JP2621801B2 - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JP2621801B2
JP2621801B2 JP14083194A JP14083194A JP2621801B2 JP 2621801 B2 JP2621801 B2 JP 2621801B2 JP 14083194 A JP14083194 A JP 14083194A JP 14083194 A JP14083194 A JP 14083194A JP 2621801 B2 JP2621801 B2 JP 2621801B2
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久保  直人
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信方式に係り、特
に複数の現用回線を有し、各現用回線の終端多重方式が
無線送端局及び無線受端局においてセクションオーバヘ
ッドの一部だけを終端及び多重する第1の終端多重方式
と、セクションオーバヘッドの全部を終端及び多重し、
かつ、同期網クロック信号への乗せ換えを行う第2の終
端多重方式とが回線毎に混在する無線通信方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】広帯域サービス総合ディジタル網(B−
ISDN:Broadband aspects of ISDN)の実現に向け
て、国際電信電話諮問委員会(CCITT)により、国
際的に統一されたディジタル・ハイアラーキとして同期
ディジタル・ハイアラーキ(SDH:Synchronous Digi
tal Hierarchy)が標準化された(CCITT勧告G.
707〜G.709)。
【0003】この勧告によれば、50Mbpsの伝送速
度のAU−3(監理ユニット:Admistrative Unit)が
3つとセクション・オーバヘッド(SOH:Section Ov
erhead)とからなる、又は、150Mbpsの伝送速度
のAU−4にSOHが付加された、同期伝送モジュール
・レベル1(STM−1:Synchronous Transport Modu
le Level 1)と呼ばれる150Mbpsの伝送速度の多
重化信号を基準インターフェースとする。
【0004】このSTM−1信号あるいはこれをN個多
重したSTM−N信号を伝送するための一つの多重装置
として、図8に示す如き標準的な多重装置が提案されて
いる(CCITT勧告G.782)。なお、上記Nは1
以上の自然数であり、STM−1信号はSTM−N信号
に含まれるので、以下、STM−1信号を含めてSTM
−N信号という。
【0005】図8において、伝送路を介して入力された
二つのSTM−N信号はそれぞれSDH物理インタフェ
ース(SPI:SDH Physical Interface)回路71a、
71bと、RST部(RST:Regenerator Section Te
rmination)72a、72bと、MST部(MST:Mul
tiplex Section Termination)73a、73bとを別々
に介してMSP部(MSP:Multiplex Section Protec
tion)74に共通に入力され、ここで多重セクション
(MS:Multiplex Section)区間の冗長系切り換えが
行われる。
【0006】MSP回路74の出力信号はSA回路(S
A:Section Adaptation)85により同期網クロック信
号への乗せ換え及びAU−3あるいはAU−4のポイン
タ処理(以下、AU−3/4のポインタ処理という)を
行われた後、MSP回路76、MST77、RST78
及びSPI回路79をそれぞれ介して伝送路へ多重され
たSTM−N信号として送出される。なお、上記のAU
−3/4のポインタ処理により、AU−3あるいはAU
−4を構成する3つ又は1つのバーチャル・コンテナ
(VC:Virtual Container)の先頭位置を指し示すよ
うにポインタ値が設定される。このポインタはSOH内
に含まれる。
【0007】この多重装置によれば、入力STM−N信
号に含まれるSOHのすべてを終端及び多重し、かつ、
同期網クロック信号への乗せ換えを行う(この多重方式
をMST終端多重方式というものとする。)。
【0008】また、STM−N信号を伝送するための別
の装置として、図9に示す如き標準的な中継装置が提案
されている(CCITT勧告G.958)。同図におい
て、伝送路を介して入力されたSTM−N信号はSPI
回路81を介してRST82及び83に順次に供給さ
れ、ここでSOHの一部だけが終端及び多重された後、
SPI回路84を介して伝送路へ送出される。この中継
装置によれば、STM−N信号に含まれているSOHの
一部だけが終端及び多重される(この多重方式をRST
終端多重方式というものとする。)。
【0009】従って、従来は上記のMST終端多重方式
とRST終端多重方式の二つの終端多重方式が混在する
ことがあり、その場合は図10に示す如き構成とされて
いる。図10は従来の無線通信方式の一例の構成図を示
す。この従来方式は無線送端局90と無線受端局100
とから構成され、無線送端局90はMST終端回路91
a及び91bと、無線多重処理回路92と、RST終端
回路93と、無線多重処理回路94とから構成されてい
る。また、無線受端局100はMST用の無線終端処理
回路101と、MST多重回路102a及び102b
と、RST用の無線終端処理回路103と、RST多重
回路104とから構成されている。
【0010】無線送端局90は中継セクション(RS)
区間のSTM−N信号301に対しては、RST終端回
路93によりRST終端し、そのRST終端した信号3
02をRST用の無線多重処理回路94によりRST終
端多重方式でアクセスされる無線区間用のセクション・
オーバヘッド(RSOH)の多重処理を行い、無線信号
303として出力する。
【0011】また、無線送端局90は現用回線を介して
入力されるMS区間のSTM−N信号311に対して
は、MST終端回路91aによりMST終端し、一方、
予備回線を介して入力されるMS区間のSTM−N信号
311′に対してはMST終端回路91bによりMST
終端し、これらのMST終端して得られた信号312及
び312′を無線多重処理回路92へ供給する。
【0012】無線多重処理回路92は、入力信号312
及び312′を冗長系切り換え、同期網クロック信号へ
の乗せ換え、及びAU−3/4のポインタ処理、MST
終端多重方式でアクセスされる無線区間用のセクション
・オーバヘッド(MSOH)の多重処理、無線区間用の
RSOHの多重処理を行い、得られた信号313を無線
信号として出力する。
【0013】無線受端局100は、RS区間の無線信号
303を無線終端処理回路103により受信してRST
終端を行い、これにより得られた信号314に対してR
ST多重回路104においてRSOHを多重してRS区
間のSTM−N信号316を生成し、これを出力する。
【0014】また、無線受端局100は、MS区間の無
線信号313を無線終端処理回路101により受信して
MST終端を行い、更に同期網クロックへの乗せ換え及
びAU−3/4のポインタ処理を行い、これにより得ら
れた信号315と315′に対してMST多重回路10
2a及び102bにおいてMSOH及びRSOHを多重
してMS区間のSTM−N信号317及び317′を生
成し、これを出力する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の無線通信方式では、RST終端多重方式の現用回線と
MST終端多重方式の現用回線とでは終端回路及び多重
回路がそれぞれ異なるため、回路の共用が難しく、無線
多重処理回路102はMST専用で無線多重処理回路1
04はRST専用であり、同様に無線終端処理回路11
1はMST専用であるのに対し無線終端処理回路113
はRST専用である。そのため、従来はMST終端多重
方式の現用回線をRST終端多重方式の現用回線に変更
する場合や、逆にRST終端多重方式の現用回線をMS
T終端多重方式の現用回線に変更する場合には、回路を
総入れ換えするか、あるいは、二つの終端多重方式を考
慮して物理的に終端回路と多重回路をそれぞれ一対ずつ
実装する必要があり、経済的にも、また実装的にも効率
が非常に悪いという問題がある。
【0016】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
異なる終端多重方式の現用回線が混在する場合でも、容
易に現用回線の変更に対応し得る無線通信方式を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、無線送端局を第1及び第2の終端回路と、
同一構成の第1及び第2の無線多重処理回路とからなる
構成とし、無線受端局を同一構成の第1及び第2の無線
終端処理回路と、第1及び第2の多重回路とからなる構
成としたものである。
【0018】ここで、上記の第1の終端回路は、データ
に保守監理情報が多重された多重化信号が入力され、保
守監理情報の一部だけを終端及び多重する第1の終端多
重方式により終端すると共に、第1の終端多重方式によ
り終端したことを示す第1の回路情報を出力する。上記
の第2の終端回路は、前記多重化信号が入力され、前記
保守監理情報の全部を終端及び多重する第2の終端多重
方式により終端すると共に、第2の終端多重方式により
終端したことを示す第2の回路情報を出力する。
【0019】また、上記の第1の無線多重処理回路は、
第1の終端回路の出力信号と第1の回路情報とが入力さ
れ、第1の回路情報に基づいて第1の終端多重方式に基
づく多重処理回路部を選択使用して多重処理して送信出
力し、第2の無線多重処理回路は、第2の終端回路の出
力信号と第2の回路情報とが入力され、第2の回路情報
に基づいて第2の終端多重方式に基づく多重処理回路部
のみを選択使用して多重処理して送信出力する。第2の
無線多重処理回路とを有する無線送端局と、また、上記
の第1の無線終端処理回路は、無線送端局からの多重化
信号を受信すると共に、外部よりの第3の回路情報に基
づいて終端回路部を選択使用し、第1の終端多重方式に
より受信信号を終端し、第2の無線終端処理回路は、無
線送端局からの多重化信号を受信すると共に、外部より
の第4の回路情報に基づいて終端回路部を選択使用し、
第2の終端多重方式により受信信号を終端する。
【0020】更に、上記の第1の多重回路は、第1の無
線終端処理回路の出力信号が入力されて第1の終端多重
方式により多重処理して出力すると共に、第1の終端多
重方式で多重したことを示す情報を第3の回路情報とし
て出力し、第2の多重回路は、第2の無線終端処理回路
の出力信号が入力されて第2の終端多重方式により多重
処理して出力すると共に、第2の終端多重方式で多重し
たことを示す情報を第4の回路情報として出力する。
【0021】
【作用】本発明では、無線送端局内の第1及び第2の無
線多重処理回路を、第1及び第2の終端回路からの第1
及び第2の回路情報に基づいて、回路部の全部又は一部
を選択使用するようにしているため、第1及び第2の終
端多重方式のいずれにより多重処理する場合でも共通の
回路で構成することができる。同様に、無線受端局内の
第1及び第2の無線終端処理回路も、第1及び第2の多
重回路からの第3及び第4の回路情報に基づいて、回路
部の全部又は一部を選択使用するようにしているため、
第1及び第2の無線終端処理回路の回路構成を共通化す
ることができる。
【0022】この回路構成の共通化は特に、同期ディジ
タル・ハイアラーキにより定められたセクション・オー
バヘッドを保守監理情報として有する同期伝送モジュー
ル信号を送受信する無線通信方式においては、第1の無
線多重処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを行
う回路部を前記第1の回路情報により無効とし、第2の
無線多重処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを
行う回路部を第2の回路情報により有効とし、第1の無
線終端処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを行
う回路部を第3の回路情報により無効とされ、第2の無
線終端処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを行
う回路部を第4の回路情報により有効とすることで実現
することができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の構成図を示す。同図に示すよう
に、本実施例は前記したCCITT勧告G.707〜
G.709に準拠したSTM−N信号を無線送受信する
方式に適用した例で、互いに対向する無線送端局10と
無線受端局20とから構成される。
【0024】無線送端局10はRST終端回路11、現
用回線に接続されたMST終端回路12a、予備回線に
接続されたMST終端回路12b、第1及び第2の無線
多重処理回路13及び14より構成されている。ここ
で、後述する如く、無線多重処理回路13及び14はそ
れぞれ同一回路構成で、使用する回路部が異なる。
【0025】一方、上記の無線送端局10からの無線信
号を受信する無線受端局20は、第1及び第2の無線終
端処理回路21及び22と、RST多重回路23と、M
ST多重回路24a及び24bから構成されている。後
述する如く、無線終端処理回路21及び22はそれぞれ
同一回路構成で、使用する回路部が異なる。
【0026】次に、図1の各構成ブロックのそれぞれに
ついて更にその構成を詳細に説明する。RST終端回路
11は図2に示す如く、SPI回路111とRST終端
部112とから構成されている。SPI回路111は図
示しない多重伝送装置からのRS区間のSTM−N信号
31が入力される。RST終端部112は入力信号中の
SOHのうちRSOHを終端してRST終端信号33を
出力すると共に、RST終端回路であることを示すRS
T終端回路情報34を出力する。
【0027】図1に示すMST終端回路12a及び12
bはそれぞれ同一回路構成で、図3に12で示す如き回
路構成とされている。同図に示すように、MST終端回
路12はSPI回路121、RST終端部122及びM
ST終端部123とより構成されている。SPI回路1
21は図示しない多重伝送装置からのMS区間のSTM
−N信号32が入力される。
【0028】RST終端部122は入力信号中のSOH
を構成するRSOHを終端する。また、MST終端部1
23は入力信号中のSOHを構成するMSOHを終端す
る。従って、MST終端部123からはRSOH及びM
SOHがそれぞれ終端されたMST終端信号35が出力
されると共に、MST終端回路であることを示すMST
終端回路情報36が出力される。
【0029】図1に示す無線多重処理回路13及び14
はそれぞれ同一回路構成で、図4に代表して13で示す
如き回路構成とされている。図4に示すように、無線多
重処理回路13はMSP部131、SA回路132、M
ST多重部133、機能選択部134、RST多重部1
35及びSPI回路136から構成されている。
【0030】MSP部131は2入力信号51(図1の
無線多重処理回路13の場合はRST終端回路11の出
力信号33、無線多重処理回路14の場合はMST終端
回路12aの出力信号35)及び52(図1の無線多重
処理回路14の場合はMST終端回路12bの出力信号
35′)が入力され、冗長構成をとっているMS区間の
冗長系切換を行う。SA回路132は同期網クロック信
号への乗せ換えと、AU−3/4ポインタ処理を行う。
MST多重部133は無線区間用MSOHの多重処理を
行う。
【0031】機能選択部134は、MST多重部133
から取り出されたMS区間の上記の一例の処理を受けた
信号と入力信号51のうちの一方の信号を入力終端回路
情報53(図1では33、36)に基づいて選択する。
すなわち、機能選択部134は入力終端回路情報53が
RST終端回路情報を示しているときは、入力信号51
を選択し、MST終端回路情報を示しているときは、M
ST多重部133の出力信号を選択する。従って、機能
選択部134は入力終端回路情報53がRST終端回路
情報を示しているときは、MSP部131、SA回路1
32及びMST多重部133の回路動作を無効とする
(マスク処理される)。
【0032】RST多重部135は機能選択部134の
出力信号に対して無線区間用のRSOHの多重処理を行
う。SPI回路136はRST多重部135の出力信号
を無線区間用のSTM−N信号54として出力する。
【0033】図1の無線受端局20内の無線終端処理回
路21及び22は同一構成で、例えば図5に示す如き構
成とされている。図5に示すように、無線終端処理回路
21(22)は、SPI回路221、RST終端部22
2、MST終端部223、SA回路224及び機能選択
部225より構成されている。
【0034】SPI回路221は無線区間信号56(図
1のSTM−N信号37又は38)を入力信号として受
け、RST終端部222に入力する。RST終端部22
2は入力信号のRSOHを終端する。MST終端部22
3は入力信号のMSOHを終端する。従って、MST終
端部223からは入力無線区間信号56のSOHの全部
を終端した信号が取り出される。SA回路224は同期
網クロック信号への乗せ換えと、AU−3/4ポインタ
処理を行う。
【0035】機能選択部225は、SA回路224から
取り出されたMS区間の上記の一例の処理を受けた信号
とRST終端部222から取り出された入力無線区間信
号56のSOHの一部(すなわち、RSOH)を終端し
た信号のうちの一方の信号を入力多重回路情報59(図
1では43、46)に基づいて選択する。
【0036】すなわち、機能選択部225は入力多重回
路情報59がRST多重回路情報を示しているときは、
RST終端部222の出力信号を選択し、MST多重回
路情報を示しているときは、SA回路224の出力信号
を選択する。従って、機能選択部225は入力多重回路
情報59がRST多重回路情報を示しているときは、M
ST終端部223及びSA回路224の回路動作を無効
とする(マスク処理する)。
【0037】機能選択部225で選択された信号は、無
線終端処理された信号57(図1では信号41又は4
4)として、さらには同じ無線終端処理された信号58
(図1では信号44′)として出力される。
【0038】図1の無線受端局20内のRST多重回路
23は例えば図6に示す如き構成とされている。図6に
示すように、RST多重回路23はRST多重部231
とSPI回路232とよりなり、終端された信号41が
入力され、RST多重部231によりRSOHの多重化
を行い、これにより得られたRS区間のSTM−N信号
42をSPI回路232を介して出力する。また、RS
T多重回路23はRST多重回路であることを示すRS
T多重回路情報43を出力する構成とされている。
【0039】更に、図1のMST多重回路24a及び2
4bは同一構成で、例えば図7に24で示す如き構成と
されている。図7に示すように、MST多重回路24
は、MST多重部241、RST多重部242及びSP
I回路243より構成されている。MST多重部241
は終端された信号61(図1の信号44又は44′)が
入力され、MSOHの多重化処理を行って、RST多重
部242へ出力する。
【0040】RST多重部242はMSOH多重後の信
号にRSOHの多重化を行う。SPI回路243はRS
T多重部242の出力信号をMS区間のSTM−N信号
62(図1では45または45′)として出力する。ま
た、MST多重回路24はMST多重回路であることを
示すMST多重回路情報63を出力する構成とされてい
る。
【0041】再び図1に戻って説明するに、無線送端局
10はRS区間とMS区間の回線が混在しており、RS
区間のSTM−N信号31に対してRST終端回路11
がRST終端して得られた信号33を、RST終端回路
情報34と共に無線多重処理回路13に入力する。一
方、冗長構成を取っているMS区間のSTM−N信号3
2及び32′に対しては、無線送端局10はMST終端
回路12a及び12bによりそれぞれMST終端し、得
られた信号35及び35′をMST終端回路情報36と
共に無線多重処理回路14に入力する。
【0042】無線多重処理回路13及び14はそれぞれ
図4に示した回路構成であるが、無線多重処理回路13
はRST終端回路11よりのRST終端回路情報34に
基づき、機能選択部134が入力信号33を選択してR
ST多重部135へそのまま入力する構成とされる。こ
れにより、無線多重処理回路13からは図9に示した中
継装置と同様に、RST終端多重方式で多重されたST
M−N信号37が取り出される。
【0043】なお、RST終端多重方式に対応した場合
の無線多重処理回路13のB系入力(図4の入力信号5
2)は何も入力がないが、RST終端回路情報34(図
4では53)によりアラームは抑圧される。
【0044】これに対し、無線多重処理回路14はMS
T終端回路12a及び12bよりのMST終端回路情報
36に基づき、機能選択部134がMST多重部133
の出力信号を選択する。これにより、無線多重処理回路
14からは図8に示した標準的な多重装置と同様にMS
T終端多重方式で多重したSTM−N信号38が取り出
される。
【0045】無線受端局20はRS区間の無線信号37
を受信し、無線終端処理回路21に供給する。この無線
終端処理回路21はRST多重回路23よりのRST多
重回路情報43に基づいて図5の機能選択部225がR
ST終端部222の出力信号を選択し、これにより、R
ST終端多重方式で終端したSTM−N信号41をRS
T多重回路23に供給し、ここでRSOHを多重させ、
RS区間のSTM−N信号42を出力する。
【0046】一方、受信されたMS区間の無線信号38
は無線終端処理回路22に供給される。無線終端処理回
路22はMST多重回路24a及び24bよりのワイア
ード・オアされたMST多重回路情報46に基づいて図
5の機能選択部225がSA回路224の出力信号を選
択し、これにより、MST終端多重方式で終端し、同期
網クロック信号への乗せ換え及びAU−3/4のポイン
タ処理を行われたSTM−N信号44と44′を出力す
る。MST多重回路24a及び24bはそれぞれ上記の
信号44及び44′が入力され、MSOH及びRSOH
の多重を行い、MS区間のSTM−N信号45及び4
5′をそれぞれ出力する。
【0047】本実施例では、無線多重処理回路13及び
14、無線終端処理回路21及び22のそれぞれは、R
ST終端多重方式の現用回線と、MST終端多重方式の
現用回線について共通に用いられ、終端回路情報あるい
は多重回路情報により、RST終端多重方式及びMST
終端多重方式のどちらにも対応可能な構成とされてい
る。従って、本実施例によれば、RST終端多重方式の
現用回線と、MST終端多重方式の現用回線の混在が容
易になり、一方の方式の現用回線の他方の方式の現用回
線への変更が、共通部となっている無線多重処理回路1
3、14と無線終端処理回路21、22以外の回路部を
交換することにより行えるため、上記の変更が従来より
も大幅に容易にできる。
【0048】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば上記の実施例ではRST終端多重
方式の現用回線とMST終端多重方式の現用回線がそれ
ぞれ1回線の例であるが、RST終端多重方式の現用回
線が複数回線あり、かつ、MST終端多重方式の現用回
線が複数回線ある場合でも、本発明を適用することがで
きることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1及び第2の終端多重方式のいずれにより多重処理す
る場合でも共通の回路で構成することができ、また、無
線受端局内の第1及び第2の無線終端処理回路も回路構
成を共通化することができるようにしたため、第1及び
第2の終端多重方式の現用回線の一方から他方への変更
が従来に比べて大幅に容易化することができ、従って第
1及び第2の終端多重方式の現用回線が混在化していて
も、実装上の制約条件をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のRST終端回路の一実施例のブロック図
である。
【図3】図1のMST終端回路の一実施例のブロック図
である。
【図4】図1の無線多重処理回路の一実施例のブロック
図である。
【図5】図1の無線終端処理回路の一実施例のブロック
図である。
【図6】図1のRST多重回路の一実施例のブロック図
である。
【図7】図1のMST多重回路の一実施例のブロック図
である。
【図8】標準的な多重装置の構成図である。
【図9】標準的な中継装置の構成図である。
【図10】従来の無線通信方式の一例の構成図である。
【符号の説明】
10 無線送端局 11 RST終端回路 12、12a、12b MST終端回路 13、14 無線多重処理回路 20 無線受端局 21、22 無線終端処理回路 23 RST多重回路 24、24a、24b MST多重回路 111、121、136、221、232、243 S
PI回路 112、122、222 RST終端部 123、223 MST終端部 131 MSP部 132、224 SA回路 133、241 MST多重部 134、225 機能選択部 135、231、242 RST多重部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに保守監理情報が多重された多重
    化信号が入力され、該保守監理情報の一部だけを終端及
    び多重する第1の終端多重方式により終端すると共に、
    該第1の終端多重方式により終端したことを示す第1の
    回路情報を出力する第1の終端回路と、 前記多重化信号が入力され、前記保守監理情報の全部を
    終端及び多重する第2の終端多重方式により終端すると
    共に、該第2の終端多重方式により終端したことを示す
    第2の回路情報を出力する第2の終端回路と、 前記第1の終端回路の出力信号と第1の回路情報とが入
    力され、該第1の回路情報に基づいて前記第1の終端多
    重方式に基づく多重処理回路部を選択使用して多重処理
    して送信出力する第1の無線多重処理回路と、 前記第2の終端回路の出力信号と第2の回路情報とが入
    力され、前記第1の無線多重処理回路と同一の回路構成
    のうち、該第2の回路情報に基づいて前記第2の終端多
    重方式に基づく多重処理回路部のみを選択使用して多重
    処理して送信出力する第2の無線多重処理回路とを有す
    る無線送端局と、 該無線送端局からの多重化信号を受信すると共に、外部
    よりの第3の回路情報に基づいて終端回路部を選択使用
    し、前記第1の終端多重方式により受信信号を終端する
    第1の無線終端処理回路と、 該第1の無線終端処理回路と同一回路構成であり、前記
    無線送端局からの多重化信号を受信すると共に、外部よ
    りの第4の回路情報に基づいて終端回路部を選択使用
    し、前記第2の終端多重方式により受信信号を終端する
    第2の無線終端処理回路と、 前記第1の無線終端処理回路の出力信号が入力されて前
    記第1の終端多重方式により多重処理して出力すると共
    に、該第1の終端多重方式で多重したことを示す情報を
    前記第3の回路情報として出力する第1の多重回路と、 前記第2の無線終端処理回路の出力信号が入力されて前
    記第2の終端多重方式により多重処理して出力すると共
    に、該第2の終端多重方式で多重したことを示す情報を
    前記第4の回路情報として出力する第2の多重回路とを
    有する無線受端局とを含むことを特徴とする無線通信方
    式。
  2. 【請求項2】 前記多重化信号は同期ディジタル・ハイ
    アラーキにより定められたセクション・オーバヘッドを
    前記保守監理情報として有する同期伝送モジュール信号
    であり、前記第2の終端回路は現用回線と予備回線を別
    々に介してそれぞれ該同期伝送モジュール信号が並列に
    入力される複数の回路からなり、同一回路構成の前記第
    1及び第2の無線多重処理回路のうち、該第1の無線多
    重処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを行う回
    路部を前記第1の回路情報により無効とされ、該第2の
    無線多重処理回路は同期網クロック信号への乗せ換えを
    行う回路部を前記第2の回路情報により有効とされ、同
    一回路構成の前記第1及び第2の無線終端処理回路のう
    ち、該第1の無線終端処理回路は同期網クロック信号へ
    の乗せ換えを行う回路部を前記第3の回路情報により無
    効とされ、該第2の無線終端処理回路は同期網クロック
    信号への乗せ換えを行う回路部を前記第4の回路情報に
    より有効とされることを特徴とする請求項1記載の無線
    通信方式。
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