JP3291666B2 - 通帳伝票プリンタ - Google Patents
通帳伝票プリンタInfo
- Publication number
- JP3291666B2 JP3291666B2 JP02501994A JP2501994A JP3291666B2 JP 3291666 B2 JP3291666 B2 JP 3291666B2 JP 02501994 A JP02501994 A JP 02501994A JP 2501994 A JP2501994 A JP 2501994A JP 3291666 B2 JP3291666 B2 JP 3291666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- guide plate
- medium insertion
- side wall
- insertion surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Manual Feeding Of Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関などで使用さ
れる通帳伝票プリンタに係り、さらに詳しくは、この通
帳伝票プリンタにおける媒体挿入部の構造に関するもの
である。
れる通帳伝票プリンタに係り、さらに詳しくは、この通
帳伝票プリンタにおける媒体挿入部の構造に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の通帳伝票プリンタに媒体を挿入す
る場合は、オペレータは、先ず、媒体挿入部の媒体挿入
面に媒体を載置し、媒体の一方の縁部を媒体挿入面の側
方に設けた突き当て面に突き当て、これに沿って媒体を
挿入し、あるいは、媒体挿入面に媒体を載置すると共
に、媒体挿入面の側方に設けたガイドに媒体の縁部を挿
入して突き当て面に突き当て、これに沿って媒体を挿入
していた。
る場合は、オペレータは、先ず、媒体挿入部の媒体挿入
面に媒体を載置し、媒体の一方の縁部を媒体挿入面の側
方に設けた突き当て面に突き当て、これに沿って媒体を
挿入し、あるいは、媒体挿入面に媒体を載置すると共
に、媒体挿入面の側方に設けたガイドに媒体の縁部を挿
入して突き当て面に突き当て、これに沿って媒体を挿入
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前者の場合は、媒体が
薄くて腰が弱い場合や、媒体が上側にカールしている状
態では、媒体を突き当て面に突き当てる際媒体がめくれ
上ってしまい、媒体挿入時にスキューしたり、媒体挿入
部の上側に媒体が引掛かるなどして正確に挿入できない
ことがあった。
薄くて腰が弱い場合や、媒体が上側にカールしている状
態では、媒体を突き当て面に突き当てる際媒体がめくれ
上ってしまい、媒体挿入時にスキューしたり、媒体挿入
部の上側に媒体が引掛かるなどして正確に挿入できない
ことがあった。
【０００４】また、後者の場合は、媒体の縁部がガイド
に挿入されるためめくれ上がらないので正確に挿入し易
いが、通常の腰の強い媒体を挿入する場合も、常に媒体
の縁部をガイドに挿入して突き当て面につき当てなけれ
ばならないため、挿入作業がわずらわしく作業能率が悪
いという問題があった。このように、従来の通帳伝票プ
リンタはいずれの場合も一長一短があり、また、オペレ
ータ個々の経験や感覚に依存する問題であるため、抜本
的な解決は困難とされていた。
に挿入されるためめくれ上がらないので正確に挿入し易
いが、通常の腰の強い媒体を挿入する場合も、常に媒体
の縁部をガイドに挿入して突き当て面につき当てなけれ
ばならないため、挿入作業がわずらわしく作業能率が悪
いという問題があった。このように、従来の通帳伝票プ
リンタはいずれの場合も一長一短があり、また、オペレ
ータ個々の経験や感覚に依存する問題であるため、抜本
的な解決は困難とされていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通帳伝票プ
リンタは、媒体挿入部の少なくとも一方の側壁に、媒体
の状態に応じて選択的に側壁とほぼ同一平面に保持され
又は媒体挿入面とほぼ平行に保持されて、媒体挿入面と
ほぼ平行に保持されたときに媒体挿入面との間に空間部
を形成するガイド板を有するガイド手段を備えたもので
ある。
リンタは、媒体挿入部の少なくとも一方の側壁に、媒体
の状態に応じて選択的に側壁とほぼ同一平面に保持され
又は媒体挿入面とほぼ平行に保持されて、媒体挿入面と
ほぼ平行に保持されたときに媒体挿入面との間に空間部
を形成するガイド板を有するガイド手段を備えたもので
ある。
【０００６】
【作用】通常の腰の強い媒体を挿入する場合は、ガイド
板を側壁とほぼ同一平面に保持した状態で媒体を媒体挿
入面上に載置し、その縁部を側壁に突き当て、側壁に沿
って挿入する。薄く腰の弱い媒体を挿入する場合は、ガ
イド板を媒体挿入面とほぼ平行に保持し、媒体を媒体挿
入面上に載置してその縁部を媒体挿入面とガイド板との
間に形成された空間部に挿入して側壁に突き当て、側壁
に沿って挿入する。このように、オペレータは媒体の状
態に応じてガイド手段の使用、不使用を任意に選択する
ことができる。
板を側壁とほぼ同一平面に保持した状態で媒体を媒体挿
入面上に載置し、その縁部を側壁に突き当て、側壁に沿
って挿入する。薄く腰の弱い媒体を挿入する場合は、ガ
イド板を媒体挿入面とほぼ平行に保持し、媒体を媒体挿
入面上に載置してその縁部を媒体挿入面とガイド板との
間に形成された空間部に挿入して側壁に突き当て、側壁
に沿って挿入する。このように、オペレータは媒体の状
態に応じてガイド手段の使用、不使用を任意に選択する
ことができる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の要部を示す斜視図、図２はそ
の作用説明図である。両図において、１は筐体、２は筐
体１の前面に設けられた媒体挿入部で、媒体挿入面３，
４及びその両側に設けられ、媒体の突き当て面となる側
壁５とからなっている。６はガイド手段で、側壁５に設
けた凹状の収納部７と、その下部に回動可能に装着され
たガイド板８とによって構成されており、その一例を図
３、図４に示す。
の作用説明図である。両図において、１は筐体、２は筐
体１の前面に設けられた媒体挿入部で、媒体挿入面３，
４及びその両側に設けられ、媒体の突き当て面となる側
壁５とからなっている。６はガイド手段で、側壁５に設
けた凹状の収納部７と、その下部に回動可能に装着され
たガイド板８とによって構成されており、その一例を図
３、図４に示す。
【０００８】ガイド板８の下部両側には円筒部９，９が
形成されており、この円筒部９，９には軸１０，１０が
挿入固定され、側壁５に設けた軸受部（図示せず）に回
動可能に装着されている。１１はガイド板８の上方に設
けた指掛け部である。なお、この指掛け部１１の形状及
び設置場所は適宜変更することができる。このガイド板
８は上方に回動することにより収納部７内に収容され、
その前面は側壁５とほぼ同一平面に保持される。また、
下方に回動することにより媒体挿入面３とほぼ平行に保
持され、媒体挿入面３との間に空間部１２が形成され
る。
形成されており、この円筒部９，９には軸１０，１０が
挿入固定され、側壁５に設けた軸受部（図示せず）に回
動可能に装着されている。１１はガイド板８の上方に設
けた指掛け部である。なお、この指掛け部１１の形状及
び設置場所は適宜変更することができる。このガイド板
８は上方に回動することにより収納部７内に収容され、
その前面は側壁５とほぼ同一平面に保持される。また、
下方に回動することにより媒体挿入面３とほぼ平行に保
持され、媒体挿入面３との間に空間部１２が形成され
る。
【０００９】１３ａはガイド板８を収納部７に収納した
状態で円筒部１０，１０の下端部に設けた第１の係止
部、１３ｂは第１の係止部１３ａから９０°外側の位置
に設けた第２の係止部である。１４は収納部７の下部に
おいてその側壁を薄肉に形成し、下端部を切除して弾性
を付与した係止片で、係止爪１５が設けられている。
状態で円筒部１０，１０の下端部に設けた第１の係止
部、１３ｂは第１の係止部１３ａから９０°外側の位置
に設けた第２の係止部である。１４は収納部７の下部に
おいてその側壁を薄肉に形成し、下端部を切除して弾性
を付与した係止片で、係止爪１５が設けられている。
【００１０】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。通常の腰の強い媒体を挿入する場合は、図
１、図４（ａ）に示すように、ガイド板８を収納部７内
に収納する。このとき、円筒部９，９に設けた第２の係
止部１３ｂが係止爪１５に係止し、ガイド板８は収納部
７内に確実に保持される。そして、媒体挿入面３又は４
に媒体を載置して側縁を突き当て面（側壁５）に突き当
て、突き当て面に沿って挿入する。
を説明する。通常の腰の強い媒体を挿入する場合は、図
１、図４（ａ）に示すように、ガイド板８を収納部７内
に収納する。このとき、円筒部９，９に設けた第２の係
止部１３ｂが係止爪１５に係止し、ガイド板８は収納部
７内に確実に保持される。そして、媒体挿入面３又は４
に媒体を載置して側縁を突き当て面（側壁５）に突き当
て、突き当て面に沿って挿入する。
【００１１】また、薄くて腰の弱い媒体を挿入する場合
は、指掛け部１１に指を掛けてガイド板８を９０°回動
させる。このとき、第２の係止部１３ｂが係止爪１５か
ら外れて第１の係止部１３ａが係止爪１５に係止し、ガ
イド板８は媒体挿入面３とほぼ平行に、かつ媒体挿入面
３との間に空間部１２を隔てて保持される。そして、媒
体挿入面３に媒体を載置してその縁部を媒体挿入面３と
ガイド板８とで形成した空間部１２に挿入して突き当て
面に突き当て、突き当て面に沿って挿入する。
は、指掛け部１１に指を掛けてガイド板８を９０°回動
させる。このとき、第２の係止部１３ｂが係止爪１５か
ら外れて第１の係止部１３ａが係止爪１５に係止し、ガ
イド板８は媒体挿入面３とほぼ平行に、かつ媒体挿入面
３との間に空間部１２を隔てて保持される。そして、媒
体挿入面３に媒体を載置してその縁部を媒体挿入面３と
ガイド板８とで形成した空間部１２に挿入して突き当て
面に突き当て、突き当て面に沿って挿入する。
【００１２】上記の実施例では、ガイド板８の円筒部
９，９に第１、第２の係止部１３ａ，１３ｂを設け、こ
れを収納部７の側壁に設けた係止片１４の係止爪１５に
係止させて、ガイド板８を収納部７内又は媒体挿入面３
と平行に保持させる場合について説明したが、ガイド板
８の保持手段はこれに限定するものではなく、例えば、
収納部７の側壁面とガイド板８の内面側に永久磁石と鉄
片を取付け、ガイド板８を収納部７内に収納したときは
その吸着力により保持し、ガイド板８を９０°回動した
ときは、側壁５の縁部で保持するなど、適宜変更するこ
とができる。
９，９に第１、第２の係止部１３ａ，１３ｂを設け、こ
れを収納部７の側壁に設けた係止片１４の係止爪１５に
係止させて、ガイド板８を収納部７内又は媒体挿入面３
と平行に保持させる場合について説明したが、ガイド板
８の保持手段はこれに限定するものではなく、例えば、
収納部７の側壁面とガイド板８の内面側に永久磁石と鉄
片を取付け、ガイド板８を収納部７内に収納したときは
その吸着力により保持し、ガイド板８を９０°回動した
ときは、側壁５の縁部で保持するなど、適宜変更するこ
とができる。
【００１３】また、上記の実施例では媒体挿入面３の側
壁にガイド手段６を設けた場合を示したが、媒体挿入面
４の側壁に設けてもよく、あるいは媒体挿入面３，４の
両方の側壁にガイド手段６を設けてもよい。
壁にガイド手段６を設けた場合を示したが、媒体挿入面
４の側壁に設けてもよく、あるいは媒体挿入面３，４の
両方の側壁にガイド手段６を設けてもよい。
【００１４】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る通帳
伝票プリンタは、媒体挿入部の少なくとも一方の側壁
に、媒体の状態に応じて選択的に側壁とほぼ同一平面に
保持され又は媒体挿入面とほぼ平行に保持されて、媒体
挿入面とほぼ平行に保持されたときに媒体挿入面との間
に空間部を形成するガイド板を有するガイド手段を設け
たので、オペレータが媒体の状態に応じて自からの選択
によりガイド板を側壁とほぼ同一平面に保持し、又はガ
イド板を媒体挿入面とほぼ平行に保持してガイドとして
媒体を挿入できるように構成することにより、媒体を媒
体挿入部に確実に挿入することができ、作業能率を向上
することができる。
伝票プリンタは、媒体挿入部の少なくとも一方の側壁
に、媒体の状態に応じて選択的に側壁とほぼ同一平面に
保持され又は媒体挿入面とほぼ平行に保持されて、媒体
挿入面とほぼ平行に保持されたときに媒体挿入面との間
に空間部を形成するガイド板を有するガイド手段を設け
たので、オペレータが媒体の状態に応じて自からの選択
によりガイド板を側壁とほぼ同一平面に保持し、又はガ
イド板を媒体挿入面とほぼ平行に保持してガイドとして
媒体を挿入できるように構成することにより、媒体を媒
体挿入部に確実に挿入することができ、作業能率を向上
することができる。
【００１５】また、側壁に設けた収納部と、この収納部
に回動可能に装着されたガイド板と、ガイド板を収納部
内又は媒体挿入面とほぼ平行に保持する保持手段とによ
ってガイド手段を構成したので、例えば通常の腰の強い
媒体を挿入する場合、保持手段によってガイド板を収納
部内に確実に保持して媒体の挿入に支障を来すことがな
く、薄く腰の弱い媒体を挿入する場合、保持手段によっ
てガイド板を媒体挿入部と平行に空間部を介して確実に
保持し、媒体のガイドを行なうことができる。
に回動可能に装着されたガイド板と、ガイド板を収納部
内又は媒体挿入面とほぼ平行に保持する保持手段とによ
ってガイド手段を構成したので、例えば通常の腰の強い
媒体を挿入する場合、保持手段によってガイド板を収納
部内に確実に保持して媒体の挿入に支障を来すことがな
く、薄く腰の弱い媒体を挿入する場合、保持手段によっ
てガイド板を媒体挿入部と平行に空間部を介して確実に
保持し、媒体のガイドを行なうことができる。
【図１】本発明実施例の要部を示す斜視図である。
【図２】図１の作用説明図である。
【図３】図１のガイド手段の正面図である。
【図４】（ａ），（ｂ）はガイド手段の作用説明図であ
る。
る。
１ 筐体 ２ 媒体挿入部 ３，４ 媒体挿入面 ５ 側壁 ６ ガイド手段 ７ 収納部 ８ ガイド板 １０ 軸 １１ 指掛け部 １２ 空間部 １３ａ，１３ｂ 係止部 １５ 係止爪
Claims (2)
- 【請求項１】 媒体挿入面とその両側に該媒体挿入面に
対して垂直に設けた側壁とを有する媒体挿入部を備えた
通帳伝票プリンタにおいて、 前記側壁の少なくとも一方に、媒体の状態に応じて選択
的に該側壁とほぼ同一平面に保持され又は前記媒体挿入
面とほぼ平行に保持されて、前記媒体挿入面とほぼ平行
に保持されたときに該媒体挿入面との間に空間部を形成
するガイド板を有するガイド手段を備えたことを特徴と
する通帳伝票プリンタ。 - 【請求項２】 前記ガイド手段を、側壁に設けた収納部
と、該収納部内に回動可能に装着されたガイド板と、該
ガイド板を前記収納部内又は前記媒体挿入面とほぼ平行
に保持する保持手段とによって構成したことを特徴とす
る請求項１記載の通帳伝票プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02501994A JP3291666B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 通帳伝票プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02501994A JP3291666B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 通帳伝票プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232843A JPH07232843A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3291666B2 true JP3291666B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=12154203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02501994A Expired - Fee Related JP3291666B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 通帳伝票プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3291666B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP02501994A patent/JP3291666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07232843A (ja) | 1995-09-05 |
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Legal Events
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329 Year of fee payment: 8 |
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