JP3282961B2 - ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造 - Google Patents

ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造

Info

Publication number
JP3282961B2
JP3282961B2 JP01965496A JP1965496A JP3282961B2 JP 3282961 B2 JP3282961 B2 JP 3282961B2 JP 01965496 A JP01965496 A JP 01965496A JP 1965496 A JP1965496 A JP 1965496A JP 3282961 B2 JP3282961 B2 JP 3282961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
wire harness
unit
protector
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01965496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09213422A (ja
Inventor
純一 小野
憲作 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP01965496A priority Critical patent/JP3282961B2/ja
Priority to US08/760,950 priority patent/US5800201A/en
Priority to EP96308971A priority patent/EP0779680B1/en
Priority to DE69620118T priority patent/DE69620118T2/de
Publication of JPH09213422A publication Critical patent/JPH09213422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3282961B2 publication Critical patent/JP3282961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ユニット同士
の電気的接続に用いられるワイヤーハーネス用プロテク
タを用いた配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気ユニット同士の電気的接続
(例えば車両のダッシュボードとインストゥルメントパ
ネルとの電気的接続)には、コネクタが用いられる。例
えば、相互連結される第1のユニットと第2のユニット
とがある場合、第1のユニットに第1のコネクタが、第
2のユニットに第2のコネクタがそれぞれ設けられ、コ
ネクタ同士の結合によって、両ユニット間の電気的接続
がなされる。
【0003】従来、上記のコネクタ同士を結合する手段
としては、第1のユニットにワイヤーハーネスを配索し
て、このワイヤーハーネスの電線の端末に接続された第
1のコネクタを固定する一方、第2のユニットにもワイ
ヤーハーネスを配索するがその電線端末に接続した第2
のコネクタは固定せずに第2のユニットからぶら下げて
おき、まず両ユニット同士の連結を行ってから、上記第
2のコネクタを第1のコネクタに接続するといった手段
が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤーハーネス
は、必要に応じ、このワイヤーハーネスの配索形状に対
応した形状をもつワイヤーハーネス用プロテクタ内に収
容され、このプロテクタにより保護されるが、このプロ
テクタの端から第2のコネクタに至るまでの領域では電
線がプロテクタから露出した状態にあるため、この領域
では電線が有効に保護されない不都合がある。しかも、
第2のユニットを第1のユニットに連結する前の段階で
は、この第2のユニットから第2のコネクタが上記電線
を介してぶら下がった状態にあるので、組立ラインやコ
ネクタの取付位置によっては、上記電線に物が引掛かる
等するおそれがあり、この場合、上記電線に過大な張力
が作用し、断線や端子抜けといったトラブルを引き起こ
すおそれがある。また、ユニット同士の連結が終了した
段階では、第2のコネクタはまだ垂れ下がったままの状
態で第1のコネクタから大きく離れた位置にあるので、
この第2のコネクタを探し出してから第1のコネクタに
接続するといった面倒な作業が必要であり、組付の能率
が悪い。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、簡素な
構造で、コネクタ及びこれに接続されるワイヤーハーネ
スの電線を有効に保護でき、かつコネクタ同士の接続を
容易にできるワイヤーハーネス用プロテクタ及び該プロ
テクタを用いた配線構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、第1のユニットに第1のコネ
クタが固定され、上記第1のユニットに連結される第2
のユニット側に上記第1のコネクタと接続される第2の
コネクタが設けられ、この第2のコネクタにワイヤハー
ネスが接続されている配線構造において、上記第2のユ
ニット側に、上記第2のコネクタ接続されているワイ
ヤーハーネスを囲んでこれを保護するプロテクタ本体
と、上記第2のコネクタを保持するコネクタホルダとを
一体に形成したワイヤーハーネス用プロテクタを設け、
このワイヤーハーネス用プロテクタのプロテクタ本体内
に上記第2のコネクタ接続されているワイヤーハーネ
スを配索し、かつ上記コネクタホルダに第2のコネクタ
このコネクタホルダに対して第2のコネクタが相対移
動可能な状態で保持させるとともに、上記第1のユニッ
トと第2のユニットとが連結された状態で上記第2のコ
ネクタが上記第1のコネクタと対向するように、上記第
1のユニットでの上記第1のコネクタの固定位置を設定
、かつ、上記第1のコネクタと第2のコネクタとが対
向した状態で当該第2のコネクタが上記コネクタホルダ
に対して相対移動することにより当該第2のコネクタが
上記第1のコネクタに接続されるように構成したもので
ある。
【0007】この構造によれば、単一のワイヤハーネス
用プロテクタで、ワイヤーハーネス及びその電線に接続
される第2のコネクタを一体的に保護できると同時に、
このプロテクタが設けられる第2のユニット側で上記第
2のコネクタの保持ができ、かつこの第2のコネクタを
移動させて相手方の第1コネクタに接続することができ
る。
【0008】より具体的には、第1のユニットと第2の
ユニットとを連結した直後の状態で、第1のコネクタと
離間する位置に第2のコネクタがコネクタホルダに保持
されているので、この位置でそのまま第2のコネクタを
移動させて第1のコネクタに接続することができる。
【0009】上記ワイヤーハーネス用プロテクタは、第
2のユニットと一体に成形してもよいが、上記ワイヤー
ハーネス用プロテクタと上記第2のユニットとを別体と
し、上記コネクタホルダが上記第2のコネクタを保持し
かつ上記プロテクタ本体内にワイヤーハーネスが配索さ
れた状態でワイヤーハーネス用プロテクタ全体が上記第
2のユニットに取付可能となるように構成すれば、大き
な形状をもつ第2のユニットに対して直接ワイヤーハー
ネスを配索しかつ第2のコネクタを取付けるよりも、配
線及び組立作業が容易になる。
【0010】両ユニット同士を結合した後に両コネクタ
同士を接続するための具体的な手段としては、上記第1
のコネクタ、第2のコネクタのうちの一方にねじ部材を
固定し、他方に上記ねじ部材と螺合可能でかつ外部から
回転操作される回転操作部を有するねじ部材を回転可能
でかつ軸方向の移動が規制された状態で取付け、上記第
1のユニットと第2のユニットとが連結された状態で上
記第2のコネクタのねじ部材と第1のコネクタのねじ部
材とが相対向するように両ねじ部材の位置を設定し、上
記コネクタホルダに対する第2のコネクタの相対移動を
伴う上記ねじ部材同士の螺合によって両コネクタのハウ
ジング同士が嵌合されるように構成したものが好適であ
る。この構造によれば、第2のコネクタに設けられたね
じ部材の回転操作部を押圧する等して上記第2のコネク
タを移動させ、この第2のコネクタ側のねじ部材を回転
操作して第1のコネクタ側のねじ部材と螺合させながら
両コネクタのハウジング同士を嵌合することにより、両
コネクタ同士を確実に接続できる。
【0011】また、両ユニットが連結された状態で両コ
ネクタのハウジング同士を締結するコネクタ締結具を備
え、このコネクタ締結具の締結に伴って上記第2のコネ
クタのハウジングが上記コネクタホルダに対して相対移
動しながら上記第1のコネクタのハウジングに嵌合され
るように構成した構造によれば、ユニット連結完了後、
コネクタ締結具で両コネクタのハウジング同士の締結作
業を開始すると、その締結力により、自動的に第2のコ
ネクタがコネクタホルダに対して相対移動し、この第2
のコネクタのハウジングが第1のコネクタのハウジング
に嵌合される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。なお、この実施の形態で
は、車体のダッシュパネル10が本発明の第1のユニッ
トに相当し、インストゥルメントパネル12が第2のユ
ニットに相当するものを説明するが、本発明の配線構造
はこれに限らず、インストゥルメントパネル12を第1
のユニット、ダッシュパネル10を第2のユニットとし
てもよい。また、これらダッシュパネル10及びインス
トゥルメントパネル12に限らず、相互に連結されるユ
ニットのうちの少なくとも一方にワイヤーハーネスが配
索され、かつ両ユニットのコネクタ同士が接続される場
合について本発明を広く適用することができる。
【0013】図1において、上記ダッシュパネル10の
適所には図略のねじ穴が設けられ、インストゥルメント
パネル12において上記各ねじ穴に対応する位置にはボ
ルト挿通穴が設けられており、各ボルト挿通穴に図略の
ボルトを挿通して各ねじ穴に螺合、挿入することによ
り、ダッシュパネル10にインストゥルメントパネル1
2が固定されるようになっている。
【0014】インストゥルメントパネル12の表側面に
はメータ13,14が装着される一方、裏面には、本発
明にかかるワイヤーハーネス用プロテクタWPが設けら
れている。このワイヤーハーネス用プロテクタWPは、
全体が合成樹脂で一体成形されており、ワイヤーハーネ
スの配索形状と同等の形状(図例で左右方向に延びる形
状)を有するプロテクタ本体18と、このプロテクタ本
体18の両端に位置するコネクタホルダ20とを一体に
有している。そして、上記プロテクタ本体18内にこの
プロテクタ本体18に沿ってワイヤーハーネスが配索さ
れ、これによりワイヤーハーネスが保護されるととも
に、このワイヤーハーネスの電線16(図2〜図6)の
両端に接続される第2のコネクタC2が上記コネクタホ
ルダ20に仮保持されるようになっている。
【0015】一方、ダッシュパネル10の側面上にも図
略のワイヤーハーネスが配索され、このワイヤーハーネ
スの電線端末に第1のコネクタC1(図例では左右一対
の第1のコネクタC1)が接続されており、これらの第
1のコネクタC1がダッシュパネル10において上記第
2のコネクタC2に対応する位置に固定されている。そ
して、これら第1のコネクタC1と第2のコネクタC2
との結合により、ダッシュパネル10側のワイヤーハー
ネスとインストゥルメントパネル12側のワイヤーハー
ネスとが電気的に接続されるようになっている。
【0016】上記コネクタホルダ20は、その内側に矩
形状の開口を有し、この開口の入口部分の左右複数個所
には案内突起22が中央に向けて突設されている。各案
内突起22には、ダッシュパネル10側に向かうに従っ
て(図2では手前に向かうに従って)広がる方向のテー
パー面22aが形成されている。このコネクタホルダ2
0の奥側には、ゴム等の弾性材により中空状に形成され
た保持弾性材24が固定され、各保持弾性材24の奥部
に係止凹部24aが形成されている。また、コネクタホ
ルダ20の背壁(図3〜図6では右側壁)には貫通穴2
5が形成され、インストゥルメントパネル12にも上記
貫通穴25と連なる図略の貫通穴が形成されている。
【0017】この実施の形態では、第2のコネクタC2
のハウジングは雄型ハウジングとされ、その中央部に略
円筒状のナット26が回転可能に保持されており、この
ナット26は止め輪28によって軸方向の移動が規制さ
れた状態となっている。
【0018】なお、このナット26は第2のコネクタC
2に対して完全に軸方向に移動不能となっていなくても
よく、このナット26と後述のボルト39との螺合に伴
ってコネクタC1,C2のコネクタハウジング同士の嵌
合が進行する程度に上記移動が規制されていればよく、
第2のコネクタC2に対してナット26が軸方向に若干
相対移動可能となっていてもよい。
【0019】このナット26の中央部には、第1のコネ
クタC1側に向かって開口するねじ穴30が形成され、
このねじ穴30の開口周縁部には、その開口端に向かう
に従って(図3〜図6では左方に向かうに従って)拡径
するテーパー面31が形成されている。ナット26の後
端部には、鍔部32と回転操作部29とが形成され、回
転操作部29は、図略のインパクトレンチ等で回転操作
できるように異形断面状に形成されている。
【0020】上記第2のコネクタC2のハウジングの後
端(図3〜図6では右端)には側方に被係止突起23が
形成され、この被係止突起23が上記保持弾性材24の
係止凹部24a内に嵌入されることにより、この第2の
コネクタC2がコネクタホルダ20に仮保持されるよう
になっている。また、この第2のコネクタC2のハウジ
ングの前端部側面には被案内突起33が側方に突設さ
れ、この被案内突起33の外側端面が上記案内突起22
の内側端面と当接することにより、この第2のコネクタ
C2がまっすぐ第1のコネクタC1に向かう方向に案内
されるようになっている。
【0021】一方、第1のコネクタC1は、ダッシュパ
ネル10にボルト等によって完全に固定されており、そ
の固定位置は、上記ダッシュパネル10にインストゥル
メントパネル12が取付けられた状態で、間に所定の離
間寸法d1をおいて上記第2のコネクタC2と相対向す
る位置に設定されている。
【0022】この第1のコネクタC1のハウジングは、
中央にハウジング嵌入凹部34をもつ雌型ハウジングと
され、このハウジング嵌入凹部34内に上記第2のコネ
クタC2のハウジングが嵌入することにより、両コネク
タC1,C2のコネクタ端子(図示せず)同士が接続さ
れるようになっている。
【0023】上記ハウジング嵌入凹部34の入口部分に
は、上記第2のコネクタC2に向かうに従って(図3〜
図6では右方に向かうに従って)広がるテーパー面38
が形成されている。また、第1のコネクタC1のハウジ
ングにおいて、上記第2のコネクタC2に保持されたナ
ット26のねじ穴30に対応する位置には、このねじ穴
30内に螺合、挿入可能なボルト39が固定されてお
り、このボルト39の先端部には、先端に向かうに従っ
て縮径するテーパー面39aが形成されている。
【0024】ここで、上記離間寸法d1は、図4のよう
に案内突起22による第2のコネクタC2の案内が終了
した位置で、ボルト34のテーパー面39aとナット2
6のテーパー面31とが近接するような寸法に設定され
ている。
【0025】また、第1のコネクタC1のハウジングに
は、そのハウジング嵌入凹部34内に上記第2のコネク
タC2のコネクタハウジングが嵌入される際に上記被案
内突起33を当該嵌入方向に導く案内溝40が形成され
ている。
【0026】次に、この構造での配線要領を説明する。
【0027】まず、ワイヤーハーネス用プロテクタWP
のプロテクタ本体18内に、このプロテクタ本体18に
沿ってインストゥルメントパネル12側のワイヤーハー
ネスを配索し、このワイヤーハーネスの電線16の端末
に接続されている第2のコネクタC2をコネクタホルダ
20に仮保持させる。具体的には、第2のコネクタC2
の被係止突起23を上記保持弾性材24の係止凹部24
a内に嵌入する。そして、この状態のまま、ワイヤーハ
ーネス用プロテクタWP全体をインストゥルメントパネ
ル12の裏面の所定位置にボルト等で固定する。これに
より、インストゥルメントパネル12側でのワイヤーハ
ーネスの配設並びに第2のコネクタの仮保持が同時に行
われることになる。
【0028】一方、ダッシュパネル10側においては、
このダッシュパネル10の側面上でワイヤーハーネスを
配索し、このワイヤーハーネスの電線端末に接続された
第1のコネクタC1を、ダッシュパネル10の左右両翼
部において上記第2のコネクタC2と対応する位置に固
定する。
【0029】次に、ダッシュパネル10の図略のねじ穴
にインストゥルメントパネル12の図略のボルト挿通穴
を合わせ、このボルト挿通穴を通じて上記ねじ穴に図略
の取付用ボルトを螺合、挿入することにより、インスト
ゥルメントパネル12をダッシュパネル10に固定す
る。この段階では、図3に示すように、コネクタホルダ
20に仮保持されている第2のコネクタC2のハウジン
グが第1のコネクタC1のハウジングと対向している
が、両ハウジング間には寸法d1の隙間があってハウジ
ング同士は未だ接触しない。よって、両ハウジング同士
の当接による破損は確実に回避される。
【0030】この状態から、工具を用いる等して回転操
作部29を押圧し、被係止突起23と係止凹部24aと
の係合を強制的に解除して(すなわち仮保持を解除し
て)第2のコネクタC2を第1のコネクタC1に向けて
押し出す。
【0031】ここで、図4に示すようにナット26のテ
ーパー面31がボルト39のテーパー面39aと接触寸
前となるまでの間は、被案内突起33が案内突起22と
接触して第2のコネクタC2が第1のコネクタC1に向
かう方向に案内されるので、上記仮保持を解除した段階
で第2のコネクタC2の位置が左右に大きくずれてボル
ト39がねじ穴30内に挿入不能となることが防がれ
る。換言すれば、上記案内突起22によって、ボルト3
9の先端部がナット26のねじ穴30内に侵入する位置
まで第2のコネクタC2が確実に案内される。
【0032】この図4の状態から、工具を用いて上記ナ
ット26を回転操作することにより、図5に示すように
ボルト39とナット26との螺合が進行し、この螺合の
進行に伴って第2のコネクタC2のハウジング40は第
1のコネクタC1のハウジング嵌入凹部34内に次第に
嵌入されることとなり、最終的に図6に示されるように
両コネクタC1,C2同士の結合が完了する。
【0033】このような構造によれば、次のような効果
が得られる。
【0034】 第2のコネクタC2はコネクタホルダ
20に仮保持しているので、従来のようにワイヤーハー
ネスの電線16を介してインストゥルメントパネル12
の下方に第2のコネクタC2をぶら下げる場合と異な
り、第2のコネクタC2やこれに接続される電線16の
破損を確実に回避できる。
【0035】 上記コネクタホルダ20による第2の
コネクタC2の仮保持位置は、ダッシュパネル10にイ
ンストゥルメントパネル12が取付けられた状態で第1
のコネクタC1と対向する位置であるので、上記インス
トゥルメントパネル12の取付後、そのまま容易に上記
第2のコネクタC2を第1のコネクタC1に結合でき
る。
【0036】 上記コネクタホルダ20をワイヤーハ
ーネス保護用のプロテクタ本体18と一体に成形してい
るので、部品点数の増加を伴うことなく、簡素な構造
で、ワイヤーハーネスの保護と第2のコネクタC2の仮
保持の双方ができる。また、コネクタホルダ20とプロ
テクタ本体18とが連続しているので、両者が切り離さ
れている場合と異なり、第2のコネクタC2の近傍の領
域においても電線16を確実に保護できる。
【0037】 予めプロテクタ本体18内にワイヤー
ハーネスを嵌め込み、かつこのワイヤーハーネスに接続
されている第2のコネクタC2をコネクタホルダ20に
セットしておけば、後は、ワイヤーハーネス用プロテク
タWP全体をインストゥルメントパネル12に取付ける
だけの作業で、インストゥルメントパネル12へのワイ
ヤーハーネスの配索と第2のコネクタC2の取付とを同
時にできることになり、組立作業性が著しく向上する。
【0038】第2の実施の形態を図7(a)(b)に基
づいて説明する。
【0039】ここに示すコネクタホルダ20も、その内
側に矩形状の開口を有し、この開口の入口部分には、ダ
ッシュボード10側に向かうに従って(図7では左方に
向かうに従って)広がるテーパー面52が形成され、そ
の奥に、幅方向に延びる上下一対の仮係止突条54が形
成されている。
【0040】第2のコネクタC2のハウジングは雄型ハ
ウジングとされ、その前面(図7では左面)から前方に
突出する複数個(図例では4個)の端子接続部56を有
し、この端子接続部56に図略の端子が固定されてい
る。上記ハウジングの左右両翼には、これを前後方向に
貫くボルト挿通孔58が設けられ、同ハウジングの上下
部には、その前端から後方に延びる形状の撓み片60が
形成されており、この撓み片60の後端に外側へ向かっ
て突出する被係止突起62が形成されている。そして、
上記コネクタホルダ20の内側に第2のコネクタC2が
上記被係止突起62側から挿入され、この被係止突起6
2が上記仮係止突条54を乗り越える位置まで押し込ま
れることにより、この第2のコネクタC2がコネクタホ
ルダ20に仮係止されるようになっている。
【0041】なお、コネクタホルダ20において全端子
接続部56及びボルト挿通孔58を含む領域には、配線
を通すための貫通孔25が形成され、インストゥルメン
トパネル12において上記貫通孔25と合致する位置に
も同形状の貫通孔が設けられている。
【0042】一方、第1のコネクタC1は、ダッシュボ
ード10にボルト等によって完全に固定されており、そ
の固定位置は、上記ダッシュボード10にインストゥル
メントパネル12が取付けられた状態で上記第2のコネ
クタC2と相対向する位置に設定されている。この第1
のコネクタC1のハウジングは、中央にハウジング嵌入
凹部34をもつ雌型ハウジングとされ、このハウジング
嵌入凹部34内に上記第2のコネクタC2のハウジング
が嵌入可能とされている。ハウジング嵌入凹部34の底
面において、上記各端子接続部56に対応する位置には
端子接続凹部66が形成され、この端子接続凹部66の
底面に図略の端子が固定されている。そして、この端子
接続凹部66に上記端子接続部56が嵌入されることに
より、両コネクタC1,C2の端子同士が接続されるよ
うになっている。
【0043】上記ハウジング嵌入凹部34の入口部分に
は、上記第2のコネクタC2に向かうに従って(図では
右方に向かうに従って)広がるテーパー面38が形成さ
れている。また、第1のコネクタC1のハウジングにお
いて、上記第2のコネクタC2の両ボルト挿通孔58に
対応する位置には、これらのボルト挿通孔58よりも小
径のねじ穴64が形成されている。そして、上記ダッシ
ュボード10にインストゥルメントパネル12を取付け
た状態で、図7(a)に示すように両コネクタC1,C
2のハウジング同士が微小すき間をおいて離間し、か
つ、インストゥルメントパネル12の貫通穴25から見
てボルト挿通孔58内にねじ穴64が完全に含まれるよ
うに、ダッシュボード10及びインストゥルメントパネ
ル12に対する各コネクタC1,C2の取付位置が設定
されている。
【0044】さらに、この構造では、両コネクタC1,
C2を締結するためのコネクタ締結具として、締結ボル
ト43が具備されている。この締結ボルト43の一方の
端部は雄ねじ部41とされ、他方の端部は鍔部(大径
部)42をもつ頭部とされている。上記雄ねじ部41
は、上記第1のコネクタC1におけるねじ穴64内に螺
合挿入可能に構成され、鍔部42の直径は、上記第2の
コネクタC2におけるボルト挿通孔58の穴径よりも大
きく、かつインストゥルメントパネル12における貫通
穴25の穴径よりも小さく設定されている。
【0045】この構造によれば、上記第1の実施の形態
と同様にダッシュパネル10とインストゥルメントパネ
ル12とが連結された後、次のようにして両コネクタC
1,C2が結合される。
【0046】まず、上記連結後の状態では、第2のコネ
クタC2のハウジングが第1のコネクタC1のハウジン
グから離間していて未だ接触しない。よって、両ハウジ
ング同士の当接による破損は確実に回避される。
【0047】ここで、第2のコネクタC2のボルト挿通
孔58はねじ穴64よりも十分大きいので、両コネクタ
C1,C2の取付誤差により両コネクタC1,C2の中
心軸(図7(a)に一点鎖線で図示)が多少ずれていて
も、ボルト挿通孔58を通じてねじ穴64内に締結ボル
ト43の雄ねじ部41を螺合挿入できる状態が確保され
る。そこで、実際に上記螺合、挿入を行い、締結ボルト
43による両コネクタC1,C2の締結を開始する。
【0048】この締結は、実際には締結ボルト43の鍔
部42が第2のコネクタC2におけるボルト挿通孔58
の周縁部に当接した時点から始まり、この締結力によ
り、第2のコネクタC2は第1のコネクタC1側に引き
込まれ、第2のコネクタC2の被係止突起62がコネク
タホルダ20の仮係止突条54を乗り越えて第2のコネ
クタC2がコネクタホルダ20から離脱する。そして、
テーパー面38に案内されながら第2のコネクタC2の
ハウジングが第1のコネクタC1のハウジング嵌入凹部
34内に嵌入されていき、最終的に端子接続部56が端
子接続凹部66内に嵌入された段階で、両コネクタC
1,C2の接続が完了する(図7(b)の状態)。
【0049】従って、この構造では、ダッシュボード1
0とインストゥルメントパネル12との連結時には両コ
ネクタC1,C2のハウジングを確実に保護でき、しか
も、ダッシュボード10とインストゥルメントパネル1
2との連結完了後は、締結ボルト43をねじ穴64内に
螺合、挿入するだけの簡単な操作で、両コネクタC1,
C2同士を確実に接続できる。
【0050】第3の実施の形態を図8(a)(b)
(c)に示す。ここでは、コネクタホルダ20が小径筒
部20aと大径筒部20bと背壁20cとで構成されて
いる。第2のコネクタC2は、雄型ハウジングを有し、
その前端部(図8では左端部)中央にねじ孔30を有す
る一方、後端(図8では右端)には、上記小径筒部20
aの内径よりも大きくかつ大径筒部20bの内径よりも
小さい外径をもつ抜け止め板70を有し、この抜け止め
板70が大径筒部20b内に収容されている。そして、
この抜け止め板70と上記背壁20cとの間に設けられ
た圧縮ばね72の弾発力により、上記抜け止め板70が
小径筒部20aと大径筒部20bとの段部に当る位置に
第2のコネクタC2が保持されている。
【0051】一方、第1のコネクタC1は、ダッシュパ
ネル10と一体に形成され、ハウジング嵌入穴34をも
つ雌型ハウジングを有し、その中央位置でボルト39が
回転可能でかつ軸方向に移動不能に上記ダッシュパネル
10に支持されている。そして、ダッシュパネル10
と、上記コネクタホルダ20が取付けられているインス
トゥルメントパネルとが連結された状態で、図8(b)
に示すように第2のコネクタC2のハウジングが第1の
コネクタC1のハウジング嵌入穴34に嵌入されるとと
もに、ボルト39がねじ孔30の入口に臨んで第2のコ
ネクタC2を圧縮ばね72の弾発力に抗して押し込み、
この状態から上記ボルト39を回転させることによりこ
のボルト39と上記ねじ孔30とが螺合して第2のコネ
クタC2が第1のコネクタC1のハウジング嵌入穴34
内に引き込まれ、同図(c)に示すように両コネクタC
1,C2同士が接続されるようになっている。
【0052】このように、本発明では、第1のユニット
と第2のユニットとを連結した後の両コネクタC1,C
2同士の結合手段を特に問わない。例えば両ユニット連
結後、指で押圧する等して第2のコネクタC2のハウジ
ングをコネクタホルダ20に対して移動させ、もしくは
離脱させて、そのままこれに対向する第1のコネクタC
1のハウジングに嵌合するようにしてもよい。また、コ
ネクタホルダ20の具体的な構造も問わず、第2のコネ
クタC2を好適に保持できるものであればよい。
【0053】また本発明は、その他、次のような形態を
とることも可能である。
【0054】(1) 上記各実施形態では、第1のコネクタ
C1のハウジングが雌型ハウジング、第2のコネクタC
2のハウジングが雄型ハウジングとなっているが、本発
明では、第1のコネクタC1のハウジングを雄型ハウジ
ング、第2のコネクタC2のハウジングを雌型ハウジン
グとしてもよい。
【0055】(2) 上記実施例では、ワイヤーハーネス用
プロテクタWP全体を第2のユニットであるインストゥ
ルメントパネル12と別体としたものを示したが、この
ワイヤーハーネス用プロテクタWPを第2のユニットと
一体に成形しても、部品点数を増加させることなく、第
2のユニット側に第2のコネクタC2を仮保持し、かつ
この第2のコネクタC2及びこれに接続される電線16
を確実に保護するという効果が得られる。ただし、上記
各実施形態のように、プロテクタ本体18及びコネクタ
ホルダ20をインストゥルメントパネル12等の第2の
ユニットと別体とし、予めプロテクタ本体18内及びコ
ネクタホルダ20にワイヤーハーネス及び第2のコネク
タC2をセットした状態で上記ワイヤーハーネス用プロ
テクタWP全体をインストゥルメントパネル12に取付
できるようにすれば、インストゥルメントパネル12に
直接ワイヤーハーネスを組み付け、かつ第2のコネクタ
C2をセットする場合に比べ、組立作業性が著しく向上
する利点が得られる。
【0056】(3) 本発明のワイヤーハーネス用プロテク
タは、そのプロテクタ本体がワイヤーハーネス全体を保
護するものでなくてもよく、その一部(少なくとも第2
のコネクタ近傍の部分)を保護するものであってもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明は、ワイヤーハーネ
スを囲んでこれを保護するプロテクタ本体と、上記ワイ
ヤーハーネスの電線の端末に接続されるコネクタを相手
方コネクタとの接続方向に移動可能に保持するコネクタ
ホルダとを一体に形成したワイヤーハーネス用プロテク
タを用いたものであるので、部品点数の少ない簡単な構
造で、ワイヤーハーネス及びその電線に接続されるコネ
クタの一体的な保護と、所定のユニットへのコネクタの
保持との双方を同時に行うことができる効果がある。
【0058】そして、第1のユニットに第1のコネクタ
が固定され、上記第1のユニットに連結される第2のユ
ニット側に上記第1のコネクタと接続される第2のコネ
クタが設けられる配線構造において、上記第2のユニッ
ト側に上記のワイヤーハーネス用プロテクタを設け、こ
のワイヤーハーネス用プロテクタのプロテクタ本体内に
上記第2のコネクタが接続されるワイヤーハーネスを配
索し、かつ上記コネクタホルダに第2のコネクタを保持
させるとともに、上記第1のユニットと第2のユニット
とが連結された状態で上記第2のコネクタが上記第1の
コネクタと対向するように上記第1のコネクタの固定位
置を設定した配線構造であるので、第1のユニットと第
2のユニットとの連結後、ワイヤーハーネス用プロテク
タのコネクタホルダに保持した第2のコネクタを簡単に
第1のコネクタに接続できる効果が得られる。
【0059】さらに、上記ワイヤーハーネス用プロテク
タと上記第2のユニットとを別体とし、上記コネクタホ
ルダが上記第2のコネクタを保持しかつ上記プロテクタ
本体内にワイヤーハーネスが配索された状態で上記第2
のユニットに取付可能となるように構成すれば、第2の
ユニットに対して直接ワイヤーハーネスを配索しかつ第
2のコネクタを取付ける場合に比べ、配線及び組立の作
業性を飛躍的に向上させることができる効果が得られ
る。
【0060】また、上記第1のコネクタ、第2のコネク
タのうちの一方にねじ部材を固定し、他方に上記ねじ部
材と螺合可能でかつ外部から回転操作される回転操作部
を有するねじ部材を回転可能でかつ軸方向の移動が規制
された状態で取付け、上記第1のユニットと第2のユニ
ットとが連結された状態で上記第2のコネクタのねじ部
材と第1のコネクタのねじ部材とが相対向するように両
ねじ部材の位置を設定し、上記コネクタホルダに対する
第2のコネクタの相対移動を伴う上記ねじ部材同士の螺
合によって両コネクタのハウジング同士が嵌合されるよ
うに構成したり、両ユニットが連結された状態で両コネ
クタのハウジング同士を締結するコネクタ締結具を備
え、このコネクタ締結具の締結に伴って上記第2のコネ
クタのハウジングが上記コネクタホルダに対して相対移
動しながら上記第1のコネクタのハウジングに嵌合され
るように構成したりすれば、ねじ部材同士を螺合させる
作業やコネクタ締結具による締結作業によって両コネク
タ同士を簡単に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるダッシュパ
ネルとインストゥルメントパネルとワイヤーハーネス用
プロテクタとを示す分解斜視図である。
【図2】上記ワイヤーハーネス用プロテクタのコネクタ
ホルダ及びこれに保持される第2のコネクタと第1のコ
ネクタとを示す斜視図である。
【図3】上記ダッシュパネルにインストゥルメントパネ
ルを取付けた直後の第1のコネクタと第2のコネクタと
の位置関係を示す断面図である。
【図4】上記第1のコネクタのボルト先端部が第2のコ
ネクタのナットのねじ穴内に臨んでいる様子を示す断面
平面図である。
【図5】上記ボルトとナットとを螺合している様子を示
す断面平面図である。
【図6】上記両コネクタのコネクタハウジング同士の嵌
合が終了した状態を示す断面平面図である。
【図7】(a)(b)は本発明の第2の実施の形態にお
けるコネクタ同士の接続構造を示す断面図である。
【図8】(a)(b)(c)は本発明の第3の実施の形
態におけるコネクタ同士の接続構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ダッシュパネル(第1のユニット) 12 インストゥルメントパネル(第2のユニット) 16 電線 18 プロテクタ本体 20 コネクタホルダ C1 第1のコネクタ C2 第2のコネクタ WP ワイヤーハーネス用プロテクタ
フロントページの続き (72)発明者 高田 憲作 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (56)参考文献 特開 平6−276644(JP,A) 実開 平1−109229(JP,U) 実開 平6−2580(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/74 H01R 13/56 H01R 13/64 H02G 3/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のユニットに第1のコネクタが固定
    され、上記第1のユニットに連結される第2のユニット
    側に上記第1のコネクタと接続される第2のコネクタが
    設けられ、この第2のコネクタにワイヤハーネスが接続
    されている配線構造において、上記第2のユニット側
    に、上記第2のコネクタ接続されているワイヤーハー
    ネスを囲んでこれを保護するプロテクタ本体と、上記第
    2のコネクタを保持するコネクタホルダとを一体に形成
    したワイヤーハーネス用プロテクタを設け、このワイヤ
    ーハーネス用プロテクタのプロテクタ本体内に上記第2
    のコネクタ接続されているワイヤーハーネスを配索
    し、かつ上記コネクタホルダに第2のコネクタをこのコ
    ネクタホルダに対して第2のコネクタが相対移動可能な
    状態で保持させるとともに、上記第1のユニットと第2
    のユニットとが連結された状態で上記第2のコネクタが
    上記第1のコネクタと対向するように、上記第1のユニ
    ットでの上記第1のコネクタの固定位置を設定し、か
    つ、上記第1のコネクタと第2のコネクタとが対向した
    状態で当該第2のコネクタが上記コネクタホルダに対し
    て相対移動することにより当該第2のコネクタが上記第
    1のコネクタに接続されるように構成したことを特徴と
    するワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤーハーネス用プロ
    テクタを用いた配線構造において、上記第2のコネクタ
    を係脱可能に仮保持するように上記コネクタホルダを構
    成し、上記第1のコネクタと第2のコネクタとが対向し
    た状態で当該第2のコネクタが上記コネクタホルダから
    離脱して上記第1のコネクタに接続されるように構成し
    たことを特徴とするワイヤーハーネス用プロテクタを用
    いた配線構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のワイヤーハーネ
    ス用プロテクタを用いた配線構造において、上記ワイヤ
    ーハーネス用プロテクタと上記第2のユニットとを別体
    とし、上記コネクタホルダが上記第2のコネクタを保持
    しかつ上記プロテクタ本体内にワイヤーハーネスが配索
    された状態でワイヤーハーネス用プロテクタ全体が上記
    第2のユニットに取付可能となるように構成したことを
    特徴とするワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワ
    イヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造におい
    て、上記第1のコネクタ、第2のコネクタのうちの一方
    にねじ部材を固定し、他方に上記ねじ部材と螺合可能で
    かつ外部から回転操作される回転操作部を有するねじ部
    材を回転可能でかつ軸方向の移動が規制された状態で取
    付け、上記第1のユニットと第2のユニットとが連結さ
    れた状態で上記第2のコネクタのねじ部材と第1のコネ
    クタのねじ部材とが相対向するように両ねじ部材の位置
    を設定し、上記コネクタホルダに対する第2のコネクタ
    の相対移動を伴う上記ねじ部材同士の螺合によって両コ
    ネクタのハウジング同士が嵌合されるように構成したこ
    とを特徴とするワイヤーハーネス用プロテクタを用いた
    配線構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワ
    イヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造におい
    て、両ユニットが連結された状態で両コネクタのハウジ
    ング同士を締結するコネクタ締結具を備え、このコネク
    タ締結具の締結に伴って上記第2のコネクタのハウジン
    グが上記コネクタホルダに対して相対移動しながら上記
    第1のコネクタのハウジングに嵌合されるように構成し
    たことを特徴とするワイヤーハーネス用プロテクタを用
    いた配線構造。
JP01965496A 1995-12-11 1996-02-06 ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造 Expired - Fee Related JP3282961B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01965496A JP3282961B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造
US08/760,950 US5800201A (en) 1995-12-11 1996-12-09 Connector assembly for wire harness and method for coupling the same
EP96308971A EP0779680B1 (en) 1995-12-11 1996-12-10 Connector assembly for wire harness and method for coupling the same
DE69620118T DE69620118T2 (de) 1995-12-11 1996-12-10 Steckverbinderzusammenbau für Kabelbündel und Verbindungsmethode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01965496A JP3282961B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09213422A JPH09213422A (ja) 1997-08-15
JP3282961B2 true JP3282961B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=12005243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01965496A Expired - Fee Related JP3282961B2 (ja) 1995-12-11 1996-02-06 ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3282961B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009028050B4 (de) * 2009-07-28 2024-06-06 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Steckverbindung einer mechatronischen Baugruppe eines Kraftfahrzeuges
DE102014103380A1 (de) 2014-03-13 2015-09-17 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Verbindungsadapter zum Übertragen von Signalen einer speicherprogrammierbaren Steuerung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09213422A (ja) 1997-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3181021B2 (ja) コネクタ保持構造
JP3047053B2 (ja) 自動車用ワイヤハーネスに用いる組み合わせコネクタ
JP2003031303A (ja) 防水式低挿入力コネクタ
JP3074440B2 (ja) 端子保護板を備えたコネクタ
JP3463245B2 (ja) 電気コネクタのラッチシステム
JP3282961B2 (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタを用いた配線構造
EP0779680B1 (en) Connector assembly for wire harness and method for coupling the same
JP3627974B2 (ja) パネル貫通型コネクタの防水構造及び組付方法
JPH07220806A (ja) コネクタの抜脱防止構造
JPH11111386A (ja) コネクタの嵌脱構造
JPH06176817A (ja) 多極コネクタの接続構造
JPH0212784A (ja) 通電機構
JPH11273783A (ja) コネクタと電気機器との取付構造及び該コネクタと電気機器との取付方法
US6428077B1 (en) Securing structure of auxiliary equipment for vehicle
JP3145289B2 (ja) コネクタの接続方法及び接続構造
JP3901956B2 (ja) 補器のブラケット結合構造
JP3273724B2 (ja) コネクタの接続方法及び接続構造
JP3691315B2 (ja) 補器の車体取付用ブラケット
JP2000253537A (ja) 電気接続箱
JP3092753B2 (ja) 低挿入力コネクタ
JP3105951B2 (ja) ハーネスプラグ
JP2558766Y2 (ja) 電装ユニットの取付け構造
JP2575848Y2 (ja) フレキシブルケーブルの取付構造
JPH0591121U (ja) 電気接続箱への電子ユニットの結合構造
JP4008345B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080301

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120301

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees