JP3283744B2 - 出力システムおよびデータ処理方法 - Google Patents

出力システムおよびデータ処理方法

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JP3283744B2
JP3283744B2 JP00667796A JP667796A JP3283744B2 JP 3283744 B2 JP3283744 B2 JP 3283744B2 JP 00667796 A JP00667796 A JP 00667796A JP 667796 A JP667796 A JP 667796A JP 3283744 B2 JP3283744 B2 JP 3283744B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置と印字処
理と並行して展開処理を行うバンド処理を実行可能な出
力装置とが所定の通信媒体を介して通信可能な出力シス
テムおよびデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータにインタフェ
ース(例えばセントロニクスインタフェース等)を介し
て接続されるプリンタは、ホストコンピュータから入力
されるデータを解析して、例えばレーザビームプリンタ
の出力データとしてビットマップデータを展開し、この
展開データに基づいて変調されたレーザビームを感光ド
ラムに走査露光して画像データの出力を行うように構成
されている。
【0003】ここで、ビットマップデータへの展開のた
めには普通は1ページ分のメモリが必要となるわけであ
るが、600DPI(DotPerInch)の解像度で用紙サイ
ズがA4であるとすると、約4MByteものメモリが
必要となりコストの大幅なアップとなる。
【0004】そのため、1ページ分のデータをいくつか
のバンドに分け、バンド毎にホストから受け取ったペー
ジ記述言語に基づく印字情報を一連の簡単なコマンドに
変換する。このコマンドはディスプレイリストと呼ば
れ、そのバンドに何が印字されるかを記述するものであ
りバンドの数だけ存在している。
【0005】次に、ディスプレイリストはそのコマンド
を解析することにより順次ビットマップに展開されるの
で、この場合必要なメモリはディスプレイリストのメモ
リと1バンドの展開に必要なメモリでよいことになる。
【0006】この方法によって使用するメモリを節減
し、同時に印字しながらビットマップデータの展開を行
うことができるので処理の高速化も達成されている。
【0007】しかし、上記バンド処理を実行可能なレー
ザビームプリンタにおいては、エンジンスピードによっ
て一定のスピードでドラムを通過していく用紙のスピー
ドに合わせてビットマップデータを送らなければならな
いのでディスプレイリストのビットマップへの展開もこ
のスピードに合うように処理されなければならない。つ
まり、バンド展開が間に合わない場合には印字オーバー
ランが発生し、そのページの印字が不良となってしまう
場合があった。
【0008】また、プリンタはネットワーク化が進んで
おり、1台のプリンタを様々なネットワークオペレーテ
ィングシステムを用いることにより複数のホストコンピ
ュータで使用するケースが増えている。このようなネッ
トワーク環境下のプリンタはホストコンピュータから離
れて設置されることが多い。そのため、双方向インタフ
ェースを用いてプリンタのステータスをホストコンピュ
ータに返すこともできるようになっている。
【0009】また、プリンタの解像度,給紙カセットの
選択,印刷部数,上記で述べたバンド処理を行うかどう
かなどのコンフィグレーションはプリンタ上の操作パネ
ルや、ホストコンピュータからドライバやユーティリテ
ィを用いることにより設定できるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の印字装置は上記
のように構成されているので、複数ページの出力を行う
場合、印字できないページに関しては、ユーザがプリン
タの出力結果を確認するか、もしくはプリンタと双方向
インタフェースで接続されたホストコンピユータにおい
て、ドライバやユーティリティの情報から印字できなか
ったページを認識し、印字できなかったページに関して
はもう1度何らかの処置を施した後、ユーザが再印字の
ための操作を行わなければならないという問題点があっ
た。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、出力装置において、
各ページのバンド処理時に印字オーバーランによる印字
エラーを検出し、前記出力情報で印字エラーになったす
べてのページを含む出力エラーページ情報を生成し、該
出力情報に基づく全ページの印字終了後に、生成された
前記出力エラーページを情報処理装置に通知する構成を
とり、また、情報処理装置において、出力装置から通知
される出力ページエラー情報を解析して、すでに転送し
た出力情報の解像度より低い解像度を指定する制御コマ
ンドまたは1ページ分のメモリ領域を確保する制御コマ
ンドを含む再出力ページ情報を生成して出力装置に再転
送することにより、出力装置において印字オーバーラン
による印字エラーが発生した場合にも、情報処理装置か
らの指示に従い発生している出力エラーページを印刷装
置が自在にリカバリーできる利便性に優れた出力システ
および情報処理装置およびデータ処理方法を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、情報処理装置と印字処理と並行して展開処理を行う
バンド処理を実行可能な出力装置とが所定の通信媒体を
介して通信可能な出力システムにおいて、ページ単位の
出力情報を前記出力装置に転送する転送手段と、前記転
送手段による前記出力情報の転送後、前記出力装置から
通知される出力ページエラー情報を解析して、すでに転
送した出力情報の解像度より低い解像度を指定する制御
コマンドまたは転送した出力情報より再出力ページの展
開領域を広く確保する制御コマンドを含む再出力ページ
情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成さ
れた前記再出力ページ情報を前記出力装置に再転送する
再転送手段とを備える情報処理装置と、前記情報処理装
置から転送されるページ単位の出力情報を解析して出力
イメージに展開する展開手段と、前記展開手段により展
開された前記出力イメージを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された前記出力イメージに基づいて記録
媒体に印刷を行う印刷手段と、前記印刷手段による印刷
出力状態を監視して前記出力情報の各ページの処理時に
バンド処理での印字オーバーランによる印字エラーを検
出し、前記出力情報で印字エラーになったすべてのペー
ジを含む出力エラーページ情報を生成するエラー情報生
成手段と、前記エラー情報生成手段により生成された前
記出力エラーページ情報を、前記出力情報に基づく全ペ
ージの印字終了後に、前記情報処理装置に通知する通知
手段と、前記情報処理装置から再転送される前記再出力
ページ情報を解析して前記印刷手段の出力を制御する制
御手段とを備える出力装置とを有することを特徴とす
る。
【0013】本発明に係る第2の発明は、前記制御手段
は、前記情報処理装置から再転送される前記再出力ペー
ジ情報を解析して、前記再出力ページ情報の解像度を低
い解像度に自動設定する制御、または、前記再出力ペー
ジ情報の展開領域を広く自動設定する制御を実行するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明に係る第3の発明は、情報処理装置
と印字処理と並行して展開処理を行うバンド処理を実行
可能な出力装置とが所定の通信媒体を介して通信可能な
出力システムのデータ処理方法において、ページ単位の
出力情報を前記出力装置に転送する転送工程と、前記転
送工程による前記出力情報の転送後、前記出力装置から
通知される出力ページエラー情報を解析して、すでに転
送した出力情報の解像度より低い解像度を指定する制御
コマンドまたは転送した出力情報の解像度より再出力ペ
ージの展開領域を広く確保する制御コマンドを含む再出
力ページ情報を生成する生成工程と、前記生成工程によ
り生成された前記再出力ページ情報を前記出力装置に再
転送する再転送工程と、前記情報処理装置から転送され
るページ単位の出力情報を解析して出力イメージに展開
する展開工程と、前記展開工程により展開された前記出
力イメージを記憶手段に記憶する記憶工程と、前記記憶
手段に記憶された前記出力イメージに基づいて記録媒体
に印刷を行う印刷工程と、前記印刷工程による印刷出力
状態を監視して前記出力情報の各ページの処理時にバン
ド処理での印字オーバーランによる印字エラーを検出
し、前記出力情報で印字エラーになったすべてのページ
を含む出力エラーページ情報を生成するエラー情報生成
工程と、前記エラー情報生成工程により生成された前記
出力エラーページ情報を、前記出力情報に基づく全ペー
ジの印字終了後に、前記情報処理装置に通知する通知工
程と、前記情報処理装置から再転送される前記再出力ペ
ージ情報を解析して前記印刷手段の出力を制御する制御
工程とを有することを特徴とする。
【0015】本発明に係る第4の発明は、前記制御工程
は、前記情報処理装置から再転送される前記再出力ペー
ジ情報を解析して、前記再出力ページ情報の解像度を低
い解像度に自動設定する制御、または、前記再出力ペー
ジ情報の展開領域を広く自動設定する制御を実行するこ
とを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は、本発明を適用可能な出力装置の
構成を説明する断面図であり、レーザビームプリンタの
場合を示す。
【0025】なお、本実施例を適用するプリンタは、レ
ーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジ
ェットプリンタ等、他のプリント方式のプリンタでも良
いことは言うまでもない。
【0026】図において、1000はレーザビームプリ
ンタ(LBP)本体で、外部に接続されているホストコ
ンピュータから供給される印字情報(文字コード等)や
フォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶する
とともに、それらの情報に従って対応する文字パターン
やフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙
等に像を形成する。
【0027】1012は操作パネル(操作部)で、操作
のためのスイッチおよびLED表示器等が配されてい
る。1001はプリンタ制御ユニットで、LBP本体1
000全体の制御およびホストコンピュータから供給さ
れる文字情報を解析する。このプリンタ制御ユニット1
001は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデ
オ信号に変換してレーザドライバ1002に出力する。
【0028】レーザドライバ1002は回路で、半導体
レーザ1003を駆動し、入力されたビデオ信号に応じ
て半導体レーザ1003から発射されるレーザ光100
4のオン・オフ切り換えする。1005は回転多面鏡
で、左右方向に振らされて静電ドラム1006上にレー
ザ光1004を走査露光する。回転多面鏡1005によ
り走査されたレーザ光1004は文字パターンの静電潜
像を静電ドラム1006上に形成する。
【0029】1007は現像ユニットで、静電ドラム1
006周囲に配設され、前記静電ドラム1006上の潜
像を現像した後、記録紙に転写する。この記録紙にはカ
ットシートを用いる。1008は用紙カセットで、LB
P1000に装着され、カットシート記録紙を収納す
る。
【0030】1009は給紙ローラで、用紙カセット1
008に収納されたカットシートを装置内に取り込み、
搬送ローラ1010,1011の駆動により静電ドラム
1006方向に搬送し、レジストローラとして機能する
搬送ローラ1011の位置まで搬送され、一時停止し、
静電ドラム1006との画像先端と同期するタイミング
でカットシートを再給紙する。
【0031】また、LBP本体1000(プリンタ10
00と呼ぶ場合がある)には、図示しないカードスロッ
トを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なる制御カード
(エミュレーションカード)を接続できるように構成さ
れている。
【0032】なお、上記印字装置は、印字データの解像
度に基づいて複数の解像度指定に対応してプリントシー
ケンスを実行可能に構成され、その際、指定された解像
度に応じたバンド処理を行うように構成されている。
【0033】図2は、本発明の第1実施例を示す出力シ
ステムの構成を説明するブロック図であり、該出力シス
テムは、図1に示したレーザビームプリンタ(LBP本
体1000)等の出力装置と双方向インタフェースを介
して接続されたホストコンピュータ3000等の情報処
理装置とから構成される。
【0034】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0035】ホストコンピュータ3000において、1
はCPUで、ROM3のプログラム用ROMに記憶され
た文書処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文
字,表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行
し、システムバス4に接続される各デバイスを総括的に
制御する。
【0036】また、このROM3のプログラム用ROM
には、後述するフローチャートで示されるようなCPU
1の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用
ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデータ
等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処理
等を行う際に使用する各種データを記憶する。
【0037】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。
【0038】7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD),フロップーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0039】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ1000に接続され、プリンタ1
000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1
は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへの
アウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実
行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としてい
る。なお、4はシステムバスで、CPU1はシステムバ
ス4を介して上記1〜3および5〜8を総括的に制御し
ている。2000はデータ処理部で、上記1〜8等で構
成されている。
【0040】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0041】プリンタ1000において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
Mに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ1
4に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続さ
れる印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報として
の画像信号を出力する。
【0042】また、このROM13のプログラム用RO
Mには、後述するフローチャートで示されるような、C
PU12の制御プログラム等を記憶し、ROM13のフ
ォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用す
るフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用R
OMにはハードディスク等の外部メモリ14がないプリ
ンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情
報等を記憶している。
【0043】19はRAMで、CPU12の主メモリ,
ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに
接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張す
ることができるように構成されている。なお、RAM1
9は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVR
AM等に用いられる。
【0044】18は入力部で、双方向インタフェース2
1を介してホストコンピュータ3000との通信処理を
可能とし、プリンタ1000は、プリンタ内の情報等を
ホストコンピュータ3000に通知可能に構成されてい
る。
【0045】なお、印刷部インタフェース(I/F)1
6は、印刷部(プリンタエンジン)17を制御し、印刷
部17は、印刷部I/F16を介して送られたデータを
記録紙上に可視像として出力する。また、前述した操作
パネル1012は、操作のためのスイッチおよびLED
表示器等が配置されている。
【0046】20はメモリコントローラ(MC)で、前
述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メ
モリ14のアクセスを制御する。なお、外部メモリ14
は、オプションとして接続され、プリンタフォントデー
タ,ダウンロードフォントデータ,エミュレーションプ
ログラム,フォームデータ等を記憶する。
【0047】また、前述した外部メモリ14は1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制
御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複
数接続できるように構成されていてもよい。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からの
プリンタモード設定情報を記憶するよう構成されていて
もよい。
【0048】図3は、本発明に係る出力システムのエラ
ーページの再出力処理の概念を説明する模式図である。
(Da),(Db),(Dc)はデータの流れを示す。
【0049】図において、ホストコンピュータ3000
が複数ページの印刷データをPRTC8から双方向イン
タフェース21を介してプリンタ1000に送信すると
(Da)、プリンタ1000は、入力部18が印刷デー
タを受け取り、該印字データを解析してRAM19上で
ビットマップデータに展開し、印刷部I/F16を介し
て印刷部17から出力して行く。その際、印字不能とな
ったページ数をRAM19上のワークメモリに格納して
おき、該印字不能となったページ数を印字終了後ステー
タスとして双方向インタフェース21を介してホストコ
ンピュータ3000に返す(Db)。
【0050】ホストコンピュータ3000は、印字終了
後、プリンタ1000から返ってきたステータスを読み
込み、印字できなかったページ数を識別して、印字不能
となったページの印字データに対して解像度を下げる、
もしくは1ページ分のメモリを確保して印字する等のプ
リンタ制御コマンド(制御コマンドCOM)を印字でき
なかった印字データ(再印字ページとなるページデータ
FP1,EP2)の前に追加してPRTC8から双方向
インタフェース21を介してプリンタ1000に再度送
信することにより(Dc)、プリンタ1000から印字
できるようにする。
【0051】ホストコンピュータ3000において、複
数ページの出力要求をアプリケーション等から受け取っ
た場合、ホストコンピュータ3000のプリンタドライ
バ等はアプリケーションのコマンドをプリンタコマンド
に変換し、PRTC8から双方向インタフェース21を
介してプリンタ1000に送る。プリンタ1000はそ
のデータを入力部18で受け取りRAM19のバッファ
に蓄える。この後、RAM19上のデータをもとにRO
M13に記憶されたプログラムを用いて印字する。
【0052】
【0053】上記のように構成された出力システムにお
いて、すなわち、情報処理装置(ホストコンピュータ3
000)と出力装置(プリンタ1000)とが所定の通
信媒体を介して通信可能な出力システムにおいて、ペー
ジ単位の出力情報を前記出力装置に転送する転送手段
(プリンタコントローラ8)と、前記転送手段による前
記出力情報の転送後、前記出力装置から通知される出力
ページエラー情報を解析して再出力ページ情報(制御コ
マンドCOM,再印字ページとなるページデータEP
1,EP2)を生成する生成手段(CPU1がROM3
または外部メモリ11に記憶されたプリンタ制御プログ
ラムに基づいて生成する)と、前記生成手段により生成
された前記再出力ページ情報を前記出力装置に再転送す
る再転送手段(プリンタコントローラ8)とを備える情
報処理装置と、前記情報処理装置から転送されるページ
単位の出力情報を解析して出力イメージに展開する展開
手段(CPU12がROM13または外部メモリ14に
記憶された制御プログラムを実行して展開処理する)
と、前記展開手段により展開された前記出力イメージを
記憶する記憶手段(RAM19に所定のバンド幅で確保
されるページバッファ領域)と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記出力イメージに基づいて記録媒体に印刷を行う
印刷手段(印刷部17)と、前記印刷手段による印刷出
力状態を監視して出力エラーページを検出する検出手段
(CPU12がROM13または外部メモリ14に記憶
された制御プログラムを実行して検出処理する)と、前
記検出手段により検出された前記出力エラーページを前
記情報処理装置に通知する通知手段(入力部18)と、
前記情報処理装置から再転送される前記再出力ページ情
報を解析して前記印刷手段の出力を制御する制御手段
(CPU12がROM13または外部メモリ14に記憶
された制御プログラムを実行して印刷部17の出力を制
御する)とを備える出力装置とを有し、ホストコンピュ
ータ3000からプリンタ1000に転送されたページ
単位の出力情報を印刷する際に、CPU12が印刷出力
状態を監視して出力エラーページを検出した場合に、入
力部18がその出力エラーページをホストコンピュータ
3000に通知するので、該通知を解析してCPU1が
再出力ページ情報を生成し、該生成された前記再出力ペ
ージ情報をプリンタコントローラ8がプリンタ1000
に再転送すると、再転送される前記再出力ページ情報を
解析してCPU12が印刷部17の出力を制御して、情
報処理装置から転送された出力情報中のいずれのページ
で出力エラーが発生しても、該出力エラーとなったペー
ジを自動的、かつ正常に再出力させることを可能とす
る。
【0054】また、前記制御手段(CPU12がROM
13または外部メモリ14に記憶された制御プログラム
を実行して印刷部17の出力を制御する)は、前記情報
処理装置から再転送される前記再出力ページ情報を解析
して前記印刷手段(印刷部17)の出力解像度の設定を
制御して、ホストコンピュータ3000から転送された
出力情報中のいずれのページで出力エラーが発生して
も、該出力エラーとなったページの出力解像度を前回出
力時より低く自動設定して、正常に再出力させることを
可能とする。
【0055】なお、本実施例では、プリンタ1000と
ホストコンピュータ3000とが所定のインタフェース
を介して通信可能な出力システムを例とするが、プリン
タ1000またはホストコンピュータ3000がそれぞ
れ独立した構成の装置として捉えることも可能であり、
その場合には、第1の発明が出力装置と情報処理装置と
の発明の組み合わせとして構成されるものとする。
【0056】以下、図4,図5を参照して本発明に係る
出力システムのデータ処理方法について説明する。
【0057】図4は、本発明に係る出力システムのデー
タ処理方法の第1実施例を示すフローチャートであり、
印刷装置側における印字不良ページの通知処理に対応す
る。なお、(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0058】先ず、ステップ(1)において、ホストコ
ンピュータ3000に返送するための印字できなかった
ページ数を入れるワークエリアをRAM19に確保す
る。ステップ(2)において、1ページ目が印字できた
かどうか判断し、印字できていないと判断された場合
は、ステップ(3)において、RAM19内のワークエ
リアにページ数1を格納する。
【0059】一方、ステップ(2)で、1ページ目が印
字できたと判断された場合には、ステップ(4)におい
て、2ページ目が印字できたかどうか判断し、印字でき
ていないと判断された場合は、ステップ(5)におい
て、RAM19内のワークエリアにページ数2を格納す
る。
【0060】一方、ステップ(4)で、2ページ目が印
字できたと判断された場合には、続くページに対して、
同様の処理を行い、ステップ(6)において、Nページ
目(最終ページ)が印字できたかどうか判断し、印字で
きていないと判断された場合は、ステップ(7)におい
て、RAM19内のワークエリアにページ数Nを格納す
る。
【0061】一方、ステップ(6)で、Nページ目が印
字できたと判断した場合には、最後にステップ(8)に
おいて、ホストコンピュータ3000に双方向インタフ
ェース21を介してRAM19内のワークエリアに格納
した印字エラーページ情報を印字のステータスとして返
し、処理を終了する。
【0062】以上の処理により、ホストコンピュータ3
000は、プリンタ1000で印字エラーになったペー
ジ番号(ステータス)を取得することが可能となる。
【0063】すなわち、ホストコンピュータに接続され
るプリンタ等の出力装置および該装置において、プリン
タが複数ページを印刷している場合、印字できなかった
ページがあったときには印字できなかったページ数をホ
ストコンピュータに返すことにより、ホストコンピュー
タにおいて印字できなかったページの解像度を下げるコ
マンドを印字できなかったページのデータの前に追加す
ることによりプリンタから印字させることができる。
【0064】図5は、本発明に係る出力システムの第1
のデータ処理方法の一実施例を示すフローチャートであ
り、図2に示したホストコンピュータ3000側の第1
の印字エラーページ再送信処理に対応する。なお、
(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0065】ステップ(1)において、プリンタ100
0から返送されたステータスを受信し、RAM2に格納
する。次に、ステップ(2)において、そのステータス
の中身を解析し、中身がある(印字エラーページがあ
る)か否かを判断し、中身がない(印字エラーページが
ない)と判断された場合は、ステータスが正常であるの
でそのまま処理を終了する。
【0066】一方、ステップ(2)において、中身があ
る(印字エラーページがある)と判断された場合は、ス
テップ(3)において、ステータスの中のページ数を取
り出し、ステップ(4)において、該当するページのデ
ータを探す。そして、ステップ(5)において、解像度
を下げる制御コマンド、例えば今まで「600」DPI
で印字させようとしていたのなら「300」DPIで印
字する制御コマンドCOMを再印刷ページとなるページ
データEP1,EP2の前に追加し、ステップ(6)に
おいて、印字データを再びプリンタ1000に送信し、
処理を終了する。
【0067】以上の処理により、メモリ不足等の原因に
より出力できなっかったページをユーザが意識すること
なく自動に再印字することを可能をする。
【0068】
【0069】上記のように構成された出力システムのデ
ータ処理方法であって、すなわち、情報処理装置(ホス
トコンピュータ3000)と出力装置(プリンタ100
0)とが所定の通信媒体を介して通信可能な出力システ
ムのデータ処理方法において、ページ単位の出力情報を
前記出力装置に転送した後、前記出力装置から通知され
る出力ページエラー情報(図4のステップ(1)〜
(7)により生成される)を解析して再出力ページ情報
を生成する生成工程(図5のステップ(1)〜(5)ま
たは図6のステップ(1)〜(5))と、該生成された
前記再出力ページ情報を前記出力装置に再転送する再転
送工程(図5のステップ(6)または図6のステップ
(6))とを有して、情報処理装置から転送された出力
情報中のいずれのページで出力エラーが発生しても、該
出力エラーとなったページを正常出力させるための再出
力ページ情報を自動転送する処理を行うことを可能とす
る。
【0070】また、情報処理装置(ホストコンピュータ
3000)と、前記情報処理装置から転送されるページ
単位の出力情報を解析して出力イメージに展開する展開
手段(CPU12がROM13または外部メモリ14等
に記憶された制御プログラムを実行して展開処理する)
と、前記展開手段により展開された前記出力イメージを
記憶する記憶手段(RAM19に確保されるページ展開
領域)と、前記記憶手段に記憶された前記出力イメージ
に基づいて記憶媒体に印刷を行う印刷手段(印刷部1
7)とを備える出力装置とが所定の通信媒体を介して通
信可能な出力システムのデータ処理方法において、前記
印刷手段による印刷出力状態を監視して出力エラーペー
ジを検出する検出工程(図4のステップ(2)〜
(7))と、該検出された前記出力エラーページを前記
情報処理装置に通知する通知工程(図4のステップ
(8))と、前記情報処理装置から再転送される前記再
出力ページ情報を解析して前記印刷手段の出力解像度の
設定状態を切り換える切換え工程(図4のステップ
(8)以後の図示しないステップ)とを実行して、情報
処理装置から転送された出力情報中のいずれのページで
出力エラーが発生しても、該出力エラーとなったページ
の出力解像度を前回出力時より低く自動設定して、正常
に再出力させる処理を行うことを可能とする。
【0071】〔第2実施例〕前記第1実施例において
は、印字エラーページを再印字する場合、再印字するペ
ージデータの前に解像度を下げる制御コマンドを追加す
る場合について説明したが、バンド処理での印字オーバ
ーランによる印字エラーページデータの再印字では、再
印字するページデータの前に1ページ分のメモリを確保
する制御コマンドを追加するよう構成してもよい。な
お、プリンタ1000側の不良ページ通知処理は、図4
と同様なので説明は省略する。
【0072】
【0073】上記のように構成された出力システムにお
いて、前記制御手段(CPU12がROM13または外
部メモリ14に記憶された制御プログラムを実行して印
刷部17の出力を制御する)は、ホストコンピュータ3
000から再転送される前記再出力ページ情報を解析し
て前記記憶手段(RAM19)に設定された展開領域の
設定(バンド領域からフルペイント領域に設定)を制御
して、情報処理装置から転送された出力情報中のいずれ
のページで出力エラーが発生しても、該出力エラーとな
ったページの展開領域を前回出力時より大きく自動設定
して、正常に再出力させることを可能とする。
【0074】図6は、本発明に係る出力システムの第2
のデータ処理方法の一実施例を示すフローチャートであ
り、図2に示したホストコンピュータ3000側の第2
の印字エラーページ再送信処理に対応する。なお、
(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0075】ステップ(1)において、プリンタ100
0から返送されたステータスを受信し、RAM2に格納
する。次に、ステップ(2)において、そのステータス
の中身を解析し、中身がある(印字エラーページがあ
る)か否かを判断し、中身がない(印字エラーページが
ない)と判断された場合は、ステータスが正常であるの
でそのまま処理を終了する。
【0076】一方、ステップ(2)で、中身がある(印
字エラーページがある)と判断された場合は、ステップ
(3)において、ステータスの中のページ数を取り出
し、ステップ(4)において、該当するページのデータ
を探す。そしてステップ(5)において、RAM19上
に1ページ分のメモリを確保する制御コマンドCOMを
ページデータEP1,EP2(図3参照)の前に追加
し、ステップ(6)において、印字データを再びプリン
タ1000に送信し、処理を終了する。
【0077】以上の処理により、バンド処理時の印字オ
ーバーランにより出力できなかったページをユーザが意
識することなく、指定された最初の解像度(最初に「6
00」DPIが指定されている場合には、その解像度)
で自動的に再印字することを可能をする。
【0078】すなわち、プリンタが複数ページをバンド
処理を用いて印字している場合、印字オーバーランが起
こったページがあったときには印字オーバーランが起こ
ったページ数をホストコンピュータに返すことにより、
ホストコンピュータにおいて印字オーバーランが起こっ
たページに対して1ページ分のメモリを確保するコマン
ドを、印字オーバーランが起こったページのデータの前
に追加することによりプリンタから再度印字させること
ができる。
【0079】
【0080】上記のように構成された出力システムのデ
ータ処理方法であって、すなわち、情報処理装置(ホス
トコンピュータ3000)と、前記情報処理装置から転
送されるページ単位の出力情報を解析して出力イメージ
に展開する展開手段(CPU12がROM13または外
部メモリ14等に記憶された制御プログラムを実行して
展開処理する)と、前記展開手段により展開された前記
出力イメージを記憶する記憶手段(RAM19に確保さ
れるページ展開領域)と、前記記憶手段に記憶された前
記出力イメージに基づいて記録媒体に印刷を行う印刷手
段(印刷部17)とを備える出力装置とが所定の通信媒
体を介して通信可能な出力システムのデータ処理方法に
おいて、前記印刷手段による印刷出力状態を監視して出
力エラーページを検出する検出工程(図4のステップ
(2)〜(7))と、該検出された前記出力エラーペー
ジを前記情報処理装置に通知する通知工程(図4のステ
ップ(8))と、前記情報処理装置から再転送される前
記再出力ページ情報を解析して前記記憶手段に設定され
た展開領域の設定を変更する変更工程(図4のステップ
(8)以降の図示しないステップ)とを実行し、情報処
理装置から転送された出力情報中のいずれのページで出
力エラーが発生しても、該出力エラーとなったページの
展開領域を前回出力時より大きく自動変更設定して、正
常に再出力させる処理を行うことを可能とする。
【0081】〔他の実施例〕また、上記実施例では、プ
リンタ1000が印刷ステータスとしてホストコンピュ
ータ3000に印字エラーページ番号を返送する場合に
ついて説明したが、エラーページ番号と共に、各エラー
原因も転送し、ホストコンピュータ側で、各エラー原因
に応じた制御コードを各ページデータの前に追加してプ
リンタに再送するよう構成してもよい。
【0082】この場合、印字エラーを起こしたページ毎
にエラー原因が異なる場合においても、再印字する処理
を自動化することが可能となる。
【0083】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0084】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る出力
システムによれば、出力装置において、各ページのバン
ド処理時に印字オーバーランによる印字エラーを検出
し、前記出力情報で印字エラーになったすべてのページ
を含む出力エラーページ情報を生成し、該出力情報に基
づく全ページの印字終了後に、生成された前記出力エラ
ーページを情報処理装置に通知する構成をとり、また、
情報処理装置において、出力装置から通知される出力ペ
ージエラー情報を解析して、すでに転送した出力情報の
解像度より低い解像度を指定する制御コマンドまたは1
ページ分のメモリ領域を確保する制御コマンドを含む再
出力ページ情報を生成して出力装置に再転送することに
より、出力装置において印字オーバーランによる印字エ
ラーが発生した場合にも、情報処理装置からの指示に従
い発生している出力エラーページを印刷装置が自在にリ
カバリーできる利便性に優れた出力システムを構築する
ことができる。
【0086】
【0087】本発明に係るデータ処理方法によれば、出
力装置において、各ページのバンド処理時に印字オーバ
ーランによる印字エラーを検出し、前記出力情報で印字
エラーになったすべてのページを含む出力エラーページ
情報を生成し、該出力情報に基づく全ページの印字終了
後に、生成された前記出力エラーページを情報処理装置
に通知する構成をとり、また、情報処理装置において、
出力装置から通知される出力ページエラー情報を解析し
て、すでに転送した出力情報の解像度より低い解像度を
指定する制御コマンドまたは1ページ分のメモリ領域を
確保する制御コマンドを含む再出力ページ情報を生成し
て出力装置に再転送することにより、出力装置において
印字オーバーランによる印字エラーが発生した場合に
も、情報処理装置からの指示に従い発生している出力エ
ラーページを印刷装置が自在にリカバリーできる利便性
に優れた出力システムを構築することができる。
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を説明する
断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す出力システムの構成
を説明するブロック図である。
【図3】本発明に係る出力システムのエラーページの再
出力処理の概念を説明する模式図である。
【図4】本発明に係る出力システムのデータ処理方法の
第1実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る出力システムの第1のデータ処理
方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る出力システムの第2のデータ処理
方法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 キーボードコントローラ(KBC) 6 CRTコントローラ(CRTC) 7 メモリコントローラ(MC) 8 プリンタコントローラ(PRTC) 9 キーボード(KB) 10 CRTデイスプレイ(CRT) 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ 15 システムバス 16 印刷部インタフェース(I/F) 17 印刷部 18 入力部 19 RAM 20 メモリコントローラ(MC) 21 双方向インタフェース 200 制御部 1000 プリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 1012 操作部 3000 ホストコンピュータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−256953(JP,A) 特開 平2−52763(JP,A) 特開 平7−266631(JP,A) 特開 平5−119938(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と印字処理と並行して展開
    処理を行うバンド処理を実行可能な出力装置とが所定の
    通信媒体を介して通信可能な出力システムにおいて、 ページ単位の出力情報を前記出力装置に転送する転送手
    段と、 前記転送手段による前記出力情報の転送後、前記出力装
    置から通知される出力ページエラー情報を解析して、す
    でに転送した出力情報の解像度より低い解像度を指定す
    る制御コマンドまたは転送した出力情報の解像度より再
    出力ページの展開領域を広く確保する制御コマンドを含
    む再出力ページ情報を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記再出力ページ情報を
    前記出力装置に再転送する再転送手段とを備える情報処
    理装置と、 前記情報処理装置から転送されるページ単位の出力情報
    を解析して出力イメージに展開する展開手段と、 前記展開手段により展開された前記出力イメージを記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記出力イ
    メージに基づいて記録媒体に印刷を行う印刷手段と、 前記印刷手段による印刷出力状態を監視して前記出力情
    報の各ページの処理時にバンド処理での印字オーバーラ
    ンによる印字エラーを検出し、前記出力情報で印字エラ
    ーになったすべてのページを含む出力エラーページ情報
    を生成するエラー情報生成手段と、 前記エラー情報生成手段により生成された前記出力エラ
    ーページ情報を、前記出力情報に基づく全ページの印字
    終了後に、前記情報処理装置に通知する通知手段と、 前記情報処理装置から再転送される前記再出力ページ情
    報を解析して前記印刷手段の出力を制御する制御手段と
    を備える出力装置と、 を有することを特徴とする出力システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記情報処理装置から
    再転送される前記再出力ページ情報を解析して、前記再
    出力ページ情報の解像度を低い解像度に自動設定する制
    御、または、前記再出力ページ情報の展開領域を広く自
    動設定する制御を実行することを特徴とする請求項1記
    載の出力システム。
  3. 【請求項3】 情報処理装置と印字処理と並行して展開
    処理を行うバンド処理を実行可能な出力装置とが所定の
    通信媒体を介して通信可能な出力システムのデータ処理
    方法において、 ページ単位の出力情報を前記出力装置に転送する転送工
    程と、 前記転送工程による前記出力情報の転送後、前記出力装
    置から通知される出力ページエラー情報を解析して、す
    でに転送した出力情報の解像度より低い解像度を指定す
    る制御コマンドまたは転送した出力情報の解像度より再
    出力ページの展開領域を広く確保する制御コマンドを含
    む再出力ページ情報を生成する生成工程と、 前記生成工程により生成された前記再出力ページ情報を
    前記出力装置に再転送する再転送工程と、 前記情報処理装置から転送されるページ単位の出力情報
    を解析して出力イメージに展開する展開工程と、 前記展開工程により展開された前記出力イメージを記憶
    手段に記憶する記憶工程と、 前記記憶手段に記憶された前記出力イメージに基づいて
    記録媒体に印刷を行う印刷工程と、 前記印刷工程による印刷出力状態を監視して前記出力情
    報の各ページの処理時にバンド処理での印字オーバーラ
    ンによる印字エラーを検出し、前記出力情報で印字エラ
    ーになったすべてのページを含む出力エラーページ情報
    を生成するエラー情報生成工程と、 前記エラー情報生成工程により生成された前記出力エラ
    ーページ情報を、前記出力情報に基づく全ページの印字
    終了後に、前記情報処理装置に通知する通知工程と、 前記情報処理装置から再転送される前記再出力ページ情
    報を解析して前記印刷手段の出力を制御する制御工程
    と、 を有することを特徴とする出力システムのデータ処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記制御工程は、前記情報処理装置から
    再転送される前記再出力ページ情報を解析して、前記再
    出力ページ情報の解像度を低い解像度に自動設定する制
    御、または、前記再出力ページ情報の展開領域を広く自
    動設定する制御を実行することを特徴とする請求項3記
    載の出力システムのデータ処理方法。
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