JP3286553B2 - 防眩インナーミラー - Google Patents

防眩インナーミラー

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JP3286553B2 JP08323997A JP8323997A JP3286553B2 JP 3286553 B2 JP3286553 B2 JP 3286553B2 JP 08323997 A JP08323997 A JP 08323997A JP 8323997 A JP8323997 A JP 8323997A JP 3286553 B2 JP3286553 B2 JP 3286553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新規な方式によ
り防眩機能を持たせた車両用のインナーミラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】防眩インナーミラーは反射率が切り替え
られるミラーで、夜間に反射率を低下させることによ
り、後続車のヘッドライトによる眩しさを軽減するよう
にしたものである。
【0003】従来の防眩インナーミラーは、プリズムを
使ったものが一般的であった。これは図2に示すよう
に、透明なガラス基板10を上下方向に厚さが変化する
プリズムガラスで構成し、その裏面に反射膜12を形成
したものである。ガラス基板10は傾動装置によって傾
動可能に配設されている。昼間は図2(a)のようにガ
ラス基板10を下向きに傾動させることにより、車両後
方からの入射光(後方映像)は反射膜12で反射され
て、運転者の視点14に導かれる。夜間は図2(b)に
示すようにガラス基板10を上向きに傾動させることに
より、車両後方からの入射光はガラス基板10の表面1
0aで反射されて運転者の視点14に導かれる。反射膜
12による反射率は80%位あるのに対し、ガラス基板
表面10aによる反射率は4%位しかないので、夜間後
続車のヘッドライトが入射された時の眩しさを軽減する
ことができる。
【0004】従来の別の方式の防眩インナーミラーとし
て、液晶やエレクトロクロミック素子を用いて反射率を
連続的に可変できるようにしたものがあった。これは、
2枚のガラス間に液晶やエレクトロクロミック素子を封
入し、後ろ側のガラス基板に反射膜を形成したもので、
液晶やエレクトロクロミック素子に印加する電圧を制御
することにより、その光透過率を制御して、反射率を可
変するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図2のプリズム式
防眩インナーミラーは構造が簡単で安価であるが、ガラ
ス基板10は厚さが変化するプリズムであるため、曲率
を付けて視野を広角とする場合、製作が難しかった。
【0006】前記液晶やエレクトロクロミック素子を用
いる方式の防眩インナーミラーは駆動回路、制御回路等
が必要になり、高価であった。また、2枚のガラスの間
に液体を封入しているため、衝突等でガラスが割れた場
合、ガラスが飛散して乗員が負傷する危険があった。
【0007】この発明の前記従来の技術における問題点
を解決して、構造が簡単でしかも曲率を付けるのが容易
な新しい方式による防眩インナーミラーを提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、原理的に
は、素子内部に干渉縞が配列された反射型ホログラム素
子の当該干渉縞によって構成されて当該ホログラム素子
の表面と非平行に配列された第1の反射面と、前記ホロ
グラム素子の後方に前記第1の反射面と非平行に配列さ
れた第2の反射面とを具備し、前記ホログラム素子を透
過して入射され前記第2の反射面で反射され前記ホログ
ラム素子を透過して出射される光路の反射率と、前記ホ
ログラム素子に入射され前記第1の反射面で反射されて
当該ホログラム素子から出射される光路の反射率とを異
なる値に設定し、前記第1の反射面と第2の反射面との
相対位置を保持したまま、視点に対するこれら反射面の
なす角度を調整可能に構成したものである。
【0009】また、この発明の防眩インナーミラーは、
具体的には、概ね透明な基板と、この基板の裏面の全面
透明粘着剤または透明接着剤によって取り付けられた
ホログラム素子と、このホログラム素子の裏面の全面
粘着剤または接着剤によって固定配設された概ね透明な
ガラス部材と、このガラス部材の裏面に固定配設された
反射膜と、基板を傾動させる傾動機構とで構成されるも
のである。ホログラム素子は、合成樹脂で構成された2
枚のベースフィルム間に記録材料を一定厚に成膜して挟
み込んで一体化したセル構造を有し、かつ、該記録材料
の内部に形成された干渉縞によって当該素子表面と非平
行に反射面を構成した反射型ホログラム素子として構成
されている。これによれば、車両後方から入射される光
はホログラム素子の干渉縞とその奥の反射膜でそれぞれ
反射される。この場合、干渉縞による反射面は素子の表
面と非平行に配列されているので、干渉縞による反射方
向と反射膜による反射方向とを異ならせることができ
る。したがって、ホログラム素子の干渉縞による反射光
の反射率と反射膜による反射光の反射率とを異ならせる
ことにより、基板の傾動動作に応じていずれの反射光を
運転者の視点に導くかによって反射率を切り換えること
ができる。ホログラム素子の干渉縞による反射率は一般
に低いので、ホログラム素子の干渉縞による反射光を防
眩用とし、反射膜による反射光を通常用(昼光用)とす
るのが都合がよい。
【0010】この発明によれば、ホログラム素子を、合
成樹脂で構成された2枚のベースフィルム間に記録材料
を一定厚に成膜して挟み込んで一体化したセル構造の
ィルム状素子として構成しているので、大量複製が容易
であり、また透明粘着剤や透明接着剤で基板に貼着して
いるので、衝突等で基板が割れた際の飛散防止の役目も
果たすことができる。
【0011】また、ホログラム素子による反射光の色は
干渉縞どうしの間隔で決定される。したがって、ホログ
ラム素子の干渉縞どうしの間隔を複数種類混在させるこ
とにより、多色の反射光が得られ色再現が可能となる。
特に赤、緑、青に相当する干渉縞の間隔を混在させれば
フルカラー映像となる。また、基板の厚みをほぼ一定に
形成すれば曲率をつけて広角にする場合の製作が容易に
なる。また、プリズムガラスを用いる場合に比べて基板
の軽量化、薄形化を図ることができ、耐振性や見映えが
向上する。また、基板を一定厚で平坦に構成しホログラ
ム素子の干渉縞の配列により光学的に凸面鏡に構成する
ことにより、平坦な凸面鏡を製作することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。図1はこの発明による防眩インナーミラー15の
断面側面図で、(a)は通常時(非防眩時)の状態、
(b)は防眩時の状態である。また、図3はミラー本体
の各種横断面形状、図4はミラー本体を外した状態で示
す正面図である。
【0013】図1(a)において、防眩インナーミラー
15は、車両のフロントウインドウ16に金属製のステ
ー18が取り付けられている。ステー18の先端にはハ
ウジング22が各方向に回転可能にかつ上下方向に傾動
動作可能に取付けられている。ハウジング22の前面開
口部には、ミラー本体21がはめ込み装着されている。
ミラー本体21は、一定厚を有する透明な表ガラス(基
板)23と、表ガラス23の裏面に貼り付けられた一定
厚を有するホログラム素子25と、ホログラム素子25
の裏面に貼り付けられた一定厚を有する封止ガラス27
とで全体が一定厚で一体に構成されている。ミラー本体
21は、例えば図3(a)に示すように平板状に形成し
たり、図3(b)に示すように一定曲率を有する凸状に
湾曲形成したり、図3(c)に示すように幅方向中央部
が一定曲率を有し、左右両端部付近が徐々に曲率半径が
短くなる凸状に湾曲形成することができる。
【0014】ステー18に対するハウジング22の取付
構造について説明する。図1において、ステー18の先
端には球状のピボット20が形成されている。ピボット
20はハウジング22の裏面に形成された孔24からハ
ウジング22内に差し込まれている。ピボット20には
プラスチック製の球面受座42が各方向に回転自在には
め込まれている。ピボット20と球面受座42間の回転
摺動動作により通常のミラー角度調整を行なうことがで
きる。ハウジング22内にはプレート取付ベース26が
ねじ28(図4)によって固定されている。プレート取
付ベース26の前面には金属製のプレート30が配置さ
れている。プレート30はその左右上端部に形成された
突出片32,34をプレート取付ベース26に形成され
た溝36,38に差し込んで、この上端部を回動軸40
として傾動自在にプレート取付ベース26に支持されて
いる。
【0015】ピボット20はプレート30に形成された
孔44から差し込まれ、球面受座42が孔44の周囲の
凹部46に支持されている。球面受座42には前面側か
ら球面受座押え板ばね48が被せられている。この板ば
ね48は図4に示すように左端部をプレート30の係止
部52に引っ掛けて係止させた状態で右端部をねじ54
でプレート30に固定して取り付けられている。この状
態では球面受座42はその頂部に突出形成されている正
面四角形状の突部56が板ばね48に形成された四角形
の開口部58にはめ込まれて、板ばね48の押圧力によ
りプレート30と板ばね48との間に押さえつけられて
いる。これにより、球面受座42はプレート30に対し
動けない状態に固定されている(球面受座42とピボッ
ト20間の回転摺動動作は確保されている。)。
【0016】プレート30には、図4に示すように、線
ばね60が支持部62,64,66,68,70,72
に支持された状態で取り付けられている。支持部62,
72は線ばね60の上辺60aの上方への移動を係止
し、支持部64,70は線ばね60の途中部分60b,
60cの下方への移動を係止し、支持部66,68は線
ばね60の垂直部60d,60eを上下スライド可能に
支持する。
【0017】切り替えレバー74は、プレート取付ベー
ス26に回動軸76を中心に回動自在に取付け支持され
ている。切り替えレバー74の下部はプレート取付ベー
ス26およびハウジング22の各下面に形成された孔7
8,80を通してハウジング22の外部に突出してお
り、運転者によって手動切り替え操作ができるようにさ
れている。切り替えレバー74の上部の回動軸76を外
れた位置には溝82が形成され、この溝82に線ばね6
0の左右下端部60f,60gがそれぞれ収容保持され
ている。線ばね60は上下方向に押し縮められた状態で
プレート30に支持されており、プレート30と切り替
えレバー74との間に押し合う力を作用させる。プレー
ト30と線ばね60と切り替えレバー74により傾動機
構84が構成されている。
【0018】切り替えレバー74を手前に引いて直立さ
せた図1(b)の防眩時の状態では、線ばね下端部60
f,60gは切り替えレバー74の回動軸76よりも後
方に位置し(このとき、切り替えレバー74の回動はプ
レート取付ベース26の所定位置で係止されてい
る。)、これによりプレート30はプレート取付ベース
26とほぼ平行に配列されている。
【0019】切り替えレバー74を奥側に倒していく
と、線ばね下端部60f,60gと回動軸76との相対
位置が変化し、これに伴いプレート30とプレート取付
ベース26が、プレート30の上端部の突出片32,3
4を回動軸として相対的に回動動作する。この場合、プ
レート30とステー18との間の相対移動は生じないの
で、プレート取付ベース26がプレート30から離れる
方向に回動していき、これに伴いプレート取付ベース2
6を固定しているハウジング22が下向きに傾動し、図
1(a)の通常時の状態に至る(このとき、切り替えレ
バー74の回動はプレート取付ベース26の所定位置で
係止される。)。
【0020】以上のようにして傾動機構84による傾動
動作が実現される。なお、通常のミラー角度の調整は、
ハウジング22を手で操作してピボット20と球面受座
42との間を回転摺動動作させることにより実現され
る。
【0021】次にミラー本体21の詳細構成について説
明する。図5は、ミラー本体21の詳細な縦断面構造
(ただし各部分の厚みは正確に図示してない。)の一例
を示したものである。表ガラス23は一定の厚さを有す
る透明なガラス基板で構成されている。表ガラス23の
裏面の全面には、ホログラム素子25が透明粘着剤また
は透明接着剤86によって密着状態で貼り付けられてい
る。ホログラム素子25は、この例では、合成樹脂で構
成されたベースフィルム88,89の間にフォトポリマ
等の記録材料90を一定厚に成膜して挟み込んで一体化
したセル構造で構成され、リップマンホログラム(反射
型ホログラム)として構成されている。記録材料90の
内部には平坦面状の干渉縞92が屈折率の差で構成さ
れ、位相型ホログラムを構成している。この干渉縞92
はホログラム素子25の表面に対し一定の角度で傾斜し
た反射面(第2の反射面)を構成している。このような
平坦面状の干渉縞92は、平行波どうしを干渉させて記
録することにより得られる。干渉縞92どうしの間隔d
は複数種類の間隔が混在している。ホログラム素子25
は、例えば1枚の乾板に青、緑、赤の光で順次露光して
マスターホログラムを作り、これを基に複製して作るこ
とができる。
【0022】ホログラム素子25の裏面の全面には、封
止ガラス27が着剤または接着剤94によって貼り付
けられている。封止ガラス27の裏面には、Al,Ag
等による反射膜91が成膜され、反射膜91の裏面は保
護コート93で覆われている。このようにして、ミラー
本体21は2枚のガラス23,27間にホログラム素子
25を封止した状態で全体が一体化されている。
【0023】図5の構造によれば、外部からの入射光9
6は表ガラス23および透明粘着剤または透明接着剤8
6を透過してホログラム素子25に入射され、一部が干
渉縞92で反射される。この反射光100は透明粘着剤
または透明接着剤86および表ガラス23を透過して表
ガラス23の表面23aから外部に出射される。また、
干渉縞96を透過した入射光は、反射膜91で反射され
て、反射光98として外部に出射される。この場合、干
渉縞92による反射面は反射膜91に対し傾斜して配置
されているので、反射膜91による反射光98と干渉縞
92による反射光100とは異なる方向に出射される。
また、ホログラム素子25による回折効率(反射率)は
例えば図6に示すようであり、干渉縞92による反射光
100の全スペクトル平均の強度は反射膜91による反
射光98の全スペクトル平均の強度に比べてかなり低
い。したがって、図1(b)に示すように干渉縞92に
よる反射光100が運転者の視点14に導かれることに
よって得られる映像を防眩時の映像として利用し、図1
(a)に示すように反射膜91による反射光98が運転
者の視点14に導かれることにより得られる映像を通常
時の映像として利用することができる。尚、図6の特性
によれば、通常時、防眩時ともほぼフルカラーの反射映
像が得られる。
【0024】尚、前記実施の形態では干渉縞92を平坦
面に形成しかつ干渉縞92どうしを平行に配列した場合
について説明したが、例えば図7に示すように、干渉縞
92を凸状に湾曲形成することにより、ガラス基板が平
坦な凸面鏡を構成することができる。このような湾曲し
た干渉縞92は平行波と球面波とを干渉させて記録する
ことにより得られる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す断面側面図であ
る。
【図2】 従来の防眩インナーミラーを示す断面側面図
である。
【図3】 図1のミラー本体21の各種横断面形状を示
す図である。
【図4】 図1の防眩インナーミラーをミラー本体を外
した状態で示す正面図である。
【図5】 図1のミラー本体の縦断面構造を示す図であ
る。
【図6】 図1のホログラム素子25の回折効率を示す
特性図である。
【図7】 ホログラム素子25中に配列する干渉縞の他
の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
14 視点 15 防眩インナーミラー 18 ステー 22 ハウジング 23 表ガラス(ガラス基板) 23a 表ガラス表面(第2の反射面) 25 ホログラム素子 27 封止ガラス(ガラス部材) 84 傾動機構 91 反射膜 92 干渉縞(第1の反射面) 96 入射光 98 反射膜による反射光 100 干渉縞による反射光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 1/04 G02B 5/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】概ね透明な基板と、この基板の裏面の全面
    透明粘着剤または透明接着剤によって固定配設された
    ホログラム素子と、このホログラム素子の裏面の全面
    粘着剤または接着剤によって固定配設された概ね透明な
    ガラス部材と、このガラス部材の裏面に固定配設された
    反射膜と、前記基板を傾動させる傾動機構とを具備して
    なり、 前記ホログラム素子が、合成樹脂で構成された2枚のベ
    ースフィルム間に記録材料を一定厚に成膜して挟み込ん
    で一体化したセル構造を有し、かつ、該記録材料の内部
    に形成された干渉縞によって当該素子表面と非平行に反
    射面を構成した反射型ホログラム素子で構成され、 前記基板の表面から入射され前記ホログラム素子の干渉
    縞で反射され前記基板の表面から出射される光路の反射
    率を、前記基板の表面から入射され前記ホログラム素子
    を透過して前記反射膜で反射され前記ホログラム素子を
    透過して前記基板の表面から出射される光路の反射率よ
    りも低く設定してなる防眩インナーミラー。
  2. 【請求項2】概ね透明な基板と、この基板の裏面の全面
    透明粘着剤または透明接着剤によって固定配設された
    ホログラム素子と、このホログラム素子の裏面の全面
    粘着剤または接着剤によって固定配設された概ね透明な
    ガラス部材と、このガラス部材の裏面に固定配設された
    反射膜と、前記基板をその前面を外部に露出させた状態
    で固定保持するハウジングと、このハウジングを車両に
    取付け支持するステーと、このステーと前記ハウジング
    との間に介在して当該ハウジングを前記ステーに対して
    傾動させる傾動機構とを具備してなり、 前記ホログラム素子が、合成樹脂で構成された2枚のベ
    ースフィルム間に記録材料を一定厚に成膜して挟み込ん
    で一体化したセル構造を有し、かつ、該記録材料の内部
    に形成された干渉縞によって当該素子表面と非平行に反
    射面を構成した反射型ホログラム素子で構成され、 前記基板の表面から入射され前記ホログラム素子の干渉
    縞で反射され前記基板の表面から出射される光路の反射
    率を、前記基板の表面から入射され前記ホログラム素子
    を透過して前記反射膜で反射され前記ホログラム素子を
    透過して前記基板の表面から出射される光路の反射率よ
    りも低く設定してなる防眩インナーミラー。
  3. 【請求項3】前記基板は厚みがほぼ一定なガラス基板で
    ある請求項または記載の防眩インナーミラー。
  4. 【請求項4】前記基板が凸状に湾曲形成されている請求
    記載の防眩インナーミラー。
  5. 【請求項5】前記基板が平板状に構成され、前記ホログ
    ラム素子の干渉縞による反射面が凸面鏡を構成するよう
    に当該干渉縞が配列されている請求項からのいずれ
    かに記載の防眩インナーミラー。
  6. 【請求項6】干渉縞どうしの間隔が複数種類混在した状
    態で当該干渉縞が配列されている請求項1からのいず
    れかに記載の防眩インナーミラー。
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