JP3280972B2 - 生分解性バックシートを有する使い捨て吸収性物品 - Google Patents

生分解性バックシートを有する使い捨て吸収性物品

Info

Publication number
JP3280972B2
JP3280972B2 JP50155193A JP50155193A JP3280972B2 JP 3280972 B2 JP3280972 B2 JP 3280972B2 JP 50155193 A JP50155193 A JP 50155193A JP 50155193 A JP50155193 A JP 50155193A JP 3280972 B2 JP3280972 B2 JP 3280972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backsheet
absorbent
copolymer
absorbent article
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50155193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06508776A (ja
Inventor
トムズ,ダグラス
ジュリアン ウナック,アンドリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24896396&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3280972(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH06508776A publication Critical patent/JPH06508776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280972B2 publication Critical patent/JP3280972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/22Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
    • A61L15/225Mixtures of macromolecular compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/04Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids, e.g. lactones

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、各種の体液を吸収するのに特に適している
おむつ、生理用ナプキン、パンティーライナーなどの使
い捨て吸収性物品に関する。本物品は、生分解性を高め
るように設計されたトップシートおよび/またはバック
シート材料を具備する。
背景技術 血液、尿、経血などの体液の吸収に効率的であるよう
に設計された各種の吸収性構造物は、既知である。この
種の使い捨て製品は、一般に、或る種の流体浸透性トッ
プシート材料、吸収性芯、および流体不浸透性バックシ
ート材料を具備している。
従来、このような吸収性構造物は、例えば、織成、不
織または多孔性成形フィルムポリエチレンまたはポリプ
ロピレン材料から製造されたトップシート材料を使用し
て製造してきた。バックシート材料は、典型的には、可
撓性ポリエチレンシートからなる。吸収性芯材料は、典
型的には、木材パルプ繊維または吸収性ゲル化物質との
組み合わせの木材パルプ繊維からなる。
最近考慮されるようになってきたこのような生理用製
品(sanitary product)の1側面は、使い捨て性であ
る。このような製品の大部分は、最終的には分解すると
予想される材料からなり且つこの種の製品は、毎年消費
者によって発生される全固体廃棄物の非常に小さい割合
しか占めないが、それにも拘らず、現在、比較的迅速に
分解することによって嵩を少なくし且つ使い捨て製品の
堆肥性も増大する材料からこのような使い捨て製品を工
夫するニーズが認められている。
通常の使い捨て吸収性製品は、既に大部分、生分解性
である。典型的な使い捨ておむつは、例えば、生分解性
材料、例えば、木材パルプ繊維など約80%からなる。そ
れにも拘らず、前記のように、使い捨て吸収性物品中の
非生分解性材料の量を減少させるニーズがある。吸収性
物品中のポリエチレンバックシートを生分解性材料から
なる液体不浸透性フィルムに取り替える特定のニーズが
ある。その理由は、バックシートが典型的には吸収性物
品の最も大きい非生分解性部品であるからである。
デンプン、ポリ(ビニルアルコール)およびグリセロ
ールからなる分解性マルチフィルムは、1976年4月6日
発行のオテイおよびマークの米国特許第3,949,145号明
細書に開示されている。フィルムの分解性は、ポリオー
ル−トルエンジイソシアネートプレポリマーと可塑剤と
混合されたポリ(塩化ビニリデン−アクリロニトリル)
共重合体またはポリ(塩化ビニル)樹脂との混合物をベ
ースとする非分解性耐水性コーティングの適用によって
制御している。
改善された防湿性を有し且つデンプンおよびエチレン
/アクリル酸共重合体からなる分解性マルチフィルム
は、1979年1月9日発行のオテイおよびウェストホッフ
の米国特許第4,133,784号明細書および1982年6月29日
発行のオテイおよびウェストホッフの米国特許第4,337,
181号明細書に開示されている。後者の特許に開示のフ
ィルムは、良好な性質を有する吹込フィルムテクノロジ
ーによって加工することを可能にするアンモニアなどの
中和剤も包含する。ポリエチレンは、フィルム中の任意
成分と明記されている。ごみ袋、各種の包装などの応用
も、米国特許第4,337,181号明細書で意図されている。
国際特許出願WO第90/10671号明細書は、デンプンをベ
ースとする生分解性物品を開示している。特に、処理
(destructurized)デンプンおよびエチレン/アクリル
酸共重合体は、組み合わせて相互貫入(interpenetrati
ng)網状組織を形成している。また、エチレン/ビニル
アルコール共重合体は、以下に論ずるようにエチレン/
アクリル酸共重合体の代わりに使用できることが見出さ
れている。
前記文献に記載の処理デンプンの相互貫入網状組織
は、性状が熱可塑性であり且つキャストフィルム押出法
と吹込フィルム押出法との両方によって強い強靱なフィ
ルムに加工できる。これらのフィルムは、使い捨て吸収
性物品で使用するための生分解性バックシートを作るた
めに使用できる。しかしながら、このようなフィルム
は、特にデンプン濃度が全フィルムの約50容量%よりも
高い場合に周囲湿度に対して感受性を示す傾向がある。
例えば、処理デンプンとエチレン/ビニルアルコール共
重合体との相互貫入網状組織のみからなるフィルムのモ
ジュラスは、相対湿度が約20%から約90%に変化する時
に約50%だけ減少することが見出されている。このよう
な湿度感受性は可逆プロセスであるが、転化操作および
最終使用者性能が悪影響を及ぼされることがある程度に
フィルムを日々の基準で不整合にさせる。
また、処理デンプンの相互貫入網状組織からなるフィ
ルムは、可塑剤、水、尿素、および他の低分子量成分の
損失に対して敏感であることが見出されている。これら
の成分の損失は、例えば、紙繊維からなる吸収性心綿を
フィルムと接触状態に置く時に生ずることがある。この
場合のこのような成分の損失は、不可逆であり且つフィ
ルムの強度および靱性を大幅に減少させる。この強度お
よび靱性の減少は、吸収性物品の最終使用者によって適
用される限定応力下においてさえフィルムを破損させる
のに十分な程大きいことがある。
更に、相互貫入網状組織のみから作られるフィルム
は、水蒸気に対して高度に透過性である。このことは、
通気性が吸収性物品で望ましい若干の応用で有益であ
る。しかしながら、高い水蒸気透過性は、吸収性物品が
おむつの場合のように多量の流体を収納することが必要
とされるならば望ましくないことがある。高い透水性
は、おむつの外側に過度の凝縮をもたらして冷たく感じ
させ且つ手ざわりが濡れていることがある。
本発明を達成する際に、他の熱可塑性重合体および共
重合体を、処理デンプンとエチレン/アクリル酸共重合
体またはエチレン/ビニルアルコール共重合体との相互
貫入網状組織に加えることにより、湿度感受性、低分子
量成分の移行による性質の損失、および水蒸気透過速度
を実質上減少させることができるということが見出され
た。しかしながら、通常の非生分解性重合体(例えば、
ポリエチレン)の添加は、生分解速度を常に減速させ、
従って非生分解性重合体を含有するフィルムの堆肥性を
減少することも発見された。本発明は、生分解性脂肪族
ポリエステルを処理デンプンの相互貫入網状組織に加え
て、周囲湿度または吸収性媒体との接触時の変化に対し
て余り敏感ではなく且つバックシートの外側での凝縮を
防止するのに十分な程低い透水速度の生分解性バックシ
ートを有する吸収性物品を達成することを包含する。
本発明の目的は、生分解性重合体の混合物を含む液体
不浸透性バックシートを有する吸収性物品を提供するこ
とにある。本発明の特定の目的は、生分解性重合体が処
理デンプンの相互貫入網状組織と脂肪族ポリエステルと
場合によってポリオレフィンとの組み合わせに由来する
このような製品を提供することにある。
また、本発明の目的は、農業マルチフィルム、ヒート
シート性包装フィルム、プラスチックごみ袋などの各種
の製品応用に好適である生分解性フィルムを提供するこ
とにある。
発明の開示 本発明は、液体浸透性トップシート、液体不浸透性バ
ックシートおよびトップシートとバックシートとの間に
入れられた吸収性芯を具備する使い捨て吸収性物品であ
って、前記バックシートが処理デンプンとエチレン/ア
クリル酸共重合体またはエチレン/ビニルアルコール共
重合体との相互貫入網状組織と脂肪族ポリエステルとの
混合物からなる可撓性生分解性フィルムからなることを
特徴とする使い捨て吸収性物品を包含する。場合によっ
て、生分解性フィルムは、ポリオレフィン物質を更に含
んでもよい。生分解性重合体は、各種の方法で合わせて
特定の性能性質をバックシートに付与する。このような
吸収性物品の例としては、使い捨ておむつ、成人用失禁
パッド、生理用ナプキンおよびパンティーライナーが挙
げられる。また、本発明は、前記の成分の混合物からな
る生分解性フィルム自体を包含する。
発明を実施するための最良の形態 ここで使用するバックシート材料を調製するために使
用するフィルムは、2種以上の高分子成分のブレンドに
由来する。成分は、フィルムブレンドを生分解性にさせ
るように選ばれる。一般に、本発明で使用するバックシ
ート材料は、処理デンプンとエチレン/アクリル酸共重
合体またはエチレン/ビニルアルコール共重合体との相
互貫入網状組織と脂肪族ポリエステルとのブレンドから
なる。本発明の重合体ブレンドで使用することもでき
る。任意成分としては、或るポリオレフィンが挙げられ
る。これらの成分の各々について以下に詳細に記載す
る。
A.処理デンプン 本発明のバックシート材料は、処理デンプンとエチレ
ン/アクリル酸共重合体またはエチレン/ビニルアルコ
ール共重合体との相互貫入網状組織(以下処理デンプン
成分と称する)をベースとする第一成分を含有する。こ
れらの材料の詳細な説明は、1990年9月20日公告のバス
チオリ等の国際特許出願WO第90/10671号明細書および19
91年1月16日公告のシルビガー等の欧州特許出願第0
408 503 A2号明細書(それらの両方ともここに参考文
献として編入)に見出すことができる。本発明のバック
シート材料は、好ましくは、処理デンプン成分約10〜約
50重量%、より好ましくは約15〜35重量%を含む。
処理デンプン成分は、好ましくは、(a)粒子(各々
は平均数直径1μm未満を有する)の形の処理デンプン
の相;(b)エチレンとアクリル酸との共重合体(EA
A)またはエチレンとビニルアルコールとの共重合体(E
VOH)の相;(c)デンプンとEAAまたはEVOH共重合体と
の間の相互作用から生ずる相互貫入網状組織(IPN)生
成物からなる相;および場合によって全組成物に関して
6重量%未満、好ましくは2重量%未満の量の水からな
る。この種の1つの好ましい材料は、全処理デンプン10
〜90重量%;アクリル酸含量3〜30重量%を有する全EA
A共重合体10〜90重量%および水0〜6%を含み、そし
て全デンプンの40重量%未満、好ましくは20重量%未満
は遊離であり且つ平均数直径1μm未満を有する粒子の
形である一方、残りのデンプンはEAA共重合体に結合し
て前記IPN生成物を生成する。
この種の別の好ましい材料は、全処理デンプン10〜90
重量%;ビニルアルコール含量約50〜約80モル%を有す
る全エチレン/ビニルアルコール共重合体1〜60重量
%;および水0〜10重量%を含み、そして全デンプンの
40重量%未満、好ましくは20重量%未満は遊離であり且
つ平均数直径1μm未満を有する粒子の形である一方、
残りのデンプンはEVOH共重合体に結合して前記IPN生成
物を生成する。
本発明で使用するのに好適な市販の処理デンプン成分
の例は、ノバモントによって市販されているマター−ビ
(Mater−Bi)である。
処理デンプン成分は、他の成分、例えば、可塑剤、保
湿剤(例えば、尿素)および他の低分子量化合物も含有
してもよい。典型的な可塑剤としては、極性有機化合
物、例えば、尿素、グリセロール、グリセロールモノエ
ステル、ソルビトール、ソルビトールエステルおよびエ
ーテル、およびグリコール、例えば、プロピレングリコ
ール、モノ−、ジ−およびトリエチレングリコールが挙
げられる。デンプンに添加してもよい添加剤の種類のよ
り詳細な説明については、Handbook of Water−soluble
Gums and Resins、ロバート・エル・ダビドソン編、マ
ックグロー・ヒル・カンパニー(1980)第22章、第68頁
〜第69頁参照。
B.脂肪族ポリエステル 本発明のバックシート材料は、好ましくは、脂肪族ポ
リエステル約50%〜約90%、より好ましくは約55%〜約
85%、最も好ましくは約60%〜約80%を含む。ここで使
用する脂肪族ポリエステルなる用語は、一般に生分解性
であると認められる飽和ポリエステル群を意味する。本
発明で使用するのに好適な各種の脂肪族ポリエステルの
詳細な説明は、以下に与える。
若干の種類の脂肪族ポリエステルは薄い耐水性フィル
ムに直接加工できるが、それらの融点は、使い捨て吸収
性物品でバックシートとして単独で使用するには余りに
低いことがある。他の場合には、フィルムの機械的強さ
は、バックシートとして使用するのには十分ではないこ
とがある。なお他の場合には、脂肪族ポリエステルの結
晶化速度は、溶融状態からのフィルム加工を可能にする
には余りに遅い。
ポリカプロラクトンは、本発明で使用するのに好まし
い生分解性脂肪族ポリエステルの例である。ε−カプロ
ラクトンの開環重合によって、7員環化合物が生成す
る。ユニオン・カーバイドの小冊子F−60456「トーン
(Tone)重合体」に記載のように、重合は、ジオール
(HO−R−OH)(式中、Rは脂肪族セグメントである)
で開始して下記構造 (式中、nは重合度である) を有する重合体を製造する。
ポリカプロラクトン重合体は、ユニオン・カーバイド
・コーポレーションから商品名トーンで各種の分子量品
位で入手できる。例えば、トーン重合体P−300および
P−700は、それぞれ重合度約95および400(分子量約1
0,000および40,000に対応)を有する。トーンP−767
は、特殊な高純度品位のカプロラクトン単量体から製造
し且つ平均分子量約43,000を有する。トーンP−787
は、約800,000の一層高い平均分子量を有する。
分子量約40,000以上を有するポリカプロラクトン重合
体は、強い耐水性フィルムに溶融加工できる。約60℃
(140゜F)の低い融点以外は、これらのフィルムは、使
い捨て物品用バックシートとして機能できる。それらの
低融点のため、ポリカプロラクトン100%からなるバッ
クシートは、熱接着剤を製造プロセス時におむつに塗布
する時に遭遇する高温に耐える困難を有するであろう。
加えて、輸送時および/または倉庫貯蔵時に、60℃の温
度にしばしば達する。ポリカプロラクトン100%からな
るバックシートは、このような環境で安定化することが
困難であろうし且つゆがみ、互いに粘着し、または溶融
することさえあるかもしれない。
本発明においては、平均分子量40,000以上を有するポ
リカプロラクトン重合体は、デンプン相互貫入網状組織
とブレンドするのに好ましい。平均分子量約80,000g/モ
ルを有するポリカプロラクトン重合体(例えば、トーン
P−787)が、特に好ましい。
本発明で使用するのに好適な他の種類の脂肪族ポリエ
ステルは、脂肪族ジカルボン酸とジオールとの反応から
誘導される。ケレムチュックによりMODERN PLASTICS(1
989年8月)に刊行の「An Overview of Plastics Degra
dability」(ここに参考文献として編入)に記載のよう
に、これらのポリエステルの多くは、酵素加水分解を受
けやすいので生分解性である。更に、加水分解の酸およ
びアルコールフラグメントも、微生物によって容易に同
化される。
このようなポリエステルは、以下に示す一般化反応に
よって製造する。
〔式中、R1は線状メチレン鎖−(CH2−)(2≦X≦1
0)であり、R2も線状メチレン鎖−(CH2−)(2≦Y
≦10)であり、nは重合度である〕。これらの種類の脂
肪族ポリエステルの例としては、 xが2、yが4であるポリエチレンアジペート、 xが3、yが4であるポリ(1,3−プロパンジオール
アジペート)、 xが4、yが4であるポリ(1,4−ブタンジオールア
ジペート)、 xが2、yが8であるポリエチレンセバケート、 xが4、yが8であるポリ(1,4−ブタンジオールセ
バケート)、 xが3、yが2であるポリ(1,3−プロパンジオール
スクシネート)、 xが4、yが3であるポリ(1,4−ブタンジオールグ
ルタレート) が挙げられる。
生分解性ポリウレタンは、ε−カプロラクトンまたは
ジオール−ジカルボン酸縮合の反応生成物から誘導され
る低分子量脂肪族ポリエステルから製造できる。一般
に、これらのポリエステルは、分子量10,000g/モル未
満、しばしば1000〜2000g/モル程度を有する。ポリエチ
レングリコールアジペート、ポリ(1,3−プロパンジオ
ール)アジペートおよびポリ(1,4−ブタンジオールア
ジペート)から誘導される生分解性ポリエステルウレタ
ンの例は、F.ロドリグエツによる「The Prospects for
Biodegradable Plastics」(Chem Tech、1971年7月)
(ここに参考文献として編入)に開示されている。本発
明の目的で、脂肪族ポリエステルから製造される生分解
性ポリウレタンは、脂肪族ポリエステルであるとみなさ
れ且つここで使用するのに好適である。
ポリ(α−ヒドロキシアルカノエート) 別の群の生分解性脂肪族ポリエステルとしては、α−
ヒドロキシカルボン酸から誘導されるものが挙げられ
る。この群のポリ(α−ヒドロキシアルカノエート)と
しては、乳酸からのポリラクテートなどの合成重合体お
よびポリヒドロキシブチレート(PHB)重合体、ポリヒ
ドロキシブチレート−バレレート(PHBV)共重合体など
の天然誘導重合体が挙げられる。ポリヒドロキシブチレ
ート単独重合体およびポリヒドロキシブチレート−バレ
レート共重合体の好ましい例は、1983年7月12日発行の
ホルメス等の米国特許第4,393,167号明細書および1989
年11月14日発行のマルチニ等の米国特許第4,880,592号
明細書(両方の文献をここに参考文献として編入)に記
載されている。
PHBV共重合体は、以下に示す一般化構造を有する。
ヒドロキシバレレート(HV) ヒドロキシブチレート
(HB) このような共重合体は、インペリアル・ケミカル・イ
ンダストリーズから商品名バイオポール(BIOPOL)で市
販されている。バイオポール重合体は、細菌Alcaligene
s eutrophusによって糖の発酵から産生する。バレレー
ト含量約5〜約24モル%を有するPHBV重合体が、現在、
生産されている。バレレート含量を増大することは、重
合体の融点、結晶化度、および剛性を減少する。バイオ
ポールテクノロジーの概説は、BUSINESS2000+(ウィン
ター、1990)(ここに参考文献として編入)で与えられ
ている。
不幸なことに、PHBV共重合体は、遅い結晶化速度のた
めフィルムに直接加工することが困難である。しかしな
がら、それらは、極性基を有する若干の合成単独重合
体、例えば、ポリ塩化ビニルおよびポリカーボネートと
よくブレンドすること、およびブレンドが有用なフィル
ムに加工できることが既知である。本発明を達成する際
に、驚異的なことに、PHBV重合体もデンプン相互貫入網
状組織とブレンドでき且つ生分解性フィルムに押し出す
ことができることが見出された。バレレート約10〜約24
モル%を含有するPHBV共重合体は、好ましい。その理由
は、融点が約160℃であるデンプン成分の熱分解点未満
でブレンドの溶融加工を可能にするのに十分な程低いか
らである。
本発明で使用するのに好適ななお別の種類の脂肪族ポ
リエステルは、ペルオキシ酸酸化剤でのエチレン−一酸
化炭素共重合体の酸化反応から誘導されるものである。
これらの物質の好ましい例は、1990年5月29日発行のチ
ャング等の米国特許第4,929,711号明細書および1990年
9月18日発行のチャング等の米国特許第4,957,997号明
細書(ここに参考文献として編入)に記載されている。
C.ポリオレフィン ポリオレフィンおよびポリオレフィン共重合体をベー
スとする追加の成分も、本発明のバックシートを構成す
るフィルムブレンドで配合してもよい。ここで使用する
ためのポリオレフィンの好ましい例としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン/プロピレン共重合
体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/アクリ
ル酸共重合体、エチレン/メタクリル酸共重合体、エチ
レン/アクリル酸エステル共重合体、エチレン/一酸化
炭素共重合体、およびエチレン/ビニルアルコール共重
合体が挙げられる。好適なポリオレフィンの他の例とし
ては、ポリスチレン、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ(1−
ブテン)、ポリ(2−ブテン)、ポリ(1−ペンテ
ン)、ポリ(2−ペンテン)、ポリ(3−メチル−1−
ペンテン)、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、1,2
−ポリ−1,3−ブタジエン、1,4−ポリ−1,3−ブタジエ
ン、ポリイソプレン、ポリクロロプレンなどが挙げられ
る。本発明のバックシートは、これらのポリオレフィン
1〜約40重量%、より好ましくはポリオレフィン物質1
〜約33重量%を含有してもよい。
任意成分 前記成分に加えて、本発明のバックシートフィルム
は、技術上既知であるか後に既知になるような他の成
分、例えば、限定せずに、粘着防止剤、帯電防止剤、ス
リップ剤、プロヒート(pro−heat)安定剤、酸化防止
剤、プローオキシダント(pro−oxidant)添加剤、顔
料、可塑剤などを含有してもよい。
粘着防止剤は、巻き取ってロールにした時または使い
捨て物品が互いに接触状態で梱包する時にフィルム層が
互いに粘着するのを防止するように作用する。典型的な
粘着防止剤としては、ポリエチレン、ポリカプロラクト
ンなどの高分子材料とブレンドされたシリカまたはタル
クの濃縮物が挙げられる。本発明のフィルムにおけるブ
ロッキングの減少は、フィルム表面に小さい粒子または
粉末、例えば、チョーク、粘土、シリカ、デンプン、お
よび同様の材料を装入することによっても得ることがで
きる。粉末状高分子材料(例えば、ポリテトラフルオロ
エチレン)も、本発明のフィルムの表面に適用する時に
ブロッキングを減少するために使用できる。このような
フィルム表面処理剤は、ブロッキングを減少するために
単独または他の粘着防止法との組み合わせで使用でき
る。使用する時に、フィルムの表面に通常加える粉末粘
着防止物質の量は、約0.5g/m2〜約5g/m2である。
帯電防止剤は、本発明のフィルムに配合してもよい。
このような帯電防止剤の例としては、長さが約12〜18個
の炭素原子の有機成分を有するエトキシ化アミンおよび
第四級アミン塩が挙げられる。この種の薬剤は、フィル
ムの表面にゆっくりと拡散し且つイオン特性のためフィ
ルムの表面上に導電性の層を形成する。帯電防止剤は、
使用する時に、通常、フィルムの重量の約1%〜約5%
を構成する。
スリップ剤は、ローラーおよび他のフォーミング装置
上の薬物を減少するために本発明のフィルムに配合して
もよい。このようなスリップ剤の例は、炭素数約12〜22
の脂肪酸のアミドから通常誘導されるものである。この
ようなスリップ剤は、本発明のフィルムの粘着防止性を
増大することがある。このようなスリップ剤は、通常、
使用する時に、フィルムの重量の約0.05%〜約3%でフ
ィルムに配合する。
押出または他の技術による加工時の本発明のバックシ
ートフィルムの分解を最小限にするために、熱安定剤お
よび酸化防止剤は、重合体処方物に添加できる。しかし
ながら、これらの種類の添加剤は、余りに多量に加える
ならばフィルムの生分解および堆肥性を妨害することが
ある。従って、多くの種類の熱安定剤、一次酸化防止
剤、および二次酸化防止剤が入手できるが、好ましくは
追加の安定剤は、本発明のバックシートで使用する脂肪
族ポリエステルとデンプン相互貫入網状組織とのブレン
ドに加えない。
任意のポリオレフィン成分を本発明のバックシートに
配合する場合には、プロ−オキシダント系も、ポリオレ
フィンの分解を高めるために配合してもよい。プロ−オ
キシダント系は、ポリオレフィンの分子量を約1000未満
の値に減少するように設計され、そこで残る短いオリゴ
マーセグメントは微生物によって更に生分解できる。
プロ−オキシダント系は、一般に、比較的短時間にわ
たって活性である酸化防止剤、および遷移金属の有機塩
などの潜プロ−オキシダントを含めて複数の成分からな
る。他の迅速分解性添加剤、例えば、化学的に不飽和の
重合体または共重合体またはデンプン、タンパク質、セ
ルロース、糖類などの天然物に由来する充填剤粒子も、
プロ−オキシダント系と共に配合できる。
例えば、1991年1月8日発行のグリフィンの米国特許
第4,983,651号明細書(ここに参考文献として編入)
は、酸化防止剤、デンプン、スチレン−ブタジエン共重
合体、および遷移金属有機塩とブレンドされたポリオレ
フィンをベースとする分解性プラスチック組成物を開示
している。遷移金属は、Ca、Zn、Cu、Ag、Ni、Co、Fe、
Mn、Cr、およびVの群から選ばれ;有機塩は、ステアリ
ン酸塩、オレイン酸塩、ベヘン酸塩、ミリスチン酸塩、
エルカ酸塩、リノール酸塩、ナフテン酸塩、アセトニル
アセトン酸塩、ヒドロキシキノリン酸塩、および金属ア
ミン塩複合体からなる群から選ばれる。遷移金属塩複合
体は、組成物中に金属約0.001〜約1.0重量%を与えるで
あろう量で使用される。
ポリオレフィン中で添加剤として遷移金属塩と一緒に
酸化防止剤を使用することも、1976年5月5日にヒュー
ルズに発行の英国特許GB第1,434,641号明細書(ここに
参考文献として編入)に開示されている。酸化防止剤0.
01〜1.0%、有機銅塩0.02〜1.0%、有機マンガン、コバ
ルトまたは鉄塩(有機基はオレエート、パルミテート、
およびステアレートの群から選ばれる)0.1〜0.2%を含
むポリオレフィン組成物は、開示されている。
本発明の好ましい態様においては、脂肪族ポリエステ
ル対処理デンプン成分の重量比は、少なくとも1:1であ
る。このように、脂肪族ポリエステルと処理デンプン成
分との二成分系混合物を含む生分解性フィルムの場合に
は、フィルムは、脂肪族ポリエステル少なくとも50重量
%、より好ましくは約55〜約85重量%、最も好ましくは
約60〜約80重量%を含有するであろう。好ましくは、フ
ィルムは、処理デンプン成分約10%〜約50%、より好ま
しくは約15%〜約35%も含有するであろう。
本発明の吸収性物品で生分解性バックシートとして使
用するフィルムは、ブレンドされた重合体のフィルムを
通常のフィルム製造装置で製造するための常法を使用し
て加工してもよい。前記成分のペレットは、先ず、乾式
ブレンドし、次いで、フィルム押出機自体中で溶融混合
することができる。或いは、不十分な混合がフィルム押
出機中で生ずるならば、ペレットは、先ず、乾式ブレン
ドし、次いで、予備配合押出機中で溶融混合した後に、
フィルム押出前に再ペレット化することができる。
重合体ブレンドは、キャストフィルム押出法または吹
込フィルム押出法のいずれかを使用してフィルムに溶融
加工できる。それらの両方ともアラン・エイ・グリフに
よる「Plastics Extrusion Technology、第2版」(バ
ン・ノストランド・ラインホールド−1976)(ここに参
考文献として編入)に記載されている。キャストフィル
ムは、線形スロットダイを通して押し出す。典型的に
は、フラットウェブは、大きい移動艶出金属ロール上で
冷却する。それは、迅速に冷却し、この同一ロールから
剥離し、1個以上の補助冷却ロール上を通過し、次い
で、一連のゴム被覆引張ロールまたは「引取」ロールを
通過し、最後に巻取機に達する。本発明の吸収性製品用
キャストバックシートフィルムの製法は、例Iで後述す
る。
吹込フィルム押出においては、溶融物は、薄い環状ダ
イ開口部を通して上方に押し出す。このプロセスも、チ
ューブラフィルム押出と称する。空気は、ダイの中央を
通して導入してチューブをインフレーションし、膨張さ
せる。内部空気圧力の制御によって一定の大きさに保持
される移動バブルは、このようにして形成される。フィ
ルムのチューブは、チューブは囲む1個以上のチルリン
グを通して吹き込まれる空気によって冷却する。次い
で、チューブは、一対の引張ロールを通して偏平化フレ
ーム内に引き巻取機に達することによってつぶれる。バ
ックシート応用の場合には、偏平化チューブラフィルム
は、その後にスリット化して開き、広げ、更にスリット
化して、使い捨て製品で使用するのに適当な幅にする。
使い捨ておむつなどの吸収性物品で液体不浸透性バッ
クシートとして使用するフィルム材料は、典型的には、
厚さ0.01mm〜約0.2mm、好ましくは0.012mm〜約0.051mm
を有する。
一般に、液体不浸透性バックシートは、液体浸透性ト
ップシートおよびトップシートとバックシートとの間に
配置された吸収性芯、場合によって弾性部材およびテー
プタブファスナーと組み合わされる。トップシート、バ
ックシート、吸収性芯および弾性部材は、各種の周知の
配置で組み立ててもよいが、好ましいおむつ配置は、19
75年1月14日にケネス・ビー・ブエルに発行の米国特許
第3,860,003号明細書「使い捨ておむつ用収縮自在の側
部」(この特許をここに参考文献として編入)に一般に
記載されている。
トップシートは、迎合的であり(compliant)、軟質
感があり、着用者の皮膚を刺激しない。更に、トップシ
ートは、液体浸透性であって液体をその厚さを通して容
易に浸透させる。好適なトップシートは、広範囲の材
料、例えば、多孔性発泡体、網状発泡体、開口化プラス
チックフィルム、天然繊維(例えば、木材または綿繊
維)、合成繊維(例えば、ポリエステルまたはポリプロ
ピレン繊維)または天然繊維と合成繊維との組み合わせ
から製造してもよい。好ましくは、トップシートは、着
用者の皮膚を吸収性芯中の液体から隔てるために疎水性
材料から作る。
特に好ましいトップシートは、デニール約1.5を有す
るステープル長のポリプリピレン繊維、例えば、デラウ
ェア州ウィルミントンのハーキュレス・インコーポレー
テッドによって市販されているハーキュレス・タイプ
(Hercules type)151ポリプロピレンからなる。ここで
使用する「ステープル長の繊維」なる用語は、長さ少な
くとも約16mmを有する繊維を意味する。
トップシートを製造するのに使用してもよい多数の製
造技術がある。例えば、トップシートは、織成、不織、
スパンボンド、カード化してもよく、または同様の処理
を施してもよい。好ましいトップシートは、当業者に周
知の手段によってカード化し、熱結合する。好ましく
は、トップシートは、重量約18〜約25g/m2、縦方向にお
ける最小乾燥引張強さ少なくとも約400g/cmおよび横方
向における湿潤引張強さ少なくとも約55g/cmを有する。
トップシートおよびバックシートは、いかなる好適な
方式でも一緒に接合する。ここで使用する「接合」なる
用語は、トップシートがトップシートをバックシートに
直接貼着することによってバックシートに直接接合され
ている配置、およびトップシートがトップシートをバッ
クシートに貼着されている中間部材に貼着することによ
ってバックシートに間接的に接合されている配置を包含
する。好ましい態様においては、トップシートおよびバ
ックシートは、結合手段、例えば接着剤または技術上既
知の他の結合手段によって、おむつ周辺において互いに
直接貼着されている。例えば、接着剤の均一な連続層、
接着剤のパターン化層、または接着剤の別個の線または
点の列が、トップシートをバックシートに貼着するのに
使用してもよい。
テープタブファスナーは、典型的には、おむつを着用
者上に保持する締結手段を与えるために、おむつの後方
腰バンド領域に適用されている。テープタブファスナー
は、技術上周知のもののいずれか、例えば、1974年11月
19日にケネス・ビィー・ブエルに発行の米国特許第3,84
8,594号明細書(それの開示を参考文献として編入)に
開示の締結テープであることができる。これらのテープ
タブファスナーまたは他のおむつ締結手段は、典型的に
は、おむつも隅の近くに適用される。
好ましいおむつは、弾性部材がおむつを着用者の脚に
対して引き、且つ保持する傾向があるように、おむつの
周辺に隣接して、好ましくは各縦方向縁に沿って配置さ
れた弾性部材を有する。弾性部材は、通常の非拘束配置
において弾性部材がおむつを有効に収縮するかギャザー
をつけるように、弾性的に収縮自在の状態でおむつに固
着されている。弾性部材は、少なくとも2つの方法で弾
性的に収縮自在の状態において固着できる。例えば、弾
性部材は、おむつが非収縮状態にある際に伸張し固着し
てもよい。或いは、おむつは、例えばプリーツをつける
ことによって収縮し、弾性部材は、弾性部材が緩和また
は非伸張状態にある際におむつに固着連結してもよい。
弾性部材は、多数の配置を取ってもよい。例えば、弾
性部材の幅は、約0.25mm〜約25mmまたはそれ以上で変化
してもよい。弾性部材は、弾性材料の単ストランドから
なっていてもよく、または弾性部材は長方形または曲線
であってもよい。なお更に、弾性部材は、技術上既知の
数種の方法のいずれかで、おむつに貼着してもよい。例
えば、弾性部材は、各種の結合パターンを使用して、超
音波結合し、ヒートシールし、加圧シールしておむつに
してもよく、または弾性部材は、おむつに単純に接着し
てもよい。
おむつの吸収性芯は、トップシートとバックシートと
の間に配置されている。吸収性芯は、各種の大きさおよ
び形状(例えば、長方形、砂時計状、非対称など)で各
種の材料から作ってもよい。しかしながら、吸収性芯の
全吸収能力は、吸収性物品またはおむつの所期用途用の
設計液体負荷と適合すべきである。更に、吸収性芯の大
きさおよび吸収能力は、乳幼児から成人までの着用者に
適応するように変化してもよい。
おむつの好ましい態様は、修正された砂時計状吸収性
芯を有する。吸収性芯は、好ましくは、エアフェルト、
木材パルプ繊維のウェブまたはバットおよびそこに配置
された粒状吸収性高分子組成物からなる吸収性部材であ
る。
本発明に係る吸収性物品の他の例は、経血などの膣排
泄物を受容し且つ収納するように設計された生理用ナプ
キンである。使い捨て生理用ナプキンは、下着、パンテ
ィーなどのガーメントの作用で、または特別に設計され
たベルトにより人体に隣接して保持するように設計され
る。本発明が容易に適している種類の生理用ナプキンの
例は、1987年8月18日にキーズ・ジェイ・バン・チルバ
ーグに発行の米国特許第4,687,478号明細書「フラッブ
を有する成形生理用ナプキン」および1986年5月20日に
キーズ・ジェイ・バン・チルバーグに発行の米国特許第
4,589,876号明細書「生理用ナプキン」(両方の特許の
開示をここに参考文献として編入)に示されている。こ
こに記載の高分子堆肥性フィルムは、このような生理用
ナプキンの液体不浸透性バックシートとして使用しても
よいことは明らかであろう。一方、本発明は、特定の生
理用ナプキン配置または構造に限定されないことが理解
されるであろう。
一般に、生理用ナプキンは、液体不浸透性バックシー
ト、液体浸透性トップシート、およびバックシートとト
ップシートとの間に置かれた吸収性芯を具備する。バッ
クシートは、前記のような高分子成分のブレンドを含有
する堆肥性フィルムの1つからなる。トップシートは、
おむつに関して論じたトップシート材料のいずれからな
っていてもよい。
重要なことに、本発明に係る吸収性物品は、より大き
な程度で、ポリオレフィン、典型的には、ポリエチレン
バックシートを使用する通常の吸収性物品より堆肥性で
ある。
ここで使用する「堆肥性」なる用語は、下記の3要件
を満たす材料を意味する:(1)固体廃棄物用堆肥化施
設で加工することができこと、(2)そのように加工さ
れるならば、最終堆肥で終わるであろうこと、および
(3)堆肥を土壌で使用するならば、材料が土壌中で最
後に生分解するであろうこと。
加工用堆肥化施設に付される固体廃棄物に存在する重
合体フィルム材料は、必ずしも最終堆肥では終わらな
い。或る堆肥化施設は、紙および他の材料を分離するた
めに、更なる加工前に固体廃棄物流を空気分級に付す。
重合体フィルムは、多分、このような空気分級において
固体廃棄物流から分離するであろうし、それゆえ堆肥化
施設で加工されないであろう。それにも拘らず、堆肥化
施設で加工することが「できる」ので、それは、前記定
義に従って依然として「堆肥性」材料であってもよい。
材料が最終堆肥で終わるという要件は、典型的には、
堆肥化法において分解の形を受けることを意味する。典
型的には、固体廃棄物流は、堆肥化法の初期段階におい
て寸断工程を受けるであろう。その結果、重合体フィル
ムは、シートよりむしろ寸断物として存在するであろ
う。堆肥化法の最終段階において、完成堆肥は、篩分工
程に付すであろう。典型的には、重合体寸断物は、寸断
工程直後に有する大きさを保持するならば篩を通過しな
いであろう。本発明の堆肥性材料は、堆肥化プロセス時
に一体性の多くを失って半分解寸断物を篩に通過させる
であろう。しかしながら、堆肥化施設は、固体廃棄物流
を非常に強烈な寸断およびむしろ粗篩分に付し、この場
合には、ポリエチレンなどの非生分解性重合体は、要件
(2)を満たすであろうことが想到できる。それゆえ、
要件(2)を満たすことは、材料が本定義内で堆肥性で
あるのには十分ではない。
ここに定義のような堆肥性材料をポリエチレンなどの
材料と区別するものは、土壌中で最後に生分解するとい
う要件(3)である。この生分解は、完了してCO2およ
び水になるべきである。この生分解性要件は、堆肥化法
または堆肥化土壌の用途に必須ではない。固体廃棄物お
よびそれから生ずる堆肥は、すべての種類の非生分解性
材料、例えば、砂を含有してもよい。しかしながら、土
壌中の人造物の蓄積を回避するためには、このような材
料が十分に生分解性であることがここで必要とされる。
同じ理由で、この生分解は迅速であることは全く必要で
はない。材料自体および中間分解生成物が土壌または作
物に毒性またはさもなければ有害でない限り、生分解
は、数ヶ月または数年さえかかることが十分に許容でき
る。その理由は、この要件が土壌中の人造物の蓄積を回
避するためにのみ存在するからである。
下記の例は、本発明の実施を例示するが、限定しよう
とはしない。
例I トーンP−787ポリカプロラクトン対マター−ビ等級S
A007の70:30(重量)乾燥ブレンドは、トーンペレット1
7.5ポンドをケリー・ダプレックス(Kelly Duplex)ミ
キサー中でマター−ビ7.5ポンドに加え、15分間混合す
ることによって調製する。
次いで、乾燥ブレンドを8個の口ストランドタイを備
えたブラベンダー二軸スクリュー配合機中において150
℃で溶融配合する。溶融されたストランドをカンバーラ
ンド(Cumberland)クワイタイザーペレタイザーに入れ
る前に(ここで各ストランドを長さ約0.125インチのペ
レットに寸断する)水浴中で冷却し凝固する。
標準ポリオレフィン型スクリューおよび幅24インチの
コートハンガーダイを備えた直径30mmの一軸スクリュー
押出機(ザーンラドベルク・コルマン)を使用して、ペ
レットを約0.0012インチ厚のフィルムに変換する。押出
機バレルの温度は、供給帯における約127℃からダイ付
近の排出末端における約132℃まで変化する。ダイ温度
を約138℃に維持する。フィルム引取および巻取をジョ
ンソン(Johnson)引取システム上で達成する。フィル
ムを冷却し凝固するチルロールを、約21℃に維持する。
冷却後、フィルムの厚いエッジをスリット化し、取り外
し、幅約13.5インチの最終フィルムを直径3インチの厚
紙芯上に捕集する。
得られたフィルムは、半透明であり且つ優秀な靱性お
よび機械的強さを示す。これらの性質は、50℃(相対湿
度約10%)の環境中で3ヶ月間老化後にさえ維持され
る。
例II トーンP−787とマター−ビSA007とエチレン−アクリ
ル酸共重合体〔ダウ・プリマコール(DOW PRIMACOR)34
60〕との66:17:17(重量)乾燥ブレンドは、トーン16.5
ポンド、マター−ビ4.25ボンドおよびプリマコールペレ
ット4.25ポンドをケリー・ダプレックス・ミキサー中で
合わせ、30分間混合することによって調製する。
次いで、乾燥ブレンドを8個の口ストランドダイを備
えたブラベンダー二軸スクリュー配合機中において溶融
配合する。配合機バレル温度を155〜160℃に維持し、ダ
イを約145℃に維持する。ストランドを水浴中で冷却
し、例Iに記載のようにペレット化する。
例Iに記載のものと同じ押出機および引取装置を使用
して、ペレットを約0.0012〜約0.0014インチ厚のフィル
ムに変換する。ダイ温度および引取条件は、同じであ
る。得られたフィルムは、幅約13.5インチにスリット化
した後、直径3インチの厚紙芯上に巻き取る。
例III 本発明に係る使い捨て乳幼児用おむつは、次の通り製
造する。下記の寸法は、6〜10kgの大きさの範囲内の子
供の場合に使用しようとするおむつ用である。これらの
寸法は、標準プラクティスに従って異なる大きさの子
供、または成人用失禁ブリーブ用に比例して修正するこ
とができる。
1. バックシート:ポリカプロラクトン対マタ−ビ70:3
0のブレンド(例Iに記載のように調製)0.020〜0.038m
mのフィルム;上部および底での幅33cm;両側で内側に切
欠いて中心での幅28.5cm;長さ50.2cm。
2. トップ:カード化熱結合ステープル長ポリプロピレ
ン繊維(ハーキュレス型151ポリプロピレン);上部お
よび底での幅33cm;両側で内側に切欠いて中心での幅28.
5cm;長さ50.2cm。
3. 吸収性芯:セルロース木材パルプ28.6gおよび吸収
性ゲル化物質粒子(ニッポン・ショクバイからの市販の
ポリアクリレート)4.9gからなり;厚さ8.4mm、カレン
ダー掛け;上部および底での幅28.6cm;両側で内側に切
欠いて中心での幅10.2cm;長さ44.5cm。
4. 弾性脚用バンド:4個の個々のゴムストリップ(1サ
イドに2個);幅4.77mm;長さ370mm;厚さ0.178mm(すべ
ての前記寸法は緩和した状態である)。
おむつは、トップシートで覆われた芯材料をバックシ
ート上に配置し、接着することによって標準法で製造す
る。
弾性バンド(それぞれ芯に最も近いバンドおよび芯か
ら最も遠いバンドに対応して「内側」および「外側」と
呼ぶ)を約50.2cmに伸張し、芯の各縦方向サイドに沿っ
てトップシート/バックシート間に配置する(1サイド
当たり2個のバンド)。各サイドに沿っての内側バンド
を芯の最も狭い幅から約55mmのところに配置する(弾性
バンドの内側エッジから測定)。このことは、芯の曲線
エッジと内側弾性材との間の可撓性トップシート/バッ
クシート材料からなるおむつの各サイドに沿っての離間
エレメントを提供する。内側バンドを伸張した状態で長
さに沿って接着する。外側バンドを内側バンドから約13
mmのところに配置し、伸張した状態で長さに沿って接着
する。トップシート/バックシート組立体は、可撓性で
あり且つ接着されたバンドは収縮して、おむつの両側を
弾性化する。
例IV 生理期の間に使用するのに好適な軽量パンティーライ
ナーは、吸収性ゲル化物質粒子(市販のポリアクリレー
ト;ニッポン・ショクバイ)1.0gを含有するパッド(表
面積117cm2;SSKエアフェルト3.0g)からなる。前記パッ
ドは、米国特許第4,463,045号明細書に係る多孔性成形
フィルムトップシートと例Iに従って調製するような厚
さ0.03mmのポリカプロラクトン/マター−ビ(重量基準
で70:30)フィルムからなるバックシートとの間に介在
させる。
例V 吸収性芯から外方に延出している2個のフラップを有
する生理用ナプキンの形の生理用品は、1987年8月18日
のバン・チルバーグの米国特許第4,687,478号明細書の
デザインに従って例IVの方式でパッド(表面積117cm2;S
SKエアフェルト8.5g)を使用して製造する。バックシー
トおよびトップシート材料は、例IVに記載のものと同じ
である。
例VI 例IIIのおむつは、バックシートをトーン対マター−
ビ対エチレン−アクリル酸共重合体66:17:17のブレンド
からなる厚さ0.020〜0.038mmのフィルムからなるバック
シート(例IIに記載のように調製)に取り替えることに
よって修正する。
前記明細書から、当業者は、本発明の必須の特徴を容
易に確認でき且つその精神および範囲から逸脱せずに、
本発明をここに明記していない各種の使用法および条件
に適応させるために各種の変更および修正を施してもよ
い。本発明の範囲は、以下の請求の範囲によって規定さ
れるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61F 13/551 A61F 13/18 383 B32B 27/28 (56)参考文献 特開 昭55−127402(JP,A) 特開 昭55−48204(JP,A) 国際公開90/10671(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 13/49 A61F 5/44 A61F 13/00 351 A61F 13/15 A61F 13/514 A61F 13/551 B32B 27/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)液体浸透性トップシート、 b)前記トップシートと接合された液体不浸透性バック
    シートであって、 (i)処理デンプンとエチレン/ビニルアルコール共重
    合体との相互貫入網状組織であって、前記共重合体がビ
    ニルアルコール含量50〜80モル%を有するもの、および (ii)ポリカプロラクトン、およびエチレン−一酸化炭
    素共重合体とペルオキシ酸酸化剤との酸化生成物からな
    る群から選ばれた脂肪族ポリエステルであって、前記脂
    肪族ポリエステル対前記の処理デンプンと共重合体との
    相互貫入網状組織の重量比が少なくとも1:1であるも
    の、 のブレンドからなる液体不浸透性バックシート、および c)前記トップシートと前記バックシートとの間に配置
    された吸収性芯、 を具備することを特徴とする、吸収性物品。
  2. 【請求項2】前記バックシートが、前記の処理デンプン
    と共重合体との相互貫入網状組織10〜50重量%、および
    脂肪族ポリエステル50〜90重量%からなる、請求項1に
    記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】前記バックシート中のデンプンの40%未満
    が遊離であり、かつ、平均数直径1μm未満を有する粒
    子形態である、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】前記バックシートが、前記の処理デンプン
    と共重合体との相互貫入網状組織15〜35重量%、および
    脂肪族ポリエステル60〜80重量%からなる、請求項2に
    記載の吸収性物品。
  5. 【請求項5】前記バックシート中のデンプンの20%未満
    が遊離であり、かつ、平均数直径1μm未満を有する粒
    子形態である、請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】前記脂肪族ポリエステルが、ポリカプロラ
    クトンである、請求項1に記載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】前記脂肪族ポリエステルが、エチレン−一
    酸化炭素共重合体とペルオキシ酸酸化剤との酸化生成物
    である、請求項1に記載の吸収性物品。
  8. 【請求項8】使い捨ておむつ、生理用ナプキンまたはパ
    ンティーライナーの形態である、請求項1に記載の吸収
    性物品。
  9. 【請求項9】前記吸収性芯が、吸収性ゲル化物質を含有
    する、請求項1に記載の吸収性物品。
  10. 【請求項10】前記の処理デンプンとエチレン/ビニル
    アルコール共重合体との相互貫入網状組織が、可塑剤を
    含む、請求項1に記載の吸収性物品。
  11. 【請求項11】前記可塑剤が、尿素、グリセロール、グ
    リセロールモノエステル、ソルビトール、ソルビトール
    エステル、およびグリコールからなる群から選ばれたも
    のである、請求項10に記載の吸収性物品。
JP50155193A 1991-06-26 1992-06-17 生分解性バックシートを有する使い捨て吸収性物品 Expired - Lifetime JP3280972B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US72106691A 1991-06-26 1991-06-26
US721,066 1991-06-26
PCT/US1992/005138 WO1993000116A1 (en) 1991-06-26 1992-06-17 Disposable absorbent articles with biodegradable backsheets

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06508776A JPH06508776A (ja) 1994-10-06
JP3280972B2 true JP3280972B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=24896396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50155193A Expired - Lifetime JP3280972B2 (ja) 1991-06-26 1992-06-17 生分解性バックシートを有する使い捨て吸収性物品

Country Status (25)

Country Link
US (1) US5417679A (ja)
EP (1) EP0595859B1 (ja)
JP (1) JP3280972B2 (ja)
KR (1) KR100214922B1 (ja)
AT (1) ATE147995T1 (ja)
AU (1) AU668356B2 (ja)
BR (1) BR9206214A (ja)
CA (1) CA2111241C (ja)
CZ (1) CZ288193A3 (ja)
DE (1) DE69217063T2 (ja)
DK (1) DK0595859T3 (ja)
ES (1) ES2096763T3 (ja)
FI (1) FI107882B (ja)
GR (1) GR3022366T3 (ja)
HK (1) HK1006423A1 (ja)
HU (1) HU215787B (ja)
IE (1) IE75893B1 (ja)
MX (1) MX9203309A (ja)
NO (1) NO302399B1 (ja)
PH (1) PH30498A (ja)
PL (1) PL169131B1 (ja)
PT (2) PT8541T (ja)
SG (1) SG55032A1 (ja)
SK (1) SK147793A3 (ja)
WO (1) WO1993000116A1 (ja)

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ288193A3 (en) * 1991-06-26 1994-07-13 Procter & Gamble Disposable absorption articles with biologically degradable back layers
BR9206215A (pt) * 1991-06-26 1995-05-02 Procter & Gamble Película impermeável a líquidos, biodegradável
DE4206857C2 (de) * 1992-03-05 1996-08-29 Stockhausen Chem Fab Gmbh Polymerzusammensetzung, Absorptionsmaterialzusammensetzung, deren Herstellung und Verwendung
EP0569153B1 (en) * 1992-05-08 1999-10-06 Showa Highpolymer Co., Ltd. Polyester resin composition
WO1994000293A1 (en) * 1992-06-26 1994-01-06 The Procter & Gamble Company Biodegradable, liquid impervious multilayer film compositions
US5939467A (en) * 1992-06-26 1999-08-17 The Procter & Gamble Company Biodegradable polymeric compositions and products thereof
US5910520A (en) * 1993-01-15 1999-06-08 Mcneil-Ppc, Inc. Melt processable biodegradable compositions and articles made therefrom
US5374259A (en) * 1993-04-20 1994-12-20 Showa Highpolymer Co., Ltd. Biodegradable disposable diaper
KR100278393B1 (ko) * 1993-05-03 2001-01-15 브루노 케레스, 헬무트 클림멕 중합체 조성물, 흡수제 조성물, 이들의 제조 방법 및 사용 방법
US5500465A (en) * 1994-03-10 1996-03-19 Board Of Trustees Operating Michigan State University Biodegradable multi-component polymeric materials based on unmodified starch-like polysaccharides
HUP9802074A3 (en) * 1995-02-17 2000-07-28 Mcneil Ppc Inc Skillman Heat-sealable films that are degradable for disposal
US5786408A (en) * 1995-06-22 1998-07-28 Daicel Chemical Industries, Ltd. Biodegradable polyester resin composition, and a biodegradable molded article
US5578344A (en) * 1995-11-22 1996-11-26 The Procter & Gable Company Process for producing a liquid impermeable and flushable web
US5763044A (en) * 1995-11-22 1998-06-09 The Procter & Gamble Company Fluid pervious, dispersible, and flushable webs having improved functional surface
US5672639A (en) * 1996-03-12 1997-09-30 The Goodyear Tire & Rubber Company Starch composite reinforced rubber composition and tire with at least one component thereof
US6107405A (en) * 1996-10-18 2000-08-22 Kimberly Clark Corporation Method of making grafted polyolefin compositions
US6297326B1 (en) 1996-10-18 2001-10-02 Kimberly-Clark Corporation Grafted polyolefin compositions
US5916969A (en) * 1996-11-22 1999-06-29 Kimberly-Clark Corporation Article and composition of matter made from polyolefins and PEO blend and method of making the same
US6153700A (en) * 1996-12-31 2000-11-28 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Water-degradable flushable film of polyolefin and poly(ethylene oxide) and personal care article therewith
US6111014A (en) 1996-12-31 2000-08-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Film of monomer-grafted polyolefin and poly(ethylene oxide)
US5912076A (en) 1996-12-31 1999-06-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Blends of polyethylene and peo having inverse phase morphology and method of making the blends
US6100330A (en) 1996-12-31 2000-08-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Water-degradable film of monomer grafted to polyolefin and poly(ethylene oxide)
US5700872A (en) * 1996-12-31 1997-12-23 Kimberly Clark Worlwide, Inc. Process for making blends of polyolefin and poly(ethylene oxide)
US6255386B1 (en) 1996-12-31 2001-07-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Blends of polyolefin and poly(ethylene oxide) and process for making the blends
US5976694A (en) 1997-10-03 1999-11-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Water-sensitive compositions for improved processability
US6117947A (en) * 1997-12-31 2000-09-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of modifying poly(ethylene oxide)
US6372850B2 (en) 1997-12-31 2002-04-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Melt processable poly (ethylene oxide) fibers
US6350518B1 (en) 1998-06-01 2002-02-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Methods of making blend compositions of an unmodified poly vinyl alcohol and a thermoplastic elastomer
KR100564345B1 (ko) * 1998-08-11 2006-03-27 도시노부 요시하라 생분해성 플라스틱 성형용 조성물, 이로부터 얻어진생분해성 플라스틱, 그 성형방법 및 생분해성 플라스틱의용도
GB2373250B (en) * 1998-12-29 2004-01-14 Kimberly Clark Co Pantiliner comprising body-activated adhesive
US6576576B1 (en) 1999-12-29 2003-06-10 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Multicomponent fibers
US6514602B1 (en) * 2000-03-07 2003-02-04 The Procter & Gamble Company Water-flushable and biodegradable film useful as backsheets for disposable absorbent articles
US6610793B1 (en) 2000-05-26 2003-08-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Modified poly(ethylene oxide), method of making same and articles using same
US6790519B1 (en) 2000-05-26 2004-09-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Moisture-induced poly(ethylene oxide) gel, method of making same and articles using same
US6403706B1 (en) 2000-12-28 2002-06-11 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Methods of making polymer/dispersed modifier compositions
US6607819B2 (en) 2000-12-28 2003-08-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Polymer/dispersed modifier compositions
US20020168518A1 (en) * 2001-05-10 2002-11-14 The Procter & Gamble Company Fibers comprising starch and polymers
US20030148690A1 (en) * 2001-05-10 2003-08-07 Bond Eric Bryan Multicomponent fibers comprising a dissolvable starch component, processes therefor, and fibers therefrom
US6623854B2 (en) 2001-05-10 2003-09-23 The Procter & Gamble Company High elongation multicomponent fibers comprising starch and polymers
US6743506B2 (en) 2001-05-10 2004-06-01 The Procter & Gamble Company High elongation splittable multicomponent fibers comprising starch and polymers
US20020168912A1 (en) * 2001-05-10 2002-11-14 Bond Eric Bryan Multicomponent fibers comprising starch and biodegradable polymers
US20030077444A1 (en) * 2001-05-10 2003-04-24 The Procter & Gamble Company Multicomponent fibers comprising starch and polymers
US6783854B2 (en) * 2001-05-10 2004-08-31 The Procter & Gamble Company Bicomponent fibers comprising a thermoplastic polymer surrounding a starch rich core
US6946506B2 (en) 2001-05-10 2005-09-20 The Procter & Gamble Company Fibers comprising starch and biodegradable polymers
US6515075B1 (en) 2001-07-12 2003-02-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Films, fibers and articles of chemically modified polyethylene oxide compositions with improved environmental stability and method of making same
JP3648472B2 (ja) * 2001-11-01 2005-05-18 財団法人福岡県産業・科学技術振興財団 再生おむつ及び再生尿取りパッド
US6830810B2 (en) * 2002-11-14 2004-12-14 The Procter & Gamble Company Compositions and processes for reducing water solubility of a starch component in a multicomponent fiber
WO2005104674A2 (en) * 2003-11-12 2005-11-10 National Paintball Supply, Inc. Projectile, projectile core, and method of making
US7261988B2 (en) * 2004-04-27 2007-08-28 Samsung Electronics Co. Ltd Azine-based charge transport materials
EP1769021B1 (en) * 2004-05-25 2009-08-12 NOVAMONT S.p.A. Use of perforated biodegradable films and sanitary products obtained therefrom
DE102004027673B3 (de) * 2004-06-07 2006-01-19 Universität Ulm Biodegradables Verbundsystem und dessen Verwendung sowie Verfahren zur Herstellung eines bioabbaubaren Block-copolyesterurethans
US7619132B2 (en) * 2004-12-30 2009-11-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Degradable breathable multilayer film with improved properties and method of making same
US20060149199A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Degradable breathable multilayer film with improved properties and method of making same
US20090216207A1 (en) * 2006-02-10 2009-08-27 Soeren Kirkegaard Nielsen Biodegradable Barrier Film
DE102006024568A1 (de) * 2006-05-23 2007-12-06 Huhtamaki Forchheim Zweigniederlassung Der Huhtamaki Deutschland Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung einer biologisch abbaubaren Kunststofffolie und Folie
US7938504B2 (en) 2007-03-27 2011-05-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing device
DE102007057768A1 (de) * 2007-11-30 2009-06-04 Universität Ulm Biodegradables Verbundsystem und dessen Verwendung
MX2008006155A (es) 2008-05-09 2009-11-09 Grupo P I Mabe Sa De C V Articulo absorbente desechable, amigable con el medio ambiente.
US8586821B2 (en) * 2009-12-23 2013-11-19 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Melt-processed films of thermoplastic cellulose and microbial aliphatic polyester
US8907155B2 (en) * 2010-11-19 2014-12-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Biodegradable and flushable multi-layered film
US10709806B2 (en) * 2015-07-22 2020-07-14 Everyone's Earth Inc. Biodegradable absorbent articles
US10500104B2 (en) * 2016-12-06 2019-12-10 Novomer, Inc. Biodegradable sanitary articles with higher biobased content

Family Cites Families (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814101A (en) * 1970-09-17 1974-06-04 Union Carbide Corp Disposable absorbent articles
US3925504A (en) * 1971-05-06 1975-12-09 Union Carbide Corp Poly(hydroxy ether) polymers blended with cyclic ester polymers
US3922239A (en) * 1971-05-06 1975-11-25 Union Carbide Corp Cellulose esters or ethers blended with cyclic ester polymers
US4016117A (en) * 1972-05-18 1977-04-05 Coloroll Limited Biodegradable synthetic resin sheet material containing starch and a fatty material
US4021388A (en) * 1972-05-18 1977-05-03 Coloroll Limited Synthetic resin sheet material
US3901838A (en) * 1972-07-28 1975-08-26 Union Carbide Corp Environmentally degradable biodegradable blends of a dialkanoyl polymer and an environmentally degradable ethylene polymer
US3867324A (en) * 1972-07-28 1975-02-18 Union Carbide Corp Environmentally degradable-biodegradable blend of an oxyalkanoyl polymer and an environmentally degradable ethylene polymer
US3931068A (en) * 1972-07-28 1976-01-06 Union Carbide Corporation Blends of biodegradable thermoplastic oxyalkanoyl polymer, a naturally occurring biodegradable product, filler and plastic additive
US3949145A (en) * 1975-02-27 1976-04-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Degradable starch-based agricultural mulch film
US4133784A (en) * 1977-09-28 1979-01-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Biodegradable film compositions prepared from starch and copolymers of ethylene and acrylic acid
US4284671A (en) * 1979-05-11 1981-08-18 Clopay Corporation Polyester compositions for gas and moisture barrier materials
US4337181A (en) * 1980-01-17 1982-06-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Biodegradable starch-based blown films
US4372311A (en) * 1980-09-12 1983-02-08 Union Carbide Corporation Disposable articles coated with degradable water insoluble polymers
US4503098A (en) * 1980-09-12 1985-03-05 Union Carbide Corporation Disposable articles coated with degradable water insoluble polymers
US4454268A (en) * 1983-06-23 1984-06-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Starch-based semipermeable films
GB8416234D0 (en) * 1984-06-26 1984-08-01 Ici Plc Biodegradable amphipathic copolymers
AU5707086A (en) * 1985-05-03 1986-11-06 Joel Michael Haire Disposable diaper
PH26954A (en) * 1985-05-15 1992-12-03 Procter & Gamble Disposable absorbent articles
AU603076B2 (en) * 1985-12-09 1990-11-08 W.R. Grace & Co.-Conn. Polymeric products and their manufacture
FR2610635B1 (fr) * 1987-02-10 1989-06-23 Extrusion Calandrage Ste Fse Compositions a base de polyurethanne permettant l'obtention par calandrage de materiaux biodegradables
GB8712009D0 (en) * 1987-05-21 1987-06-24 Folk Drive Eng Ltd Degradable plastics
US4916193A (en) * 1987-12-17 1990-04-10 Allied-Signal Inc. Medical devices fabricated totally or in part from copolymers of recurring units derived from cyclic carbonates and lactides
GB2214516B (en) * 1988-01-25 1992-10-07 Warner Lambert Co Method of producing destructurised starch
GB2214918B (en) * 1988-02-03 1992-10-07 Warner Lambert Co Polymeric materials made from starch and at least one synthetic thermoplastic polymeric material
US5095054A (en) * 1988-02-03 1992-03-10 Warner-Lambert Company Polymer compositions containing destructurized starch
GB2218994B (en) * 1988-05-26 1992-01-15 Warner Lambert Co New polymer composition
JP2679837B2 (ja) * 1989-02-23 1997-11-19 中興化成工業株式会社 生分解性複合材料
IL93620A0 (en) * 1989-03-09 1990-12-23 Butterfly Srl Biodegradable articles based on starch and process for producing them
IT1234783B (it) * 1989-05-30 1992-05-27 Butterfly Srl Procedimento per la produzione di composizioni a base di amido destrutturato e composizioni cosi ottenute
IT1233599B (it) * 1989-05-30 1992-04-06 Butterfly Srl Composizioni polimeriche per la produzione di articoli di materiale plastico biodegradabile e procedimenti per la loro preparazione
NO306471B1 (no) * 1989-07-11 1999-11-08 Warner Lambert Co Polymerblanding omfattende strukturendret stivelse, samt anvendelse av blandingen
PT94658B (pt) * 1989-07-18 1997-02-28 Warner Lambert Co Processo para a preparacao de composicoes de base polimerica possuindo amido desestruturado e de produtos que as contem
IE64058B1 (en) * 1989-07-18 1995-07-12 Warner Lambert Co Polymer base blend compositions containing destructurized starch
IT1232894B (it) * 1989-08-03 1992-03-05 Butterfly Srl Articoli espansi di materiale plastico biodegradabile e procedimento per la loro preparazione
IT1232909B (it) * 1989-08-07 1992-03-05 Butterfly Srl Composizione polimerica per la produzione di articoli di materiale plastico biodegradabile comprendente amido destrutturato e copolimero di etilene
IT1232910B (it) * 1989-08-07 1992-03-05 Butterfly Srl Composizioni polimeriche per la produzione di articoli di materiale plastico biodegradabile e procedimenti per la loro preparazione
WO1991013207A1 (en) * 1990-02-21 1991-09-05 Pulp And Paper Research Institute Of Canada POLY-β-HYDROXYALKANOATES FOR USE IN FIBRE CONSTRUCTS AND FILMS
US5191734A (en) * 1990-04-24 1993-03-09 Kimberly-Clark Corporation Biodegradable latex web material
DE4016348C2 (de) * 1990-05-21 1995-12-21 Bp Chemicals Plastec Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Verbundvlieses sowie Verwendung eines so hergestellten Verbundvlieses
US5292782A (en) * 1991-02-20 1994-03-08 Novamont S.P.A. Biodegradable polymeric compositions based on starch and thermoplastic polymers
US5196247A (en) * 1991-03-01 1993-03-23 Clopay Corporation Compostable polymeric composite sheet and method of making or composting same
BR9205258A (pt) * 1991-05-03 1993-07-27 Novamont Spa Composicao polimerica biodegradavel baseada em amido e polimeros termoplasticos
IT1245485B (it) * 1991-05-03 1994-09-20 Butterfly Srl Membrane permselettive e loro impiego
EP0525245A1 (en) * 1991-08-01 1993-02-03 NOVAMONT S.p.A. Disposable absorbent articles
DE4119455C1 (ja) * 1991-06-13 1992-09-17 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim, De
US5217803A (en) * 1991-06-26 1993-06-08 Tredegar Industries, Inc. Disposable absorbent articles with biodegradable backsheets
CZ288193A3 (en) * 1991-06-26 1994-07-13 Procter & Gamble Disposable absorption articles with biologically degradable back layers
BR9206215A (pt) * 1991-06-26 1995-05-02 Procter & Gamble Película impermeável a líquidos, biodegradável
JP2647262B2 (ja) * 1991-08-07 1997-08-27 クロペイ コーポレイション 生物分解性フイルム及びその製造方法
CA2088000A1 (en) * 1992-09-22 1994-03-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Compostable disposable personal care articles
US5300358A (en) * 1992-11-24 1994-04-05 E. I. Du Pont De Nemours And Co. Degradable absorbant structures

Also Published As

Publication number Publication date
ES2096763T3 (es) 1997-03-16
ATE147995T1 (de) 1997-02-15
PT101703B (pt) 1997-08-29
SK147793A3 (en) 1994-09-07
FI107882B (fi) 2001-10-31
PT101703A (pt) 1996-01-31
MX9203309A (es) 1992-12-01
HUT68435A (en) 1995-06-28
PT8541T (pt) 1993-03-31
EP0595859A1 (en) 1994-05-11
EP0595859B1 (en) 1997-01-22
FI935819A0 (fi) 1993-12-23
HU215787B (hu) 1999-02-01
CZ288193A3 (en) 1994-07-13
PH30498A (en) 1997-05-28
SG55032A1 (en) 1998-12-21
KR100214922B1 (ko) 1999-08-02
BR9206214A (pt) 1994-12-13
GR3022366T3 (en) 1997-04-30
AU668356B2 (en) 1996-05-02
IE75893B1 (en) 1997-09-24
HK1006423A1 (en) 1999-02-26
FI935819A (fi) 1994-02-04
AU2260292A (en) 1993-01-25
DK0595859T3 (da) 1997-08-11
DE69217063T2 (de) 1997-05-15
IE922064A1 (en) 1992-12-30
PL169131B1 (pl) 1996-06-28
US5417679A (en) 1995-05-23
WO1993000116A1 (en) 1993-01-07
HU9303730D0 (en) 1994-04-28
NO934807D0 (no) 1993-12-23
CA2111241A1 (en) 1993-01-07
NO934807L (no) 1994-02-28
CA2111241C (en) 1997-07-01
JPH06508776A (ja) 1994-10-06
DE69217063D1 (de) 1997-03-06
NO302399B1 (no) 1998-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3280972B2 (ja) 生分解性バックシートを有する使い捨て吸収性物品
US5422387A (en) Biodegradable, liquid impervious films
US5254607A (en) Biodegradable, liquid impervious films
US5217803A (en) Disposable absorbent articles with biodegradable backsheets
JP3242658B2 (ja) 生分解性液体不浸透性多層フィルム組成物
CA2138121C (en) Biodegradable, liquid impervious monolayer film compositions
CZ288292A3 (en) Apparatus for cooling a nuclear pile core and for the protection of a nuclear reactor concrete structure with a core melted due to failure

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11