JP3289300B2 - 車両用燃料供給装置 - Google Patents

車両用燃料供給装置

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JP3289300B2 JP03851092A JP3851092A JP3289300B2 JP 3289300 B2 JP3289300 B2 JP 3289300B2 JP 03851092 A JP03851092 A JP 03851092A JP 3851092 A JP3851092 A JP 3851092A JP 3289300 B2 JP3289300 B2 JP 3289300B2
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフューエルタンク内に設
置される車両用燃料供給装置に関し、エンドカバーに設
けられる電源供給用のターミナルと固定子コイルの引き
出し端等との結線のための構成が簡易で、しかも耐電食
性絶縁処理を確実に行うことができるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】固定子コイルの引き出し端と外部接続端
子との接続を容易にすることを目的としたブラシレスモ
ータが、実開平2−118471号公報に開示されてい
る。このブラシレスモータは、第1のブラケットの引き
出し孔から固定子コイルの口出し線を引き出した後、ハ
ウジングに嵌挿して前記口出し線を外部接続端子に半田
付けし、しかる後第2のブラケットをハウジングに嵌挿
して前記外部接続端子を挟持したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のブラシレスモータは第1ブラケットと第2ブラケッ
トとの間の燃料シールを確実に行わないと、燃料が前記
引き出し孔から浸入し口出し線と外部接続端子との接続
部が電食される虞れがあり、フューエルタンク内設置用
としては信頼性を欠くという問題点がある。また、第1
及び第2ブラケットは、ネジ回りのトルクが作用するた
め製作精度及び組み付け精度を高めるとともに、ハウジ
ング内への圧入強度を高める必要があり全体構成が複雑
となりコスト高となる等の問題点がある。本発明は上記
問題点を解決するためになされたものであり、エンドカ
バーに設けられる電源供給用のターミナルと固定子コイ
ルの引き出し端等との結線のための構成が簡易で、しか
も耐電食性絶縁処理を確実に行うことができる車両用燃
料供給装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの具体的手段として、回転子と、該回転子の周囲に設
置された複数の固定子コイルと、該固定子コイルへの通
電を制御する制御回路と、前記回転子により駆動される
ポンプ部とをハウジング内に内蔵し、燃料通路と該燃料
通路に連通する燃料吐出口及び電源供給用のターミナル
を設けたエンドカバーにより前記ハウジングの開口を塞
いでなる車両用燃料供給装置において、前記エンドカバ
ーにおける前記ハウジングの外部に露出する面を表面と
し、前記エンドカバーにおける前記ハウジングの内部側
に位置する面を裏面としたとき、前記表面から前記裏面
まで貫通する作業孔と、一端が前記表面に開口するとと
もに他端が前記裏面側で前記作業孔と連通する樹脂注入
孔が、前記エンドカバーに形成され、前記作業孔内に結
線用端子板が配置され、前記結線用端子板に前記電源供
給用のターミナルが接続され、前記結線用端子板に前記
固定子コイルの引き出し端若しくは前記制御回路の接続
端子が結線され、前記作業孔および前記樹脂注入孔に樹
脂が充填されていることを特徴とする車両用燃料供給装
置が提供される。
【0005】
【作用】上記車両用燃料供給装置によれば、ハウジング
に嵌着したエンドカバーの作業孔内で固定子コイルの引
き出し端若しくは制御回路の接続端子と結線用端子板と
の結線を行い、結線後該作業孔に樹脂材料を注入して樹
脂封止を施し、耐電食性の絶縁処理を行う。
【0006】
【実施例】(第1実施例)以下、本発明を適用した車両用
燃料ポンプ1の構成を図1の断面図に基づいて説明す
る。図1は、図2におけるA−A線断面図である。車両
用燃料ポンプ1の円筒状ハウジング10内には、上端部
11に吐出部90が、肉厚の中央部12にモータ部50
が、下端部13にポンプ部30がそれぞれ設けられる。
該ポンプ部30は、ポンプケーシング31と、ポンプカ
バー32と、インペラ33とを備える。
【0007】ポンプケーシング31は、ハウジング10
の下端側からハウジング10の中央部12に隙間なく嵌
め込まれている。ポンプカバー32はハウジング10の
下端側から圧入される。ポンプケーシング31とポンプ
カバー32とは、ハウジング10の突起部14により回
り止めされている。ポンプケーシング31とポンプカバ
ー32との間には再生ポンプとしてのポンプ室34が形
成されている。ポンプ室34の周囲は、ポンプカバー3
2がハウジング10のかしめ部15により中央部12に
向けて押しつけられることで密封される。ポンプカバー
32にはシャフト51が圧入保持され、ポンプ室34の
吸入側位置に連通する吸入口35が形成されている。ポ
ンプケーシング31とポンプカバー32との間には、再
生ポンプのインペラ33が回転可能に収納され、シャフ
ト51がインペラ33を貫通している。ポンプケーシン
グ31にはポンプ室34の吐出側位置とハウジング10
内とを連通する図示せぬ吐出口が形成されている。
【0008】モータ部50は、シャフト51に回転可能
に軸支されるロータ60と、樹脂材料により一体成形さ
れたステータ部70とからなる。シャフト51には2カ
所の溝部52,53が形成され、それぞれの溝部52,
53にはCリングが嵌め込まれている。シャフト51に
は、溝部52側から、3枚のワッシャ、ジョイント5
4,1枚のワッシャ、ロータ60、および3枚のワッシ
ャが挿通され回転可能に軸支されている。ジョイント5
4は、インペラ33に形成されたジョイント穴36に挿
入される爪部55を有し、インペラ33とともに回転す
る。なお、ジョイント54はシャフト51を狭んで位置
する図示せぬ他の爪部を有し、この爪部もインペラ33
に形成された図示せぬ他のジョイント穴に挿入されてい
る。
【0009】ロータ60は、円筒状の電磁ステンレス製
のヨーク61を有する。ヨーク61はジョイント54に
形成されたジョイント溝56に挿入される爪部62を有
し、ジョイント54とともに回転する。なお、ヨーク6
1はシャフト51を狭んで位置する図示せぬ他の爪部を
有し、この爪部もジョイント54に形成された図示せぬ
他のジョイント溝に挿入されている。ヨーク61の周囲
には、4個のフェライト磁石63がエポキシ系接着剤で
接着され、その両端にはステンレス製のプレートリング
64,65が圧入される。ヨーク61の両端内周面には
カーボン製メタル66,67が圧入される。フェライト
磁石63およびプレートリング64,65はPPS樹脂
68によりモールドされ、4つのフェライト磁石63の
間が埋められる。プレートリング64,65には、ロー
タ60の回転バランスをとるために、直径0.5〜2.
0ミリの穴が適宜あけられている。
【0010】ステータ部70は、ガラス20%含有のエ
ポキシ系樹脂材料71により、ほぼ有底円筒状の形状に
成形されている。そして、その底面をハウジング10の
上端側にして、ハウジング10の上端部11の開口11
aから、ハウジング10の中央部12に隙間なく嵌め込
まれ、ハウジング10に形成された突起部16で回り止
めされている。ステータ部70は、その周囲の側壁内に
3相のステータを内蔵し、その底面壁に制御回路部を設
置している。ステータは、ステータコア72と、このス
テータコア72に巻かれた3相のステータコイル73を
有し、各相のステータコイルの両端の銅線は制御回路部
にまで延びている。制御回路部は、ステンレス製の円形
板74と、ステンレス製のドーム状カバー75とからな
る容器76を有し、この容器76内には、制御回路77
が設置されている。そして、円形板74は制御回路77
の放熱のために、後述する燃料通路92に露出してい
る。なお、円形板74とドーム状カバー75とは、ニッ
ケルメッキを施した鉄板により作成してもよい。また、
前記制御回路77は樹脂中にインサート成形されるが、
樹脂成形後に図1の上側から圧入嵌合させて前記底面壁
に設置してもよい。
【0011】さらに、ステータ部70の底面内側には、
シャフト51が受けられる穴82が形成されている。ス
テータ部70の底面内側からハウジング10の上端部1
1側にかけては、容器76を避けて燃料通路83が形成
されている。これにより、ポンプ部30によりハウジン
グ10内に吐出された燃料は、ロータ60の周囲を通
り、ステータ部70の内側から径方向に抜け、ステータ
部70に形成された溝部とハウジング10との間を通
り、ハウジング10の上端部11側に流出する。
【0012】吐出部90は、ハウジング10の上端部1
1に圧入されたエンドカバー91を有する。エンドカバ
ー91は樹脂モールドによる一体成形品であり、ハウジ
ング10のかしめ部17によりハウジング10の中央部
12に向けて押しつけられ、前記制御回路部の円形板7
4に当接している。
【0013】上記エンドカバー91の構成について図2
〜図4を参照して詳細に説明する。エンドカバー91に
は、前記燃料通路83に連通する燃料通路92を凹成
し、該燃料通路92に連通する吐出口93とリリーフバ
ルブ94が形成される。吐出口93にはチェック弁96
が設けられる。また、エンドカバー91には、電源供給
用のターミナル80,81及び結線用端子板95a〜9
5eが樹脂モールド成形により埋設される。ターミナル
80と結線用端子板95e、ターミナル81と結線用端
子板95aはそれぞれ接続している。また、結線用端子
板95a〜95eに前記制御回路77の接続端子78a
〜78e及び、前記3相のステータコイル73の両端か
ら引き出し、ステータ部70に通してエンドカバー91
の近くに導かれた銅線86a〜86fを半田付け等によ
り結線するための作業孔97a〜97eが、前記結線用
端子板95a〜95eに対応して貫通状に形成される。
該作業孔97a〜97eは図4に示すようにテーパ壁9
8を設け、エンドカバー91の裏面に向かって孔形状を
拡大している。
【0014】さらに、エンドカバー91の裏面には前記
作業孔97aを取り囲む突条99aと作業孔97b〜9
7eを取り囲む突条99bが形成されている。そして、
突条99a及び99bの内側に臨む樹脂注入孔100,
101がエンドカバー91の表面から形成される。図3
に示すように樹脂注入孔100と作業孔97aとは、エ
ンドカバー91の裏面に設けた連通凹部102により連
通し、樹脂注入孔101は連通凹部103により作業孔
97b〜97eと共通状に連通している。
【0015】前記突条99a及び99bは、エンドカバ
ー91がかしめ部17によりハウジング10の中央部1
2に向けて押しつけられて嵌着されると、前記ステータ
部70及び制御回路部を密閉する円形板74に圧接され
て変形し密着する。これにより、強固なシール性が確保
され流動性の良いポッティング樹脂が注入されても燃料
通路92に漏れ出ることがない。
【0016】エンドカバー91がハウジング10にかし
め付けられた状態で、前記作業孔97a内ではターミナ
ル81に接続した結線用端子板95aと、前記制御回路
77の接続端子78aとを結線し、作業孔97b内では
結線用端子板95bに接続端子78bと前記3相のステ
ータコイル73の両端から引き出した銅線86aとを結
線する。また、作業孔97c内では結線用端子板95c
に接続端子78cと銅線86bとを結線し、作業孔97
d内では結線用端子板95dに接続端子78dと銅線8
6cとを結線し、さらに作業孔97e内では、ターミナ
ル80に接続した結線用端子板95eに接続端子78e
と銅線86d、86e及び86fとを結線する。
【0017】結線作業が終了すると、前記樹脂注入孔1
00,101からポッティング樹脂104の注入を開始
する。樹脂注入孔100から注入されるポッティング樹
脂104は、連通凹部102を経て作業孔97aの下方
から充填される。また、樹脂注入孔101から注入され
るポッティング樹脂105は、連通凹部103を経て作
業孔97b〜97eの下方から充填される。充填された
ポッティング樹脂104,105は、冷却固化して作業
孔97a及び97b〜97eを樹脂封止する。
【0018】次に、上記実施例の作動を図5の制御回路
77の回路図を参照して説明する。実際の使用におい
て、吸入口35に図示せぬフィルタが設けられ、吸入口
93には車両の燃料噴射装置に接続される図示せぬパイ
プが接続され、車両用燃料ポイプ全体を適宜のステーに
より燃料タンクの中に保持される。制御回路77は、ス
テータコイル73のU相、V相、W相への通電をそれぞ
れ断続するパワーMOS−FET77a,77b,77
cと、これらのMOS−FET77a,77b,77c
を駆動制御する駆動回路77dとを備える。
【0019】ターミナル80,81に電源が印加される
と、駆動回路77dはMOS−FET77a,77b,
77cを所定のオーバーラップ時間をもって順次導通さ
せ、各相のステータコイル73を励磁する。この三相半
波駆動によりロータ60が回転し、インペラ33が回転
する。そして、インペラ33の回転により、燃料は吸入
口35から吸入され、ハウジング10の中を通り、さら
に燃料通路83及び92を通って吐出口93から吐出さ
れる。
【0020】上記実施例による樹脂封止部のポッティン
グ樹脂103,104は、作業孔97a及び97b〜9
7eの下方から注入されるので、空気抜け不良による空
気溜まりを極力少なくすることができる。また、前記作
業孔97a〜97eはテーパ壁98によりエンドカバー
91の裏面に向かって拡がる形状としているから、ポッ
ティング樹脂充填部から加圧燃料が漏れたり、ポッティ
ング樹脂が剥がれて脱落することが防止される。尚、ポ
ッティング樹脂の脱落防止は、単純な段部、突部或いは
凹部によっても実現できる。
【0021】前記実施例の結線用端子板95a〜95e
は、何れもエンドカバー91のモールド樹脂成形時にイ
ンサートされたが、そのうちの結線用端子板95b〜9
5dは、対応する作業孔97b〜97dを深さ方向の中
央部で横切るようにエンドカバー91に一体形成した固
定用リブ106b〜106dに熱かしめ107b〜10
7dを施す後付けにより固定することもできる(図6、
図7)。これにより、結線用端子板95b〜95dをイ
ンサートする必要がないから、エンドカバー91の成形
型の構造が簡単になる。
【0022】(第2実施例)第2実施例の車両用燃料ポン
プ1の構成は図8に示される。尚、ポンプ部30等のよ
うに前記第1実施例の構成と同一の部分や、機能的に大
差のない部分については主要部分について符号を付し詳
細な説明を省略する。第2実施例では、外側円筒部20
1内に内側円筒部202を絞り込んで一体形成したステ
ンレス製容器200を用いて、ステータ部70全体を前
記外側円筒部201と内側円筒部202との間の環状挿
入部203に挿入するとともに、制御部を内面に設けた
ステンレス製の蓋板204により油密に密閉する。そし
て、該ステンレス製容器200をハウジング10に嵌着
し、内側円筒部202内に設けた軸受205によりシャ
フト51を支持して、ロータ60を該内側円筒部202
内で回転させる。
【0023】ステータコイル73と制御回路77の電気
的結線は、前記ステンレス製容器200内で行われるた
め、耐電食対策を考慮する必要はない。しかし、電源供
給用のターミナル80,81に接続した結線用端子板1
95a,195bと制御回路77の接続端子178a,
178bとの結線部分には、前記第1実施例の場合と同
様耐電食対策を採ることが必要である。このため、ター
ミナル80,81と結線用端子板195a,195bを
インサートしたエンドカバー191には、結線用の作業
孔197a,197bを前記接続端子178a,178
bとの結線部分に対応して形成する(図9)。このエンド
カバー191をハウジング10にかしめ付けた後、結線
用端子板195a,195bと接続端子178a,17
8bの結線を行い、ポッティング樹脂204,205を
注入充填して樹脂封止を行う点は、前記第1実施例の場
合と同様である。
【0024】上記第2実施例では、結線部分が2箇所で
あるため結線作業時間を短縮できる。また、作業孔19
7a,197bを大きくでき溶接等により結線するが可
能となり生産性が向上する。
【0025】
【発明の効果】本発明の車両用燃料供給装置は上記した
構成であるため、ハウジングに嵌着したエンドカバーの
作業孔内で固定子コイルの引き出し端若しくは制御回路
の接続端子と結線用端子板との結線を行うことができ、
従って、結線のための構成が簡易でコスト高となること
がない。 また、結線後作業孔を樹脂封止することがで
き、結線部分に対する耐電食性絶縁処理を確実に行うこ
とができる。 また、樹脂注入孔は一端が表面に開口する
とともに他端が裏面側で作業孔と連通しているため、ハ
ウジングの外部から樹脂注入孔に樹脂材料を注入する
と、樹脂材料は樹脂注入孔を介して作業孔の裏面側から
流入した後、作業孔の表面側に向かって順に充填され
る。このように、樹脂材料を作業孔の裏面側から流入さ
せることにより、作業孔内の空気抜きが作業孔の表面側
から良好に行われ、空気抜け不良による空気溜まりを極
力少なくすることができる。 そして、空気溜まりが多数
ある場合、空気溜まり内の空気が周囲温度の変化に応じ
て膨脹または収縮して樹脂層に対してストレスを与え、
そのストレスにより樹脂層にクラックが入り、クラック
を介して燃料が結線部分に浸入する恐れがあるが、本発
明装置によれば、空気溜まりを極力少なくすることがで
きるため、クラックの発生を防止して結線部分の耐電食
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の車両用燃料ポン
プの図2におけるA−A線断面図である。
【図2】本発明を適用した第1実施例の車両用燃料ポン
プの平面図である。
【図3】樹脂注入前の図1におけるB−B線断面図であ
る。
【図4】要部の拡大断面図である。
【図5】制御回路の回路図である。
【図6】エンドカバーの変形例を示す図7におけるC−
C線断面図である。
【図7】エンドカバーの変形例を示す裏面図である。
【図8】本発明を適用した第2実施例の車両用燃料ポン
プの一部切欠正面図である。
【図9】本発明を適用した第2実施例の車両用燃料ポン
プの一部切欠平面図である。
【符号の説明】
1...車両用燃料供給ポンプ 11a...開口 30...
ポンプ部 33...インペラ 50...モータ部 6
0...ロータ 70...ステータ部 72...ステータコ
ア 73...ステータコイル 77...制御回路 80,
81...ターミナル 86a〜86f...銅線 91,191...エンドカバー
93...吐出口 95a〜95e、195a,195
b...結線用端子板 97a〜97e、197a,19
7b...作業孔 98...テーパ壁 99a,99b...
突条 104,105、204,205...ポッティン
グ樹脂。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子と、該回転子の周囲に設置された
    複数の固定子コイルと、該固定子コイルへの通電を制御
    する制御回路と、前記回転子により駆動されるポンプ部
    とをハウジング内に内蔵し、燃料通路と該燃料通路に連
    通する燃料吐出口及び電源供給用のターミナルを設けた
    エンドカバーにより前記ハウジングの開口を塞いでなる
    車両用燃料供給装置において、前記エンドカバーにおける前記ハウジングの外部に露出
    する面を表面とし、前記エンドカバーにおける前記ハウ
    ジングの内部側に位置する面を裏面としたとき、前記表
    面から前記裏面まで貫通する作業孔と、一端が前記表面
    に開口するとともに他端が前記裏面側で前記作業孔と連
    通する樹脂注入孔が、前記エンドカバーに形成され、 前記作業孔内に結線用端子板が配置され、 前記結線用端子板に前記電源供給用のターミナルが接続
    され、 前記結線用端子板に前記固定子コイルの引き出し端若し
    くは前記制御回路の接続端子が結線され、 前記作業孔および前記樹脂注入孔に樹脂が充填されてい
    ことを特徴とする車両用燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記エンドカバーの前記ハウジング内の
    当接面に前記作業孔を取り囲む突条を形成したことを特
    徴とする請求項1記載の車両用燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂が燃料吐出圧により前記作業孔
    から脱落しないように、該作業孔に脱落止めを形成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用燃
    料供給装置。
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