JP3278194B2 - 光学部材 - Google Patents
光学部材Info
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- JP3278194B2 JP3278194B2 JP09366392A JP9366392A JP3278194B2 JP 3278194 B2 JP3278194 B2 JP 3278194B2 JP 09366392 A JP09366392 A JP 09366392A JP 9366392 A JP9366392 A JP 9366392A JP 3278194 B2 JP3278194 B2 JP 3278194B2
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- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学部材用基板の表面
に設けられる反射防止膜や反射膜などに撥水性を付与し
た光学部材に関する。
に設けられる反射防止膜や反射膜などに撥水性を付与し
た光学部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガラスなどの光学部材の表面
に撥水性を付与させるためには、基材表面をポリシロキ
サンやポリフルオロ化合物で被履することが知られてい
る。しかし、これらの化合物はガラスとの密着強度が小
さく、耐久性、耐摩耗性にも劣る問題があった。そこ
で、耐久性能の高い撥水性部材を供給するために特開平
3−205327号公報には、ポリシロキサン化合物を
ガラス基板の表面に塗布した後、このポリシロキサン化
合物をコロナ放電または紫外線照射によってガラス基板
の表面に固着させる方法が開示されている。
に撥水性を付与させるためには、基材表面をポリシロキ
サンやポリフルオロ化合物で被履することが知られてい
る。しかし、これらの化合物はガラスとの密着強度が小
さく、耐久性、耐摩耗性にも劣る問題があった。そこ
で、耐久性能の高い撥水性部材を供給するために特開平
3−205327号公報には、ポリシロキサン化合物を
ガラス基板の表面に塗布した後、このポリシロキサン化
合物をコロナ放電または紫外線照射によってガラス基板
の表面に固着させる方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平3
−205327号公報に開示されている従来方法により
製造された撥水性部材は、最表層に有機物質を用いてい
るため十分な耐久性、耐摩耗性を有していない。また、
この有機物質の塗布はディップコート等の方法によって
行うため、その膜厚の精密な制御が難しく、均一な膜厚
とすることも困難である。このようなことから、従来の
方法による撥水性部材は高い光学性能の必要のない自動
車、建築物の窓ガラスやミラーなどに使われるのみであ
り、精密な光学性能を要求されるカメラレンズなどの光
学部品としての使用には適していなかった。さらに従来
の製造方法では反射防止膜などを真空槽内で成膜した後
大気中に取り出し、その上に有機物質を成膜する工程が
必要なため、工程が複雑である問題も有していた。
−205327号公報に開示されている従来方法により
製造された撥水性部材は、最表層に有機物質を用いてい
るため十分な耐久性、耐摩耗性を有していない。また、
この有機物質の塗布はディップコート等の方法によって
行うため、その膜厚の精密な制御が難しく、均一な膜厚
とすることも困難である。このようなことから、従来の
方法による撥水性部材は高い光学性能の必要のない自動
車、建築物の窓ガラスやミラーなどに使われるのみであ
り、精密な光学性能を要求されるカメラレンズなどの光
学部品としての使用には適していなかった。さらに従来
の製造方法では反射防止膜などを真空槽内で成膜した後
大気中に取り出し、その上に有機物質を成膜する工程が
必要なため、工程が複雑である問題も有していた。
【0004】本発明は上記問題点を考慮してなされたも
のであり、通常の反射防止膜などと同質の無機物のみの
コーティングによって構成することにより耐久性および
耐摩耗性に優れた撥水性の光学部材を提供することを目
的とする。
のであり、通常の反射防止膜などと同質の無機物のみの
コーティングによって構成することにより耐久性および
耐摩耗性に優れた撥水性の光学部材を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の光学
部材は、産業上の利用分野に記載するように、基板の表
面に設けられる反射防止膜や反射膜などに撥水性を付与
するために基板状に成膜された反射防止膜または反射膜
の上の最表層が、10nm以下の厚さで且つ水との接触
角が60°を超える撥水性を有する、スパッタリングに
よって成膜したフッ化マグネシウムによって構成されて
いることを特徴とする。また、本発明の光学部材は、基
板上に成膜された反射防止膜または反射膜の上の最表層
が、10nm以下の厚さでその表面はフッ化マグネシウ
ムの一部が解離した(−F)基を有し、水との接触角が
60°を超える撥水性を有するフッ化マグネシウムによ
って構成されていることを特徴とする。また本発明の光
学部材は、基板上に成膜された反射防止膜または反射膜
の上の最表層が、10nm以下の厚さで金属マグネシウ
ムとともにその表面にフッ化マグネシウムの一部が解離
した(−F)基を有し、水との接触角が60°を超える
撥水性を有するフッ化マグネシウムによって構成されて
いることを特徴とする。
部材は、産業上の利用分野に記載するように、基板の表
面に設けられる反射防止膜や反射膜などに撥水性を付与
するために基板状に成膜された反射防止膜または反射膜
の上の最表層が、10nm以下の厚さで且つ水との接触
角が60°を超える撥水性を有する、スパッタリングに
よって成膜したフッ化マグネシウムによって構成されて
いることを特徴とする。また、本発明の光学部材は、基
板上に成膜された反射防止膜または反射膜の上の最表層
が、10nm以下の厚さでその表面はフッ化マグネシウ
ムの一部が解離した(−F)基を有し、水との接触角が
60°を超える撥水性を有するフッ化マグネシウムによ
って構成されていることを特徴とする。また本発明の光
学部材は、基板上に成膜された反射防止膜または反射膜
の上の最表層が、10nm以下の厚さで金属マグネシウ
ムとともにその表面にフッ化マグネシウムの一部が解離
した(−F)基を有し、水との接触角が60°を超える
撥水性を有するフッ化マグネシウムによって構成されて
いることを特徴とする。
【0006】スパッタリングによって成膜したMgF2
膜は、スパッタリング時のプラズマ作用によってMgF
2の一部が解離しており、その表面には解離により生じ
た(−F)基、すなわちフッ素基を有する。このためス
パッタリングによるMgF2を最表層に備えることによ
り、(−F)基を有することになって水との接触角が6
0°を越えることとなり、高い撥水性能を有する。
膜は、スパッタリング時のプラズマ作用によってMgF
2の一部が解離しており、その表面には解離により生じ
た(−F)基、すなわちフッ素基を有する。このためス
パッタリングによるMgF2を最表層に備えることによ
り、(−F)基を有することになって水との接触角が6
0°を越えることとなり、高い撥水性能を有する。
【0007】また、一般に化合物MgF2は、カメラな
どの高い性能が要求される光学部品の反射防止膜などに
使われている物質であり、その耐久性能および光学性能
が非常に高いものとなっている。なお、スパッタリング
により形成したMgF2膜は、スパッタリング中のMg
F2の解離により生じた金属マグネシウムをも膜中に含
むため、吸収膜となり、膜厚によっては光学性能に影響
するほどの吸収性を有した膜となる虞があるが、このス
パッタリングによるMgF2膜の厚さを光学性能に影響
するような吸収性を有しない範囲(10nm以下)に設
定することにより解決することができる。
どの高い性能が要求される光学部品の反射防止膜などに
使われている物質であり、その耐久性能および光学性能
が非常に高いものとなっている。なお、スパッタリング
により形成したMgF2膜は、スパッタリング中のMg
F2の解離により生じた金属マグネシウムをも膜中に含
むため、吸収膜となり、膜厚によっては光学性能に影響
するほどの吸収性を有した膜となる虞があるが、このス
パッタリングによるMgF2膜の厚さを光学性能に影響
するような吸収性を有しない範囲(10nm以下)に設
定することにより解決することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例1の光学部材を示し、
BK7のガラスからなる基板1上に反射防止膜を設けて
いる。この反射防止膜は膜厚λ/4のAl2 O3 膜2、
膜厚λ/2のZrO2 膜3、膜厚λ/4のMgF2 膜4
(λ=500nm、以下同様)を真空蒸着によって基板
1上に順に成膜することにより形成されるものである。
さらに、MgF2 膜4上の最表層には膜厚10nmのM
gF2 膜がマグネトロンスパッタリングにより成膜さ
れ、これにより、光学部材が構成されている。図3はこ
の実施例1の比較例を示し、BK7のガラスからなる基
板1上に膜厚λ/4のAl2 O3 膜2、膜厚λ/2のZ
rO2 膜3、膜厚λ/4のMgF2 膜4が真空蒸着によ
り順に成膜されている(比較例1)。
BK7のガラスからなる基板1上に反射防止膜を設けて
いる。この反射防止膜は膜厚λ/4のAl2 O3 膜2、
膜厚λ/2のZrO2 膜3、膜厚λ/4のMgF2 膜4
(λ=500nm、以下同様)を真空蒸着によって基板
1上に順に成膜することにより形成されるものである。
さらに、MgF2 膜4上の最表層には膜厚10nmのM
gF2 膜がマグネトロンスパッタリングにより成膜さ
れ、これにより、光学部材が構成されている。図3はこ
の実施例1の比較例を示し、BK7のガラスからなる基
板1上に膜厚λ/4のAl2 O3 膜2、膜厚λ/2のZ
rO2 膜3、膜厚λ/4のMgF2 膜4が真空蒸着によ
り順に成膜されている(比較例1)。
【0009】図2は本発明の実施例2の光学部材を示
し、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)からなる
基板11上に反射防止膜を設けている。この反射防止膜
は膜厚λ/4のSiO膜11、膜厚λ/2のZrO2 膜
12、膜厚λ/4のSiO2 膜13を真空蒸着によって
基板11上に順に成膜することにより形成される。さら
にSiO2 膜13上の最表層には膜厚10nmのMgF
2 膜がマグネトロンスパッタリングにより成膜されてい
る。図4はこの実施例2の比較例を示し、PMMAから
なる基板11上に膜厚λ/4のSiO膜12、膜厚λ/
2のZrO2 膜、膜厚λ/4のSiO2 膜13が真空蒸
着により順に成膜されている(比較例2)。
し、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)からなる
基板11上に反射防止膜を設けている。この反射防止膜
は膜厚λ/4のSiO膜11、膜厚λ/2のZrO2 膜
12、膜厚λ/4のSiO2 膜13を真空蒸着によって
基板11上に順に成膜することにより形成される。さら
にSiO2 膜13上の最表層には膜厚10nmのMgF
2 膜がマグネトロンスパッタリングにより成膜されてい
る。図4はこの実施例2の比較例を示し、PMMAから
なる基板11上に膜厚λ/4のSiO膜12、膜厚λ/
2のZrO2 膜、膜厚λ/4のSiO2 膜13が真空蒸
着により順に成膜されている(比較例2)。
【0010】表1は以上の実施例1,2および比較例
1,2の表面の撥水性の検査結果を示し、実施例1,2
の水に対する接触角はいずれも115°であり、大きな
撥水性を有しているのに対し、比較例1,2はいずれも
撥水性を有していないことが判明している。
1,2の表面の撥水性の検査結果を示し、実施例1,2
の水に対する接触角はいずれも115°であり、大きな
撥水性を有しているのに対し、比較例1,2はいずれも
撥水性を有していないことが判明している。
【0011】
【表1】
【0012】また、実施例1,2の最表層に幅18mm
のセロハンテープ(商品名)を接着し、その接着面に対
し、約45°の角度でテープを取り除く密着性試験を行
った。さらに実施例1,2の光学部材の対環境試験とし
て、−20℃→常温(20〜25℃)→+60℃を5回
繰り返す熱衝撃試験を行った。この結果、いずれの試験
においても成膜初期および対環境試験後における膜剥離
および異常はみられなかった。また、分光反射率を測定
したところ、実施例1,2はいずれも初期性能としての
基本的な光学特性を有していた。
のセロハンテープ(商品名)を接着し、その接着面に対
し、約45°の角度でテープを取り除く密着性試験を行
った。さらに実施例1,2の光学部材の対環境試験とし
て、−20℃→常温(20〜25℃)→+60℃を5回
繰り返す熱衝撃試験を行った。この結果、いずれの試験
においても成膜初期および対環境試験後における膜剥離
および異常はみられなかった。また、分光反射率を測定
したところ、実施例1,2はいずれも初期性能としての
基本的な光学特性を有していた。
【0013】
【発明の効果】本発明の光学素子部材は撥水性を有する
だけでなく、通常の光学膜に使用する材料のみによって
構成されているため、有機物を使用する部材に比べて非
常に高い耐久性と耐摩耗性を有し、しかも高い光学性能
を有している。
だけでなく、通常の光学膜に使用する材料のみによって
構成されているため、有機物を使用する部材に比べて非
常に高い耐久性と耐摩耗性を有し、しかも高い光学性能
を有している。
【0014】また、光学膜の全てをスパッタリングのみ
で成膜するか真空蒸着とスパッタリングの双方の成膜を
行う成膜装置を使用することができ、これにより真空中
の成膜後にさらに大気中で成膜するよりも少ない工程
で、撥水性を有する光学部材を製造できる。
で成膜するか真空蒸着とスパッタリングの双方の成膜を
行う成膜装置を使用することができ、これにより真空中
の成膜後にさらに大気中で成膜するよりも少ない工程
で、撥水性を有する光学部材を製造できる。
【図1】本発明の実施例1の断面図である。
【図2】本発明の実施例2の断面図である。
【図3】比較例1の断面図である。
【図4】比較例2の断面図である。
1 基板 2 Al2 O3 膜 3 ZrO2 膜 4 MgF2 膜 5 MgF2 スパッタリング膜
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に成膜された反射防止膜または反
射膜の上の最表層が、10nm以下の厚さで且つ水との
接触角が60°を越える撥水性を有する、スパッタリン
グによって成膜したフッ化マグネシウムによって構成さ
れていることを特徴とする光学部材。 - 【請求項2】 基板上に成膜された反射防止膜または反
射膜の上の最表層が、10nm以下の厚さでその表面は
フッ化マグネシウムの一部が解離した(−F)基を有
し、水との接触角が60°を越える撥水性を有するフッ
化マグネシウムによって構成されていることを特徴とす
る光学部材。 - 【請求項3】 基板上に成膜された反射防止膜または反
射膜の上の最表層が、10nm以下の厚さで金属マグネ
シウムとともにその表面にフッ化マグネシウムの一部が
解離した(−F)基を有し、水との接触角が60°を越
える撥水性を有するフッ化マグネシウムによって構成さ
れていることを特徴とする光学部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09366392A JP3278194B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光学部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09366392A JP3278194B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光学部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264803A JPH05264803A (ja) | 1993-10-15 |
JP3278194B2 true JP3278194B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=14088639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09366392A Expired - Fee Related JP3278194B2 (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 光学部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3278194B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116590677A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-08-15 | 哈尔滨工业大学 | 光学镜头表面高透低粘附的月尘防护涂层及其制备方法 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP09366392A patent/JP3278194B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05264803A (ja) | 1993-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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