JP3276572B2 - ディジタル多重無線装置 - Google Patents

ディジタル多重無線装置

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JP3276572B2
JP3276572B2 JP34086896A JP34086896A JP3276572B2 JP 3276572 B2 JP3276572 B2 JP 3276572B2 JP 34086896 A JP34086896 A JP 34086896A JP 34086896 A JP34086896 A JP 34086896A JP 3276572 B2 JP3276572 B2 JP 3276572B2
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  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SDH(Synchron
ous Digital Hierarchy)通信網におけるマイクロ波を使
用したディジタル多重無線装置に関し、特に、複数の現
用回線と少なくとも1つの予備回線とを備え、STM
(Synchronous Transfer Mode)信号をベースバンド信号
とし、無線信号を送受信するディジタル多重無線装置に
関する。
【0002】近年、幹線系および支線系の公衆通信網は
広帯域通信サービスに向けて国際間のインタフェースを
統合する要求が高まり、ITU(国際電気通信連合)で
SDHとして標準化された。本規格に基づいたマイクロ
波多重無線システムは通常ハードウェアが大規模となる
という問題がある。
【0003】
【従来の技術】従来、多重無線システムは、送信部、受
信部、変調部、復調部、ベースバンド処理部、送並切替
機能と受端切替機能とを有した切替部、監視機能部、回
線制御部、タイミングクロック供給部、オーダワイヤ通
信機能部、DCC(Data Communication Channel) 処理
部等から構成され、これらが分離独立した筐体にそれぞ
れ収容されている。通常、筐体はカード状であり、架の
スロットにそれぞれ装着される。スロットの奥にはバッ
クワイヤボードが設けられ、これによって各カード間の
接続がなされる。ただし、受信部と復調部との間や、変
調部と送信部との間は高周波同軸ケーブルを介して接続
され、監視機能部や回線制御部と対向カードとの間はバ
ックワイヤボードの他、マルチピンコネクタ付きのケー
ブルを介して接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の多重無線システムにおいては、システムを構成する主
要な機能が別々の独立した筐体に収容されているため、
システム全体としての設置占有スペースが広く必要であ
った。また各筐体を結ぶための配線が多く必要となり、
その占有スペースや配線コストが問題であった。さら
に、そうした配線により、速度の異なる各信号を長い距
離に渡って複雑に引き回すことになり、その結果、他の
装置やシステムに電磁干渉を引き起こしてしまうという
問題もあった。
【0005】また、システムを構成する機能を細かく分
割して、各々を別々の独立した筐体に収容すると、シス
テムの故障の際の障害復旧に手間取ることが多い。すな
わち、システムの故障の際には早急な障害復旧が望まれ
るので、障害発生時に保守担当者は正常な筐体を一式持
参して故障システムへ駆けつける。そして、故障システ
ムのうちの障害の発生していそうな筐体を片端から正常
な対応筐体と差し替えて、取り敢えず障害復旧を行うよ
うにしている。しかし、システムを構成する機能が細か
く分割されているので筐体の数が多く、そのため、障害
発生筐体にたどり着くまでに長い時間を要してしまうこ
とがあった。
【0006】さらに、SDH通信システムでは、独立し
たユニット(筐体)単位で状態の監視を行う必要があ
り、そのため、分割された各ユニットから監視機能部へ
アラーム情報が多数集まり、監視機能部の処理負担が重
いという問題があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、システム全体としての設置占有スペースを減
少させ、また配線の占有スペースや配線コストを減少さ
せるようにしたディジタル多重無線装置を提供すること
を目的とする。
【0008】また、配線の引回しによる電磁干渉を防止
したディジタル多重無線装置を提供することを他の目的
とする。また、障害復旧に要する時間を短縮したディジ
タル多重無線装置を提供することを他の目的とする。
【0009】さらに、監視機能部の処理負担の軽減を図
ったディジタル多重無線装置を提供することを他の目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、複数の現用回線およ
び少なくとも1つの予備回線に対して各1つ設けられ、
可搬性があるとともに交換可能な構成を有し、互いに同
一な構成の複数の単位筐体10a〜10dと、複数の単
位筐体10a〜10dの各々に収容され、STM(Sync
hronous Transfer Mode)信号にSOH(Section Over H
ead)バイトを挿入したり、STM信号からSOHバイト
を抽出したりするベースバンド処理部1と、複数の単位
筐体10a〜10dの各々に収容され、ベースバンド信
号を変調して変調信号を出力する変調部2と、複数の単
位筐体10a〜10dの各々に収容され、変調部2から
の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部3と、
複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容され、無線
信号を受信して変調信号に変換する受信部4と、複数の
単位筐体10a〜10dの各々に収容され、受信部4か
らの変調信号をベースバンド信号に変換する復調部5
と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容され、
自回線のベースバンド信号を自回線および他回線を経由
して予備回線へ送るための送並切替部6と、複数の単位
筐体10a〜10dの各々に収容され、自回線および他
回線を経由して予備回線から送られたベースバンド信号
から1つを選択して自回線へ送るための受端切替部7と
を有することを特徴とするディジタル多重無線装置が提
供される。
【0011】以上のように、複数の現用回線および少な
くとも1つの予備回線の各々に対して単位筐体10a〜
10dをそれぞれ配置する。単位筐体10a〜10d
は、互いに同一な構成を持ち、また可搬性があり、交換
可能な構成を有している。単位筐体10a〜10dの各
々には、ベースバンド処理部1と、変調部2と、送信部
3と、受信部4と、復調部5と、送並切替部6と、受端
切替部7とを収容する。すなわち、SDH通信システム
において、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準
化部門)G.783で規定されているSPI(SDH Phys
ical Interface)と、ITU−R(国際電気通信連合無
線通信部門)F.750で規定されているRPI(Radi
o Physical Interface) との間に位置する各機能を、本
発明では一体化している。
【0012】こうした一体化構成により、システム全体
としての設置占有スペースが減少され、また配線の占有
スペースや配線コストが減少される。また、筐体の外へ
の配線の引回しが減少するので、電磁干渉が防止され
る。
【0013】また、一体化構成により、従来の分割構成
に比べ筐体数が大幅に減少するので、障害復旧に要する
時間が短縮される。さらに、一体化構成により、監視機
能部が監視すべき対象数が減少し、監視機能部の処理負
担が軽減される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、ディジタル多重無線装置に
係る本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0015】まず、第1の実施の形態の原理構成を、図
1を参照して説明する。第1の実施の形態は、複数の現
用回線および少なくとも1つの予備回線に対して各1つ
設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構成を有
し、互いに同一な構成の複数の単位筐体10a〜10d
と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容され、
STM(Synchronous Transfer Mode)信号にSOH(Se
ction Over Head)バイトを挿入したり、STM信号から
SOHバイトを抽出したりするベースバンド処理部1
と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容され、
ベースバンド信号を変調して変調信号を出力する変調部
2と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容さ
れ、変調部2からの変調信号を無線信号に変換して送信
する送信部3と、複数の単位筐体10a〜10dの各々
に収容され、無線信号を受信して変調信号に変換する受
信部4と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容
され、受信部4からの変調信号をベースバンド信号に変
換する復調部5と、複数の単位筐体10a〜10dの各
々に収容され、自回線のベースバンド信号を自回線およ
び他回線を経由して予備回線へ送るための送並切替部6
と、複数の単位筐体10a〜10dの各々に収容され、
自回線および他回線を経由して予備回線から送られたベ
ースバンド信号から1つを選択して自回線へ送るための
受端切替部7とから構成される。
【0016】以上のように、複数の現用回線および少な
くとも1つの予備回線の各々に対して単位筐体10a〜
10dをそれぞれ配置する。単位筐体10a〜10d
は、互いに同一な構成を持ち、また可搬性があり、交換
可能な構成を有している。単位筐体10a〜10dの各
々には、ベースバンド処理部1と、変調部2と、送信部
3と、受信部4と、復調部5と、送並切替部6と、受端
切替部7とを収容する。すなわち、SDH通信システム
において、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準
化部門)G.783で規定されているSPI(SDH Phys
ical Interface)と、ITU−R(国際電気通信連合無
線通信部門)F.750で規定されているRPI(Radi
o Physical Interface) との間に位置する各機能を、本
発明では一体化している。
【0017】こうした一体化構成により、システム全体
としての設置占有スペースが減少され、また配線の占有
スペースや配線コストが減少される。また、筐体の外へ
の配線の引回しが減少するので、電磁干渉が防止され
る。
【0018】また、一体化構成により、従来の分割構成
に比べ筐体数が大幅に減少するので、障害復旧に要する
時間が短縮される。さらに、一体化構成により、監視機
能部が監視すべき対象数が減少し、監視機能部の処理負
担が軽減される。
【0019】つぎに、第1の実施の形態を詳しく説明す
る。図2は第1の実施の形態の外観構成を示す図であ
る。なお、本実施の形態では、現用回線がn本、予備回
線が1本設けられ、STM−1信号をベースバンド信号
とし、無線信号を送受信するものとする。図中、(n+
1)台の単位筐体11a〜11fが、各回線に対応して
各1つ設けられ、第1の筐体12と第2の筐体13と
は、各回線に共通な装置として各1つ設けられる。単位
筐体11a〜11fは架14の中央部に搭載され、第1
の筐体12が単位筐体11a〜11fの下部に、第2の
筐体13が単位筐体11a〜11fの上部に位置して架
14に搭載される。単位筐体11a〜11fは各々、互
いに同一な構成を有しており、また可搬性があり、架1
4から取り外して交換可能である。単位筐体11a〜1
1fの内部構成については図3を参照して、第1の筐体
12、および第2の筐体13の内部構成については、図
4を参照して説明する。
【0020】図3は、単位筐体11a〜11fの内部回
路構成を示す図である。単位筐体11a〜11fは互い
に同一の構成となっているので、図3では1つだけを説
明する。
【0021】単位筐体はその内部に、ベースバンド処理
部21と、変調部22と、送信部23と、受信部24
と、復調部25と、送並切替部26と、受端切替部27
と、電源部28とを備える。ベースバンド処理部21
は、STM−1電気信号を入力ポートSI1から受けて
STM−1電気信号に付加されているSOH(Section
Over Head)バイトを抽出したり、STM−1電気信号に
SOHバイトを挿入して出力ポートSO1から出力した
りする。変調部22は、ベースバンド信号を多値直交変
調して中間周波数帯のIF信号を出力する。送信部23
は、変調部22からのIF信号を所望の無線周波数信号
に変換し、所望の出力電力に増幅して出力ポートRO1
から出力する。受信部24は、対向する無線局からの無
線周波数信号を入力ポートRI1から受信してIF信号
へ変換する。復調部25は、受信部24からのIF信号
を復調してベースバンド信号に変換する。
【0022】入力ポートSI1,RI1および出力ポー
トSO1,RO1は、単位筐体の表面に設けられる。送
並切替部26は、自単位筐体が現用回線に設けられてい
るときには、ベースバンド処理部21から入力ポートB
I1を介して入力されたベースバンド信号を、後述の回
線制御部33bからの指示に従い、自単位筐体の変調部
22へ出力ポートBO1を介して送るとともに、予備回
線の単位筐体の送並切替部へ自単位筐体の出力ポートB
O2を介し、さらに隣接の現用回線の単位筐体の送並切
替部を介して送る。なお、他の現用回線の単位筐体の送
並切替部からベースバンド信号を入力ポートBI2を介
して送られた場合は、それを予備回線の単位筐体の送並
切替部へ出力ポートBO2を介し、さらに隣接の現用回
線の単位筐体の送並切替部を介して転送する。
【0023】受端切替部27は、自単位筐体が現用回線
に設けられているときには、復調部25から入力ポート
DI1を介して入力されたベースバンド信号と、予備回
線の単位筐体の送並切替部から隣接の現用回線の単位筐
体の受端切替部を介し、自単位筐体の入力ポートDI2
を介して送られたベースバンド信号とのうちの一方を、
後述の回線制御部33bからの指示に従い選択して、自
単位筐体のベースバンド処理部21へ自単位筐体の出力
ポートDO1を介して送る。なお、予備回線の単位筐体
の受端切替部から隣接の現用回線の単位筐体の受端切替
部を介して送られたベースバンド信号は、他の現用回線
の単位筐体の受端切替部へ自単位筐体の出力ポートDO
2を介して転送する。
【0024】入力ポートDI2,BI2および出力ポー
トBO2,DO2は、単位筐体の表面に設けられる。送
並切替部26および受端切替部27は、n本の現用回線
でそれぞれ受信してるマイクロ波のうちでフェージング
による受信障害の大きい1つの回線を予備回線に切り替
えて伝送する目的で作動されるものであり、フェージン
グ速度よりも速い切替速度を備えている。
【0025】電源部28は、単位筐体を構成する各部に
電源を供給する。なお、単位筐体を構成する各部間の接
続を行う配線は当然、単位筐体内に収納される。
【0026】図4は、こうした単位筐体11a〜11f
の相互接続関係と、第1の筐体12および第2の筐体1
3の内部構成とを示す図である。単位筐体11aは予備
回線(P)に対応して設けられ、単位筐体11b〜11
fは現用回線(1)〜(n)に対応して設けられる。例
えば現用回線(i)の単位筐体11dでは、その出力ポ
ートBO2および入力ポートDI2が、現用回線(i−
1)の単位筐体11cの入力ポートBI2および出力ポ
ートDO2にそれぞれ接続され、単位筐体11dの入力
ポートBI2および出力ポートDO2が、現用回線(i
+1)の単位筐体11eの出力ポートBO2および入力
ポートDI2にそれぞれ接続される。ただし、予備回線
(P)の単位筐体11aの出力ポートBO2および入力
ポートDI2、並びに現用回線(n)の単位筐体11f
の入力ポートBI2および出力ポートDO2には何の接
続もない。
【0027】第1の筐体12には、送並切替器(TSW
−B)31a〜31eと、受端切替器(RSW−B)3
2a〜32eと、各種機能部33〜37とが設けられて
いる。送並切替器31a〜31eおよび受端切替器32
a〜32eは現用回線(1)〜(n)にそれぞれ対応し
て設けられるものである。
【0028】送並切替器31a〜31eは各々、自回線
のSTM−1電気信号を、後述の回線制御部33bから
の指示に従い、自回線の単位筐体の入力ポートSI1へ
送るとともに、予備回線の単位筐体の入力ポートSI1
へ隣接の現用回線の送並切替器を介して送る。なお、送
並切替器31a〜31eは各々、他の現用回線の送並切
替器からSTM−1電気信号を送られた場合は、それを
予備回線の単位筐体の入力ポートSI1へ隣接の現用回
線の送並切替器を介して送る。
【0029】受端切替器32a〜32eは各々、自回線
の単位筐体の出力ポートSO1から入力されたSTM−
1信号と、予備回線の単位筐体から隣接の現用回線の受
端切替器を介して送られたSTM−1信号とのうちの一
方を、後述の回線制御部33bからの指示に従い選択し
て、自回線へ出力する。なお、予備回線の単位筐体から
隣接の現用回線の受端切替器を介して送られたSTM−
1信号は他の現用回線の受端切替器へ転送する。
【0030】送並切替器31a〜31eおよび受端切替
器32a〜32eは、現用回線の単位筐体11b〜11
fのいずれかに障害があったときに、その障害単位筐体
に代わって予備回線の単位筐体11aを使用させる場合
に作動する。
【0031】各種機能部33〜37は、各回線に共通し
て設置されるものであり、監視機能部33、回線制御部
34、タイミングクロック供給部35、オーダワイヤ通
信機能部36、DCC(Data Communication Channel)
処理部37から成る。監視機能部33は各種機器や回線
の状態を監視する。回線制御部34は、受信電波へのフ
ェージングの影響の度合いに応じて、単位筐体11a〜
11fの各送並切替部および各受端切替部の切替動作を
制御する。また、回線制御部34は、現用伝送系および
予備伝送系の回線状態に応じて、送並切替器31a〜3
1eおよび受端切替器32a〜32eの切替動作を制御
する。タイミングクロック供給部35は、単位筐体11
a〜11fに同期用のタイミングクロックを供給する。
オーダワイヤ通信機能部36は、STM−1信号のSO
H内に割り当てられているE1,E2バイトを使用し
て、他局と電話器等を介して保守運用等の打合せを行う
際に使用される。DCC処理部37は、監視制御をリモ
ートで行うためにSTM−1信号のSOH内に割り当て
られているD1〜D3,D4〜D12バイトの信号処理
を行う。
【0032】第2の筐体13は、分波装置が収納される
ものであり、送信フィルタ(TF)41a〜41f、受
信フィルタ(RF)42a〜42f、およびアンテナ共
用器43から構成される。送信フィルタ41a〜41f
および受信フィルタ42a〜42fは、現用回線および
予備回線に対応してそれぞれ設けられるものである。送
信フィルタ41a〜41fは各々、対応の単位筐体から
の無線周波数信号に対して、その無線周波数信号に割り
当てられた占有周波数帯域以内に帯域制限を行い、アン
テナ共用器43へ送る。受信フィルタ42a〜42fは
各々、アンテナ共用器43から送られた無線周波数信号
の中から、対応の単位筐体に割り当てられた周波数の無
線周波数信号を分離し、対応の単位筐体に送る。アンテ
ナ共用器43は、送信フィルタ41a〜41fからの無
線周波数信号をアンテナ(図示せず)へ送るとともに、
同一アンテナで受信した無線周波数信号を受信フィルタ
42a〜42fへ送る。
【0033】図2に示したように、架14において、単
位筐体11a〜11fの上部に第2の筐体13を配置
し、単位筐体11a〜11fと第2の筐体13とを結ぶ
配線(通常、セミリジッドのパイプケーブルを使用)
は、互いの対向面から引き出すようにして、出来るだけ
短い距離で接続するようにする。同様に、単位筐体11
a〜11fの下部に第1の筐体12を配置し、単位筐体
11a〜11fと第1の筐体12とを結ぶ配線は、互い
の対向面から引き出すようにして、出来るだけ短い距離
で接続するようにする。
【0034】これにより、従来に比べ、システム全体が
小型化し、また配線の占有するスペースが減少し、当然
配線コストも減少する。また、筐体の外への配線の引回
しが大幅に減少するので、電磁干渉が防止される。
【0035】また、単位筐体では多数の機能が一体化さ
れているので、従来の分割構成に比べ、単位筐体を交換
することで、格段に障害復旧に要する時間が短縮され
る。さらに、一体化構成により、監視機能部が監視すべ
き筐体数が減少し、監視機能部の処理負担が軽減され
る。
【0036】また更に、単位筐体において、無線信号を
出力する出力ポートRO1と、無線信号を入力する入力
ポートRI1との間に周波数シフタを接続して、単位筐
体で信号を折り返すようにすると、単位筐体の伝送試験
を簡単に行うことができる。特に温度試験は、単位筐体
だけを恒温槽に入れるだけで済むので、小さな恒温槽だ
けあればよく、非常に都合がよい。
【0037】さらに、単位筐体の送並切替部26は、予
備回線へ向けて第1の隣接単位筐体の送並切替部から送
られたベースバンド信号を第2の隣接単位筐体の送並切
替部へ転送するようにし、また、受端切替部27は、予
備回線から第2の隣接単位筐体の受端切替部を介して送
られたベースバンド信号を第1の隣接単位筐体の受端切
替部へ転送するようにする。したがって、並行して並べ
られた全部の単位筐体の各送並切替部どうしおよび各受
端切替部どうしを、隣接間で接続するだけで送並切替お
よび受端切替が簡単に実現できる。
【0038】つぎに、第2の実施の形態を説明する。図
5は第2の実施の形態の構成図である。第2の実施の形
態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じで
あるので、同一構成部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
【0039】第2の実施の形態では、第1の筐体12に
送並受端切替部38a〜38cを設ける。送並受端切替
部38aは、第1の実施の形態における、STM−1電
気信号の送並切替を行う送並切替器31aおよび受端切
替を行う受端切替器32aを含む。そして更に、送並受
端切替部38aは、WS(Way-Side) 信号の送並切替を
行う送並切替器および受端切替を行う受端切替器を含む
とともに、UC(User-Channel) 信号の送並切替を行う
送並切替器および受端切替を行う受端切替器を含む。こ
れらの新たに含まれる送並切替器および受端切替器の動
作は、扱う信号がSTM−1電気信号からWS信号また
はUC信号に変わっただけで、送並切替器31aおよび
受端切替器32aの各動作と同じである。WS信号は、
実際の変調スペクトラム占有周波数帯域と、割り当てら
れた占有周波数帯域との差を利用して伝送される信号で
あり、無線区間のみの通信に利用される。UC信号は、
STM−1信号のSOH内に割り当てられているF1バ
イトを使用して伝送される信号であり、ユーザが自由に
使用できる。
【0040】送並受端切替部38b,38cも送並受端
切替部38aとそれぞれ同様な構成であり、送並受端切
替部38aは現用第1回線に対応して設けられ、送並受
端切替部38b,38cは現用第2回線および現用第3
回線に対応してそれぞれ設けられる。
【0041】単位筐体51a〜51dは、WS信号およ
びUC信号の処理機能が付加されている点が第1の実施
の形態の単位筐体と異なっているが、その点を除いては
第1の実施の形態の単位筐体と同じ構成となっている。
単位筐体51aは予備回線に対応し、単位筐体51b〜
51dは現用第1回線〜現用第3回線にそれぞれ対応す
る。なお、単位筐体51a〜51dの各々には、WS信
号およびUC信号を入力するための各入力ポートと、W
S信号およびUC信号を出力するための各出力ポートと
が、第1の筐体12に対向する表面に位置するようにし
て設けられている。
【0042】以上の第2の実施の形態のように、WS信
号およびUC信号を扱うディジタル多重無線装置にも本
発明を適用することができる。つぎに、第3の実施の形
態を説明する。
【0043】図6は第3の実施の形態の構成図である。
第3の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態
の構成と同じであるので、同一構成部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0044】第3の実施の形態では、第1の筐体12に
S/P変換部39を設ける。S/P変換部39は、単位
筐体11a〜11fとそれぞれ接続される。S/P変換
部39は、単位筐体11a〜11fのうちの1つから送
られたシリアル信号をパラレル信号に変換して監視機能
部33、回線制御部34、オーダワイヤ通信機能部3
6、およびDCC処理部37へ送る。また逆に、監視機
能部33、回線制御部34、オーダワイヤ通信機能部3
6、およびDCC処理部37から送られた各信号をシリ
アル信号に変換して単位筐体11a〜11fのうちの対
応の単位筐体へ送る。こうしたシリアル信号によって、
単位筐体と監視機能部33との間では、監視系情報信号
が伝送される。また、単位筐体と回線制御部34との間
では、回線切替のために対向局との間で送受信する情報
信号(DSC)、障害回線からの情報であるイニシェー
タ、回線切替のための切替命令等が伝送される。単位筐
体とオーダワイヤ通信機能部36との間では、STM−
1信号のSOH内のE1,E2バイト情報が伝送され
る。単位筐体とDCC処理部37との間では、DCC信
号が伝送される。
【0045】以上のように、第3の実施の形態では、各
単位筐体から各1本のシリアル伝送路がS/P変換部3
9へ接続されるだけであり、これによって、各単位筐体
と、第1の筐体12に設けられた監視機能部33、回線
制御部34、オーダワイヤ通信機能部36、およびDC
C処理部37とが、シリアル信号を使用して情報伝送を
行うようにしている。従来は、単位筐体11a〜11f
の各々から、第1の筐体12に設けられた監視機能部3
3、回線制御部34、オーダワイヤ通信機能部36、お
よびDCC処理部37へそれぞれ個別に伝送路が接続さ
れていたため、その配線数が非常に多かった。これに対
して、第3の実施の形態では、シリアル信号を使用して
情報伝送を行うようにしてその配線数を大幅に削減する
ことが可能となった。
【0046】以上の第1乃至第3の実施の形態ではST
M−1電気信号を扱っているが、本発明はSTM−1電
気信号に限定されるものではなく、STM−N電気信号
一般に適用し得るものである。
【0047】また、光信号を終端してO/E変換を行
い、第1乃至第3の実施の形態のうちのいずれかの第1
の筐体12へ接続するようにしてもよい。この場合、光
信号終端装置やO/E変換装置を、図2に示す架14
に、第1の筐体12の下に位置するように搭載すること
になる。
【0048】また、第1乃至第3の実施の形態では予備
回線を1回線だけ設けているが、予備回線を2回線以上
設けるようにしてもよい。さらにまた、第1乃至第3の
実施の形態では、単位筐体に電源部28が内蔵されてい
るが、電源部は単位筐体の外に、各単位筐体に共通する
装置として設けるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
現用回線および少なくとも1つの予備回線の各々に対し
て単位筐体をそれぞれ配置する。単位筐体は、互いに同
一な構成を持ち、また可搬性があり、交換可能な構成を
有している。単位筐体の各々には、ベースバンド処理部
と、変調部と、送信部と、受信部と、復調部と、送並切
替部と、受端切替部とを収容する。
【0050】こうした一体化構成により、システム全体
としての設置占有スペースが減少され、また配線の占有
スペースや配線コストが減少される。また、筐体の外へ
の配線の引回しが減少するので、電磁干渉が防止され
る。
【0051】また、一体化構成により、従来の分割構成
に比べ筐体数が大幅に減少するので、障害復旧に要する
時間が短縮される。さらに、一体化構成により、監視機
能部が監視すべき対象数が減少し、監視機能部の処理負
担が軽減される。
【0052】また更に、単位筐体において、無線信号を
出力する出力ポートと、無線信号を入力する入力ポート
との間に周波数シフタを接続して、単位筐体で信号を折
り返すようにすると、単位筐体の伝送試験を簡単に行う
ことができる。特に温度試験は、単位筐体だけを恒温槽
に入れるだけで済むので、小さな恒温槽だけあればよ
く、非常に都合がよい。
【0053】さらに、単位筐体の送並切替部は、予備回
線へ向けて第1の隣接単位筐体の送並切替部から送られ
たベースバンド信号を第2の隣接単位筐体の送並切替部
へ転送するようにし、また、単位筐体の受端切替部は、
予備回線から第2の隣接単位筐体の受端切替部を介して
送られたベースバンド信号を第1の隣接単位筐体の受端
切替部へ転送するようにする。したがって、並行して並
べられた全部の単位筐体の各送並切替部どうしおよび各
受端切替部どうしを、隣接間で接続するだけで送並切替
および受端切替が簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態の外観構成を示す図である。
【図3】単位筐体の内部回路構成を示す図である。
【図4】単位筐体の相互接続関係と、第1の筐体および
第2の筐体の内部構成とを示す図である。
【図5】第2の実施の形態の構成図である。
【図6】第3の実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
1 ベースバンド処理部 2 変調部 3 送信部 4 受信部 5 復調部 6 送並切替部 7 受端切替部 10a〜10d 単位筐体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−318924(JP,A) 特開 平6−339172(JP,A) 特開 昭62−57331(JP,A) 特開 平6−315017(JP,A) 特開 平7−240732(JP,A) 特開 平8−116294(JP,A) 斉藤,鈴木,渡部,FRXシリーズS DH無線装置,FUJITU,日本,富 士通株式会社,2001年1月10日,VO L.52,NO.1,p.100−p.104 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/18 - 5/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現用回線と少なくとも1つの予備
    回線とを備え、STM(Synchronous Transfer Mode)信
    号をベースバンド信号とし、無線信号を送受信するディ
    ジタル多重無線装置において、 複数の現用回線および少なくとも1つの予備回線に対し
    て各1つ設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構
    成を有し、互いに同一な構成の複数の単位筐体と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、STM信号にS
    OH(Section Over Head)バイトを挿入したり、STM
    信号からSOHバイトを抽出したりするベースバンド処
    理部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、ベースバンド信
    号を変調して変調信号を出力する変調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記変調部から
    の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、無線信号を受信
    して変調信号に変換する受信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記受信部から
    の変調信号をベースバンド信号に変換する復調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線のベース
    バンド信号を自回線および予備回線へ送るための送並切
    替部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線および予
    備回線から送られたベースバンド信号から1つを選択し
    て自回線へ送るための受端切替部と、前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自単位筐
    体の送並切替部から他回線の単位筐体の送並切替部へベ
    ースバンド信号を送るための送並用出力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、他回線の
    単位筐体の送並切替部から自単位筐体の送並切替部へベ
    ースバンド信号を受けるための送並用入力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自単位筐
    体の受端切替部から他 回線の単位筐体の受端切替部へベ
    ースバンド信号を送るための受端用出力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、他回線の
    単位筐体の受端切替部から自単位筐体の受端切替部へベ
    ースバンド信号を受けるための受端用入力ポートと、 を有することを特徴とするディジタル多重無線装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の単位筐体の各々において、自
    単位筐体の送並用出力ポートと、隣接の単位筐体の送並
    用入力ポートとを接続するともに、前記隣接の単位筐体
    の受端用出力ポートと、前記自単位筐体の受端用入力ポ
    ートとを接続したことを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル多重無線装置。
  3. 【請求項3】 複数の現用回線と少なくとも1つの予備
    回線とを備え、STM(Synchronous Transfer Mode)信
    号をベースバンド信号とし、無線信号を送受信するディ
    ジタル多重無線装置において、 複数の現用回線および少なくとも1つの予備回線に対し
    て各1つ設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構
    成を有し、互いに同一な構成の複数の単位筐体と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、STM信号にS
    OH(Section Over Head)バイトを挿入したり、STM
    信号からSOHバイトを抽出したりするベースバンド処
    理部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、ベースバンド信
    号を変調して変調信号を出力する変調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記変調部から
    の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、無線信号を受信
    して変調信号に変換する受信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記受信部から
    の変調信号をベースバンド信号に変換する復調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線のベース
    バンド信号を自回線および予備回線へ送るための送並切
    替部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線および予
    備回線から送られたベースバンド信号から1つを選択し
    て自回線へ送るための受端切替部と、 を有し、 前記複数の単位筐体の各々において、前記送並切替部が
    前記ベースバンド処理部と前記変調部との間に接続され
    たことを特徴とするディジタル多重無線装置。
  4. 【請求項4】 複数の現用回線と少なくとも1つの予備
    回線とを備え、STM(Synchronous Transfer Mode)信
    号をベースバンド信号とし、無線信号を送受信するディ
    ジタル多重無線装置において、 複数の現用回線および少なくとも1つの予備回線に対し
    て各1つ設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構
    成を有し、互いに同一な構成の複数の単位筐体と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、STM信号にS
    OH(Section Over Head)バイトを挿入したり、STM
    信号からSOHバイトを抽出したりするベースバンド処
    理部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、ベースバンド信
    号を変調して変調信号を出力する変調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記変調部から
    の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、無線信号を受信
    して変調信号に変換する受信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記受信部から
    の変調信号をベースバンド信号に変換する復調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線のベース
    バンド信号を自回線および予備回線へ送るための送並切
    替部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線および予
    備回線から送られたベースバンド信号から1つを選択し
    て自回線へ送るための受端切替部と、 を有し、 前記複数の単位筐体の各々において、前記受端切替部が
    前記復調部と前記ベースバンド処理部との間に接続され
    たことを特徴とするディジタル多重無線装置。
  5. 【請求項5】 複数の現用回線と少なくとも1つの予備
    回線とを備え、STM(Synchronous Transfer Mode)信
    号をベースバンド信号とし、無線信号を送受信するディ
    ジタル多重無線装置において、 複数の現用回線および少なくとも1つの予備回線に対し
    て各1つ設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構
    成を有し、互いに同一な構成の複数の単位筐体と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、STM信号にS
    OH(Section Over Head)バイトを挿入したり、STM
    信号からSOHバイトを抽出したりするベースバンド処
    理部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、ベースバンド信
    号を変調して変調信号を出力する変調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記変調部から
    の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、無線信号を受信
    して変調信号に変換する受信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記受信部から
    の変調信号をベースバンド信号に変換する復調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線のベース
    バンド信号を自回線および予備回線へ送るための送並切
    替部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線および予
    備回線から送られたベースバンド信号から1つを選択し
    て自回線へ送るための受端切替部と、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自回線の
    STM信号を自単位筐体に入力するためのSTM信号入
    力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自回線の
    STM信号を自単位筐体から出力するためのSTM信号
    出力ポートと、 前記複数の現用回線用の各単位筐体のSTM信号入力ポ
    ートにそれぞれ接続され、自回線のSTM信号を自回線
    の単位筐体および予備回線の単位筐体へ送るための複数
    の送並切替器と、 前記複数の現用回線用の各単位筐体のSTM信号出力ポ
    ートにそれぞれ接続さ れ、自回線の単位筐体および予備
    回線の単位筐体から送られたSTM信号から1つを選択
    して自回線へ送るための複数の受端切替器と、 を有することを特徴とするディジタル多重無線装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の単位筐体の各々の表面に設け
    られ、自回線のWS(Way-Side) 信号を自単位筐体に入
    力するためのWS信号入力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自回線の
    WS信号を自単位筐体から出力するためのWS信号出力
    ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自回線の
    UC(User-Channel)信号を自単位筐体に入力するため
    のUC信号入力ポートと、 前記複数の単位筐体の各々の表面に設けられ、自回線の
    UC信号を自単位筐体から出力するためのUC信号出力
    ポートと、 を更に有し、 前記複数の送並切替器は、対応する現用回線の単位筐体
    のWS信号入力ポートおよびUC信号入力ポートにそれ
    ぞれ接続されるとともに、前記少なくとも1つの予備回
    線の単位筐体のWS信号入力ポートおよびUC信号入力
    ポートに接続され、自回線のWS信号およびUC信号を
    自回線の単位筐体および前記少なくとも1つの予備回線
    の単位筐体へ送り、 前記複数の受端切替器は、対応する現用回線の単位筐体
    のWS信号出力ポートおよびUC信号出力ポートにそれ
    ぞれ接続されるとともに、前記少なくとも1つの予備回
    線の単位筐体のWS信号出力ポートおよびUC信号出力
    ポートに接続され、自回線の単位筐体および前記少なく
    とも1つの予備回線の単位筐体から送られたWS信号お
    よびUC信号から各1つを選択して自回線へ送ることを
    特徴とする請求項5記載のディジタル多重無線装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の送並切替器および前記複数の
    受端切替器を収容するとともに、監視機能部、回線制御
    部、タイミングクロック供給部、オーダワイヤ通信機能
    部、およびDCC(Data Communication Channel) 処理
    部を収容するようにした第1の筐体を、更に有したこと
    を特徴とする請求項5記載のディジタル多重無線装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の筐体に収容され、前記監視機
    能部、前記回線制御 部、前記オーダワイヤ通信機能部、
    および前記DCC処理部から送られた各信号をシリアル
    信号に変換して前記複数の単位筐体にそれぞれ収容され
    た各部へ送るとともに、前記複数の単位筐体にそれぞれ
    収容された各部から送られたシリアル信号をパラレル信
    号に変換して前記監視機能部、前記回線制御部、前記オ
    ーダワイヤ通信機能部、および前記DCC処理部へ送る
    シリアル/パラレル変換部を、更に有したことを特徴と
    する請求項7記載のディジタル多重無線装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の単位筐体を架に搭載するとと
    もに、前記第1の筐体を前記架に、前記複数の単位筐体
    の下部に位置するように搭載することを特徴とする請求
    項7記載のディジタル多重無線装置。
  10. 【請求項10】 複数の現用回線と少なくとも1つの予
    備回線とを備え、STM(Synchronous Transfer Mode)
    信号をベースバンド信号とし、無線信号を送受信するデ
    ィジタル多重無線装置において、 複数の現用回線および少なくとも1つの予備回線に対し
    て各1つ設けられ、可搬性があるとともに交換可能な構
    成を有し、互いに同一な構成の複数の単位筐体と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、STM信号にS
    OH(Section Over Head)バイトを挿入したり、STM
    信号からSOHバイトを抽出したりするベースバンド処
    理部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、ベースバンド信
    号を変調して変調信号を出力する変調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記変調部から
    の変調信号を無線信号に変換して送信する送信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、無線信号を受信
    して変調信号に変換する受信部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、前記受信部から
    の変調信号をベースバンド信号に変換する復調部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線のベース
    バンド信号を自回線および予備回線へ送るための送並切
    替部と、 前記複数の単位筐体の各々に収容され、自回線および予
    備回線から送られたベ ースバンド信号から1つを選択し
    て自回線へ送るための受端切替部と、 各回線毎に設けられる複数の送信フィルタおよび複数の
    受信フィルタ、並びにアンテナ共用器を収納した第2の
    筐体と、を有し、 前記複数の単位筐体を架に搭載するとともに、前記第2
    の筐体を前記架に、前記複数の単位筐体の上部に位置す
    るように搭載することを特徴とするディジタル多重無線
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
斉藤,鈴木,渡部,FRXシリーズSDH無線装置,FUJITU,日本,富士通株式会社,2001年1月10日,VOL.52,NO.1,p.100−p.104

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