が更に伸長するに従ってこの支軸11が押し下げられて、
連結棒7との間隔が広げられる。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、滑り台の
滑降路を上位部と下位部との二つの部分を連結させて屈
折自在に形成し、これをショックアブソーバー、或いは
油圧シリンダー等の昇降機構により170 度程度の山形の
状態に支持して、滑降面に幼児や児童が乗るなどして荷
重が加えられると滑降路が下降して190 度程度の谷形の
状態にまで屈折した後、再び元の位置に復帰するように
構成したもので、これにより幼児や児童が滑降面を滑り
降りると、その途中で滑降面の傾斜角度が変化するの
で、滑降に一段とスリルが加わり、遊びの面白味が増大
される。殊に、滑降面をローラーによって構成したの
で、滑降路が昇降する最の見掛け上の長さの変化を吸収
することが出来て、安全性が確保されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】滑降路の一例を示す斜視図である。
【図2】滑降路が屈折する状態の一例を示す側面図であ
る。
【図3】滑降路が屈折する状態の他の一例を示す側面図
である。
【図4】滑降路の上位部と下位部とが連結されている部
分の滑降面に生じるギャップを吸収する機構の一例を示
す側面図である。
【図5】滑降路の上位部と下位部とが連結されている部
分の滑降面に生じるギャップを吸収する状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 支持枠 2 滑降面 3 手摺 4 上位部 5 下位部 7 連結棒 8 間隔規制片 11 支軸 12 梁 13 梁 16 取付孔 21 ローラー 61 ショックアブソーバー 62 油圧シリンダー 63 センサー 64 制御器 65 油圧ポンプ 71 連結孔 81 嵌合孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑降面をローラーによって構成した滑り
    台であって、その滑降路を上位部と下位部との二つの部
    分を連結させて屈折自在に形成し、これを昇降機構によ
    って支持して、170 度程度の山形の状態から190 度程度
    の谷形の状態にまで間で屈折角度が変化するようにした
    ことを特徴とするローラー滑り台。
  2. 【請求項2】 昇降機構をショックアブソーバーを用い
    て形成し、滑降路を状態において170 度程度の山形に屈
    折させて支持し、滑降面に一定以上の荷重が加えられる
    とこれが190 度程度の谷形に屈折するようにしたことを
    特徴とする特徴とする請求項1のローラー滑り台。
  3. 【請求項3】 昇降機構を油圧シリンダーを用いて形成
    し、滑降面を幼児等が通過すると、それを検知するセン
    サーを滑降路の上部に取り付けると共に、タイマー等の
    制御器を介してこれを油圧シリンダーに連絡して、セン
    サーから制御器に検知信号が送られると、油圧シリンダ
    ーを作動させて滑降路を山形の状態から谷形の状態に1
    回乃至数回変角させるようにしたことを特徴とする請求
    項1のローラー滑り台。
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