JPH07148353A - 滑降路が上下動する滑り台 - Google Patents

滑降路が上下動する滑り台

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JPH07148353A
JPH07148353A JP32104293A JP32104293A JPH07148353A JP H07148353 A JPH07148353 A JP H07148353A JP 32104293 A JP32104293 A JP 32104293A JP 32104293 A JP32104293 A JP 32104293A JP H07148353 A JPH07148353 A JP H07148353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
downhill
chute
slideway
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP32104293A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shiratori
浩二 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIRATORI KK
Original Assignee
SHIRATORI KK
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Publication date
Application filed by SHIRATORI KK filed Critical SHIRATORI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で、繰り返し滑り降りても壮快感やスリ
ル感が損なわれず、遊びの興味が持続する滑り台を開発
する。 【構成】 滑り台の滑降路を少なくとも二つの部分によ
って形成し、上位の部分1uと下位の部分1Lを屈折自在に
連結させて一連の滑降路を構成すると共に、これをバラ
ンサーやコイルスプリング等の押上装置により支持し
て、この滑降路に一定以上の荷重が加えられると、滑降
路の連結箇所が一定量だけ下降し、荷重が除かれると元
の高さに復帰してその傾斜角度が変化しするように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、滑降路が上下動する滑
り台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公園や遊園地等には、児童や幼児を対象
にした小型の滑り台が設置されている。滑り台は適度な
角度に傾斜した滑降面を滑り降りる遊具で、支持枠に滑
降面が形成されており、更にその両側に手摺が取り付け
られて滑降路が構成されていて、この手摺に軽く手を触
れながら滑降面を滑り降りるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公園等の小型の滑り台
は、幼児や児童に高い位置から低い位置へ滑り降りると
云う壮快感やスリル感を与えるだけでなく、高所に対す
る恐怖感を無くし、バランス感覚を養うなどの種々の効
果がある。又、これに繰り返し昇ることにより腕力や脚
力を強くする効果もある。ところが、この種の滑り台は
高さがせいぜい2〜3メートル程度であり、滑降路も直
線的であって極めて単純な構造であるため、幼児や児童
は直きに遊びの面白味を失なって飽きてしまうと云う問
題があった。本発明は、安全で、繰り返し滑り降りても
壮快感やスリル感が損なわれず、遊びの興味が持続する
滑り台を開発することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、滑り台の滑降
路を少なくとも二つの部分によって形成し、上位の部分
と下位の部分とを屈折自在に連結させて一連の滑降路を
構成すると共に、これをバランサーやコイルスプリング
等の押上装置により支持して、この滑降路に一定以上の
荷重が加えられると、滑降路の連結部分が一定量だけ下
降し、荷重が除かれると元の高さに復帰してその傾斜角
度が変化しするように構成したことにより上記した目的
を達成している。
【0005】
【作用】本発明は、滑り台の滑降路を少なくとも二つの
部分によって形成し、上位の部分と下位の部分とを屈折
自在に連結させて一連の滑降路を構成すると共に、これ
をバランサーやコイルスプリング等の押上装置により支
持したことにより、幼児や児童が滑降面を滑り降りる
と、連結箇所より上位の部分では、幼児が連結箇所に近
づくに従って滑降路のその箇所に対する見掛け上の荷重
が大きくなり、その箇所が下降して滑降面の傾斜角度が
次第に大きくなる。又、幼児が連結箇所を通過して下位
の部分を滑降するようになると、連結箇所に対する見掛
け上の荷重が小さくなり、滑降路は連結箇所が上昇し
て、滑降面の傾斜角度が次第に大きくなる。そして、滑
り終わると滑降路は、再び元の位置に復帰する。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る滑り台を図示の実施例に
基づいて具体的に説明する。この実施例では滑り台は、
滑降路が上下2つの部分(1U、1L)により形成されてお
り、上位の部分1uと下位の部分1Lとが連結軸3を介して
連結されていて一つの滑降路となっている。尚、滑降路
の基本的な構造は、通常のこの種のものと同様であっ
て、左右の側板と滑降面とから成っていて、両側板の間
に滑降面が取り付けられており、又、側板の上縁には手
摺が形成されている。滑り台の基台2には、地上から1
〜2メートルの高さの位置に支持部材21が取り付けられ
ていると共に、地上から500 mm程度以下の高さの位置に
支持部材22が取り付けられていて、滑降路は、上位の部
分1Uの上端が支持部材21に枢着され、下位の部分1Lの下
端部が支持部材22に接続されることにより、基台2に装
着されていて、両者の連結されている箇所(連結軸3の
位置)で上下に屈折するようになっている。又、この滑
降路の下には押上装置が取り付けられており、これによ
り滑降路は、上位の部分1Uと下位の部分1Lとが連結され
ている箇所、又はその近傍を、その位置の見掛け上の重
量(即ち、滑降路のこの位置が下降しようとする力)よ
りも5〜10kg程度大きな力で下から支えられていて、滑
降路に対して荷重が加えられていないときや、加えられ
る荷重が上記支持力よりも小さいときは、滑降路は、そ
の部分が押し上げられて上方に屈折した姿勢に保たれる
ようになっており、所定以上の荷重が作用したときは、
滑降路は連結軸3の箇所が低下して下方に屈折した姿勢
に変わる。即ち、幼児や児童が滑降面を滑り降りること
により、その体重が滑降路に加えられる。滑降路の上位
の部分1uでは、幼児等が連結箇所に近づくに従ってその
位置に作用する荷重が大きくなる。そしてその荷重が一
定以上になると、滑降路のその箇所が低下して滑降面の
傾斜角度が次第に大きくなる。続いて、幼児等が連結箇
所を通過して下位の部分1Lに移ると、これが連結箇所か
ら離れるに従って連結箇所に作用する見掛け上の荷重が
小さくなる。そのため滑降路は、連結箇所が上昇して下
位の部分1Lの傾斜角度が次第に大きくなり、やがて滑降
路は元の姿勢に復帰する。尚、この実施例では押上装置
は、天秤方式により滑降路を支持するようにした一例を
示すもので、滑降路の上位の部分1uの下位の適所に支持
アーム4が設けられていて、これに天秤5が取り付けら
れている。又、滑降路の上位の部分1uの下端付近に接続
軸6が取り付けられていて、天秤5の一端がこれに接続
されていると共に、天秤5の他端には重垂51が取り付け
られている。この押上装置は、支持アーム4が天秤5の
支点となり、重垂51が力点、接続軸6が作用点となっ
て、重垂51の重量により接続軸6を押し上げようとする
力が作用するようになっている。殊に、重垂51は、接続
軸6が取り付けられている位置の滑降路の見掛け上の重
量よりも5〜10kg程度大きな力が接続軸6に作用するよ
うに、その重量が調節されていて、滑降路のその位置を
5〜10kg程度の力で押し上げようとする力が働いてい
る。そのため、滑降路に荷重が加えられていない状態の
とき、又は加えられる荷重の強さが一定以下のときは、
滑降路は、押上装置により押し上げられて、連結箇所が
高くなって上方に屈折しており、これに一定以上の強さ
の荷重が加えられたときだけ下方に屈折するようになっ
ている。又、基台2には、重垂51の昇降軌道上の上下二
箇所にストッパー23、24が形成されていて、滑降路に一
定以上の荷重が加えられて、その力により接続軸6が下
がるときは、重垂51が所定の高さにまで上がるとストッ
パー23によりその上昇が止められる。同様にして、その
荷重が一定以下になって接続軸6が上がるときは、重垂
51が所定の高さにまで下がるとストッパー24によりその
下降が止められて、荷重の強さが変わることによる接続
軸6が昇降する範囲、即ち滑降路の傾斜角度が変化する
範囲が規制されている。殊に、ストッパー23にはショッ
クアブソーバが用いられていて、重垂51が所定の高さに
まで上がるとその上昇を緩やかに止めて、滑降路上の幼
児等に与えられる衝撃を吸収することにより使用上の安
全が保たれている。又、この実施例では、適当な柔軟性
とクッション性を有するローラーエレメント7を用いて
滑降面を形成すると共に、上位の部分1Uの最下位のロー
ラーエレメントのローラー軸71を連結軸3として利用し
て、滑降路の屈折する箇所がこのローラー軸と一致する
ように構成して、滑降路が屈折する際にこの箇所が伸縮
することのないようにして、使用上の安全を保ってい
る。同様にして、滑降路の屈折角度が変化する際の、上
位の部分1uの側板8Uの下端と下位の部分1Lの側板8Lの上
端との間に生じる間隙の部分は、適度に柔軟で伸縮性を
有する材料を用いて形成した側板8により構成すること
により、ここで幼児等の手指が挟まれる可能性を無く
し、使用上の安全を保っている。
【0007】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、滑り台の
滑降路を少なくとも二つの部分によって形成し、上位の
部分と下位の部分とを屈折自在に連結させて一連の滑降
路を構成して、幼児や児童が滑降面を滑り降りると、連
結箇所より上位の部分では、幼児が連結箇所に近づくに
従って滑降路のその箇所が下降して滑降面の傾斜角度が
次第に大きくなり、幼児が連結箇所を通過して下位の部
分を滑降するようになると、滑降路は連結箇所が上昇し
て、滑降面の傾斜角度が次第に大きくなる。幼児や児童
にとって滑降に一段とスリルが加わり、遊びの面白味が
増大される。又、滑降路が屈折して外観形状が変化する
事により、幼児等の興味を唆り、滑り台で遊ぼうとする
気持ちを惹き起こさせるのであり、しかも幼児等は繰り
返し滑降をするので、それだけ運動量が増加し、体力が
増強される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る滑り台の一例を示す説明図であ
る。
【図2】滑降路の一例を示す一部切欠斜視図説明図であ
る。
【符号の説明】
1u 上位の部分 1L 下位の部分 2 基台 21 支持部材 22 支持部材 23 ストッパー 24 ストッパー 3 連結軸 4 支持アーム 5 天秤 51 重垂 6 接続軸 7 ローラーエレメント 8 側板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑り台の滑降路を少なくとも二つの部分
    によって形成し、上位の部分と下位の部分とを屈折自在
    に連結させて一連の滑降路を構成すると共に、これをバ
    ランサーやコイルスプリング等の押上装置により支持し
    て、この滑降路に一定以上の加重が加えられると、滑降
    路の連結部分が一定量だけ下降し、荷重が除かれると元
    の高さに復帰するように構成したことを特徴とする滑降
    路が上下動する滑り台。
JP32104293A 1993-11-27 1993-11-27 滑降路が上下動する滑り台 Pending JPH07148353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32104293A JPH07148353A (ja) 1993-11-27 1993-11-27 滑降路が上下動する滑り台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32104293A JPH07148353A (ja) 1993-11-27 1993-11-27 滑降路が上下動する滑り台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07148353A true JPH07148353A (ja) 1995-06-13

Family

ID=18128157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32104293A Pending JPH07148353A (ja) 1993-11-27 1993-11-27 滑降路が上下動する滑り台

Country Status (1)

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JP (1) JPH07148353A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453470Y1 (ko) * 2009-05-01 2011-05-06 (주)공간예술 미끄럼틀
WO2012065172A3 (en) * 2010-11-12 2012-07-26 Splashtacular, Inc. Amusement slide having a moving section

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453470Y1 (ko) * 2009-05-01 2011-05-06 (주)공간예술 미끄럼틀
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