JPH10164301A - 双方向対話通信装置 - Google Patents

双方向対話通信装置

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JPH10164301A
JPH10164301A JP31738996A JP31738996A JPH10164301A JP H10164301 A JPH10164301 A JP H10164301A JP 31738996 A JP31738996 A JP 31738996A JP 31738996 A JP31738996 A JP 31738996A JP H10164301 A JPH10164301 A JP H10164301A
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JP
Japan
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character
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unit
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Application number
JP31738996A
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English (en)
Inventor
Sumio Ogawara
澄夫 小川原
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Publication date
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Priority to JP31738996A priority Critical patent/JPH10164301A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつコンパクトに構成できるととも
に、描画情報の文字単位による部分修正が容易で、しか
も筆談感覚での円滑な対話通信を可能にする。 【解決手段】 1文字分の描画面積と分解能を有する手
書入力手段から入力された描画情報に、その表示位置を
1文字分ごとに行列単位で指定する位置情報を付加して
送信するとともに、上記描画情報を上記位置情報に基づ
いて表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話を使うことが
できない聴覚障害者が、音声の代わりに手書文字や図形
などの視覚情報のやりとりによって、筆談による円滑な
対話通信を行えるようにするための双方向対話通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の双方向対話通信装置とし
ては、表示装置の全表示面積に対応する描画面積と分解
能を有するポインティングデバイスを用いて、文字など
の描画情報を入力する手書入力手段を使用し、この手書
入力手段から座標値データ群の形で出力される描画情報
をベクトル符号化によりデータ圧縮し、このベトクル符
号化データを低速モデムを介して電話回線などの通信回
線へ送出する一方、その通信回線から受信されるベクト
ル符号化データを復号して表示装置に表示させるように
したものが知られている。
【0003】図12は、従来の双方向対話通信装置の構
成例を示す。同図に示す装置は、CCITT(現ITU
−T)勧告T.150(国内TTC標準JT−T15
0)に準拠したものであって、ポインティングデバイス
1101、座標値変換手段1102、ベクトル符号/復
号化手段1103、低速モデム1104、ビットマップ
変換手段1106、表示デバイス1107などにより構
成され、通信媒体として公衆電話回線網Lを使用する。
【0004】同図において、手書入力手段としてのポイ
ンティングデバイス1101は、表示デバイス1107
の表示性能(表示面積および表示分解能)に座標対応可
能な描画面積と分解能を有するものが使用されている。
たとえば、表示デバイスの分解能が縦384画素×横5
12画素ならば、それに対応できる同等の分解能(縦3
84画素×横512画素)を有するものが使用される。
つまり、ポインティングデバイス1101は、表示デバ
イス1107の1画面(1ページ)分の全表示情報を描
画できるだけの描画面積と分解能を有し、これにより、
ポインティングデバイス1101上で手書入力された描
画情報が1対1の対応関係で表示デバイスに表示される
ようになっている。
【0005】上述した装置では、まず、ポインティング
デバイス1101上での手書入力操作により文字等の描
画情報が順次入力されるが、この手書入力操作によって
1画面(1ページ)分の描画情報の入力が完了すると、
この1画面分の描画情報を構成する座標値データ群が、
座標変換手段1102により、表示デバイス1107の
表示性能に対応した座標値データ群に一括して変換され
る。つまり、ポインティングデバイス1101上での1
画面分の描画情報が表示デバイス1107上での1画面
分の描画情報に変換される。このようにしてデータ変換
された描画情報は、ベクトル符号/復号化手段1103
にて符号化処理された後、低速モデム1104にて送信
信号に変調処理され、電話回線網Lへ送信される。
【0006】他方、上記回線網Lからの受信信号は、低
速モデム1104にて復調処理された後、ベクトル符号
/復号化手段1103にて、座標値データ群からなる描
画情報に復号される。この復号された描画情報は、ビッ
トマップ変換手段1106にて、1画面分ごとにビット
マップ情報に展開され、表示デバイス1107にて可視
化表示される。
【0007】これにより、ポインティングデバイス11
01を使って手書入力した描画情報を通信相手端末側の
表示デバイスに1対1のページ対応で表示させることが
できる一方、通信相手端末側のポインティングデバイス
にて手書入力された描画情報を自己の表示デバイス11
07に1対1のページ対応で表示させることができるよ
うになり、聴覚に依存することなく、文字や図形による
双方向対話通信をなすことが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にあ
っては、ポイティングデバイス上での1画面分の描画情
報と、表示デバイス上での1画面分の描画情報とを1対
1のページ対応で表示させるために、ポインティングデ
バイスには、表示デバイスの表示性能(表示面積および
表示分解能)に対応できるだけの描画面積と分解能が要
求される。たとえば、表示デバイスの分解能が縦384
画素×横512画素ならば、それにページ対応可能な同
等の分解能(縦384画素×横512画素)を有するポ
インティングデバイスが必要であった。
【0009】ここで、表示デバイスについては、たとえ
ばTV受像機などを転用するなどにより、表示面積や分
解能などにおいて、ポインティングデバイスに比べて高
性能のものを低コストで簡単に得ることができる。ま
た、表示デバイスに関しては、視認性いわゆる視やすさ
などの点から、ある程度以上の表示面積と分解能を備え
たものが望ましい。
【0010】他方、ポインティングデバイスについて
は、たとえば表示デバイスとしてならば標準的な性能で
ある縦384画素×横512画素程度の分解能のもので
も、非常に高コストなものとなってしまう。つまり、表
示デバイスとしては比較的容易に得られる標準的な表示
性能であっても、この表示性能に対応できる描画面積と
分解能を備えたポインティングデバイスは非常に高コス
トになってしまう、という問題があった。
【0011】また、表示デバイスの表示面積と同等もし
くはそれ以上の大きさの描画面積を有するポインティン
グデバイスは、高コストであると同時に、装置全体を大
型化して扱い難いものにしてしまう、という問題を生じ
る。
【0012】さらに、上述した技術では、ポイティング
デバイス上にて1画面分の描画情報の入力が完了した時
点で、その1画面分の描画情報をベクトル符号化して送
信するようにしていたが、その1画面分の入力が完了す
るまでの作業過程にて部分的な修正の必要が生じた場
合、それまでの手書入力作業をすべて無効(リセット)
にして最初からやりなおさなければならなくなるという
場合が多い。つまり、ページ単位の修正はできるが、文
字単位での部分修正が困難であるという問題もあった。
【0013】さらにまた、上述した技術では、手書情報
の送信がページ単位となるため、1ページ分の手書入力
が完了するまでの間は、通信の進行が停止してしまう。
つまり、一方の通信当事者が1ページ分の手書入力を完
了するまでの間、他方の通信当事者は手持ち無沙汰で待
たなければならず、少なくとも筆談感覚での円滑な対話
通信は望めない、という問題があった。
【0014】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであって、小型かつ低分解能の手書入力手段を用いて
低コストかつコンパクトに構成できるとともに、描画情
報の文字単位による部分修正が容易で、しかも筆談感覚
での円滑な対話通信が可能な双方向対話通信装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、行列方向に複数の文字表示が可能な表示領
域を有する表示手段と、1文字分の描画面積と分解能を
有する手書入力手段と、この手書入力手段からの描画情
報の表示位置を1文字分ごとに行列単位で指定する位置
情報を付加する位置情報付加手段と、上記描画情報を上
記位置情報と共に送信する送信手段と、文字等の描画情
報を1文字分ごとの位置情報と共に受信する受信手段と
を有し、上記手書入力手段からの描画情報および/また
は上記受信手段からの描画情報を1文字分ごとの位置情
報に基づいて上記表示手段に表示させるように構成した
ものである。
【0016】これにより、小型かつ低分解能の手書入力
手段を用いて低コストかつコンパクトに構成できるとと
もに、描画情報の文字単位による部分修正が容易で、し
かも筆談感覚での円滑な対話通信が可能な双方向対話通
信装置が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、行列方向に複数の文字表示が可能な表示領域を有す
る表示手段と、1文字分の描画面積と分解能を有する手
書入力手段と、この手書入力手段からの描画情報の表示
位置を1文字分ごとに行列単位で指定する位置情報を付
加する位置情報付加手段と、上記描画情報を上記位置情
報と共に送信する送信手段と、文字等の描画情報を1文
字分ごとの位置情報と共に受信する受信手段と、上記手
書入力手段からの描画情報および/または上記受信手段
からの描画情報を1文字分ごとの位置情報に基づいて上
記表示手段に表示させるようにしたものであり、これに
より、小型かつ低分解能の手書入力手段を用いて低コス
トかつコンパクトに構成できるとともに、描画情報の文
字単位による部分修正が容易で、しかも筆談感覚での円
滑な対話通信が可能になるという作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に加え
て、表示手段の表示領域を入力領域と受信領域とに分割
し、入力領域には手書入力手段からの描画情報をその描
画情報に付加された位置情報によって指定される表示位
置に表示させる一方、受信領域には受信手段からの描画
情報をその描画情報に付加された位置情報によって指定
される表示位置に表示させるようにしたものであり、こ
れにより、送信情報を相互に確認しながら双方向の対話
通信を行うことができるようになるという作用を有す
る。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に加えて、手書入力手段からの描画情報に、文字であ
ることを示す識別情報、表示位置を行列単位で指定する
位置情報、および挿入や上書き等を文字単位で指定する
編集情報を付加して送信する送信手段を備えたものであ
り、これにより、文字等の手書描画情報を文字単位で編
集して送信できるようになるという作用を有する。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに加えて、描画情報を、文字であることを示
す識別情報、表示位置を行列単位で指定する位置情報、
および挿入や上書き等を文字単位で指定する編集情報と
共に受信する受信手段を備えたものであり、これによ
り、送信側にて作成および編集した描画情報を文字単位
でそのまま表示させることができるという作用を有す
る。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のいずれかに加えて、手書入力文字からの描画情報を1
文字分ごとにランレグス符号化する符号化手段と、この
符号化手段で符号化された描画情報を送信する送信手段
を備えたものであり、これにより、描画情報を文字単位
での編集情報と共に高効率で伝送させることができると
いう作用を有する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
のいずれかに加えて、手書入力手段として、1文字分の
手書入力操作に必要な大きさの描画面積と1文字分の文
字パターン表現に必要なドット分解能を有するポインテ
ィングデバイスを備えたものであり、これにより、装置
を低コストかつ小型に構成することができるという作用
を有する。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1から6
のいずれかに加えて、1文字分の手書入力操作に必要な
大きさの描画面積と1文字分の文字パターン表現に必要
なドット分解能を有するポインティングデバイスと、こ
のポインティングデバイスから手書文字の描画情報とし
て出力されるドットデータ群の各ドットごとの座標値を
表示画面上の座標値に変換して表示させる表示制御手段
を備えたものであり、これにより、手書入力された描画
情報を表示デバイスの表示画面上に整列状態で表示させ
ることができるという作用を有する。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項1から7
のいずれかに加えて、手書入力手段からの描画情報を文
字情報として記憶する第1の記憶手段と、上記手書入力
手段からの描画情報を図形情報として記憶する第2の記
憶手段と、第1の記憶手段の記憶情報と第2の記憶手段
の記憶情報を合成して表示させる表示制御手段を備えた
ものであり、これにより、文字と図形の合成画像を作成
して表示および送信することができるようになるという
作用を有する。
【0025】請求項9に記載の発明は、請求項1から8
のいずれかに加えて、手書入力手段からの描画情報を1
文字分ごとに文字パターン認識して文字コード情報に変
換する文字認識手段と、この文字認識手段にて変換され
た文字コードに基づいて仮名漢字変換を行う仮名漢字変
換手段と、この仮名漢字変換手段の変換結果を入力文字
として表示手段に表示させる表示制御手段と、上記変換
結果を文字コードで送信する送信手段とを備えたもので
あり、これにより、描画情報よりも大幅に少ないコード
データのやりとりによる高効率な通信が可能になるとい
う作用が得られる。
【0026】請求項10に記載の発明は、請求項1から
9のいずれかに加えて、通信相手との通信リンクが確定
した後、通信相手方が不在かどうかを判定し、通信相手
が在宅の場合は、手書入力手段からの描画情報を入力順
に文字単位で逐次送信させる一方、通信相手方が不在の
場合は、上記描画情報をページ単位で一括的に通信相手
端末へ送信させる制御手段を備えたものであり、これに
より、あらかじめ作成した描画情報をファクシミリ等の
通信手順を使って不在中の通信相手方へ送ることができ
るという作用を有する。
【0027】請求項11に記載の発明は、請求項1から
10のいずれかに加えて、通信相手との通信リンクが確
定した後、所定時間内に所定の応答があった場合は、通
信相手が在宅と判定して、手書入力手段からの描画情報
を入力順に文字単位で逐次送信させる一方、所定時間内
に所定の応答がなかった場合は、通信相手が不在と判定
して、上記描画情報をページ単位で一括的に通信相手端
末へ送信させる制御手段を備えたものであり、これによ
り、通信相手方が不在かどうさを自動的に判定すととも
に、不在の場合には、あらかじめ作成した描画情報をフ
ァクシミリ等の通信手順を使って不在中の通信相手方へ
送ることができるという作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。図1は本発明の技術が適
用された双方向対話通信装置の概略構成例を示す。
【0029】同図に示す双方向対話通信装置は、リモコ
ン(リモートコントロール)部1と、通信装置本体部2
と、表示部3に分けて構成されている。
【0030】リモコン部1は、手書入力手段としてのポ
インティングデバイス11、キー入力部12、送話用マ
イクロホン13、送話回路14、振動/発光呼出ユニッ
ト15、ワイヤレス転送I/F(インターフェイス)ユ
ニット16などを有し、内蔵電池(図示省略)を電源に
して動作するようになっている。ポインティングデバイ
ス11は、1文字分の描画面積と分解能を有するものが
使用される。このポインティングデバイス11は、たと
えば、多数のセンサポイントが行列方向に2次元配置さ
れた感圧パネルやタッチパネルを用いて構成される。
【0031】通信装置本体部2は、ワイヤレス転送I/
F21、位置情報付加手段22、表示制御部23、通信
ユニット24、着信検出回路25、装置制御部26など
を有し、この本体部2が通信媒体としての公衆電話回線
網Lに接続されるようになっている。位置情報付加手段
22は、上記ポインティングデバイス11からの描画情
報の表示位置を1文字分ごとに行列単位で指定する位置
情報を付加する。表示制御部23は、行列方向に複数の
文字表示が可能な表示領域を有し、上記描画情報を1文
字分ごとの位置情報に基づいて表示装置31に表示させ
る。
【0032】通信ユニット24は、ランレグス符号化と
復号を行う符復号化部241、デジタルデータの変復調
を行う高速モデム242、音声通話回路243、および
NCU(回線制御ユニット)244などを有し、ポイン
ティングデバイス11からの描画情報を上記位置情報と
共に送信する送信手段と、文字等の描画情報を1文字分
ごとの位置情報と共に受信する受信手段を構成する。
【0033】表示部3は、TV(テレビジョン)受像機
あるいはパソコン(パーソナルコンピュータ)のモニタ
ー装置などを利用したものであって、行列方向に複数の
文字表示が可能な表示領域を有する表示手段としてのC
RT表示装置31と、音響信号を可聴化するためのオー
ディオアンプおよびスピーカ32などを有する。
【0034】図2は、図1に示した装置の外観構成例を
示す。同図において、リモコン部1は、片手で扱える程
の大きさに構成され、その上側操作面には、1文字分の
描画面積と分解能を有するポインティングデバイス1
1、キー操作部12、通話用マイクロホン13などが配
置されている。また、その先端部にはワイヤレス転送I
/Fユニット16の送受信部が配置されている。
【0035】ポインティングデバイス11は、たとえば
感圧パネルあるいはタッチセンサパネルを用いて構成さ
れ、そのパネル面をなぞることにより、そのなぞった位
置の軌跡を座標値データ群として出力する。
【0036】操作キー12としては、各種機能の選択や
編集等の対話操作のためのメニュー選択キー121、電
話通話モードを設定するための通話設定キー122、入
力やりなおしなどのための取消キー123、1文字分の
手書描画の完了時や仮名漢字変換時などに使用する変換
/確定キー124などが設けられている。
【0037】ワイヤレス転送I/Fユニット16として
は、描画情報やキー操作情報などのデジタルデータを光
空間伝送する赤外線通信ユニット161と、音声信号や
着信検出信号などを小電力電波または微弱電波を使って
やりとりする無線通信ユニット162が設けられてい
る。
【0038】通信装置本体部2は、TV受像機やCRT
モニターの上に積置する形状いわゆるセットトップとし
て構成され、ケーブル4を介して表示部3に接続されて
いる。この通信装置本体部2のワイヤレス転送I/Fユ
ニット21には、上記リモコン部1のワイヤレス転送I
/Fユニット16に対応する赤外線通信ユニット211
と無線通信ユニット222が設けられている。
【0039】図3は、表示装置31の表示画面とポイン
ティングデバイス11の描画画面を示す。
【0040】同図に示すように、表示装置31は、行列
方向(YおよびX方向)に複数(J×K)の文字表示が
可能な表示領域を有する。ポインティングデバイス11
は、1文字分の手書文字を描画するのに必要なドット分
解能(M×N)を有する。つまり、表示装置31の表示
画面はK行×J列の表示区画(文字区画)に分割され、
各表示区画はそれぞれM×Nドットの表示領域を有し、
それぞれに1文字分の手書文字を表示するようになって
いる。ポイティングデバイス11上で手書入力されたM
×Nドットの描画情報は、位置情報付加手段23(図
1)にて付加された位置情報に基づき、表示画面のいず
れかの行と列の表示区画(文字枠)に表示される。
【0041】図4は、本発明装置の構成例を機能ブロッ
クで示す。同図において、文字や図形の手書入力を行う
ポインティングデバイス11は、1文字分の文字を表現
するのに必要な分解能(たとえば24画素×24画素以
上)を有し、指やペンなどでなぞって記述された文字等
の描画情報を座標値データ群として出力する。モデム2
42は、V.34/32bisに準拠した全二重ファク
シミリ通信機能を備えている。
【0042】102は座標値変換手段であって、ポイテ
ィングデバイス11から出力されるポインティングデバ
イス11上での座標値データ(x,y)を1文字分ごと
に表示装置31の画面上での座標値データ(X,Y)に
変換する(図3を参照)。
【0043】103はランレグス符号化手段であって、
座標値変換手段102にて座標変換された描画情報を1
文字分ごとにランレグス符号化する。
【0044】104は送信信号合成手段であって、ラン
レグス符号化された描画情報を1文字分ごとに所定の伝
送フレームフォーマットに組み立てる。
【0045】105は通信プロトコル制御手段であっ
て、通常のファクシミリ通信制御機能に加えて、文字等
の描画情報を1文字分の位置情報と共に送信する送信動
作と、文字等の描画情報を1文字分ごとの位置情報と共
に受信する受信動作とを同時に実行する全二重通信制御
機能を有する。
【0046】108は図形座標符号化手段であって、ポ
インティングデバイス11を使って図形の手書入力が行
われた場合に、その図形を表すポインティングデバイス
11上での座標値データを表示画面上での座標値データ
に変換してランレグス符号化する。
【0047】110は記憶・蓄積手段であって、着信側
(相手端末)が不在のときに送信データをメモリ送信す
る場合、および着呼側(自己端末)が不在のときに受信
データをメモリ受信する場合に使用される。
【0048】111は受信信号分離手段であって、所定
の伝送フレームフォーマットで受信したデータをフィー
ルド別(データ種別)に分離する。
【0049】112はランレグス復号化手段であって、
受信信号分離手段111から出力される文字情報を1文
字分ごとに復号化し、座標値データの形で出力する。
【0050】113は座標復号化手段であって、受信信
号分離手段111から出力される図形情報を表示画面上
の座標値データに変換する。
【0051】114はビットマップデータ変換手段およ
び表示合成手段であって、座標値変換手段102、ラン
レグス復号化手段112、座標復号化手段113、文字
認識手段116、受信信号分離手段111、ビデオカメ
ラ118、ファクシミリ信号符号/復号化手段117、
ビデオ信号復号化手段120からそれぞれに出力される
文字や図形の描画情報あるいは文字コードデータを表示
装置31に表示させるためのビットマップ変換を行う。
【0052】文字認識手段116は、ポインティングデ
バイス11にて手書入力された文字を1文字ごとにリア
ルタイムで認識して文字コードデータに変換する。
【0053】通信相手側にて文字認識処理および仮名漢
字変換により生成された文字コードデータ121は、受
信信号分離手段111から出力される。121はその受
信信号分離手段111からの文字コードデータ出力を示
す。
【0054】ファクシミリ信号符号/復号化手段117
は、着呼側が不在またはファクシミリ通信モードのとき
にファクシミリ通信モードで送受信を行う場合に使用さ
れる。
【0055】ビデオカメラ118は、手書文字による双
方向対話通信に際して、表示装置31の表示画面にはめ
込み合成などの形で取り込む映像の入力に使用される。
【0056】図5は、本発明装置の構成例をハードウェ
ア別のブロックで示す。同図において、201はマイク
ロプロセッサとDSP(デジタル信号プロセッサ)が搭
載された複合プロセッサ(いわゆる復号マイコン)であ
って、符号化/復号化、通信制御、リモコンおよび画像
入出力の制御などをソフトウェア的に並行処理する。な
お、この複合プロセッサ201は、図1の装置制御部2
6に相当する。
【0057】202はタイマ/クロック回路ブロックで
あって、上記複合プロセッサ201の動作およびプログ
ラム実行に必要なクロック信号およびタイミング信号を
生成する。
【0058】203はバッファ回路ブロックであって、
複合プロセッサ201のデータバス、アドレスバス、コ
ントロールバスと内部バス204の間に介在して、両バ
ス間でのデータのやりとりを司る。
【0059】205はバッファメモリ(記憶手段)であ
って、複合プロセッサ201と各入出力I/F回路ブロ
ック209〜217との間で処理速度の整合をはかるた
めに設けられている。このバッファメモリ205は複数
のDRAM(ダイナミックRAM)からなるDRAMア
レイであって、各I/F回路ブロックにそれぞれ1つず
つのバッファメモリ領域が割り当てられるようになって
いる。
【0060】206は不揮発性メモリであって、複合プ
ロセッサ201の処理プログラムおよび固定データを主
に記憶する。
【0061】207は制御信号発生/検出回路ブロック
であって、各入出力I/F回路ブロック209〜21
7、複合プロセッサ201、バッファメモリ205、不
揮発性メモリ206の間でのデータ転送の同期をとるた
めの制御信号を発生する。
【0062】I/F回路ブロック209〜217として
は、リモコン部1に対して赤外線による光空間伝送を行
う光通信I/F回路ブロック209、振動/発光呼出ユ
ニット15に対して呼出信号などを無線伝送する呼出I
/F回路ブロック211、ビデオカメラ118から画像
データを取り込む画像入力I/F回路ブロック213、
モデム242と内部バス204の間を仲介する回線I/
F回路ブロック215、表示装置31やプリンタなどに
対して画像と音声を出力する表示デバイスI/F回路ブ
ロック217などが設けられている。
【0063】図6は、表示装置での表示例を示す。同図
(A)は、二次元配置の基本メニューを示す。この基本
メニューでは、カーソル枠401で囲まれた項目が選択
状態となる。図示の例では、手書文字による双方向対話
通信モードを意味する「1筆談」が選択されている。4
02はTV等の表示装置31の表示画面枠である。
【0064】同図(B)は、双方向対話通信モードによ
る筆談時の画面表示例を示す。この場合、画面は左右に
2分割され、一方(左側)の分割画面403には自分側
にて作成した送信用筆談画面が表示され、他方の分割画
面(右側)404には通信相手側にて作成した受信筆談
画面が表示される。また、両画面403,404の下に
は1行程度の幅のメニュー選択画面406が区画されて
いる。このメニュー選択画面406の中の各表示項目を
リモコン部での操作により選択することにより、文字と
図形の入力選択、移動/挿入/上書/消去の編集操作、
および基本メニューへの復帰を指定することができるよ
うになっている。
【0065】同図(C)は、同図(B)に示す画面構成
に加えて、筆談用の画面403,404に自分の画像4
08と相手の画像410をはめ込み合成させる例を示
す。画像408,410はビデオカメラから取り込まれ
たものであって、送信用画面403には自分の画像、受
信画面404には相手の画像がそれぞれはめ込まれてい
る。
【0066】図7は、表示装置での別の表示例を示す。
同図(A)は、表示装置にファクシミリ送信画面を作成
するときの表示例を示す。この場合、表示装置の画面
は、下部に若干のメニュー表示領域415を残し、それ
以外はすべてファクシミリ送信用の画面領域413に割
り当てられる。メニュー表示領域415には、文字と図
形の入力選択、移動/挿入/上書/消去の編集操作、お
よび基本メニューへの復帰に加えて、表示されている画
面の情報をファクシミリ送信指令する「送信」の選択項
目が設けられている。
【0067】同図(B)は、表示装置にファクシミリ受
信画面を再生・表示させるときの表示例を示す。この場
合、表示装置の画面は、(A)の送信画面の場合と同
様、下部に若干のメニュー表示領域418を残し、それ
以外はすべてファクシミリ受信画面領域416に割り当
てられる。このファクシミリ受信画面領域416には、
あらかじめメモリ受信されたファクシミリ受信画面が再
生・表示される。メニュー表示領域418には、画面を
縦また横に回転させる「回転」、画面を移動(スクロー
ル)させる「移動」、画面を拡大または縮小させる「拡
大」および「縮小」、次ページまたは前ページを表示さ
せる「前ページ次」、表示画面をプリンタに印刷させる
「プリント」、および基本メニューへの復帰を意味する
「基本メニュー」などの選択項目が設けられている。
【0068】同図(C)は、表示装置に宛先写真アルバ
ムを表示させるときの表示例を示す。この場合、表示装
置の画面には多数の写真枠(写真1〜12)419が二
次元配置され、各写真枠にはそれぞれ宛先に対応させら
れた写真が一覧表示される。この一覧表示された写真の
中から、リモコン部での操作により、任意の写真を選択
することにより、その選択した写真に対応する宛先を選
択することができる。したがって、写真と宛先の対応関
係をあらかじめ設定しておくことにより、写真を見なが
ら直感的に宛先選択を行うことでができる。
【0069】図8は、文字画面と図形画面の合成例を示
す。ポインティングデバイス11からは文字と図形を手
書入力することができるが、この文字と図形を合成して
表示およびファクシミリ送信することができる。
【0070】同図において、701はポインティングデ
バイス11から文字として入力された描画情報のビット
マップデータの表示例を、702はポインティングデバ
イス11から図形として入力された描画情報のビットマ
ップデータの表示例をそれぞれ示す。
【0071】この場合、文字として入力された描画情報
の座標値データは、各文字がそれぞれ表示画面上に区画
されたM列×N行個の文字表示枠のいずれか1つの文字
枠に入るべく、1文字分ごとに座標変換処理される。
【0072】他方、図形として入力された描画情報の座
標値データは、ポインティングデバイス11上での座標
位置が表示画面上での座標位置に相似対応するように座
標変換処理される。これにより、図形入力時には、ポイ
ンティングデバイス11での手書入力操作によって、表
示画面全体に広がる図形を作成することができる。
【0073】文字として入力された描画情報と、図形と
して入力された描画情報は、それぞれに独立にしてビッ
トマップデータに変換し、さらにそれぞれのビットマッ
プデータをそれぞれ独立のバッファメモリにいったん格
納してからフレームメモリ上で合成することにより、表
示画面に合成表示させることができる。そのフレームメ
モリ上での合成データは、ファクシミリ送信用画面とし
て使用することもできる。
【0074】図9は、送受信データの伝送フレームフォ
ーマットの構成例を示す。同図において、(A)は文字
フレームを示す。この文字フレームは1文字ごとに作成
される。各文字フレームはそれぞれ、文字データである
ことを示す文字フレーム識別子801、表示画面上での
文字の表示枠位置を列と行で指定する位置情報802、
1文字分の描画情報のランレグス符号化データ803、
1文字分の編集情報804により構成される。この場
合、編集情報804の欄(フィールド)には、たとえば
文字の挿入、上書、削除などを指定するデータが入る。
【0075】(B)は図形フレームを示す。この図形フ
レームは、図形データであることを示す図形フレーム識
別子805、描画点位置(ドット位置)を描画開始点か
らの相対座標値群で示す描画データ806、その描画点
位置での制御情報807により構成される。この場合、
制御情報807の欄には、消去あるいは描画の別を示す
データが入る。
【0076】(C)は図形描画の始点/終点フレームを
示す。この始点/終点フレームは、描画の開始位置また
は描画終了位置を示す描画始点/終点フレーム識別子8
08、描画開始位置または終了位置の点を表示画面上の
絶対座標値で示す座標値データ809により構成され
る。
【0077】(C)の始点/終点フレームは、(B)の
図形フレームの前または後に置かれ、その図形フレーム
での描画の開始位置または終了位置を指示する。たとえ
ば、(B)の図形フレームでは、描画点位置(ドット位
置)を描画開始点からの相対座標値で示すが、その相対
座標値の基準点である描画開始位置は、(C)の始点/
終点フレームによって与えられる。
【0078】図10は、着信側の応答文書送出シーケン
スを示す。同図において、まず、電話回線網からの呼出
信号を検出すると(900)、振動呼出ユニットが動作
させられる(901)。
【0079】ここで、着信側装置にて不在設定が行われ
ていた場合(902−YES)、不在を通知する応答テ
キストを送信する(905)。この不在通知テキストは
不揮発性メモリにあらかじめ記憶させておく。
【0080】他方、不在設定が行われていない場合(9
02−NO)、TV等の表示装置に基本メニューを表示
させた後(903)、設定時間内に所定の応答操作が行
われたかどうかを監視する(904)。
【0081】設定時間内に所定の応答操作が行われたな
らば(904−YES)、双方向同時通信による手書文
字の送受信モードいわゆる筆談モードに移行する(90
8)。
【0082】他方、設定時間内に所定の応答操作が行わ
れなかった場合は(904−NO)、不揮発性メモリに
あらかじめ記憶させておいた不在通知テキストを読出し
て送信する。
【0083】不在通知テキストを送信した後は、ファク
シミリ受信モードに移行し、受信したファクシミリデー
タを文書ファイルとして蓄積する。つまり、ファクシミ
リのメモリ受信モードに移行する(906)。
【0084】この後は、ファクシミリ受信信号の存在を
知らせるための振動および/または発光表示を行って、
その受信信号の再生・表示の操作が行われるのを待つ待
機状態に移行する(907)。
【0085】図11は、文字認識と仮名漢字変換のシー
ケンスを示す。同図に示すシーケンスでは、ポインティ
ングデバイスから手書入力された文字情報を文字認識
し、その認識した文字から仮名漢字変換を行う。
【0086】仮名漢字変換が設定されると(100
0)、ポインティングデバイスからの手書入力された文
字の描画情報を1文字分ずつ文字認識する(1001,
1002,1003)。このとき、その文字認識の単位
は、1文字ずつが基本であるが、仮名拗音、促音につい
ては、その拗音、促音を形成する2文字を1文字分とし
ても認識処理する。
【0087】文字認識により、手書入力文字の描画情報
は、文字コードに変換される(1004)。
【0088】次に、変換された文字コードに対応する文
字フォントを検索し、この検索した文字フォントを表示
装置の所定の表示位置(行と列で指定する表示位置)に
表示させる(1005,1006)。この文字フォント
の表示により、上記文字認識が正しく行われたかどうか
を操作者が判断することができる。
【0089】ここで、上記文字認識が正しく行われなか
ったならば(1007−NO)、次候補の認識処理を行
わせ(1013)、この次候補の認識処理により新たに
変換された文字コードについて、再びそのフォントを表
示させる(1004〜1006)。
【0090】以上のようにして文字認識処理が正しく行
われたならば(1007−YES)、今度は、その認識
した文字に基づいて仮名漢字変換を行う。1008〜1
012、1014は、その仮名漢字変換処理のシーンケ
ンスを示す。
【0091】このようにして文字認識および仮名漢字変
換により生成した文字コードデータを送信するようにす
れば、描画情報よりも大幅に少ないコードデータのやり
とりによる高効率な通信が可能になる。
【0092】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小型かつ
低分解能の手書入力手段を用いて低コストかつコンパク
トに構成できるとともに、描画情報の文字単位による部
分修正が容易で、しかも筆談感覚での円滑な対話通信が
可能な双方向対話通信装置が得られる、という有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用された双方向対話通信装置
の概略構成例を示すブロック図
【図2】図1に示した装置の外観構成例を示す図
【図3】表示装置31の表示画面とポインティングデバ
イス11の描画画面を示す図
【図4】本発明装置の構成例を示す機能ブロック図
【図5】本発明装置の構成例を示すハードウェアブロッ
ク図
【図6】表示装置での表示例を示す図
【図7】表示装置での別の表示例を示す図
【図8】文字画面と図形画面の合成例を示す図
【図9】送受信データの伝送フレームフォーマットの構
成例を示す図
【図10】着信側の応答文書送出シーケンスを示すフロ
ーチャート
【図11】文字認識と仮名漢字変換のシーケンスを示す
フローチャート
【図12】従来の双方向対話通信装置の概略構成例を示
すブロック図
【符号の説明】
L 回線網 1 リモコン(リモートコントロール)部 11 手書入力手段としてのポインティングデバイス 12 キー入力部 121 メニュー選択キー 122 通話設定キー 123 取消キー 124 変換/確定キー 13 送話用マイクロホン 14 送話回路 15 振動/発光呼出ユニット 16 ワイヤレス転送I/F(インターフェイス)ユニ
ット 161 赤外線通信ユニット 162 無線通信ユニット 2 通信装置本体部 21 ワイヤレス転送I/F 211 赤外線通信ユニット 222 無線通信ユニット 22 位置情報付加手段 23 表示制御部 24 通信ユニット 241 ランレグス符復号化部 242 モデム 243 通話回路 244 NCU(回線制御ユニット) 25 着信検出回路 26 装置制御部 3 表示部 31 CRT表示装置 32 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/41 H04N 1/41 Z // G06F 3/033 G06F 3/033 A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列方向に複数の文字表示が可能な表示
    領域を有する表示手段と、1文字分の描画面積と分解能
    を有する手書入力手段と、この手書入力手段からの描画
    情報の表示位置を1文字分ごとに行列単位で指定する位
    置情報を付加する位置情報付加手段と、上記描画情報を
    上記位置情報と共に送信する送信手段と、文字等の描画
    情報を1文字分ごとの位置情報と共に受信する受信手段
    と、上記手書入力手段からの描画情報および/または上
    記受信手段からの描画情報を1文字分ごとの位置情報に
    基づいて上記表示手段に表示させる表示制御手段とを備
    えた双方向対話通信装置。
  2. 【請求項2】 表示手段の表示領域を入力領域と受信領
    域とに分割し、入力領域には手書入力手段からの描画情
    報をその描画情報に付加された位置情報によって指定さ
    れる表示位置に表示させる一方、受信領域には受信手段
    からの描画情報をその描画情報に付加された位置情報に
    よって指定される表示位置に表示させる表示制御手段を
    備えた請求項1に記載の双方向対話通信装置。
  3. 【請求項3】 手書入力手段からの描画情報に、文字で
    あることを示す識別情報、表示位置を行列単位で指定す
    る位置情報、および挿入や上書き等を文字単位で指定す
    る編集情報を付加して送信する送信手段を備えた請求項
    1または2に記載の双方向対話通信装置。
  4. 【請求項4】 描画情報を、文字であることを示す識別
    情報、表示位置を行列単位で指定する位置情報、および
    挿入や上書き等を文字単位で指定する編集情報と共に受
    信する受信手段を備えたことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の双方向対話通信装置。
  5. 【請求項5】 手書入力文字からの描画情報を1文字分
    ごとにランレグス符号化する符号化手段と、この符号化
    手段で符号化された描画情報を送信する送信手段を備え
    たことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の
    双方向対話通信装置。
  6. 【請求項6】 手書入力手段として、1文字分の手書入
    力操作に必要な大きさの描画面積と1文字分の文字パタ
    ーン表現に必要なドット分解能を有するポインティング
    デバイスを備えたことを特徴とする請求項1から5のい
    ずれかに記載の双方向対話通信装置。
  7. 【請求項7】 1文字分の手書入力操作に必要な大きさ
    の描画面積と1文字分の文字パターン表現に必要なドッ
    ト分解能を有するポインティングデバイスと、このポイ
    ンティングデバイスから手書文字の描画情報として出力
    されるドットデータ群の各ドットごとの座標値を表示画
    面上の座標値に変換して表示させる表示制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の
    双方向対話通信装置。
  8. 【請求項8】 手書入力手段からの描画情報を文字情報
    として記憶する第1の記憶手段と、上記手書入力手段か
    らの描画情報を図形情報として記憶する第2の記憶手段
    と、第1の記憶手段の記憶情報と第2の記憶手段の記憶
    情報を合成して表示させる表示制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の双方向逮
    捕通信装置。
  9. 【請求項9】 手書入力手段からの描画情報を1文字分
    ごとに文字パターン認識して文字コード情報に変換する
    文字認識手段と、この文字認識手段にて変換された文字
    コードに基づいて仮名漢字変換を行う仮名漢字変換手段
    と、この仮名漢字変換手段の変換結果を入力文字として
    表示手段に表示させる表示制御手段と、上記変換結果を
    文字コードで送信する送信手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1から8のいずれかに記載の双方向対話通信
    装置。
  10. 【請求項10】 通信相手との通信リンクが確定した
    後、通信相手方が不在かどうかを判定し、通信相手が在
    宅の場合は、手書入力手段からの描画情報を入力順に文
    字単位で逐次送信させる一方、通信相手方が不在の場合
    は、上記描画情報をページ単位で一括的に通信相手端末
    へ送信させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    1から9のいずれかに記載の双方向対話通信装置。
  11. 【請求項11】 通信相手との通信リンクが確定した
    後、所定時間内に所定の応答があった場合は、通信相手
    が在宅と判定して、手書入力手段からの描画情報を入力
    順に文字単位で逐次送信させる一方、所定時間内に所定
    の応答がなかった場合は、通信相手が不在と判定して、
    上記描画情報をページ単位で一括的に通信相手端末へ送
    信させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら10のいずれかに記載の双方向対話通信装置。
JP31738996A 1996-11-28 1996-11-28 双方向対話通信装置 Pending JPH10164301A (ja)

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JP31738996A JPH10164301A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 双方向対話通信装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529390A (ja) * 2002-06-08 2005-09-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電子装置のためのテキスト入力
US7249324B2 (en) 2000-12-28 2007-07-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electronic paper file
JP2007312381A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Elitegroup Computer Systems Co Ltd 送信装置及びその送信方法

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