JPH0719849A - 位置読み取り装置及び位置読み取り方法 - Google Patents

位置読み取り装置及び位置読み取り方法

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JPH0719849A
JPH0719849A JP16284193A JP16284193A JPH0719849A JP H0719849 A JPH0719849 A JP H0719849A JP 16284193 A JP16284193 A JP 16284193A JP 16284193 A JP16284193 A JP 16284193A JP H0719849 A JPH0719849 A JP H0719849A
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Tadashi Akita
正 秋田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は制御対象物の位置を読み取る位置読
み取り装置及び位置読み取り方法に関し、回路の規模を
削減し、また、モータが1回転以上回る場合にもアゾフ
リュート型エンコーダを使用することができることを目
的とする。 【構成】 計測手段11は、所定の測定時間間隔におけ
る変位量が有限である制御対象物のNビットの位置デー
タのうち、下位Mビットについての計測値を生成する。
読み取り手段12は、所定時間毎に前記計測手段11の
計測値を読み取る。記憶手段13は、上記読み取り手段
12により読み取られた前回の計測値を記憶する。位置
データ算出手段14は、上記読み取り手段12により読
み取られた現在の計測値と上記記憶手段13に記憶され
ている前回の計測値との差を算出し、上記差の値を基に
して上位(N−M)ビット分を計数し、Nビットの位置
データを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置読み取り装置及び位
置読み取り方法に係り、特に、XYテーブル装置、ロボ
ット等で、制御対象物の位置を読み取る位置読み取り装
置及び位置読み取り方法に関する。
【0002】XYテーブル装置、ロボット等における位
置読み取り装置は、所定範囲内を移動する制御対象物の
位置を読み取り、位置情報を生成する。この位置読み取
り装置では、制御対象物の移動量に対応した信号を出力
する変位センサからの信号を基に、所定ビット数の位置
情報を生成する。
【0003】上記の位置読み取り装置では、この所定ビ
ット数の位置情報を生成する回路の規模を削減すること
が必要とされている。
【0004】
【従来の技術】図10は、従来の一例の位置読み取り装
置を適用したXYテーブル装置の説明図を示す。なお、
ここでは、移動台をX方向に移動させる部分についての
み示す。XYテーブル装置の移動台24は、フレーム2
2に回動自在に支持されたボールネジ23の回動に伴っ
て、図中矢印X方向に移動する。図中矢印mで移動範囲
を示し、移動台24は、移動範囲の左端PL から、右端
R の範囲を移動する。ボールネジ23は、フレーム2
2に取り付けられたモータ25により、回動される。
インクリメンタル型エンコーダ26は、モータ25の回
転角度を検出する。即ち、モータ25の回転角度に対応
した、位相の異なるA相、B相の2つの矩形波信号を生
成する。信号処理回路67は、インクリメンタル型エン
コーダ26から供給されたA相、B相の矩形波信号を基
に、所定ビット数の位置データを生成する。マイクロコ
ンピュータ68は、信号処理回路67から供給された位
置データを読み取り、この位置データを基にして、モー
タ25をサーボコントロールする。
【0005】このモータ25のサーボコントロールの際
には、マイクロコンピュータ68は、モータ電流の指令
値をサーボアンプ30に供給し、サーボアンプ30は、
モータ電流を生成して、モータ25に供給する。
【0006】図11は、従来の一例の位置読み取り装置
の構成図を示す。インクリメンタル型エンコーダ26
は、モータ25の回転軸と接続された回転軸34の回転
角度(即ち、モータ25の回転角度)を検出する。
【0007】インクリメンタル型エンコーダ26は、所
定角度毎にスリットを印刷した回転円板に、LED等で
発光させた光を透過させ、その透過光量をフォトトラン
ジスタ等で検出し、その検出信号をコンパレータで2値
化することで、1相の矩形波信号を得ている。この1相
の矩形波信号は、モータ25が回転して、フォトトラン
ジスタを回転円板の一つのスリットが横切ってから次の
スリットが横切る間に、1周期の波形となる。スリット
が所定角度毎に設けてあるので、この矩形波信号によ
り、モータ25の回転角度が検出できる。
【0008】インクリメンタル型エンコーダ26では、
実際には、回転方向の検出のために、位相の異なるA
相,B相の2つの矩形波信号を生成している。B相の矩
形波信号は、LEDとフォトトランジスタからなる光学
系の機械的位置を、A相に対して90度ずれた位置に置
くことにより得ている。図12(A)は、A相の矩形波
信号を示し、図12(B)は、B相の矩形波信号を示
す。図12(A)、(B)に示すように、A相とB相の
矩形波信号は、90度の位相差を持つ。
【0009】信号処理回路67は、図11に示すよう
に、位相判別器32、移動台24の全移動範囲をカバー
するNビットの位置データを生成するカウンタ部73、
クロック信号を生成するクロック生成回路31からな
る。位相判別器32は、クロック信号を用いて、インク
リメンタル型エンコーダ26から供給されるA相,B相
の矩形波信号を基にして、モータ25の回転方向に応じ
て、UPパルス(アップパルス)信号又はDNパルス
(ダウンパルス)信号を出力する。
【0010】図12(C)は、UPパルス信号を示し、
図12(D)は、DNパルス信号を示す。図12
(C)、(D)に示すように、UPパルス信号又はDN
パルス信号は、A相又はB相矩形波信号のエッジ部分で
一つずつ出力される。このため、モータ25の1回転あ
たりで、インクリメンタル型エンコーダ26の回転円板
の全スリット数の4倍のパルス数が出力される。UPパ
ルス、DNパルスは、カウンタ部73に供給される。
【0011】カウンタ部73は、UPパルスが一つ供給
されると、保持していた計数値を1だけ増加させる。逆
に、DNパルスが一つ供給されると、保持していた計数
値を1だけ減少させる。
【0012】カウンタ部73は、移動台24の全移動範
囲に対応するパルス数を計数できることが必要である。
カウンタ部73が計数する値の範囲の最大値は、下記の
式で表される。
【0013】計数値の範囲の最大値=インクリメンタル
型エンコーダのスリット数×4×モータの最大回転数 ここで、図10に示す、移動台24の移動範囲mについ
て、仮に、モータ25の10回転(従ってボールネジ2
3の10回転)で、左端位置PL から右端位置PR まで
の全移動範囲を移動できるものとし、インクリメンタル
型エンコーダ26のスリット数を仮に10000とする
と、カウンタ部73の計数値の最大値は、40000と
なる。このとき、カウンタ部73は、40000以上の
値を計数できることが必要となる。
【0014】ここで、マイクロコンピュータ68での処
理のし易さのために、カウンタ部73が二進数でカウン
トするものとすると、必要なビット数Nは、 log40000/log2 = 15.29 より、16以上であることが分かる。
【0015】図13は、従来のカウンタ部73の具体例
を示す。図13に示すカウンタ部73は、16ビットの
位置データを計数するもので、4個の直列接続された4
ビットアップダウン(UP/DN)カウンタ81〜8
4、2個の8ビットデータラッチ85,86からなる。
【0016】位置データを読み取る際には、先ず、マイ
クロコンピュータ68は、ラッチ指令により、4ビット
UP/DNカウンタ81〜84の出力データをデータラ
ッチ85,86にラッチさせる。この後、下位8ビット
の位置データを読み取る場合は、下位8ビットの選択信
号により、データラッチ86を選択して、データラッチ
86の8ビットの出力データを読み取る。また、上位8
ビットの位置データを読み取る場合は、上位8ビットの
選択信号により、データラッチ85を選択して、データ
ラッチ85の8ビットの出力データを読み取る。
【0017】マイクロコンピュータ86は、この読み取
った値を、そのままモータ25の回転角度(又は移動台
24の位置データ)の計数値とし、この計数値を用い
て、モータ25のサーボコントロールを行う。
【0018】また、モータ25の回転角度を検出するエ
ンコーダには、アブソリュート型と呼ばれるものがあ
る。アブソリュート型エンコーダは、回転円板に10ビ
ット程度の二進数のコードを印刷したものに、LEDの
光を当て、フォトトランジスタ等で明暗を検出するもの
で、1回転内の回転角度に対応した二進数のコードがエ
ンコーダから直接出力される。実際には、グレイコード
が使われるため、コード変換により、二進バイナリーコ
ードに変換している。従って、アブソリュート型エンコ
ーダは、図11の、インクリメンタル型エンコーダ26
と、カウンタ部73を含む信号処理回路67を合わせた
部分に対応する。
【0019】ただし、アゾフリュート型エンコーダで出
力される角度データは、モータの1回転についての角度
データである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の位置読み取り装
置では、図13の例に示すように、移動台24の全移動
範囲を計数できるカウンタ部73の回路規模が大きくな
るという問題がある。また、インクリメンタル型エンコ
ーダ26のスリット数を更に多くして角度検出分解能を
高くしたり、ボールネジ23を長くして移動台24の移
動範囲を広くすると、カウンタ部73のビット数は更に
大きくなり回路規模もその分大きくなってしまう。
【0021】また、移動台24の全移動範囲で、モータ
25が1回転以上回るときは、アブソリュート型エンコ
ーダを使用することはできないという問題がある。
【0022】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、位置データを生成する回路の規模を削減し、また、
モータが1回転以上回る場合にもアゾフリュート型エン
コーダを使用することができる位置読み取り装置及び位
置読み取り方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。請求項1の発明では、計測手段11は、制御
対象物のNビットの位置データのうち、下位Mビットに
ついての計測値を生成する。
【0024】読み取り手段12は、所定時間毎に前記計
測手段11の計測値を読み取る。
【0025】記憶手段13は、上記読み取り手段12に
より読み取られた前回の計測値を記憶する。
【0026】位置データ算出手段14は、上記読み取り
手段12により読み取られた現在の計測値と上記記憶手
段13に記憶されている前回の計測値との差を算出し、
上記差の値を基にして上位(N−M)ビット分を計数
し、Nビットの位置データを算出する。
【0027】請求項3の発明では、前記計測手段11
は、アブソリュート型エンコーダである。
【0028】
【作用】請求項1の発明では、計測手段は、Nビット位
置データのうち、下位Mビットについて計測すればよ
い。このため、計測手段の回路規模を削減することを可
能とする。
【0029】請求項3の発明では、アブソリュート型エ
ンコーダから供給される下位Mビットの計測値から、位
置データ算出手段が上位(N−M)ビット分を計数す
る。このため、モータが1回転以上回る場合にもアゾフ
リュート型エンコーダを使用することを可能とする。
【0030】
【実施例】図2は、本発明の第1実施例を適用したXY
テーブル装置の説明図を示す。なお、ここでは、移動台
をX方向に移動させる部分についてのみ示す。図2にお
いて、図10と同一構成部分には、同一符号を付し、適
宜説明を省略する。
【0031】インクリメンタル型エンコーダ26は、移
動台24の移動量に対応するモータ25の回転角度を検
出する。即ち、モータ25の回転角度に対応した、位相
の異なるA相、B相の2つの矩形波信号を生成する。
【0032】信号処理回路27は、インクリメンタル型
エンコーダ26から供給されたA相、B相の矩形波信号
を基に、移動台24の全移動範囲をカバーできるNビッ
トの位置データのうち、下位のMビットの値を生成す
る。
【0033】マイクロコンピュータ28は、タイマ信号
発振器29で生成されるタイマ信号で決められる所定周
期で、信号処理回路27から供給された下位Mビットの
位置データを読み取り、このMビットの位置データを基
にして、上位のN−Mビット分を計数して、Nビットの
位置データを生成する。
【0034】マイクロコンピュータ28は、この生成し
たNビットの位置データを用いて、モータ25をサーボ
コントロールする。
【0035】図3は、本発明の第1実施例の位置読み取
り装置の構成図を示す。図3において、図11と同一構
成部分には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。イ
ンクリメンタル型エンコーダ26は、モータ25の回転
角度を検出する。
【0036】インクリメンタル型エンコーダ26は、図
12(A)、(B)に示すように、90度の位相差を持
つ、A相とB相の矩形波信号を出力する。
【0037】信号処理回路27は、図3に示すように、
位相判別器32、Nビットの位置データのうちの下位M
ビットの位置データを出力するカウンタ部33、クロッ
ク生成回路31からなる。位相判別器32は、クロック
信号を用いて、インクリメンタル型エンコーダ26から
供給されるA相,B相の矩形波信号を基にして、モータ
25の回転方向に応じて、図12(C)、(D)に示す
ように、UPパルス信号又はDNパルス信号を出力す
る。
【0038】モータ25の1回転あたりで、インクリメ
ンタル型エンコーダ26の回転円板の全スリット数の4
倍のパルス数のUPパルス信号、又はDNパルス信号が
出力される。UPパルス信号、DNパルス信号は、カウ
ンタ部33に供給される。
【0039】カウンタ部33は、UPパルスが一つ供給
されると、保持していた計数値を1だけ増加させる。逆
に、DNパルスが一つ供給されると、保持していた計数
値を1だけ減少させる。
【0040】カウンタ部33は、移動台24の全移動範
囲に対応するNビットのパルス数のうち、下位Mビット
分について、UPパルス、又はDNパルスを計数する。
従って、カウンタ部33は、移動台24の全移動範囲を
カバーするNビットの位置データのうちの下位Mビット
の位置データを出力するマイクロコンピュータ28は、
タイマ信号で決められる所定周期で、カウンタ部33か
ら下位Mビットの位置データを読み取り、このMビット
の位置データを基にして、上位のN−Mビット分を計数
して、Nビットの位置データを生成する。
【0041】図4は、本発明の第1実施例における、位
置データ生成手順を示すフローチャートである。本実施
例では、移動台24の速度が有限であり、所定の測定周
期での移動台24の位置の変化量に上限があることを前
提としている。この前提に立って、カウンタ部33のビ
ット数M、読み取り周期Tを適切に設定して、読み取り
周期Tでのカウンタ部33の計数値の変化の大きさから
計数値のキャリーを正しく検出して、上位(N−M)ビ
ットの計数を行う。
【0042】本実施例では、下記のようにして、下位ビ
ット数M、カウンタ部33の出力データを読み込む周期
T、キャリー発生の有無を判別するための基準値X1を
決める。
【0043】先ず、全ビット数Nに対して、M<Nなる
Mを決める。次に、読み取り周期Tにおいてカウンタ部
33でキャリーが発生しない場合の、計数値の増減の最
大値、即ち、T秒間のUPパルス数又はDNパルス数の
最大値をMP として、下記式を満足する範囲で、周期
Tを決める。式の条件は、基準値X1が存在するため
に必要な条件である。
【0044】 T秒間の最大パルス数MP ≦2M-1 −1 次に、下記式を満足する範囲で、基準値X1を決め
る。下記式で、2M −(T秒間の最大パルス数MP
は、読み取り周期Tにおいてカウンタ部33でキャリー
が発生した場合の、計数値の増減の最小値である。
【0045】 T秒間の最大パルス数MP ≦X1<2M −(T秒間の最大パルス数MP ) 上記のようにして設定した基準値X1を用いて、読み取
り周期T秒間でのキャリーの発生の有無を判別すること
ができる。即ち、読み取り周期Tにおけるカウンタ部3
3の計数値の増減の絶対値(後述する|ΔX|)が、基
準値X1以下であれば、キャリーが発生していないと判
定し、基準値X1より大きければ、キャリーが発生した
と判定することができる。
【0046】本実施例では、移動台24の位置Xを、下
記式で算出する。
【0047】 X=XH ×2M +XLNEW ここで、XH は、上位N−Mビットの値であり、XLNEW
は、下位Nビットの値である。XLNEWは、カウンタ部3
3から読み込んだ計数値であり、XH は、検出したキャ
リーから、マイクロコンピュータ28で算出した値であ
る。
【0048】また、一つ前の読み取りタイミングで読み
込んだカウンタ部33の計数値を保持するXLOLDを設け
ている。X、XH 、XLNEW、XLOLDは、例えば、マイク
ロコンピュータ28内のメモリの所定番地に格納され
る。
【0049】次に、図4のフローチャートについて詳細
に説明する。XYステージ装置は、移動台24の移動範
囲の原点を検出するための原点センサを備えており、初
期設定として、この原点センサを用いて、移動台24を
移動範囲の原点に合わせる。移動台24の原点は、例え
ば、移動範囲の中央に設定される(ステップ201)。
【0050】移動台24を原点に合わせた後、XH ,X
LOLD の値に初期値を設定する。X H には例えば0を代
入し、XLOLDには、現在のカウンタ部33の下位Mビッ
トの計数値を代入する(ステップ202)。
【0051】以下に説明するステップ203〜ステップ
213では、マイクロコンピュータ28は、読み取り周
期T秒毎にカウンタ部33の計数値を読み込み、移動台
24の位置Xを算出している。
【0052】ステップ202の後、周期Tのタイマ信号
が供給されたかどうかを判断し、周期Tのタイマ信号が
供給されたときは、ステップ204に進む(ステップ2
03)。
【0053】ステップ203で、周期Tのタイマ信号が
供給されたときは、先ず、カウンタ部33から下位Mビ
ットの計数値を読み込み、XLNEWに代入する(ステップ
204)。
【0054】次に、カウンタ部33から読み込んだ、前
回の計数値と今回の計数値との差ΔX=XLNEW−XLOLD
を算出する(ステップ205)。
【0055】次に、|ΔX|と基準値X1とを比較し
て、キャリーが発生したかどうかを判断する(ステップ
206)。ステップ206で、|ΔX|≦X1のとき
は、キャリーが発生していないので、上位(N−M)ビ
ットのXH は変更せずに、ステップ210に進む。ステ
ップ206で、|ΔX|>X1のときは、キャリーが発
生しているので、ステップ207〜209で、上位(N
−M)ビットのXH を変更する。
【0056】ステップ207では、ΔXの符号を判断す
る。ΔX<0のときは、2M への桁上がりが生じている
ので、XH の値を+1する(ステップ208)。逆に、
ΔX>0のときは、2M からの桁下がりが生じているの
で、XH の値を−1する(ステップ209)。
【0057】次に、X=XH ×2M +XLNEW によ
り、現在の移動台24の位置Xを算出する。キャリーが
発生しなかったときは、XLNEWのみが更新されており、
キャリーが発生したときは、XH 及びXLNEWが更新され
ている(ステップ210)。
【0058】次に、カウンタ部33からの次回の計数値
の読み込みで、ΔXを算出するために、今回の読み込み
でのカウンタ33の計数値XLNEWを、XLOLDに代入する
(ステップ211)。
【0059】次に、マイクロコンピュータ28は、算出
した移動台24の位置Xの値を用いて、モータ25のサ
ーボコントロール等の必要なアプリケーション処理を行
う(ステップ212)。
【0060】次に、ステップ213では、XYテーブル
装置の動作終了の指令があるかどうかを判断し、動作終
了の指令があるときは、処理を終了する。動作終了の指
令が無い場合は、ステップ203に戻って、位置データ
Xの算出と位置データXを用いた処理を続ける。
【0061】次に、移動台24の全移動範囲を計測する
のに必要なビット数Nを、N=8とし、カウンタ部33
のビット数Mを、M=3とした場合の例について説明す
る。図5は、8ビットの2進数と対応する10進数の説
明図を示す。図5に示す、下位3ビットの22 〜20
部分が、カウンタ部33で計数されて、マイクロコンピ
ュータ28に読み込まれ、XLNEW又はXLOLDに代入され
る。また、上位の5ビットの27 〜23 の部分が、マイ
クロコンピュータ28内部でXH として計数される。
【0062】また、図5の10進数は、移動台24の位
置X=XH ×2M +XLNEWの値を10進数で表示したも
のに相当する。
【0063】先ず、前記式を満足するように、読み取
り周期Tを設定する。即ち、T秒間の最大パルス数MP
≦23-1 −1=3 となるように、周期Tを設定する。
ここでは、T秒間の最大パルス数MP =3 であるもの
とする。
【0064】次に、前記式を満足する範囲で、基準値
X1を決める。即ち、 T秒間の最大パルス数MP ≦X1<2M −(T秒間の最
大パルス数MP ) の条件で、MP =3、M=3から、 3≦X1<23
3=5 となり、X1は、3又は4を設定することがで
きる。ここでは、X1=4とする。
【0065】以下に、カウンタ部33から計数値を読み
取り、Xを算出する例について説明する。移動台24の
原点は、例えば、移動範囲の中央に設定される。移動台
24を原点に合わせた後の初期設定で、XH =0、X
LOLD=0となっており、X=0であるものとする。この
状態から、T秒後に、計数値をXLNEWに読み込み、XLN
EW=3であったとすると、|ΔX|=3で、|ΔX|=
X1となる。この場合は、キャリーが発生していないの
で、XH はそのままで、X=3となり、正しいXの値が
生成される。
【0066】また、X=6、XH =0、XLOLD=6の状
態から、次に、カウンタ部33の計数値を読み込んだと
きに、UPパルスが3個入っていたとすると、XLNEW
1となる。このとき、ΔX=1−6=−5となり、|Δ
X|>X1かつΔX<0で、上位桁への桁上げが発生し
ているので、XH は+1されて、XH =1となる。従っ
て、X=1×23 +1=9となり、正しいXの値が生成
される。
【0067】また、X=18、XH =2、XLOLD=2の
状態から、次に、カウンタ部33の計数値を読み込んだ
ときに、DNパルスが3個入っていたとすると、XLNEW
=7となる。このとき、ΔX=7−2=5となり、|Δ
X|>X1かつΔX>0で、上位桁からの桁下げが発生
しているので、XH は−1されて、XH =1となる。従
って、X=1×23 +7=15となり、正しいXの値が
生成される。
【0068】また、X=1、XH =0、XLOLD=1の状
態から、次に、カウンタ部33の計数値を読み込んだと
きに、DNパルスが3個入っていたとすると、XLNEW
6となる。このとき、ΔX=6−1=5となり、|ΔX
|>X1かつΔX>0で、上位桁からの桁下げが発生し
ているので、XH は−1されて、XH =−1となる。従
って、X=−1×23 +6=−2となり、正しいXの値
が生成される。
【0069】また、X=−11、XH =−2、XLOLD
5の状態から、次に、カウンタ部33の計数値を読み込
んだときに、UPパルスが3個入っていたとすると、X
LNEW=0となる。このとき、ΔX=0−5=−5とな
り、|ΔX|>X1かつΔX<0で、上位桁への桁上げ
が発生しているので、XH は+1されて、XH =−1と
なる。従って、X=−1×23 +0=−8となり、正し
いXの値が生成される。
【0070】なお、移動台24の原点は、移動範囲の中
央に限られず、例えば、移動範囲の左端に設定されてい
てもよい。
【0071】上記のようにして、本実施例では、正しく
移動台24の位置Xを生成することができる。
【0072】図6は、本発明の第1実施例のカウンタ部
の具体例を示す。図6に示すカウンタ部33は、16ビ
ットの位置データの内の8ビットを計数するもので、2
個の直列接続された4ビットアップダウン(UP/D
N)カウンタ41,42、1個の8ビットデータラッチ
43からなる。
【0073】カウンタ部33の計数値を読み取る際に
は、先ず、マイクロコンピュータ28は、ラッチ指令に
より、4ビットUP/DNカウンタ41,42の出力デ
ータをデータラッチ43にラッチさせる。この後、下位
8ビットの選択信号により、データラッチ43を選択し
て、データラッチ43の8ビットの出力データを読み取
る。
【0074】マイクロコンピュータ28は、前記のよう
に、この読み取った計数値から、移動台24の位置デー
タXを生成し、この位置データXを用いて、モータ25
のサーボコントロールを行う。
【0075】上記のように、本実施例では、カウンタ部
33のビット数を減らして、回路規模を削減することが
できる。
【0076】図7は本発明の第2実施例における位置デ
ータ生成手順を示すフローチャートを示す。第2実施例
では、移動台24の速度異常を検出するために、下記
式を満足する基準値X0を設けている。 T秒間の最大パルス数MP ≦X0<X1<2M −(T秒間の最大パルス数MP ) |ΔX|について、下記式の条件が成立する場合は、
キャリーが発生していないにもかかわらず、規定のT秒
間の最大パルス数MP を越えているので、何らかの異常
により移動台24の速度が過大になったものと判断す
る。
【0077】 X0<|ΔX|≦X1 次に、図7のフローチャートについて詳細に説明する。
なお、図7において、図4と同一処理を行う部分につい
ては、適宜説明を省略する。初期設定として、移動台2
4を移動範囲の原点に合わせる。(ステップ301)。
【0078】移動台24を原点に合わせた後、XH ,X
LOLD の値に初期値を設定する。X H には例えば0を代
入し、XLOLDには、現在のカウンタ部33の下位Mビッ
トの計数値を代入する(ステップ302)。
【0079】ステップ303〜ステップ314では、マ
イクロコンピュータ28は、読み取り周期T秒毎にカウ
ンタ部33の計数値を読み込み、移動台24の位置Xを
算出している。
【0080】ステップ303では、周期Tのタイマ信号
が供給されたかどうかを判断し、周期Tのタイマ信号が
供給されたときは、ステップ304に進む。
【0081】ステップ303で、周期Tのタイマ信号が
供給されたときは、先ず、カウンタ部33から下位Mビ
ットの計数値を読み込み、XLNEWに代入する(ステップ
304)。
【0082】次に、カウンタ部33から読み込んだ、前
回の計数値と今回の計数値との差ΔX=XLNEW−XLOLD
を算出する(ステップ305)。
【0083】次に、|ΔX|と基準値X0とを比較し
て、規定のT秒間の最大パルス数MP以下であるかどう
かを判断する(ステップ306)。ステップ306で、
|ΔX|≦X0のときは、規定のT秒間の最大パルス数
P 以下で、かつ、キャリーが発生していないので、上
位(N−M)ビットのXH は変更せずに、ステップ31
1に進む。
【0084】ステップ306で、|ΔX|>X0のとき
は、ステップ307で|ΔX|とX1を比較する。ステ
ップ307で、|ΔX|≦X1のときは、X0<|ΔX
|≦X1が成立しており、キャリーが発生していないに
もかかわらず、規定のT秒間の最大パルス数MP を越え
ているので、移動台24の速度が過大になったものと判
断する。この場合、ステップ315にて、モータ25を
止める等の速度異常時の処理を行って、処理を終える。
【0085】ステップ307で、|ΔX|>X1のとき
は、キャリーが発生しているので、ステップ308〜3
10で、図4のステップ207〜209と同様にして、
ΔXの符号に応じて、上位(N−M)ビットのXH を変
更する。
【0086】次に、ステップ311では、X=XH ×2
M +XLNEW により、現在の移動台24の位置Xを算
出する。
【0087】次に、次回の計数値の読み込みで、ΔXを
算出するために、今回の読み込みでのカウンタ33の計
数値XLNEWを、XLOLDに代入する(ステップ312)。
【0088】次に、マイクロコンピュータ28は、算出
した移動台24の位置Xの値を用いて、モータ25のサ
ーボコントロール等の必要なアプリケーション処理を行
う(ステップ313)。
【0089】次に、ステップ314では、XYテーブル
装置の動作終了の指令があるかどうかを判断し、動作終
了の指令があるときは、処理を終了する。動作終了の指
令が無い場合は、ステップ303に戻って、位置データ
Xの算出と位置データXを用いた処理を続ける。
【0090】上記のように、第2実施例では、速度異常
の有無を判断するための基準値X0を設けており、移動
台24の速度異常を監視することができる。
【0091】図8は、本発明の第3実施例の構成図を示
す。第3実施例では、エンコーダに、アブソリュート型
エンコーダ51を用いている。また、マイクロコンピュ
ータ28、周期Tのタイマ信号を生成するタイマ発振器
29を備えている。アブソリュート型エンコーダ51
は、モータ25の1回転についての絶対角度を測定し
て、Mビットの2進数の計数値を出力する。なお、モー
タ25の回転角度は、モータ25の回転軸に接続された
回転軸34の角度により測定される。
【0092】移動台24の移動範囲に対して、モータ2
5は複数回転し、位置データXとして、N>Mなるビッ
ト数Nが必要であるものとする。第1実施例で、カウン
タ部33のMビットの計数値から、Nビットの位置デー
タXを算出したのと同様に、第3実施例では、マイクロ
コンピュータ28は、適切な周期T毎に、アブソリュー
ト型エンコーダ51のMビットのデータを読み込み、キ
ャリーの有無を判別してNビットの位置データXを生成
することができる。
【0093】このように、従来、モータ25が多回転す
る場合には、アブソリュート型エンコーダ51を使用で
きなかったのに対して、第3実施例では、モータ25が
多回転する場合でも、アブソリュート型エンコーダ51
を用いて、正しい位置データを生成することることがで
きる。
【0094】また、移動台24の速度に対して、周期T
を適切に設定することにより、上位ビットをマイクロコ
ンピュータ28で計数することができるので、アブソリ
ュート型エンコーダ51の1回転分全部のビット数分の
信号線をマイクロコンピュータ28に接続しなくてもよ
くなる。従って、その分、信号線を減らして、マイクロ
コンピュータ28の受信回路の回路規模も削減すること
ができる。
【0095】また、アブソリュート型エンコーダ51自
身を、1回転周期ではなく、1/2回転周期とか、1/
10回転周期で計数値を出力する構成として、上位ビッ
トについては、マイクロコンピュータ28で計数するこ
ともできる。この場合、角度分解能を落とすことなく、
アブソリュート型エンコーダ51の計数値のビット数を
減らすことができ、アブソリュート型エンコーダ51内
の光センサの数を、減らしたビット数分、削減すること
ができる。また、アブソリュート型エンコーダ51とマ
イクロコンピュータ28と接続する信号線の数も減らせ
る。
【0096】図9は、本発明の第4実施例の構成図を示
す。第4実施例では、角度検知器として、レゾルバを用
いた場合の例である。機能的には、レゾルバ55、R/
D(レゾルバ・デジタル)コンバータ57、レゾルバ励
磁発振器56の組合せで、アブソリュート型エンコーダ
と同等の機能を持つ。
【0097】レゾルバ励磁発振器56は、V・sinω
tなる信号をレゾルバ55、R/Dコンバータ57に供
給する。ここで、モータ25の回転軸に接続された回転
軸34の角度をθとする。
【0098】レゾルバ55は、1相励磁2相出力のレゾ
ルバで、一つのロータと二つのステータで構成されてお
り、ロータにV・sinωtなる信号を供給されると、
ステータから、K・V・sinωt・sinθなるsi
n信号と、K・V・sinωt・cosθなるcos信
号を生成する。なお、Kは、レゾルバ55により決まる
一定の計数である。
【0099】R/Dコンバータ57は、レゾルバ55か
ら供給される、K・V・sinωt・sinθなるsi
n信号と、K・V・sinωt・cosθなるcos信
号、及びレゾルバ発振器56から供給されるV・sin
ωtなる信号を基にして、モータ25の1回転について
の角度θに対応するMビットの計数値を生成する。
【0100】R/Dコンバータ57は、追従比較型のR
/Dコンバータで、Mビットのカウンタを備えており、
内蔵の発振器のパルスを、カウント値が角度θに対応す
る値になるまで計数する。このカウンタの計数値がMビ
ットのデータとして出力される。
【0101】移動台24の移動範囲に対して、モータ2
5は複数回転し、位置データXとして、N>Mなるビッ
ト数Nが必要であるものとする。第3実施例と同様に、
第4実施例では、マイクロコンピュータ28は、適切な
周期T毎に、R/Dコンバータ57のMビットのデータ
を読み込み、キャリーの有無を判別してNビットの位置
データXを生成することができる。
【0102】従来、モータ25が多回転する場合に、レ
ゾルバ55を用いるときは、上位(N−M)ビットを計
数する外付けのカウンタを設けて、R/Dコンバータ5
7から出力されるキャリーを用いて、Nビットの位置デ
ータを計数する必要があった。これに対して、第4実施
例では、外付けのカウンタを必要とせず、回路を削減す
ることができる。
【0103】なお、上記各実施例では、直線移動する移
動台24の位置を測定する例で説明したが、回転移動す
るロボットの腕等の角度位置を測定する場合でも、同様
に本発明を適用することができる。
【0104】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
計測手段は、Nビット位置データのうち、下位Mビット
について計測すればよいため、計測手段の回路規模を削
減することができる特長を有する。
【0105】請求項3の発明では、アブソリュート型エ
ンコーダから供給される下位Mビットの計測値から、位
置データ算出手段が上位(N−M)ビット分を計数する
ため、モータが1回転以上回る場合にもアゾフリュート
型エンコーダを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1実施例を適用したXYテーブル装
置の説明図である。
【図3】本発明の第1実施例の構成図である。
【図4】本発明の第1実施例における、位置データ生成
手順を示すフローチャートである。
【図5】8ビットの2進数と対応する10進数の説明図
である。
【図6】本発明の第1実施例のカウンタ部の具体例を示
す図である。
【図7】本発明の第2実施例における、位置データ生成
手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例の構成図である。
【図9】本発明の第4実施例の構成図である。
【図10】従来の一例の位置読み取り装置を適用したX
Yテーブル装置の説明図である。
【図11】従来の一例の位置読み取り装置の構成図であ
る。
【図12】A相及びB相の矩形波信号とUPパルス,D
Nパルスの説明図である。
【図13】従来のカウンタ部の具体例を示す図である。
【符号の説明】
11 計測手段 12 読み取り手段 13 記憶手段 14 位置データ算出手段 23 ボールネジ 24 移動台 25 モータ 26インクリメンタル型エンコーダ 27 信号処理回路 28 マイクロコンピュータ 29 タイマ信号発振器 30 サーボアンプ 31 クロック生成回路 32 位相判別器 33 カウンタ部 41,42 4ビットUP/DNカウンタ 43 データラッチ 51 アブソリュート型エンコーダ 55 レゾルバ 56 レゾルバ励磁発振器 57 R/Dコンバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象物の位置を読み取り、Nビット
    の位置データを生成する位置読み取り装置において、 上記制御対象物のNビットの位置データのうち、下位M
    ビットについての計測値を生成する計測手段(11)
    と、 所定時間毎に上記計測手段(11)の計測値を読み取る
    読み取り手段(12)と、 上記読み取り手段(12)により読み取られた前回の計
    測値を記憶する記憶手段(13)と、 上記読み取り手段(12)により読み取られた現在の計
    測値と上記記憶手段(13)に記憶されている前回の計
    測値との差を算出し、上記差の値を基にして上位(N−
    M)ビット分を計数し、Nビットの位置データを算出す
    る位置データ算出手段(14)とを有する構成としたこ
    とを特徴とする位置読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段(11)は、インクリメン
    タル型エンコーダ、位相判別器及びMビットのアップダ
    ウンカウンタからなることを特徴とする請求項1記載の
    位置読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段(11)は、アブソリュー
    ト型エンコーダであることを特徴とする請求項1記載の
    位置読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段(11)は、レゾルバとレ
    ゾルバ・デジタルコンバータの組合せであることを特徴
    とする請求項1記載の位置読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記位置データ算出手段(11)は、前
    記読み取り手段(12)により読み取られた現在の計数
    値と前記記憶手段に記憶されている前回の計数値との差
    が判定基準値を越える場合は、制御対象物の移動速度が
    異常であると判定し、上位の制御手段に移動速度の異常
    発生を知らせることを特徴とする請求項1記載の位置読
    み取り装置。
  6. 【請求項6】 制御対象物の位置を読み取り、Nビット
    の位置データを生成する位置読み取り装置における位置
    読み取り方法において、 上記制御対象物のNビットの位置データのうちの下位M
    ビットについての計測値を、所定時間毎に読み取り、 上記読み取られた現在の計測値と前回の計測値との差を
    算出し、上記差の値を基にして上位(N−M)ビット分
    を計数し、Nビットの位置データを算出することを特徴
    とする位置読み取り方法。
JP16284193A 1993-06-30 1993-06-30 位置読み取り装置及び位置読み取り方法 Withdrawn JPH0719849A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100581791B1 (ko) * 1999-12-29 2006-05-24 두산인프라코어 주식회사 절대치 엔코더의 오버플로우 처리방법
KR100561761B1 (ko) * 1998-12-31 2006-05-29 두산인프라코어 주식회사 절대치 엔코더의 출력을 카운트하는 방법
JP2009222576A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Tamagawa Seiki Co Ltd アブソリュートセンサの多回転検出方法

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