JP3065697B2 - 磁気記録方法 - Google Patents

磁気記録方法

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JP3065697B2 JP3076786A JP7678691A JP3065697B2 JP 3065697 B2 JP3065697 B2 JP 3065697B2 JP 3076786 A JP3076786 A JP 3076786A JP 7678691 A JP7678691 A JP 7678691A JP 3065697 B2 JP3065697 B2 JP 3065697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図13及び図14) 発明が解決しようとする課題(図13及び図14) 課題を解決するための手段(図8及び図9) 作用(図8及び図9) 実施例 (1)全体構成(図1〜図7) (2)実施例の磁気記録方法(図8〜図9) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録方法に関し、例
えばコンピユータの外部記憶装置等の記録方法に適用し
得る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の磁気記録再生装置におい
ては、磁気テープに順次斜めに記録トラツクを形成し、
所望のデータを高密度記録し再生し得るようになされた
いわゆるID−1フオーマツトのデータレコーダが提案
されている(ANSI x3.175-199019mm Type ID-1 Recorded
Instrumentation)。
【0004】すなわち図13に示すように、この種のデ
ータレコーダにおいては、所定速度で回転する回転ドラ
ムに磁気テープ1を巻き付け、当該磁気テープ1を所定
速度で走行させることにより、当該回転ドラムに搭載さ
れた磁気ヘツドで順次斜めに記録トラツクTR(TR
1、TR2、TR3、TR4、TR1、TR2……)を
形成し、これにより当該記録トラツクTRに所望のデー
タを記録する。さらにこのときデータレコーダは、磁気
テープ1の上下端に長手方向に延長する記録トラツクT
A、CTL、TCを形成し、当該記録トラツクCTLに
記録トラツクTRのトラツクセットIDを記録する。
【0005】ここでトラツクセツトIDは、当該磁気テ
ープ1の先頭から始まる絶対位置情報で、所定の同期信
号の間に挟まれて、記録トラツクTRに対して4トラツ
ク周期で記録されるようになされている。さらに記録ト
ラツクTA及びTCは、ユーザの管理用データ等を記録
し得るようになされ、これにより記録トラツクTA、C
TL、TCを再生して、記録トラツクTRに高密度記録
されたデータを簡易にサーチし得るようになされてい
る。
【0006】さらにデータレコーダにおいては、記録ト
ラツクTRにデータを記録する際、いわゆる積符号でな
る誤り検出訂正用のパリテイ符号を付して当該データを
記録するようになされ、これにより所望のデータを確実
に記録再生し得るようになされている。すなわち図14
に示すように、データレコーダは所定単位(=36,108
〔BITE〕)でデータDATAを取り込んだ後、当該デー
タDATAを 306のブロツクに分割し、各ブロツク毎に
リードソロモン(Reed-Solomon)の誤り検出訂正用符号
(すなわちC2符号でなる)を付加する。
【0007】さらに当該ブロツクを第1及び第2のフイ
ールドFIELD0及びFIELD1に分割した後、各
フイールドFIELD0及びFIELD1毎に、C2符
号と直交するように、リードソロモンの誤り検出訂正用
符号(すなわちC1符号でなる)を付加する。これによ
りデータレコーダにおいては、再生時C1及びC2符号
を用いて再生データを誤り訂正することにより、ビツト
エラーレートを向上し得るようになされている。
【0008】さらにデータレコーダにおいては、このよ
うにしてC1及びC2符号を付加したデータDATAを
磁気テープ1に記録する際、各記録トラツクTR毎にイ
ンターリーブ処理し、これによりドロツプアウト等が発
生した場合でも、確実にデータDATAを再生し得るよ
うになされている。すなわちデータレコーダにおいて
は、矢印a1 、a2 、……、an-1 、an 、an+1 、a
n+2 、……ax-1 、ax で示す順序で入力するデータD
ATAに対して、矢印b1 、b2 、……、bn-1 、bn
で示すように、入力の順序を入れ換えて当該データDA
TAを記録し、これにより当該データDATAをインタ
ーリーブ処理する。
【0009】さらにこのときデータレコーダにおいて
は、所定単位(以下シンクブロツクと呼ぶ)毎に同期信
号SYNC、シンクブロツクデータIDを付加すると共
に、全体としてプリアンブル及びポストアンブルのデー
タを付加して当該データDATAを記録する。これによ
り再生時、磁気記録再生装置においては、プリアンブル
に含まれてなるトラツクシンクデータを基準にして、同
期信号SYNC、シンクブロツクデータID、データD
ATAを再生し、当該同期信号SYNC及びシンクブロ
ツクデータIDを基準にしてデインターリーブ処理し得
るようになされている。
【0010】さらにデインターリーブ処理することによ
り、ドロツプアウト等が発生した場合でも、C1及びC
2符号の誤り訂正能力を越えた誤りが一箇所に集中する
のを有効に回避するようになされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のID
−1フオーマツトのデータレコーダでは、ある記録トラ
ックTRにおいて記録中のデータにエラーを検出したと
き、当該データをテープの走行停止及び巻き戻しなしに
直ちに記録し直すには、高速にエラー検出及び再記録を
行うための複雑な信号処理を短時間で実行しなければな
らないという問題があった。本発明は以上の点を考慮し
てなされたもので、記録したデータのエラーを検出した
とき、当該データの再記録を複雑な信号処理なしに低速
かつ容易に実行し得る磁気記録方法を提案しようとする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定ブロックDB単位で順次ブロ
ック番号BLNOを付して記録データRECを記録媒体
1のトラックTRに記録すると共に、当該記録データR
ECを同時再生して得られる再生データRAWを監視
し、再生データRAWのエラーWERを検出したとき、
記録媒体1の記録データRECを記録したトラックTR
とは隣接しないトラック位置から、エラーの発生したブ
ロック番号BLNO以後の記録データRECを再度記録
すると共に、当該再度記録した回数RTCTを記録し、
当該再度記録した回数RTCTが所定の値を越えたとき
には記録不能である旨を出力するようにした。
【0013】これにより、エラーを検出した記録データ
RECのトラックから離れたトラック位置に時間的な遅
れをもって再記録すればよいので、記録及び再生用の回
転ヘッドが1回転する短時間の間に高速で複雑な信号処
理によって無理にエラーの検出及び再記録を行う必要が
なく、その分データの再記録を複雑な信号処理なしに低
速かつ容易に実行し得ると共に、記録データRECを再
度記録した回数RTCTが所定の値を越えたときには、
記録データRECを正確に記録することが困難であると
判断して記録不能である旨を出力することにより、停止
命令を受けて再記録を停止することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】(1)全体構成 (1−1)コンピユータシステムの構成 図1において10は全体として、本発明を適用したコン
ピユータシステムの概略構成を示し、ホストコンピユー
タ11から書込み要求と共に送出された書込みデータW
Rが、データレコーダ制御装置12を通じて記録データ
RECとして、ID−1フオーマツトのデータレコーダ
13に供給され、これにより磁気テープ1上の記録トラ
ツクに書込みデータWRが書き込まれる。
【0016】またホストコンピユータ11から入力され
た読出し要求に応動して、データレコーダ13の磁気テ
ープ1が再生され、この結果得られる再生データPBが
データレコーダ制御装置12を通じて、読み出しデータ
RDとしてホストコンピユータ11に入力される。
【0017】このデータレコーダ制御装置12はホスト
インターフエース制御部14及びフオーマツト制御部1
5より構成され、ホストインターフエース制御部14が
ホストコンピユータ11との間のチヤンネルインターフ
エースを制御し、フオーマツト制御部15がメモリ16
を用いてデータレコーダ13に授受するデータをフオー
マツトする。またホストインターフエース制御部14及
びフオーマツト制御部15間の制御情報は制御テーブル
17を参照して授受するようになされている。
【0018】これによりコンピユータシステム10にお
いては、データレコーダ制御装置12を設けたことによ
り、ホストコンピユータ11側では従来の磁気テープ装
置と同様のインターフエースで、データレコーダ13を
ホストコンピユータ11の外部記憶装置として使用し得
るようになされている。
【0019】(1−2)磁気テープ上の記録領域 ここでこのコンピユータシステム10においては、図2
に示すように、データレコーダ13に装填されている磁
気テープ1の内、長手方向にみてテープ自体の損傷の度
合いが比較的少ないテープ中央部分を記録領域AREC
として使用するようになされ、これによりビツトエラー
レートを向上し得るようになされている。
【0020】すなわち図2(A)に示すように、磁気テ
ープ1の物理的な先端PBOTから例えば10〔m〕だけ
後ろの位置を論理的な先端LBOTとすると共に、磁気
テープ1の物理的な終端PEOTから例えば15〔m〕だ
け前の位置を論理的な終端LEOTとし、論理先端LB
OTから論理終端LEOTまでの領域を記録領域ARE
Cとして用いる。
【0021】この記録領域ARECにおいては、図2
(B)に示すように、論理的な先端LBOTから例えば
5〔m〕だけ後ろの位置までの間の領域がデイレクトリ
情報トラツク領域DITAとして用いられる。
【0022】またこのデイレクトリ情報トラツク領域D
ITAに続いて、所定長の無記録領域NRAを挟んで、
論理的な終端LEOTから例えば10〔m〕だけ前の位置
でなる終端近傍NEOTまでの間の領域をユーザ記録ト
ラツク領域UDAとして用い、さらに終端近傍NEOT
を越えて論理的な終端LEOTまでの間の領域をボリユ
ーム終了情報領域VEOVAとして用いる。
【0023】(1−3)記録トラツクのフオーマツト ここでこのコンピユータシステム10においては、ID
−1フオーマツトで規定されている1記録トラツクにつ
いての36,108〔BYTE〕のユーザデータ領域を、図3に示
すようにフオーマツテイングすると共に、フオーマツテ
イングしたデータを4トラツク単位でインターリーブ
し、これによりビツトエラーレートを向上し得るように
なされている。
【0024】すなわちコンピユータシステム10では、
図3(A)に示すように、ホストコンピユータ11から
の書込みデータWRを、4トラツクを1組として1記録
トラツクTRあたり例えば1ブロツクでなる32,768〔BY
TE〕の記録データDATAとして記録するようになされ
ている。
【0025】このとき1記録トラツクTRについて、3
2,768〔BYTE〕に満たない記録データDATAについて
は、第1の補充データPD1を付加することにより全体
として32,768〔BYTE〕にする。またこの1記録トラツク
TRの付属情報を格納するために 320〔BYTE〕分のサブ
コードデータSCDが用意されている。
【0026】これに加えてデータレコーダ制御装置12
は、サブコードデータSCD、記録データDATA又は
第1の補充データPD1の94〔BYTE〕毎に、図3(B)
に示すように、所定の生成多項式を用いて8〔BYTE〕で
なるリードソロモン(Reed-Solomon)の誤り検出訂正用符
号(以下、ID−1フオーマツトにおけるC1、C2符
号に応じてC3符号C3と呼ぶ)が付加され、これによ
り一段と強力にエラー訂正を実行し得ることにより、ビ
ットエラーレートをさらに向上し得るようになされてい
る。
【0027】また図4に示すように、このようにして1
記録トラツクを単位としてフオーマツテイングされたサ
ブコードデータSCD、記録データDATA、第1の補
充データPD1及びC3符号C3について、4記録トラ
ツクTR1、TR2、TR3、TR4分のデータを所定
の方法でトラツク間に亘たつてインターリーブ処理し、
これによりビツトエラーレートをさらに向上し得るよう
になされている。
【0028】なおこのように4記録トラツクTR1、T
R2、TR3、TR4分についてインターリーブされた
それぞれの1記録トラツク分のデータの先頭に204 〔BY
TE〕の第2の補充データPD2が付加され、これにより
全体として1記録トラツクTR分のデータ量がID−1
フオーマツトで規定されている36,108〔BYTE〕になるよ
うになされている。
【0029】また第2の補充データPD2を先頭にフオ
ーマツトしたことにより、記録トラツクのうち磁気テー
プ1自体の損傷の度合いが高くかつトラツキングも不安
定な磁気ヘツドの突入部分に、当該補充データPD2を
割り当てることができ、これにより記録データDATA
についてビツトエラーレートをさらに向上し得るように
なされている。
【0030】(1−4)記録トラツクのレイアウト ここでこのコンピユータシステム10の場合、サブコー
ドデータSCDに格納される記録トラツクの付属情報と
は、対応する記録トラツクTRの種別を表すトラツク種
別情報TRID、記録トラツクTRが属するブロツク番
号BLNO、記録トラツクTRが属するフアイル番号F
LNO、記録トラツクTRに対するライトリトライ回数
RTCT及び記録トラツクに含まれるデータのバイト数
BYCT等で構成される。
【0031】このトラツク種別情報TRIDには、ボリ
ユーム情報テーブルVIT、フアイル情報テーブルFI
T、更新情報テーブルUIT、ダミーデータトラツク情
報DMY、ユーザデータトラツク情報UDT、テープマ
ークトラツク情報TM又は記録終了情報EORの種別情
報を記録する。
【0032】ここで実際上図5に示すように、まず磁気
テープ1のデイレクトリ情報トラツク領域DITAに形
成された記録トラツクTRのトラツク種別情報TRID
として、ボリユーム情報テーブルVIT、フアイル情報
テーブルFIT、更新情報テーブルUIT又はダミーデ
ータトラツク情報DMYを用いる。
【0033】このデイレクトリ情報トラツク領域DIT
Aには、全体として磁気テープ1上のフアイルを管理す
るデイレクトリ情報テーブルDITが記録され、まず磁
気テープ1の論理的な先端LBOTから 1.5〔m〕の立
上り領域RUAに続いて、ボリユーム情報テーブルVI
Tでなる記録トラツクをトラツクセツトでなる4トラツ
クで記録する。
【0034】このボリユーム情報テーブルVITの記録
データDATAには、磁気テープ1全体を1ボリユーム
としてユーザ記録トラツク領域UDAに記録したデータ
ブロツクの先頭及び最終位置情報、フアイル情報テーブ
ルFITの長さ情報及び記録時にライトリトライを実行
したデータブロツクのブロツク番号を記録する。
【0035】またボリユーム情報テーブルVITに続く
256記録トラツクにフアイル情報テーブルFITを記録
する。このフアイル情報テーブルFITの記録データD
ATAには、ユーザ記録トラツク領域UDA中に記録さ
れたフアイル単位で、当該フアイルの先頭位置情報及び
ブロツク長を記録する。
【0036】さらにフアイル情報テーブルFITに続い
て所定のトラツク数でダミーデータトラツク情報DMY
を記録し、続く4記録トラツク分で更新情報テーブルU
ITを記録する。この更新情報テーブルUITの記録デ
ータDATAには、更新の有無を表す情報を記録する。
【0037】なおこの更新情報テーブルUITに続い
て、デイレクトリ情報トラツク領域DITAの先頭から
2.5〔m〕までの記録トラツクTRにダミーデータトラ
ツク情報DMYを記録し、残りの 2.5〔m〕分のデイレ
クトリ情報トラツク領域DITAを予備エリアMGAと
して確保する。
【0038】次に磁気テープ1のデイレクトリ情報トラ
ツク領域DITAに続いて無記録エリアNRAを挟んだ
ユーザ記録トラツク領域UDAに形成された記録トラツ
クTRのトラツク種別情報TRIDとして、ユーザデー
タトラツク情報UDT、テープマークトラツク情報TM
又は記録終了情報EORを用いる。
【0039】このユーザ記録トラツク領域UDAの記録
トラツクTRとしては、4トラツク分を1 単位とするテ
ープマークトラツク情報TMの記録トラツクTRに挟ま
れて、1フアイルを構成する複数ブロツク分のユーザデ
ータトラツク情報UDTの記録トラツクTRを記録し、
ユーザデータトラツク情報UDTの最終に続いて記録終
了情報EORの記録トラツクTRを記録する。
【0040】なおテープマークトラツク情報TM及び記
録終了情報EORの記録データDATAには、32,768
〔BYTE〕分の第1の補充データPD1を記録し、ユーザ
記録トラツク領域UDAの記録トラツクTRの記録デー
タDATAに、ホストコンピユータ11から入力された
書込みデータWAに応じたデータを記録する。
【0041】このようにこのコンピユータシステム10
においては、磁気テープ1の先頭にデイレクトリ情報ト
ラツク領域DITAを設け、ユーザ記録トラツク領域U
DAの内容をフアイル単位で管理することにより、ホス
トコンピユータ11から見てデータレコーダ13に記録
されたデータを外部記録装置と同様にアクセスし得るよ
うになされている。
【0042】(1−5)フオーマツト制御部の記録フオ
ーマツト制御部の構成 ここでこのコンピュータシステム10におけるデータレ
コーダ制御装置12のフオーマツト制御部15はメモリ
16と共に、図6及び図7に示すような記録フオーマツ
ト制御部20及び再生フオーマツト制御部40より構成
されている。
【0043】すなわち記録フオーマツト制御部20にお
いては、ホストインターフエース制御部14から、32ビ
ツト毎のデータを4チヤンネル8ビツトパラレルの書込
みデータD0としてメモリ(すなわちフアーストインフ
アーストアウト(first in first out)でなる(FIF
O))回路21に入力することにより、当該書き込みデー
タD0を内部クロツクCKに同期化し、これを入力デー
タD1としてバツフアメモリ22に書き込むと共にCR
Cエラー検出回路23に送出する。
【0044】なお記録フオーマツト制御部20内部にお
いて書込みデータD0は4チヤンネル毎に処理される
が、この記録フオーマツト制御部20の説明では1チヤ
ンネル分のデータについて説明する。
【0045】CRCエラー検出回路23は入力データD
1についてCRC(cyclic redundancy code)を用いたエ
ラー検出を行い、この検出結果CRCKをCPUを含む
コンピユータ構成でなるシステム制御回路24に入力す
る。
【0046】なおシステム制御回路24は、CRCエラ
ー検出回路23の検出結果CRCKに基づいて入力デー
タD1のエラーを検出すると、これをホストインターフ
エース制御部14にエラー検出信号ERとして返送す
る。この結果例えばホストインターフエース制御部14
は、エラーが存在する書込みデータD0について再送処
理を実行する。
【0047】バツフアメモリ22は入力データD1につ
いて、図3で上述したように1記録トラツクTR分をバ
ツフアリングし、この結果得られる記録データDATA
に応じた第1のバツフアデータD2を第1のマルチプレ
クサ25に送出する。
【0048】この第1のマルチプレクサ25には第1の
バツフアデータD2に加えて、それぞれ、テープマーク
発生回路26から送出されるテープマークトラツク情報
TM用の第1の補充データPD1、ダミーデータ発生回
路27から送出されるダミーデータトラツク情報DMY
用のダミーデータ、補充データ発生回路28から送出さ
れる記録データDATAに対する第1の補充データPD
1が入力される。
【0049】これにより第1のマルチプレクサ25はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第1のバツフアデータD2の記録データDATA
に第1の補充データPD1を付加して第2のバツフアデ
ータD3を発生し、これを第2のマルチプレクサ29に
送出する。
【0050】この第2のマルチプレクサ29には第2の
バツフアデータD3に加えて、デイレクトリ情報テーブ
ルメモリ30から送出されるデイレクトリ情報テーブル
DIT、デイレクトリ情報テーブル30の内容に基づい
てサブコード発生回路31で発生したサブコードデータ
SCDが入力される。
【0051】実際上デイレクトリ情報テーブルメモリ3
0には、図5について上述したデイレクトリ情報テーブ
ルDITが記憶され、サブコード発生回路31はデイレ
クトリ情報テーブルDITの内容に応じて、データブロ
ツクの先頭及び最終位置情報、フアイル情報テーブルF
ITの長さ情報及び記録時にライトリトライを実行した
データブロツクのブロツク番号等を発生する。
【0052】これにより第2のマルチプレクサ25はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第2のバツフアデータD3にサブコードデータS
CDを付加することにより、図3について上述したフオ
ーマツトを形成し、これを第3のバツフアデータD4と
してC3符号生成回路32に送出する。
【0053】C3符号生成回路32は図3について上述
したように8〔BYTE〕のC3符号C3を生成して第3の
バツフアデータD4に付加し、この結果得られる第1の
記録トラツクデータD5をインターリーブ回路33に送
出する。
【0054】インターリーブ回路33はインターリーブ
メモリに4トラツク分の第1の記録トラツクデータD5
を順次取り込んで所定の順序で出力することにより、図
4に示す4トラツク分のインターリーブ処理を実行し、
この結果得られる第2の記録トラツクデータD6を第3
のマルチプレクサ34に送出する。
【0055】この第3のマルチプレクサ34には第2の
記録トラツクデータD6に加えて、第2の補充データ発
生回路35から送出される第2の補充データPD1、同
期コード発生回路36から送出される同期コードデータ
が入力される。
【0056】これにより第3のマルチプレクサ34はシ
ステム制御回路24から入力される制御信号CNTに応
じて、第2の記録トラツクデータD6に第2の補充デー
タPD2、同期コードデータを付加し、この結果得られ
る第3の記録トラツクデータD7をパラレルシリアル変
換回路37に送出する。
【0057】パラレルシリアル変換回路37は4チヤン
ネルの8ビツトパラレルでなる第3の記録トラツクデー
タD7を32ビツト分のシリアル記録データS0に変換
し、これが出力回路38を通じて記録データRECとし
てデータレコーダ13に入力される。
【0058】このようにしてフオーマツト制御部15の
記録フオーマツト制御部20においては、ホストインタ
ーフエース制御部14から入力される書込みデータD0
について、図3〜図5に上述したフオーマツト処理を実
行して記録データRECを発生し、図13及び図14に
示すようにID−1フオーマツトに基づいて磁気テープ
1に記録する。
【0059】(1−6)フオーマツト制御部の再生フオ
ーマツト制御部の構成 ここで図7に示す再生フオーマツト制御部40において
は、データレコーダ13で再生されたシリアル再生デー
タPBが、シリアルパラレル変換回路41に入力され、
32ビツト毎に4チヤンネルの8ビツトパラレルでなる第
1の再生データD10に変換され、これがデインターリ
ーブ回路42に入力される。
【0060】デインターリーブ回路42は、記録フオー
マツト制御部20のインターリーブ回路33と同様に第
1の再生データD10を順次取り込んで所定の順序で出
力することにより、インターリーブ回路33のインター
リーブ処理に対応するデインターリーブ処理を実行し、
この結果得られる第2の再生データD11をC3誤り訂
正回路43に入力する。
【0061】C3誤り訂正回路43は記録フオーマツト
制御部20のC3符号生成回路32で付加されたC3符
号C3を用いて、第2の再生データD11について誤り
訂正処理を実行し、この結果得られる第3の再生データ
D12を送出する。
【0062】実際上この第3の再生データD12のう
ち、図5に示すようにユーザ記録データトラツクUDT
に対応したものはバツフアメモリ44に入力し、デイレ
クトリ情報テーブルDITに対応したものはサブコード
メモリ45及びデイレクトリ情報テーブルメモリ46に
入力する。
【0063】バツフアメモリ44では第3の再生データ
D12中に含まれる第1の補充データPD1を削除し、
これを第4の再生データD13としてメモリ回路47に
入力して外部クロツクに同期させ、これを再生フオーマ
ツト制御部40から出力する読出しデータD14として
ホストインターフエース制御部14に送出する。
【0064】なおシステム制御回路24は、デイレクト
リ情報テーブルメモリ46に入力されたデイレクトリ情
報テーブルDITに更新がある場合、データレコーダ制
御信号CDIRと共に、デイレクトリ情報テーブルDI
Tの更新情報UDDをデータレコーダ13に送出し、磁
気テープ1上のデイレクトリ情報テーブルDITの内容
を更新する。
【0065】またシステム制御回路24は出力データD
14と共に、ホストインターフエース制御部14から入
力されたデータ再生要求に対する返答を制御信号CHI
Cとしてホストインターフエース制御部14に送出す
る。
【0066】このようにしてフオーマツト制御部15の
再生フオーマツト制御部40においては、データレコー
ダ13で再生された再生データPBについて、図3〜図
5に上述したフオーマツト処理の逆フオーマツト処理を
実行して、読出しデータD14を発生してホストインタ
ーフェース制御部14に送出する。
【0067】(2)実施例の磁気記録方法 図1及び図6との対応部分に同一符号を付して示す図8
において、50は本発明の実施例によるライトリトライ
方法を実現するライトリトライ回路50を示し、上述し
た記録フオーマツト制御部20にライトエラー検出回路
51を付加して構成している。
【0068】実際上ホストコンピユータ11から送出さ
れた書込み命令CWRは、ホストインターフエース制御
部14を介して制御テーブル17に入力され、これがラ
イトリトライ回路50の制御回路52(システム制御回
路24に含まれてなる)によつて解釈され、この後に送
られてくる書込みデータWRがメモリ16中に構成され
たデータバツフア53に格納される。
【0069】この書込みデータWRは1つの書込み命令
CWR毎に、例えば32〔KBYTE〕分( 磁気テープ1上の
1記録トラツク分でなる)のブロツク単位で転送され、
順次データバツフア53の内部に形成されたブロツクメ
モリに格納される。
【0070】またホストコンピユータ11から書込みデ
ータWRの転送終了命令が入力されると、制御回路52
はデータバツフア53に取り込んだデータ量を算出し、
このデータ量と記録すべきブロツクの付加情報でなるサ
ブコードデータを作成してサブコード発生回路54(3
1)のメモリに書き込む。
【0071】このようにしてデータバツフア53に格納
された書込みデータWRは、ホストコンピユータ11か
ら強制記録命令が入力されたタイミング、又はデータバ
ツフア53のブロツクメモリが一杯になつたタイミング
で、制御回路52によつてブロツク単位で読み出され記
録データブロツクDBとしてマルチプレクサ55(2
9)に送出される。
【0072】このデータバツフア53は、制御回路52
から入力される記録制御信号CNWによつてリードアド
レスポインタ56(システム制御回路24に含まれてな
る)から読出し開始アドレスが指定されると、当該読出
し開始アドレスからの読み出し処理を実行し、その後自
動的に読出しアドレスがインクリメントされて読み出さ
れる。
【0073】またマルチプレクサ55では、制御回路5
2から入力される記録制御信号CNWによりサブコード
発生回路54で発生したサブコードデータSCDを記録
データブロツクDBに付加し、この結果得られる記録デ
ータブロツクについて、図6で上述したようにC3符号
を付すと共にインターリーブ処理する。マルチプレクサ
55はこの処理結果を記録データRECとしてデータレ
コーダ13に転送し、磁気テープ1上の記録トラツクに
記録する。なおこのときデータレコーダ13は制御回路
52から入力されるデータレコーダ制御信号CNDによ
つて記録動作するように制御される。
【0074】この記録データブロツクDBに付加される
サブコードデータSCDは、図3〜図5に上述したよう
に記録トラツクが、ユーザデータトラツクであることを
表すユーザデータトラツク情報UDTに加えて、図9に
示すようなデータが付加されている。
【0075】すなわちこのサブコードデータSCDは、
4〔BYTE〕を1ワードとして構成され、先頭の0ワード
目に記録データブロックDBのブロック番号BLNOが
記録され、続く1ワード目に記録データブロックDBの
フアイル番号FLNOが記録され、さらに続く2ワード
目にライトリトライ回数RTCTが記録されている。
【0076】ここでこの実施例の場合データレコーダ1
3は、記録した記録データRECを直ちに再生するいわ
ゆるリードアフタライト機能を有し、この再生データR
AWをライトリトライ回路50のライトエラー検出回路
51に送出すると共に、再生データRAWについて内部
でエラー検出訂正処理を行い、訂正し得ないエラーが発
生した場合には、再生データRAWにエラー検出信号を
付加する。
【0077】ライトエラー検出回路51はデータレコー
ダ13から入力される再生データRAWについて誤り検
出処理を行いエラーを検出した場合や、再生データRA
Wにエラー検出信号が付加されている場合、当該エラー
が発生したことを表す記録エラー信号WERを、ライト
リトライすべき記録データブロツクDBのブロツク番号
BLNOと共に制御回路52に送出する。
【0078】これにより制御回路52は記録エラー信号
WERと共に入力されたブロツク番号BLNOに基づい
て、ライトリトライ処理として再度記録開始する記録デ
ータブロツクDBのブロツク番号BLNOを指定する記
録制御信号CNWをリードアドレスポインタ56に送出
する。
【0079】これに加えて制御回路52はサブコード発
生回路54に対し、サブコードデータSCD中のライト
リトライ回数RTCTを1つインクリメントし、その他
のサブコードデータSCDはリトライ前と同一にする記
録制御信号CNWを送出する。
【0080】これによりライトリトライ回路50におい
ては、データバツフア53に格納された書込みデータW
Rを、エラーが発生した記録データブロツクDBから読
み出し、上述と同様にマルチプレクサ55でリトライカ
ウント回数RTCTが1つインクリメントされたサブコ
ードデータSCDを付加して磁気テープ1上の記録トラ
ツクに記録し、このようにして、ライトリトライ処理を
実行する。
【0081】以上の構成において、例えば図10(A)
に示すようなブロツク番号BLNOが付加された記録デ
ータRECをデータレコーダ13に転送すると、磁気テ
ープ1上には、図10(B)に示すように、記録データ
RECに対応して順次ブロツク番号BLNOが付加され
た記録トラツクが形成される。
【0082】またデータレコーダ13はこの記録トラツ
クを同時再生し、この結果得られる再生データRAWが
図10(C)に示すように順次ブロツク番号BLNOが
付加されてライトリトライ回路50のライトエラー検出
回路51に送出する。
【0083】ここで例えばライトエラー検出回路51が
ブロツク番号BLNOの値「04」の再生データRAW
についてエラーを検出すると、ライトリトライ回路50
はブロツク番号BLNOの値「04」からライトリトラ
イ処理を開始し、この結果図10(B)に示すように、
磁気テープ1上には記録データRECに対応して順次ブ
ロツク番号BLNOが値「04」から始まる記録トラツ
クがライトリトライ部WRTとして形成される。すなわ
ち、磁気テープ1上にはエラーが検出された記録トラツ
クTRから離れた位置の記録トラツクTRに、ブロツク
番号BLNOの値「04」からライトリトライされた記
録データRECが記録されることになる。
【0084】また上述の構成のライトリトライ回路50
で、図11に示すように、ホストコンピュータ11から
記録終了命令が入力されたタイミング、又はデータバツ
フア53のブロツクメモリに記録すべき記録データブロ
ックDB(図11(A))が無くなつた時点t0のタイ
ミングで、制御回路52はデータバツフア53の読み出
しを終了させる記録制御信号CNW(REC)(図11
(B))を、リードアドレスポインタ56に送出し、こ
のようにして記録データブロックDBの読み出しが終了
する。
【0085】制御回路52はこれと共に、サブコード発
生回路54に対して図4に上述したように所定データブ
ロツク分の記録最終情報EORに応じたサブコードデー
タSCDを発生する記録制御信号CNW(EOR)(図
11(E))を送出し、この結果データレコーダ13に
おいて磁気テープ1の記録トラツク上に記録データRE
Cに応じたユーザデータ記録トラツクUDTに続いて記
録最終情報トラツクEORT(図5、図11(G))が
所定記録トラツク分形成される。
【0086】このような状態で、ライトエラー検出回路
51がデータレコーダ13から入力される再生データR
AW(図11(C))について時点t1のタイミングで
エラーの発生を検出すると、制御回路52はリードアド
レスポインタ56及びサブコード発生回路54に対して
上述のリトライ処理を実行する記録制御信号CNW(R
EC)及び(WRT)を送出する。
【0087】この結果磁気テープ1上には記録最終情報
トラツクEORTの途中からライトリトライ部WRTの
記録トラツクが形成され、このデータブロツクの終了に
よつて、再度記録最終情報トラツクEORTが形成され
る。
【0088】やがて所定ブロック分の記録最終情報トラ
ツクEORTの記録の最中の再生データRAWにエラー
は発生しない場合、制御回路52は時点t3のタイミン
グで記録最終情報トラツクEORTの記録を終了し、こ
れと共にデータレコーダ13にデータレコーダ制御信号
CNDを送出して、データレコーダ13を停止させる。
【0089】このように記録最終時にライトエラーが発
生し、ライトリトライ処理を行つたとき、図12(A)
に示すように、記録最終情報トラツクEORTを所定数
記録して通常に終了した場合と比較して、記録最終情報
トラツクEORTの途中からライトリトライ部WRTの
記録トラツクが形成され、この後所定数分の記録最終情
報トラツクEORTが再度形成されている。
【0090】以上の方法によれば、エラーを検出した記
録データRECの記録トラックTRから離れたトラック
位置に時間的な遅れをもって、ブロツク番号BLNOの
値「04」以後の記録データRECが再記録されるの
で、記録及び再生用の回転ヘッドが1回転する短時間の
間にエラーの検出及び再記録を高速かつ複雑な信号処理
によって無理に実行する必要はなく、再生ヘッドの配置
や回路設計の自由度を向上させて処理を簡略化すること
ができる。
【0091】さらにこの方法によれば、ライトリトライ
処理をデータレコーダ13を停止させ磁気テープ1を巻
戻すことなく実現するようにしたことにより、リトライ
動作に伴う磁気テープ1のダメージを未然防止すること
ができる。
【0092】さらにこの方法によれば、データレコーダ
13を停止させ磁気テープ1を巻戻すことなくライトリ
トライ処理を実現するようにしたことにより、高速な停
止、巻戻し機構を持たない磁気記録装置においても確実
なライトリトライ処理を実現できる。
【0093】かくするにつき、全体としてビツトエラー
レートを格段的に向上して、ホストコンピユータシステ
ム11の外部記録装置として最適なデータレコーダ13
を実現できる。
【0094】(3)他の実施例 (3−1)上述の実施例においては、4トラツク毎のデ
ータについてインターリーブス処理を行うようにした
が、本発明はこれに限らず、例えば8トラツク毎のデー
タについてインターリーブ処理を行うようにしても良
い。
【0095】(3−2)上述の実施例においては、ライ
トリトライ回路が実行するライトリトライ処理の回数に
ついて制限を設けていないが、これに代え、例えば10回
等の制限を設け、サブコードデータ中のライトリトライ
回数がこれを越えた場合には、ホストコンピユータに対
して、記録不能等のメツセージを記録データに付して転
送するようにしても良い。
【0096】(3−3)上述の実施例においては、本発
明をコンピユータの外部記憶装置に適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、種々の磁気記録再
生装置に広く適用することができる。
【0097】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、エラーを
検出した記録データRECのトラックから離れたトラッ
ク位置に時間的な遅れをもって再記録すればよいので、
記録及び再生用の回転ヘッドが1回転する短時間の間に
高速で複雑な信号処理によって無理にエラーの検出及び
再記録を行う必要がなく、その分データの再記録を複雑
な信号処理なしに低速かつ容易に実行し得ると共に、記
録データRECを再度記録した回数RTCTが所定の値
を越えたときには、記録データRECを正確に記録する
ことが困難であると判断して記録不能である旨を出力す
ることにより、停止命令を受けて再記録を停止し得る磁
気記録方法を実現できる。
【0098】かくするにつき、全体としてビツトエラー
レートを格段的に向上してホストコンピユータシステム
の外部記録装置として最適な磁気記録方法を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録方法を適用したコンピユータ
システムの全体構成を示すブロツク図である。
【図2】磁気テープ上の記録領域の説明に供する略線図
である。
【図3】磁気テープ上の記録トラツクのフオーマツトの
説明に供する略線図である。
【図4】記録トラツク間のインターリーブ処理の説明に
供する略線図である。
【図5】磁気テープ上のトラツクフオーマツトの説明に
供する略線図である。
【図6】記録フオーマツト制御部の構成を示すブロツク
図である。
【図7】再生フオーマツト制御部の構成を示すブロツク
図である。
【図8】本発明の磁気記録方法の一実施例を実行するラ
イトリトライ回路の構成を示すブロツク図である。
【図9】そのユーザデータトラツクのサブコードデータ
の内容を示す略線図である。
【図10】ライトリトライ回路による磁気記録方法の説
明に供するタイミングチヤートである。
【図11】ライトリトライ回路による磁気記録方法の説
明に供するタイミングチヤートである。
【図12】ライトリトライ発生時の磁気テープ上の記録
トラツクの説明に供する略線図である。
【図13】ID−1フオーマツトによる磁気テープ上の
記録フオーマツトの説明に供する略線図である。
【図14】ID−1フオーマツトのインターリーブ処理
の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……磁気テープ、10……コンピユータシステム、1
1……ホストコンピユータシステム、12……データレ
コーダ制御装置、13……データレコーダ、15……フ
オーマツト制御部、16……メモリ、20……記録フオ
ーマツト制御部、40……再生フオーマツト制御部、5
0……ライトリトライ回路、51……ライトエラー検出
回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ブロック単位で順次ブロック番号を付
    して記録データを記録媒体のトラックに記録すると共
    に、当該記録データを同時再生して得られる再生データ
    を監視し、 上記再生データのエラーを検出した場合、上記記録媒体
    の上記記録データを記録したトラックとは隣接しないト
    ラック位置から、上記エラーの発生した上記ブロック番
    号以後の上記記録データを再度記録すると共に当該再度
    記録した回数を記録し、 上記再度記録した回数が所定の値を越えたときには記録
    不能である旨を出力する ことを特徴とする磁気記録方
    法。
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