JP3294021B2 - 自立型バグフィルタ - Google Patents

自立型バグフィルタ

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JP3294021B2
JP3294021B2 JP26944594A JP26944594A JP3294021B2 JP 3294021 B2 JP3294021 B2 JP 3294021B2 JP 26944594 A JP26944594 A JP 26944594A JP 26944594 A JP26944594 A JP 26944594A JP 3294021 B2 JP3294021 B2 JP 3294021B2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルタエレメントに
対する逆洗機構を備えた自立型バグフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるバグフィルタの構成
と、そのフィルタエレメントの逆洗機構を図4及び図5
で説明する。図4,図5に示したバグフィルタにおい
て、3aはフィルタエレメント、4aはガス入口管、7
aはダスト排出口、8aはロータリバルブ、9aはガス
出口開閉弁、10aはガス出口管である。フィルタエレ
メント3aの逆洗装置として空気槽11a、逆洗空気用
開閉弁12aがある。なお5aは清浄ガス、6aは固体
粒子、13aは逆洗用空気である。
【0003】次に作用について説明する。バグフィルタ
のガス入口管4aから固体粒子6aを含んだガス5aが
装置内部へ導入される。固体粒子6aはフィルタエレメ
ント3aを通過する際に表面で捕集され、清浄ガス5a
のみがガス出口管10aから外部へ放出される。
【0004】捕集された固体粒子6aはフィルタエレメ
ント3a表面に付着するか又はホッパー下部に落下し、
ロータリバルブ8aにより押し出され、ダスト排出口7
aから収集される。フィルタエレメント3aが目づまり
をして来ると、目づまりを除去する掃除を行う必要があ
りこの作業を逆洗と言っている。
【0005】バグフィルタの稼働時に図示省略のコンプ
レッサで作られた圧縮空気を空気槽11aに保有してお
き、フィルタエレメント3aの逆洗時に逆洗用空気弁1
2aを開きフィルタエレメント3aの内側からその空気
を流し、フィルタエレメント3a表面の固体粒子6aを
除去しフィルタエレメント3aの目づまりをなくする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバグフィルタ
は、前記したように逆洗用の空気源を別に持つために、
逆洗用の圧縮空気製造装置が必要であり、その動力も必
要である。さらに逆洗用空気供給系配管を設けるなど装
置が複雑になるなどの欠点がある。
【0007】本発明は、フィルタエレメントを内蔵した
バグフィルタにおいて、フィルタを逆洗するための外部
の圧縮空気系統を設置不要とした自立型バグフィルタを
提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、排ガス中に含
まれる固体粒子を除去するためのフィルタエレメントを
内蔵したバグフィルタにおける前記課題を解決するた
め、次の構成を採用する。まず、バグフィルタを少くと
も2組のバグフィルタから構成する。そのためには、例
えばバグフィルタの内部を仕切り板で仕切り一体構造の
2個以上のフィルタにするか、あるいは独立した2個以
上のバグフィルタを用いる。
【0009】そして、それらのバグフィルタの各々に排
ガスを供給する配管系統と、それらのバグフィルタによ
り清浄化したガスを排気する配管系統を設ける。また、
その排気用の配管系統に設けられ、バグフィルタで清浄
化したガスで作動されるエジェクタと、バグフィルタの
1つで清浄化したガスを他のバグフィルタに供給して逆
洗する配管系統とを設ける。
【0010】
【作用】前記したように構成された本発明による自立型
バグフィルタの作用は次のとおりである。なお、説明を
簡潔にするため、2組のバグフィルタで構成した場合に
ついて以下説明する。二室に分割されたあるいは2個の
バグフィルタからなる2組のバグフィルタの共通の入口
および夫々の出口に設置された切換弁の切換により、一
方のバグフィルタは稼働状態にし、他方のバグフィルタ
は休止状態にする。
【0011】稼働中のバグフィルタの出口はエジェクタ
のノズルに接続してエジェクタを作動させ、一方、休止
中のバグフィルタの出口はエジェクタの減圧室に接続さ
せる。この状態では稼働中のバグフィルタ内は圧力が高
く、休止中のバグフィルタ内の圧力は負圧となってい
る。
【0012】このように休止側バグフィルタの内圧を下
げた状態でエジェクタ出口の開閉弁を閉じ(あるいは開
けたままの場合もある)、両バグフィルタ間を連通させ
ると、両バグフィルタ間の差圧により稼働側のバグフィ
ルタから清浄ガスが、休止中のバグフィルタ内へ瞬時に
流入し、そのガスは休止側フィルタエレメントの内側か
ら外側へ流れる。この流れにより休止側フィルタエレメ
ントの外周の固体粒子や目づまりの粒子が清浄ガスの急
激な吹き出しにより除去される、いわゆる逆洗がなされ
る。
【0013】このようにして逆洗が終ると休止側バグフ
ィルタにも排ガスが送り込まれるように各配管系統のバ
ルブ等が切換えられ両方のバグフィルタが稼働状態とな
る。このようにして必要に応じ、又は定期的に交互にバ
グフィルタの逆洗を行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明による自立型バグフィルタを図
1〜図3に示した実施例により具体的に説明する。図1
乃至図3において、図示したバグフィルタは、ケーシン
グが1個で内部がA室とB室に仕切られて一体構造の2
つのバグフィルタとなっている。図示省略しているが1
つのケーシングを2分割せず独立した少くとも2組以上
のバグフィルタの場合もある。
【0015】まず、図1により本バグフィルタの構造に
ついて説明する。固体粒子の分離捕集室を仕切板1でA
室とB室に分離している。ガス入口管4は入口三方弁2
を経てA室とB室へ接続されている。A室とB室の出口
管は、それぞれ、A室出口の切換式三方弁14とB室出
口の切換式三方弁15へ連結されている。
【0016】切換式三方弁14,15の後にはエジェク
タ16が設置され、切換式三方弁14,15から、それ
ぞれエジェクタ16のノズル16aと減圧室16bに配
管され、切換式三方弁14,15の一方はエジェクタ1
6のノズル16aへ連通され、他方は減圧室16bへ連
通するよう三方弁14,15が切換えられている。エジ
ェクタ16出口には開閉弁17がありガス出口管10へ
連結されている。切換式三方弁14,15の手前で夫々
の出口管は間に開閉弁18を設けて連結されている。
【0017】図2、図3は以上説明した図1の装置と構
成は同じであるが、A室とB室につながる配管系統の連
通を切換えてA室とB室の作動状態を変えて示してあ
る。すなわち、図1はA室濾過、B室減圧状態を、図2
は開閉弁17が閉じA室濾過、B室逆洗状態を、図3は
開閉弁17が開でA室濾過、B室逆洗状態を示したもの
である。
【0018】なお、図1〜図3において、開閉弁を白地
にしたものは開、黒く塗ったものは閉状態にあることを
示し、切換式三方弁の太矢印はガスの流れ方向を示して
いる。
【0019】次に図1〜図3により本実施例によるバグ
フィルタの作用について説明する。図1に示すようにA
室が排ガスを濾過中であり、B室はエジェクタ16の減
圧室16bに通じている。この状態からB室のフィルタ
エレメント3の逆洗に入る。それには、図2に示すよう
にエジェクタ16出口に設置の開閉弁17を閉じ、A室
とB室を連通している連結管中の開閉弁18を開くと圧
力の高いA室からの清浄ガス5は開閉弁18を通りB室
に入りフィルタエレメント3の内側から外側へ流れ、B
室のフィルタエレメント3の外側に付着した固体粒子6
aを除去する。このケースでは装置は稼働中であるので
短時間に行わなければならない。長くすると装置の稼働
に支障を来たす。
【0020】図3には、図2に示した弁切換えとは異る
弁切換えにより逆洗を行う場合を示してある。すなわ
ち、図3に示すやり方では、エジェクタ16出口の開閉
弁17は開いたままでA室とB室を連通している連結管
中の開閉弁18を開いている。この場合も図2と同様に
B室のフィルタエレメントを逆洗することができる。し
かし、図2の場合に比べA室とB室の圧力差が少く清浄
ガスの流量は少ないという短所があるが、いつでも、何
度でも、稼働に支障なく一方のバグフィルタを逆洗でき
るという長所がある。
【0021】以上はB室を逆洗したものであるが出入口
の切換式三方弁を切換えてA室の逆洗も同じ要領で行う
ことができる。
【0022】以上、本発明を図示した実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明がこれらの実施例に限定さ
れず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その具体
的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもな
い。
【0023】例えば、上記実施例では2組のバグフィル
タからなるバグフィルタについて説明したが、これは3
組以上でも同様である。また、切換弁として三方弁を用
いているがガス流れを切換えるものであれば三方弁に限
らず採用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバグフィ
ルタによれば、従来のバグフィルタと異なり、供給され
るガスから固体粒子を濾過した清浄ガスを逆洗に使用す
るため、外部の逆洗用圧縮空気系統を廃止でき、装置が
簡単になるとともに、該圧縮空気製造装置を動かす動力
が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るバグフィルタの構成
図。
【図2】一方のバグフィルタを逆洗中の状態を示す図1
と同様の構成図。
【図3】図2と異る逆洗操作の状態を示す図1と同様の
構成図。
【図4】従来のバグフィルタを示す構成図。
【図5】図4のバグフィルタを逆洗中の状態で示す説明
図。
【符号の説明】
1 仕切板 2 切換式三方弁 3 フィルタエレメント 4 ガス入口管 5 ガス 6 固体粒子 7 ダスト排出口 8 ロータリバルブ 10 ガス出口管 14,15 切換式三方弁 16 エジェクタ 16a ノズル 16b 減圧室 17 開閉弁 18 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガス中に含まれる固体粒子を除去する
    ためのフィルタエレメントを内蔵したバグフィルタにお
    いて、該バグフィルタは少くとも2組のバグフィルタか
    らなり、該バグフィルタの各々に排ガスを供給する配管
    系統と、該バグフィルタにより清浄化したガスを排気す
    る配管系統と、該排気用の配管系統に設けられ前記バグ
    フィルタで清浄化したガスで作動されるエジェクタと、
    前記バグフィルタの1つで清浄化したガスを他のバグフ
    ィルタに供給して逆洗する配管系統とを有することを特
    徴とする自立型バグフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記バグフィルタが1のバグフィルタケ
    ーシング内を仕切り壁により少くとも2つに区画し一体
    構造として構成したことを特徴とする請求項1記載の自
    立型バグフィルタ。
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