JP3294737B2 - 位置測定装置 - Google Patents

位置測定装置

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  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、位置測定装置、特に
位置測定装置と処理ユニット、例えばNC制御部との間
でデータをシリアル伝送する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許第 0 171 579号明細書によりこ
の種の装置は周知である。この位置測定装置の位置測定
値は処理ユニットで指定されたタイミングに同期させて
処理ユニットに伝送される。
【0003】この装置の難点は、特に使用者が処理ユニ
ットを経費をかけて位置測定装置の特別なパラメータに
合わせる必要がある点にある。つまり、例えば位置測定
値を完全に伝送するのに必要なクロックの数が位置測定
装置の分解能に依存する。今まで、処理ユニットで一定
のクロック数(例えば 13 )を与えている。分解能の低
い(例えば 5ビットの)位置測定装置を使用すると、そ
れでもやはり 13 のクロックを測定値の伝送に使用す
る。その場合、必要でない伝送時間を費やすことが分か
る。
【0004】ドイツ特許第 39 36 452号明細書により、
数値制御部を位置測定装置の特別なパラメータに合わせ
る方法が知られている。その場合、特別なパラメータを
情報担体に記憶し、試験体の移動中に制御部に送る。
【0005】ドイツ特許第 41 29 577号明細書では、系
に特有なデータを有するデータ記憶器を組み込んだ位置
測定装置が知られている。データ記憶器の出力と走査ユ
ニットの出力を時々伝送導線に導入される。この場合の
難点は、測定装置と走査ユニットの間の同期を保証でき
ない点にある。更に、絶対値を処理ユニット中で、例え
ばアークタンジェント形成部により発生させる必要があ
る。これは処理ユニットの経費を高める。伝送のために
マルチプレクサを必要とすることも不利である。パラメ
ータの送信は、主に測定装置の電源電圧を入れた時に行
われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、処
理ユニットを位置測定装置の特別なパラメータに最適に
合わせることでき、位置測定装置と処理ユニットの間の
伝送導線に対する経費を最小にし、誤りのない位置測定
を保証することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
に記載の位置測定装置によって解決される。
【0008】更に、この課題は、請求項5に記載の位置
測定装置と処理ユニットの間でデタをシリアルに伝送す
る方法によって解決される。
【0009】更に、この課題は、請求項8に記載の位置
測定装置と処理ユニットの間でデタをシリアルに伝送す
る装置を備えた位置測定装置によって解決される。
【0010】更に、この課題は、請求項11に記載の位
置測定装置と処理ユニットの間でデータをシリアルに伝
送する装置を備えた位置測定装置によって解決される。
【0011】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0012】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づきこの発明を
より詳しく説明する。
【0013】図1に示す実施例では測角装置に参照符号
100が付けてある。この測角装置はその時の角度の絶
対位置を二進データ語(デュアルコード)として処理ユ
ニット400に送る。符号円板あるいは変換歯車機構で
互いに接続された多数の符号円板(多重回転円板)を周
知のように光電的に走査して、走査ユニット101によ
りアナログ走査信号を発生する。これ等の走査信号は回
路部200に導入される。この回路部200では走査信
号を増幅し、二進データ語に対するデジタル信号に変換
する。この回路部200はコード円板のその時のコード
に無関係に出力端に必ず位置の完全な絶対値が出力する
ことを保証する。このコード円板のコードはグレーコー
ドとして、あるいは特定の異なった目盛周期を有する多
数の増分トラック(ドイツ特許第 41 25 865号明細書)
で構成されている。この回路部200はアナログ信号あ
るいはデジタル信号を修正するためにも使用される。同
様に、多数のコードトラックまたはコードトラックのグ
ループを正しく接続したり正しく組み合わせるのに必要
な回路部200中で必要な計算を行う。これ等の計算
は、例えばドイツ特許第 27 58 525号明細書、ドイツ特
許第 29 38 318号明細書、あるいはドイツ特許第 37 34
938号明細書に詳しく説明されている。
【0014】絶対位置測定値は出力回路部である並・直
列変換器300に導入される。この変換器は、クロック
パルス列で制御され、絶対位置測定値を決めるデータ語
の個々のビットをデータ導線500を介して処理ユニッ
ト400に送る。この場合、クロックパルス列が処理ユ
ニット400で予め指定されていると特に有利である。
処理ユニット400から測角装置100にクロックパル
スを伝送するためクロック導線600が設けてある。位
置測定値の伝送は関連する欧州特許第 0 171 579号明細
書に詳しく説明されているように、再トリガ可能な時間
回路700で行われる。
【0015】この発明によれば、データ導線500を介
して処理ユニット400から位置測定装置100に指令
も伝送される。この指令は位置測定装置100の記憶器
800に導入される。この記憶器は指令を復号化し、位
置測定装置100に対応する指令を実行させる。この指
令は、例えば3つの状態ビットS2 ,S1 とS0 から成
るデータ語である。状態の指令の伝送を確実にするた
め、各状態ビットは反転させても伝送されるので、一つ
の指令に対して全部で6つの状態ビットS2 ,S1 ,S
0 ,S2 S1 S0 (下線は反転値を意味する)が処
理ユニット400から位置測定装置100に伝送され
る。位置測定装置100が誤りを含む状態ビットの伝送
を認識すれば、誤りの通報が行われる。位置測定装置1
00は以下では単に測定系と称することにする。
【0016】例では8つの状態指令A〜Hを提示し、以
下に詳しく説明する。
【0017】1.状態指令A 処理ユニット400からデータ語Aをデータ導線500
を介して位置測定装置100に送ると、これは測定装置
100が絶対位置測定値を処理ユニット400に送るこ
とを要請していることを意味する。これに対する伝送プ
ロトコルを図3〜6に示し、後で詳しく説明する。
【0018】2.状態指令B この指令で記憶領域を選択する。測定装置100は記憶
器900を含み、この記憶器900は測定装置100の
パラメータを保管する。他の記憶器または記憶領域は正
しい値のために設けてある。同様に、記憶器900中に
使用者が特有な使用者パラメータ、例えばモータのデー
タを保管する領域を設けることもできる。測定系100
のパラメータのある領域を測定系のメーカーでしか書き
込めず、他の領域を使用者に自由に利用できる(書込と
読取できる)ように、記憶器900を分割すると特に有
利である。測定系メーカーのパラメータのある領域を使
用者が読取できる領域と、主に測定系メーカーが読取で
きる領域に分割してもよい。
【0019】図2で分かるように、パラメータの読取ま
たは書込のため、先ず指令Bで記憶器の選択を行う。記
憶器900の領域を選択するため、指令Bにより 16 ビ
ットのデータ語(記憶範囲選択コード;Memory Range S
elect Code) を処理ユニット400から測定系100に
送る。測定系がこの指令を受け取る。
【0020】3.状態指令C 指令Bで一定の記憶領域を選ぶと、この指令Cで次に一
定のアドレス下でパラメータが測定系100に導入され
たことを測定装置100に通報する。つまり、この状態
指令Cにより、先ずパラメータを記憶すべきアドレス情
報が、次いでパラメータ情報が処理ユニット400から
データ導線500を介して測定装置100に導入され
る。
【0021】4.状態指令D 指令Bで一定の記憶領域を選ぶと、この指令Dで処理ユ
ニット400が測定装置100の記憶されたパラメータ
の送信を待っていることを測定装置100に通報する。
処理ユニット100から、更にこれ等のパラメータを測
定装置100に記憶するアドレスが与えられる。
【0022】5.状態指令E この指令Eで記憶器900の所定の領域が処理ユニット
400の指示に従い消去される。
【0023】6.状態指令F〜H これ等の指令は、主に測定装置100を試験するために
用意されている。これにより、例えば測定系100を組
込の誤り監視部を用いて遠くから検査でき、誤りを診断
できる。例えば、処理ユニット400の指令Fにより、
記憶器900の記憶領域の所定のアドレスの下でそこに
誤り通報が記憶されているか否を検査できる。次いで、
この誤り通報が測定系100からデータ導線500を介
して処理ユニット400に送られる。
【0024】図2には、パラメータ伝送の伝送プロトコ
ルが示してある。状態ビット、アドレスおよびパラメー
タを処理ユニット400から送信する時には、測定系1
00中の受信器110が動作し、測定系100中の送信
器120が休止することが分かる。同様に、伝送された
データは指令BとCでこれ等のデータを処理ユニット4
00へ逆送して受理されることも分かる。送ったデータ
が受け取ったデータと異なることを処理ユニット400
で確認されば、この伝送を繰り返す。測定系100から
データ以外に8ビットのCRCも伝送される。CRCは
周期的な冗長性検査(cyclic redundance check )を意
味する。このデータ語はデータビットを周知のように結
合して得られる。CRCを伝送すると処理ユニット40
0はデータ伝送が誤りなく行われたか否を検査できる。
見通しを良くするため、図2には反転された状態ビット
は図示されていない。
【0025】図1には処理ユニット400の送信器に参
照符号130が、また受信器に参照符号140が付けて
ある。同様に、クロック発生器150が処理ユニット4
00の中に設けてあることも分かる。処理ユニット40
0あるいは追従電子回路は好ましくはNC制御部であ
る。より良く理解するため、図1にはデータ導線500
に二つの通路が記入されている。この発明によれば、デ
ータは両方向に同じ導線500で、つまり図4にも詳し
く示してあるように、双方向に伝送される。
【0026】図3〜6には、測定装置100の位置測定
値を伝送するパルス波形が示してある。休止期間中には
データ導線500はLOWである。それ故、処理ユニッ
ト400により、接続されている位置測定装置100が
この発明の装置であることが分かる。何故なら、欧州特
許第 0 171 579号明細書の装置で休止状態のデータ導線
はHIGHであるからである。
【0027】最初のクロックの立下りエッジでは、走査
装置101のアナログ値が回路部200に記憶される。
回路部200中で必要な計算が終了すると、これは計算
時間tc で与えられるが、測定装置100からスタート
信号がスタートビットの形にして処理ユニット400へ
クロックの立上りエッジに同期して与えられる。時間t
c は可変でき、計算の規模に依存する。スタートビット
は伝送に対して有効な位置測定値があることを示す。
【0028】スタートビットの次にアラームビットを送
る。このアラームビットは測定装置100の誤動作機能
を処理ユニット400に通報する。記憶器900中に誤
動作通報を記憶すると、誤動作通報が出力される。警報
の原因が記憶器900から読み出される。
【0029】次に続くクロックの立上りエッジで、並・
直列変換器300に出力する測定値のデータビットが送
信器120からデータ導線500を経由して処理ユニッ
ト400にシリアルに伝送される。測定値の長さ、即ち
必要なクロック数はパラメータとして伝送する前に、記
憶器900から処理ユニット400に通報される。測定
値の伝送を検査するため、更に一つのCRCを伝送す
る。このCRCの形成はデータ処理により周知である。
【0030】図3の実施例では、最初に測定値のMSB
を、そして最後に測定値のLSBを伝送する。これに反
して、図4〜6の実施例では最初にLSBを伝送する。
図4と5には反転された状態ビットも示してある。最初
にLSBを伝送する時、原点の偏差があると、伝送中に
大きなコストをかけることなく、減算と加算を早いビッ
トシリアル二進で行うことができる。更に、この伝送に
はドイツ特許第 27 58525号明細書、ドイツ特許第 29 3
8 318号明細書、ドイツ特許第 37 34 938号明細書によ
る符号値の接続計算の場合に利点がある。何故なら、粗
い分解能の符号値が微細な分解能の符号値に依存するか
らである。
【0031】一定時間tm の後に測定値の記憶と伝送が
新たに行われる。その場合、計算時間tc 中に状態情報
を処理ユニット400から測定装置100に送る。
【0032】位置測定値の伝送には、間欠サイクルと連
続サイクルの間を区別する。説明のため、これ等の二つ
の動作モードを図5と6に詳しく示す。図5の間欠サイ
クルは、CRC伝送後に新しい位置測定値を記憶するま
でサイクルを中断することに特徴がある。位置測定値を
処理ユニット400に伝送する前に、何時も処理ユニッ
ト400から状態指令を送信する。間欠サイクルは、例
えば制御ループのような時間的にタイミング駆動する系
のために特に定めてある。できる限り短い時間で再び測
定値を伝送したいのであれば、図6の動作「連続サイク
ル」を選ぶこともできる。その場合、待ち時間tm と状
態情報を伝送する時間が節約される。最後に伝送する状
態情報は処理ユニット4中で実際の状態情報として利用
される。
【0033】図3〜6から分かるように、処理ユニット
400はクロックの立下りエッジに同期してその都度状
態ビットを送る。測定系100から状態ビットの受領は
クロックの立上りエッジに同期して行われる。
【0034】
【0035】既に説明したように、測定装置100中の
記憶器900によりパラメータの保管と読取が顧客にも
測定装置100のメーカーにも可能となる。記憶器90
0が多数の領域に分割されていると有利である。つま
り、 I.顧客のパラメータ用の記憶領域 II.測定系メーカーのパラメータ用の記憶領域 III.修正値用の記憶領域 である。
【0036】測定系メーカーの記憶領域は書込保護され
ている。個々の記憶領域は符号「記憶範囲選択(Memory
Range Select)」で区別されている。
【0037】記憶器を以下のように割り当てることがで
きる。即ち、 I.記憶器の割当:顧客のパラメータ 1.原点の偏差 この値は測定系100の原点から引き算される。
【0038】 II.記憶器の割当:測定系メーカーのパラメータ これ等のパラメーラは予め与えた一定のデータを作製し
て得られるが、更に動作状態や動作パラメータに関する
情報も含む。 1.バージョン 記憶器900を配分するバージョンを与える。 2.記憶量 記憶器900の個々の領域の大きさを与える。 3.伝送ホーマット 測定値(データ語)を伝送する間のクロック数を与え
る。 4.測定系のタイプ 間隔符号化された基準マークを有するか、あるいは有し
ていない増分式測長または測角装置を使用するか、それ
とも一回転あるいは多回転のエンコーダーを使用するか
否かを与える。 5.一回転当たりの信号周期 測長系の場合の信号周期の幅あるいは測角系の場合の一
回転当たりの信号周期の数 6.区別できる回転の数 7.間隔符号化された基準マークでの基本間隔または隣
合った二つの基準マークの間隔 これにより、間隔符号化された基準マークを有する測定
系の場合、関連するマークの基本間隔を与える。これに
より、間隔符号化された基準マークを有していない測定
系の場合、隣合った二つの基準マークの間の間隔を与え
る。 8.第一基準マークの位置 最終位置に関する第一基準マークの位置を与える。 9.測定ステップ 測長系ではシリアルデータ伝送で測定系から出力される
測定ステップを与える。測角系では一回転当たりの測定
ステップの数を与える。 10.測定系メーカーの原点の偏差 11.符号測角系の場合の回転方向と符号出力 12.測定系の識別番号 13.測定系の一連番号 14.警報 発生した誤りを記憶する。例えば一ビットが零でないな
ら、図3の測定値を伝送する場合、アラームビットをセ
ットする。アラーム通報は駆動部の非常停止にも使用さ
れる。 15.警告 測定系の故障となる測定系の特定の内部量に対する許容
公差を越えたら、これを警告通報の形にして記憶し、要
請に応じて読取る。バッテリー運転の測定系では、警報
通報は例えば用語「バッテリー交換」である。それ故、
警告は予防的な整備を可能にする。
【0039】III.記憶器の割当:修正値 1.測定長さに関する修正値の数 2.振幅のような信号の偏差、位相の偏差および零点の
偏差に対する修正値の数 3.高調波に対する修正値の数 4.修正すべき高調波の数 5.1 に対する修正値 6.2 に対する修正値 7.3 に対する修正値
【0040】当然、記憶器900中の他のパラメータも
処理ユニット400に対して使用することもこの発明の
範囲内にある。始動時には、必要なパラメータを測定系
100からデータ導線500を介して受け取って、処理
ユニット400をそれに合わせることが行われる。
【0041】記憶器900の範囲はソフトウェヤで分割
できるが、記憶器900が多数の個別記憶素子で構成さ
れていてもよい。
【0042】この発明による装置は以下の利点を有する
ことが分かる。即ち −符号測定系や増分測定系に使用 −位置の絶対値に対して最小の伝送時間:それにより閉
じた制御ループ内で使用すると、不感時間が短縮し、制
御特性が改善される −顧客にも測定系メーカーにも測定系のパラメータを記
憶して読取できる可能性のある双方向インターフェース
(測定開始の単純化) −処理ユニットの監視機能や診断機能の支援 −絶対測定系の場合、位置の絶対測定値を求める方式に
無関係に、基本的に二重コードの完全な絶対値を伝送す
ることが行われ、これにより処理ユニット中で異なった
評価を必要としない。 −位置測定値を伝送するフォーマットがその長さを可変
できその時の測定系に依存する。サイクル数の設定や位
置測定値をサイクルに割り当てることが、測定系内の記
憶器の問い合わせすべき内容により行われる
【0043】上記の説明から分かるように、クロックを
処理ユニット400で与えると、特に有利である。こう
して、データの同期伝送が保証される。
【0044】この発明は、サイクルを測定系100で与
える場合にも使用できる。その場合、クロック導線60
0を介して処理ユニット400から要請信号(request)
を処理ユニット400に送る。これに基づき内部クロッ
クに同期して位置測定値のビットをデータ導線500を
介して処理ユニット400へシリヤルに送る。ここでも
処理ユニット400の処理クロックに同期する伝送を確
実にするため、測定系100の内部クロック発生器を要
請信号のエッジに同期させてる。データ導線500を介
してもこの要請信号を測定系100に送ることができ
る。
【0045】分解能の高い符号群をより粗い分解能のコ
ード群に確実に接続するため、ドイツ特許第 29 38 318
号明細書によりROMが設けある。ROMの入力端には
デジタル化された走査信号が入力する。ROMの出力端
には、数値制御部の次の処理のため絶対位置を定める符
号語が出力する。
【0046】ドイツ特許第 37 34 938号明細書により、
シャフトの多数の回転に関する角度位置を多段エンコー
ダで求める測角系は周知である。各符号円板のアナログ
走査信号からデジタル符号値を形成する。これ等の符号
語を同期させるため評価ユニットが設けてあるので、エ
ンコーダーの出力端に数値制御部で直接処理するため絶
対位置をきめる符号語が出力する。
【0047】更に、欧州特許第 0 369 031号明細書には
絶対位置測定系が開示されている。この測定系では、ア
ナログ走査信号から多数の符号語を形成し、それらから
符号語を同期させて絶対位置を定める符号語が形成され
る。
【0048】従って、これ等の位置測定系では位置測定
系内でアナログ走査信号の全て評価が行われる。走査信
号の誤りを含む同期は接続している追従電子回路(数値
制御部)で検知できない。
【0049】この発明の他の構成では、接続されている
外部装置により位置測定装置の誤動作機能を確実に検知
できる。
【0050】図8の測角装置100は入力シャフト2が
あり、このシャフト2には三つの符号トラックA1,A2,
A3 のある第一符号円板3が装着されている。この符号
円板は一回転内の入力シャフト2の絶対位置を求めるた
め周知のように光電的に走査される。
【0051】入力シャフト2は図示していない変換歯車
機構を介して第二符号円板5のある他のシャフト4に連
結している。この符号円板5も三つの符号トラックA4,
A5,A6 を有し、これ等の符号トラックも光電的に走査
される。符号化は主にグレーコードで行われる。第一符
号円板3の全ての符号トラックA1 〜A3 は第一符号群
を形成し、第二符号円板5の全ての符号トラックA4 〜
A6 は他の符号群を形成する。その場合、第一符号群は
第二符号群より分解能が高い。
【0052】符号トラックA1 〜A6 を走査するため光
検出器6〜11が設けてある。これ等の検出器の出力端
にはアナログ走査信号B1 〜B6 が出力する。
【0053】上記の走査信号B1 〜B6 をトリガーする
ため、測角装置1中にアナログ・デジタル変換器12〜
17が配置されている。この変換器の出力端には図9で
示すデジタル走査信号C1 〜C6 が出力する。これ等の
デジタル走査信号C1 〜C6を記憶するため、記憶素子
18〜23が設けてある。デジルタ走査信号C1 〜C6
は追従電子回路400の要請により時点t1 で記憶さ
れ、並列に接続論理回路25に導入される。この種の接
続論理回路25の構成は図11に開示されていて、後で
より詳しく説明する。
【0054】6つのデジタル走査信号C1 〜C6 から、
接続論理回路25中での同期により、5ビットの符号語
Dが形成される。この符号語Dを規定する信号D1 〜D
5 は図10に示してある。この符号語Dは多回転に対す
る入力シャフト2の絶対位置をグレーコードで直接決め
るもので、追従電子回路400へシリアル伝送される。
並・直列変換するためシフトレジスタ300が設けてあ
る。追従電子回路400は、例えばNC制御部であり、
このNC制御部は絶対位置を規定する符号語Dに応じて
動きを制御する。
【0055】この発明によれば、測角装置100は符号
語Dの外に記憶されたデジタル走査信号C1 〜C6 も追
従電子回路400に送るように形成されている。デジタ
ル走査信号C1 〜C6 は、接続論理回路25を迂回する
場合、同様にインターフェース回路であるシフトレジス
タ300に導入されてシリアルに伝送される。図8に破
線で示すように、付加的なシフトレジスタ300′も伝
送に利用される。その場合、追従電子回路400への伝
送は符号語Dと同じ導線でシリアルに行われるか、ある
いは導線により大きなコストをかけて固有の導線で並列
に行われる(一点鎖線で示す)。
【0056】図8から分かるように、符号語Dは追従電
子回路400中で変換器27により直・並列変換されて
記憶回路28に導入される。同様に、デジタル走査信号
C1〜C6 も変換器27により直・並列変換されて接続
論理回路29に導入される。この接続論理回路29は測
角装置100中に組み込まれている接続論理回路25と
同じ機能を有する。この接続論理回路29を追従電子回
路29中でソフトウェヤにより実現できると特に有利で
ある。接続論理回路29はデジタル走査信号C1 〜C6
を同期させて記憶回路30に導入される符号語DFを形
成する。符号語Dと符号語DFは比較器31に導入され
る。この比較器31は両方の符号語D,DFを同一性に
関して検査する。符号語D,DFが異なることを確認す
ると、誤り信号Fを出力し、追従電子回路400のこの
誤り信号Fは測角装置100,特に接続論理回路25の
誤動作機能を信号化する。
【0057】測角装置100から追従電子回路400へ
伝送するため、二つの別々のインターフェース回路30
0と300′を使用すれば、追従電子回路400により
インターフェース回路300,300′の誤動作機能も
識別できる。
【0058】図11には接続論理回路25の一例が示し
てある。高分解能の符号群のデジタル走査信号C1 〜C
3 はこの接続論理回路25中でより粗い分解能の符号群
のデジタル走査信号C4 〜C6 と論理結合する。図示す
る例では、この結合により1ビットが失われるため、入
力端に6つのビットが生じ、出力端に5つのビットが生
じる。図示する結合はそれ自体周知であるのでただ簡単
に説明する。図9から、高分解能の二つの第一の走査信
号C1 とC2 が一つのグレーコードを形成し、第三の走
査信号C3 は第二の走査信号に対して 90 °位相がずれ
ているが、走査信号C2 と同じ信号周期を有することが
分かる。この第三の走査信号C3 は同期のため、つまり
二つの群の走査信号C1 〜C3 とC4 〜C6 を正しく接
続するために使用されている。従って、走査信号C3 を
形成する符号トラックA3 は接続トラックとも称され
る。変換歯車機構の歯車に遊びがある場合、走査信号C
4 〜C6 のエッジが図示する目標位置に対してずれてい
る。避けがたい歯車の遊びを許すため、高分解能の符号
群の最も粗い分解能の走査信号C3 と粗い分解能の符号
群の走査信号C4 〜C6 から走査信号D3,D4,D5 を発
生させ、これ等の走査信号D3,D4,D5 が走査信号D1
とD2 と共に正しいグレー符号を形成する。ドイツ特許
第 37 34 938号明細書の図2に説明されているように、
歯車の遊びが最も粗い分解能の走査信号の信号周期の半
分以内にあれば、正しい同期が保証される。
【0059】例示する接続論理回路25は反転器32,
AND回路33,34および排他的OR回路35〜40
で構成されている。
【0060】図示していないが、記憶回路18〜23は
アナログ走査信号B1 〜B6 を記憶するためアナログ・
デジタル変換器12〜17の前にも配置できる。
【0061】図示する実施例では、各アナログ走査信号
B1 〜B6 からただ一つのビットの形のデジタル走査信
号C1 〜C6 が導かれている。欧州特許第 0 369 031号
明細書および欧州特許第 0 575 843号明細書に記載され
ているように、符号トラックは一つの符号トラックから
多桁のデータ語を発生させ、多数のデータ語から絶対位
置が定まるように形成されている。データ語の個々のビ
ットは、この発明によれば、デジタル走査信号C1 〜C
6 のビットのように取り扱われ、各データ語を符号語と
称することもできる。
【0062】接続論理回路25と29の機能はハードま
たはソフトウェヤで実現でき、図示する例に限定されな
い。
【0063】この発明により、個々のアナログ走査信号
B1 〜B6 にそれぞれ補助電圧を印加して、あるいは付
属する光源42〜47を調整して一定のレベルに移動さ
せるか、あるいはアナログ・デジタル変換器12〜17
および/またはアナログ・デジタル変換器41のトリガ
ーレベルを所定通りにずらすことも可能である。この処
置により、使用状態の信号の全ての組み合わせを監視で
き、全ての信号の組み合わせで接続論理回路を上に説明
したように検査することができる。
【0064】走査信号D1 〜D5 およびC1 〜C6 ある
いはB1 〜B6 のシリアル伝送を制御することは、NC
制御部から出る図示のようなシリアルインターフェース
で行われる。それ故、このインターフェースは双方向イ
ンターフェースとして構成されている。
【0065】伝送されたデータ語Dはグレーコードの絶
対位置を規定するが、伝送前にグレーコード・データ語
Dを二進符号に変換することもできる。
【0066】同期させるべき符号群をただ一つの目盛板
上に装着することもできる。これは、走査信号のエッジ
が周波数に依存する影響だけで他の走査信号に対して相
対的にずるれから、必要となる。このずらしは、例えば
トリガー回路の周波数依存性によりトリガーだけで行わ
れる。
【0067】ドイツ特許第 33 22 897号明細書により、
変換歯車機構を介し多数の符号円板を互いに接続して回
転に関する位置を絶対的に測定できる位置測定装置は周
知である。一つの符号円板の符号トラックはそれぞれ走
査により符号語を発生させる一つの符号群を形成する。
角度分解能の異なる個々の符号語を組み合わせて絶対位
置が求まる。歯車の遊びの作用を抑制するため、連続す
る二つの符号群の走査信号の間を同期させる処置が知ら
れている。これ等の処置は、ドイツ特許第 3322 897号
明細書、ドイツ特許第 37 34 938号明細書、ドイツ特許
第 29 38 318号明細書およびドイツ特許第 27 58 525号
明細書に詳しく説明されていて、明確に取り扱われてい
る。
【0068】これ等の処置の全てでは、二つの符号群の
走査信号の間の正しい同期が微細符号群と次に粗い符号
群の間の偏差が微細符号群の最も粗い符号トラックの目
盛周期の半分より小さい場合にのみ保証される。これ
は、変換歯車機構のバックラッシュがより高い分解能の
符号群の1ビットの幅以内でずれるべきで、測定誤差が
生じないことを意味する。より粗い歯車の遊びでは同期
は不可能であるため、正しい位置測定値を出力させるこ
とはできない。
【0069】以下に説明する位置測定装置は、誤差測定
をどのようにリアルタイムで認識できるかを示す。
【0070】図12の測角装置は、4つの符号トラック
A0,A1,A2,A3 のある第一符号円板3を装着した入力
シャフト2で構成されている。この符号円板3は入力シ
ャフト2の絶対位置を1回転内で求めるため、周知のよ
うに光電的に走査される。
【0077】入力シャフト2は変換歯車機構80を介し
て第二符号円板5の装着された他のシャフト4に連結し
ている。この符号円板5も光電的に走査される多数の符
号円板A4,A5,A6,A7 を有する。符号化処理は主にグ
レーコードで行われる。第一符号円板3の全ての符号ト
ラックA0 〜A3 は第一符号群を形成し、第二符号円板
5の全ての符号トラックA4 〜A7 は他の符号群を形成
する。その場合、第一符号群は他の符号群より分解能が
高い。
【0078】アナログ走査信号はトリガーされ、デジタ
ル走査信号C0 〜C3 およびC4 〜C7 として絶対位置
Dを形成するため評価ユニット25に導入される。走査
信号C0 〜C3 を走査信号C4 〜C7 に同期させて絶対
位置Dを形成することは、既に上に述べた刊行物に詳し
く説明されているので、この発明を理解するためただ簡
単に立ち入る。
【0079】図13には第一符号群のデジタル化された
走査信号が示してある。最初の三つの高分解能の走査信
号C1 〜C3 はグレーコードを形成し、第4番目の走査
信号C0 は第三番目の走査信号C1 に比べて 90 °位相
がずれているが、走査信号 C1 と同じ信号周期を有す
る。この走査信号C0 は同期のために、つまり二つの符
号群の走査信号C0 〜C3 とC4 〜C7 とを正しく接続
するために使用される。それ故、走査信号C0 の形成す
に使用される符号トラックA0 は接続トラックとも称さ
れる。
【0080】変換歯車機構80に遊びがあると、走査信
号C4 〜C7 のエッジは目標位置に対してずれている。
これは走査信号C7 の例で示してある。避け難い歯車の
遊びを許すため、高分解能の符号群の最も粗い分解能の
走査信号C0 とより粗い分解能の符号群の走査信号C4
〜C7 から走査信号S14を発生させ、この走査信号S14
が走査信号C3,C2,C1 と共に正しいグレーコードを形
成する。この同期は論理回路あるいは従来技術のROM
を用いて行われる。ドイツ特許第 37 34 938号明細書の
図2に示して説明されているように、歯車の遊びが高分
解能の符号群の最も粗い分解能の走査信号C0 の信号周
期Pの半分以内にある場合にのみ、正しい同期が可能で
ある。図13の例では、走査信号C7 の立上りエッジK
が走査信号C0 のP/2内でずれている。この偏差がより
大きければ、誤った位置測定値Dが出力する。
【0081】この発明によれば、エッジKは所定の許容
公差範囲T内にあるか否かを調べる。許容公差範囲T1
は、例えば高分解能の符号群の高分解能の走査信号C2
で形成され、エッジKが走査信号C2 の所定の論理レベ
ル(例えば 1)内にあるか否かを調べる。エッジKが他
のレベル(例えば0)内にあれば、警報信号Fが評価ユ
ニット25から出力される。
【0082】許容公差範囲T2 を決める他の可能性は複
数の走査信号C2 とC3 を論理的に結合させることにあ
る。論理OR結合により検査信号Lが生じる。エッジK
が検査信号Lの論理レベル0内に達すると、警報信号F
が発生する。この検査はコンピュータあるいは論理回路
網を用いて行われる。動作中でも使用者により正しい動
作の検査が行えると特に有利である。
【0083】同期させるべき両方の符号群は、ここでも
別々の目盛板3,5に配分されている必要はない。この
発明は、単一の目盛板上で異なる分解能の二つの符号群
を互いに同期させるためにも使用できる。これは、走査
信号C7 のエッジKが周波数に依存する影響だけで走査
信号C0 に対して相対的にずれるから必要である。この
ずれは、例えばトリガー回路の周波数依存性によりトリ
ガーだけで生じる。この偏差は目盛板と走査ユニットの
間の相対運動が早い場合に大きくなるので、この発明に
よれば、許せる速度、例えば回転数の監視も可能であ
る。
【0084】この発明は測角装置あるいは測長装置に使
用できる。走査原理は光電原理に限定されない。伝達す
べき位置測定値を形成する符号は一つの符号担持体ある
いは多数の符号担持体上の単一トラック(チェーンコー
ド)または多数のトラック内に設けてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の特別
な利点は、位置測定装置の特別なパラメータを処理ユニ
ットで自動的に引き受け、これ等のパラメータを伝送す
るため、測定値の伝送と同じ導線が使用されている点に
ある。更に、正しくて誤りのない位置測定が保証され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 測角装置のデータをシリアル伝送する装置の
原理図面、
【図2】 パラメータを伝送する伝送プロトコルを示す
図面、
【図3】 データの同期シリアル伝送の順番を模式的に
示すパルス時間チャート、
【図4】 データ伝送の他の順番を示すチャート、
【図5】 間欠サイクルによるデータ伝送を示すチャー
ト、
【図6】 連続サイクルによるデータ伝送を示すチャー
ト、
【図8】 誤差監視を伴う測角装置のブロック回路図、
【図9】 信号波形のグラフ、
【図10】 他の信号波形のグラフ、
【図11】 接続論理回路の回路図、
【図12】 他の誤差監視部を伴う測角装置の構成図、
【図13】 図12の測角装置の走査信号を示す波形図
である。
【符号の説明】
2 入力シャフト 3 第一符号円板 4 他のシャフト 5 第二符号円板 6〜11 光検出器 12〜17 アナログ・デジタル変換器 18〜23 記憶素子 25,29 接続論理回路(論理結合回路) 27 直・並列変換器 28,30 記憶回路 31 比較器 32 反転器 33,34 AND回路 35〜40 排他的OR回路 42〜47 光源 80 減速歯車機構 100 位置測定装置(測角装置) 101 走査装置(走査ユニット) 110 位置測定装置の受信器 120 位置測定装置の送信器 130 追従電子回路の送信器 140 追従電子回路の受信器 150 クロック発生器 200 走査信号用の回路部 300 出力ユニット(直・並列変換
器、シフトレジスタ) 300′ 付加的なシフトレジスタ 400 追従電子回路(処理ユニット) 500 データ導線 600 クロック導線 700 時間回路 800,900 記憶器(記憶領域) A0 〜A3 第一符号円板の符号トラック A4 〜A7 第二符号円板の符号トラック B1 〜B6 アナログ走査信号 C0 〜C3 第一符号円板のデジタル走査信
号 C4 〜C7 第二符号円板のデジタル走査信
号 D1 〜D6 符号語を形成する信号 D 絶対位置を決める二進の符号語 DF データ語 F 誤り信号 K 走査信号のエッジ T1,T2 許容公差の範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー・ハグル ドイツ連邦共和国、83352 アルテンマ ルクト、アム・シユトーロホーフ、6ア ー (72)発明者 シユテフエン・ビールスキー ドイツ連邦共和国、84518 ガルヒング / アルツ、フタケルストラーセ、24 (72)発明者 ヘルマン・ホッフバウエル ドイツ連邦共和国、83308 トロストベ ルク、ヨーハン− ナムベルガー− ス トラーセ、46 (72)発明者 ローベルト・ウアストルフーバー ドイツ連邦共和国、84518 ガルヒング / アルツ、チユヒラー・ストラーセ、 10 (72)発明者 エーリッヒ・シユトラッセル ドイツ連邦共和国、83308 トロストベ ルク、ゾンネンライテ、17 (56)参考文献 特開 平6−94480(JP,A) 特開 昭62−272834(JP,A) 特開 平4−83118(JP,A) 実開 平6−43519(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G08C 13/00 - 25/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置測定装置(100)と処理ユニット
    (400)の間でデタをシリアルに伝送する装置を備え
    た位置測定装置(100)において、 −少なくとも一つの走査装置(101)から出力される
    複数の走査信号を組み合わせて絶対位置となる二進の符
    号語を位置測定値として出力するため、接続論理回路
    (25)を備えた走査信号用の回路部(200)が位置
    測定装置(100)にあり、処理ユニット(400)の
    指令に基づきデータ導線(500)を介して符号語をビ
    ットシリアルに伝送する出力ユニット(300)へ前記
    位置測定値を導入でき、 −更に、複数の記憶領域(800,900)が位置測定
    装置(100)にあり、前記データ導線(500)を介
    して処理ユニット(400)へシリアルに伝送する位置
    測定装置(100)の特有なパラメータを一方の記憶領
    域(900)に保管し、これにより処理ユニット(40
    0)内の位置測定値の処理を前記特有なパラメータに合
    わせることができ、処理ユニット(400)の指令を復
    号化するため他方の記憶領域(800)を使用し、これ
    等の指令も二進のデータ語として位置測定装置(10
    0)の前記データ導線(500)へシリアルに導入で
    き、−クロック発生器(150)を処理ユニット(400)
    の中に設け、クロック導線(600)を介してクロック
    発生器(150)のクロックパルスを位置測定装置(1
    00)の出力ユニット(300)のクロック入力端に導
    入し、 −出力ユニット(300)の出力端にデータ導線(50
    0)が接続し、クロックパルスに同期して前記データ導
    線(500)で位置測定値とパラメータをビットシリア
    ルに処理ユニット(400)へ伝送できることを特徴と
    する位置測定装置。
  2. 【請求項2】−位置測定値を決める二進の符号語を伝送
    するのに必要なクロック数に関する情報を位置測定装置
    (100)に保管することを特徴とする請求項1に記載
    の位置測定装置。
  3. 【請求項3】−位置測定装置(100)に誤り監視部を
    組み込み、 −誤り情報を記憶するため少なくとも一つの記憶領域
    (900)を設け、誤り監視部により位置測定装置(1
    00)の誤りを検知したら、誤り情報を記憶領域(90
    0)に保管し、 −処理ユニット(400)の命令に基づいて、データ導
    線(500)を介して誤り情報を前記記憶領域(90
    0)から読み取り、処理ユニット(400)に導入する
    ことを特徴とする請求項1に記載の位置測定装置。
  4. 【請求項4】−クロックパルス列の各クロックパルスの
    エッジごとに、その時の絶対位置測定値を位置測定装置
    (1)中で生成させて記憶し、 −伝達するのに有効な位置測定値である開始情報(開
    始)が、位置測定装置(1)の1回の計算時間(tc)
    後に処理ユニット(4)に伝達される ことを特徴とする
    請求項3に記載の位置測定装置。
  5. 【請求項5】 位置測定装置(100)と処理ユニット
    (400)の間でデタをシリアルに伝送する方法におい
    て、 −指令を処理ユニット(400)から位置測定装置(1
    00)へビットシリアルに伝送し、それにより位置測定
    装置(100)が、 −指令に基づき位置測定値を二進のデータ語として処理
    ユニット(400)へ送り、 −他の指令に基づき位置測定装置(100)の中に保管
    されたパラメータを二進のデータ語として処理ユニット
    (400)へ送り、このパラメータに応じて処理ユニッ
    ト(200)の機能を調整し、 −更に他の指令に基づきパラメータを処理ユニット(4
    00)から受信し、記憶領域(900)の中に保管し、 −これ等の指令、パラメータおよび位置測定値を共通の
    データ導線(500)で処理ユニット(4)から位置測
    定装置に伝達されるクロックパルス列に同期さ せて伝送
    することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】−位置測定値を伝送するのに必要となるク
    ロック数に関する情報を位置測定装置(100)に保管
    し、 −この情報を処理ユニット(400)で読み取り、 −処理ユニット(400)により測定値を伝送する時の
    所要数のクロックが位置測定装置(100)に利用され
    る、 ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 位置測定装置(100)には、誤りのあ
    る時あるいは所定の許容公差を越えた時、処理ユニット
    (400)の要請に関してデータ導線(500)で読み
    取った誤り情報を保管する記憶領域(900)が設けて
    あることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 位置測定装置(100)と処理ユニット
    (400)の間でデタをシリアルに伝送する装置を備え
    た位置測定装置(100)において、 −少なくとも一つの分解能の粗い符号トラック(A4 〜
    A6 )の走査信号(C4〜C6 )を組み合わせて絶対位
    置となる二進の符号語(D)を位置測定値として形成
    し、処理ユニット(400)の指令に基づきデータ導線
    (500)を介して符号語(D)をビットシリアルに伝
    送する出力ユニット(300)へ前記符号語(D)を導
    入するため、第一接続論理回路(25)を備えた走査信
    号用の回路部(200)が位置測定装置(100)にあ
    り、 −処理ユニット(400)の中に第一接続論理回路(2
    5)と同じ機能の第二接続論理回路(29)を設け、 −デジタルまたはアナログの走査信号(C1 〜C6 )も
    第一接続論理回路(25)を迂回して処理ユニット(4
    00)へ導入でき、 −伝送された符号語(D)を処理ユニット(400)の
    第二接続論理回路(29)内で形成されたデータ語(D
    F)と比較し、 −符号語(D)とデータ語(DF)の間に一致がないな
    ら、誤差信号(F)を出力する、 ことを特徴とする位置測定装置。
  9. 【請求項9】 デジタル走査信号(C1 〜C6 )を位置
    測定装置(100)に保管し、処理ユニット(400)
    の要請信号により保管された走査信号(C1〜C6 )と
    符号語(D)をデータ導線(500)で処理ユニット
    (400)へ順次シリヤルに伝送することを特徴とする
    請求項8に記載の位置測定装置。
  10. 【請求項10】 位置測定装置(100)は減速歯車機
    構(80)を介して互いに接続された複数の符号円板
    (3,5)を備えた測角装置であり、両方の接続論理回
    路(25,29)中では分解能の粗い符号トラック(A
    4,A5,A6 )のデジタル走査信号(C4,C5,C6 )を少
    なくとも分解能の高い符号トラック(A3 )の走査信号
    (C3 )と組み合わせることを特徴とする請求項9に記
    載の位置測定装置。
  11. 【請求項11】 位置測定装置(100)と処理ユニッ
    ト(400)の間でデータをシリアルに伝送する装置を
    備えた位置測定装置(100)において、 −少なくとも一つの走査装置(101)から出力される
    複数の走査信号を組み合わせて絶対位置となる二進の符
    号語(D)を位置測定値として形成し、処理ユニット
    (400)の指令に基づきデータ導線(500)を介し
    てデータ語をビットシリアルに伝送する出力ユニット
    (300)へ前記符号語(D)を導入するため、接続論
    理回路(25)を備えた走査信号用の回路部(200)
    が位置測定装置(100)にあり、 −走査信号(C0 〜C3,C4 〜C7 )が分解能の高い符
    号群と分解能の粗い符号群を有する二つの符号群を形成
    し、 −分解能の高い符号群の少なくとも一つの走査信号(C
    0 〜C3 )と分解能の粗い符号群の一つの走査信号(C
    4 〜C7 )の間の目標位置に対する偏差を監視し、 −その時の偏差が所定の許容公差範囲(T1,T2 )を越
    えた時、警報信号(F)を出力する、 ことを特徴とする位置測定装置。
  12. 【請求項12】 分解能の粗い符号群の走査信号の一つ
    (C7 )のエッジ(K)が分解能の高い符号群の走査信
    号(C2,C3,C4 )の少なくとも一つで定まる許容公差
    範囲(T1,T2 )内にあるか否かを検査して、エッジ
    (K)のずれを監視することを特徴とする請求項11に
    記載の位置測定装置。
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