JP3292761B2 - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP3292761B2 JP11800093A JP11800093A JP3292761B2 JP 3292761 B2 JP3292761 B2 JP 3292761B2 JP 11800093 A JP11800093 A JP 11800093A JP 11800093 A JP11800093 A JP 11800093A JP 3292761 B2 JP3292761 B2 JP 3292761B2
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佳津江 岡上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーム半田、導体ペ
ースト、絶縁体ペーストなどの各種印刷材料を被印刷面
上に印刷、塗布する印刷装置および印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子回路基板の製造におい
て、プリント基板上にチップ部品などの電子部品を半田
付けする際には、一般にクリーム半田が用いられるが、
このクリーム半田を所望のパターンに印刷、塗布するた
めにクリーム半田印刷装置が用いられている。
【0003】従来のクリーム半田の印刷は、以下のよう
な方法および装置で行われていた。図5の(a),
(b)において、1はプリント基板、2はクリーム半田
4を印刷するランド、3はソルダーレジスト、5は所望
のパターンの開口部6が形成された金属製のマスク、7
はマスク5上を直線移動する印刷用のスキージである。
【0004】クリーム半田4の印刷は、プリント基板1
上にマスク5を位置決めして重ね合わせ、スキージ7を
マスク5上に適正な印圧で接触させた状態で直線移動さ
せ、クリーム半田4をマスク5の開口部6に充填させた
後、プリント基板1からマスク5を離して、マスク5を
介してプリント基板1上にクリーム半田4を所望のパタ
ーンに印刷、塗布することにより行われる。
【0005】この、クリーム半田印刷を連続して行う
と、図5の(b)に示すように、マスク5の裏面にクリ
ーム半田4が回り込んで付着する。そこで、通常、印刷
装置には付着したクリーム半田4を除去できるように、
図6に示すようなクリーナー9が設けられている。同図
において、10はクリーニングスキージ、11はクリー
ニングペーパー、12はクリーニングペーパー供給部、
13はクリーニングペーパー巻取部である。なお、8は
マスクフレームである。
【0006】クリーニング動作は以下のように行われ
る。まず、クリーナー9全体を位置Aに移動させてクリ
ーニングスキージ10を上昇させ、クリーニングペーパ
ー11を介してマスク5に接触させる。この状態を維持
しながらクリーナー9を位置Bの方向へ移動させる。位
置Bまで移動させるとクリーニングスキージ10を下降
させ、次に、クリーニングペーパー巻取部13によりク
リーニングを行ったクリーニングペーパー11を巻き取
り、それに伴いクリーニングペーパー供給部12より供
給する。その後、再びクリーニングスキージ10を上昇
させ、上記と同様にして位置Aの方向へ移動させる。位
置Aまで移動させるとクリーニングスキージ10を下降
させて、クリーナー9を初期の位置に戻し、クリーニン
グ動作を終了する。
【0007】また近年では、図7に示すように、上記構
成に加えて、エアー噴射機構14に接続されたエアー噴
射部16と、エアー吸引機構15に接続されたエアー吸
引部17とを備えたクリーニング手段を設けたものが提
案されている。18はエアー吸引部17に設けられたフ
ィルタ、20はクリーニングペーパー21の供給部、2
2はその巻取部である。
【0008】クリーニング動作時には、エアー噴射部1
6とエアー吸引部17とを位置Aに移動させ、エアー噴
射部16を下降させ、エアー吸引部17を上昇させてそ
れぞれの先端を接触部23、24でマスク5に接触させ
る。この状態を維持しながらエアー噴射部16およびエ
アー吸引部17をマスク5に沿って同期して位置Bに向
けて移動させ、マスク5の開口部6および裏面に付着し
たクリーム半田4を除去する。すなわち、まずエアー吸
引機構15に接続しているエアー吸引部17をエアーが
容易に通過する程度のクリーニングペーパー21を介し
てマスク5に接触させ、次にエアー噴射部16もマスク
5に接触させてエアーの噴射および吸引により開口部6
に付着したクリーム半田4を飛散あるいはマスク5の裏
面側に流出させ、接触部23で流出して付着したクリー
ム半田4を除去するとともに飛散したクリーム半田4を
クリーニングペーパー21で回収する。こうして、開口
部6に付着したクリーム半田4の除去を終了した後、エ
アー噴射機構14およびエアー吸引機構15によるエア
ー噴射、吸引を停止し、エアー噴射部16を上昇させ、
エアー吸引部17を下降させた後、初期状態に戻ってク
リーニング動作を終了する。
【0009】このエアーを噴射し、吸引する印刷装置に
よれば、図6に示す、単にクリーニングペーパー11の
みによるクリーニングに比べて、クリーム半田4の除去
率を向上させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す上記印刷装置によっても、マスク5に若干のクリー
ム半田4が残留してしまい、印刷面に形状くずれやにじ
みを生じるという問題があり、特に図8に示すように、
エッチングによりマスク5を開口させて開口部6の厚み
方向の中央に突部5aが形成されている場合には、エア
ーがa方向に流れ易くなるため、開口部6における突部
5aよりエアー流れ方向下流側の面5bに付着したクリ
ーム半田4が残留する傾向があった。
【0011】本発明は上記問題を解決するもので、マス
クの開口形状に影響されることなくクリーム半田などの
印刷材料を高い除去率でクリーニングすることのできる
印刷装置および印刷方法を提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、所定のパターンの開口部が形成された印刷
用のマスクを介して被印刷面に印刷材料を印刷する印刷
装置において、前記マスクに残留した前記印刷材料
去用の液体を前記マスクの上面より供給する液体供給手
段と、前記マスクの下面に位置する吸引手段とを備え、
前記液体が前記開口部を経て前記マスクに残留した前記
印刷材料とともに前記マスクの下面から前記吸引手段に
より吸引されるものである。また、これに加えて、マス
クに当接しマスクを振動させる振動手段を設けたもので
ある
【0013】
【作用】上記構成により、液体供給手段からマスクに供
給された残留印刷材料除去用の液体は、マスクに付着し
た残留印刷材料を伴いながらマスクの開口部に沿って流
れ、吸引手段によりマスクから吸引される。この際、振
動手段によりマスクおよび残留印刷材料が振動されて残
留印刷材料がマスクの表面より良好に分離されて前記液
体内に含まれる状態となるため、マスクの開口形状に影
響されることなく残留印刷材料を高い除去率でクリーニ
ングすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるクリーム半田
印刷装置を図面に基づき説明する。なお、従来例で説明
した構成要素と同機能のものには同符号を付し、その説
明は省略する。
【0015】図1,図2に示すように、クリーム半田印
刷装置には、マスク5の上面側に残留印刷材料除去用の
溶剤31を塗布する液体供給手段としての溶剤塗布装置
32と、マスク5およびこのマスク5に残留したクリー
ム半田4を超音波により振動させる振動手段としての超
音波発生装置33と、クリーニングペーパー11を所定
方向に供給して巻き取るクリーニングペーパー供給部2
1およびクリーニングペーパー巻取部22と、残留した
クリーム半田4および溶剤31をマスク5の下面側から
吸引する吸引手段としてのエアー吸引部17とが備えら
れている。
【0016】このクリーム半田印刷装置において、印刷
時には図3に示すように、プリント基板1上にマスク5
を位置決めして重ね合わせ、スキージ7をマスク5上に
適正な印圧で接触させた状態で直線移動させ、クリーム
半田4をマスク5の開口部6(図5参照)に充填させた
後、プリント基板1上にクリーム半田4を所望のパター
ンに印刷、塗布する。
【0017】次に、図1,図2に示すように、溶剤塗布
装置32、超音波発生装置33およびエアー吸引部17
を同期させて位置A(図6参照)に移動させる。そし
て、溶剤塗布装置32および超音波発生装置33を下降
させて、溶剤塗布装置32をマスク5に近接させるとと
もに超音波発生装置33をマスク5の上面側に接触さ
せ、この後、溶剤塗布装置32により残留印刷材料除去
用の溶剤31を塗布するとともに超音波発生装置33か
ら超音波を発生させる。また、エアー吸引部17を上昇
させてクリーニングペーパー1をマスク5の下面側に接
触させる。そして、溶剤塗布装置32、超音波発生装置
33およびエアー吸引部17を駆動し、この状態で、位
置B(図6参照)に向けて同期させて周期的に上下に離
反、接触させながら移動させて、溶剤31をかき取りな
がらマスク5の開口部6および裏面に残留したクリーム
半田4を除去する。その後、位置Bまで移動された溶剤
塗布装置32、超音波発生装置33は上昇され、エアー
吸引部17は下降されてマスク5から離反される。
【0018】すなわち、溶剤塗布装置32により塗布さ
れた溶剤31は、マスク5に付着残留したクリーム半田
4を伴いながらマスク5の開口部6に沿って流れ、エア
ー吸引部17によりマスク5の下面側に吸引され、クリ
ーニングペーパー1により回収される。この際、超音波
発生装置33により発生された超音波によりマスク5お
よび残留したクリーム半田4が振動されるため、残留し
たクリーム半田4はマスク5の表面より良好に分離され
て溶剤31に含まれる。したがって、図4に示すよう
に、エッチングによりマスク5を開口させて開口部6の
厚み方向の中央に突部5aが形成された場合でも、開口
部6に沿って(矢印にて示す)流れる溶剤31により残
留したクリーム半田4はマスク5の開口形状に影響され
ることなく良好に除去される。
【0019】なお、上記実施例においては、残留した全
てのクリーム半田4を溶剤31により除去する場合を述
べたが、この溶剤31によるクリーム半田4の除去動作
の前に、クリーナ9(図6参照)によりマスク5の裏面
に付着したクリーム半田4を予め除去するように構成し
てもよい。そして、溶剤の代わりに水を用いることも可
能であり、さらに、溶剤31や水を、マスク5の下面側
から供給したり、両面から供給してもよい。
【0020】また、マスク5の開口状態を認識する撮像
装置などを設けて、マスク5の開口状態に応じて上記ク
リーニング動作を行ったり、クリーニング状況を認識し
て検査させたりする構成としてもよい。さらに、上記実
施例においては、振動手段として超音波発生装置を用い
た場合を述べたが、一般の振動装置を用いてもクリーニ
ング効果を有する。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、液体供給
手段によりマスクに残留印刷材料除去用の液体を供給
し、振動手段によりマスクおよび残留印刷材料を振動さ
せ、吸引手段により残留印刷材料および液体をマスクか
ら吸引することにより、マスクの開口形状に影響される
ことなく残留印刷材料を高い除去率でクリーニングする
ことができる。
【0022】また、振動手段として超音波発生装置を用
いることにより、残留印刷材料の除去率を一層向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるクリーム半田印刷装置
の要部断面図
【図2】同クリーム半田印刷装置の斜視図
【図3】同クリーム半田印刷装置のクリーム半田印刷工
程を示す図
【図4】同クリーム半田印刷装置の溶剤の流れ状態を示
す断面図
【図5】(a)および(b)はそれぞれ従来のクリーム
半田印刷を示す概略断面図
【図6】従来のクリーナの概略断面図
【図7】他の従来のクリーナの概略断面図
【図8】従来のクリーニング状況を示す概略断面図
【符号の説明】
4 クリーム半田 5 マスク 6 開口部 17 エアー吸引部(吸引手段) 31 溶剤(残留印刷材料除去用の液体) 32 溶剤塗布装置(液体供給手段) 33 超音波発生手段(振動手段)
フロントページの続き (72)発明者 岡上 佳津江 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中村 洋一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−28544(JP,A) 特開 昭63−43733(JP,A) 特開 平5−50578(JP,A) 特開 平4−35090(JP,A) 特開 平4−35950(JP,A) 特開 平2−131374(JP,A) 実願 平1−40351号(実開 平2− 131374号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/00 - 15/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパターンの開口部が形成された印
    刷用のマスクを介して被印刷面に印刷材料を印刷する
    刷装置において、前記マスクに残留した前記印刷材料
    除去用の液体を前記マスクの上面より供給する液体供給
    手段と、前記マスクの下面に位置する吸引手段とを備
    え、前記液体が前記開口部を経て前記マスクに残留した
    前記印刷材料とともに前記マスクの下面から前記吸引手
    段により吸引される印刷装置。
  2. 【請求項2】 マスクに当接しマスクを振動させる振動
    手段を設けた請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 所定のパターンの開口部が形成された印
    刷用のマスクを介して被印刷面に印刷材料を印刷する印
    刷方法において、前記マスクに残留した前記印刷材料の
    除去用の液体を前記マスクの上面より液体を供給し、マ
    スクを振動させ、前記液体が前記開口部を経て前記マス
    クに残留した前記印刷材料とともに前記マスクの下面か
    ら吸引される印刷方法。
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