JP3282028B2 - 障子付きサッシ - Google Patents

障子付きサッシ

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JP3282028B2
JP3282028B2 JP00452098A JP452098A JP3282028B2 JP 3282028 B2 JP3282028 B2 JP 3282028B2 JP 00452098 A JP00452098 A JP 00452098A JP 452098 A JP452098 A JP 452098A JP 3282028 B2 JP3282028 B2 JP 3282028B2
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喜晃 石橋
陽一 沢泉
禎 牛丸
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関引戸、引き違
い窓、片引き窓等の枠体に内障子と外障子を装着した障
子付きサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】玄関引戸は枠体に障子を開き位置と閉じ
位置とに亘って面内方向に移動自在に装着したものであ
る。障子を開き位置とすれば室内と室外とに空気が流れ
て通風できるが、虫などが室内に入り込んでしまう。
【0003】このことを解消するために、枠体に網戸を
装着して虫が入り込まないようにしているが、夜間等に
網戸を外したりして人が入り込むので防犯上好ましくな
い。また、冬季など網戸が不要な場合には網戸を枠体か
ら取り外して他の場所に保管しなければならない。
【0004】一方、実開昭58−25488号公報に示
すように通風可能な建具が提案されている。具体的には
框組体の開口に格子、防虫網を取付けると共に、二枚の
ガラスを面内方向左右に引き違いに装着し、このガラス
を移動することで通風できるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の建具は、框組体
の開口に格子、防虫網、二枚のガラスを見込み方向に位
置をずらして順次取付けたものであり、その建具の見込
み寸法が大きい。このようであるから、この建具を玄関
引戸の障子に用いて通風、防虫機能を有すると共に、防
犯上好ましい玄関引戸とすると、その見込み寸法が大き
くなる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした障子付きサッシを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、枠体に内
障子と外障子を装着した障子付きサッシにおいて、前記
内障子、外障子は、閉じ状態で面内方向の一部分が室内
外側方向に重なる形状で、その内障子の重なる部分には
開閉可能なパネル体が取付けられ、外障子の重なる部分
には格子体と防虫兼通風部材が取付けてあることを特徴
とする障子付きサッシである。
【0008】第2の発明は、第1の発明において取付枠
体内に可動内パネル体と可動外パネル体を上下動自在に
取付け、この取付枠体を、内障子の外障子と重なる部分
に、その取付枠体の室外面と内障子の室外面がほぼ面一
として取付けた障子付きサッシである。
【0009】
【作 用】第1の発明によれば、内障子、外障子を閉
じた状態で開閉可能なパネル体を開放して内障子の一部
分を開放することで、室内と室外に通風できると共に、
虫が室内に入り込まないし、格子体によって人が入り込
むことがないようにできる。このようであるから、防
虫、通風機能を有すると共に、防犯上好ましい障子付き
サッシとなる。
【0010】また、外障子の内障子と重なる部分に格子
体と防虫兼通風部材を取付けたので、その外障子の見込
み寸法は従来の格子付き障子と同様である。しかも内障
子の外障子と重なる部分に開閉可能なパネル体を取付け
たので内障子の見込み寸法が小さく、障子付きサッシの
全体の見込み寸法が小さい。
【0011】第2の発明によれば、内障子の室外面と取
付枠体の室外面がほぼ面一であるから、内障子と外障子
を面外方向に接近して枠体に取付けでき、枠体の見込み
寸法を小さくできる。
【0012】
【発明の実施の形態】枠体1は上枠2、下枠3、左右の
縦枠4を方形枠組みしてある。この枠体1の面外方向室
内寄りに内障子5が面内方向に移動自在に装着され、枠
体1の面外方向室外寄りに外障子6が面内方向に移動自
在に装着されて玄関引戸を構成している。
【0013】前記内障子5、外障子6は、上框10と下
框11と戸尻縦框12と戸先縦框13を方形框組みし、
その上框11の戸先縦框13寄りと下框12の戸先縦框
13寄りとに亘って縦中棧14を連結して複数の開口
部、例えば戸尻縦框12寄りの第1開口部15と戸先縦
框13寄りの第2開口部16を有する框組体17を備え
ている。
【0014】前記外障子6の第1開口部15には図2、
図3に示すように、ガラス等のパネル20と格子体21
が取付けてある。第2開口部16には防虫兼通風部材、
例えば防虫網22と格子体21が取付けてある。前記内
障子5の第1開口部15にはガラス等のパネル20と格
子体21が取付けてある。第2開口部16には開閉可能
なパネル体、例えば可動内パネル体23と可動外パネル
体24が上下動自在に取付けてある。防虫網の代りに多
数の***を有するパンチングメタルプレートを用いても
良い。また、開閉可能なパネル体としてはルーバー、
開き窓などでも良い。
【0015】このようであるから、図3に示すように内
障子5と外障子6を閉じると内障子5の第2開口部16
と外障子6の第2開口部16が対向する。この状態で可
動内パネル23と可動外パネル24を上方に移動すれば
内障子5の第2開口部16の下半分が開放し、室内と室
外に空気が流通すると共に、防虫網22で虫が室内に入
り込むことを防止できる。
【0016】また、外障子6の第2開口部16の防虫網
22よりも室外寄りに格子体21が取付けてあるから、
防犯上好ましい。
【0017】次にパネル20と格子体21と防虫網22
の取付け構造を説明する。図4と図5に示すように、枠
材30を方形枠組みした枠組体31に縦格子32を取付
けて格子体21としてある。この各枠材30は上框10
の内向凹部10a、下框11の内向凹部11a、戸尻縦
框12の内向凹部12a、縦中棧14の内向凹部14a
における室外寄りに係止されている。
【0018】前記各枠材30の室内側部には補助材33
がそれぞれ係止して取付けてある。前記各内向凹部の室
内寄りに押え材34がそれぞれ装着され、この押え材3
4と前記補助材33、枠材30の室内側部分との間にパ
ネル20、防虫網22がブロック35、気密材36で装
着してある。
【0019】なお、防虫網22の四周縁部には一対の押
え片37がコ字状の押え具38で狭持して取付けてあ
り、この押え片37がブロック35、気密材36で装着
してある。
【0020】次に可動内パネル体23、可動外パネル体
24の取付け構造を図4と図6に基づいて説明する。上
取付枠材40と下取付枠材41と左右の縦取付枠材42
を方形枠組みして取付枠体43とする。可動内パネル体
23、可動外パネル体24は框組体44にガラス45を
装着したもので、取付枠体43の室内寄りと室外寄りと
に上下動自在に取付けてある。
【0021】前記各取付枠材は上框10の内向凹部10
a、下框11の内向凹部11a、戸先縦框13の内向凹
部13a、縦中棧14の内向凹部14aにそれぞれ嵌合
して取付けてある。この取付枠体43の室外面は各框の
室外面と面一で、室内面が室内面よりも室内に突出して
いる。
【0022】以上の実施の形態では内障子5、外障子6
を面内方向に移動自在としたが、内障子5と外障子6の
一方を固定して他方のみを移動自在としても良い。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、内障子、
外障子を閉じた状態で開閉可能なパネル体を開放移動し
て内障子の一部分を開放することで、室内と室外に通風
できると共に、虫が室内に入り込まないし、格子体によ
って人が入り込むことがないようにできる。このようで
あるから、防虫、通風機能を有すると共に、防犯上好ま
しい障子付きサッシとなる。
【0024】また、外障子の内障子と重なる部分に格子
体と防虫兼通風部材を取付けたので、その外障子の見込
み寸法は従来の格子付き障子と同様である。しかも内障
子の外障子と重なる部分に開閉可能なパネル体を取付け
たので内障子の見込み寸法が小さく、障子付きサッシの
全体の見込み寸法が小さい。
【0025】請求項2に係る発明によれば、内障子の室
外面と取付枠体の室外面がほぼ面一であるから、内障子
と外障子を面外方向に接近して枠体に取付けでき、枠体
の見込み寸法を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す玄関引戸の外観図で
ある。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】図2のA部拡大図である。
【図5】図3のB部拡大図である。
【図6】図3のC部拡大図である。
【符号の説明】
1…枠体 2…上枠 3…下枠 4…縦枠 5…内障子 6…外障子 10…上框 11…下框 12…戸尻縦框 13…戸先縦框 14…中棧 15…第1開口部 16…第2開口部 17…框組体 20…パネル 21…格子体 22…防虫網(防虫兼通風部材) 23…可動内パネル体 24…可動外パネル体 30…枠材 31…枠組体 32…格子体 34…押え材 35…ブロック 36…気密材 43…取付枠体 44…框組体 45…ガラス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 7/04 - 7/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に内障子と外障子を装着した障子付
    きサッシにおいて、 前記内障子、外障子は、閉じ状態で面内方向の一部分が
    室内外側方向に重なる形状で、その内障子の重なる部分
    には開閉可能なパネル体が取付けられ、外障子の重なる
    部分には格子体と防虫兼通風部材が取付けてあることを
    特徴とする障子付きサッシ。
  2. 【請求項2】 取付枠体内に可動内パネル体と可動外パ
    ネル体を上下動自在に取付け、この取付枠体を、内障子
    の外障子と重なる部分に、その取付枠体の室外面と内障
    子の室外面がほぼ面一として取付けた請求項1記載の障
    子付きサッシ。
JP00452098A 1998-01-13 1998-01-13 障子付きサッシ Expired - Fee Related JP3282028B2 (ja)

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