JP3291173B2 - 筒部を有する成形品の成形方法と成形装置 - Google Patents

筒部を有する成形品の成形方法と成形装置

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JP3291173B2 JP27063395A JP27063395A JP3291173B2 JP 3291173 B2 JP3291173 B2 JP 3291173B2 JP 27063395 A JP27063395 A JP 27063395A JP 27063395 A JP27063395 A JP 27063395A JP 3291173 B2 JP3291173 B2 JP 3291173B2
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒部を有する成形品の成
形方法と成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりエンジンの騒音低減装置とし
て、図10に示すような通気型遮音壁aがエンジン直下
に装着されている。この通気型遮音壁aは上側パネルb
と下側パネルcとから形成されており、両方のパネル
b、cの内面には高さの異なる2種類の円管状の長管部
dと短管部eとが形成されている。
【0003】このような製品を成形するには一回のイン
ジェクション成形では型抜きができず成形不可能である
ため、厚さ方向に対して二分割にして図11に示すよう
な高精度の金型fとセンターピンp、エジェクタスリー
ブsなどを備えた成形装置mによって精度を高く成形し
てそれを超音波溶着などで組み立てていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インジ
ェクション成形用金型fは密閉型であり高精度に仕上げ
る必要があり、また図12(a)、(b)に示すような
樹脂の注入ゲートgを数か所設けなければならないの
で、金型fの構造が複雑で高価になる。また溶融樹脂を
数か所の注入ゲートgから流し込むため、MI(メルト
インデックス)値の高い流れ性の良い樹脂材料を選ぶ必
要があり、この面でもコスト高であった。即ち、インジ
ェクション成形法によれば高精度の製品を得られるが、
コスト面で高いという欠点と樹脂材料に制約を受けると
いう問題点があった。
【0005】また、エンジンアンダーカバーとして使用
する場合は路面からの石はねを防止するため、通気孔に
桟を設けることが必要でありこの桟の成形も金型を複雑
にしていた。
【0006】また、特公昭58−43012号公報には
上下型をオープン状態にして下型に溶融樹脂を直接自動
投入する成形法が開示されている。この成形法では単な
る穴は成形できるが、筒状のものを成形すると筒部以外
の薄肉部で成形品を突き出すことによる成形品の変形や
亀裂発生のおそれがあって成形不可能であった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するもので、
安価なオープン状態の成形型で低価格の樹脂素材で成形
できる筒部を有する成形品の成形方法を提供することを
第一の目的とする。
【0008】また本発明は、高精度を要さず構造簡単な
筒部を有する成形品の成形装置を提供することを第二の
目的とする。
【0009】さらに本発明は、安価な成形型で樹脂材料
の選択に制約の少ない通気型遮音壁の成形方法を提供す
ることを第三の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに本発明の筒部を有する成形品の成形方法は、上型と
下型とからなるオープン金型の下型を貫通して設けたセ
ンターピンの外面に周接して上下動可能なエジェクタス
リーブを、前記下型面より引き込んで前記センターピン
と前記下型と前記エジェクタスリーブ頂面との間に筒状
の成形スペースを形成し、前記上型と前記下型との間に
出没可能な溶融樹脂注出用アームによって前記下型上に
溶融樹脂を注出し、次に前記上型を下降して前記下型面
より突出したセンターピンに当接してこれと共にさらに
下降し、前記溶融樹脂を加圧して成形品を成形し、冷却
後前記エジェクタスリーブを突上げて前記成形品を取り
出すようにしたことを特徴としている。
【0011】また、前記センターピンの頂面に設けた溝
部と上型成形面とで異物侵入防止桟を成形するようにし
てもよく、さらに、前記センターピンが突き当たる前記
上型の成形面に設けた溝部と前記センターピンの頂面と
で異物侵入防止桟を成形するようにしてもよい。
【0012】また、第二の目的を達成するために本発明
の筒部を有する成形品の成形装置は、上型と下型とから
なるオープン金型と、この上型と下型との間に出没可能
な溶融樹脂注出用アームとを備え、前記下型に、この下
型を貫通し且つ付勢手段によって前記下型面上に突出付
勢されて上下動可能なセンターピンと、このセンターピ
ンの外面に周接して上下動可能なエジェクタスリーブを
設け、前記センターピンと前記下型と前記エジェクタス
リーブ頂面との間に筒状の成形スペースを形成した構成
を有している。
【0013】また、前記付勢手段はスプリングであって
もよく、さらに、前記付勢手段は油圧であってもよい。
【0014】さらに、第三の目的の目的を達成するため
に本発明の通気型遮音壁の成形方法は、上型と下型とか
らなるオープン金型の下型を貫通して設けたセンターピ
ンの外面に周接して上下動可能なエジェクタスリーブ
を、前記下型面より引き込んで前記センターピンと前記
下型と前記エジェクタスリーブ頂面との間に筒状の成形
スペースを形成し、前記上型と前記下型との間に出没可
能な溶融樹脂注出用アームによって前記下型上に溶融樹
脂を注出し、次に前記上型を下降して前記下型面より突
出したセンターピンに当接してこれと共にさらに下降
し、前記溶融樹脂を加圧して成形品を成形し、冷却後前
記エジェクタスリーブを突上げて通気型遮音壁である前
記成形品を取り出すようにしたことを特徴としている。
【0015】
【作用】この方法によって、インジェクション成形法に
よらずオープン金型で成形することができるので、金型
製作費を大幅に低減することができる。また、溶融樹脂
の注入ゲートが不要であるので、MI値のより低い低価
格の樹脂材料の選択ができ、安価でより強度の強い材料
を選ぶことができる。
【0016】また、この構成によって、金型は高精度を
要さず構造簡単で安価な成形装置が得られる。
【0017】また、前記通気型遮音壁の成形方法によっ
て、オープン型で成形することができるので、金型製作
費を大幅に低減することができる。また、樹脂材料の選
択に制約が少なく、より強度の強い材料を選ぶことがで
きる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0019】図1は自動車用のエンジンアンダーカバー
に適応された通気型遮音壁(筒部を有する成形品)の一
部破断斜視図である。通気型遮音壁1は図に示すよう
に、上側パネル2aと下側パネル3aとから形成されて
おり、これら上、下側パネル2a、3aは周辺に高さの
低い側壁2b、3bを有していて、これら側壁2b、3
bの開口縁2c、3cは外側にほぼ直角に屈曲されてい
る。これら開口縁2c、3cを合致させることにより、
内部に空気層4を有する通気型遮音壁1が構成されてい
る。
【0020】また、下側パネル3aには複数の円孔3d
が、下側パネル3aの内面には高さの異なる2種類の円
管状の直管部3eと短管部3fとが形成されており、直
管部3eの端面は上側パネル2aの円孔2dに溶着さ
れ、短管部3fは上側パネル2aの短管部2fと所定の
間隔を保って対向している。
【0021】成形装置10は図2に示すような上下型1
1、12をオープン状態にした装置を使用し、図3に示
すように下型12に埋め込まれたエジェクタスリーブ1
5及びセンターピン14を作用させることにより筒部の
成形のための空間を作り、樹脂が固化した時点でエジェ
クタスリーブ15を上型方向に突き出すことにより離型
させる成形方法を採用している。
【0022】以下に図2及び図3を参照しながら成形装
置について詳述する。
【0023】成形装置10は上型11と下型12と、こ
の上型11と下型12との間に出没可能な溶融樹脂注出
用アーム13とを備え、上型11と下型12との間はオ
ープンスペースとなっている。
【0024】下型12にはスプリング(付勢手段)16
によって上型11方向に付勢されて上下動可能なセンタ
ーピン14と、このセンターピン14の外面に周接して
ノックアウトピン17によって上下動可能なエジェクタ
スリーブ15が設けられており、エジェクタスリーブ1
5を下型12面より引き込むことにより、センターピン
14と下型12とエジェクタスリーブ15頂面との間に
筒部の成形スペース20が形成されるように設定されて
いる。
【0025】次に成形方法を説明する。
【0026】上下型11、12がオープン状態におい
て、図3に示すようにエジェクタスリーブ15は下型1
2下面に引き込まれる。この時センターピン14はスプ
リング16により上型11成形面方向へ付勢されて下型
12成形面より20〜30ミリメートル突出している。
この状態にて溶融樹脂21を下型12成形面上へ直接投
入する。
【0027】次に成形装置10のラムを下降させること
により上型11を下型12方向へ下降させると、上型1
1の成形面がセンターピン14に突き当り、さらにセン
ターピン14と共に下降させ型締めを進行させると、図
4のように成形のための閉空間22が成形され溶融樹脂
21が充満する。そして筒部の成形空間20は上型11
に突き当たっているセンターピン14の側面と下型12
の穴部内周面12aと引き込まれたエジェクタスリーブ
15の項面とで成形される。
【0028】最後に樹脂が冷却固化された時点でノック
アウトピン17によってエジェクタスリーブ15を突き
出して成形品21を下型12から取り出す(図5)。
【0029】以上の方法によれば上型11とセンターピ
ン14との間に樹脂が流れ込むことがなく、製品にバリ
ができない。また、上下型11、12には樹脂注入のゲ
ート加工が一切不要であるので、インジェクション成形
の金型に比べて大幅にコストダウンすることができる。
また、樹脂材料選定についてはインジェクション工法の
ように流れ性の良い物を必要としないのでMI値が低く
安価な材料で、物性値の良い物を使用することができ
る。
【0030】図6はエンジンアンダーカバーにおいて、
路面からの石はねを防止するために設けた通気孔の異物
侵入防止桟用桟5を示すものである。桟5の形状として
は図6の十文字形の他に、図7ような突起形5a、川の
字形5b、X字形5c及び井の字形5dなどがある。桟
5の成形は図8(a)、(b)に示すように、センター
ピン14の頂部に十文字、井の字などの溝6を堀り込ん
で行うか、その他の成形方法として図9(a)、(b)
に示すように、十文字、井の字などの溝7をセンターピ
ン14が突き当たる上型11面に堀って成形する方法な
どがあり、いずれも構造が簡単である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、上型と下型とか
らなるオープン金型の下型を貫通して設けたセンターピ
ンの外面に周接して上下動可能なエジェクタスリーブ
を、前記下型面より引き込んで前記センターピンと前記
下型と前記エジェクタスリーブ頂面との間に筒状の成形
スペースを形成し、前記上型と前記下型との間に出没可
能な溶融樹脂注出用アームによって前記下型上に溶融樹
脂を注出し、次に前記上型を下降して前記下型面より突
出したセンターピンに当接してこれと共にさらに下降
し、前記溶融樹脂を加圧して成形品を成形し、冷却後前
記エジェクタスリーブを突上げて前記成形品を取り出す
ようにすることにより、インジェクション成形によらず
オープン金型で行えるために、金型制作費を大幅に低減
することができる。また樹脂材料の選択がより低価格で
より強度の強い材料を選ぶことができる筒部を有する成
形品の成形法が得られる。
【0032】また本発明は、上型と下型とからなるオー
プン金型と、この上型と下型との間に出没可能な溶融樹
脂注出用アームとを備え、前記下型に、この下型を貫通
し且つ付勢手段によって前記下型面上に突出付勢されて
上下動可能なセンターピンと、このセンターピンの外面
に周接して上下動可能なエジェクタスリーブを設け、前
記センターピンと前記下型と前記エジェクタスリーブ頂
面との間に筒状の成形スペースを形成することにより、
金型は高精度を要さず構造簡単で安価な筒部を有する成
形品の成形装置が得られる。
【0033】さらに、上型と下型とからなるオープン金
型の下型を貫通して設けたセンターピンの外面に周接し
て上下動可能なエジェクタスリーブを、前記下型面より
引き込んで前記センターピンと前記下型と前記エジェク
タスリーブ頂面との間に筒状の成形スペースを形成し、
前記上型と前記下型との間に出没可能な溶融樹脂注出用
アームによって前記下型上に溶融樹脂を注出し、次に前
記上型を下降して前記下型面より突出したセンターピン
に当接してこれと共にさらに下降し、前記溶融樹脂を加
圧して成形品を成形し、冷却後前記エジェクタスリーブ
を突上げて通気型遮音壁である前記成形品を取り出すよ
うにすることにより、オープン金型で成形することがで
きるので、金型製作費を大幅に低減することができる。
また、樹脂材料の選択に制約が少ない通気型遮音壁の成
形法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の筒部を有する成形品の成形
装置によって成形した通気型遮音壁の一部破断斜視図で
ある。
【図2】同筒部を有する成形品の成形装置の概略側面図
である。
【図3】同筒部を有する成形品の成形装置の要部断面図
である。
【図4】同筒部を有する成形品の成形装置の成形時の動
作説明図である。
【図5】同筒部を有する成形品の成形装置の成形品取出
し時の動作説明図である。
【図6】同十文字形異物侵入防止桟を備えた通気型遮音
壁の斜視図である。
【図7】(a)同通気型遮音壁の突起形異物侵入防止桟
の斜視図である。 (b)同通気型遮音壁の川の字形異物侵入防止桟の斜視
図である。 (c)同通気型遮音壁のX字形異物侵入防止桟の斜視図
である。 (d)同通気型遮音壁の井の字形異物侵入防止桟の斜視
図である。
【図8】(a)異物侵入防止桟成形用の溝部を備えた成
形装置の要部断面図である。 (b)同センターピンの斜視図である。
【図9】(a)異物侵入防止桟成形用の溝部を備えた成
形装置の要部断面図である。 (b)同上型成形面の斜視図である。
【図10】従来の筒部を有する成形品の成形装置によっ
て成形した通気型遮音壁の要部斜視図である。
【図11】同筒部を有する成形品の成形装置の要部側面
図である。
【図12】(a)同筒部を有する成形品の成形装置の樹
脂注入口付近の断面図である。 (b)同部分拡大図である。
【符号の説明】
10 成形装置 11 上型 12 下型 13 溶融樹脂注出用アーム 14 センターピン 15 エジェクタスリーブ 16 スプリング(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:30 B29L 31:30 31:60 31:60 (72)発明者 寺島 泰英 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株 式会社内 (72)発明者 藤井 博 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株 式会社内 (72)発明者 味岡 大典 静岡県富士市五味島19−1 山川工業株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−253992(JP,A) 特開 平7−144346(JP,A) 特開 平4−412210(JP,A) 実開 平1−106215(JP,U) 実開 昭51−38058(JP,U) 特公 昭58−43012(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/00 - 43/58 B29C 33/50 B29C 45/40 - 45/44

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型とからなるオープン金型の下
    型を貫通して設けたセンターピンの外面に周接して上下
    動可能なエジェクタスリーブを、前記下型面より引き込
    んで前記センターピンと前記下型と前記エジェクタスリ
    ーブ頂面との間に筒状の成形スペースを形成し、前記上
    型と前記下型との間に出没可能な溶融樹脂注出用アーム
    によって前記下型上に溶融樹脂を注出し、次に前記上型
    を下降して前記下型面より突出したセンターピンに当接
    してこれと共にさらに下降し、前記溶融樹脂を加圧して
    成形品を成形し、冷却後前記エジェクタスリーブを突上
    げて前記成形品を取り出すようにしたことを特徴とする
    筒部を有する成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記センターピンの頂面に設けた溝部と
    前記上型成形面とで異物侵入防止桟を成形するようにし
    た請求項1記載の筒部を有する成形品の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記センターピンが突き当たる前記上型
    の成形面に設けた溝部と前記センターピンの頂面とで異
    物侵入防止桟を成形するようにした請求項1記載の筒部
    を有する成形品の成形方法。
  4. 【請求項4】 上型と下型とからなるオープン金型と、
    この上型と下型との間に出没可能な溶融樹脂注出用アー
    ムとを備え、前記下型に、この下型を貫通し且つ付勢手
    段によって前記下型面上に突出付勢されて上下動可能な
    センターピンと、このセンターピンの外面に周接して上
    下動可能なエジェクタスリーブを設け、前記センターピ
    ンと前記下型と前記エジェクタスリーブ頂面との間に筒
    状の成形スペースを形成したことを特徴とする筒部を有
    する成形品の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段はスプリングである請求項
    4記載の筒部を有する成形品の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記付勢手段は油圧である請求項4記載
    の筒部を有する成形品の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記センターピンの頂面に異物侵入防止
    桟を成形する溝部を設けたことを特徴とする請求項4乃
    至6記載の筒部を有する成形品の成形装置。
  8. 【請求項8】 前記センターピンが突き当たる前記上型
    の成形面に異物侵入防止桟を成形する溝部を設けたこと
    を特徴とする請求項4乃至6記載の筒部を有する成形品
    の成形装置。
  9. 【請求項9】 上型と下型とからなるオープン金型の下
    型を貫通して設けたセンターピンの外面に周接して上下
    動可能なエジェクタスリーブを、前記下型面より引き込
    んで前記センターピンと前記下型と前記エジェクタスリ
    ーブ頂面との間に筒状の成形スペースを形成し、前記上
    型と前記下型との間に出没可能な溶融樹脂注出用アーム
    によって前記下型上に溶融樹脂を注出し、次に前記上型
    を下降して前記下型面より突出したセンターピンに当接
    してこれと共にさらに下降し、前記溶融樹脂を加圧して
    成形品を成形し、冷却後前記エジェクタスリーブを突上
    げて前記成形品を取り出すようにしたことを特徴とする
    通気型遮音壁である筒部を有する成形品の成形方法。
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CN102950722A (zh) * 2012-11-29 2013-03-06 中山市利群精密实业有限公司 一种塑胶模具保护通孔用的压板结构

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