JP3287493B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3287493B2
JP3287493B2 JP36061292A JP36061292A JP3287493B2 JP 3287493 B2 JP3287493 B2 JP 3287493B2 JP 36061292 A JP36061292 A JP 36061292A JP 36061292 A JP36061292 A JP 36061292A JP 3287493 B2 JP3287493 B2 JP 3287493B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題(図7及び図8) 課題を解決するための手段(図6) 作用(図6) 実施例 (1)全体構成(図1〜図5) (1−1)コンピユータシステムの構成 (1−2)磁気テープ上の記録領域 (1−3)記録トラツクのフオーマツト (1−4)記録トラツクのレイアウト (2)フオーマツト制御部の構成(図6) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置に関し、
例えばコンピユータの外部記憶装置としてのデータレコ
ーダを制御するものに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、磁気記録再生装置においては、磁
気テープに順次斜めに記録トラツクを形成し、所望のデ
ータを高密度記録し再生し得るようになされたいわゆる
ID−1フオーマツトのデータレコーダが提案されてい
る(ANSI x3.175-1990 19mm Type ID-1 Recorded Instru
mentation)。
【0004】すなわち図7に示すように、この種のデー
タレコーダにおいては、所定速度で回転する回転ドラム
に磁気テープ1を巻き付け、当該磁気テープ1を所定速
度で走行させることにより、当該回転ドラムに搭載され
た磁気ヘツドで順次斜めに記録トラツクTR(TR1、
TR2、TR3、TR4、TR1、TR2、……)を形
成し、これにより当該記録トラツクTR1に所望のデー
タを記録する。
【0005】さらにこのときデータレコーダは、磁気テ
ープ1の上下端に長手方向に延長する記録トラツクT
A、CTL、TCを形成し、当該記録トラツクCTLに
記録トラツクTRのトラツクセツトIDを記録する。
【0006】ここでトラツクセツトIDは、当該磁気テ
ープ1の先頭から始まる絶対位置情報で、所定の同期信
号の間に挟まれて、記録トラツクTRに対して4トラツ
ク周期で記録されるようになされている。さらに記録ト
ラツクTA及びTCは、ユーザの管理用データ等を記録
し得るようになされ、これにより記録トラツクTA、C
TL、TCを再生して、記録トラツクTRに高密度記録
されたデータを簡易にサーチし得るようになされてい
る。
【0007】さらにデータレコーダにおいては、記録ト
ラツクTRにデータを記録する際、いわゆる積符号でな
る誤り検出訂正用のパリテイ符号を付して当該データを
記録するようになされ、これにより所望のデータを確実
に記録再生し得るようになされている。すなわち図8に
示すように、データレコーダは所定単位(=36,108〔BI
TE〕)でデータDATAを取り込んだ後、当該データD
ATAを 306のブロツクに分割し、各ブロツク毎にリー
ドソロモン(Reed-Solomon)の誤り検出訂正用符号(すな
わちC2符号でなる)を付加する。
【0008】さらに当該ブロツクを第1及び第2のフイ
ールドFIELD0及びFIELD1に分割した後、各
フイールドFIELD0及びFIELD1毎に、C2符
号と直交するように、リードソロモンの誤り検出訂正用
符号(すなわちC1符号でなる)を付加する。これによ
りデータレコーダにおいては、再生時C1及びC2符号
を用いて再生データを誤り訂正することにより、ビツト
エラーレートを向上し得るようになされている。
【0009】さらにデータレコーダにおいては、このよ
うにしてC1及びC2符号を付加したデータDATAを
磁気テープ1に記録する際、各記録トラツクTR毎にイ
ンターリーブ処理し、これによりドロツプアウト等が発
生した場合でも、確実にデータDATAを再生し得るよ
うになされている。すなわちデータレコーダにおいて
は、矢印a1 、a2 、……、an-1 、an 、an+1 、a
n+2 、……ax-1 、axで示す順序で入力するデータD
ATAに対して、矢印b1 、b2 、……、bn-1、bn
で示すように、入力の順序を入れ換えて当該データDA
TAを記録し、これにより当該データDATAをインタ
ーリーブ処理する。
【0010】さらにこのときデータレコーダにおいて
は、所定単位(以下シンクブロツクと呼ぶ)毎に同期信
号SYNC、シンクブロツクデータIDを付加すると共
に、全体としてプリアンブル及びポストアンブルのデー
タを付加して当該データDATAを記録する。これによ
り再生時、磁気記録再生装置においては、プリアンブル
に含まれてなるトラツクシンクデータを基準にして、同
期信号SYNC、シンクブロツクデータID、データD
ATAを再生し、当該同期信号SYNC及びシンクブロ
ツクデータIDを基準にしてデインターリーブ処理し得
るようになされている。
【0011】さらにデインターリーブ処理することによ
り、ドロツプアウト等が発生した場合でも、C1及びC
2符号の誤り訂正能力を越えた誤りが一箇所に集中する
のを有効に回避するようになされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにし
て所望のデータを記録し再生するID−1フオーマツト
のデータレコーダにおいては、主に計測用のデータ記録
再生装置として実用上十分な10-10 程度のビツトエラー
レートを保証し得るようになされている。このビツトエ
ラーレートを10-15 程度に向上することができれば、例
えば銀行等で用いられるようなコンピユータシステムの
磁気テープ装置に適用して、極めて重要なデータを保管
できると考えられる。従つて、その分この種のデータレ
コーダの使い勝手を向上して、適用分野を拡大し得る。
【0013】また、このようなデータレコーダを制御す
るデータ処理装置においては、エラー訂正やエラー検出
を1ワードのデータに対して行つたり、ある一連のデー
タストリームに対して行うのみであつた。ところがデー
タをブロツク単位で処理する場合、実際に処理を行いた
いブロツク以外のブロツクの処理を行つていても、ブロ
ツクデータと同時に流れてくるエラーチエツクコードを
使用していたので、真に、現に処理しているブロツクに
ついてのエラーであるか否かの確認ができなかつた。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易なチエツクコードを使用して実際に処理してい
るデータが意図するデータであるかを確認し得るデータ
処理装置を提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力されたデータを、ブロツク単
位ごとにブロツクデータとして処理して、データ記録手
段13に与えるデータブロツク処理手段(20、30、
31)と、データブロツク処理手段(20、30、3
1)においてブロツクデータが処理されたとき、当該ブ
ロツクデータをエラーチエツクするためのエラーチエツ
クコードと、当該ブロツクデータを特定するためのヘツ
ダ情報とを含む、第1のチエツクコードデータを作成し
てメモリ手段22に保存するデータブロツク管理手段
(21、22、26、32X)とを具え、データブロツ
ク管理手段(21、22、26、32X)は、ブロツク
データをデータ記録手段13に記録するとき又は再生す
るとき、当該ブロツクデータから当該ブロツクデータを
エラーチエツクするためのエラーチエツクコードを含む
第2のチエツクコードデータを算出して、メモリ手段2
2に保存されている第1のチエツクコードデータと対比
し、チエツクする。
【0016】また、本発明においては、データブロツク
管理手段(21、22、26、32X)は、データブロ
ツク処理手段(20、30、31)がブロツクデータの
内部のデータを追加又は削除する処理をしたとき、メモ
リ手段22に保存している変更前の第1のチエツクコー
ドデータに基づいて、変更後のブロツクデータから第3
のチエツクコードデータを算出することにより、データ
ブロツク処理手段(20、30、31)において処理さ
れるブロツクデータをチエツクする。
【0017】
【作用】データブロツク処理手段(20、30、31)
によつて入力されたブロツクデータをブロツク単位で処
理すると共に、データブロツク管理手段(21、22、
26、32X)によつてブロツクデータのチエツクデー
タを管理すると共に、ブロツクデータをチエツクするこ
とにより、意図したデータブロツクの処理が行われてい
ることを確認することができ、これより簡易なチエツク
コードを使用して実際に処理しているデータが意図する
データであるか否かを確認し得る。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】(1)全体構成 (1−1)コンピユータシステムの構成 図1において10は全体として、本発明を適用したコン
ピユータシステムの概略構成を示し、ホストコンピユー
タ11から書込み要求と共に送出された書込みデータW
Rが、データレコーダ制御装置12を通じて記録データ
RECとして、ID−1フオーマツトのデータレコーダ
13に供給され、これにより磁気テープ1上の記録トラ
ツクに書込みデータWRが書き込まれる。
【0020】またホストコンピユータ11から入力され
た読出し要求に応動して、データレコーダ13の磁気テ
ープ1が再生され、この結果得られる再生データPBが
データレコーダ制御装置12を通じて、読み出しデータ
RDとしてホストコンピユータ11に入力される。
【0021】このデータレコーダ制御装置12はホスト
インターフエース制御部14及びフオーマツト制御部1
5より構成され、ホストインターフエース制御部14が
ホストコンピユータ11との間のチヤンネルインターフ
エースを制御し、フオーマツト制御部15がメモリ16
を用いてデータレコーダ13に授受するデータをフオー
マツトする。またホストインターフエース制御部14及
びフオーマツト制御部15間の制御情報は制御テーブル
17を参照して授受するようになされている。
【0022】これによりコンピユータシステム10にお
いては、データレコーダ制御装置12を設けたことによ
り、ホストコンピユータ11側では従来の磁気テープ装
置と同様のインターフエースで、データレコーダ13を
ホストコンピユータ11の外部記憶装置として使用し得
るようになされている。
【0023】(1−2)磁気テープ上の記録領域 ここでこのコンピユータシステム10においては、図2
に示すように、データレコーダ13に装填されている磁
気テープ1の内、長手方向にみてテープ自体の損傷の度
合いが比較的少ないテープ中央部分を記録領域AREC
として使用するようになされ、これによりビツトエラー
レートを向上し得るようになされている。
【0024】すなわち図2(A)に示すように、磁気テ
ープ1の物理的な先端PBOTから例えば10〔m〕だけ
後ろの位置を論理的な先端LBOTとすると共に、磁気
テープ1の物理的な終端PEOTから例えば15〔m〕だ
け前の位置を論理的な終端LEOTとし、論理先端LB
OTから論理終端LEOTまでの領域を記録領域ARE
Cとして用いる。
【0025】この記録領域ARECにおいては、図2
(B)に示すように、論理的な先端LBOTから例えば
5〔m〕だけ後ろの位置までの間の領域がデイレクトリ
情報トラツク領域DITAとして用いられる。
【0026】またこのデイレクトリ情報トラツク領域D
ITAに続いて、所定長の無記録領域NRAを挟んで、
論理的な終端LEOTから例えば10〔m〕だけ前の位置
でなる終端近傍NEOTまでの間の領域をユーザ記録ト
ラツク領域UDAとして用い、さらに終端近傍NEOT
を越えて論理的な終端LEOTまでの間の領域をボリユ
ーム終了情報領域VEOVAとして用いる。
【0027】(1−3)記録トラツクのフオーマツト ここでこのコンピユータシステム10においては、ID
−1フオーマツトで規定されている1記録トラツクにつ
いての36,108〔BYTE〕のユーザデータ領域を、図3に示
すようにフオーマツテイングすると共に、フオーマツテ
イングしたデータを4トラツク単位でインターリーブ
し、これによりビツトエラーレートを向上し得るように
なされている。
【0028】すなわちコンピユータシステム10では、
図3(A)に示すように、ホストコンピユータ11から
の書込みデータWRを、4トラツクを1組として1記録
トラツクTRあたり例えば1ブロツクでなる32,768〔BY
TE〕の記録データDATAとして記録するようになされ
ている。
【0029】このとき1記録トラツクTRについて、3
2,768〔BYTE〕に満たない記録データDATAについて
は、第1の補充データPD1を付加することにより全体
として32,768 〔BYTE〕にする。またこの1記録トラツ
クTRの付属情報を格納するために 320〔BYTE〕分のサ
ブコードデータSCDが用意されている。
【0030】これに加えてデータレコーダ制御装置12
は、サブコードデータSCD、記録データDATA又は
第1の補充データPD1の94〔BYTE〕毎に、図3(B)
に示すように、所定の生成多項式を用いて8〔BYTE〕で
なるリードソロモン(Reed-Solomon)の誤り検出訂正用
符号(以下、ID−1フオーマツトにおけるC1、C2
符号に応じてC3符号C3と呼ぶ)が付加され、これに
より一段と強力にエラー訂正を実行し得ることにより、
ビツトエラーレートをさらに向上し得るようになされて
いる。
【0031】また図4に示すように、このようにして1
記録トラツクを単位としてフオーマツテイングされたサ
ブコードデータSCD、記録データDATA、第1の補
充データPD1及びC3符号C3について、4記録トラ
ツクTR1、TR2、TR3、TR4分のデータを所定
の方法でトラツク間に亘たつてインターリーブ処理し、
これによりビツトエラーレートをさらに向上し得るよう
になされている。
【0032】なおこのように4記録トラツクTR1、T
R2、TR3、TR4分についてインターリーブされた
それぞれの1記録トラツク分のデータの先頭に204 〔BY
TE〕の第2の補充データPD2が付加され、これにより
全体として1記録トラツクTR分のデータ量がID−1
フオーマツトで規定されている36,108〔BYTE〕になるよ
うになされている。
【0033】また第2の補充データPD2を先頭にフオ
ーマツトしたことにより、記録トラツクのうち磁気テー
プ1自体の損傷の度合いが高くかつトラツキングも不安
定な磁気ヘツドの突入部分に、当該補充データPD2を
割り当てることができ、これにより記録データDATA
についてビツトエラーレートをさらに向上し得るように
なされている。
【0034】(1−4)記録トラツクのレイアウト ここでこのコンピユータシステム10の場合、サブコー
ドデータSCDに格納される記録トラツクの付属情報と
は、対応する記録トラツクTRの種別を表すトラツク種
別情報TRID、記録トラツクTRが属するブロツク番
号BLNO、記録トラツクTRが属するフアイル番号F
LNO、記録トラツクTRに対するライトリトライ回数
RTCT及び記録トラツクに含まれるデータのバイト数
BYCT等で構成される。
【0035】このトラツク種別情報TRIDには、ボリ
ユーム情報テーブルVIT、フアイル情報テーブルFI
T、更新情報テーブルUIT、ダミーデータトラツク情
報DMY、ユーザデータトラツク情報UDT、テープマ
ークトラツク情報TM又は記録終了情報EORの種別情
報を記録する。
【0036】ここで実際上図5に示すように、まず磁気
テープ1のデイレクトリ情報トラツク領域DITAに形
成された記録トラツクTRのトラツク種別情報TRID
として、ボリユーム情報テーブルVIT、フアイル情報
テーブルFIT、更新情報テーブルUIT又はダミーデ
ータトラツク情報DMYを用いる。
【0037】このデイレクトリ情報トラツク領域DIT
Aには、全体として磁気テープ1上のフアイルを管理す
るデイレクトリ情報テーブルDITが記録され、まず磁
気テープ1の論理的な先端LBOTから 1.5〔m〕の立
上り領域RUAに続いて、ボリユーム情報テーブルVI
Tでなる記録トラツクをトラツクセツトでなる4トラツ
クで記録する。
【0038】このボリユーム情報テーブルVITの記録
データDATAには、磁気テープ1全体を1ボリユーム
としてユーザ記録トラツク領域UDAに記録したデータ
ブロツクの先頭及び最終位置情報、フアイル情報テーブ
ルFITの長さ情報及び記録時にライトリトライを実行
したデータブロツクのブロツク番号を記録する。
【0039】またボリユーム情報テーブルVITに続く
256記録トラツクにフアイル情報テーブルFITを記録
する。このフアイル情報テーブルFITの記録データD
ATAには、ユーザ記録トラツク領域UDA中に記録さ
れたフアイル単位で、当該フアイルの先頭位置情報及び
ブロツク長を記録する。
【0040】さらにフアイル情報テーブルFITに続い
て所定のトラツク数でダミーデータトラツク情報DMY
を記録し、続く4記録トラツク分で更新情報テーブルU
ITを記録する。この更新情報テーブルUITの記録デ
ータDATAには、更新の有無を表す情報を記録する。
【0041】なおこの更新情報テーブルUITに続い
て、デイレクトリ情報トラツク領域DITAの先頭から
2.5〔m〕までの記録トラツクTRにダミーデータトラ
ツク情報DMYを記録し、残りの 2.5〔m〕分のデイレ
クトリ情報トラツク領域DITAを予備エリアMGAと
して確保する。
【0042】次に磁気テープ1のデイレクトリ情報トラ
ツク領域DITAに続いて無記録エリアNRAを挟んだ
ユーザ記録トラツク領域UDAに形成された記録トラツ
クTRのトラツク種別情報TRIDとして、ユーザデー
タトラツク情報UDT、テープマークトラツク情報TM
又は記録終了情報EORを用いる。
【0043】このユーザ記録トラツク領域UDAの記録
トラツクTRとしては、4トラツク分を1 単位とするテ
ープマークトラツク情報TMの記録トラツクTRに挟ま
れて、1フアイルを構成する複数ブロツク分のユーザデ
ータトラツク情報UDTの記録トラツクTRを記録し、
ユーザデータトラツク情報UDTの最終に続いて記録終
了情報EORTの記録トラツクTRを記録する。
【0044】なおテープマークトラツク情報TM及び記
録終了情報EORTの記録データDATAには、32,768
〔BYTE〕分の第1の補充データPD1を記録し、ユーザ
記録トラツク領域UDAの記録トラツクTRの記録デー
タDATAに、ホストコンピユータ11から入力された
書込みデータWAに応じたデータを記録する。
【0045】このようにこのコンピユータシステム10
においては、磁気テープ1の先頭にデイレクトリ情報ト
ラツク領域DITAを設け、ユーザ記録トラツク領域U
DAの内容をフアイル単位で管理することにより、ホス
トコンピユータ11から見てデータレコーダ13に記録
されたデータを外部記録装置と同様にアクセスし得るよ
うになされている。
【0046】(2)フオーマツト制御部の構成 ここでこのコンピユータシステム10におけるデータレ
コーダ制御装置12のフオーマツト制御部15はメモリ
16と共に、図6に示すように構成されている。すなわ
ちフオーマツト制御部15の記録動作として、まずホス
トインターフエース制御部14とのデータ転送は32〔kb
yte 〕単位のパケツトで行われる。
【0047】各パケツトの先頭にはヘツダ情報があり、
そのパケツトの有効データ数、属性等が格納されてい
る。ホストインターフエース制御部14から転送される
ユーザデータやヘツダは32〔kbyte 〕構成となつている
が、フオーマツト制御部15内部で一度64〔bit 〕バス
に変換してエラー訂正符号の付加を行つている。これに
より、8/64のエラー訂正符号の付加で1ビツト訂正を
行うことが出来、ECCの為のメモリを少なくすること
が可能となる。
【0048】またヘツダデータは別系統のヘツダメモリ
22に蓄えられ、メモリ制御回路24からどのような情
報が、メインメモリ20内に蓄えられているのか検索が
出来るようになつている。また入力されたユーザデータ
のチエツクサムがチエツクサム回路21で計算され、ヘ
ツダ情報と一緒にヘツダメモリ22にエラーチエツク用
のチエツクコードデータとして蓄えられている。
【0049】大容量高速のデユアルポートメモリを構成
するため、DRAMを高速ページモードで動かしメイン
メモリ20を実現している。高速ページモードは特定の
クロツクで自走しているため、DRAMで使用している
クロツクと外部クロツクとのレートバツフアリングを行
うため、DRAMの両側にFIFOを搭載する。
【0050】メインメモリ20の状況はメモリ制御回路
24に伝えられ、バツフアフルになつたらホストインタ
ーフエース制御部14側の転送を止める処理を行い、バ
ツフアエンプテイになつたらデータレコーダ13へのデ
ータ転送を止める処理を行うようになされている。
【0051】サブコード制御回路26はヘツダメモリ2
2から次のIDにサブコード合成を行う可能性のあるユ
ーザデータに対するヘツダデータを読み込み、どのよう
なトラツク構成にするか決定する。次のトラツク構成を
決定したら、その情報をパケツト制御回路28に書き込
む。パケツト制御回路28は、その情報から次のIDの
構成に合わせて、ユーザデータをメインメモリ20から
読み込んだり、PAD1生成回路29を制御してPAD
1データを発生したりする。
【0052】記録するデータは、通常この16IDバツフ
ア30に蓄えられると共に、ヘツダの情報よりサブコー
ド制御回路26によつて作成されたサブコードが付加さ
れ、後段の1IDバツフア31に転送される。この実施
例の場合、記録時にエラーが発見された場合、16IDバ
ツフア30に蓄えてあるデータを使用してライトリトラ
イ処理を行う。
【0053】また16IDバツフアからの出力にサブコー
ドを付加するときに、ホストインターフエース制御部1
4から転送された時に計算されたチエツクサムをエラー
チエツク用のチエツクコードデータとして使用し、メイ
ンメモリ20から呼出し1IDバツフア31に書き込む
データが、サブコードを付加しようとしているユーザデ
ータであるかどうかチエツクする。
【0054】1IDバツフア31から読み込まれたデー
タは、4系統のエンコーダ32を使用してDD−1フオ
ーマツトのC3エンコードが行われ、DD−1フオーマ
ツトで規定されたシヤフリングが実現できるように、シ
ヤフリングRAM34に書き込まれる。
【0055】シヤフリングRAM34から呼びだされた
データは、PAD2生成回路36からDD−1フオーマ
ツトのPAD2を付加された後、32−8変換回路38
において、DD−1の入力形態と合致するように8〔bi
t 〕のパラレル信号に変換された後、DIR入出力回路
39を介してデータレコーダ13に出力される。
【0056】一方フオーマツト制御部15の再生動作と
して、データレコーダ13から送られてくるデータは、
内部動作と同期を取るため一旦DIR入出力回路39の
FIFOに蓄えられた後、内部処理を行う32〔bit 〕信
号に変換され、シヤフリングRAM34に書き込まれ
る。この時不用なPAD2データは捨てられる。
【0057】シヤフリングRAM34からエンコード側
で行われたのと逆のシヤフリングを行い、信号系列を元
に戻した後、4系統のデコーダ32を使用してデコード
を行い、1IDバツフア31にこの信号を書き込む。こ
れらの処理はエンコーダ側で使用しているタイミングと
殆ど同期して行うことにより、小規模のタイミング発生
回路を使用できる。
【0058】1IDバツフア31から読みだされた信号
のサブコード部分はサブコード制御回路26に送られ、
どのようなデータがテープから読み込まれたかが解析さ
れる。この時ユーザデータのチエツクサムもエラーチエ
ツク用のチエツクコードデータとしてチエツクサム回路
32Xで計算されサブコード制御回路26に伝えられ
る。ユーザデータは16IDバツフア30に蓄えられる。
【0059】テープから読み込まれたデータは、いつ以
前のデータに対するライトリトライが発生するか分から
ない。そこで16IDバツフア30に再生データを一度蓄
えておき、16ID以内にライトリトライが発生した場合
には、16IDバツフア30内のデータを無効にする等の
処理を行う。
【0060】この様にして16IDバツフア30からの出
力で有効データのみをパケツト制御回路28に指示する
ことによりメインメモリ20に書き込む。このような処
理によりメインメモリ20内にはいつも有効データのみ
が存在することになる。メインメモリ20内のデータを
探す場合はメモリ制御回路24がヘツダメモリ22をサ
ーチして該当するデータがあるか確かめる。
【0061】メインメモリ20の状況はメモリ制御回路
24に伝えられ、バツフアフルになつたらデータレコー
ダ13からのデータ転送を止める処理を行い、バツフア
エンプテイになつたらホストインターフエース制御部1
4側の転送を止める処理を行う。
【0062】ホストインターフエース制御部14からの
データ転送要求により、ヘツダメモリ22からヘツダ情
報取り出した後、メインメモリ20からのユーザデータ
を合成しホストインターフエース制御部14にデータを
送る。
【0063】このようにしてフオーマツト制御部15
は、ホストインターフエース制御部14とデータレコー
ダ13の間に入り、ホストコンピユータ11から送られ
てくる信号を、ANSIで規定されたDD−1フオーマ
ツトに変換してデータレコーダ13に記録するようにな
され、逆にデータレコーダ13から再生したデータをホ
ストコンピユータ11に転送するようになされている。
【0064】ここでのフオーマツト制御部15の場合に
は、ホストインターフエース制御部14からデータ転送
が行われた時点で、チエツクサムの計算を行い、ユーザ
データが蓄えられるとメインメモリ20とは別のヘツダ
メモリ22に、ユーザデータの属性情報等と一緒にエラ
ーチエツク用のチエツクコードデータとしてチエツクサ
ム情報が蓄えられる。
【0065】メインメモリ20から使用するユーザデー
タを取り出し、1IDバツフア31に格納する時点で、
チエツクサム回路32Xにおいてユーザデータのチエツ
クサムがエラーチエツク用のチエツクコードデータとし
て計算され、ヘツダメモリ22内に蓄えられたチエツク
サムと一致しているか検査される。これにより間違つた
パケツトのデータを処理している場合、エラー情報が帰
つてくることにより判別が可能となる。
【0066】ホストインターフエース制御部14から転
送されたときに計算されたチエツクサムに対し、サブコ
ードのチエツクサムを加算し新たなチエツクサムを作成
することにより、1IDバツフア31から出力されるデ
ータが、希望するデータであるかチエツクすることも可
能である。
【0067】このように追加、削除するデータのチエツ
クサムをエラーチエツク用のチエツクコードデータとし
て計算し、元のデータと加算、減算することにより、様
々に変化して行くデータが正常に処理されたかどうか検
査することが出来る。
【0068】ECC32でパリテイを付加されたデータ
はシヤフリングRAM34に書き込まれる。シヤフリン
グRAM34への書き込み読み出し行程で、DD−1フ
オーマツトで規定されたシヤフリングが行われる。
【0069】シヤフリングRAM34から読み出す時、
ECC32で付加したパリテイに対するチエツクサムと
PAD2のチエツクサムをホストインターフエース制御
部14から読み込んだときに計算したチエツクサムにサ
ブコードのチエツクサムを付加することにより、シヤフ
リング後のデータが希望するデータであるかどうかチエ
ツクすることが出来る。
【0070】ここでこの実現例では、データの順番に左
右されないエラーデイテクトコードとしてチエツクサム
を使用したが、ビツト単位にデータの深さ方向に付加す
るパリテイ等、データの順番により左右されないエラー
チエツクコードを使用することにより同様の効果が得ら
れる。
【0071】以上の構成によれば、あるブロツクのエラ
ーチエツクコードを、そのブロツクの信号が流れる系と
は別の系で流すことにより、信号が流れている系で、意
図としたブロツクの処理が行われているか確かめること
が出来る。また、このエラーチエツクコードを、データ
の順番に依存しないものを使用することにより、データ
の順番を変化させるような系に対しても有効となる。
【0072】そしてデータブロツクにデータを追加した
り削除したりする場合、追加、削除したデータのエラー
チエツクコードと追加削除する前のデータのエラーチエ
ツクコードから追加削除されたデータのエラーチエツク
コードを計算することによりデータの追加削除を行つて
も意図としたデータの処理を、処理部分が行つているか
確認することが出来る。
【0073】(3)他の実施例 (3−1)上述の実施例においては、4トラツク毎のデ
ータについてインターリーブ処理を行うようにしたが、
本発明はこれに限らず、例えば8トラツク毎のデータに
ついてインターリーブ処理を行うようにしても良い。
【0074】(3−2)上述の実施例においては、本発
明をコンピユータの外部記憶装置に適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、種々の磁気記録再
生装置に広く適用することができる。
【0075】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、データブ
ロツク処理手段によつて入力されたブロツクデータをブ
ロツク単位で処理すると共に、データブロツク管理手段
によつて上記ブロツクデータのチエツクデータを管理す
ると共に、上記ブロツクデータをチエツクすることによ
り、意図したデータブロツクの処理が行われていること
を確認することができ、これより簡易なチエツクコード
を使用して実際に処理しているデータが意図するデータ
であるか否かを確認し得るデータ処理装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録方法を適用したコンピユータ
システムの全体構成を示すブロツク図である。
【図2】磁気テープ上の記録領域の説明に供する略線図
である。
【図3】磁気テープ上の記録トラツクのフオーマツトの
説明に供する略線図である。
【図4】記録トラツク間のインターリーブ処理の説明に
供する略線図である。
【図5】磁気テープ上のトラツクフオーマツトの説明に
供する略線図である。
【図6】本発明によるフオーマツト制御部の構成を示す
ブロツク図である。
【図7】ID−1フオーマツトによる磁気テープ上の記
録フオーマツトの説明に供する略線図である。
【図8】ID−1フオーマツトのインターリーブ処理の
説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……磁気テープ、10……コンピユータシステム、1
1……ホストコンピユータシステム、12……データレ
コーダ制御装置、13……データレコーダ、15……フ
オーマツト制御部、16……メモリ、20……メインメ
モリ、21、32……チエツクサム回路、22……ヘツ
ダメモリ、23……システム制御回路、24……メモリ
制御回路、25、33、35……カウンタ、26……サ
ブコード制御回路、27……サブコード合成回路、28
……パケツト制御回路、29……PAD1生成回路、3
0……16IDバツフア、31……1IDバツフア、34
……シヤフリングRAM、37……同期/クロツク生成
回路、38……32−8変換回路、39……DIR入出力
回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたデータを、ブロツク単位ごとに
    ブロツクデータとして処理して、データ記録手段に与え
    るデータブロツク処理手段と、 上記データブロツク処理手段において上記ブロツクデー
    タが処理されたとき、当該ブロツクデータをエラーチエ
    ツクするためのエラーチエツクコードと、当該ブロツク
    データを特定するためのヘツダ情報とを含む、第1のチ
    エツクコードデータを作成してメモリ手段に保存するデ
    ータブロツク管理手段とを具え、上記データブロツク管
    理手段は、上記ブロツクデータを上記データ記録手段に
    記録するとき又は再生するとき、当該ブロツクデータか
    当該ブロツクデータをエラーチエツクするためのエラ
    ーチエツクコードを含む第2のチエツクコードデータを
    算出して、上記メモリ手段に保存されている上記第1の
    チエツクコードデータと対比して、チエツクすることを
    特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】上記データブロツク管理手段は、上記デー
    タブロツク処理手段が上記ブロツクデータの内部のデー
    タを追加又は削除する処理をしたとき、上記メモリ手段
    に保存している変更前の上記第1のチエツクコードデー
    タに基づいて、変更後の上記ブロツクデータから第3の
    チエツクコードデータを算出することにより、上記デー
    タブロツク処理手段において処理される上記ブロツクデ
    ータをチエツクすることを特徴とする請求項1に記載の
    データ処理装置。
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