JP3297578B2 - リファイナ - Google Patents

リファイナ

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JP3297578B2
JP3297578B2 JP03185296A JP3185296A JP3297578B2 JP 3297578 B2 JP3297578 B2 JP 3297578B2 JP 03185296 A JP03185296 A JP 03185296A JP 3185296 A JP3185296 A JP 3185296A JP 3297578 B2 JP3297578 B2 JP 3297578B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C7/00Crushing or disintegrating by disc mills
    • B02C7/11Details
    • B02C7/12Shape or construction of discs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/20Methods of refining
    • D21D1/30Disc mills
    • D21D1/306Discs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば繊維原料等の叩
解に用いるリファイナ関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のリファイナAを示す正面
断面図である。ケーシング100には第一供給口101
を設けてあるとともに、ケーシング100の内部には第
二供給口102を有する可動ブロック103を設けてあ
る。
【0003】ケーシング100と可動ブロック103と
により形成した叩解室Bには、第一供給口101及び第
二供給口102が連通するとともに、排出口104が連
通している。
【0004】ケーシング100と可動ブロック103と
の対向面には、それぞれ円周方向に沿って分割した複数
の第一ディスク105,106を取り付けてある。一デ
ィスク105,106の側面にはそれぞれ刃面105
A,106Aを形成してある。
【0005】第一ディスク105,106の内側には回
転軸111を挿入してあり、回転軸111には第一ディ
スク105,106と対向する円板状のランナ107を
設けてある。ランナ107における刃面105A,10
6Aと対向する位置には、円周方向に沿って分割した複
数の第二ディスク109,110を取り付けてある。複
数の第二ディスク109,110における刃面105
A,106Aと対向する側面には、刃面109A,11
0Aをそれぞれ形成してある。刃面105Aと刃面10
9Aとの間、及び刃面106Aと刃面110Aとの間に
は数μmの微少間隙を設定してある。
【0006】図13は第二ディスク109の固定機構を
示す斜視図である。ランナ107の側面には円周方向に
沿って複数のめねじ112を形成してあるとともに、複
数の第二ディスク109には回転軸111の軸心C方向
に貫通した穴113をそれぞれ形成してある。
【0007】穴113にはねじ部材114を挿入して締
め付け、複数の第二ディスク109をランナ107に対
して固定している。
【0008】また、ランナ107の外周には、軸心C方
向に沿って突出した環状のリブ115を設けてあり、第
二ディスク109を径方向に位置決めしている。
【0009】なお、第一ディスク105,106も第二
ディスク109,110と同様の構成で固定してある。
【0010】複数の第一ディスク105,106及び第
二ディスク109,110を円周方向に沿って分割構成
した理由は、個々の重量軽減によりケーシング100、
ランナ107への取り付け及び取り外し作業を容易にす
るためである。
【0011】ケーシング100側に設けた二つの軸受1
16,117は回転軸111を保持しており、回転軸1
11の一端側は駆動源(図示せず)に接続してある。
【0012】上記構成において、回転軸111を回転す
るとともに、原料、例えば繊維原料(図示せず)を第一
供給口101及び第二供給口102を介して叩解室叩解
室Bへ供給する。
【0013】すると、パルプは刃面105Aと刃面10
9Aとの間、及び刃面106Aと刃面110Aとの間で
叩解されつつ遠心力によって外周側へ移行し、排出口1
04から排出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、回転
軸111が回転すると、複数の第一ディスク部材10
5,106にはパルプとの摩擦抵抗により円周方向の荷
重が加わり、その荷重が全てねじ部材に加わる一方、複
数の第二ディスク部材109,110側では慣性力によ
る荷重が全て結合部材、例えば、ねじ部材108に加わ
る。
【0015】このため、ねじ部材を多数用いたり、ねじ
部材を太くしたりしている。
【0016】その結果、刃面109A,110Aの有効
面積が7〜10%減少して叩解効率が低下したり、ねじ
部材108の締め付け,緩め動作が多くなって複数の第
二ディスク109,110の取り付け及び取り外し作業
が面倒になるという問題があった。
【0017】なお、上述のことは、第一ディスク部材1
05,106を複数組み合わせてディスクを形成した場
合に限らず、ディスクを一体もので形成し、結合部材に
よりランナ、又は、ケ−シングに取り付けた場合も同様
である。
【0018】本発明は上記課題を解決するようにしたリ
ファイナ提供することを目的としている。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
請求項1 に係る発明は、刃を有するディスクと、このデ
ィスクを取り付けた円盤状のランナと、前記ディスクは
分割され、前記円盤状のランナを回転軸に取り付けたリ
ファイナであって、前記分割されたディスクの外周面に
設けられた係止部材と、前記分割されたディスクを収納
するディスク収納凹所を形成するように前記ランナの外
周面に前記回転軸の軸芯方向に突出して環状に形成され
た環状のリブと、この環状のリブには、前記係止部材に
係止する被係止部材収納凹所を有し、この被係止部材収
納凹所は、少なくとも、前記回転軸の軸芯方向に向かう
面と前記円盤状のランナの中心方向に向かう面に開口す
ると共に、底面と、この底面より立設して対向し、前記
リブを横断する方向に形成された第一立設面と第二立設
面とを有し、前記第一立設面は前記円盤状のランナの回
転方向に向かう面であり、前記第二立設面は前記円盤状
のランナの回転方向と反対方向に向かう面であり、
係止部材が前記第一立設面と面接触し、前記第二立設面
に接触しない状態で、前記分割されたディスクを前記円
盤状のランナに結合部材で取り付けたものである。
【0023】また、請求項に係る発明は、刃を有する
ディスクと、このディスクを取り付けた円盤状のランナ
と、前記ディスクは分割され、前記円盤状のランナを回
転軸に取り付けたリファイナであって、前記分割された
ディスクの外周面に設けられた係止部材と、前記分割さ
れたディスクを収納するディスク収納凹所を形成するよ
うに前記ランナの外周面に前記回転軸の軸芯方向に突出
して環状に形成された環状のリブと、この環状のリブに
は、前記係止部材に係止する被係止部材収納凹所を有
し、この被係止部材収納凹所は、少なくとも、前記回転
軸の軸芯方向に向かう面と前記円盤状のランナの中心方
向に向かう面に開口すると共に、底面と、この底面より
立設して対向し、前記リブを横断する方向に形成された
第一立設面と第二立設面とを有し、前記第一立設面は前
記円盤状のランナの回転方向に向かう面であり、前記第
二立設面は前記円盤状のランナの回転方向と反対方向に
向かう面であり、前記第二立設面は前記円盤状のランナ
の中心に近い側より遠い側が狭くなるように傾斜するよ
うに形成され、前記係止部材が前記第一立設面と面接
触、前記係止部材のエッジが前記第二立設面に当接した
状態で、前記分割されたディスクを前記円盤状のランナ
に結合部材で取り付けたものである。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【作用】 請求項に係る発明は、ディスクは係止部材が
第一立設面と面接触した状態で、結合部材により円盤状
のランナに取り付けられている。
【0029】請求項に係る発明は、ディスクは係止部
材が第一立設面と面接触、前記係止部材のエッジが第二
立設面に当接した状態で、結合部材により円盤状のラン
ナに取り付けられている。
【0030】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るリファイナDを
示す正面断面図である。ケーシング1の上部には縦方向
に沿って第一供給口2を設けてあり、第一供給口2の下
方には略水平方向に沿って軸穴1Aを設けてある。ま
た、ケーシング1の内部には第二供給口3を有する可動
ブロック4を設けてある。
【0031】可動ブロック4には略水平方向に沿って軸
穴4Aを設けてある。軸穴4Aと軸穴1Aの内径は同一
に設定してあり、かつ、同心状に配置してある。また、
可動ブロック4は作動部、例えば油圧シリンダ等(図示
せず)により略水平方向に往復移動自在である。
【0032】ケーシング1と可動ブロック4との組み合
わせで形成した叩解室Eの略中央に対して第一供給口1
及び第二供給口3が連通し、叩解室Eの下部に対して排
出口5が連通している。
【0033】ケーシング1と可動ブロック4との対向面
には、それぞれ金属よりなり、かつ円周方向に沿って分
割した略扇形状の複数の第一ディスク部材6,7を円周
方向に沿って取り付けてある。第一ディスク部材6,7
は軸穴1A,4Aと同心状に配置してあり、その側面に
はそれぞれ刃面8,9を形成してある。なお、分割した
複数の第一ディスク部材6(又は複数の第一ディスク部
材7)を円盤状に組み合わせることにより第一ディスク
を形成する。
【0034】回転軸10は第一ディスク部材6,7の内
側及び軸穴1A,4Aに挿入してあり、叩解室Eに対応
する箇所に円板状のランナ11を設けてある。ランナ1
1は回転軸10に対して一体的に接合固定してもよい
し、別体ものを嵌合固定してもよい。
【0035】回転軸10は略水平方向の軸心Fに沿って
移動自在であり、ケーシング1の外部に設けた二つの軸
受16,17で保持してあるとともに、駆動源(図示せ
ず)により回転される。
【0036】ランナ11は第一ディスク部材6,7の間
に位置し、その両側面には金属で構成し、円周方向に沿
って分割し、かつ、略扇形状で複数の第二ディスク部材
12,13を取り付けてある。なお、分割した複数の第
二ディスク部材12(又は複数の第二ディスク部材1
3)を円盤状に組み合わせることにより第二ディスクを
形成する。
【0037】複数の第二ディスク部材12,13におい
て、刃面8,9と対向する側面には刃面14,15をそ
れぞれ形成してある。刃面8と刃面14との間、及び刃
面9と刃面15との間には数μmの微少間隙を設定して
ある。
【0038】この微少間隙は原料の種類等の条件に対応
して、回転軸10の移動及び可動ブロック4の移動によ
り任意に調節できる。
【0039】図2は複数の第二ディスク部材12及びラ
ンナ11の構成を示す斜視図であり、複数の第二ディス
ク部材12は例えば90度間隔で均等に四分割してあ
る。複数の第二ディスク部材12の外側の円弧面にはそ
れぞれ係止部材、例えば径方向に突出した係止爪21を
設けてある。
【0040】ランナ11の側面には円周方向に沿って複
数のめねじ18を形成してあるとともに、複数の第二デ
ィスク部材12にはその厚さ方向、つまり、回転軸10
の軸心F方向に貫通した穴19をそれぞれ形成してあ
る。
【0041】穴19にはそれぞれ結合部材、例えば、ボ
ルト20を挿入し、このボルト20をめねじ18にねじ
込んで締め付け、複数の第二ディスク部材12をそれぞ
れランナ11に対して固定している。
【0042】また、ランナ11の外周面には、軸心F方
向に沿って突出した環状のリブ22を設けてあり、リブ
22には被係止部材、例えば複数の係止溝23を設けて
ある。
【0043】なお、複数の第二ディスク部材13の構成
及びランナ11への固定機構も第二ディスク部材12と
同様である。また、複数の第一ディスク部材6,7にも
それぞれ厚さ方向に沿って穴を貫通形成してあり、この
穴に差し込んだ第二結合部材、例えばボルトによりケー
シング1及び可動ブロック4に固定してある。
【0044】上記構成において、回転軸10を回転する
とともに、第一供給口2及び第二供給口3を介して原
料、例えば繊維原料(図示せず)を叩解室Bへ供給する
と、繊維原料は刃面8と刃面14の間、及び刃面9と刃
面15の間で叩解されつつ遠心力によって外周側へ移行
し、排出口5から排出される。
【0045】回転軸10の回転中、複数の第二ディスク
部材12,13の遠心力で発生する荷重はボルト20及
びリブ22で受け止めている。
【0046】また、係止爪21と係止溝23とを係止し
て複数の第二ディスク部材12がそれぞれランナ11に
対して円周方向に位置決め固定され、ボルト20により
複数の第二ディスク部材12をそれぞれ厚さ方向及び径
方向に固定しているから、ランナ11の回転時に複数の
第二ディスク部材12の慣性力で発生する荷重は、ボル
ト20と係止爪21及び係止溝23とに分散される。
【0047】従って、複数の第二ディスク部材12毎に
のボルト20の数を減らしたり、ボルト20を細くした
りして、刃面14,15の有効面積を可及的に広く確保
(全体の3%程度の減少で済む)すれば、繊維原料の叩
解効率が向上するとともに、ボルト20の締め付け緩め
作業が減少して複数の第二ディスク部材12,13の取
り付け及び取り外し作業を簡略化することができる。
【0048】さらに、複数の第二ディスク部材12,1
3の外周面に係止爪21が位置し、ランナ11の外周面
に係止溝23が位置しているから、複数の第二ディスク
部材12,13の取り付け時に係止爪21及び係止溝2
3を目視し易く、複数の第二ディスク部材12,13の
位置決め作業を迅速に行なうことができる。
【0049】なお、複数の第一ディスク部材6,7及び
ケーシング1,可動ブロック4に前記と同様な係止爪及
び係止溝を設けてもよい。このように構成すれば、回転
軸10の回転時に繊維原料との摩擦抵抗による複数の第
一ディスク部材6,7の荷重がボルトと係止爪及び係止
溝に分散されるため、上記と同様の効果を得られる。
【0050】本実施例における複数の第一ディスク6,
7及び複数の第二ディスク部材12,13は次の三つの
工程により固定した。
【0051】複数の第一ディスク部材6,7または複数
の第二ディスク部材12,13のうち、少なくとも一方
のディスク部材に設けた係止部材を、ケーシング1また
はランナ5のうち、少なくとも一方に設けた被係止部材
と係合させて複数の第一ディスク部材6,7または複数
の第二ディスク部材12,13を円周方向に位置決めし
て対向させる第一工程。
【0052】複数の第一ディスク部材6,7を刃面から
厚さ方向に貫通した第一結合部材により複数の第一ディ
スク部材6,7をケーシング1に固定する第二工程。
【0053】複数の第二ディスク部材12,13を刃面
から厚さ方向に貫通した第二結合部材により第二ディス
ク部材12,13をランナ5に固定する第三工程。
【0054】なお、上記第二工程と第三工程の順序はい
ずれを先に行なってもよい。
【0055】また、本実施例は、第一ディスク部材及び
第二ディスク部材を二つずつ設けているが、第一ディス
ク部材及び第二ディスク部材が一つずつのリファイナに
も適用できる。
【0056】また、係止部材を例えば係止溝とし、被係
止部材を例えば係止爪とし、この係止爪と係止溝との係
止により複数の第二ディスクを円周方向に位置決め固定
しても同様の作用効果を得られる。
【0057】また、係止部材と被係止部材とを、複数の
第二ディスク部材と保持部材との互いに対向する側面同
士に設けても同様の作用効果を得られる。
【0058】また、結合部材として、例えば保持部材の
側面に植え込みボルトを設け、この植え込みボルトを複
数の第二ディスク部材の穴に差し込んでナットで締め付
け固定する構成としてもよい。
【0059】また、複数の第二ディスク部材の分割数は
任意に設定できることは勿論であり、他の原料、例えば
畜糞,生ごみ,コーヒー豆等の破砕に用いてもよい。
【0060】なお、特に、被係止部材(例えば、複数の
係止溝23)に係止する係止部材(例えば、径方向に突
出した係止爪21)は、より望ましくは、図3、図7、
図8に示すように、係止部材(例えば、径方向に突出し
た係止爪21)が第一立設面231と面接触、係止部材
(例えば、径方向に突出した係止爪21)のエッジ21
Eが第二立設面232に当接した状態で、ディスク(例
えば、複数の第二ディスク部材12,13)を円盤状の
ランナ11に結合部材(例えば、ボルト20)で取り付
けた方が良い。
【0061】従って、円盤状のランナ11が回転してデ
ィスク(例えば、複数の第二ディスク部材12,13)
に荷重が加わった場合、係止部材(例えば、径方向に突
出した係止爪21)が第一立設面231と面接触してい
るから、係止部材(例えば、径方向に突出した係止爪2
1)に確実に力が作用することとなり、また、一方、ラ
ンナ11の回転に伴い遠心力が作用するが、係止部材
(例えば、径方向に突出した係止爪21)のエッジ21
Eが第二立設面232に当接しているため、その分受け
る力が分散して結合部材に作用する力をより軽減させる
ことができる。
【0062】即ち、刃を有するディスク(例えば、複数
の第二ディスク部材12,13)と、このディスク(例
えば、複数の第二ディスク部材12,13)を取り付け
た円盤状のランナ11と、この円盤状のランナ11を回
転軸10に取り付けたリファイナDであって、ディスク
(例えば、複数の第二ディスク部材12,13)の外周
面に設けられた係止部材(例えば、径方向に突出した係
止爪21)と、ディスク(例えば、複数の第二ディスク
部材12,13)を収納するディスク収納凹所11Dを
形成するようにランナ11の外周面に回転軸10の軸芯
方向に突出して環状に形成された環状のリブ22と、こ
の環状のリブ11には、係止部材(例えば、径方向に突
出した係止爪21)に係止する被係止部材収納凹所(例
えば、係止溝23)を有し、この被係止部材収納凹所
(例えば、係止溝23)は、少なくとも、回転軸10の
軸芯方向(図2、図6で言えば、X方向)に向かう面と
円盤状のランナ11の中心方向(図2、図4、図6で言
えば、Z方向)に向かう面にそれぞれ開口すると共に、
底面230と、この底面230より立設して対向し、リ
ブ22を横断する方向に形成された第一立設面231と
第二立設面232とを有し、第一立設面231は円盤状
のランナ11の回転方向(図3で言えば、T方向)に向
かう面であり、第二立設面232は円盤状のランナ11
の回転方向(図3で言えば、T方向)と反対方向に向か
う面であり、第二立設面232は円盤状のランナ11の
中心に近い側(図3及び図4で言えば、例えば、232
a)より遠い側(図3及び図4で言えば、例えば、23
2b)が狭くなるように傾斜するように形成されてい
る。
【0063】そして、係止部材(例えば、径方向に突出
した係止爪21)が第一立設面231と面接触、係止部
材(例えば、径方向に突出した係止爪21)のエッジ2
1Eが第二立設面232に当接した状態で、ディスク
(例えば、複数の第二ディスク部材12,13)を円盤
状のランナ11に結合部材(例えば、ボルト20)で取
り付けたものである。
【0064】また、遠心力は別としても、図9乃至図11
に示すように、係止部材(例えば、径方向に突出した係
止爪21)が第二立設面232に接触しなくても良い
が、少なくとも、係止部材(例えば、径方向に突出した
係止爪21)が第一立設面231と面接触した状態で、
ディスク(例えば、複数の第二ディスク部材12,1
3)を円盤状のランナ11に結合部材(例えば、ボルト
20)で取り付けて、係止部材(例えば、径方向に突出
した係止爪21)に確実に力が作用して、結合部材(例
えば、ボルト20)に作用する力を軽減させれば良い。
【0065】なお、上述の実施例では、第一ディスク部
材105,106を複数組み合わせてディスクを形成し
たが、本発明にあっては、これに限らず、ディスクを一
体もので形成し、結合部材によりランナ、又は、ケ−シ
ングに取り付けた場合も同様に適用できるものである。
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【発明の効果】 以上のように請求項1 に係る発明は、円
盤状のランナが回転してディスクに荷重が加わった場
合、係止部材が一立設面と面接触しているから、係止
部材に確実に力が作用して、結合部材に作用する力を軽
減させることができる。
【0074】また、請求項に係る発明は、円盤状のラ
ンナが回転してディスクに荷重が加わった場合、係止部
材が第一立設面と面接触しているから、係止部材に確実
に力が作用することとなり、また、一方、ランナの回転
に伴い遠心力が作用するが、係止部材のエッジが第二立
設面に当接しているため、その分受ける力が分散して結
合部材に作用する力をより軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリファイナを示す正面
断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るリファイナのランナ及
び複数の第二ディスクを示す斜視図である。
【図3】本発明の要部であるディスクの係止部材とラン
ナのリブに設けた被係止部材との係止状態を示す説明図
である。
【図4】ディスクが取り付けられる前のランナの状態を
示す説明図である。
【図5】図4の被係止部材収納凹所(例えば、係止溝)
の概略的斜視図である。
【図6】図5の被係止部材収納凹所(例えば、係止溝)
が回転軸の軸芯方向(X方向)に向かう面と円盤状のラ
ンナの中心方向(Z方向)に向かう面にそれぞれ開口し
ていることを説明するための図である。
【図7】図3記載の実施例の他の実施例を説明するため
の説明図である。
【図8】図7記載の実施例の他の実施例を説明するため
の説明図である。
【図9】図8記載の実施例の他の実施例を説明するため
の説明図である。
【図10】図9記載の実施例の他の実施例を説明するた
めの説明図である。
【図11】図10記載の実施例の他の実施例を説明する
ための説明図である。
【図12】従来例のリファイナを示す正面断面図であ
る。
【図13】従来例のリファイナの要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
8,9 刃面 6,7 第一ディスク部材 10 回転軸 11 ランナ 14,15 刃面 12,13 第二ディスク部材 20 ボルト(結合部材) 21 係止爪(係止部材) 23 係止溝(被係止部材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】刃を有するディスクと、 このディスクを取り付けた円盤状のランナと、前記ディスクは分割され、 前記 円盤状のランナを回転軸に取り付けたリファイナで
    あって、 前記分割されたディスクの外周面に設けられた係止部材
    と、 前記分割されたディスクを収納するディスク収納凹所を
    形成するように前記ランナの外周面に前記回転軸の軸芯
    方向に突出して環状に形成された環状のリブと、 この環状のリブには、前記係止部材に係止する被係止部
    材収納凹所を有し、 この被係止部材収納凹所は、少なくとも、前記回転軸の
    軸芯方向に向かう面と前記円盤状のランナの中心方向に
    向かう面に開口すると共に、 底面と、この底面より立設して対向し、前記リブを横断
    する方向に形成された第一立設面と第二立設面とを有
    し、 前記第一立設面は前記円盤状のランナの回転方向に向か
    う面であり、前記第二立設面は前記円盤状のランナの回
    転方向と反対方向に向かう面であり、 記係止部材が前記第一立設面と面接触し、前記第二立
    設面に接触しない状態で、前記分割されたディスクを前
    記円盤状のランナに結合部材で取り付けたことを特徴と
    するリファイナ。
  2. 【請求項2】刃を有するディスクと、 このディスクを取り付けた円盤状のランナと、前記ディスクは分割され、 前記 円盤状のランナを回転軸に取り付けたリファイナで
    あって、 前記分割されたディスクの外周面に設けられた係止部材
    と、 前記分割されたディスクを収納するディスク収納凹所を
    形成するように前記ランナの外周面に前記回転軸の軸芯
    方向に突出して環状に形成された環状のリブと、 この環状のリブには、前記係止部材に係止する被係止部
    材収納凹所を有し、 この被係止部材収納凹所は、少なくとも、前記回転軸の
    軸芯方向に向かう面と前記円盤状のランナの中心方向に
    向かう面に開口すると共に、 底面と、この底面より立設して対向し、前記リブを横断
    する方向に形成された第一立設面と第二立設面とを有
    し、 前記第一立設面は前記円盤状のランナの回転方向に向か
    う面であり、前記第二立設面は前記円盤状のランナの回
    転方向と反対方向に向かう面であり、 前記第二立設面は前記円盤状のランナの中心に近い側よ
    り遠い側が狭くなるように傾斜するように形成され、 前記係止部材が前記第一立設面と面接触、前記係止部材
    のエッジが前記第二立設面に当接した状態で、前記分割
    されたディスクを前記円盤状のランナに結合部材で取り
    付けたことを特徴とするリファイナ。
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