JP3278323B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3278323B2
JP3278323B2 JP16966395A JP16966395A JP3278323B2 JP 3278323 B2 JP3278323 B2 JP 3278323B2 JP 16966395 A JP16966395 A JP 16966395A JP 16966395 A JP16966395 A JP 16966395A JP 3278323 B2 JP3278323 B2 JP 3278323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式等を利
用した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例として、図7
に示すようなカラー電子写真装置が知られている。この
カラー電子写真装置は、像担持体としての感光ドラムを
独立に有する複数の画像形成手段としての画像形成ステ
ーション、一般には4つの画像形成ステーションを直列
に配置してなっている。本例では、レーザビームプリン
タを示している。
【0003】本プリンタは、マゼンタ、シアン、イエロ
ーおよびブラックの各画像を形成する、直列に配置され
た4つの画像形成ステーションPm、Pc、Pyおよび
Pkを備え、各画像形成ステーションPm、Pc、Py
およびPkには、専用の感光ドラム1M、1C、1Yお
よび1Kを含んでいる。各感光ドラム1M、1C、1Y
および1Kの周囲には、それぞれ専用の画像形成プロセ
ス手段である、一次コロナ帯電器2M、2C、2Yおよ
び2K、マゼンタ、シアン、イエローおよびブラックの
トナーをそれぞれ収容した現像器4M、4C、4Yおよ
び4K、並びに感光ドラム1M、1C、1Yおよび1K
上に残留するトナー等の付着物を除去するクリーニング
装置5M、5C、5Yおよび5K等が配設されている。
【0004】また、感光ドラム1M、1C、1Yおよび
1Kの上方には、画像形成プロセス手段の1部を構成す
る光走査手段として、レーザビームを用いた走行光学装
置3M、3C、3Yおよび3Kが配設されている。走行
光学装置3M〜3Kは、図示しないレーザ光源と、この
レーザ光源からのレーザビームを走査する回転ポリゴン
ミラーと、走査ビームを感光ドラム1M〜1K表面の母
線上に集光するfθレンズと、光束を変向する反射ミラ
ーと、走査ビームの特定位置を検出するビーム検出器と
からなっている。
【0005】一方、各画像形成ステーションPm〜Pk
の感光ドラム1M〜1Kの下部に、無端回動する搬送手
段としての転写ベルト200が3つのローラ間に張架さ
れた状態で配置され、その転写ベルト200の内側に転
写用帯電ブレード6M、6C、6Yおよび6Kが配設さ
れ、また、転写ベルト200の図の右方には記録材を収
納する記録材カセット201を含む給紙装置が配置され
ている。給紙装置は、カセット201から記録材を送り
出して、図示しないレジストローラ対を介して転写ベル
ト200上に給紙するようになっており、給紙された記
録材は、この転写ベルト200上に保持されて、転写ベ
ルト200の移動にともなって各画像形成ステーション
Pm〜Pkに順次搬送される。
【0006】このような構成のレーザビームプリンタに
おける両面画像を形成する方式について説明すると、ま
ず、初めに、記録材カセット201から送り出された記
録材が、レジストローラ対にその先端をわずかに挟まれ
たところで一旦停止し、第1の画像形成ステーションP
mの画像形成プロセスとタイミングを合わせて、転写ベ
ルト200上に送り出される。
【0007】この第1の画像形成ステーションPmで
は、一次帯電器2Mによって感光ドラム1Mを一様に帯
電し、走査光学装置3Mによりレーザビームを用いて原
稿画像におけるマゼンタ成分色の画像情報を走査するこ
とにより、感光ドラム1M上にマゼンタ成分色の静電潜
像を形成する。この静電潜像は現像器4Mによりマゼン
タトナーを用いて現像され、マゼンタトナーが潜像に付
着して、マゼンタトナー像として可視化される。感光ド
ラム1M上に形成されたマゼンタトナー像は、感光ドラ
ム1Mの回転にともない、その下側の転写ベルト200
と対抗した転写領域に移動される。
【0008】一方、転写ベルト200上に供給された記
録材は、転写ベルト200上に担持されて第1の画像形
成ステーションPmに搬送され、感光ドラム1Mの下側
の転写領域において、記録材上に感光ドラム上のマゼン
タトナー像が転写用帯電ブレード6Mの感光ドラムの圧
接および電荷注入により転写される。このようにマゼン
タトナー像が記録材上に転写されている間に、第2の画
像形成ステーションPcでは、その感光ドラム1C上に
シアン成分色の静電潜像を形成し、この潜像を現像器4
Cによりシアントナーを用いて現像して、シアントナー
像として可視化する。そして、そのシアントナー像が第
2のステーションPcの転写領域に移動する間に、記録
材が転写領域に移動して、その転写領域において、感光
ドラム1M上のシアントナー像が転写用帯電6Cの感光
ドラムへの圧接および電荷注入により、記録材上にマゼ
ンタトナー像の上から重ね合わせて転写される。
【0009】以下、第3、第4の画像形成ステーション
Py、Pkにおいて、イエロートナー像、ブラックトナ
ー像が、第1、第2のステーションPm、Pcと同様に
して形成され、そのステーションPy、Pkの転写領域
に転写ベルト200により順次搬送される記録材上に、
イエロートナー像、ブラックトナー像が重ね合わせて転
写される。かくして、記録材上に、マゼンタ、シアン、
イエローおよびブラックの4色のトナー像を多重転写し
たカラー画像が得られる。
【0010】記録材は、4色のトナー像の転写が終了す
ると、転写ベルト200から分離されて定着装置202
に送られ、ここで定着回転体202a,202bによっ
てシートを挟持搬送して4色のトナー像を一括定着する
ことにより所望のフルカラー画像に形成され、片面画像
形成の場合は、記録材がそのまま外部のトレイ203上
に排紙される。
【0011】各画像形成ステーションPm〜Pkの転写
が終了した感光ドラム1M〜1kは、クリーニング装置
5M〜5kにより残留トナー等の付着物がクリーニング
され、引き続き行なわれる次の画像形成に備えられる。
転写ベルト200の汚れは、不織布を巻いたウエブロー
ラ22を転写ベルト200へ常時当接し、所定のタイミ
ングで巻き取り新規な面を転写ベルトへ接触する手段に
よりクリーニングされる。さらにこのクリーニング装置
の補助としてクリーニングブレード21が着脱可能な構
成で設けられ、通常は転写ベルト200に対し、脱状態
で配置されている。
【0012】上記の排紙トレイ203上に排出された記
録材の裏面(第2面)にも画像を形成したい場合、いわ
ゆる両面画像形成を行なう場合は、記録材の画像が形成
されている表面(第1面)を下側にして、記録材を再
度、記録材カセット201に投入する。その後、記録材
の第2面に対して以上の画像形成プロセスを繰り返すこ
とにより、記録材の両面にフルカラー画像を形成した両
面フルカラーコピーを得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、1面目(第1面)のトナー量が多い場合、以
下のような欠点があった。
【0014】すなわち、記録材の第1面に4色のトナー
像が転写され、定着器202による第1面上のトナー像
の加熱定着が行なわれて、1面目の画像形成が終了する
が、この定着時に、定着回転体202aの外周面に塗布
されて離型剤又は剥離剤として使用したオイルが記録材
の第1面上のトナー像やその白地部に付着する。従っ
て、両面画像形成のために、この記録材を再度、転写ベ
ルト200上に給紙すると、記録材はオイルが付着した
第1面を転写ベルト200側にして、転写ベルト200
上に担持されるので、第1面に付着したオイルが転写ベ
ルト200上に転移する。そして第2面の画像形成動作
が終了して、記録材が転写ベルト200から分離された
後の転写ベルト200の回転により、転写ベルト200
上に転着したオイルが感光ドラム1M〜1Kに転着す
る。
【0015】オイルが感光ドラム1M〜1Kに転着する
と、クリーニング装置5M〜5Kによるクリーニングに
よっても、感光ドラム1M〜1Kに付着したトナーを除
去することができなかったり、感光ドラム1M〜1K上
の画像形成部位外のところにもオイルによりトナーが付
着するため、最終的に、以降の画像形成において、余分
なトナーが付着した汚い画像、いわゆるオイル転着かぶ
りの画像になってしまう。このオイル転着かぶりの問題
は、第1面上のトナー量が多い場合、特に顕著である。
【0016】そこで転写ベルト上に付着したオイルを除
去する目的でオイル除去ローラ23が設けられている。
しかし、このオイル除去ローラはトナー汚れした場合に
は、不織布の空げきがトナーで目づまりし、オイル除去
能力が低下する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑みな
されたもので、記録材担持部材に付着した定着手段の剥
離剤を清掃する清掃手段が、搬送不良発生時にトナーで
汚れるのを防止することを目的とする。かかる目的を達
成するための構成は、像担持体に潜像形成手段により画
像信号に応じた静電潜像を形成し、この潜像を現像手段
により現像して可視像化し、得られた可視画像を記録材
担持部材上に担持して搬送される記録材上に転写手段に
より転写し、記録材上に転写された可視画像を定着手段
により定着することからなる画像形成プロセスを記録材
の一方の面の第1面および反対側の他方の面の第2面の
両方に対して行なう画像形成装置において、記録材を媒
介として前記記録材担持部材に付着した定着手段の剥離
剤を清掃する作動位置と、前記記録材担持部材より離間
した離間位置を取りうる清掃手段と、シートの搬送不良
を検知するための検知手段と、第2面目の画像形成時に
前記清掃手段を作動位置に移動させるとともに、前記検
知手段の検知信号によって搬送不良が発生したと判断し
たときは前記清掃手段を離間位置に移動させる制御手段
と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】実施形態1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す概略
構成図である。本画像形成装置は、記録材を装置外に一
度取り出さないでも、記録材に両面画像形成が可能な構
成になっている。以下、本実施形態の説明の簡単のため
に、図1において図7と同一箇所には同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0020】本実施の画像形成装置は、記録材の第2面
に対する画像形成のための給紙用に、定着器202の出
口に位置した下降する縦パス204、その下流位置に続
いて横行する、下側の短い反転パス205および上側の
長い横パス206、この横パス206の下流に続いて上
行する、転写ベルト200の記録材供給部に至る給紙パ
ス207を備えている。
【0021】まず、記録材カセット201から転写ベル
ト200上に供給され、その転写ベルト200上に担持
されて搬送された記録材の第1面上に、画像形成ステー
ションPm、Pc、Py、Pkの転写部によりそれぞれ
の色のトナー像が転写され、定着器202を経て1面目
のトナー像の定着が終了する。
【0022】定着により1面目の画像形成動作が完了す
ると、記録材は排紙トレイ203上に排出されずに、縦
パス204、反転パス205、横パス206等を有する
再給送手段によって送られる。縦パス204を通って反
転パス205に一旦収納され、ついで、記録材はスイッ
チバックして横パス206へ向かう。このとき記録材の
画像形成された第1面が上向きになっている。その後、
横パス206から給紙パス207を通って、転写ベルト
200上に再度給紙され、このとき記録材の第1面が下
向きになり、転写ベルト200に接する。
【0023】ついで、各画像形成ステーションPm〜P
kを経ることにより、記録材の第2面上にトナー像が形
成され、定着器202を通って2面目の定着が行なわれ
て、2面目の画像形成が完了する。こうして、両面画像
形成が終了すると、記録材が初めて排紙トレイ203上
に排出される。
【0024】ここで、本発明で使用されるトナーについ
て説明する。本発明では、このトナーには、熱を印加し
た際の溶融性、混色性が良いことが要求され、そのた
め、軟化点が低く、かつ溶融粘度の低いシャープメルト
性のトナーが使用される。こうしたシャープメルト性ト
ナーを使用することにより、複写物の色の再現範囲を広
め、原稿の多色またはフルカラー像に忠実なカラーコピ
ーを得ることが可能になる。
【0025】このシャープメルト性トナーは、たとえば
ポリエステル樹脂またはスチレン−アクリルエステル樹
脂のごとき結着樹脂、着色剤(染料、昇華性染料)、荷
電制御剤等のトナーの製造材料に対し、溶融混練、粉砕
および分級の操作を施すことにより製造される。必要に
応じ、トナーには、各種の外添剤(たとえば疎水性コロ
イダルシリカ)を添加することができる。
【0026】このようなシャープメルト性のカラートナ
ーとしては、シャープメルト性に加えて定着性をも考慮
して、ポリエステル樹脂を結着樹脂としたものが特に好
ましい。シャープメルト性のポリエステル樹脂として
は、ジオール化合物とジカルボン酸とから合成される分
子の主鎖に、エステル結合を有する高分子化合物が例示
される。
【0027】たとえば、つぎの化学式:
【0028】
【外1】 (式中、Rはエチレンまたはプロピレン基であり、x、
yはそれぞれ1以上の正の整数であり、かつx+yの平
均値は2〜10である)で代表されるビスフェノール誘
導体もしくはその置換体をジオール成分とし、2価以上
のカルボン酸、またはその酸無水物、またはその低級ア
ルキルエステルとなるカルボン酸(たとえばフマル酸、
マレイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル
酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等)を少なくとも
共重合したポリエステル樹脂が、シャープな溶融特性を
有するので特に好ましい。
【0029】ポリエステル樹脂の軟化点は75〜150
℃、好ましくは80〜120℃がよい。
【0030】このポリエステル樹脂を結着樹脂としたシ
ャープメルト性のトナーの軟化特性の例を図4に示す。
測定条件は以下の通りである。
【0031】フローテスターCFT−500A型(島津
製作所製)を使用し、ダイ(ノズル)の直径0.2m
m、厚み1.0mmとし、プランジャーの断面積1.0
cm2、トナー押出荷重20kgとし、初期設定温度7
0℃、予熱時間300秒後に6℃/分の速度で等速昇温
してトナーを押出したときに描かれる、プランジャー降
下量−温度曲線(軟化S字曲線)を求めた。試料のトナ
ーは1〜3g精秤した微粉末を用いた。
【0032】図4の軟化S字曲線に示されるように、等
速昇温するに従い、トナーは徐々に加熱されて流出が開
始される(図4のA→B)。さらに昇温すると、溶融状
態となったトナーは大きく流出し(B→C→D)、プラ
ンジャー降下が停止し終了する(D→E)。このS字曲
線の高さHは全流出量を示し、H/2の点Cに対応する
温度T0 はトナーの軟化点を示す。
【0033】トナーおよび結着樹脂がシャープメルト性
を有するか否かは、トナーまたは結着樹脂の見かけの溶
融粘度を測定することにより判定できる。
【0034】このようなシャープメルト性を有するトナ
ーまたは結着樹脂とは、見かけの溶融粘度が103 ポイ
ズを示すときの温度をT1、5×102 ポイズを示すと
きの温度をT2としたとき、 T1=90〜150℃ |ΔT|=|T1−T2|=5〜20℃ の条件を満たすものをいう。
【0035】これらの温度−溶融粘度特性を有するシャ
ープメルト性の樹脂は、加熱されることにより極めてシ
ャープに粘度低下を起こすことが特徴である。このよう
なトナーの粘度低下が転写材上のトナー像に対し、その
トナー層の上層部トナーと下層部トナーの適度な混合を
生じさせ、さらにトナー層自体の透明性を急激に増加さ
せ、良好な減色混合を起こすものである。
【0036】このようにして溶けたシャープメルト性ト
ナーの平面平滑性は極めてよく、定着オイルはトナー像
の表面上に残り、そのトナー層の内部にしみ込みにく
い。従って、記録材の1面目のトナー量が大きいほど、
剥離剤としての定着オイルがトナー像の表面上に多く残
り、2面目でオイル転着によるかぶりが発生しやすい。
【0037】つぎに、本発明の両面画像形成時の制御内
容について説明する。まず、図2を参照して、画像形成
装置の一般的な画像形成制御を説明する。なお、説明を
簡単にするために、単一の画像形成ステーション(感光
ドラム1、露光器41、一次帯電器2、現像器4とを含
む)のみを図示する。
【0038】図2において、記録材の第1面に複写され
るべき原稿画像31は、レンズ32によってCCD等の
撮像素子33に投影される。この撮像素子33は、原稿
画像を多数の画素に分解し、各画素の濃度に対応した光
電変換信号を発生する。撮像素子33から出力されたア
ナログ画像信号は、画像信号処理回路34に送られ、こ
こで各画素ごとにその画素の濃度に対応した出力レベル
を有する画素画像信号に変換され、パルス幅変調回路3
5に送られる。
【0039】このパルス幅変調回路35は、入力される
画素画像信号ごとに、そのレベルに対応した幅(時間
幅)のレーザ駆動パルスを形成し出力する。すなわち、
図3(a)に示すように、高濃度の画素画像信号に対し
てはより幅の広い駆動パルスWを、低濃度の画素画像信
号に対してはより幅の狭い駆動パルスSを、中濃度の画
素画像信号に対しては中間の幅の駆動パルスIをそれぞ
れ形成する。
【0040】パルス幅変調回路35から出力されたレー
ザ駆動パルスは、半導体レーザ36に供給され、半導体
レーザ36は、そのパルス幅に対応する時間だけ発光さ
せる。従って半導体レーザ36は、高濃度画素に対して
はより長い時間駆動され、低濃度画素に対してはより短
い時間駆動されることになる。このため、感光ドラム1
は、つぎに述べる光学系によって、高濃度画素に対して
は主走査方向により長い範囲が露光され、低濃度画素に
対しては主走査方向により短い範囲が露光される。つま
り、画素の濃度に対応して静電潜像のドットサイズが異
なるようになる。従って、当然のことながら、高濃度画
素に対するトナー消費量は、低濃度画素に対するよりも
大である。なお、図3(d)に、低、中、高の濃度画素
の静電潜像をそれぞれL、M、Hで示した。
【0041】半導体レーザ36から放射されたレーザ光
36aは、回転多面鏡(回転ポリゴンミラー)37によ
って掃引され、fθレンズ等のレンズ38およびレーザ
光36aを感光ドラム1方向に指向させる固定ミラー3
9によって、感光ドラム1上にスポット結像される。か
くして、レーザ光36aは、感光ドラム1をその回転軸
とほぼ平行な主走査方向に走査して、静電潜像を形成す
ることになる。
【0042】感光ドラム1は、アモルファスシリコン、
セレン、OPC等の感光体を表面に有し、矢印方向に回
転される電子写真感光体ドラムである。この感光ドラム
1は、露光器41により均一に除電を受けた後、一次帯
電器2により均一に帯電される。その後、上述した画像
情報信号に対応して変調されたレーザビームにより露光
走査され、これによって感光ドラム1上に画像情報信号
に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、ト
ナー粒子とキャリア粒子が混合された二成分現像剤43
を用いて現像器4により反転現像され、トナー像として
可視化される。
【0043】ここで、反転現像とは、感光ドラムの露光
された領域である潜像に、これと同極性に帯電したトナ
ーを付着させて、潜像を可視化する現像方法である。こ
のトナー像は、2個のローラ45、46間に張架された
図示矢印方向に無端駆動される転写ベルト200上に保
持された記録材48上に、転写帯電ブレード6の作用に
より転写される。
【0044】トナー像が転写された記録材48は、転写
ベルト200から分離されて図示しない定着器に搬送さ
れ、定着して永久像とされる。また、転写後に感光ドラ
ム1上に残った残留トナーは、その後クリーナ5によっ
て除去される。
【0045】上記では、説明を簡単にするために、単一
の画像形成ステーションのみで説明したが、カラー画像
形成装置の場合には、図1に示すように、たとえばマゼ
ンタ,シアン,イエローおよびブラックの各色に対する
画像形成ステーションPm、Pc、PyおよびPkが、
転写ベルト200上にその移動方向に沿って順次配列さ
れ、各ステーションの感光ドラム1M、1Y、1K上に
原稿画像を色分解した各色ごとの潜像が形成され、その
各ステーションの潜像が対応する色のトナーを有する現
像器4M、4C、4Y、4Kで現像され、転写ベルト2
00上に保持して搬送される記録材48上に順次転写さ
れることになる。
【0046】その後、記録材48は、図1の定着器20
2を通って定着され、1面目(第1面)の画像形成が終
了する。ついで、記録材は、縦パス204から反転パス
205へ入り、ついで今までの後端を先頭にしてついで
横パス206に入ってそこで一時停止する。
【0047】ここで2面目の画像形成を行なった時オイ
ル転着カブリが発生するのは、1つには、画像形成すな
わち記録材の転写ニップ通過前後で転写ブレードがオン
状態の場合である。すなわち感光ドラム1M、1C、1
Y、1Kと転写ベルト200が圧接されている場合であ
る。この時、2面目画像形成にあたり、定着オイルが付
着した1面目が転写ベルトに接触することで、オイルが
付着し、その転写ベルトが感光ドラムに接触し転写ベル
ト上のオイルが感光ドラムに転移してしまうからであ
る。
【0048】この2面目の画像形成時には転写ベルト2
00上に付着したオイルを除去する目的で第1の清掃手
段としてのオイル除去ローラが動作する。このオイル除
去ローラ23は図5に示すように芯金304のまわりに
形成された3層から構成されている。表層301はナイ
ロンとポリエステルを主成分とした不織布であり、その
空げきに付着したオイルを毛細管現象より吸収し、第2
層302のポリプロピレンでオイルを保持する。また第
3層303は、オイル除去ローラ23と転写ベルト20
0とのニップを確保するためのクッションの役割を果た
すエチレンプロピレンラバーを用いている。このオイル
除去ローラ23は対転写ベルト比160%の順方向の回
動により動作し、この回転時に最もオイル吸収率が高か
った。ここでこのオイル除去ローラ23動作中のジャム
等搬送不良発生時のシーケンスについて説明する。
【0049】図6は図示しない制御手段が行う制御フロ
ーである。まずS101で2面目もしくはマルチである
かどうか判断する。YESであればS102で画像形成
動作が開始され、S103でオイル除去ローラの動作が
行なわれる。すなわちソレノイド23aがONとなりレ
バー23bが支軸23cを中心として時計回りに回動し
オイル除去ローラ23は転写ベルト200に押圧する。
転写ベルト200に押圧する前又は押圧した後にオイル
除去ローラ23を図示しない駆動手段により回転駆動す
る。ここでマルチ時にもオイル除去ローラの動作を行な
わせるのは、1面目と2面目の区別がつかないからであ
る。S104でジャムがなければS109で終了され
る。しかし、画像形成動作中にS104でジャムが発生
した場合、S105でジャム検知により機械動作が停止
される前にオイル除去ローラが転写ベルトから離間され
る。
【0050】次にS106でジャム紙の除去等の再スタ
ートの準備が行なわれる。S107で再スタート前動作
として転写ベルトクリーニングブレード21が動作し、
すなわち転写ベルト200より離間していたクリーニン
グブレード21を図示しないソレノイド等により転写ベ
ルト200に圧接する。転写ベルト200上に付着した
トナーの除去が行なわれる。ここで転写ベルト200上
がトナー汚れする原因は、未定着トナー画像が転写され
た記録材が停止して、処理時に汚してしまうことがあ
る。さらには感光ドラム上に現像されたまま停止し、再
立ち上げ時に汚してしまう等が考えられる。次にS10
8で転写ベルト200のクリーニング終了に伴い、転写
ベルトクリーニングブレード21が離間し、再スタート
前動作が終了される。その後再びS102へ戻り、画像
形成およびオイル除去ローラ23の動作が行なわれる。
【0051】以上の動作により、転写ベルト上のオイル
除去手段の汚れを防止できる。
【0052】実施形態2 本実施形態では記録材カセット201近傍でのジャム検
動作時にさらに効果的にオイル除去ローラ23の汚れ防
止の手段を提供するものである。すなわち、ジャム検動
作時にオイル除去ローラ23を転写ベルト200から離
間させて停止させると共に、さらに不図示の転写ベルト
リフタ210により転写ベルト駆動モータ211を軸に
転写ベルト上流側、すなわちマゼンタステーション側を
下げ、感光ドラムとの圧接を解除するものである。次
に、連続コピーモード中の記録材カセット201近傍の
ジャム検であれば、その下流にとどまっている記録材
は、転写ベルト200と感光ドラムが離間した状態で排
紙させてから停止する。その結果、ジャムに関わりのな
い記録材を排紙してしまうのでジャム処理が容易にな
る。さらに転写ベルト200と感光ドラムを離間させる
ので、ジャムの影響による感光ドラムの汚れを転写ベル
トへ付着させるのを防ぎ、再立ち上げ時の転写ベルトク
リーニングを容易にすることができる。
【0053】実施形態3 本実施形態で用いている転写ベルトクリーニング装置と
して設けられている不織布を巻いたウエブローラ22は
不図示の本体コピー枚数カウンタと連動し100枚毎に
10mmずつ進め、新規な面を転写ベルトへ送ってい
る。そこでジャム時には転写ベルト200上の汚れを転
写クリーニングブレード21と共に確実な機能を果たす
べくコピー中とは異なり転写クリーニングブレード21
動作開始的に新規な面を送るものである。
【0054】すなわち、ジャム的にはウエブローラ22
の動作を通常とは異ならせることを特徴とするものであ
る。
【0055】次にジャム等の搬送不良が発生したと判断
する手段について説明する。
【0056】カセット201から定着手段201までの
搬送路の適宜位置にはシートの有無を検知するセンサー
401、402、403、404、405、406が設
けられており、搬送路のセンサーの配置された位置にお
けるシートの有無を検知し、シート有り信号、またはシ
ート無し信号を発する。
【0057】そしてシートが順調に搬送されているなら
ば、各センサー401〜406はシートのカセット20
1からの送り出し開始後、所定時間T1、T2、T3、
T4、T5、T6経過後にはシートを検知しているはず
である。なお、所定時間T1、T2、T3、T4、T
5、T6はシートと搬送手段との滑りによる多少の遅れ
を考慮して設定されている。
【0058】ところがジャム等の搬送不良が起こるとそ
の下流にあるセンサー40nは上記所定時間Tn経過後
もシートを検知しない。搬送不良発生を判断する手段は
センサー40nが所定時間Tn経過後もシートを検知し
ないときジャム発生と判断する。
【0059】またシートの搬送方向長さがカセットサイ
ズ検知センサーによってわかっているのでシートが各セ
ンサーを通過する時間が特定できる。この時間を過ぎて
もシートがセンサーを通過しない場合、すなわちシート
のサイズに応じた所定時間以上センサーがシート有り信
号を出し続けているときは、シートがその位置で止まっ
ている搬送不良が発生したと判断する。
【0060】この判断は、上述した制御手段が行っても
良い。
【0061】以上説明したように、本出願に係る第1の
実施形態によればジャム発生時に転写ベルトに接してい
るオイル除去ローラを転写ベルトから離間させることで
オイル除去ローラを汚れから防止し、長寿命化が達成で
きる。また本出願に係る第2の実施形態によれば上記効
果を高め、ジャム処理の簡略化が達成できる。さらに本
出願に係る第3の実施形態によればジャム時の転写ベル
トクリーニング手段をコピー時と異ならせることで転写
ベルトのクリーニングを向上させ、さらにオイル除去ロ
ーラの汚れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像形成装置の概略図。
【図2】画像形成制御を説明するための模式図。
【図3】パルス幅変調による静電潜像の形成法を示す概
略図。
【図4】トナーの軟化特性図。
【図5】オイル除去ローラの構成説明図。
【図6】本発明の基本アルゴリズム。
【図7】従来の画像形成装置の概略図。
【符号の説明】
1M、1C、1Y、1K 感光ドラム 4M、4C、4Y、4K 現像器 6M、6C、6Y、6K 転写ブレード 21 転写クリーニングブレード 22 転写クリーニングブレード用ウエブローラ 23 オイル除去ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 21/10 - 21/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に潜像形成手段により画像信号
    に応じた静電潜像を形成し、この潜像を現像手段により
    現像して可視像化し、得られた可視画像を記録材担持部
    材上に担持して搬送される記録材上に転写手段により転
    写し、記録材上に転写された可視画像を定着手段により
    定着することからなる画像形成プロセスを記録材の一方
    の面の第1面および反対側の他方の面の第2面の両方に
    対して行なう画像形成装置において、 記録材を媒介として前記記録材担持部材に付着した定着
    手段の剥離剤を清掃する作動位置と、前記記録材担持部
    材より離間した離間位置を取りうる清掃手段と、 シートの搬送不良を検知するための検知手段と、 第2面目の画像形成時に前記清掃手段を作動位置に移動
    させるとともに、前記検知手段の検知信号によって搬送
    不良が発生したと判断したときは前記清掃手段を離間位
    置に移動させる制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録材担持部材に付着したトナーを
    清掃する作動位置と、前記記録材担持部材より離間した
    離間位置を取りうる第2の清掃手段を有し、前記検知手
    段の検知信号によって搬送不良が発生したと判断したと
    きは前記制御手段は前記第2の清掃手段を作動位置に移
    動させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段の検知信号によって搬送不
    良が発生したと判断したときは、前記制御手段は、前記
    第1の清掃手段を離間位置に移動させた状態で前記第2
    の清掃手段によって前記搬送手段を清掃し、前記第2の
    清掃手段を離間させた後に前記第1の清掃手段を作動位
    置に移動させる請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の清掃手段の表面は不織布から
    なるローラ形状であり、記録材担持部材と順方向に回転
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の清掃手段は、不織布が巻き付
    けられたウエブローラを有し、一定の時間毎に新規な面
    が記録材担持部材表面に接するように、新規な面を供給
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シートを保持し、搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送されるシートにトナー画像を
    形成する画像形成手段と、 トナー画像をシートに定着する定着回転体と、 前記定着回転体によってトナー画像が定着されたシート
    を再度前記搬送手段に給送する再給送手段と、 シートを媒介として前記搬送手段に付着した定着回転体
    の剥離剤を清掃する作動位置と、前記搬送手段より離間
    した離間位置を取りうる清掃手段と、 シートの搬送不良を検知するための検知手段と、 前記検知手段の検知信号によって搬送不良が発生したと
    判断したときは前記清掃手段を前記搬送手段より離間さ
    せる制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段に付着したトナーを清掃す
    る作動位置と、前記搬送手段より離間した離間位置を取
    りうる第2の清掃手段を有し、前記検知手段の検知信号
    によって搬送不良が発生したと判断したときは前記制御
    手段は前記第2の清掃手段を作動位置に移動させる請求
    項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記検知手段の検知信号によってジャム
    が発生したと判断したときは、前記制御手段は、前記第
    1の清掃手段を離間位置に移動させた状態で前記第2の
    清掃手段によって前記搬送手段を清掃し、前記第2の清
    掃手段を離間させた後に前記第1の清掃手段を作動位置
    に移動させる請求項7記載の画像形成装置。
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