JP3289618B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリの放電出
力を利用しモータを駆動するシステムにて使用され、ト
ルク指令に従いモータを制御するモータ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】モータの界磁束を強制的に弱める弱め界
磁制御が、各種のモータ駆動システムにて採用されてい
る(例えば特開平2−23086号に示されている電気
自動車走行用誘導モータ駆動システムを参照)。特に、
モータの逆起電力は回転数の上昇に従い増大するため、
バッテリの放電出力を利用しモータを駆動するシステム
では、高回転領域で逆起電力がバッテリ電圧相当値を上
回ってしまう可能性がある。逆起電力がバッテリ電圧相
当値を上回るとモータの出力が不安定になりまたバッテ
リとモータの間に介在する回路及び部品に負担が掛か
る。そのため、この種のシステムでは、逆起電力が増大
する高回転領域で弱め界磁制御を実行し、モータの使用
可能回転数領域をより高回転領域へと延ばすという制御
手法が採用される。なお、弱め界磁制御は、具体的に
は、モータ電流のうち界磁束の発生に寄与する励磁電流
成分の制御を通じ、巻線にて発生した界磁束を低減し
(誘導モータ等の場合)又は永久磁石にて発生した界磁
束を少なくとも部分的に打ち消す(永久磁石励磁型同期
モータの場合)ことにより、実現できる。また、本願で
は、バッテリとモータとの間にインバータ等の電力回路
が介在することを考慮し、当該電力回路による変換の係
数等が算入されモータ電圧と比較可能な量に変換表現さ
れたバッテリ電圧を“バッテリ電圧相当値”、また同様
にバッテリ電圧と比較可能な量に変換表現されたモータ
電圧を“モータ電圧相当値”と表すこととする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、弱め界磁
制御はモータの使用可能回転数をより高回転の領域に延
ばすのに有効である。しかしながら、バッテリの性能、
負荷状況、残存容量等によっては、弱め界磁制御を実行
しているときでも、バッテリ電圧がモータ逆起電力相当
値より低くなってしまうことがありうる。本発明の目的
の一つは、モータ制御手順に指令補正手順を導入するこ
とにより、かかるバッテリ電圧低下に起因した不具合例
えばトルク脈動を防ぐことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、バッテリの放電出力を利用し永久磁石励
磁型同期モータを駆動するシステムにて使用されトルク
指令に従い永久磁石励磁型同期モータを制御するモータ
制御装置であって、トルク指令をトルク値から電流値に
変換し更にベクトル分解することによりモータ界磁束に
係る励磁電流指令及びモータ出力トルクに係るトルク電
流指令を発生させそれらに従いモータ電流を制御するモ
ータ制御装置において、モータ電圧を逐次推定する手段
と、バッテリ電圧を逐次検出する手段と、モータ電圧の
推定値がバッテリ電圧の検出値に相当する値を下回るよ
うトルク電流指令を低減補正する一方で、この低減補正
を少なくとも部分的に補う増大補正を励磁電流指令に施
す手段と、を備えることを特徴とする。
【0005】本発明は、或いは、バッテリの放電出力を
利用し永久磁石励磁型同期モータを駆動するシステムに
て使用されトルク指令に従い永久磁石励磁型同期モータ
を制御するモータ制御装置であって、トルク指令をトル
ク値から電流値に変換し更にベクトル分解することによ
りモータ界磁束に係る励磁電流指令及びモータ出力トル
クに係るトルク電流指令を発生させそれらを更に電流値
から電圧値に変換することにより励磁電圧指令及びトル
ク電圧指令を発生させそれらに従いモータ電圧を制御す
るモータ制御装置において、モータ電圧を逐次推定する
手段と、バッテリ電圧を逐次検出する手段と、モータ電
圧の推定値がバッテリ電圧の検出値に相当する値を下回
るようトルク電圧指令又はトルク電流指令を低減補正す
る一方で、この低減補正を少なくとも部分的に補う増大
補正を励磁電圧指令又は励磁電流指令に施す手段と、を
備えることを特徴とする。
【0006】このように、モータ電圧の推定値がバッテ
リ電圧の検出値に相当する値を下回るよう、モータに対
するトルク電流又は電圧指令を低減補正しているため、
本発明においては、バッテリ電圧がモータ逆起電力相当
値を上回ることがなくなり、従ってトルク脈動等も生じ
にくくなる。また、電流制御を実行するモータ制御装置
において、トルク電流指令に低減補正を施すことによ
り、本発明を実現するのが好ましい。トルク電流指令は
モータ出力トルクを左右する指令であるから、トルク電
圧指令を低減補正する例(後述)に比べ早期にモータ出
力トルクを推定でき従ってモータ出力トルク変動量に制
限を課す等の対処を可能にする点で、有利である。ある
いは、トルク電圧指令に上記低減補正を施す手段を含む
構成とするのが望ましい。励磁電圧指令及びトルク電圧
指令は電圧の次元を有しているから、バッテリ電圧相当
値との比較を比較的容易に実行でき、従って本構成はト
ルク電流指令を低減補正する例(前述)に比べ低減補正
が簡単でかつそのための演算が短時間で済む。
【0007】トルク電流指令を低減補正する構成でもト
ルク電圧指令を低減補正する構成でも、低減補正を少な
くとも部分的に補う増大補正を励磁電流指令又は励磁電
圧指令に施す手段を備える構成とする。このようにすれ
ば、トルク電流指令又はトルク電圧指令の低減補正によ
る効率の低下を、緩和乃至回避できる。特に、突極性を
有するモータでは、モータ電流中のトルク電流成分のみ
ならず励磁電流成分もトルクの発生に寄与しているか
ら、このように励磁電流指令又は励磁電圧指令を増大補
正することによって、トルク電流指令又はトルク電圧指
令の低減補正によるトルクの低下をも、緩和乃至回避で
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、実施形態間で共通す
る又は対応する部材に関しては同一の符号を付し、重複
する説明を省略する。また、以下の説明では電気自動車
を例とするが、本発明は他種のシステムにも適用でき
【0009】図1に、本発明の一実施形態に係る電気自
動車のシステム構成、特に制御装置の機能構成を示す。
この実施形態では三相交流の永久磁石励磁型同期モータ
を車両走行用のモータ10として用いている。モータ1
0の駆動電力源は鉛電池、ニッケル水素電池その他のバ
ッテリ12であり、バッテリ12の放電出力はインバー
タ14により三相交流に変換の上モータ10に供給され
る。図中、Cは平滑コンデンサである。
【0010】制御装置16は、車両操縦者のアクセル操
作、ブレーキ操作その他に応じたトルクがモータ10か
ら出力されるよう、インバータ14による電力変換動
作、より詳細にはインバータ14内のスイッチング素子
のスイッチングパターンを制御する。制御装置16は、
モータ駆動系各部の状態を検出する手段として、モータ
10のU,V,W各相電流IU,IV,IWを検出する電
流検出部18、モータ10の回転子位置ひいては回転数
mを検出する回転数検出部20、バッテリ12の電圧
bを検出するバッテリ電圧検出部22等、各種のセン
シング部材を備えており、これらの部材にて得られる検
出量を、トルク指令決定部24、電流指令決定部26、
電流制御演算部28等による制御動作に利用する。
【0011】トルク指令決定部24は、アクセル開度、
ブレーキ踏力その他に応じかつNm等を参照しながら、
モータ10に対するトルク指令T* を決定する。その手
段として、トルク指令決定部24は、モータの回転数対
最大出力トルク特性を与える内蔵のトルクマップを利用
する。電流指令決定部26は、現在のNmにおいてT*
最良の効率で実現するのに必要な励磁電流成分即ち励磁
電流指令Id *及びトルク電流成分即ちトルク電流指令I
q *を、T*及びNmに基づきかつVb一定の仮定の下で、
決定する。電流制御演算部28は、電流指令決定部26
の後段に設けられている減算器30及び32から、Id *
から励磁電流検出値Idを減じた値即ち励磁電流制御偏
差ΔIdと、Iq *からトルク電流検出値Iqを減じた値即
ちトルク電流制御偏差ΔIqとを入力し、これらを電流
から電圧に変換することにより対応する電圧指令Vd *
びVq *を求める。導出の方法に関しては、電圧方程式を
直接用いる方法、PI演算により速度起電力項を随時補
正する方法等、当業者に公知の各種の方法を用いればよ
い。得られたVd *及びVq *は、2相3相変換部34によ
りインバータ14内各相スイッチング素子のスイッチン
グ制御信号に変換され、インバータ14に供給される。
なお、Id及びIqは、IU,IV,IWを3相2相変換部
36にてベクトル変換することにより得られる。
【0012】制御装置16は、上述の各機能部材の他、
b低下によるトルク脈動等の現象を防ぐため、電圧飽
和判定部38、トルク指令補正部40及び減算器42を
備えている。電圧飽和判定部38は、検出されたV
bを、電圧指令の絶対値V*と比較し、Vb<V*が成立し
たときにトルク指令補正部40に指令を与える。トルク
指令補正部40は、電圧飽和判定部38からの指令に応
じトルク指令補正項ΔT*(ΔT*>0)を演算する。減
算器42は、このΔT*を減ずることによりT*を補正す
る。このような処理を実行することによって、バッテリ
12の電圧低下によってモータ出力にトルク脈動が発生
することを、防止できる。更に、T*を補正しているた
め補正に伴う出力トルクの変化を予測できるから、変化
が著しくなると予想されるとき(例えばΔT*が所定値
以上のときや、補正を所定時点連続して実行していると
き)に補正をやめ又はΔT*を低減し、トルク変動を抑
えることもできる。更に、Vb の昇降圧調整も不要であ
る。なお、V*
【数1】(Vd *2+Vq *21/2 の演算により得ることができる。また、ΔT*はある一
定値としてもよいし、VbやV*−Vbに応じて定めるよ
うにしてもよい。
【0013】図2に、本発明の第2実施形態に係る電気
自動車、特にその制御装置16の機能構成を示す。この
実施形態においては、図1の実施形態におけるトルク指
令補正部40及び減算器42に代えて、q軸電流補正部
44が設けられている。q軸電流補正部44は、電圧飽
和判定部38からVb<V*が成立した旨の指令が与えら
れたときに、トルク電流指令補正項ΔIq *を決定し、こ
れを減算器32に供給する。減算器32においては、Δ
qからさらにこのΔIq *を減ずることにより、トルク
電流制御偏差ΔIqを補正する。このような処理によっ
ても、前述の実施形態と同様の作用効果が得られる。ま
た、前述の実施形態に施すことが可能な変形と同様の変
形も可能である。さらに、この実施形態ではモータ10
からの帰還量である電流の次元で補正が行われているた
め、より迅速かつ正確な制御が可能になる。
【0014】図3に、本発明の第3実施形態に係る電気
自動車、特にその制御装置16の機能構成を示す。この
実施形態においては、第2実施形態におけるq軸電流補
正部44に代えて電圧補正部46が電圧飽和判定部38
と2相3相変換部34の間に設けられている。電圧補正
部46は、電圧飽和判定部36においてVb<V*が成立
したことが検出され、その旨の指令が与えられるのに応
じ、電圧指令Vq *を低減補正する。このような構成によ
っても、前述の各実施例と同様の作用効果が得られ、ま
た同様の変形を施すことが可能である。さらに、この実
施形態においてはバッテリ電圧Vbと同一次元にて補正
を行っているため、前述の各実施形態と異なり制御の収
束を待つ必要がなく、迅速な処理が可能である。すなわ
ち、電圧補正部46にて、Vb≦V*が成立するようVq *
を補正し、これを直ちに実現することが可能である。
【0015】図4に、本発明の第4実施形態に係る電気
自動車、特にその制御装置16の機能構成を示す。この
実施形態は、前述の第2実施形態を一部変形したもので
あるため、図4においては図2と共通する部分に関して
は図示を省略している。この実施形態における変形の主
旨は、q軸電流補正部44とともにd軸電流補正部48
を設けたことにある。d軸電流補正部48は、q軸電流
補正部44にてΔIq *が演算されたときに、このΔIq *
に応じて励磁電流指令補正項ΔId *を求め、減算器30
にこれを供給する。減算器30はΔIdからΔId *を減
ずることにより、ΔIdを補正する。このような励磁電
流成分の補正は、特に、モータ10が突極性を有してい
るときに有効である。すなわち、突極性を有するモータ
の場合、トルク電流成分によるトルクのみでなく、励磁
電流成分とトルク電流成分の積によってもトルク(リラ
クタンストルク)が生ずるから、トルク電流指令の低減
補正に応じて励磁電流指令を増大補正することにより、
トルク電流指令の低減にもかかわらず、モータ10の出
力トルクを維持し、あるいはその低減量を制限すること
ができる。また、モータ10が突極性を有していないと
きであっても、トルク電流指令の補正によるモータ効率
の低下を、励磁電流指令の補正によって一部補うことが
可能である。
【0016】図5に、本発明の第5実施形態に係る電気
自動車、特にその制御装置16の機能構成を示す。この
実施形態は前述の第3実施形態の変形例であるため、図
3と共通する部分に関しては図5においては図示を省略
している。この実施形態における変形の主旨も、前述の
第4実施形態における変形の主旨と同様である。ただ
し、この実施形態では、Vd *をVq *の補正量に応じて補
正する電圧補正部50を設けている。すなわち、第4実
施形態と異なり電流の次元ではなく電圧の次元にて、補
正を行っている。この実施形態においても、第4実施形
態と同様の作用効果が得られる。また、前述の第3実施
形態が第2実施形態に対し有していた利点と同様の利点
を、この実施形態は第4実施形態に対し有している。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータ電圧の推定値がバッテリ電圧の検出値に相当する
値を下回るよう、モータに対するトルク指令を低減補正
しているため、バッテリ電圧がモータ逆起電力相当値を
上回ることがなくなり、従ってトルク脈動やこれに起因
したモータマウントの振動等を、防止又は緩和できる。
特に、トルク電流指令にこの低減補正を施すようにする
ことにより、比較的早期にモータ出力トルクを推定でき
従ってモータ出力トルク変動量に制限を課す等の対処を
実行可能になる。また、トルク電圧指令にこの低減補正
を施すようにすることにより、比較的簡単に低減補正で
きまたそのための演算を短時間で済ませることができ
る。そして、低減補正を少なくとも部分的に補う増大補
正を励磁電流指令又は励磁電圧指令に施すようにするこ
とにより、トルク電流指令又はトルク電圧指令の低減補
正による効率の低下を緩和乃至回避できる。特に、モー
タが突極性を有するときには、トルクの低下をも緩和乃
至回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電気自動車のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2実施形態に係る電気自動車のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第3実施形態に係る電気自動車のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第4実施形態に係る電気自動車のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第5実施形態に係る電気自動車のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 モータ、12 バッテリ、14 インバータ、1
6 制御装置、18電流検出部、20 回転数検出部、
22 バッテリ電圧検出部、24 トルク指令決定部、
26 電流指令決定部、28 電流制御演算部、30,
32,42減算器、34 2相3相変換部、36 3相
2相変換部、38 電圧飽和判定部、40 トルク指令
補正部、44 q軸電流補正部、46,50 電圧補正
部、48 d軸電流補正部、T* トルク指令、Id *
励磁電流指令、Iq * トルク電流指令、Vd *,Vq *
圧指令、Vb バッテリ電圧、ΔT* トルク指令補正
項、ΔIq * トルク電流指令補正項、ΔId * 励磁電流
指令補正項。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−182397(JP,A) 特開 平3−251095(JP,A) 特開 平8−80097(JP,A) 特開 平6−225573(JP,A) 特開 平7−107772(JP,A) 特開 平8−308300(JP,A) 特開 平9−140187(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 21/00 H02P 5/408

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリの放電出力を利用し永久磁石励
    磁型同期モータを駆動するシステムにて使用されトルク
    指令に従い永久磁石励磁型同期モータを制御するモータ
    制御装置であって、 トルク指令をトルク値から電流値に変換し更にベクトル
    分解することによりモータ界磁束に係る励磁電流指令及
    びモータ出力トルクに係るトルク電流指令を発生させそ
    れらに従いモータ電流を制御するモータ制御装置におい
    て、 モータ電圧を逐次推定する手段と、 バッテリ電圧を逐次検出する手段と、 モータ電圧の推定値がバッテリ電圧の検出値に相当する
    値を下回るようトルク電流指令を低減補正する一方で、
    この低減補正を少なくとも部分的に補う増大補正を励磁
    電流指令に施す手段と、 を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 バッテリの放電出力を利用し永久磁石励
    磁型同期モータを駆動するシステムにて使用されトルク
    指令に従い永久磁石励磁型同期モータを制御するモータ
    制御装置であって、 トルク指令をトルク値から電流値に変換し更にベクトル
    分解することによりモータ界磁束に係る励磁電流指令及
    びモータ出力トルクに係るトルク電流指令を発生させそ
    れらを更に電流値から電圧値に変換することにより励磁
    電圧指令及びトルク電圧指令を発生させそれらに従いモ
    ータ電圧を制御するモータ制御装置において、 モータ電圧を逐次推定する手段と、 バッテリ電圧を逐次検出する手段と、 モータ電圧の推定値がバッテリ電圧の検出値に相当する
    値を下回るようトルク電圧指令又はトルク電流指令を低
    減補正する一方で、この低減補正を少なくとも部分的に
    補う増大補正を励磁電圧指令又は励磁電流指令に施す手
    段と、 を備えることを特徴とする モータ制御装置。
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