JP3285717B2 - ブラシレスモータ及びその駆動装置並びにエアコンディショナのコンプレッサ - Google Patents

ブラシレスモータ及びその駆動装置並びにエアコンディショナのコンプレッサ

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JP3285717B2 JP23990594A JP23990594A JP3285717B2 JP 3285717 B2 JP3285717 B2 JP 3285717B2 JP 23990594 A JP23990594 A JP 23990594A JP 23990594 A JP23990594 A JP 23990594A JP 3285717 B2 JP3285717 B2 JP 3285717B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定子巻線の端子電圧
に基づいて回転子の回転位置信号を得るようにしたブラ
シレスモータ及びその駆動装置並びにエアコンディショ
ナのコンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エアコンディショナのコンプレ
ッサの駆動モータとしては、コンプレッサの能力可変が
必要とされる用途の場合、回転速度制御の容易さから、
ブラシレスモータが採用されるようになっており、特
に、引出し線数が少ない等の特徴から、固定子巻線と永
久磁石形の回転子との相対的位置信号即ち回転位置信号
をホール素子等の位置センサを用いずに固定子巻線に誘
起される誘起電圧を利用して検出する位置センサレス方
式のものが採用されるようになってきている。
【0003】而して、この種のブラシレスモータにおい
ては、始動時には、固定子が停止していて固定子巻線に
誘起電圧が誘起されておらず、従って、回転子の回転位
置信号を得ることができないので、回転子を何らかの手
段により始動させる始動初期化動作を行なう必要があ
る。このため、従来では、特開昭57−173385号
公報及び特開平4−312390号公報に記載されたよ
うな技術が開示されている。即ち、これらの公報に開示
された技術は、複数相例えば3相の固定子巻線の内の特
定の相に一定電圧を一定時間だけ印加して回転子を移動
させるように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、ブラ
シレスモータの固定子巻線の特定の相に一定電圧を一定
時間印加して回転子を移動させる始動初期化動作を行な
っているので、特定の相の固定子巻線への電圧印加によ
る発生トルクが回転子の静止摩擦トルクに急激に打勝っ
て回転子が急速に移動するようになるので、負荷たるコ
ンプレッサに振動が発生する不具合があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、固定子巻線の内の特定の相に電圧を印
加して回転子を移動させる始動初期化動作時に負荷に振
動が発生することを極力防止し得るブラシレスモータ
びその駆動装置並びにエアコンディショナのコンプレッ
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、パル
ス幅変調制御により、固定子巻線に印加する電圧を制御
するブラシレスモータにおいて、前記固定子巻線には、
ピーク値が徐々に上昇する三角波の電圧が等価的に得ら
れるように、デューティ比を変化させた電圧が始動時に
印加されるように構成されたことを特徴とする
【0007】請求項2の発明は、パルス幅変調制御によ
り、固定子巻線に印加する電圧を制御するブラシレスモ
ータにおいて、前記固定子巻線には、ピーク値が徐々に
上昇するのこぎり波の電圧が等価的に得られるように、
デューティ比を変化させた電圧が始動時に印加されるよ
うに構成されたことを特徴とする
【0008】請求項3の発明は、ブラシレスモータの複
数相の固定子巻線に順次通電して永久磁石形回転子を回
転させるための出力手段と、 前記固定子巻線の端子電
圧に基づいて前記回転子の回転位置信号を得、これに応
じて前記出力手段に通電タイミング信号を与えるととも
に、このブラシレスモータの始動時には、前記複数相の
固定子巻線の内の特定の相に、徐々に上昇させるような
電圧を印加するための通電タイミング信号を与えるよう
に構成されている制御手段とを備えるブラシレスモータ
の駆動装置において、前記制御手段は、始動時におい
て、特定の相への印加電圧を複数段階の三角波状に変化
させるとともに、そのピーク値を徐々に上昇させるよう
な電圧を印加するための通電タイミング信号を与えるよ
うに構成されていることを特徴とする
【0009】請求項4の発明は、ブラシレスモータの複
数相の固定子巻線に順次通電して永久磁石形回転子を回
転させるための出力手段と、前記固定子巻線の端子電圧
に基づいて前記回転子の回転位置信号を得、これに応じ
て前記出力手段に通電タイミング信号を与えるととも
に、このブラシレスモータの始動時には、前記複数相の
固定子巻線の内の特定の相に、徐々に上昇するような電
圧を印加するための通電タイミング信号を与えるように
構成されている制御手段とを備えるブラシレスモータの
駆動装置において、前記制御手段は、始動時に特定の相
への印加電圧を立上がりが急峻で立下がりが緩やかな複
数段階ののこぎり波状であって、そのピーク値げを徐々
に上昇させるような電圧を印加するための通電タイミン
グ信号を与えるように構成されていることを特徴とす
【0010】請求項5の発明は、制御手段は、特定の相
への印加電圧の波形をPWM制御のデューティを変化さ
せることにより等価的に発生させるように構成されてい
ることを特徴とする
【0011】請求項6の発明は、制御手段は、特定の相
への印加電圧を出力手段の入力側の電流を検出する電流
リミッタが動作するまで上昇させるように構成されてい
ることを特徴とする
【0012】請求項7の発明は、エアコンディショナの
コンプレッサにおいて、このコンプレッサの駆動モータ
はブラシレスモータであるとともに、この駆動モータの
駆動装置は、請求項4乃至7のいずれかに記載のブラシ
レスモータの駆動装置を用いることを特徴とする
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】
【0016】請求項乃至4の発明によれば、固定子巻
印加される電圧波形のいずれかのピーク値付近でブ
ラシレスモータの発生トルクが回転子の静止摩擦トルク
を超えてその回転子が移動し始めたときに電圧が低下す
るので、ブラシレスモータの発生トルクが回転子の動摩
擦トルク相当分に低下するようになり、従って、回転子
に適正なトルクが作用することになって、回転子は緩や
かに移動する。
【0017】
【0018】請求項5の発明によれば、固定子巻線の特
定の相に印加される電圧の波形はPWM制御により等価
的に発生されるので、電圧波形の作成が容易である。
【0019】請求項6の発明によれば、固定子巻線の特
定の相に印加される電圧は電流リミッタが動作するまで
上昇されるので、電流リミッタが動作するまでの間に回
転子を確実に移動開始させることができる。
【0020】請求項7の発明によれば、請求項3乃至6
の発明のいずれかの効果を奏するエアコンディショナの
コンプレッサが得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき、図1乃
至図8を参照して説明する。先ず、図1に従って、全体
の構成について述べる。直流電源1の正及び負端子は、
その負端子側に電流検出用抵抗2を介して、駆動回路3
の入力端子4及び5に夫々接続されている。尚、直流電
源1の負端子はアースされている。
【0022】出力手段たる駆動回路3は、入力端子4,
5間に半導体スイッチング素子たるNPN形のトランジ
スタ6乃至8及び9乃至11を3相ブリッジ接続して構
成されている。尚、トランジスタ6乃至11には並列に
フリーホイールダイオード12乃至17が夫々接続され
ている。そして、トランジスタ6及び9の共通接続点は
出力端子18に接続され、トランジスタ7及び10の共
通接続点は出力端子19に接続され、トランジスタ8及
び11の共通接続点は出力端子20に接続されている。
【0023】ブラシレスモータ21はU,V及びW相の
固定子巻線22U,22V及び22Wを有する固定子2
2と、永久磁石形の回転子(図示せず)とを備えてい
る。そして、固定子巻線22U,22V及び22Wの一
端子は共通に接続され、各他端子は駆動回路3の出力端
子18,19及び20に夫々接続されている。
【0024】分圧回路23は、分圧抵抗24乃至29か
らなっており、固定子巻線22U,22V及び22Wの
各一端子、即ち、駆動回路3の出力端子18,19及び
20とアースとの間に、分圧抵抗24と25との直列回
路,分圧抵抗26と27との直列回路及び分圧抵抗28
と29との直列回路を接続して構成されている。そし
て、その分圧抵抗24と25,分圧抵抗26と27及び
分圧抵抗28と29との各共通接続点を検出端子30,
31及び32としている。
【0025】基準電圧発生手段たる基準電圧発生回路3
3は分圧用の抵抗34及び35を備えており、これらは
直流電源1の正端子と負端子との間に接続されている。
そして、これらの抵抗34及び35の共通接続点を基準
端子36としている。
【0026】尚、分圧回路23の分圧抵抗24,26及
び28と分圧抵抗25,27及び29との抵抗値比はK
対2(但し、Kは自然数)に設定され、基準電圧発生回
路33の抵抗34と35との抵抗値比は(K+1)対1
に設定されている。
【0027】検出手段37は前記分圧回路23と3個の
比較器38,39及び40とから構成され、その比較器
38,39及び40において、夫々の非反転入力端子
(+)は分圧回路23の検出端子30,31及び32に
接続され、夫々の反転入力端子(−)は基準電圧発生回
路33の基準端子36に共通に接続されている。
【0028】制御手段たる制御装置41は、マイクロコ
ンピュータ及びその周辺回路から構成されており、説明
の便宜上、機能別のブロック線図で示すと、主制御回路
42,電圧指令発生回路43及びパルス幅変調(PW
M)信号発生回路44からなっている。そして、主制御
回路42において、3つの入力ポートI1,I2及びI
3は比較器38,39及び40の各出力端子に接続さ
れ、他の2つの入力ポートI4及びI5はPWM信号発
生回路44及びモード設定器45の各出力端子に接続さ
れ、6つの出力ポートO1乃至O6はトランジスタ6乃
至11の夫々のベースにベースドライブ回路を介して接
続され、他の2つの出力ポートO7及びO8は電圧指令
信号発生回路43及びPWM信号発生回路44の夫々の
入力端子に接続されている。尚、主制御回路42の1つ
の入力ポートI6にはブラシレスモータ21を始動させ
るための始動信号STが与えられるようになっている。
【0029】この場合、主制御回路42は、RAM42
a及びROM42bを備えており、ROM42bには、
ブラシレスモータ21の運転を制御するためのプログラ
ムが記憶されているとともに、図4乃至図8に示す第1
乃至第5の始動初期化動作モードが記憶されている。そ
して、モード設定器45は、ROM42bに記憶された
第1乃至第5の始動初期化動作モードの内の1つを選択
設定するためのモード設定信号を主制御回路42に与え
るようになっている。更に、電圧指令信号発生回路43
において、他の入力端子には速度指令信号SVが与えら
れるようになっており、出力端子はPWM信号発生回路
44の入力端子に接続されている。
【0030】次に、本実施例の作用について、図2乃至
図8をも参照しながら説明する。ブラシレスモータ21
の回転中においては、固定子巻線22U,22V及び2
2Wの端子電圧UV,VV及びWVは分圧回路23によ
り分圧されて検出電圧UVa,VVa及びWVaとして
検出され、これらが比較器38,39及び40の非反転
入力端子(+)に入力される。又、直流電源1の電源電
圧Eは基準電圧発生回路33により分圧されて基準電圧
VRとして出力され、これが比較器38乃至40の反転
入力端子(−)に入力される。
【0031】比較器38,39及び40は、これらの検
出電圧UVa,VVa及びWVaと基準電圧VRとを比
較して固定子巻線22U,22V及び22Wに誘起され
る誘起電圧のゼロクロス点を検出する。
【0032】ここで、端子電圧UVを代表して回転位置
信号の検出原理について述べる。即ち、比較器38は、
図2(a)で示すように、端子電圧UVと基準電圧VR
(=E/2)とのクロス点を検出することにより、即
ち、固定子巻線22Uに誘起される誘起電圧のゼロクロ
ス点を検出することにより、図2(b)に示すように、
位相信号DSUを得る。そして、主制御回路42は、こ
の位相信号DSUから電気角30度に相当する時間を演
算してその分だけ位相信号DSUを移相し、以て、図2
(c)で示すように、回転位置信号PSUを得る。主制
御回路42は、他の端子電圧VV及びWVについても同
様の処理を行なって2つの回転位置信号を得る。
【0033】そして、主制御回路42は、これらの3つ
の回転位置信号を論理変換して6つの通電タイミング信
号たるベース信号を得、これらを駆動回路3のトランジ
スタ6乃至11のベースに与えて、順次トランジスタ6
乃至11をオン,オフさせ、以て、固定子巻線11U,
22V及び22Wに通電して回転子を回転させるように
なる。
【0034】ところで、制御装置41は、実際の運転に
際しては、速度指令信号SVに基づいて出力調整を行な
うべくパルス幅変調(PWM)制御を行なうようになっ
ている。
【0035】具体的には、主制御回路42は、演算によ
り得られた回転位置信号を基にブラシレスモータ21の
実際の回転速度を示す速度検出信号DVを検出して、こ
れを電圧指令信号発生回路43に与える。そして、電圧
指令信号発生回路43は、速度指令信号SVと速度検出
信号DVとを比較して両者の差が零となるようなPWM
のデューティ信号をPWM信号発生回路44に与える。
【0036】PWM信号発生回路44は、電圧指令信号
発生回路43から与えられるデューティ信号に応じたデ
ューティのPWM信号(図3(c)参照)を出力して主
制御回路42に与えるようになり、主制御回路42は、
例えば、駆動回路3の正側のトランジスタ6,7及び8
に与えられるベース信号をPWM信号により変調するの
で、例えば、端子電圧UVも図3(a)で示すようにパ
ルス状の電圧となり、これと基準電圧VRとの比較によ
り得られる位相信号DSUも図3(b)にDSU´で示
すようにパルス状になる。従って、このような図3
(b)で示す位相信号DSU´から図2(c)で示すよ
うに位置検出信号PSUを得ることはできない。他の端
子電圧VV及びWVについても同様である。
【0037】そこで、通常は、主制御回路42におい
て、PWM信号(パルス信号)の発生時のみ例えば端子
電圧UVと基準電圧VRとの比較を許可する構成(位相
信号DSU´を読込む構成)としており、従って、図3
(d)で示すように、図2(b)と同様の連続した位相
信号DSUを得ることができる。他の端子電圧VV及び
WVについても同様である。
【0038】このように、ブラシレスモータ21の回転
子の回転中は、固定子巻線22U,22V及び22Wに
発生する誘起電圧に基づいて回転子の回転位置信号を得
ることができるが、ブラシレスモータ21の始動時には
回転子が停止しているので、固定子巻線22U,22V
及び22Wに誘起電圧は発生せず、回転子の回転位置信
号を得ることができない。そこで、本実施例では、次の
ようにしてブラシレスモータ21の回転子を移動させる
始動初期化動作を行なわせる。
【0039】(1)第1の始動初期化動作モード(図
4) モード設定器45を操作することにより第1の始動初期
化動作モードを選択設定し、主制御回路42に始動信号
STを与える。これにより、主制御回路42は、ROM
42bから図4に示す第1の始動初期化動作モードを読
出してRAM42aに記憶させ、このRAM42aに記
憶された第1の始動初期化動作モードを実行させる。こ
の第1の始動初期化動作モードは、図4に実線で示すよ
うに、0(V)から予め定められた設定電圧例えば25
(V)まで直線状に徐々に変化するもので、0(V)か
ら25(V)に達するまでの時間は1乃至2秒に設定さ
れている。尚、第1の始動初期化動作モードとしては、
図4に二点鎖線で示すように、初期電圧例えば2.5
(V)から設定電圧25(V)まで直線状に徐々に変化
するものでもよい。
【0040】そして、主制御回路42は、実行に当たっ
ては、第1の始動初期化動作モードに対応するモード信
号MDをPWM信号発生回路44に与えるようになり、
PWM信号発生回路44は、第1の始動初期化動作モー
ドがPWM制御により等価的に得られるようなPWM信
号を主制御回路42に与えるようになる。
【0041】そこで、主制御回路42は、PWM信号発
生回路44から与えられるPWM信号により駆動回路3
の例えばトランジスタ6及び10をオン,オフ制御する
ようになり、従って、PWM制御により得られた第1の
始動初期化動作モードの電圧が特定の相たるU,V相の
固定子巻線22U,22Vに印加されるようになる。こ
れにより、ブラシレスモータ21の特定の相たるU及び
V相の固定子巻線22U及び22Vに印加されて徐々に
上昇する電圧が、回転子の静止摩擦トルクに打勝つトル
クを発生する時点になると、回転子が移動し始めるよう
になる。
【0042】その後、主制御回路42は、ブラシレスモ
ータ21の固定子巻線22U及び22Vに印加される電
圧が設定電圧25(V)に達すると、始動初期化動作を
終了し、前述したような固定子巻線22U,22V及び
22Wに発生する誘起電圧に基づく回転位置信号に応じ
て駆動回路3のトランジスタ6乃至11をオン,オフ制
御し、ブラシレスモータ21の速度を速度指令信号SV
の示す指令速度に達するように上昇させる始動加速運転
を実行するようになる。
【0043】尚、特定の相たるU,V相の固定子巻線2
2U,22Vに印加される電圧の最大値たる設定電圧2
5(V)は、回転子を移動開始させるのに充分なトルク
を発生させる電圧であり、従来において始動初期化動作
時に特定の相に印加される一定電圧に相当する。
【0044】(2)第2の始動初期化動作モード(図
5) モード設定器45を操作することにより第2の始動初期
化動作モードを選択設定し、主制御回路42に始動信号
STを与える。これにより、主制御回路42は、ROM
42bから図5に示す第2の始動初期化動作モードを読
出してRAM42aに記憶させ、このRAM42aに記
憶された第2の始動初期化動作モードを実行させる。こ
の第2の始動初期化動作モードは、図5に示すように、
0(V)から設定電圧25(V)まで三角波状に複数段
階に変化するもので、例えば所定の傾斜で5(V)上が
り、所定の傾斜で2.5(V)下がることを繰返し、ピ
ーク値が徐々に上昇する。
【0045】そして、主制御回路42は、実行に当たっ
ては、第2の始動初期化動作モードに対応するモード信
号MDをPWM信号発生回路44に与えるようになり、
PWM信号発生回路44は、第2の始動初期化動作モー
ドがPWM制御により等価的に得られるようなPWM信
号を主制御回路42に与えるようになる。以後の動作
は、第1の始動初期化動作モードの場合と同様であり、
PWM制御により得られた第2の始動初期化動作モード
の電圧が特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,2
2Vに印加される。
【0046】(3)第3の始動初期化動作モード(図
6) モード設定器45を操作することにより第3の始動初期
化動作モードを選択設定し、主制御回路42に始動信号
STを与える。これにより、主制御回路42は、ROM
42bから図6に示す第3の始動初期化動作モードを読
出してRAM42aに記憶させ、このRAM42aに記
憶された第3の始動初期化動作モードを実行させる。こ
の第3の始動初期化動作モードは、図6に示すように、
0(V)から設定電圧25(V)までのこぎり波状に複
数段階に変化するもので、例えば緩やかな傾斜で5
(V)上がり、急峻な傾斜で2.5(V)下がることを
繰返し、ピーク値が徐々に上昇する。
【0047】そして、主制御回路42は、実行に当たっ
ては、第3の始動初期化動作モードに対応するモード信
号MDをPWM信号発生回路44に与えるようになり、
PWM信号発生回路44は、第3の始動初期化動作モー
ドがPWM制御により等価的に得られるようなPWM信
号を主制御回路42に与えるようになる。以後の動作
は、第1の始動初期化動作モードの場合と同様であり、
PWM制御により得られた第3の始動初期化動作モード
の電圧が特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,2
2Vに印加される。
【0048】(4)第4の始動初期化動作モード(図
7) モード設定器45を操作することにより第4の始動初期
化動作モードを選択設定し、主制御回路42に始動信号
STを与える。これにより、主制御回路42は、ROM
42bから図7に示す第4の始動初期化動作モードを読
出してRAM42aに記憶させ、このRAM42aに記
憶された第4の始動初期化動作モードを実行させる。こ
の第4の始動初期化動作モードは、図7に示すように、
例えば、2.5(V)から緩やかな傾斜で0(V)まで
下がり、その後、急峻な傾斜で5(V)上がり、更に緩
やかな傾斜で2.5(V)下がることを繰返すのこぎり
波状に複数段階に変化するもので、そのピーク値は設定
電圧25(V)まで徐々に上昇する。
【0049】そして、主制御回路42は、実行に当たっ
ては、第4の始動初期化動作モードに対応するモード信
号MDをPWM信号発生回路44に与えるようになり、
PWM信号発生回路44は、第4の始動初期化動作モー
ドがPWM制御により等価的に得られるようなPWM信
号を主制御回路42に与えるようになる。以後の動作
は、第1の始動初期化動作モードの場合と同様であり、
PWM制御により得られた第4の始動初期化動作モード
の電圧が特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,2
2Vに印加される。
【0050】(5)第5の始動初期化動作モード(図
8) モード設定器45を操作することにより第5の始動初期
化動作モードを選択設定し、主制御回路42に始動信号
STを与える。これにより、主制御回路42は、ROM
42bから図8に示す第5の始動初期化動作モードを読
出してRAM42aに記憶させ、このRAM42aに記
憶された第5の始動初期化動作モードを実行させる。こ
の第5の始動初期化動作モードは、図8に示すように、
パルス状に複数段階に変化するもので、例えば、最初は
3(V)のパルスで、その後は、ピーク値が1.5
(V)ずつ徐々に増加し、最大ピーク値が設定電圧25
(V)まで上昇する。
【0051】そして、主制御回路42は、実行に当たっ
ては、第5の始動初期化動作モードに対応するモード信
号MDをPWM信号発生回路44に与えるようになり、
PWM信号発生回路44は、第5の始動初期化動作モー
ドがPWM制御により等価的に得られるようなPWM信
号を主制御回路42に与えるようになる。以後の動作
は、第1の始動初期化動作モードの場合と同様であり、
PWM制御により得られた第5の始動初期化動作モード
の電圧が特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,2
2Vに印加される。
【0052】尚、モード設定器45による第1乃至第5
の始動初期化動作モードの選択設定は、ブラシレスモー
タ21の負荷たるコンプレッサの種類,性能,設置状態
等により適宜行なわれるものである。
【0053】このように、本実施例においては、ブラシ
レスモータ21の始動時には、主制御回路42のROM
42bに記憶された第1乃至第5の始動初期化動作モー
ドの内のいずれかの始動初期化動作モードを選択設定し
て、これに基づいてブラシレスモータ21の回転子を移
動させる始動初期化動作を実行させるようにした。
【0054】先ず、図4に示す第1の始動初期化動作モ
ードにより始動初期化動作を実行した場合には、U,V
及びW相の固定子巻線22U,22V及び22Wの内の
特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,22Vに印
加されて直線状に上昇する電圧が回転子の静止摩擦トル
クに打勝つトルクを発生するようになったときに回転子
が移動し始めるので、発生トルクが静止摩擦トルクに急
激に打勝って回転子が移動する従来とは異なり、ブラシ
レスモータ21の回転子は緩やかに移動を始めるように
なるものであり、ブラシレスモータ21の負荷たるコン
プレッサに急激な振動を発生させることを極力防止する
ことができる。
【0055】図5乃至図7に示す第2乃至第4の始動初
期化動作モードのいずれかにより始動初期化動作を実行
した場合には、U,V相の固定子巻線22U,22V相
の固定子巻線22U,22Vに印加される三角波状又は
のこぎり波状の電圧のいずれかのピーク値付近で発生ト
ルクが静止摩擦トルクに打勝って回転子が移動を開始す
るとともに、その後印加電圧が低下するので、発生トル
クは動摩擦トルク相当分に低下するようになり、従っ
て、回転子により適正なトルクが作用するようになっ
て、回転子は第1の始動初期化動作モードによる始動初
期化動作の場合よりも一層緩やかに移動するようにな
る。
【0056】又、図8に示す第5の始動初期化動作モー
ドにより始動初期化動作を実行した場合には、U,V相
の固定子巻線22U,22Vに印加されるパルス状の電
圧のいずれかのピーク値付近で発生トルクが静止摩擦ト
ルクに打勝って回転子が移動を開始するようになるが、
パルス状電圧であるため回転子が1度に(1パルスで)
移動する角度が小さくなり、従って、回転子は第1の始
動初期化動作モードによる始動初期化動作の場合よりも
緩やかに移動する。
【0057】更に、本実施例によれば、図4乃至図8に
示す第1乃至第5の始動初期化動作モードの電圧波形を
PWM制御により等価的に得るようにしたので、電圧波
形の作成が容易である。
【0058】しかも、本実施例によれば、固定子巻線2
2U,22V及び22Wの内の特定の相たるU,V相の
固定子U,V相の固定子巻線22U,22Vに第1乃至
第5の始動初期化動作モードに応じて印加される電圧は
予め定められた設定電圧25(V)まで上昇されるの
で、電圧が設定電圧25(V)に達するまでには必ず発
生トルクが回転子の静止摩擦トルクに打勝つ時点が生ず
るようになって、回転子を確実に移動開始させることが
でき、又、特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,
22Vに必要以上に大きな電圧が印加されることもな
い。
【0059】図9は本発明の第2の実施例を示すもの
で、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、以下、異なる部分についてのみ説明する。即ち、電
流リミッタ46において、その入力端子は電流検出用抵
抗2の出力端子に接続され、出力端子は主制御回路42
の入力ポートI7に接続されている。この電流リミッタ
46は、駆動回路3の入力側に流れる直流電流を検出す
るもので、これが設定電流となったときに検出動作して
検出信号を出力するようになっている。この場合、駆動
回路3の入力側に流れる直流電流は、固定子巻線22
U,22V及び22Wに流れる電流に相当する。
【0060】而して、主制御回路42は、第1乃至第5
の始動初期化動作モード(図4乃至図8参照)の内のい
ずれかの始動初期化動作モードによる始動初期化動作時
には、特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,22
Vに対する印加する電圧を電流リミッタ46から検出信
号が与えられるまで上昇させるようになっている。そし
て、電流リミッタ46によって検出される設定電流は、
回転子が静止摩擦トルクに打勝って移動を開始するのに
充分なトルクを発生させる大きさに設定されている。
【0061】従って、この第2の実施例によっても、前
記実施例と同様の効果を得ることができ、この場合で
も、回転子を確実に移動開始させることができ、しか
も、特定の相たるU,V相の固定子巻線22U,22V
に不必要に過大電流を流すこともない。
【0062】尚、上記実施例では、固定子巻線22U,
22V及び22Wの端子電圧UV,VV及びWVと基準
電圧発生回路33の基準電圧VRとを比較し、その比較
結果に基づいて回転子の回転位置信号を得るようにした
が、代わりに、特願平6−8510号に示すように、固
定子巻線22U,22V及び22Wの端子電圧UV,V
V及びWVを積分する積分手段(ローパスフィルタ)と
固定子巻線22U,22V及び22Wの中性点電圧を積
分する積分手段(平滑回路)とを設け、これらの積分手
段の比較結果により回転子の回転位置信号を得るように
してもよい。
【0063】その他、本発明は、上記した実施例にのみ
限定されるものではなく、次のような変形若しくは拡張
が可能である。主制御回路42のROM42bに第1乃
至第5の始動初期化動作モードを記憶させて、これらの
1つをモード設定器45により選択設定して実行させる
ようにしたが、ROM42bにブラシレスモータ21の
負荷に最適な1つの始動初期化動作モードを記憶させる
ようにしてもよい。ブラシレスモータ21の固定子巻線
22U,22V及び22Wの内の特定の相をU,V相の
固定子巻線22U,22Vに設定したが、代わりに、
V,W相の固定子巻線22V,22W若しくはW,U相
の固定子巻線22W,22Uに設定してもよい。第1乃
至第5の始動初期化動作モードに応じた電圧波形をPW
M制御により等価的に得るようにしたが、代わりに、ト
ランジスタの能動領域を利用してアナログ的に得るよう
にしてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次のような効果を奏する。
【0065】請求項乃至4の発明によれば、固定子巻
ピーク値が徐々に上昇する三角波状の電圧(請求項
1、3)若しくはのこぎり波状の電圧(請求項2、4)
を印加するようにしたので、電圧波形のいずれかのピー
ク値付近でブラシレスモータの発生トルクが回転子の静
止摩擦トルクに打勝ってその回転子が移動し始めたとき
に電圧が低下して、発生トルクが動摩擦トルク相当分に
低下するようになり、従って、回転子に適正なトルクが
作用することになって、回転子は緩やかに移動する。
【0066】
【0067】請求項5の発明によれば、固定子巻線の特
定の相に印加される電圧の波形はPWM制御により等価
的に発生されるようにしたので、電圧波形の作成が容易
である。
【0068】
【0069】請求項6の発明によれば、固定子巻線の特
定の相に印加される電圧は、電流リミッタが動作するま
で上昇されるようにしたので、電流リミッタが動作する
までの間に回転子を確実に移動開始させることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】回転位置信号を得るための原理説明図
【図3】各部の波形図
【図4】第1の始動初期化動作モードを示す図
【図5】第2の始動初期化動作モードを示す図
【図6】第3の始動初期化動作モードを示す図
【図7】第4の始動初期化動作モードを示す図
【図8】第5の始動初期化動作モードを示す図
【図9】本発明の第2の実施例を示す電気的構成図
【符号の説明】
図面中、3は駆動回路(出力手段)、21はブラシレス
モータ、22は固定子、22U乃至22Wは固定子巻
線、37は検出手段、41は制御装置(制御手段)、4
2は主制御回路、43は電圧指令信号発生回路、44は
PWM信号発生回路、46は電流リミッタを示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅変調制御により、固定子巻線に
    印加する電圧を制御するブラシレスモータにおいて、 前記固定子巻線には、 ピーク値が徐々に上昇する三角波の電圧が等価的に得ら
    れるように、デューティ比を変化させた電圧が始動時に
    印加されるように構成されたことを特徴とするブラシレ
    スモータ。
  2. 【請求項2】 パルス幅変調制御により、固定子巻線に
    印加する電圧を制御するブラシレスモータにおいて、 前記固定子巻線には、 ピーク値が徐々に上昇するのこぎり波の電圧が等価的に
    得られるように、デューティ比を変化させた電圧が始動
    時に印加されるように構成されたことを特徴とするブラ
    シレスモータ。
  3. 【請求項3】 ブラシレスモータの複数相の固定子巻線
    に順次通電して永久磁石形回転子を回転させるための出
    力手段と、 前記固定子巻線の端子電圧に基づいて前記回転子の回転
    位置信号を得、これに応じて前記出力手段に通電タイミ
    ング信号を与えるとともに、このブラシレスモータの始
    動時には、前記複数相の固定子巻線の内の特定の相に、
    徐々に上昇させるような電圧を印加するための通電タイ
    ミング信号を与えるように構成されている制御手段とを
    備えるブラシレスモータの駆動装置において、 前記制御手段は、始動時において、特定の相への印加電
    圧を複数段階の三角波状に変化させるとともに、そのピ
    ーク値を徐々に上昇させるような電圧を印加するための
    通電タイミング信号を与えるように 構成されていること
    を特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 ブラシレスモータの複数相の固定子巻線
    に順次通電して永久磁石形回転子を回転させるための出
    力手段と、 前記固定子巻線の端子電圧に基づいて前記回転子の回転
    位置信号を得、これに応じて前記出力手段に通電タイミ
    ング信号を与えるとともに、このブラシレスモータの始
    動時には、前記複数相の固定子巻線の内の特定の相に、
    徐々に上昇する ような電圧を印加するための通電タイミ
    ング信号を与えるように構成されている制御手段とを備
    えるブラシレスモータの駆動装置において、 前記制御手段は、始動時に特定の相への印加電圧を立上
    がりが急峻で立下がりが緩やかな複数段階ののこぎり波
    状であって、そのピーク値げを徐々に上昇させるような
    電圧を印加するための通電タイミング信号を与えるよう
    構成されていることを特徴とするブラシレスモータの
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、特定の相への印加電圧の波
    形をPWM制御のデューティを変化させることにより等
    価的に発生させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項3又は4記載のブラシレスモータの駆動装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、特定の相への印加電圧を出
    力手段の入力側の電流を検出する電流リミッタが動作す
    るまで上昇させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項3乃至5のいずれかに記載のブラシレスモータ
    の駆動装置。
  7. 【請求項7】 エアコンディショナのコンプレッサにお
    いて、このコンプレッサの駆動モータはブラシレスモー
    タであるとともに、この駆動モータの駆動装置は、請求
    項3乃至6のいずれかに記載のブラシレスモータの駆動
    装置を用いることを特徴とするエアコンディショナのコ
    ンプレッサ。
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