JP3296086B2 - エレベータの制御装置とその制御方法 - Google Patents

エレベータの制御装置とその制御方法

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JP3296086B2 JP11530594A JP11530594A JP3296086B2 JP 3296086 B2 JP3296086 B2 JP 3296086B2 JP 11530594 A JP11530594 A JP 11530594A JP 11530594 A JP11530594 A JP 11530594A JP 3296086 B2 JP3296086 B2 JP 3296086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は非常時にかごの停止位
置の最寄り階に帰着する運転を行い乗客を救出するエレ
ベータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】故障、停電等でかごが階間停止した後、
エレベータの安全を確認してかごを最寄りの階へ走行さ
せてかご内乗客を救出する運転機能を有した従来のエレ
ベータの制御装置としては、例えば特開昭48−421
56号公報に記載の如く、停電時でもエレベータを非常
用電源により、自動的に戸開き可能な乗り場まで運転を
行い乗客を救出し得るエレベータ非常運転装置というも
のがあった。つまり、エレベータが停電又は故障のた
め、エレベータの昇降路内で各階乗り場の中間位置で、
換言すれば扉の開かない位置に停止した時、エレベータ
かご内の乗客を救出するのに非常用電源を用い、電源容
量の小さい非常用電源の消費量を最も少ない状態で乗客
を安全に救出するエレベータ非常運転装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の救出運転で
最寄り階に帰着する機能を有したエレベータの制御装置
においては、帰着した最寄りの階の乗り場の照度が低い
ことがあり、かごの戸が閉じてしまうと乗客が照度の低
い暗闇の階に閉じこめられ故障停止の状態で不安になっ
ている乗客を、さらに暗闇の中で不安を助長するという
問題点があった。
【0004】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、救出運転で最寄り階に帰着動作
が行われた時、照度が所定値以上の照度が確保された階
にエレベータのかごを帰着させることを目的とする。ま
た、照度が所定値以下の階に帰着させる際には、乗り場
非常灯を点灯させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるエレベ
ータの制御装置は、停電または故障等の非常時に昇降路
内の各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止し
たとき、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出する
エレベータの制御装置において、各階乗り場に設けられ
前記乗り場の照度を検出する照度検出手段と、あらかじ
め設定された所定の照度を記憶する所定照度記憶手段
と、前記照度検出手段により検出された乗り場の照度と
前記所定照度記憶手段に記憶された所定照度とを比較す
る照度比較手段と、前記照度比較手段の出力に基づき前
記所定の照度以上の階を帰着階と決定する帰着階決定手
段と、前記帰着階決定手段の出力に基づき救出運転を行
う救出運転手段とを具備するものである。
【0006】また、この発明に係わるエレベータ制御装
置の制御方法は、停電または故障等の非常時に昇降路内
の各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止した
とき、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエ
レベータの制御方法において、かごの停止位置から最も
近い階の照度を測定する段階と、あらかじめ設定された
所定の照度と前記測定された照度を比較する段階と、前
記測定された照度が前記所定の照度より高いとき当該階
を帰着階と決定する段階と、前記測定された照度が前記
所定の照度より低いとき、前記かごの停止位置から最も
近い階と同一方向の次の各々の階の照度を順次測定し、
設定された所定の照度と前記順次測定された照度を比較
測定し測定照度が所定の照度より高くなればこの測定照
度に対応する階を帰着階と決定する段階とにより救出運
転を行うものである。
【0007】また、停電または故障等の非常時に昇降路
内の各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止し
たとき、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出する
エレベータの制御方法において、かごの停止位置から最
も近い階の照度を測定する段階と、あらかじめ設定され
た所定の照度と前記測定された照度を比較する段階と、
前記測定された照度が前記所定の照度より高いとき当該
階を帰着階と決定する段階と、前記測定された照度が前
記所定の照度より低いとき、更にかごに近い階から照度
を各々の階で順次測定し、設定された所定の照度と前記
測定された照度を比較測定し測定照度が所定の照度より
高くなれば、この測定照度に対応する階を帰着階と決定
する段階とにより救出運転を行うものである。
【0008】また、停電または故障等の非常時に昇降路
内の各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止し
たとき、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出する
エレベータの制御方法において、かごの停止位置の直上
階及び直下階の照度を測定する段階と、前記測定された
直上階及び直下階の照度を比較する段階と、前記比較さ
れた直上階及び直下階の照度のうち照度の高いほうの階
を帰着階と決定する段階とにより救出運転を行うもので
ある。
【0009】また、この発明に係わるエレベータの制御
装置は、停電または故障等の非常時に昇降路内の各階乗
り場の中間位置でエレベータのかごが停止したとき、前
記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレベータ
の制御装置において、各階乗り場に設けられ前記乗り場
の照度を検出する照度検出手段と、あらかじめ設定され
た所定の照度を記憶する所定照度記憶手段と、前記照度
検出手段により検出された乗り場の照度と前記所定照度
記憶手段に記憶された所定照度とを比較する照度比較手
段と、前記測定された照度が前記所定の照度より低いと
き、当該乗り場の乗り場非常灯を点灯させる乗り場非常
灯点灯手段とを具備し、乗客の救出運転を行うものであ
る。
【0010】
【作用】この発明のエレベータの制御装置によれば、か
ごを最寄り階に自動帰着させる際に、各階乗り場の照度
を照度検出手段により測定し最寄り階の照度が所定値よ
り低ければ、かごが所定の照度より低い階を通過し、か
ごの停止位置の最寄りの階と同一方向の階で照度以上の
階に帰着させるか、かご位置から最も近い所定照度以上
の階に帰着するか、直上直下二方向の最寄り階の照度を
比較しかごが照度の高い最寄り階の方へ走行するか、ま
たは所定値より照度の低い最寄り階の非常灯を点灯させ
るので、乗客が照度の低い暗闇の階に閉じ込められるこ
とがなくなる。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明によるエレベータの制御装置
の一実施例の全体構成図である。図1において1は照度
検出手段で、各階乗り場に設けられ、各階乗り場の照度
を検出する。2はかごを動かす巻上モータ、3は運転制
御装置、4はあらかじめ設定された所定の照度を記憶さ
せておく所定照度記憶手段、5は照度検出手段1と所定
照度記憶手段4に記憶された所定照度とを比較する照度
比較手段、6は照度比較手段5の出力に基づき所定の照
度以上の階をエレベータのかごの帰着階と決定する帰着
階決定手段である。7はかごが階間で停止したことを検
出するかご階間停止検出手段、8はかごを安全に動かす
ことが出来るかどうかを確認するエレベータ安全確認手
段、9は帰着階決定手段6、かご階間停止検出手段7、
及びエレベータ安全確認手段8の出力に基づいて救出運
転を行う救出運転手段である。
【0012】図2は図1の実施例1の前記エレベータ制
御装置の要部の一例を示すシステム構成図である。図
中、11はマイクロコンピュータであり、CPU12、
メモリ13、入力回路14、出力回路15を有してい
る。1は照度検出手段、2は巻上モータ、3は運転制御
装置である。
【0013】次に上記実施例1の動作を図3を参照しな
がら説明する。図3はマイクロコンピュータ11のメモ
リ13に記憶された救出運転最寄り階帰着プログラム
(1)を示すフローチャートである。
【0014】図3において故障、停電等でエレベータの
かごが階間に停止した時(ステップS1)、エレベータ
の安全確認ステップS2で、かごが安全に動くことが出
来るかどうかを確認する。エレベータの安全が確認され
たらステップS3で照度検出手段1により最寄り階(N
階)の照度を測定する。次にステップS4において測定
した照度と所定照度とを比較する。測定した照度が所定
照度より低いときは、ステップS5で最寄り階と同一方
向の次の階の照度を測定する。そして測定照度が所定照
度より高くなるまでステップS4〜S5を繰り返し(通
過動作)、測定照度が照度所定値より高くなったらステ
ップS6において帰着階を決定しステップS7の帰着動
作を開始し、乗客を救出する救出運転を行う。
【0015】なお、上記エレベータの制御方法は、図3
のステップS5に示すように最寄り階と同一方向の次に
階の照度を測定していたが、図4のステップS5aに示
すように上下階に関係なくかごに近い階から順に照度を
測定していき、ステップS6において帰着階を決定す
る。図4は、マイクロコンピュータ11のメモリ13に
記憶された救出運転最寄り階帰着プログラム(2)を示
すフローチャートである。図4において故障、停電等で
エレベータのかごが階間に停止した時(ステップS
1)、エレベータの安全確認ステップS2で、かごが安
全に動くことが出来るかどうかを確認する。エレベータ
の安全が確認されたらステップS3で照度検出手段1に
より最寄り階(N階)の照度を測定する。次にステップ
S4において測定した照度と所定照度とを比較する。測
定した照度が所定照度より低いときは、ステップS5a
で次にかごから近い階の照度を測定する。そして測定照
度が所定照度より高くなるまでステップS4〜S5aを
繰り返し、測定照度が照度所定値より高くなったらステ
ップS6において帰着階を決定しステップS7の帰着動
作を開始し、乗客を救出する救出運転を行う。
【0016】次にさらに、他のエレベータの制御方法を
図5を参照しながら説明する。図5はマイクロコンピュ
ータ11のメモリ13に記憶された救出運転最寄り階帰
着プログラム(3)を示すフローチャートである。
【0017】図5において故障、停電等でかごが階間に
停止した時(ステップS1)、エレベータの安全確認ス
テップS2で、かごが安全に動くことが出来るかどうか
を確認する。エレベータの安全が確認されたらステップ
S3bで照度検出手段1により階間に停止したかごの直
上階並びに、直下階の乗り場の照度を測定する。次にス
テップS4bにおいて直上階の照度と直下階の照度を比
較する。そして、照度の高い方の階を帰着階としてステ
ップS6において帰着階を決定しステップS7の帰着動
作を開始し、乗客を救出する救出運転を行う。
【0018】以上により、非常時にエレベータのかごが
階間に停止して、乗客を救出する救出運転を行うとき
に、所定の照度より低い照度の階には帰着することがな
く、乗客に安心感を与えるとともに、乗客が最終目的地
に行動を取るべく充分な照度を確保することができる。
【0019】実施例2.図6はこの発明によるエレベー
タの制御装置の他の実施例の全体構成図である。図6に
おいて1は各階乗り場の照度を検出する照度検出手段、
2はかごを動かす巻上モータ、3は運転制御装置、19
は乗り場非常灯、4はあらかじめ設定しておく所定照度
を記憶させておく所定照度記憶手段、5は照度検出手段
1により検出された照度と所定照度記憶手段4に記憶さ
れた所定照度とを比較する照度比較手段、18は照度比
較手段5の出力に基づき乗り場非常灯19を点灯させる
乗り場非常灯点灯手段、7はかごが階間で停止したこと
を検出するかご階間停止検出手段、8はかごを安全に動
かすことが出来るかどうかを確認するエレベータ安全確
認手段、9は乗り場非常灯点灯手段18、かご階間停止
検出手段7、並びにエレベータ安全確認手段8の出力に
基づいて救出運転を行う救出運転手段である。
【0020】図7は図6の実施例2の前記エレベータ制
御装置の要部の一例を示すシステム構成図である。図
中、11はマイクロコンピュータであり、CPU12、
メモリ13、入力回路14、出力回路15を有してい
る。1は照度検出手段、3は運転制御装置、19は乗り
場非常灯、2は巻上モータである。
【0021】図8において故障、停電等でかごが階間に
停止した時(ステップS1)、エレベータの安全確認ス
テップS2で、かごが安全に動くことが出来るかどうか
を確認する。エレベータの安全が確認されたらステップ
S3で照度検出手段1により最寄り階(N階)の照度を
測定する。次にステップS4において測定した照度と所
定照度とを比較する。測定した照度が所定照度より低い
ときは、ステップS5cで最寄り階の乗り場非常灯を点
灯させ、ステップS7の帰着動作を開始する。以上のよ
うに、非常時に乗客の救出運転をするときに、停止した
エレベータのかごを一定の照度が確保された最寄りの階
に速やかに帰着させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各階乗
り場に設けられた照度検出手段と、所定の照度を記憶す
る所定照度記憶手段と、乗り場の照度と所定照度とを比
較する照度比較手段と、前記所定の照度以上の階を帰着
階と決定する帰着階決定手段と、前記帰着階決定手段の
出力に基づき救出運転を行う救出運転手段とを設けたこ
とにより、非常時に乗客の救出運転するときに、エレベ
ータのかごを所定の照度より低い階に帰着させることが
なく、乗客に安心感を持たせることができるとともに、
かごから解放された後、次に適切な行動に移すのに必要
な明るさを確保することができる。
【0023】また、停電または故障等の非常時に昇降路
内の各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止し
たとき、かごの停止位置から最も近い階とともに最寄り
階と同一方向の次の各々の階の照度を順次測定し、あら
かじめ設定された所定の照度と前記測定された照度を比
較し、測定された照度が所定の照度より高いとき当該階
を帰着階と決定することにより、非常時に乗客の救出運
転するときに、エレベータのかごを所定の照度より低い
階に帰着させることがなく、乗客に安心感を持たせるこ
とができるとともに、かごから解放された後、次に適切
な行動に移すのに必要な明るさを確保することができ
る。
【0024】また、前記制御方法において、階間に停止
したかごに近い階から照度を各々の階で順次測定し、設
定された所定の照度と測定された照度を比較測定し測定
照度が所定の照度より高くなれば、この測定照度に対応
する階を帰着階と決定することにより、非常時に乗客の
救出運転するときに、エレベータのかごを所定の照度が
確報された階に比較的短い距離で帰着させることがで
き、乗客に安心感を持たせるとともに、かごから解放さ
れた後、次に適切な行動に移すのに必要な明るさを確保
することができる。
【0025】また、かごの停止位置の直上階及び直下階
の照度を測定し、直上階及び直下階の照度のうち照度の
高いほうの階を帰着階と決定することにより、非常時に
乗客の救出運転するときに、エレベータのかごを比較的
照度が確保された階に速やかに帰着させることができ
る。
【0026】また、停止したかごの最寄り階の乗り場の
照度を測定し、前記測定された照度が所定の照度より低
いとき、当該乗り場の乗り場非常灯を点灯させる乗り場
非常灯点灯手段を設けたことにより、非常時に乗客の救
出運転するときに、エレベータのかごを一定の照度が確
保された最寄りの階に速やかに帰着させることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるエレベータ制御装
置の全体構成図である。
【図2】 図1のエレベータ制御装置の要部の一例を示
すシステム構成図である。
【図3】 図1のエレベータ制御装置の救出運転最寄り
階帰着のプログラム(1)を示すフローチャートであ
る。
【図4】 図1のエレベータ制御装置の救出運転最寄り
階帰着のプログラム(2)を示すフローチャートであ
る。
【図5】 図1のエレベータ制御装置の救出運転最寄り
階帰着のプログラム(3)を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明の他の実施例によるエレベータ制御
装置の全体構成図である。
【図7】 図6のエレベータ制御装置の要部の一例を示
すシステム構成図である。
【図8】 図6のエレベータ制御装置の救出運転最寄り
階帰着のプログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 照度検出手段,2 巻上モータ,3 運転制御装
置,4 所定照度記憶手段,5 照度比較手段,6 帰
着階決定手段,9 救出運転手段,11 マイクロコン
ピュータ,18 乗り場非常灯点灯手段,19 乗り場
非常灯
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 5/00 - 5/02 B66B 3/00 B66B 1/06 B66B 1/14 - 1/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電または故障等の非常時に昇降路内の
    各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止したと
    き、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレ
    ベータの制御装置において、各階乗り場に設けられ前記
    乗り場の照度を検出する照度検出手段と、あらかじめ設
    定された所定の照度を記憶する所定照度記憶手段と、前
    記照度検出手段により検出された乗り場の照度と前記所
    定照度記憶手段に記憶された所定照度とを比較する照度
    比較手段と、前記照度比較手段の出力に基づき前記所定
    の照度以上の階を帰着階と決定する帰着階決定手段と、
    前記帰着階決定手段の出力に基づき救出運転を行う救出
    運転手段とを具備することを特徴とするエレベータの制
    御装置。
  2. 【請求項2】 停電または故障等の非常時に昇降路内の
    各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止したと
    き、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレ
    ベータの制御方法において、かごの停止位置から最も近
    い階の照度を測定する段階と、あらかじめ設定された所
    定の照度と前記測定された照度を比較する段階と、前記
    測定された照度が前記所定の照度より高いとき当該階を
    帰着階と決定する段階と、前記測定された照度が前記所
    定の照度より低いとき、前記かごの停止位置から最も近
    い階と同一方向の次の各々の階の照度を順次測定し、設
    定された所定の照度と前記順次測定された照度を比較測
    定し測定照度が所定の照度より高くなればこの測定照度
    に対応する階を帰着階と決定する段階とにより救出運転
    を行うことを特徴とするエレベータの制御方法。
  3. 【請求項3】 停電または故障等の非常時に昇降路内の
    各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止したと
    き、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレ
    ベータの制御方法において、かごの停止位置から最も近
    い階の照度を測定する段階と、あらかじめ設定された所
    定の照度と前記測定された照度を比較する段階と、前記
    測定された照度が前記所定の照度より高いとき当該階を
    帰着階と決定する段階と、前記測定された照度が前記所
    定の照度より低いとき、更にかごに近い階から照度を各
    々の階で順次測定し、設定された所定の照度と前記測定
    された照度を比較測定し測定照度が所定の照度より高く
    なれば、この測定照度に対応する階を帰着階と決定する
    段階とにより救出運転を行うことを特徴とするエレベー
    タの制御方法。
  4. 【請求項4】 停電または故障等の非常時に昇降路内の
    各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止したと
    き、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレ
    ベータの制御方法において、かごの停止位置の直上階及
    び直下階の照度を測定する段階と、前記測定された直上
    階及び直下階の照度を比較する段階と、前記比較された
    直上階及び直下階の照度のうち照度の高いほうの階を帰
    着階と決定する段階とにより救出運転を行うことを特徴
    とするエレベータの制御方法。
  5. 【請求項5】 停電または故障等の非常時に昇降路内の
    各階乗り場の中間位置でエレベータのかごが停止したと
    き、前記かごを走行させてかご内の乗客を救出するエレ
    ベータの制御装置において、各階乗り場に設けられ前記
    乗り場の照度を検出する照度検出手段と、あらかじめ設
    定された所定の照度を記憶する所定照度記憶手段と、前
    記照度検出手段により検出された乗り場の照度と前記所
    定照度記憶手段に記憶された所定照度とを比較する照度
    比較手段と、前記測定された照度が前記所定の照度より
    低いとき、当該乗り場の乗り場非常灯を点灯させる乗り
    場非常灯点灯手段とを具備し、乗客の救出運転を行うこ
    とを特徴とするエレベータの制御装置。
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JPH0527410Y2 (ja) * 1987-05-21 1993-07-13
JPH04327480A (ja) * 1991-04-26 1992-11-17 Toshiba Corp エレベータの制御装置
JPH07187523A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Mitsubishi Electric Corp エレベータの運転休止制御方法

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