JP3331395B2 - ソフト収納ケースの保持具 - Google Patents

ソフト収納ケースの保持具

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JP3331395B2
JP3331395B2 JP03046399A JP3046399A JP3331395B2 JP 3331395 B2 JP3331395 B2 JP 3331395B2 JP 03046399 A JP03046399 A JP 03046399A JP 3046399 A JP3046399 A JP 3046399A JP 3331395 B2 JP3331395 B2 JP 3331395B2
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JP
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storage case
opening
stopper
soft storage
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保 中筋
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KABUSHIKI KAISHA SAN-EI
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所謂CDソフト
やファミコンソフト等の販売店やレンタル店で、前記ソ
フトを収納したケース(この明細書ではソフト収納ケー
スという)を陳列するときに使用されているソフト収納
ケースの保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソフト収納ケースの保持具としては、特
開平10−53292号のように、本体にソフト収納ケ
ースを挿脱自在な開放部を設けると共に周壁部に開孔を
設け、前記開孔に挿入する態様で取り付けた状態におい
て、開放部の少なくとも一部を遮りソフト収納ケースに
対面するケース離脱防止用のストッパーを具備させて成
り、ストッパーの外壁両側面に押し込み可能に形成され
た複数の爪が上記開孔を構成する両側壁面に形成された
複数の貫通孔に挿入される態様で本体に対して抜け止め
状態となり、貫通孔を介して複数の爪を同時に押し込む
複数の軸部を有した解除具によって前記抜け止め状態を
解除し得るようにしたものがあった。
【0003】しかし、この従来の保持具は、外側から前
記爪を押し込めば抜け止め状態を解除できるため、実際
に盗難を確実に防止できるかどうか不安があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、ソフトの盗難をより一層確実に防止できるソフト収
納ケースの保持具を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のソフト収納ケ
ースの保持具は、本体1にソフト収納ケースKを挿脱自
在とした開放部10を設けると共に前記本体1の周壁部
11に開孔12を設け、他方、前記開孔12に挿入する
態様で取り付けた状態において、開放部10の少なくと
も一部を遮りソフト収納ケースKに対面するケース離脱
防止用のストッパー2を具備させて成るものであって、
ストッパー2は、これの外壁の一方の面に押し込み可能
に形成された複数の爪20が上記開孔12を構成する一
方の壁面に形成された複数の貫通孔13に挿入されると
共に、外壁の他方の面に形成された凹部27に上記開孔
12を構成する他方の壁面に設けられた係止片19が入
るようにした態様で本体1に対して抜け止め状態となる
ものとしている。
【0006】また、この保持具は、前記貫通孔13を介
して複数の爪20を同時に押し込む複数の軸部80と、
前記係止片19を引きつける磁石81を有した解除具8
によって前記抜け止め状態を解除することができる。
【0007】そしてこのソフト収納ケースの保持具の機
能については以下の発明の実施の形態の欄において詳述
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0009】図1は、この発明の実施形態であるソフト
収納ケースの保持具SHであり、その内部にCDソフト
収納ケースKが収容されているものを示している。
【0010】このソフト収納ケースの保持具は、図1や
図2に示すように、本体1と、前記本体1の周壁部11
に着脱可能に取り付けられたストッパー2とから成るも
ので、前記ストッパー2は図2に示す解除具8により開
錠できるようにしてある。ここで開錠とは、ストッパー
2を図6に示す挿入状態から図8に示す突出状態にさ
せ、本体1内に収容されているCDソフト収納ケースK
を取り出し得る状態にすることをいう。
【0011】以下に、この保持具の各構成等について詳
述する。
【0012】本体1は、図1や図2に示すように、CD
ソフト収納ケースKの形状に対応させて形成された合成
樹脂製のものであり、前面をCDソフト収納ケースKが
挿脱される開放部10としたものである。
【0013】前記本体1は、図1や図2に示すように、
上側の周壁部11を背高にしてあり、この周壁部11に
ストッパー2を挿入する態様で取り付けるための開孔1
2を設けてある。この開孔12を構成する一方の壁(後
壁12b)には、図2に示すように、四個の貫通孔13
を形成してあり、前記貫通孔13の上方には傾斜面14
を形成してある。
【0014】また、図2に示すように、本体1の内面に
はストッパー2の挿脱をガイドする案内条16a,16
a,16a及び案内溝16bを形成してあり、他方、ス
トッパー2が必要以上に開孔12の奥側に入らないよう
にするための止め棒15bを設けてある。
【0015】そして、開孔12を構成する他方の壁(前
壁12a)には、図3に示すように、内側に弾性を有す
る係止片19を設けている。係止片19は鉄製の板バネ
としており、中央部を前壁12aに固着し、両端部を後
方に突出するように曲がった形状としている。
【0016】その他、この本体1には、図1や図2に示
すように、開放部10の下角部に設けられた小さな固定
ストッパー17と、前記固定ストッパー17と対向する
後壁18部分に形成された三角形状の孔18aと、前記
後壁18の中程に設けられたCDソフト収納ケースKの
抜き取りを容易ならしめる孔18bと、バーコードが印
刷された盗難検知用タグを貼設するための貼設部18c
(この部分については壁厚を小さく設定してある)とを
具備させてある。
【0017】ストッパー2は合成樹脂製のもので、図2
や図6に示すように、下側開放の直方体状に形成された
係止部2aと、前記係止部2aの前壁22の下部に延設
した一対の遮蔽板2bとから成り、図2や図4に示す如
く前記係止部2aの後壁には左右対象に二個づつ爪20
を形成してある。ここで、爪20は、図6に示すよう
に、係止部2aの後壁23に逆コ字状のスリットSを形
成する態様で構成された弾性片21の自由端部に配設し
てあり、自然状態では後壁面より突出し且つ押圧力によ
り後壁23内に没入し得るようにしてある。そして、前
記爪20は、上端が後壁23から突出し且つ下端が後壁
23と略面一となるような傾斜面20aを有するものと
してある。
【0018】なお、このストッパー2の外面には、案内
条16a,16a,16a及び案内溝16bに嵌まり込
む案内溝26a,26a,26a及び案内条26bを形
成してある(図2参照)。
【0019】また、このストッパー2の前後壁には図2
や図5に示すように、遮蔽板2b,2b相互間と対応す
る位置に凹み部24を形成してあり、この凹み部24と
上記止め棒15bとの当接によりストッパー2が必要以
上に開孔12の奥側に入らないようになっている。
【0020】そして、このストッパー2の係止部2aの
前壁22には、凹部27を形成している。凹部27は前
記係止片19よりやや大きい幅を有しており、ストッパ
ー2を本体に取り付けた場合、自然状態では、この凹部
27に前記係止片19の両端部が進入して係止状態とな
る。
【0021】解除具8は、図2や図7に示すように、円
筒体の下部を軸方向に切欠いて形成したものであり、そ
の一方の端縁部であって上記貫通孔13と対応する位置
に軸部80(先端部に同図に示す傾斜面80aを有す
る)を形成してある。また、解除具8の他方の端縁部の
内側には、前記係止片19と対応する位置に磁石81を
設けている。
【0022】この解除具8は握力・弾性復帰力により対
向する両端縁部相互間が接近・離反状態となるものとし
てあり、図8の二点鎖線に示す如く、解除具8の他方の
端縁部が前壁12aに当接すると共に、一方の端縁部の
軸部80がストッパー2の爪20の傾斜面20aを押し
込み得るようにしてある。なお、前記状態になったスト
ッパー2は、前記係止片19が磁石81の磁力により外
方に引きつけられて係止片19と凹部27との係止状態
が解除されると共に、弾性復帰力により傾斜面20aが
軸部80及び傾斜面14を滑るようにして開孔12から
飛び出し、開錠状態となる。
【0023】このように、解除具8は複雑な形状で同時
に4個もの爪20を押し込むものとしており、しかも係
止片19と凹部27との係止状態を磁力により解除しな
ければならないため、店員以外の者では開錠状態にする
ことができず、従来の技術の欄に記載したものよりも、
一層確実に盗難を防止できる。
【0024】なお、上記実施形態の保持具では、開放部
10を本体1の前面部としているが、これに限定され
ず、開放部10を周壁部分とすることもでき、この場
合、ストッパー2の遮蔽板2bにより前記周壁部分に形
成された開放部10を遮るようにする構成とすればよ
い。
【0025】また、上記実施形態の保持具では、保持対
象をCD収納ケースとしてあるが、これに限定すること
なく、他のソフト(ビデオソフト、DVDソフト、所謂
ファミコンソフト等)を保持対象とすることもできる。
【0026】解除具8は、上述のような手に持って操作
できるもの以外にも、据え置き形の装置として構成する
こともできる。さらに、係止片19、凹部27、爪20
の位置、爪20の数等は上述の構成に限定されるもので
はない。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記構成を有するものである
から以下の効果を奏する。
【0028】課題を解決するための手段の欄の内容から
も明らかなように、ソフトの盗難がより確実に防止でき
るソフト収納ケースの保持具を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のソフト収納ケースの保持
具であって、本体にCDソフト収納ケースが収容された
状態を示す斜視図。
【図2】前記ソフト収納ケースの保持具を構成する本
体、ストッパー、解除具を示す斜視図。
【図3】前記本体の上側の周壁部の横断面図。
【図4】前記ソフト収納ケースの保持具を裏面側から見
た斜視図。
【図5】前記ストッパーの正面図。
【図6】前記ソフト収納ケースの保持具の縦断面図。
【図7】前記解除具の縦断面図。
【図8】前記ソフト収納ケースの保持具において、解除
具によりストッパーを本体に対して開錠状態にした縦断
面図。
【符号の説明】
K ソフト収納ケース 1 本体 2 ストッパー 8 解除具 10 開放部 11 周壁部 12 開孔 13 貫通孔 19 係止片 27 凹部 80 軸部 81 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/575

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)にソフト収納ケース(K)を
    挿脱自在とした開放部(10)を設けると共に前記本体
    (1)の周壁部(11)に開孔(12)を設け、他方、
    前記開孔(12)に挿入する態様で取り付けた状態にお
    いて、開放部(10)の少なくとも一部を遮りソフト収
    納ケース(K)に対面するケース離脱防止用のストッパ
    ー(2)を具備させて成るものであって、ストッパー
    (2)は、これの外壁の一方の面に押し込み可能に形成
    された複数の爪(20)が上記開孔(12)を構成する
    一方の壁面に形成された複数の貫通孔(13)に挿入さ
    れると共に、外壁の他方の面に形成された凹部(27)
    に上記開孔(12)を構成する他方の壁面に設けられた
    係止片(19)が入るようにした態様で本体(1)に対
    して抜け止め状態となるようにしたことを特徴とするソ
    フト収納ケースの保持具。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔(13)を介して複数の爪
    (20)を同時に押し込む複数の軸部(80)と、前記
    係止片(19)を引きつける磁石(81)を有した解除
    具(8)によって前記抜け止め状態が解除し得るものと
    した請求項1記載のソフト収納ケースの保持具。
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