JP3284507B2 - 光通信システム用の光送信装置及び光増幅装置 - Google Patents

光通信システム用の光送信装置及び光増幅装置

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JP3284507B2 JP00207994A JP207994A JP3284507B2 JP 3284507 B2 JP3284507 B2 JP 3284507B2 JP 00207994 A JP00207994 A JP 00207994A JP 207994 A JP207994 A JP 207994A JP 3284507 B2 JP3284507 B2 JP 3284507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次)産業上の利用分野 従来の技術(図4〜図6,図46〜図50) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図) 作用(図1〜図) 実施例 ・第1実施例の説明(図7〜図13) ・第2実施例の説明(図8,図14〜図19) ・第3実施例の説明(図8,図20〜図23) ・第4実施例の説明(図8,図24〜図31) ・第5実施例の説明(図8,図32〜図40) ・第6実施例の説明(図8,図41〜図45) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、数千キロメートルに及
ぶ大洋を横断する超長距離用光通信システムにおける端
局装置に用いて好適な光送信方法及び光送信装置,並び
に同光通信システムにおける中継器に用いて好適な光増
幅方法及び光増幅装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、数千キロメートルに及ぶ大洋
を横断する超長距離伝送システムにおいて用いられる中
継器は、信号光を一旦電気信号に変換し、この電気信号
を増幅して再び信号光に変換して中継する再生中継器が
用いられており、さらに、この再生中継器について、信
号光を増幅する光増幅中継器に置き換えて、これを鎖状
に多段に接続して通信を行なうような、光増幅器多中継
方式の実現が検討されている。
【0004】この光増幅中継方式は、伝送速度に依存す
ることなく光増幅の機能を持つため、将来、両側の端局
装置のバージョンアップを図ることによって、伝送速度
を高速化することも可能であり、部品点数を大幅に削減
し、信頼性を確保するとともに、コストダウンを図るこ
とができる。上記の方式に用いる光増幅(中継)器とし
て研究開発が行なわれているものに、上り回線と下り回
線ごとに一つの中継器筐体の中に収容され、上り回線と
下り回線のそれぞれの増幅器において励起光源が用いら
れるものであって、主にドープファイバ、励起光源、光
カプラ(または合波器)等により構成されるドープファ
イバ増幅器がある。
【0005】このドープファイバ増幅器としての一般的
なものは、例えば図46に示すようなものがある。この
図46に示すドープファイバ増幅器は、信号光が入力さ
れる入力ポート101と、励起光を出力する励起光源1
02と、入力ポート101からの信号光と励起光源10
2からの励起光を合波する合波器103と、合波器10
3からの光を増幅するためのドープファイバ104とを
そなえている。
【0006】この図46に示すドープファイバ増幅器で
は、合波器103は、ドープファイバ104の入力側に
設けられており、励起光源102からの励起光がドープ
ファイバ104の前方から入力される、いわゆる前方励
起の構成を有している。このような構成により、図46
に示す一般的なドープファイバ増幅器においては、励起
光源102から出力された励起光は合波器103を用い
てドープファイバ104に入力され、入力ポート101
からの信号光についても合波器103を用いてドープフ
ァイバ104に入力され、ドープファイバ104では、
入力された励起光により、ドープしたイオンのエネルギ
ー準位に応じて信号光が励起され、入力ポート101か
ら入力された信号光との間の誘導放出により信号光が増
大する。
【0007】また、図47はいわゆる後方励起の構成を
有するドープファイバ増幅器であり、図46に示すドー
プファイバ増幅器と、合波器103がドープファイバ1
04の出力側に設けられ、励起光源102からの励起光
がドープファイバ104の後方から入力される点が異な
る。さらに、図48はいわゆる双方向励起の構成を有す
るドープファイバ増幅器であり、第1合波器103aは
ドープファイバ104の入力側に設けられており、励起
光源102aからの励起光がドープファイバ104の前
方から入力されるとともに、第2合波器103bはドー
プファイバ104の出力側に設けられ、励起光源102
bからの励起光がドープファイバ104の後方から入力
されるようになっている。
【0008】なお、入力ポート101,ドープファイバ
104及び出力ポート105は、前述の図46,図47
におけるドープファイバ増幅器におけるものと同様の機
能を有する。ところで、上記したような増幅器に対し
て、部品点数の削減、高信頼度化の観点から1つの励起
光源の出力光を上り、下りそれぞれに供給する構成を有
する増幅器が提案されている。
【0009】例えば、図49は前方励起の構成を有する
ドープファイバ増幅器であるが、この図49に示すドー
プファイバ増幅器は、上り回線の信号光(第1信号光)
が入力される入力ポート201aと、上り回線の信号光
と励起光とを合波する合波器203aと、合波器203
aからの光を増幅するためのドープファイバ204a
と、下り回線の信号光(第2信号光)が入力される入力
ポート201bと、下り回線の信号光と励起光とを合波
する合波器203bと、合波器203bからの光を増幅
するためのドープファイバ204bと、励起光を出力す
る第1励起光源202a,第2励起光源202bと、第
1励起光源202a,第2励起光源202bから出力さ
れる励起光を分岐するカプラ206とをそなえて構成さ
れている。
【0010】このような構成により、図49におけるド
ープファイバ増幅器は、第1励起光源202a及び第2
励起光源202bからの励起光は、カプラ206により
分岐される。一方、第1,第2信号光は、それぞれ、第
1合波器203a,第2合波器203bに入力されて励
起され、第1ドープファイバ204a,第2ドープファ
イバ204bにて増幅されて出力される。
【0011】従って、第1励起光源202aのみを用い
ても、励起光は、カプラ206を介して第1,第2合波
器213a,213bに出力され、上り回線及び下り回
線の信号光を増幅することができ、また、第2励起光源
202bを用いることによって、冗長性を持たせてい
る。また、図50は後方励起のドープファイバ増幅器で
あり、このドープファイバ増幅器は、図49にて示した
ものに比して、励起光が、第1,第2ドープファイバ2
04a,204bの後方から入力されて励起されるよう
になっている点が異なり、その他のものについては同様
の構成を有している。
【0012】さらに、図は双方向励起のドープファイ
バ増幅器であり、このドープファイバ増幅器は、第1、
第2励起光源222a,222bと、第1励起光源22
2aからの励起光を入力される第1カプラ226aと第
2励起光源222bからの励起光を入力される第2カプ
ラ226bとをそなえる一方、上り回線用として、第1
ドープファイバ204aの入力側に第1合波器223
a、第1ドープファイバ204aの出力側に第2合波器
223bがそなえられ、下り回線用として、第2ドープ
ファイバ204bの入力側に第3合波器223c、第2
ドープファイバ204bの出力側に第4合波器223d
がそなえられている。
【0013】これにより、上り回線と下り回線とで励起
光源を共用して、信号光が増幅されるようになってい
る。ところで、上記のような光通信システムにおいて、
信号振幅、信号光−ASE(累積自然放出光)ビート雑
音、ASE間ビート雑音によって決定されるSN比(S
NR)の値の大小,変動は、通信を行なう上で符号誤り
率の劣化の原因となるものである。
【0014】例えば、図に示すように、伝送路利得が
最大となる信号光の偏波状態ならばSN比は最大に、伝
送路利得が最小になる信号光の偏光状態ならばSN比は
最小になる。通常、信号光の偏光状態は、伝送路の物理
条件(例えば光ファイバの温度、応力など)によって常
に変動するため、SN比の値はある値を中心として、最
悪偏光状態の最小値から最良偏光状態の最大値まで時間
的に変動するようになっている。
【0015】ところで、水平偏光成分に対する伝送路利
得をΓs,垂直偏光成分に対する利得をΓpとすると、
伝送路に偏光依存性があるときにはΓs≠Γpである。
通常の信号光には偏光があり、その偏光状態は時間的に
変化する。従って、このような伝送路に例えば直線偏光
を入力すると、図に示すように、その偏光方向θによ
って伝送路出力での信号光パワーは異なる。即ち、Γs
>Γp(Γs>Γp)の場合には、伝送後の信号パワー
はθ=π/2(θ=0)の時最小(最大),θ=0(θ
=π/2)の時最大となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、このような従来の光通信システムにおいて
は、通常、通信媒体としての信号光には偏光があり、例
えば光増幅器等の伝送路の構成要素に損失または利得の
偏光依存性があると、受信機入力で信号光とASEとの
割合が変化する。
【0017】このため、図に示すように、SN比も変
動するので、偏光状態によってはSN比も劣化し、符号
誤り率を劣化させる場合がある、という課題がある。さ
らに、光増幅器の中継段数が多い場合は、SN比劣化が
累積して進行するとともに、例えば、1個当たりの光増
幅器の利得がわずかに0.1dB増減した場合でも、光
増幅器が数百段以上となると、利得変動についても累積
して変動するので、受信側での信号光パワーのレベルダ
イヤが大きく変動する、という課題もある。
【0018】また、光波長多重,光周波数多重を行ない
複数の信号光を伝送した場合には、光ファイバの非線形
光学効果の一つである四光波混合によって信号光間に相
互作用が生じ、SN比が劣化する。本発明は、このよう
な課題に鑑み創案されたもので、光通信システムの伝送
路上の損失または利得の偏光依存性を抑制すべく、光増
幅器内での過剰損失および分岐比の変動を抑制して、利
得の変動を抑制した光通信システム用光増幅方法及び同
光増幅装置を提供するとともに、無偏光化された信号光
を送信できるようにした光通信システム用光送信装置を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の光通
信システム用光送信装置は、光を出力する光源と、該光
源からの光を変調する外部変調器と、該外部変調器から
の信号光を無偏光化する無偏光化手段とをそなえてなる
光通信システム用光送信装置であって、該光源が、直線
偏光を出力する直線偏光出力手段と、該光源からの直線
偏光について、偏波を保ったまま等分に分岐するビーム
スプリッタとにより構成され、該外部変調器が、該ビー
ムスプリッタにて分岐された一方の経路を通過する光を
変調する第1の外部変調器と、該ビームスプリッタにて
分岐された他方の経路を通過する光を変調する第2の外
部変調器とにより構成され、該無偏光化手段が、該ビー
ムスプリッタにおいて分岐された一方の経路に設けられ
他方の経路との遅延差がコヒーレンス時間に比べて十分
長くなる経路差を生成する遅延手段と、上記の第1外部
変調器および第2外部変調器からの2つの信号光の偏光
を直交させて合波させる合波器とにより構成され、か
つ、上記の第1外部変調器,第2外部変調器への駆動デ
ータ信号の通過する2つの経路の長さが等しく設定され
るとともに、上記の第1外部変調器,第2外部変調器か
ら合波器への光信号の通過する2つの経路の長さが等し
く設定されていることを特徴としている。また、本発明
の光通信システム用光送信装置は、光を出力する光源
と、該光源からの光を変調する外部変調器と、該外部変
調器からの信号光を無偏光化する無偏光化手段とをそな
えてなる光通信システム用光送信装置であって、該光源
が、波長および出力パワーが等しくかつ直線偏光を出力
する第1光源と第2光源とにより構成され、該外部変調
器が、該第1光源と第2光源とからの直線偏光を変調す
るための第1外部変調器と第2外部変調器とにより構成
されるとともに、該無偏光化手段が、該第1外部変調器
と該第2外部変調器とからの二信号の偏光を直交させて
合波させる合波器により構成され、かつ、上記の第1外
部変調器,第2外部変調器への駆動データ信号の通過す
る2つの経路の長さが等しく設定されるとともに、上記
の第1外部変調器,第2外部変調器から合波器への光信
号の通過する2つの経路の長さが等しく設定されている
ことを特徴としている。さらに、本発明の光通信システ
ム用光増幅装置は、励起光の入力により信号光 の増幅に
寄与するイオンを添加したドープファイバと、該ドープ
ファイバに該信号光を入力する入力ポートと、該ドープ
ファイバによって増幅される信号光を出力する出力ポー
トと、該励起光を出力する励起光源と、該ドープファイ
バに該励起光を入力する合波器と、該励起光源と該合波
器の間を結び、該励起光の偏波状態を保持する偏波保持
ファイバとをそなえ、かつ、該偏波保持ファイバから出
力される励起光の2つの偏波成分に対して、遅延時間差
を与える遅延時間差付与手段と合波器とを有してなる無
偏光化手段をそなえ、該無偏光化手段が該励起光源から
の励起光を無偏光化すべく、該遅延時間差付与手段を透
過した励起光が該合波器に入力するように構成されたこ
とを特徴としている。この場合においては、該遅延時間
差付与手段を、複屈折光学材料により構成し、該偏波保
持ファイバの主軸と、該複屈折光学材料の偏光に関する
主軸とのずれ角を45度とすることもでき、更には、上記
の励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを
エルビウムイオンとすることが出来る。また、本発明の
光通信システム用光増幅装置は、励起光の入力により信
号光の増幅に寄与するイオンを添加したドープファイバ
と、該ドープファイバに該信号光を入力する入力ポート
と、該ドープファイバによって増幅される信号光を出力
する出力ポートと、該励起光を出力する励起光源と、該
ドープファイバに該励起光を入力する合波器と、該励起
光源と該合波器の間を結び、該励起光の偏波状態を保持
する偏波保持ファイバとをそなえ、かつ、該励起光源か
ら出力される励起光の偏光が変動するように、注入電流
を可変して該励起光源の発振波長を可変すべく構成され
たことを特徴としている。この場合においては、該発振
波長を可変する周波数を1 kHz 以上とすることができ
更には、上記の励起光の入力により信号光の増幅に寄与
するイオンをエルビウムイオンとすることが出来る。
らに、本発明の光通信システム用光増幅装置は、励起光
の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添加した
ドープファイバと、該ドープファイバに該信号光を入力
する入力ポートと、該ドープファイバによって増幅され
る信号光を出力する出力ポートと、該励起光を出力する
励起光源と、該ドープファイバに該励起光を入力する合
波器と、該励起光源と該合波器の間を結び、該励起光の
偏波状態を保持する偏波保持ファイバとをそなえ、か
つ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動する
ように、温度を可変して該励起光源の発振波長を可変す
べく構成されたことを特徴としている。この場合におい
ては、該発振波長を可変する周波数を1 kHz 以上とする
ことができ、更には、上記の励起光の入力により信号光
の増幅に寄与するイオンをエルビウムイオンとすること
が出来る。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】た、図(a),(b)本発明の原理
ブロック図であり、図(a)はいわゆる前方励起のも
のを示しており、図4(b)はいわゆる後方励起のもの
を示している。
【0030】さて、この図1(a),(b)において、
6aは励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオ
を添加した第1ドープファイバ、7aは第1ドープフ
ァイバ6aに信号光を入力する第1入力ポート、8aは
第1ドープファイバ6aによって増幅される信号光を出
力する第1出力ポート、10aは第1ドープファイバ6
aに励起光を入力する第1合波器、6bは励起光の入力
により信号光の増幅に寄与するイオンを添加した第2ド
ープファイバ、7bは第2ドープファイバ6bに信号光
を入力する第2入力ポート、8bは第2ドープファイバ
6bによって増幅される信号光を出力する第2出力ポー
ト、10bは第2ドープファイバに励起光を入力する第
2合波器、9は励起光を出力する励起光源、12は励起
光源と上記の第1合波器,第2合波器の間に挿入し、上
記の第1ドープファイバおよび第2ドープファイバに励
起光を同時に供給する励起光分配手段である。
【0031】また、励起光源9からの励起光を無偏光化
する無偏光化手段を設けることができ、この無偏光化手
段が、励起光の2つの偏波成分に対して、遅延時間差を
与える遅延時間差付与手段と、合波器とにより構成さ
れ、遅延時間差付与手段を透過した励起光が合波器に入
力するように構成してもよく、さらに、遅延時間差付与
手段が、複屈折光学材料により構成してもよい。
【0032】また、第1合波器10a,第2合波器10
b及び励起光分配手段との間に、それぞれ偏波保持ファ
イバ11が介装されるとともに、励起光分配手段が、偏
波状態を保持しながら第1ドープファイバ6aおよび第
2ドープファイバ6bに励起光を同時に供給しうる偏波
保持ファイバカプラとして構成され、偏波保持ファイバ
11に、励起光源9からの励起光を無偏光化する無偏光
化手段が付加され、無偏光化手段が、励起光の2つの偏
波成分に対して、遅延時間差を与える遅延時間差付与手
段と、合波器とにより構成され、遅延時間差付与手段を
透過した励起光が合波器に入力するように構成され、遅
延時間差付与手段が、複屈折光学材料により構成され、
さらに、偏波保持ファイバ11の主軸と、複屈折光学材
料の偏光に関する主軸とのずれ角を45度とすることがで
る。
【0033】さらに、第1ドープファイバ6aおよび第
2ドープファイバ6bが、それぞれエルビウムを添加し
た光ファイバとすることができる。また、励起光源9
は、第1励起光源と第2励起光源とで構成することがで
き、この場合においては、第1励起光源および第2励起
光源は同時に動作し、第1ドープファイバおよび第2ド
ープファイバに励起光を供給するように構成してもよ
く、励起光源9から出力される励起光の偏光が変動する
ように、第1励起光源および第2励起光源の発振波長を
可変する際に与える周波数が異なる周波数とすることが
できる。
【0034】た、励起光分配手段12にある2つの主
軸のどちらか一方と、励起光分配手段12に入力する第
1励起光源および第2励起光源の出力光の偏光の主軸が
一致するように構成することもできる。
【0035】た、励起光源9に、注入電流を可変にし
て発振波長を制御する制御手段を設けるか、温度を可変
にすることにより、励起光源9を1kHz 以上の周波数で
発振波長を可変とする発振波長可変式の光源として構成
され、励起光源9から出力される励起光の偏光を変動さ
せることができる。
【0036】また、図2(a),(b)も本発明の原理
ブロック図であり、図2(a)はいわゆる前方励起のも
のを示しており、図2(b)はいわゆる後方励起のもの
を示している。さて、この図2(a),(b)におい
て、6aは励起光の入力により信号光の増幅に寄与する
イオンを添加した第1ドープファイバ、7aは第1ドー
プファイバ6aに信号光を入力する第1入力ポート、8
aは第1ドープファイバ6aによって増幅される信号光
を出力する第1出力ポート、10aは第1ドープファイ
バ6aに励起光を入力する第1合波器、6bは励起光の
入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添加した第
2ドープファイバ、7bは第2ドープファイバ6bに信
号光を入力する第2入力ポート、8bは第2ドープファ
イバ6bによって増幅される信号光を出力する第2出力
ポート、10bは第2ドープファイバ6bに励起光を入
力する第2合波器、9は励起光を出力する励起光源、1
3は励起光分配手段であって、励起光源9と第1合波器
10aおよび第2合波器10bの間に挿入し、第1ドー
プファイバ6aおよび第2ドープファイバ6bに励起光
を同時に供給し、複数段直列に接続したカプラにより構
成されている。
【0037】また、第1ドープファイバ6a,第2ドー
プファイバ6bを、エルビウムが添加された光ファイバ
とすることができる。さらに、励起光源9が、第1励起
光源と第2励起光源とで構成することができ、これら第
1励起光源および第2励起光源は同時に動作し、第1ド
ープファイバ6aおよび第2ドープファイバ6bに励起
光を供給することができ、さらに、励起光源9から出力
される励起光の偏光が変動するように、第1励起光源お
よび第2励起光源の発振波長を可変する際に与える周波
数を異なる周波数とすることができる。
【0038】らに、複数段直列に接続されたカプラ1
3の隣接するカプラについて、前段のカプラの2つの出
力端が、それぞれ後段のカプラの2つの入力端に接続す
ることができ、また、各カプラ13−1〜13−nが偏
波保持ファイバカプラであり、隣接するカプラ同士を接
続する2つの接続部では、偏光の主軸がそれぞれ一致す
ることも可能であり、さらに、各カプラ13−1〜13
−n同士は、2つの励起光の偏光の主軸が異なるように
接続してもよい。
【0039】また、励起光源9から出力される励起光が
前段のカプラで分岐し、後段のカプラで合波するまでの
2つの経路での遅延時間差が大きくなるように、片方の
経路に遅延時間を与えて上記の各カプラ13−1〜13
−nを接続してもよい。さらに、励起光源9に、注入電
流を可変にして発振波長を制御する制御手段を設ける
か、温度を可変にすることにより、励起光源9を1kHz
以上の周波数で発振波長を可変とする発振波長可変式の
光源として構成され、励起光源9から出力される励起光
の偏光を変動させることができる。
【0040】また、図3(a),(b)も本発明の原理
ブロック図であり、図3(a)はいわゆる前方励起のも
のを示しており、図3(b)はいわゆる後方励起のもの
を示している。さて、この図3(a),(b)におい
て、6aは励起光の入力により信号光の増幅に寄与する
イオンを添加した第1ドープファイバ、7aは第1ドー
プファイバ6aに信号光を入力する第1入力ポート、8
aは第1ドープファイバ6aによって増幅される信号光
を出力する第1出力ポート、10aは第1ドープファイ
バ6aに励起光を入力する第1合波器、6bは励起光の
入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添加した第
2ドープファイバ、7bは第2ドープファイバ6bに信
号光を入力する第2入力ポート、8bは第2ドープファ
イバ6bによって増幅される信号光を出力する第2出力
ポート、10bは第2ドープファイバ6bに励起光を入
力する第2合波器、9a,9bは励起光を出力する2つ
の励起光源、12は励起光分配手段であって、偏波合成
器14及びカプラ15により構成されている。
【0041】偏波合成器14は、2つの励起光源9a,
9bから出力される励起光を偏波合成させるものであ
り、カプラ15は、偏波合成器14と第1合波器10a
および第2合波器10bの間に挿入し、第1ドープファ
イバ6aおよび第2ドープファイバ6bに励起光を同時
に供給するものである。また、第1ドープファイバ6
a,第2ドープファイバ6bがエルビウムを添加した光
ファイバとすることができる。
【0042】また、第1励起光源9aおよび第2励起光
源9bは同時に動作し、第1ドープファイバ6aおよび
第2ドープファイバ6bに励起光を供給することがで
き、さらに、励起光源9a,9bから出力される励起光
の偏光が変動するように、第1励起光源9aおよび第2
励起光源9bの発振波長を可変する際に与える周波数を
異なる周波数とすることができる。
【0043】さらに、励起光源9a,9bに、注入電流
を可変にして発振波長を制御する制御手段を設けるか、
温度を可変にすることにより、励起光源9a,9bを1
kHz以上の周波数で発振波長を可変とする発振波長可変
式の光源として構成され、励起光源9a,9bから出力
される励起光の偏光を変動させることができる。
【0044】
【0045】
【0046】
【作用】上述の構成により、図1(a),(b)に示す
発明では、励起光の入力により信号光の増幅に寄与する
イオンを添加した第1ドープファイバ6aに、第1入力
ポート7aからの信号光が入力されるとともに、励起光
が第1合波器10aを介して入力され、この第1ドープ
ファイバ6aで増幅された信号光が第1出力ポート8a
から出力される一方、励起光の入力により信号光の増幅
に寄与するイオンを添加した第2ドープファイバ6b
に、第2入力ポート7bからの信号光が入力されるとと
もに、励起光が第2合波器10bを介して入力され、こ
の第2ドープファイバ6bで増幅された信号光が第2出
力ポート8bから出力される。
【0047】上記の第1ドープファイバ6a及び第2ド
ープファイバ6bに入力される励起光は、励起光源9か
らの励起光が、励起光源9と第1合波器10a及び第2
合波器10bとの間に挿入された偏波保持ファイバによ
り偏波が保持されて、第1ドープファイバ6aおよび第
2ドープファイバ6bに同時に供給される。また、図2
(a),(b)に示す発明では、励起光の入力により信
号光の増幅に寄与するイオンを添加した第1ドープファ
イバ6aに、第1入力ポート7aからの信号光が入力さ
れるとともに、励起光が第1合波器10aを介して入力
され、この第1ドープファイバ6aで増幅された信号光
が第1出力ポート8aから出力される一方、励起光の入
力により信号光の増幅に寄与するイオンを添加した第2
ドープファイバ6bに、第2入力ポート7bからの信号
光が入力されるとともに、励起光が第2合波器10bを
介して入力され、この第2ドープファイバ6bで増幅さ
れた信号光が第2出力ポート8bから出力される。
【0048】上記の第1ドープファイバ6a及び第2ド
ープファイバ6bに入力される励起光は、励起光源9か
らの励起光が複数段直列に接続されたカプラを介して第
1合波器10a及び第2合波器10bに出力されること
により、第1ドープファイバ6a及び第2ドープファイ
バ6bに同時に供給されている。さらに、図3(a),
(b)に示す発明では、励起光の入力により信号光の増
幅に寄与するイオンを添加した第1ドープファイバ6a
に、第1入力ポート7aからの信号光が入力されるとと
もに、励起光が第1合波器10aを介して入力され、こ
の第1ドープファイバ6aで増幅された信号光が第1出
力ポート8aから出力される一方、励起光の入力により
信号光の増幅に寄与するイオンを添加した第2ドープフ
ァイバ6bに、第2入力ポート7bからの信号光が入力
されるとともに、励起光が第2合波器10bを介して入
力され、この第2ドープファイバ6bで増幅された信号
光が第2出力ポート8bから出力される。
【0049】ところで、励起光源9a,9bからの2つ
の励起光が、偏波合成器14において偏波合成され、こ
の偏波合成された励起光がカプラを介して第1合波器1
0a及び第2合波器10bに出力される。これにより、
励起光が第1ドープファイバ6a及び第2ドープファイ
バ6bに同時に供給されている。
【0050】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 (a)第1実施例の説明 図8は、本発明に適用される、光通信システムを示す図
であり、この図8において、16,19は互いに遠隔し
て設置され、信号光を送受することにより通信を行なう
送受信器(端局装置)、17は伝送路18上の信号光を
中継する中継器であり、この中継器17は送受信器1
6,19間に複数個設けられる。これにより、遠隔した
送受信器16,19間で、光ファイバからなる伝送路1
8上を中継器17を介することにより信号光を送受して
通信が行なわれるようになっている。
【0051】図7は本発明の第1実施例にかかる光通信
システム用光送信装置を示すブロック図であり、この光
通信システム用光送信装置は、図8における送受信器に
おける送信機能に着目したものである。さて、この図7
において、21は信号光を出力する光源で、この光源2
1としては、気体レーザ,固体レーザ,半導体レーザダ
イオード,定偏波ファイバを半導体レーザモジュールに
光結合したタイプのもの等が用いられる。また、22は
偏光子で、この偏光子22は、光源21から出力される
信号光が楕円偏光,円偏光の場合に、その信号光を直線
偏光にするためのものである。
【0052】23は偏光解消子で、この偏光解消子23
は、偏光子22からの直線偏光を入力されて、偏光を無
偏光化して出力するもので、ビームスプリッタ23aと
光遅延部23bと合波器23cとをそなえている。ここ
で、無偏光(無偏光光)とは、偏光方向に関する特定の
傾向を持たずに垂直偏光成分と水平偏光成分のパワーが
等しく、また、垂直偏光成分と水平偏光成分の位相に相
関がないものを指し、無偏光化とは、信号光をこのよう
な状態にすることをいう。
【0053】ビームスプリッタ23aは、偏光子22か
らの直線偏光を、等分に分岐するものであって、例え
ば、偏波保持ファイバを融着した定偏波カプラ,融電体
多層膜や結晶を用いて作られた微小光学素子型のPBS
(Polarization Beem Splitter)等が用いられる。光遅
延部23bは、ビームスプリッタ23aから分岐された
一方の直線偏光について、コヒーレンス長以上に遅延さ
せるものであり、合波器23cは、光遅延部23bで遅
延された一方の直線偏光と、他方の遅延されない他方の
直線偏光とを直交させて合波することにより、無偏光化
して出力するものである。
【0054】従って、光源21と偏光子22と偏光解消
子23とにより、無偏光光源25を構成する。また、2
4は電界吸収型変調器(外部変調器)であり、この電界
吸収型変調器24は、偏光解消子23からの信号光を、
偏光依存性の少ない状態で変調し、伝送路を介して受信
側に送信するものである。
【0055】ところで、上記の無偏光光源25からの無
偏光化された信号光を、さらに無偏光化するために、無
偏光光源25の偏光依存性が電界吸収型変調器24の有
する偏光依存性で打ち消しあうように、電界吸収型変調
器24に信号光を入力するように構成されており、これ
により、無偏光光源25からの信号光に偏光成分が含ま
れている場合においても、電界吸収型変調器24の偏光
依存性により吸収されるため、より精度の高い無偏光を
出力できるようになっている。
【0056】上述の構成により、本発明の第1実施例に
かかる光通信システム用光送信装置においては、以下に
示すように動作する。即ち、光源21から出力される信
号光は、偏光子22において直線偏光の信号光となり、
偏光解消子23におけるビームスプリッタ23aに入力
される。ビームスプリッタ23aに入力された直線偏光
の信号光は、偏波状態を保ったまま等分に分岐され、一
方の直線偏光は光遅延部23bで遅延されて合波器23
cに入力され、他方の直線偏光は遅延されずに合波器2
3cに入力される。
【0057】合波器23cでは、上記の双方の信号光が
直交して合波され、無偏光化されて出力され、この無偏
光化された信号光は、電界吸収型変調器24にて変調さ
れて、伝送路を介して受信側に送信される。これによ
り、図9に示すように、伝送路にて伝送される無偏光化
された信号光のパワーは、直交する偏光成分に等分され
ており、各偏光成分に対するパワーの割合が時間的に変
化することはないので、伝送路に偏光依存性があっても
常に信号光パワーの半分はΓsの利得を、残りの半分は
Γpの利得を得ることになり、偏光状態の変化に伴う時
間的パワー変動は無くなる。また、偏光成分の半分は、
必ず利得の高い方を通過するので、偏光があって全信号
パワーが利得の小さい方の偏光成分に存在した場合の信
号パワーの低下は避けることができる。
【0058】このように、簡易な構成により無偏光化さ
れた信号光を送信することができ、伝送路上の損失また
は利得の偏光依存性を抑制できるので、SN比の劣化を
避けることができる利点があり、ひいては、伝送路およ
び光増幅装置に対する偏光依存性をある程度は許容する
ことができ、光増幅装置などの生産性を向上することが
できる。
【0059】なお、この第1実施例においては、光源2
1からの信号光を直線偏光にするために、偏光子22を
用いていたが、これに限定されず、例えばλ/4板とλ
/2板との組み合わせにより構成される偏波制御装置
(偏波制御手段)を用いても、さらに、光源21から出
力される信号光が楕円偏光,円偏光ではなく、直線偏光
である場合は、偏光子22あるいは上記の偏波制御装置
を用いなくてもよい。
【0060】また、この第1実施例においては、外部変
調器に電界吸収型変調器24を用いたが、これに限定さ
れず、例えばLiNbO(リチウムニオブ酸) 変調器等も用い
ることができる。 (a1)第1実施例の第1の変形例の説明 図10は本発明の第1実施例としての光通信システム用
光送信装置の第1の変形例を示すブロック図であり、こ
の図10に示す変形例は、図7にて示した第1実施例に
おけるものに比して、無偏光光源25−1に、例えば図
11における(A)に示すような無偏光の性質を有する
自然放出光を出力する光増幅器26と、光増幅器26か
ら出力される自然放出光のスペクトルを、例えば図11
における(B)に示すような特性で狭帯域化するフィル
タ27とを用いている点が異なり、その他の構成につい
ては同様である。
【0061】従って、簡易な構成により、精度の高い無
偏光化された信号光を送信することができるので、前述
の第1実施例におけるものと同様の作用効果を得ること
ができる。なお、本変形例においては、光増幅器26か
らの自然放出光を狭帯域化するために、フィルタ27を
用いていたが、これを用いずに無偏光光源を実現するこ
とも可能である。
【0062】(a2)第1実施例の第2の変形例の説明 図12は本発明の第1実施例の光通信システム用光送信
装置の第2の変形例を示すブロック図であり、この図1
2に示す変形例は、図7にて示した第1実施例における
ものに比して、無偏光光源25−2に、LED(Light
Emitting Dioad)28と、LED28からの出力光のス
ペクトルを狭帯域化するフィルタ29とを用いている点
が異なり、その他の構成については同様である。
【0063】従って、簡易な構成により、無偏光化され
た信号光を送信することができるので、前述の第1実施
例におけるものと同様の作用効果を得ることができる。
なお、本変形例においては、LED28からの出力光を
狭帯域化するために、フィルタ29を用いていたが、こ
れを用いずに無偏光光源を実現することも可能である。
【0064】(a3)第1実施例の第3の変形例の説明 図13は本発明の第1実施例の光通信システム用光送信
装置の第3の変形例を示すブロック図であり、この図1
3に示す変形例は、図7にて示した第1実施例における
ものに比して、無偏光光源が、上述の第1実施例におけ
る光源21と同様の機能を有する2つの光源30,31
と、偏光子22と同様の機能を有する偏光子32,33
と、合波器23cと同様の機能を有する合波器34とを
そなえて構成されている点が異なり、その他の構成につ
いては同様である。
【0065】従って、偏光子32,33からは、波長及
び出力パワーが等しい直線偏光を出力し、合波器34に
てこれらの直線偏光を直交させて合波することにより、
精度の高い無偏光化された信号光を送信することができ
るので、前述の第1実施例におけるものと同様の作用効
果を得ることができる。なお、本変形例においても、前
述の第1実施例の場合と同様に、光源30,31からの
信号光を直線偏光にするための偏波制御装置(偏波制御
手段)を用いてもよい。
【0066】(b)第2実施例の説明 次に、本発明の第2実施例について説明する。図14は
本発明の第2実施例にかかる光通信システム用光送信装
置を示すブロック図であり、この光通信システム用光送
信装置についても、第1実施例と同様に、図8における
送受信器(端局装置)についての送信機能に着目したも
のである。
【0067】さて、この図14において、35は信号光
を出力する光源で、この光源35としては、気体レー
ザ,固体レーザ,半導体レーザダイオード,定偏波ファ
イバを半導体レーザモジュールに光結合したタイプのも
の等が用いられる。また、36は偏光子で、この偏光子
36は、光源35から出力される信号光が楕円偏光,円
偏光の場合に、その信号光を直線偏光にするためのもの
である。
【0068】また、37はビームスプリッタであり、こ
のビームスプリッタ37は、偏光子36からの直線偏光
を、偏光状態を保ったまま等分に分岐するものであっ
て、例えば、偏波保持ファイバを融着した定偏波カプ
ラ,融電体多層膜や結晶を用いて作られた微小光学素子
型のPBS(Polarization Beem Splitter)等が用いら
れる。
【0069】さらに、38は光遅延部であり、この光遅
延部38は、ビームスプリッタ37から分岐された一方
の直線偏光について遅延させるものであって、コヒーレ
ンス長よりも十分に長い偏波保持ファイバにより構成さ
れている。また、39,40は電界吸収型変調器(外部
変調器)で、一方の電界吸収型変調器39は、ビームス
プリッタ37から分岐された他方の直線偏光と、DAT
A信号とを入力されて、この直線偏光について変調する
ものであり、他方の電界吸収型変調器40は、光遅延部
38にて遅延された直線偏光と、電界吸収型変調器39
に入力されるものと同様のDATA信号とを入力され、
この直線偏光について変調するものである。
【0070】なお、41は遅延部であり、この遅延部4
1は、電界吸収型変調器40に入力されるDATA信号
を所定時間遅延させて、後述する合波器42に入力され
る2つの信号光の位相を揃えることができるようになっ
ている。また、42は合波器であり、この合波器42
は、ビームスプリッタ37にて分岐された2つの直線偏
光について、光遅延部38で遅延された一方の直線偏光
と、他方の遅延されない他方の直線偏光とを、位相が揃
った状態で直交させて合波することにより、無偏光化し
て出力するものであり、偏波保持ファイバを融着した定
偏波カプラや、融電体多層膜や結晶を用いて作られた微
小光学素子型の偏波合成器等により構成されている。
【0071】従って、上記の光遅延部38と遅延部41
と合波器42とにより、無偏光化手段が構成される。上
述の構成により、本発明の第2実施例にかかる光通信シ
ステム用光送信装置では、以下のようにして、無偏光化
された信号光が送信される。即ち、光源35から出力さ
れる信号光は、偏光子36に入力されて直線偏光とな
り、この直線偏光はビームスプリッタ37にて偏光状態
を保ったまま等分に分岐される。
【0072】そして、分岐された一方の直線偏光につい
ては、光遅延部38において遅延されて、電界吸収型変
調器40で変調され、変調された信号光は合波器42に
入力される。また、他方の直線偏光については、遅延さ
れずに電界吸収型変調器39において変調され、変調さ
れた信号光は合波器42に入力される。なお、合波器4
2に入力される2つの信号光は、遅延部41により位相
が揃っており、合波器42では、これら2つの信号光に
ついて直交させて合波することにより、精度の高い無偏
光化された信号光が送信される。
【0073】これにより、前述の第1実施例の場合と同
様に、伝送路にて伝送される無偏光化された信号光のパ
ワーは、直交する偏光成分に等分されており、各偏光成
分に対するパワーの割合が時間的に変化することはない
ので、伝送路に偏光依存性があっても、偏光状態の変化
に伴う時間的パワー変動は無くなる。また、偏光成分の
半分は、必ず利得の高い方を通過するので、偏光があっ
て全信号パワーが利得の小さい方の偏光成分に存在した
場合の信号パワーの低下は避けることができる。
【0074】このように、無偏光化された信号光を送信
することにより、伝送路上の損失または利得の偏光依存
性を抑制できるので、SN比の劣化を避けることができ
る利点があり、ひいては、伝送路および光増幅装置に対
する偏光依存性をある程度は許容することができ、光増
幅装置などの生産性を向上することができる。なお、本
実施例においては、光源35からの信号光を直線偏光に
するために、偏光子36を用いていたが、これに限定さ
れず、例えばλ/4板とλ/2板との組み合わせにより
構成される偏波制御装置(偏波制御手段)を用いても、
精度の高い無偏光を送信することができ、さらに、光源
35から出力される信号光が楕円偏光,円偏光ではな
く、直線偏光である場合は、偏光子36あるいは上記の
偏波制御装置を用いなくてもよい。
【0075】また、本実施例においては、外部変調器に
電界吸収型変調器39,40を用いたが、これに限定さ
れず、例えばLiNbO(リチウムニオブ酸) 変調器等も用い
ることができ、以下に示す各変形例においても、同様に
用いることができることはいうまでもない。 (b1)第2実施例の第1の変形例の説明 図15は本発明の第2実施例の第1の変形例を示すブロ
ック図であり、この図15に示す変形例は、図14にて
示した第2実施例におけるものに比して、電界吸収型変
調器40に入力されるデータ信号を、遅延部41にて遅
延させず、電界吸収型変調器39,40へのデータ信号
の経路長(P1,P2)を等しくさせるとともに、電界
吸収型変調器39,40から合波器42への経路長(Q
1,Q2)を等しくさせることにより、合波器42に入
力される2つの信号光の位相を揃えることができるよう
になっている点が異なり、その他の構成については同様
である。
【0076】従って、前述の第2実施例の場合と同様
に、2つの信号光は、位相が揃った状態で合波器42に
入力されるので、合波器42ではこれら2つの信号光に
ついて直交させて合波することにより、無偏光化された
信号光が送信されるので、伝送路上の損失または利得の
偏光依存性を抑制でき、SN比の劣化を避けることがで
きる利点がある。
【0077】(b2)第2実施例の第2の変形例の説明 図16は本発明の第2実施例の第2の変形例を示すブロ
ック図であり、この図16に示す変形例は、図14にて
示した第2実施例におけるものに比して、光源35の代
わりにパルス波形の信号光を出力するソリトン光源43
をそなえ、ビームスプリッタ37から電界吸収型変調器
39,40への2つの経路長が調整されている点が異な
り、その他の構成については同様である。
【0078】即ち、ソリトン光源43から出力されるパ
ルス波形の信号光は、ビームスプリッタ37において分
岐されて電界吸収型変調器39,40に入力されるよう
になっているが、このビームスプリッタ37から電界吸
収型変調器39,40への2つの経路長は、これらの経
路による遅延時間差が、図17(a),(b)に示すよ
うにソリトンパルス繰り返し時間の整数倍になるように
調整されているのである。
【0079】従って、前述の第2実施例の場合と同様
に、2つの信号光は、位相が揃った状態で合波器42に
入力されるので、無偏光化された信号光が送信され、伝
送路上の損失または利得の偏光依存性を抑制でき、SN
比の劣化を避けることができる利点がある。 (b3)第2実施例の第3の変形例の説明 図18は本発明の第2実施例の第3の変形例を示すブロ
ック図であり、この図18に示す変形例は、図14にて
示した第2実施例におけるものに比して、ビームスプリ
ッタ37をそなえずに、光源35と同様の機能を有する
2つの光源35−1,35−2をそなえ、光源35−1
からの信号光は電界吸収型変調器39に直接入力される
とともに、光源35−2からの信号光は電界吸収型変調
器40に直接入力されるようになっている点が異なり、
その他の構成については同様である。
【0080】このような構成により、電界吸収型変調器
39では、DATA信号を受けて、光源35−1からの
信号光を変調し、電界吸収型変調器40では、遅延部4
1にて遅延されたDATA信号を受けて、光源35−2
からの信号光を変調する。そして、上記の電界吸収型変
調器39,40で変調された2つの信号光は、位相が揃
った状態で合波器42に入力される。
【0081】従って、前述の第2実施例の場合と同様
に、2つの信号光が位相が揃った状態で合波器42に入
力されるので、無偏光化された信号光が送信され、伝送
路上の損失または利得の偏光依存性を抑制でき、SN比
の劣化を避けることができる利点がある。 (b4)第2実施例の第4の変形例の説明 図19は本発明の第2実施例の第4の変形例を示すブロ
ック図であり、この図19に示す変形例は、図14にて
示した第2実施例におけるものに比して、ビームスプリ
ッタ37及び遅延部41をそなえずに、光源35と同様
の機能を有する2つの光源35−1,35−2をそなる
とともに、電界吸収型変調器39,40へのデータ信号
の経路長(P1,P2)を等しくさせるとともに、電界
吸収型変調器39,40から合波器42への経路長(Q
1,Q2)を等しくさせている点が異なり、第2実施例
におけるものと同様の機能を有する合波器をそなえてい
る。
【0082】このような構成により、電界吸収型変調器
39では、DATA信号を受けて光源35−1からの信
号光を変調するとともに、電界吸収型変調器40ではD
ATA信号を受けて光源35−2からの信号光を変調す
る。そして、上記の電界吸収型変調器39,40で変調
された2つの信号光は、位相が揃った状態で合波器42
に入力される。
【0083】従って、前述の第2実施例の場合と同様
に、2つの信号光が位相が揃った状態で合波器42に入
力されるので、無偏光化された信号光が送信され、伝送
路上の損失または利得の偏光依存性を抑制でき、SN比
の劣化を避けることができる利点がある。 (c)第3実施例の説明 図20は本発明の第3実施例にかかる光通信システム用
光増幅装置を示すブロック図であり、この光通信システ
ム用光増幅装置は、図8にて示した光通信システムにお
ける中継器17に適用されるものである。
【0084】さて、この図20において、46は例えば
エルビウムを添加(ドープ)した光ファイバ(ドープフ
ァイバ)であり、このドープファイバ46は、励起光を
入力され、ドープファイバ46自身の長さに応じて信号
光を増幅することができ、これにより装置の設計の簡素
化を図っている。また、47はドープファイバ46に信
号光を入力する入力ポート、48はドープファイバ46
によって増幅される信号光を出力する出力ポート、49
は励起光を出力する励起光源であり、この励起光源49
としては、構成が簡易であって、点検等が容易に行なう
ことができるファブリペロ型レーザが用いられる。
【0085】さらに、51は偏波保持ファイバであり、
この偏波保持ファイバ51は、励起光源49からの励起
光について、偏波状態を保持して後述の無偏光化部52
に出力するものであり、これにより、励起光の偏光状態
が規定できるようになっている。無偏光化部(無偏光化
手段)52は、前述の第1実施例における偏光解消子2
3(図7参照)と同様に、図示しない分波器と遅延時間
差付与手段としての複屈折光学材料と合波器とにより構
成されるという簡素な構成で、励起光を無偏光化するよ
うになっている。
【0086】ここで、偏波保持ファイバ51からの励起
光は、無偏光化部52の分波器に入力されるが、この偏
波保持ファイバ51の主軸と、無偏光化部52に励起光
が入力する部分(分波器)における主軸とで45度のずれ
角が設定され、効果的に無偏光が出力できるようになっ
ている。なお、50は合波器であり、この合波器50
は、ドープファイバ46に対して無偏光化部52からの
励起光を入力するものである。
【0087】上述の構成により、本発明の第3実施例に
かかる光通信システム用光増幅装置は、以下に示すよう
に動作する。即ち、信号光が、入力ポート47を介して
エルビウムをドープされたドープファイバ46に入力さ
れる。一方、励起光は、励起光源49から出力され、こ
の励起光が偏波保持ファイバ51により偏波状態が保持
されて無偏光化部52に入力され、無偏光化部52にお
いて励起光が無偏光化されて合波器50を介してドープ
ファイバ46に入力される。
【0088】これにより、ドープファイバ46に入力さ
れた信号光は増幅されて、出力ポート48を介して出力
される。このように、本発明の第3実施例にかかる光通
信システム用光増幅装置では、励起光源49,偏波保持
ファイバ51及び無偏光化部52により、安定した状態
で励起光をドープファイバ46に供給することができる
ので、信号光のSN比の劣化を抑制することができる利
点がある。
【0089】なお、本実施例においては、無偏光化部5
2は、分波器と遅延時間差付与手段としての複屈折光学
材料と合波器とにより構成されているが、本発明によれ
ばこれに限定されず、複屈折光学材料のみで構成しても
よく、以下に示す各変形例においても、これを適用でき
ることはいうまでもない。 (c1)第3実施例の第1の変形例の説明 図21は本発明の第3実施例の第1の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図21に示す光通信システム用光
増幅装置は、第3実施例におけるものが、励起光がドー
プファイバ46の前方から入力される前方励起の構成を
有しているのに対して、励起光がドープファイバ46の
後方から入力される後方励起の構成を有している点が異
なり、他の構成ついては同様のものである。
【0090】従って、この図21に示す光通信システム
用光増幅装置においても、前述の第3実施例におけるも
のと同様の作用効果を有する。 (c2)第3実施例の第2の変形例の説明 図22は本発明の第3実施例の第2の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図22に示す光通信システム用光
増幅装置は、第3実施例におけるものに比して、励起光
源49が、注入電流制御部49aと光源49bとをそな
えている点が異なり、他の構成については同様のもので
ある。
【0091】即ち、注入電流制御部49aの制御により
注入電流を可変として( Automaticpower control,AP
C制御)、光源49bから出力される励起光が、1kH
z以上で可変とすることができるようになっている。従
って、温度変動等による励起光源49からの励起光の光
出力変動を補償することができるとともに、合波器50
の過剰損失を抑制することができ、第3実施例にて享受
される効果が得られるほかに、安定化された励起光を出
力することができるので、さらなるSN比の向上を図る
ことができる利点がある。
【0092】(c3)第3実施例の第3の変形例の説明 図23は本発明の第3実施例の第3の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図23に示す光通信システム用光
増幅装置は、第3実施例におけるものに比して、励起光
源49が、温度制御部49cと光源49bとをそなえて
いる点が異なり、他の構成については同様のものであ
る。
【0093】即ち、温度制御部49cの制御により励起
光源49の周囲の周囲の温度を可変として、光源49b
から出力される励起光が、1kHz以上で可変とするこ
とができるようになっている。従って、励起光源49か
らは、安定化された励起光を出力することができるとと
もに、合波器50の過剰損失を抑制することができ、前
述の第3実施例にて享受される効果が得られるほかに、
さらなるSN比の向上を図ることができる利点がある。
【0094】(d)第4実施例の説明 図24は本発明の第4実施例にかかる光通信システム用
光増幅装置を示すブロック図であり、この光通信システ
ム用光増幅装置についても、第4実施例におけるものと
同様に、図8にて示した光通信システムにおける中継器
17に適用されるものである。
【0095】さて、この図24において、第1ドープフ
ァイバ61及び第2ドープファイバ68は、第3実施例
におけるドープファイバ46と同様に、例えばエルビウ
ムを添加(ドープ)した光ファイバである。また、第1
ドープファイバ61は上り回線用の信号光が第1入力ポ
ート62を介して入力され、自身の長さに応じて信号光
を増幅することができるものであり、第2ドープファイ
バ68についても同様に、下り回線用の信号光が第2入
力ポート69を介して入力され、自身の長さに応じて信
号光を増幅することができるものである。
【0096】また、64は第1ドープファイバ61に励
起光を入力する第1合波器、63は第1ドープファイバ
61によって増幅される信号光を出力する第1出力ポー
ト、65は第1ドープファイバ61及び第2ドープファ
イバ67に励起光を供給する励起光源、71は第2ドー
プファイバ67に励起光を入力する第2合波器、70は
第2ドープファイバ67によって増幅される信号光を出
力する第2出力ポートである。
【0097】さらに、66は偏波保持ファイバカプラ
(励起光分配手段)であり、この偏波保持ファイバカプ
ラ66は、励起光源65と第1合波器64,第2合波器
71との間に挿入され、励起光源64からの励起光につ
いて、偏波状態を保持して第1ドープファイバ61及び
第2ドープファイバ67に同時に出力するものであり、
これにより、励起光の偏光状態が規定できるようになっ
ており、方向性カプラにより構成されている。
【0098】また、52は前述の第3実施例におけるも
のと同様の無偏光化部(無偏光手段)であり、この無偏
光化部52は、励起光源65と偏波保持ファイバカプラ
66との間に挿入されるとともに、図7における偏光子
23と同様に、分波器と遅延時間差付与手段としての複
屈折光学材料と合波器とにより構成されて、励起光を無
偏光化するようになっている。
【0099】ここで、偏波保持ファイバ67からの励起
光は、無偏光化部52の分波器に入力されるが、この偏
波保持ファイバ67の主軸と、無偏光化部52に励起光
が入力する部分(分波器)における主軸とで45度のずれ
角が設定され、効果的に無偏光を出力できるようになっ
ている。上述の構成により、本発明の第4実施例にかか
る光通信システム用光増幅装置は、以下に示すように動
作する。
【0100】即ち、上り回線の信号光は、第1入力ポー
ト62を介して第1ドープファイバ61に入力される。
一方、励起光源64から励起光が出力され、この励起光
が偏波保持ファイバ66により偏波状態が保持されて無
偏光化部52に入力され、無偏光化部52において励起
光が無偏光化される。無偏光化された励起光は、偏波保
持ファイバカプラ66において分岐され、第1合波器6
4を介して第1ドープファイバ61に入力される。これ
により、第1ドープファイバ61にて増幅された信号光
は、第1出力ポート63を介して出力される。
【0101】また、下り回線の信号光は、第1入力ポー
ト69を介して第2ドープファイバ68に入力される。
一方、上記の偏波保持ファイバカプラ66において分岐
された励起光が第2合波器64を介して第2ドープファ
イバ68に入力される。これにより、第2ドープファイ
バ68にて増幅された信号光は、第2出力ポート70を
介して出力される。
【0102】このように、本発明の第4実施例における
光通信システム用光増幅装置によれば、励起光源65,
偏波保持ファイバカプラ66,偏波保持ファイバ67及
び無偏光化部52により、光出力変動の少ない、安定し
た状態で励起光を出力することができるので、信号光の
SN比の劣化を抑制することができる利点がある。な
お、本実施例においては、偏波保持ファイバカプラ66
が、方向性カプラにより構成されていたが、3dBカプラ
により構成しても、励起光の分岐比変動を補償すること
ができるので、上述した効果を得ることができ、さら
に、この3dBカプラを以下に示す各変形例に適用しても
よい。
【0103】また、本実施例においては、無偏光化部5
2は、分波器と遅延時間差付与手段としての複屈折光学
材料と合波器とにより構成されているが、本発明によれ
ばこれに限定されず、複屈折光学材料のみで構成しても
よく、これを以下に示す各変形例に適用してもよい。 (d1)第4実施例の第1の変形例の説明 図25は本発明の第4実施例の第1の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図25に示す光通信システム用光
増幅装置は、励起光が第1ドープファイバ61,第2ド
ープファイバ68の前方から入力される前方励起の構成
を有する第4実施例に対して、励起光が第1ドープファ
イバ61,第2ドープファイバ68の後方から入力され
る後方励起の構成を有している点が異なり、他の構成つ
いては同様のものである。
【0104】従って、この図25に示す光通信システム
用光増幅装置においても、前述の第4実施例におけるも
のと同様の作用効果を有する。 (d2)第4実施例の第2の変形例の説明 図26は本発明の第4実施例の第2の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図26に示す光通信システム用光
増幅装置は、第4実施例におけるものに比して、無偏光
化部52をそなえず、第1励起光源65−1,第2励起
光源65−2をそなえるとともに、2入力2出力の偏波
保持ファイバカプラ66Aをそなえている点が異なり、
その他の構成については同様のものである。
【0105】即ち、第1励起光源65−1,第2励起光
源65−2は、同時に励起光を出力するものであるが、
発振波長を可変する際には異なる周波数が与えられて、
励起光の偏光が変動するように構成されており、さら
に、各励起光源65−1,65−2から出力される光パ
ワーの和が、1つの励起光源が壊れた時に他の1つの励
起光源が出力できる最大励起光パワーよりも小さくなる
ように設定されている。即ち、例えば励起光源65−1
が壊れたときに、励起光源65−2が壊れないように補
償されているのである。
【0106】ところで、偏波保持ファイバカプラ66A
は、図27に示すような構成を有している。即ち、第1
入力端(A1)から分岐されて第1出力端(A2)に入
力される光パワー比R11を0.5+a1 とすると、第1
入力端(A1)から分岐されて第2出力端(B2)に入
力される光パワー比R12は、エネルギー保存法則より
0.5−a1 となり、同様に、第2入力端(B1)から
分岐されて第2出力端(B2)に入力される光パワー比
21を0.5+a1 とすると、第2入力端(B1)から
分岐されて第2出力端(B2)に入力される光パワー比
22は0.5−a 1 と設定されている。
【0107】ここで、a1 は、分岐比変動であり、偏波
保持ファイバ67が3dBカプラにより構成されている場
合は、a1 =0である。従って、第1,第2励起光源6
5−1,65−2,偏波保持ファイバカプラ66A及び
偏波保持ファイバ67により、第4実施例にて享受され
る利点があるほか、励起光の発振波長を可変とすること
ができるので、合波器の過剰損失を抑制することができ
るので、さらなる信号光のSN比の劣化を抑制すること
ができる利点がある。
【0108】(d3)第4実施例の第3の変形例の説明 図28は本発明の第4実施例の第3の変形例を示すブロ
ック図であるが、この第3の変形例は、図26に示した
第2の変形例において、偏波保持ファイバカプラ66A
にある2つの主軸のどちらか一方と、偏波保持ファイバ
カプラ66Aに入力する第1励起光源65−1および第
2励起光源65−2の出力光の偏光の主軸が一致するよ
うに構成されている。
【0109】即ち、この図28において、偏波保持ファ
イバカプラ66Aの2つの主軸は、ともに垂直方向であ
って、第1励起光源65−1および第2励起光源65−
2の出力光の偏光の主軸についても、ともに垂直方向で
ある。従って、本変形例においても、安定した状態で励
起光を出力することができ、カプラによる分岐比の変動
を抑制することができるので、信号光のSN比の劣化を
抑制することができる利点がある。
【0110】(d4)第4実施例の第4の変形例の説明 図29は本発明の第4実施例の第4の変形例を示すブロ
ック図であるが、この第4の変形例は、図26に示した
第2の変形例において、偏波保持ファイバカプラ66A
にある2つの主軸のどちらか一方と、偏波保持ファイバ
カプラに入力する第1励起光源65−1の出力光の偏光
の主軸とが一致し、偏波保持ファイバカプラ66Aの他
の主軸と、偏波保持ファイバカプラ66Aに入力する第
2励起光源65−2の出力光の偏光の主軸とが一致する
ように構成されている。
【0111】即ち、この図29において、第1励起光源
65−1の出力光の主軸が、垂直方向であって、第2励
起光源65−2の出力光の主軸が、水平方向である場合
は、偏波保持ファイバカプラ66Aの2つの主軸は、と
もに垂直方向であってもよいし、ともに水平方向であっ
てもよい。従って、本変形例においても、安定した状態
で励起光を出力することができ、カプラによる分岐比の
変動を抑制することができるので、信号光のSN比の劣
化を抑制することができる利点がある。
【0112】(d5)第4実施例の第5の変形例の説明 図30は本発明の第4実施例の第5の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図30に示す光通信システム用光
増幅装置は、第4実施例におけるものに比して、励起光
源65が、注入電流制御部65aと光源65bとをそな
えている点が異なり、他の構成については同様のもので
ある。
【0113】即ち、注入電流制御部65aの制御により
注入電流を可変として、光源65bから出力される励起
光が、1kHz以上で可変とすることができるようにな
っている。従って、温度変動等による励起光源65から
の励起光の光出力変動を補償することができるととも
に、第1,第2合波器64,71の過剰損失を抑制する
ことができ、第4実施例にて享受される効果が得られる
ほかに、安定化された励起光を出力することができるの
で、さらなるSN比の向上を図ることができる利点があ
る。
【0114】(d6)第4実施例の第6の変形例の説明 図31は本発明の第4実施例の第6の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図31に示す光通信システム用光
増幅装置は、第4実施例におけるものに比して、励起光
源65が、温度制御部65cと光源65bとをそなえて
いる点が異なり、他の構成については同様のものであ
る。
【0115】即ち、温度制御部65cの制御により励起
光源65の周囲の温度を可変として、光源65bから出
力される励起光が、1kHz以上で可変とすることがで
きるようになっている。従って、温度変動等による励起
光源65からの励起光の光出力変動を補償することがで
きるとともに、第1,第2合波器64,71の過剰損失
を抑制することができ、第4実施例にて享受される効果
が得られるほかに、安定化された励起光を出力すること
ができるので、さらなるSN比の向上を図ることができ
る利点がある。
【0116】(e)第5実施例の説明 図32は本発明の第5実施例にかかる光通信システム用
光増幅装置を示すブロック図であり、この光通信システ
ム用光増幅装置は、図8にて示した光通信システムにお
ける中継器17に適用されるものである。この図32に
示す光通信システム用光増幅装置は、前述の第4実施例
におけるものに比して、光カプラ(励起光分配手段)7
2が、偏波保持ファイバカプラにより構成されておら
ず、第1カプラ72−1と第2カプラ72−2とにより
2段直列接続されている点が異なるが、方向性カプラで
ある点は共通する。
【0117】この第1カプラ72−1の2つの出力端
は、第2カプラ72−2の2つの入力端に接続され第2
カプラ72−2の2つの出力端は、第1合波器64と第
2合波器71とに接続されている。即ち、光カプラ72
は、励起光源65と第1合波器64及び第2合波器71
の間に挿入され、第1カプラ72−1と第2カプラ72
−2とにより2段直列接続され、第1カプラ72−1の
2つの出力端が、それぞれ第2カプラ72−2の2つの
入力端に接続されている。また、第2カプラ72−2に
ついては、前述の第4実施例の第2の変形例における偏
波保持ファイバカプラ66Aと同様に、2入力2出力の
構成を有している。
【0118】ところで、前述の第4実施例における第2
の変形例において示した偏波保持ファイバカプラ66A
と同様に、第1,第2カプラ72−1,72−2におい
て、それぞれの分岐比変動をa1 ,a2 とすると、第1
入力端(C1)から点(P)に分岐された光パワー比は
0.5+a1 、第1入力端(C1)から点(Q)に分岐
された光パワー比は0.5−a1 であり、同様に、点
(P)から第1,第2出力端(D1,D2)に分岐され
た光パワー比はそれぞれ0.5+a2 ,0.5−a2
点(Q)から第1,第2出力端(D1,D2)に分岐さ
れた光パワー比はそれぞれ0.5−a2 ,0.5+a2
である。
【0119】従って、第1入力端(C1)から第1出力
端(D1)に分岐される光パワー比R11は、以下に示す
ように表される。 R11=(点(P)を通る経路)+(点(Q)を通る経路) =( 0.5 +a1 ) ( 0.5 +a2 ) +( 0.5 −a1 ) ( 0.5 −a2 ) =0.5+2a1 2 ・・・(1) 同様に、第1入力端(C1)から第2出力端(D2)に
分岐される光パワー比R12は、次のように表される。
【0120】 R12=(点(P)を通る経路)+(点(Q)を通る経路) =( 0.5 +a1 ) ( 0.5 −a2 ) +( 0.5 −a1 ) ( 0.5 +a2 ) =0.5−2a1 2 ・・・(2) また、エルビウムのドープされた第1,第2ドープファ
イバ61,68と第1,第2入力ポート62,69と第
1,第2出力ポート63,70と第1,第2合波器6
4,71と励起光源65とは、前述の第4実施例におけ
るものと同様の機能を有するものである。
【0121】上述の構成により、本発明の第5実施例に
おける光通信システム用光増幅装置においては、励起光
源65から励起光が出力されると、第1ドープファイバ
61には光パワー比R11=0.5+2a1 2 の分岐比
により励起光が供給されるとともに、第2ドープファイ
バ68には光パワー比R12=0.5−2a1 2 の分岐
比により励起光が供給され、第4実施例におけるものと
同様に、上り回線用の光信号及び下り回線用の光信号
が、それぞれ、第1,第2ドープファイバ61,68に
おいて増幅されて出力される。
【0122】ここで、第1,第2カプラ72−1,72
−2のそれぞれが、分岐比の温度依存性,偏光依存性に
より、例えば50±5%の分岐比変動がある場合は、|
1|≦0.05,|a2 |≦0.05である。従っ
て、2段構成を有する光カプラ72の分岐比は、式
(1),(2)により以下のようになる。 0.495≦R11=0.5+2a1 2 ≦0.505 0.495≦R12=0.5−2a1 2 ≦0.505 ・・・(3) これにより、±5%の分岐比変動がある光カプラを2段
構成することにより、分岐比を10分の1の±0.5%
に抑制させている。
【0123】このように、本発明の第5実施例によれ
ば、光カプラ72を第1カプラ72−1と第2カプラ7
2−2とにより、2段直列接続されて構成しているの
で、光カプラの分岐比変動を抑制することができるの
で、信号光のSN比の劣化を抑制することができる利点
がある。なお、本実施例においては、光カプラ72は、
方向性カプラにより構成されていたが、これに限定され
ず、例えば3dBカプラにより構成してもよく、これを以
下に示す各変形例に適用してもよい。
【0124】(e1)第5実施例の第1の変形例の説明 図33は本発明の第5実施例の第1の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図33に示す光通信システム用光
増幅装置は、第5実施例におけるものが、励起光が第1
ドープファイバ61,第2ドープファイバ68の前方か
ら入力される前方励起の構成を有しているのに対して、
励起光が第1ドープファイバ61,第2ドープファイバ
68の後方から入力される後方励起の構成を有している
点が異なり、他の構成ついては同様のものである。
【0125】従って、この図33に示す光通信システム
用光増幅装置においても、前述の第5実施例におけるも
のと同様の作用効果を有する。 (e2)第5実施例の第2の変形例の説明 図34は本発明の第5実施例の第2の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図34に示す光通信システム用光
増幅装置は、第5実施例におけるものに比して、励起光
源65が、第1励起光源65−1,第2励起光源65−
2により構成され、光カプラ72が、2入力2出力の第
1,第2カプラ72−1,72−2が2段直列に接続さ
れて構成されている点が異なり、その他の構成について
は同様のものである。
【0126】ここで、第1励起光源65−1,第2励起
光源65−2は、同時に励起光を出力するものである
が、発振波長を可変する際には異なる周波数が与えられ
て、励起光の偏光が変動するように構成されており、さ
らに、各励起光源65−1,65−2から出力される光
パワーの和が、1つの励起光源が壊れた時に他の1つの
励起光源が出力できる最大励起光パワーよりも小さくな
るように設定されている。
【0127】従って、第1,第2励起光源65−1,6
5−2,第1,第2カプラ72−1,72−2をそなえ
たことにより、第5実施例にて享受される利点があるほ
か、励起光の発振波長を可変とすることができるので、
合波器の過剰損失を抑制することができるので、さらな
る信号光のSN比の劣化を抑制することができる利点が
ある。
【0128】(e3)第5実施例の第3の変形例の説明 図35は本発明の第5実施例の第3の変形例を示すブロ
ック図であり、この図35に示すものにおいては、第5
実施例におけるものに比して、第1カプラ72−1と第
2カプラ72−2との間に、遅延時間差付与部74が設
けられている点が異なり、その他の構成については、同
様のものである。
【0129】即ち、遅延時間差付与部74は、第1カプ
ラ72−1で2つの経路〔(P),(Q)〕に分岐され
た励起光について、経路(P)と経路(Q)とのいずれ
かに遅延時間差を与えて、第2カプラ72−2にて合波
するまでの2つの経路〔(P),(Q)〕での遅延時間
差が大きくなるように制御するものである。なお、73
−1,73−2は、第1カプラ72−1及び第2カプラ
72−2を接続する接続部であり、これにより、第1カ
プラ72−1の2つの出力端が、それぞれ第2カプラ7
2−2の2つの入力端に接続されている。
【0130】従って、励起光が分岐し、別の2つの経路
を通った後に合波すると、光干渉計となって、光強度揺
らぎが発生する場合が生じるが、上記のように2つの経
路〔(P),(Q)〕間で遅延時間差を付与することに
より、合波する光の間の相関を小さくして、光強度揺ら
ぎを抑制させている。このように、本発明の第5実施例
の第3の変形例によれば、第5実施例にて享受される利
点があるほか、光強度揺らぎを抑制することができるの
で、さらに安定した励起光を供給することができるの
で、さらなる信号光のSN比の劣化を抑制することがで
きる利点がある。
【0131】(e4)第5実施例の第4の変形例の説明 図36は本発明の第5実施例の第4の変形例を示すブロ
ック図であるが、この第4の変形例は、前述の第5実施
例におけるものに比して、励起光が、励起光源65から
偏波保持ファイバ67を介して第1,第2ドープファイ
バ61,68に出力されるようになっており、光カプラ
72は、第1偏波保持ファイバカプラ75−1及び第2
偏波保持ファイバカプラ75−2により2段直列に接続
されている点が異なり、その他の構成については、前述
の第5実施例におけるものと同様のものである。
【0132】また、第1偏波保持ファイバカプラ75−
1と第2偏波保持ファイバカプラ75−2とは、接続部
73−1及び接続部73−2により接続されているが、
この接続部73−1における第1偏波保持ファイバカプ
ラ75−1と第2偏波保持ファイバカプラ75−2との
偏光方向とが一致するとともに、接続部73−2におけ
る第1偏波保持ファイバカプラ75−1と第2偏波保持
ファイバカプラ75−2との偏光方向とが一致するよう
に構成されている。
【0133】即ち、この図36において、励起光源65
の出力光の主軸が、垂直方向であって、接続部73−1
における第1偏波保持ファイバカプラ75−1の出力光
の主軸が垂直方向である場合は、第2偏波保持ファイバ
カプラ75−2への入力光の主軸についても垂直方向で
あり、同様に、接続部73−2における第1偏波保持フ
ァイバカプラ75−1の出力光の主軸が垂直方向である
場合は、第2偏波保持ファイバカプラ75−2への入力
光の主軸についても垂直方向である。
【0134】なお、この場合においては、第2偏波保持
ファイバカプラ75−2から第1,第2合波器64,7
1に出力される励起光の主軸についても、ともに垂直方
向である。従って、本変形例においても、第5実施例に
て享受される利点があるほか、偏波保持ファイバ67に
より励起光を供給しているので、さらに安定した励起光
を供給することができるので、さらなる信号光のSN比
の劣化を抑制することができる利点がある。
【0135】(e5)第5実施例の第5の変形例の説明 図37は本発明の第5実施例の第5の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図37に示す光通信システム用光
増幅装置は、第5実施例の第4の変形例において、第2
偏波保持ファイバカプラ75−2に入力される2つの励
起光の偏光の主軸が異なるように接続部73−1,73
−2において接続されている点が異なる。
【0136】即ち、この図37に示すように、励起光源
65の出力光の主軸が、垂直方向であって、接続部73
−1における第1偏波保持ファイバカプラ75−1の2
つの出力光の主軸が、ともに垂直方向である場合は、接
続部73−1において、第2偏波保持ファイバカプラ7
5−2への入力光の主軸が垂直方向となるように接続す
るとともに、接続部73−2において、第2偏波保持フ
ァイバカプラ75−2への入力光の主軸が水平方向とな
るように接続する。
【0137】このように、本発明の第5実施例の第5の
変形例によれば、第5実施例にて享受される利点がある
ほか、光強度揺らぎを抑制することができるので、さら
に安定した励起光を供給することができるので、さらな
る信号光のSN比の劣化を抑制することができる利点が
ある。 (e6)第5実施例の第6の変形例の説明 図38は本発明の第5実施例の第6の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図38に示す光通信システム用光
増幅装置は、第5実施例におけるものに比して、励起光
源65が、注入電流制御部65aと光源65bとをそな
えて構成されている点が異なり、他の構成については同
様のものである。
【0138】即ち、注入電流制御部65aの制御により
注入電流を可変として、光源65bから出力される励起
光が、1kHz以上で可変とすることができるようにな
っている。従って、温度変動等による励起光源65から
の励起光の光出力変動を補償することができるととも
に、第1,第2合波器64,71の過剰損失を抑制する
ことができ、第5実施例にて享受される効果が得られる
ほかに、安定化された励起光を出力することができるの
で、さらなるSN比の向上を図ることができる利点があ
る。
【0139】(e7)第5実施例の第7の変形例の説明 図39は本発明の第5実施例の第7の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図39に示す光通信システム用光
増幅装置は、第5実施例におけるものに比して、励起光
源65が、温度制御部65cと光源65bとをそなえて
いる点が異なり、他の構成については同様のものであ
る。
【0140】即ち、温度制御部65cの制御により励起
光源65の周囲の温度を可変として、光源65bから出
力される励起光が、1kHz以上で可変とすることがで
きるようになっている。従って、温度変動等による励起
光源65からの励起光の光出力変動を補償することがで
きるとともに、第1,第2合波器64,71の過剰損失
を抑制することができ、第5実施例にて享受される効果
が得られるほかに、安定化された励起光を出力すること
ができるので、さらなるSN比の向上を図ることができ
る利点がある。
【0141】(e8)第5実施例の第8の変形例の説明 図40は本発明の第5実施例の第8の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図40に示す光通信システム用光
増幅装置は、前述の第5実施例におけるものに比して、
光カプラ72が、第1カプラ72−1,第2カプラ72
−2及び第3カプラ72−3とにより、3段直列接続さ
れて構成されている点が異なり、他の構成については、
前述の第5実施例におけるものと同様である。
【0142】これにより、第5実施例に示すような2段
直列接続された光カプラ72を用いたものに比して、さ
らに光カプラの分岐比変動を抑制することができ、信号
光のSN比の劣化を抑制することができる利点がある。
なお、本変形例においては、3段直列接続された光カプ
ラ72を用いた場合について説明したが、本発明によれ
ばこれに限定されず、3段よりも大きい複数段を直列に
接続してもよく、これを上述の各変形例に適用しても、
差し支えない。
【0143】(f)第6実施例の説明 図41は本発明の第6実施例にかかる光通信システム用
光増幅装置を示すブロック図であり、この光通信システ
ム用光増幅装置についても、図8にて示した光通信シス
テムにおける中継器17に適用されるものである。この
図41に示す光通信システム用光増幅装置は、前述の第
4,第5実施例におけるものに比して、第1励起光源6
5−1と第2励起光源65−2との2つの励起光源によ
り構成され、偏波合成器(励起光分配手段)76をそな
えるとともに、光カプラ(励起光分配手段)77が、偏
波保持ファイバカプラにより構成されていない点が異な
るが、光カプラ77が方向性カプラである点は共通して
いる。
【0144】即ち、第1,第2励起光源65−1,65
−2から出力される励起光は偏波合成器76に入力さ
れ、これらの励起光が偏波合成されてカプラ77に入力
されるようになっており、これにより、第1,第2ドー
プファイバ61,68には励起光が同時に供給されるよ
うになっている。また、第1励起光源65−1,第2励
起光源65−2は、同時に励起光を出力するものである
が、発振波長を可変する際には異なる周波数が与えられ
て、励起光の偏光が変動するように構成されており、さ
らに、各励起光源65−1,65−2から出力される光
パワーの和が、1つの励起光源が壊れた時に他の1つの
励起光源が出力できる最大励起光パワーよりも小さくな
るように設定されている。
【0145】また、エルビウムのドープされた第1,第
2ドープファイバ61,68と第1,第2入力ポート6
2,69と第1,第2出力ポート63,70と第1,第
2合波器64,71とは、前述の第4,第5実施例にお
けるものと同様の機能を有するものである。従って、第
1,第2ドープファイバ61,68には励起光が同時に
供給されるので、第1,第2出力ポート63,70を介
して出力される信号光の利得の変動を抑圧することがで
きるので、信号光のSN比の劣化を抑制することができ
る利点がある。
【0146】(f1)第6実施例の第1の変形例の説明 図42は本発明の第6実施例の第1の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図42に示す光通信システム用光
増幅装置は、第6実施例におけるものが、励起光が第1
ドープファイバ61,第2ドープファイバ68の前方か
ら入力される前方励起の構成を有しているのに対して、
励起光が第1ドープファイバ61,第2ドープファイバ
68の後方から入力される後方励起の構成を有している
点が異なり、他の構成ついては同様のものである。
【0147】従って、この図42に示す光通信システム
用光増幅装置においても、前述の第6実施例におけるも
のと同様の作用効果を有する。 (f2)第6実施例の第2の変形例の説明 図43は本発明の第6実施例の第2の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図43に示す光通信システム用光
増幅装置は、第6実施例におけるものに比して、励起光
源65−1が、注入電流制御部65a−1と光源65b
−1とをそなえるとともに、励起光源65−2が、注入
電流制御部65a−2と光源65b−2とをそなえて構
成されている点が異なり、他の構成については同様のも
のである。
【0148】即ち、注入電流制御部65a−1,65a
−2の制御により注入電流を可変として、光源65b−
1,65b−2から出力される励起光が、1kHz以上
で可変とすることができるようになっている。従って、
温度変動等による励起光源65−1,65−2からの励
起光の光出力変動を補償することができるとともに、第
1,第2合波器64,71の過剰損失を抑制することが
できるので、第6実施例にて享受される効果が得られる
ほかに、安定化された励起光を出力することができるの
で、さらなるSN比の向上を図ることができる利点があ
る。
【0149】(f2)第6実施例の第3の変形例の説明 図44は本発明の第6実施例の第3の変形例を示すブロ
ック図であるが、この図44に示す光通信システム用光
増幅装置は、第6実施例におけるものに比して、第1励
起光源65−1が温度制御部65c−1と光源65b−
1とをそなえるとともに、第2励起光源65−2が温度
制御部65c−2と光源65b−2とをそなえている点
が異なり、他の構成については同様のものである。
【0150】即ち、温度制御部65c−1,65c−2
の制御により励起光源65の周囲の温度を可変として、
光源65b−1,65b−2から出力される励起光が、
1kHz以上で可変とすることができるようになってい
る。従って、温度変動等による励起光源65−1,65
−2からの励起光の光出力変動を補償することができる
とともに、第1,第2合波器64,71の過剰損失を抑
制することができるので、第6実施例にて享受される効
果が得られるほかに、安定化された励起光を出力するこ
とができるので、さらなるSN比の向上を図ることがで
きる利点がある。
【0151】(f4)第6実施例の第4の変形例の説明 図45は本発明の第6実施例の第4の変形例を示すブロ
ック図であるが、この第4の変形例は、前述の第6実施
例におけるものに比して、励起光源65と第1,第2合
波器64,71との間を偏波保持ファイバ67を介して
接続され、光カプラが偏波保持ファイバカプラ66によ
り構成されている点が異なる。
【0152】即ち、励起光が、励起光源65から偏波保
持ファイバ67を介して偏波合成器76に出力され、偏
波合成された励起光が、偏波保持ファイバ67を介する
ことにより、偏光状態が保持されて第1,第2ドープフ
ァイバ61,68に出力されるようになっている。な
お、エルビウムのドープされた第1,第2ドープファイ
バ61,68と第1,第2入力ポート62,69と第
1,第2出力ポート63,70と第1,第2合波器6
4,71とは、前述の第6実施例におけるものと同様の
機能を有している。
【0153】また、偏波合成器76の出力側における偏
光の主軸と、その偏波保持ファイバ67の偏光の主軸が
一致するように接続されている。即ち、この図45に示
すように、第1励起光源65−1からの出力光の偏光の
主軸が垂直方向であって、第2励起光源65−2からの
出力光の偏光の主軸が水平方向である場合は、偏波合成
器76の出力側における偏光の主軸が水平及び垂直のい
ずれかになるようにように接続されているのである。
【0154】従って、本変形例においても、第6実施例
にて享受される利点があるほか、偏波保持ファイバ67
及び偏波保持ファイバカプラ66により励起光を供給し
ているので、励起光の偏光状態を保持することによりさ
らに安定した励起光を供給することができるので、さら
なる信号光のSN比の劣化を抑制することができる利点
がある。
【0155】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
光源からの信号光を無偏光化してこれを信号光として送
信することにより、伝送路上の損失または利得の偏光依
存性を抑制できるので、SN比の劣化を避けることがで
き、ひいては、伝送路および光増幅装置に対する偏光依
存性をある程度許容することができ、光増幅装置などの
生産性を向上することができる。また、波長多重,光周
波数多重時の四光波混合によるSN比劣化を低減するこ
とができる。また、光源が、直線偏光を出力する直線偏
光出力手段と、光源からの直線偏光について、偏波を保
ったまま等分に分岐するビームスプリッタとにより構成
され、外部変調器が、一方の経路を通過する光を変調す
る第1の外部変調器と、他方の経路を通過する光を変調
する第2の外部変調器とにより構成されるとともに、無
偏光化手段が、ビームスプリッタにおいて分岐された一
方の経路に設けられ、他方の経路との遅延差がコヒーレ
ンス時間に比べて十分長くなる経路差を生成する遅延手
段と上記の第1外部変調器および第2外部変調器からの
2つの信号光の偏光を直交させて合波させる合波器とに
より構成されたことにより、伝送路に偏光依存性があっ
ても、偏光状態の変化に伴う時間的パワー変動のない、
安定した無偏光を出力することができる利点がある。さ
らに、上記の第1外部変調器,第2外部変調器への駆動
データ信号の通過する2つの経路および上記の第1外部
変調器,第2外部変調器から合波器への光信号の通過す
る2つの経路の長さが等しく設定されていることによ
り、2つの信号光が位相が揃った状態で合波器に入力さ
れるので、無偏光化された信号光を送信できる利点があ
る。
【0156】また、本発明によれば、光源からの信号光
を無偏光化してこれを信号光として送信することによ
り、伝送路上の損失または利得の偏光依存性を抑制でき
るので、SN比の劣化を避けることができ、ひいては、
伝送路および光増幅装置に対する偏光依存性をある程度
許容することができ、光増幅装置などの生産性を向上す
ることができる。また、波長多重,光周波数多重時の四
光波混合によるSN比劣化を低減することができる。さ
らに、光源が、波長および出力パワーが等しくかつ直線
偏光を出力する第1光源と第2光源とにより構成され、
外部変調器が、第1光源と第2光源とからの直線偏光を
変調するための第1外部変調器と第2外部変調器とによ
り構成されるとともに、無偏光化手段が、第1外部変調
器と第2外部変調器とからの二信号の偏光を直交させて
合波させる合波器により構成されたことにより、2つの
信号光が位相が揃った状態で合波器に入力されるので、
無偏光化された信号光が送信され、伝送路上の損失また
は利得の偏光依存性を抑制でき、SN比の劣化を避ける
ことができる利点がある。また、上記の第1外部変調
器,第2外部変調器への駆動データ信号の通過する2つ
の経路および上記の第1外部変調器,第2外部変調器か
ら合波器への光信号の通過する2つの経路の長さが等し
く設定されていることにより、2つの信号光が位相が揃
った状態で合波器に入力されるので、無偏光化された信
号光を送信できる利点がある。
【0157】さらに、本発明によれば、ドープファイ
バ,入力ポート,出力ポート,励起光源,合波器及び偏
波保持ファイバをそなえた光通信システム用光増幅装置
により、光出力変動の少ない、安定した状態で励起光を
ドープファイバ46に供給することができるので、信号
光のSN比の劣化を抑制することができる利点がある。
さらに、偏波保持ファイバに、励起光源からの励起光を
無偏光化する無偏光化手段が付加され、無偏光化手段
が、偏波保持ファイバから出力される励起光の2つの偏
波成分に対して、遅延時間差を与える遅延時間差付与手
段と、合波器とにより構成され、遅延時間差付与手段を
透過した励起光が合波器に入力するように構成されてい
るので、簡素な構成により励起光を無偏光化することが
できる利点がある。また、遅延時間差付与手段が、複屈
折光学材料により構成され、偏波保持ファイバの主軸
と、複屈折光学材料の偏光に関する主軸とのずれ角を45
度とするという簡素な構成により、効果的に励起光を無
偏光化することができる利点がある。
【0158】さらに、本発明によれば、ドープファイ
バ,入力ポート,出力ポート,励起光源,合波器及び偏
波保持ファイバをそなえた光通信システム用光増幅装置
により、光出力変動の少ない、安定した状態で励起光を
ドープファイバ46に供給することができるので、信号
光のSN比の劣化を抑制することができる利点がある。
また、注入電流や温度を可変とすることにより、1kHz
以上で励起光の発振波長を可変とすることができるの
で、合波器の過剰損失を抑制することができ、信号光の
SN比の劣化を抑制することができる。
【0159】
【0160】
【0161】
【0162】
【0163】
【0164】
【0165】
【0166】
【0167】
【0168】
【0169】また、本発明の光通信システム用光増幅装
置によれば、第1,第2ドープファイバと第1,第2入
力ポートと第1,第2出力ポートと第1,第2合波器と
励起光源65と偏波保持ファイバカプラ66と偏波保持
ファイバ67とにより構成された光通信システム用光増
幅装置により、光出力変動の少ない、安定した状態で励
起光を出力することができるので、信号光のSN比の劣
化を抑制することができる利点がある。
【0170】また、本発明によれば、2段直列接続され
て構成しているカプラをそなえることにより、光カプラ
の分岐比変動を抑制することができるので、信号光のS
N比の劣化を抑制することができる利点がある。さら
、本発明によれば、カプラにより、2つのドープファ
イバには励起光が同時に供給されるので、第1,第2出
力ポートを介して出力される信号光の利得の変動を抑圧
することができるので、信号光のSN比の劣化を抑制す
ることができる利点がある。
【0171】また、本発明によれば、励起光源からの励
起光を無偏光化する無偏光化手段が設けられ、無偏光化
手段が、励起光の2つの偏波成分に対して、遅延時間差
を与える遅延時間差付与手段と、合波器とにより構成さ
れ、遅延時間差付与手段を透過した励起光が合波器に入
力するように構成され、遅延時間差付与手段が、複屈折
光学材料により構成されたという簡素な構成により、励
起光を無偏光化することができる利点がある。
【0172】さらに、本発明によれば、偏波保持ファイ
バの主軸と、複屈折光学材料の偏光に関する主軸とのず
れ角を45度とすることにより、効果的に励起光を無偏光
化することができる利点がある。また、本発明によれ
ば、第1ドープファイバおよび第2ドープファイバが、
それぞれエルビウムを添加した光ファイバであることに
より、ドープファイバ自身の長さに応じて信号光を増幅
することができるので、装置の設計を簡素化することが
できる利点がある。
【0173】また、本発明によれば、励起光源は、第1
励起光源と第2励起光源とによって構成されていること
により、励起光の分岐比変動を高い精度で補償すること
ができ、光出力変動の少ない、安定した状態で励起光を
出力することができるので、信号光のSN比の劣化を飛
躍的に抑制することができる利点がある。
【0174】さらに、本発明によれば、第1励起光源お
よび第2励起光源は同時に動作し、第1ドープファイバ
および第2ドープファイバに励起光を供給するように構
成されたことにより、光出力変動の少ない、安定した状
態で励起光を出力することができるので、信号光のSN
比の劣化を飛躍的に抑制することができる利点がある。
【0175】また、本発明によれば、励起光源から出力
される励起光の偏光が変動するように、第1励起光源お
よび第2励起光源の発振波長を可変する際に与える周波
数は異なる周波数であることにより、励起光の発振波長
を可変とすることができるので、合波器の過剰損失を抑
制することができるので、さらなる信号光のSN比の劣
化を抑制することができる利点がある。
【0176】
【0177】
【0178】
【0179】また、本発明によれば、注入電流や温度を
可変とすることにより、1kHz 以上で励起光の発振波長
を可変とすることができるので、合波器の過剰損失を抑
制することができ、信号光のSN比の劣化を抑制するこ
とができる。さらに、本発明によれば、隣接するカプラ
について、前段のカプラの2つの出力端が、それぞれ後
段のカプラの2つの入力端に接続されることにより、光
カプラの分岐比変動を抑制することができるので、信号
光のSN比の劣化を抑制することができる利点がある。
【0180】また、本発明によれば、各カプラが偏波保
持ファイバカプラであり、隣接するカプラ同士を接続す
る2つの接続部では偏光の主軸がそれぞれ一致するとと
もに、第2偏波保持ファイバカプラに入力される2つの
励起光の偏光の主軸が異なるように各カプラを接続する
ことにより、さらに安定した励起光を供給することがで
きるので、さらなる信号光のSN比の劣化を抑制するこ
とができる利点がある。
【0181】
【0182】さらに、本発明によれば、励起光源から出
力される励起光が前段のカプラで分岐し、後段のカプラ
で合波するまでの2つの経路での遅延時間差が大きくな
るように、片方の経路に遅延時間を与えて上記の各カプ
ラを接続することにより、光強度揺らぎを抑制すること
ができるので、さらに安定した励起光を供給することが
できるので、さらなる信号光のSN比の劣化を抑制する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】(a),(b)は本発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】(a),(b)は本発明の原理ブロック図であ
る。
【図4】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【図5】SN比の変動を説明する図である。
【図6】信号光の偏光状態を説明する図である。
【図7】本発明の第1実施例にかかる光通信システム用
光送信装置を示すブロック図である。
【図8】本発明に適用される光通信システムを示す図で
ある。
【図9】無偏光化信号光の偏光状態を説明する図であ
る。
【図10】本発明の第1実施例における第1の変形例を
示すブロック図である。
【図11】フィルタによるフィルタ特性を示す図であ
る。
【図12】本発明の第1実施例における第2の変形例を
示すブロック図である。
【図13】本発明の第1実施例における第3の変形例を
示すブロック図である。
【図14】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明の第2実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図16】本発明の第2実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図17】(a),(b)は本発明の第2実施例の第2
の変形例の動作を説明するための図である。
【図18】本発明の第2実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図19】本発明の第2実施例の第4の変形例を示すブ
ロック図である。
【図20】本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【図21】本発明の第3実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図22】本発明の第3実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図23】本発明の第3実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図24】本発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。
【図25】本発明の第4実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図26】本発明の第4実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図27】偏波保持ファイバカプラの分岐比を説明する
図である。
【図28】本発明の第4実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図29】本発明の第4実施例の第4の変形例を示すブ
ロック図である。
【図30】本発明の第4実施例の第5の変形例を示すブ
ロック図である。
【図31】本発明の第4実施例の第6の変形例を示すブ
ロック図である。
【図32】本発明の第5実施例を示すブロック図であ
る。
【図33】本発明の第5実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図34】本発明の第5実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図35】本発明の第5実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図36】本発明の第5実施例の第4の変形例を示すブ
ロック図である。
【図37】本発明の第5実施例の第5の変形例を示すブ
ロック図である。
【図38】本発明の第5実施例の第6の変形例を示すブ
ロック図である。
【図39】本発明の第5実施例の第7の変形例を示すブ
ロック図である。
【図40】本発明の第5実施例の第8の変形例を示すブ
ロック図である。
【図41】本発明の第6実施例を示すブロック図であ
る。
【図42】本発明の第6実施例の第1の変形例を示すブ
ロック図である。
【図43】本発明の第6実施例の第2の変形例を示すブ
ロック図である。
【図44】本発明の第6実施例の第3の変形例を示すブ
ロック図である。
【図45】本発明の第6実施例の第4の変形例を示すブ
ロック図である。
【図46】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【図47】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【図48】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【図49】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【図50】一般的な光増幅器を示すブロック図である。
【符号の説明】
6a 第1ドープファイバ 6b 第2ドープファイバ 7a 第1入力ポート 7b 第2入力ポート 8a 第1出力ポート 8b 第2出力ポート 9 励起光源 10a 第1合波器 10b 第2合波器 11 偏波保持ファイバ 12 偏波保持ファイバカプラ 13,13−1〜13−n カプラ 14 偏波合成器 15 カプラ 16 送受信機 17 中継器 18 伝送路 19 送受信機 21 光源 22 偏光子 23 偏光解消子 23a ビームスプリッタ 23b 光遅延部 23c 合波器 24 電界吸収型変調器 25,25−1,25−2 無偏光光源 26 光増幅器 27 フィルタ 28 LED 29 フィルタ 30,31 光源 32,33 偏光子 34 合波器 35,35−1,35−2 光源 36 偏光子 37 ビームスプリッタ 38 偏波保持ファイバ 39,40 電界吸収型変調器 41 遅延部 42 合波器 43 ソリトン光源 46 ドープファイバ 47 入力ポート 48 出力ポート 49 励起光源 49a 注入電流制御部 49b 光源 49c 温度制御部 50 合波器 51 偏波保持ファイバ 52 無偏光化部 61 第1ドープファイバ 62 第1入力ポート 63 第1出力ポート 64 第1合波器 65 励起光源 65−1 第1励起光源 65−2 第2励起光源 65a,65a−1,65a−2 注入電流制御部 65b,65b−1,65b−2 光源 65c,65c−1,65c−2 温度制御部 66,66A 偏波保持ファイバカプラ 67 偏波保持ファイバ 68 第2ドープファイバ 69 第2入力ポート 70 第2出力ポート 71 第2合波器 72 光カプラ 72−1 第1カプラ 72−2 第2カプラ 72−3 第3カプラ 73−1 接続部 73−2 接続部 74 遅延時間差付与部 75−1 第1偏波保持ファイバカプラ 75−2 第2偏波保持ファイバカプラ 76 偏波合成器 77 光カプラ 101 入力ポート 102,102a,102b 励起光源 103,103a,103b 合波器 104 ドープファイバ 105 出力ポート 201a,201b 入力ポート 202a,202b 励起光源 203a,203b,213a,213b 合波器 204a,204b ドープファイバ 205a,205b 出力ポート 206 カプラ 222a,222b 励起光源 223a,223b 合波器 226a,226b カプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/152 10/16 10/17 10/18 (72)発明者 寿山 益夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士 通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−136495(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H01S 3/10

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を出力する光源と、該光源からの光を
    変調する外部変調器と、該外部変調器からの信号光を無
    偏光化する無偏光化手段とをそなえてなる光通信システ
    ム用光送信装置であって、 該光源が、直線偏光を出力する直線偏光出力手段と、該
    光源からの直線偏光について、偏波を保ったまま等分に
    分岐するビームスプリッタとにより構成され、 該外部変調器が、該ビームスプリッタにて分岐された一
    方の経路を通過する光を変調する第1の外部変調器と、
    該ビームスプリッタにて分岐された他方の経路を通過す
    る光を変調する第2の外部変調器とにより構成され、 該無偏光化手段が、該ビームスプリッタにおいて分岐さ
    れた一方の経路に設けられ他方の経路との遅延差がコヒ
    ーレンス時間に比べて十分長くなる経路差を生成する遅
    延手段と、上記の第1外部変調器および第2外部変調器
    からの2つの信号光の偏光を直交させて合波させる合波
    器とにより構成され、 かつ、上記の第1外部変調器,第2外部変調器への駆動
    データ信号の通過する2つの経路の長さが等しく設定さ
    れるとともに、上記の第1外部変調器,第2外部変調器
    から合波器への光信号の通過する2つの経路の長さが等
    しく設定されていることを特徴とする、光通信システム
    用光送信装置。
  2. 【請求項2】 光を出力する光源と、該光源からの光を
    変調する外部変調器と、該外部変調器からの信号光を無
    偏光化する無偏光化手段とをそなえてなる光通信システ
    ム用光送信装置であって、 該光源が、波長および出力パワーが等しくかつ直線偏光
    を出力する第1光源と第2光源とにより構成され、 該外部変調器が、該第1光源と第2光源とからの直線偏
    光を変調するための第1外部変調器と第2外部変調器と
    により構成されるとともに、 該無偏光化手段が、該第1外部変調器と該第2外部変調
    器とからの二信号の偏光を直交させて合波させる合波器
    により構成され、 かつ、上記の第1外部変調器,第2外部変調器への駆動
    データ信号の通過する2つの経路の長さが等しく設定さ
    れるとともに、上記の第1外部変調器,第2外部変調器
    から合波器への光信号の通過する2つの経路の長さが等
    しく設定されていることを特徴とする、光通信システム
    用光送信装置。
  3. 【請求項3】 励起光の入力により信号光の増幅に寄与
    するイオンを添加したドープファイバと、 該ドープファイバに該信号光を入力する入力ポートと、 該ドープファイバによって増幅される信号光を出力する
    出力ポートと、 該励起光を出力する励起光源と、 該ドープファイバに該励起光を入力する合波器と、 該励起光源と該合波器の間を結び、該励起光の偏波状態
    を保持する偏波保持ファイバとをそなえ、 かつ、該偏波保持ファイバから出力される励起光の2つ
    の偏波成分に対して、遅延時間差を与える遅延時間差付
    与手段と、合波器とを有してなる無偏光化手段をそな
    え、 該無偏光化手段が該励起光源からの励起光を無偏光化す
    べく、該遅延時間差付与手段を透過した励起光が該合波
    器に入力するように構成されたことを特徴とする、光通
    信システム用光増幅装置。
  4. 【請求項4】 該遅延時間差付与手段が、複屈折光学材
    料により構成されたことを特徴とする、請求項3記載の
    光通信システム用光増幅装置。
  5. 【請求項5】 該偏波保持ファイバの主軸と、該複屈折
    光学材料の偏光に関する主軸とのずれ角を45度とするこ
    とを特徴とする、請求項4記載の光通信システム用光増
    幅装置。
  6. 【請求項6】 励起光の入力により信号光の増幅に寄与
    するイオンを添加したドープファイバと、 該ドープファイバに該信号光を入力する入力ポートと、 該ドープファイバによって増幅される信号光を出力する
    出力ポートと、 該励起光を出力する励起光源と、 該ドープファイバに該励起光を入力する合波器と、 該励起光源と該合波器の間を結び、該励起光の偏波状態
    を保持する偏波保持ファイバとをそなえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、注入電流を可変して該励起光源の発振波長を
    可変すべく構成されたことを特徴とする、光通信システ
    ム用光増幅装置。
  7. 【請求項7】 励起光の入力により信号光の増幅に寄与
    するイオンを添加したドープファイバと、 該ドープファイバに該信号光を入力する入力ポートと、 該ドープファイバによって増幅される信号光を出力する
    出力ポートと、 該励起光を出力する励起光源と、 該ドープファイバに該励起光を入力する合波器と、 該励起光源と該合波器の間を結び、該励起光の偏波状態
    を保持する偏波保持ファイバとをそなえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、温度を可変して該励起光源の発振波長を可変
    すべく構成されたことを特徴とする、光通信システム用
    光増幅装置。
  8. 【請求項8】 励起光の入力により信号光の増幅に寄与
    するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 第1励起光源と第2励起光源とによって構成され励起光
    を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合波器と
    の間に挿入され、上記の第1ドープファイバおよび第2
    ドープファイバに励起光を同時に供給すべく複数段直列
    に接続したカプラからなる励起光分配手段とをそなえ、 該第1励起光源および該第2励起光源は同時に動作し、
    該第1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励
    起光を供給するように構成されるとともに、 該励起光源から出力される励起光の偏光が変動するよう
    に、該第1励起光源および該第2励起光源の発振波長を
    可変する際に与える周波数は異なる周波数であることを
    特徴とする、光通信システム用光増幅装置。
  9. 【請求項9】 励起光の入力により信号光の増幅に寄与
    するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器との間に挿入され、上記の第1ドープファイバおよ
    び第2ドープファイバに励起光を同時に供給すべく複数
    段直列に接続したカプラからなる励起光分配手段とをそ
    なえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、注入電流を可変して該励起光源の発振波長を
    可変すべく構成されたことを特徴とする、光通信システ
    ム用光増幅装置。
  10. 【請求項10】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器との間に挿入され、上記の第1ドープファイバおよ
    び第2ドープファイバに励起光を同時に供給すべく複数
    段直列に接続したカプラからなる励起光分配手段とをそ
    なえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、温度を可変して該励起光源の発振波長を可変
    すべく構成されたことを特徴とする、光通信システム用
    光増幅装置。
  11. 【請求項11】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器との間に挿入され、上記の第1ドープファイバおよ
    び第2ドープファイバに励起光を同時に供給すべく複数
    段直列に接続したカプラからなる励起光分配手段とをそ
    なえ、 隣接するカプラについて、前段のカプラの2つの出力端
    が、それぞれ後段のカプラの2つの入力端に接続される
    ことを特徴とする、光通信システム用光増幅装置。
  12. 【請求項12】 上記の各カプラが偏波保持ファイバカ
    プラであり、該隣接するカプラ同士を接続する2つの接
    続部では偏光の主軸がそれぞれ一致することを特徴とす
    る、請求項11記載の光通信システム用光増幅装置。
  13. 【請求項13】 該第2偏波保持ファイバカプラに入力
    される2つの励起光の偏光の主軸が異なるように、上記
    の各カプラを接続することを特徴とする、請求項12記
    載の光通信システム用光増幅装置。
  14. 【請求項14】 該励起光源から出力される励起光が該
    前段のカプラで分岐し、該後段のカプラで合波するまで
    の2つの経路での遅延時間差が大きくなるように、片方
    の経路に遅延時間を与えて上記の各カプラを接続するこ
    とを特徴とする、請求項11記載の光通信システム用光
    送信装置。
  15. 【請求項15】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第
    2ドープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配
    手段とをそなえる一方、 該励起光源は、2つの励起光源により構成され、 該励起光分配手段は、該2つの励起光源から出力される
    励起光を偏波合成させる偏波合成器と、該偏波合成器と
    該第1合波器および該第2合波器の間に挿入され、該第
    1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励起光
    を同時に供給するカプラとからなり、 かつ、該第1励起光源および該第2励起光源は同時に動
    作し、該第1ドープファイバおよび該第2ドープファイ
    バに励起光を供給するように構成されるとともに、 該励起光源から出力される励起光の偏光が変動するよう
    に、該第1励起光源および該第2励起光源の発振波長を
    可変する際に与える周波数は異なる周波数であることを
    特徴とする、光通信システム用光増幅装置。
  16. 【請求項16】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第
    2ドープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配
    手段とをそなえるとともに、 該励起光源は、2つの励起光源により構成され、 該励起光分配手段は、該2つの励起光源から出力される
    励起光を偏波合成させる偏波合成器と、該偏波合成器と
    該第1合波器および該第2合波器の間に挿入され、該第
    1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励起光
    を同時に供給するカプラとからなり、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、注入電流を可変して該励起光源の発振波長を
    可変すべく構成されたことを特徴とする、光通信システ
    ム用光増幅装置。
  17. 【請求項17】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第
    2ドープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配
    手段とをそなえるとともに、 該励起光源は、2つの励起光源により構成され、 該励起光分配手段は、該2つの励起光源から出力される
    励起光を偏波合成させる偏波合成器と、該偏波合成器と
    該第1合波器および該第2合波器の間に挿入され、該第
    1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励起光
    を同時に供給するカプラとからなり、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、温度を可変して該励起光源の発振波長を可変
    すべく構成されたことを特徴とする、光通信システム用
    光増幅装置。
  18. 【請求項18】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第
    2ドープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配
    手段とをそなえ、 かつ、該励起光源からの励起光の2つの偏波成分に対し
    て、遅延時間差を与える遅延時間差付与手段と、合波器
    とを有してなる無偏光化手段をそなえ、 該無偏光化手段が該励起光源からの励起光を無偏光化す
    べく、該遅延時間差付与手段を透過した励起光が該合波
    器に入力するように構成されたことを特徴とする、光通
    信システム用光増幅装置。
  19. 【請求項19】 該遅延時間差付与手段が、複屈折光学
    材料により構成されたことを特徴とする、請求項18
    載の光通信システム用光増幅装置。
  20. 【請求項20】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 励起光を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合
    波器の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第
    2ドープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配
    手段とをそなえ、 かつ、該第1合波器,該第2合波器及び該励起光分配手
    段との間に、それぞれ偏波保持ファイバが介装されると
    ともに、該励起光分配手段が、偏波状態を保持しながら
    該第1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励
    起光を同時に供給しうる偏波保持ファイバカプラとして
    構成され、該偏波保持ファイバに、該励起光源からの励
    起光を無偏光化する無偏光化手段が付加され、該無偏光
    化手段が、励起光の2つの偏波成分に対して、遅延時間
    差を与える遅延時間差付与手段と、合波器とにより構成
    され、該遅延時間差付与手段を透過した励起光が該合波
    器に入力するように構成され、該遅延時間差付与手段
    が、複屈折光学材料により構成され、さらに、該偏波保
    持ファイバの主軸と、該複屈折光学材料の偏光に関する
    主軸とのずれ角を45度とすることを特徴とする、光通信
    システム用光増幅装置。
  21. 【請求項21】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 第1励起光源と第2励起光源とによって構成され励起光
    を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合波器と
    の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第2ド
    ープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配手段
    とをそなえ、 該第1励起光源および該第2励起光源は同時に動作し、
    該第1ドープファイバおよび該第2ドープファイバに励
    起光を供給するように構成されるとともに、 該励起光源から出力される励起光の偏光が変動するよう
    に、該第1励起光源および該第2励起光源の発振波長を
    可変する際に与える周波数は異なる周波数であることを
    特徴とする、光通信システム用光増幅装置。
  22. 【請求項22】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 第1励起光源と第2励起光源とによって構成され励起光
    を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合波器と
    の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第2ド
    ープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配手段
    とをそなえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、注入電流を可変して該励起光源の発振波長を
    可変すべく構成されたことを特徴とする、光通信システ
    ム用光増幅装置。
  23. 【請求項23】 励起光の入力により信号光の増幅に寄
    与するイオンを添加した第1ドープファイバと、 該第1ドープファイバに該信号光を入力する第1入力ポ
    ートと、 該第1ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第1出力ポートと、 該第1ドープファイバに該励起光を入力する第1合波器
    と、 励起光の入力により信号光の増幅に寄与するイオンを添
    加した第2ドープファイバと、 該第2ドープファイバに該信号光を入力する第2入力ポ
    ートと、 該第2ドープファイバによって増幅される信号光を出力
    する第2出力ポートと、 該第2ドープファイバに該励起光を入力する第2合波器
    と、 第1励起光源と第2励起光源とによって構成され励起光
    を出力する励起光源と上記の第1合波器,第2合波器と
    の間に挿入し、上記の第1ドープファイバおよび第2ド
    ープファイバに励起光を同時に供給する励起光分配手段
    とをそなえ、 かつ、該励起光源から出力される励起光の偏光が変動す
    るように、温度を可変して該励起光源の発振波長を可変
    すべく構成されたことを特徴とする、光通信システム用
    光増幅装置。
  24. 【請求項24】 該発振波長を可変する周波数は1 kHz
    以上であることを特徴とする、請求項6,7,9,1
    0,16,17,22および23のいずれか一項記載の
    光通信システム用光増幅装置。
  25. 【請求項25】 上記の励起光の入力により信号光の増
    幅に寄与するイオンが、エルビウムイオンであることを
    特徴とする、請求項3,6〜11,15〜18および2
    0〜23のいずれか一項記載の光通信システム用光増幅
    装置。
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