JP3276474B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP3276474B2
JP3276474B2 JP22535993A JP22535993A JP3276474B2 JP 3276474 B2 JP3276474 B2 JP 3276474B2 JP 22535993 A JP22535993 A JP 22535993A JP 22535993 A JP22535993 A JP 22535993A JP 3276474 B2 JP3276474 B2 JP 3276474B2
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直臣 宮川
稔 田代
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長時間にわたって自動加
工を実行するレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にレーザ加工装置にあっては、レ
ーザ加工機のテーブル上に素材ワークである板材を載置
し、レーザビームで所定の切断線を形成して、製品を加
工している。この際に、切断線の一部にミクロジョイン
トと称する切り残し部を設けて製品を素材板上に残して
おき、加工機のテーブルから板材を降した後工程で板材
から製品を切り離している。この処理により、製品が加
工機のテーブル上に散乱することなく、容易に回収する
ことができる。無人化により多くの材料を自動加工する
ためには、多数のワークを用意しておき、各ワークを順
次加工機のテーブル上に送るシステムが考えられる。こ
の場合には、ワークをテーブル上の所定の位置に正確に
とりつける手段を必要とする。
【0003】本出願人は、特開昭63−16895号公
報に示す2基のテーブルを備えたレーザ加工装置を提案
した。この加工装置にあっては、一方のテーブル上のワ
ークを自動加工している間に他方のテーブルのワークを
交換することができる。また、特開平5−92291号
公報に開示されたレーザ加工装置は、ワークを載置した
多数のパレットをスタッカ上に用意しておき、各パレッ
ト中間ステーションを介して加工機のテーブル上に送っ
て自動加工するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワークを1枚毎にパレ
ット上に用意しておく装置にあっては、パレット自体を
交換するので、ワークにミクロジョイントを残すことな
く、完全に切断をすることができ、板材からワークを切
り離す後処理を必要とせず、生産効率が向上する。しか
しながら、特開平5−92291号公報に示すような装
置にあっては、立体式のパレットストッカを備えて、中
間搬送ステーションを介して加工機のテーブルに対して
出し入れする。このパレットの搬送距離が長くなるばか
りでなく、パレットのワーク着脱も行うので、段取り替
えの時間も長く要する問題がある。本発明は、以上のよ
うな問題を解決して、コンパクトな構成で生産性の高い
レーザ加工装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ加工装置
は基本的な構成として、レーザ加工機と、レーザ加工用
ワークを載置するとともにレーザ加工機のテーブルに着
脱自在にとりつけられるパレットと、レーザ加工機の一
方の側部に配設されて複数のパレットを収容する第1の
パレットストッカーと、レーザ加工機の他方の側部に配
設されて複数のパレットを収容する第2のパレットスト
ッカーと、第1及び第2のパレットストッカーとレーザ
加工機のテーブルとの間でパレットを搬送するパレット
搬送装置を備えている。
【0006】そして、パレットストッカーは最下段の棚
を形成してパレットを支持するローラと、最上段の棚を
形成してパレットを支持するとともに、パレットの上昇
時に退避位置まで旋回するローラを有する第1のパレッ
ト収容部と、最下段の棚を形成してパレットを支持する
ローラと、最上段の棚を形成してパレットを支持すると
ともに、パレットの下降時に退避位置まで旋回するロー
ラを有する第2のパレット収容部を備える。
【0007】また、パレット搬送装置は、第1のパレッ
トストッカーとレーザ加工機のテーブルと第2のパレッ
トストッカーの上方に配設されるガーターと、ガーター
に案内されて移動し、第1のパレットリフターを有する
第1のガントリーと、第1のガントリーに案内されて移
動し、第2のパレットリフターを有する第2のガントリ
ーを備える。
【0008】
【作用】レーザ加工機の両側部にパレットストッカーを
備え、2つのパレットリフターを同時に作動させて素材
ワークを載せたパレットを一方のパレットストッカーか
ら加工機のテーブルへ搬入するとともに、加工済ワーク
を載せたパレットを他方のパレットストッカーへ搬出す
ると共に、空パレットを第2のパレットストッカーか
ら、第1のパレットストッカーへ戻すことができるの
で、アイドルタイムが短縮され、生産効率が向上する。
パレットストッカーはコンパクトな構成で多数のパレッ
トを収容するので、長時間にわたる無人化による自動加
工を達成することができる。そして、第1のパレットス
トッカーへの材料の補給と、第2のパレットストッカー
からの加工済みワークの搬出が同時に可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明のレーザ加工装置の概要を示す
説明図である。全体を符号1で示すレーザ加工装置は、
レーザ加工機10と、レーザ加工機10の両側に配設さ
れるローディングステーション側となる第1のパレット
ストッカ20A及びアンローディングステーション側と
なる第2のパレットストッカ20Bと、第1及び第2の
パレットストッカ20A,20Bとレーザ加工機10の
間でパレット40を搬送するパレット搬送装置60と、
レーザ加工装置1全体を制御するシステムコントローラ
80とを備える。
【0010】レーザ加工機10は、ベース100上に立
設されるコラム130とベース100上に移動自在に支
持されるテーブル110を備える。テーブル110はベ
ース100の長手方向に沿って移動するが、この座標軸
をX軸、テーブル110の上面と平行な面内でX軸に直
交する座標軸をY軸、X軸とY軸を含む平面に垂直な座
標軸をZ軸とすると、レーザ加工機10のコラム130
にはY軸上を移動するサドルと、サドルにとりつけられ
てZ軸方向に制御されるレーザ加工ヘッドを有する。レ
ーザ加工機10は、レーザ発振器140やNC制御盤1
50等を有する。
【0011】第1のパレットストッカ20Aと第2のパ
レットストッカ20Bとは同一の構造を有するもので、
箱形のケース200を備え、ケース200内にチェーン
により2段のパレット収容部30A,30Bが形成され
る。パレット収納部30A,30Bにはそれぞれチェー
ンにより複数段の棚が形成され、各棚にパレット40が
上下方向(Z軸方向)に移動可能な状態で収容される。
第1のパレット収容部30Aの最上段の棚のパレットと
は第2のパレット収容部30Bの最上段の棚に移送さ
れ、第2のパレット収容部30Bの最下段の棚に支持さ
れたパレットは、第1のパレット収容部30Aの最下段
の棚に移送される。
【0012】全体を符号60で示すパレット搬送装置
は、加工機10のテーブル110上を横断してY軸方向
に延びるガーター600を備え、ガーター600上を移
動する第1のガントリー610と、第1のガントリー6
10に対してY軸方向に移動自在に支持される第2のガ
ントリー650を有する。第1のガントリー610は、
パレットリフター70Aを有し、第1のパレットストッ
カ20Aの第1のパレット収容部30Aの最上段の棚に
収容されている素材ワーク50を載せたパレット40を
把持してレーザ加工機のテーブル110上へ移送する。
第2のガントリー650は、パレットリフター70Bを
有し、レーザ加工機のテーブル110上の加工済ワーク
を載せたパレット40をテーブル110から第2のパレ
ットストッカ20Bの第1のパレット収容部30Aの最
上段に用意されている空の棚上へ搬送する。
【0013】図1は、製品511、512、513、5
14・・・を加工したパレット40が加工機から送られ
た直後の状態を示す。自動加工のスタート時には、第1
のパレットストッカ20Aには全ての棚に素材ワーク5
0を載せたパレット40が用意されており、第2のパレ
ットストッカ20Bには、第1のパレット収容部30A
の最上段の空いた棚を除いて、残りの全ての棚に空のパ
レット40が用意されている。加工済のワークを載せた
パレット40が第2のパレットストッカ20Bに移送さ
れてくると、パレットストッカ20Bはチェーンを駆動
してこのパレット40を第2のパレット収容部30Bの
最上段の棚へ移送する。この作動に連動して、第1のパ
レット収容部30Aの最上段から2番目の棚に収容され
ていた空のパレット40が最上段の棚に上昇する。
【0014】第2のガントリー650は、この空のパレ
ット40を把持し、第1のガントリー610と共にこの
パレットを第1のパレットストッカ20Aの第1のパレ
ット収容部の最上段の空いている棚へ戻す。第1のパレ
ットストッカ20Aはチェーンを駆動してこのパレット
40を第2のパレット収容部30Bの最上段の棚へ移送
する。この作動に連動して、第1のパレット収容部の2
段目の棚の素材ワークを載せたパレット40が最上段の
棚の位置に上昇する。
【0015】以上、上述した工程をくり返すことで、ロ
ーディングステーション側である第1のパレットストッ
カに用意された素材ワークを載せたパレットが全てレー
ザ加工機へ送られて加工が完了するまで、無人による自
動加工を長時間継続させることができる。ローディング
ステーションとアンローディングステーションを構成す
るパレットストッカは、レーザ加工機の側部に配設され
るので、ガントリーの移動距離は短く、スペースも小さ
くてすむ。また、レーザ加工中に、アンローディングス
テーション側の空パレットをローディングステーション
側へ戻すので連続して、材料補給が可能なためアイドル
タイムも短く、生産性は高い。
【0016】図2はパレット搬送装置の概要を示す説明
図である。全体を符号60で示す搬送装置は、Y軸方向
に延びるガーター600を有し、ガーター600に対し
て第1のガントリー610がローラ612により移動自
在に支持されている。第1のガントリー610はモータ
616を有し、モータ616はピニオン617を駆動す
る。ピニオン617はガーター600にとりつけられた
ラック614にかみ合う。したがって、モータ616を
駆動することにより第1のガントリー610はガーター
600上をY軸に沿って移動する。第1のガントリー6
10は取付ベース700Aを有し、取付ベース700A
は第1のパレットリフター70Aを支持する。第1のガ
ントリー610のモータ616は第1のパレットリフタ
ー70Aが、第1のパレットストッカー20Aとレーザ
加工機10のテーブル110の上方との間を移動するよ
うに制御される。
【0017】第1のガントリー610の取付ベース70
0AはY軸方向に延びるビーム620を有し、ビーム6
20の下方に逆T字形の案内レール622が配設され
る。この案内レール622に対して第2のガントリー6
50がローラ652を介して移動自在に支持される。第
1のガントリー610のビーム620には、エアシリン
ダ660がとりつけてあり、このエアシリンダ660に
より第2のガントリー650は第1のガントリー610
に対してY軸上を移動する。第2のガントリー650は
取付ベース700Bを介して第2のパレットリフター7
0Bを支持する。
【0018】第1のガントリー610に装備される第1
のパレットリフター70Aを第2のガントリー650に
装備される第2のパレットリフター70Bは共通の構成
を有するが、第2のパレットリフター70Bは第1のパ
レットリフター70Aの下部に互いのセンターが一致す
るように移動することができる。すなわち、第2のパレ
ットリフター70Bをとりつけた第2のガントリー65
0は、Y軸上を距離L1移動する。この距離L1は、レー
ザ加工機10のテーブル110のセンター位置からアン
ローディングステーションである第2のパレットストッ
カ20Bのセンター位置までの距離に一致する。
【0019】以上の構成により、第1のガントリー61
0は第1のパレットリフター70Aにより、ローディン
グステーションである第1のパレットストッカ20Bか
ら素材ワークを載せたパレット40をとり出してレーザ
加工機のテーブル110上まで搬送し、第2のガントリ
ー650は、第2のパレットリフター70Bにより加工
済ワークを載せたパレット40をレーザ加工機のテーブ
ル110上からとり出してアンローディングステーショ
ンである第2のパレットストッカー20Bまで搬送する
とともに、空のパレット40を第2のパレットストッカ
ー20Bから第1のパレットストッカー20Aに搬送す
ることができる。
【0020】図3は、ガントリーに装備されるパレット
リフター70の概要を示す説明図である。パレットリフ
ター70は、ベース700の前後の両側部に設けたボス
710に対して旋回動自在にとりつけられる4本のリフ
ティングアーム720を有する。ベース700の側部に
設けられるエアシリンダ730はピストンロッドの先端
に連結されるリンク732を旋回動させる。リンク73
2の作動はリンク734を介してベース700の前後に
配設されるロッド736に伝達されてロッド736を揺
動させる。このロッド736はリンク738を介してリ
フティングアーム720に連結されており、リフティン
グアーム720をベース700に対して垂直位置から水
平位置までの90度旋回させる。
【0021】リフティングアーム720は、パレット4
0の搬送時には垂直位置に下降し、不使用時には水平位
置に格納される。ベース700の側部にはモータ750
が設けられており、モータシャフトはスプロケット75
2を駆動する。スプロケット752はチェーン754を
介してベース700の前後に設けたシャフト758のス
プロケット756を駆動する。シャフト758はボス7
10を貫通してリフティングアーム720内に突出する
ベベルギヤ760を駆動する。ベベルギヤ760はリフ
ティングアームの軸線上に設けたボールネジ764のベ
ベルギヤ762にかみ合い、ボールネジ764を回動す
る。
【0022】ボールネジ764はリフティングアーム7
20に対して摺動するフックロッド740のガイドブッ
シュ766に設けたナットに螺合し、フックロッド74
0を軸線方向に移動させる。フックロッド740は、そ
の先端部に溝状のフック742を有する。ワークを載せ
るパレット40は、フレーム400の側方に突出するピ
ン404を有し、フックロッド740のフック742に
係合する。ベース700の左右に設けるボールネジ76
4とボールネジ764に螺合するナットのリード方向を
互いに逆にしておくことにより、シャフト758の回動
により左右のフックロッド740は同期して矢印方向
(図の使用状態でZ軸方向)に昇降する。
【0023】パレットストッカーや加工機のテーブル上
のパレット40を把持するには、ガントリーを移動して
目的のパレット上にパレットリフター70を位置決めす
る。次に、エアシリンダ730を駆動してリフティング
アーム720を水平位置から垂直位置まで旋回動させ
る。これによりフックロッド740のフック742がパ
レット40のピン410に係合する。モータ750を駆
動してパレット40を把持したフックロッド740を所
定の位置まで上昇させる。この状態でガントリーを移動
させて目標位置まで移動する。目標位置では、フックロ
ッドを降下させてパレット40を対象の上に載せ、リフ
ティングアーム720を水平位置に旋回させて、パレッ
ト40の搬送を完了する。
【0024】図4はレーザ加工機10のテーブル110
部分の概要を示す説明図である。レーザ加工機10はベ
ース100上に設けたガイド105を有し、ガイド10
5によりテーブル110は摺動自在に支えられる。サー
ボモータ120はボールネジ122を駆動し、ボールナ
ット124をとりつけたテーブル110はX軸に沿って
制御される。テーブル110上には、パレット40を位
置決めするための基準板112とストッパ114が設け
られる。基準板112はパレット40を水平に支持し、
パレット40の側面をストッパ114に押しつけること
で、パレット40とテーブル110の間の位置を決定す
る。ストッパ114の反対側のテーブル110上にはク
ランプシリンダ115が設けてあり、パレット40をス
トッパ114に確実に押圧する。
【0025】パレット40は、矩形のフレーム400を
有し、フレーム400の内側には、ワーク50の裏面を
支持する鋼板製の桟430が設けられる。フレーム40
0の上面にはワーククランプ420が設けてあり、ワー
ク50の縁部を保持する。このパレット構造により、パ
レット上にワーク50を支持した状態でレーザ加工をす
ることができる。ワークを切断したレーザビームは、裏
側の桟430の上部を溶融するが、部分的な溶融にとど
まり、ワークの支持機能には影響しない。溶融が桟43
0の全体に及んだときには、桟430を交換すればよ
い。フレーム400の側面には、フック402及びピン
404が設けてある。このフック402をパレットスト
ッカーのチェーンのピンにより支持することで、多数の
パレットをストッカー内に収容する。ピン404はパレ
ットリフターのロッド740が把持する。
【0026】図5はパレットストッカーの概要を示す説
明図である。全体を符号20で示すパレットストッカー
は、第1のパレット収容部30Aと第2のパレット収容
部30Bを有し、各パレット収容部30A,30Bには
複数段(図示の実施例では7段)の棚が形成される。パ
レット収容部30A,30Bの底部には、多数のローラ
230がとりつけてあり、最下段の棚を形成する。パレ
ット収容部の頂部には、ローラ240により最上段の棚
が形成される。このローラ240は水平方向に旋回する
アームにとりつけられており、2段目のパレットが上昇
する際には退避することができる。
【0027】最上段の棚と最下段の棚との間にはチェー
ンにより複数段の棚が形成される。上下のスプロケット
225、226にかけれたされるチェーン220は、等
間隔に設けられるピン222を有する。このピン222
は、パレット40のフレーム400に設けられたフック
402に係合し、パレット40を保持するとともに、パ
レット収容部内でパレットを昇降させる。したがって、
チェーン220のピン222は、パレット40を支持す
る棚を形成するとともに、パレット40の昇降装置とし
て機能する。
【0028】モータ210により駆動されるウォームネ
ジ212は、ウォームホイール214を介してシャフト
215を駆動する。シャフト215は第1のパレット収
容部30Aに設けられるスプロケット225を矢印方向
に駆動し、チェーン220を駆動する。シャフト215
の回転は、チェーン216を介して他方のスプロケット
225にも伝達され、他方のチェーン220を駆動す
る。この駆動力により2本のチェーン220のピン22
2は、最下段の棚を形成するローラ230上のパレット
40の一方の側部のフック402に係合し、パレット4
0を上昇させる。最下段のパレット40を係合したチェ
ーン220は、一定距離上昇し、停止する。この停止位
置が最下段から2段目の棚の位置となる。同様のチェー
ン機構は、パレット40の反対側部にも装備される。
【0029】モータ210により駆動されるシャフト2
15の回転力は、チェーン217を介して第2のパレッ
ト収容部30B側のシャフト218に伝達され、スプロ
ケット225を介してチェーン220を駆動する。同様
に、シャフト218の駆動力はチェーン219を介して
他方のチェーン220を駆動する。第2のパレット収容
部30B側に装備されるチェーン220も、等間隔に設
けられたピン222を有し、ピン222はパレット40
のフック402に係合してパレット40を支持する。こ
のチェーン220は、最上段の棚を形成するローラ24
0上のパレット40を受け取って、順次降下させる方向
に駆動される。
【0030】最下段に達すると、パレット40はローラ
230により受けられ、チェーン220のピン222は
パレット40のフック402から外れる。最上段の棚を
形成するローラ240は、チェーン220によりパレッ
ト40が昇降される際に、水平方向に旋回して干渉を避
ける。このローラ240の旋回はエアシリンダの駆動力
により達成される。パレットストッカーのフレーム側に
とりつけたエアシリンダ250のピストンロッド252
の直線動は、シャフト253を介してリンク254の直
線動に伝達される。リンク254の運動は、パレット4
0の両側のパレットストッカーのフレーム側に設けられ
たリンク256に伝達される。リンク256には、各ロ
ーラ240を支持するアーム242を旋回させるリンク
が連結されている。したがって、リンク256の運動に
連動して、ローラ240は実線で示す作動位置と破線で
示す退避位置の間で旋回する。
【0031】ローラ240を退避位置に旋回させた状態
で、第1のパレット収容部30A側のチェーン220は
番号1を付したパレット40をチェーン220の頂部ま
で上昇させる。これと同期して、第2のパレット収容部
30B側のチェーン220は、番号2を付したパレット
40を最上段から2段目の位置まで降下させる。この作
動の終了後にエアシリンダ250を駆動してローラ24
0を使用位置に復帰させる。チェーン220を少量進ま
せることにより、第1のパレット収容部30Aの最上段
のパレットはチェーン220から外れてローラ240に
支持されるとともに、最下段のパレットはローラ230
からチェーン支持に移行する。同様に第2のパレット収
容部30Bの最下段のパレットがチェーン220を外れ
てローラ230で支持される。
【0032】次に、ローラ230、240上のパレット
を第1及び第2のパレット収容部30A,30Bの間で
移送する機構を説明する。モータ300に駆動されるス
プロケット310はチェーン312を矢印方向に動か
す。チェーン312は4個のスプロケットにより4辺形
の軌跡上を移動する。チェーン312には、等間隔で2
本のアーム320がとりつけられており、アーム320
の先端部はパレット40のフック420に当接する。
【0033】モータ300を駆動すると、チェーン31
2のアーム320が第1のパレット収容部30Aのロー
ラ240に載せられた最上段のパレット40のフック4
02に当接して、このパレットを第2のパレット収容部
30Bのローラ240上へ押し進める。同時にチェーン
312の他方のアーム320は、第2のパレット収容部
30Bの最下段のローラ230上のパレットのフックに
当接し、このパレットを第1のパレット収容部30Aの
ローラ230側へ移送する。以上の構成により、パレッ
トを循環させることができる。次に本レーザ加工装置に
おける加工工程を説明する。
【0034】図6は本レーザ加工装置を正面からみたと
きの概要を示すもので、レーザ加工機の一方の側に第1
のパレットストッカー20Aが配設され、レーザ加工機
の他方の側に第2のパレットストッカー20Bが配設さ
れる。レーザ加工機10のテーブル110上にはワーク
50を載せたパレット40が供給され、必要なレーザ加
工が施される。ガーター600上を移動する第1のガン
トリー610には第1のパレットリフター70Aが装備
される。第1のガントリー610上を移動する第2のガ
ントリー650には第2のパレットリフター70Bが装
備される。
【0035】第1のパレットストッカー20Aは第1及
び第2のパレット収容部に各5段の棚が形成される。各
棚の位置をS1〜S10で表示する。第1のパレットス
トッカー20Aはローディングステーションとして機能
し、ワーク50を載せたパレットが各棚に用意される。
説明上、ワーク50を載せたパレットを符号40Aで示
す。アンローディングステーションとして機能する第2
のパレットストッカー20Bも第1及び第2のパレット
収容部に各5段の棚が形成される。各棚の位置をS1〜
S10で表示する。第2のパレットストッカー20Bに
は、自動運転開始前に第1番目の棚S1を除き、棚S2
〜棚S10に合計9枚の空のパレットが用意される。説
明上、ワークを載せていない空のパレットを符号40B
で示す。
【0036】図6はレーザ加工機10のテーブル110
上にワーク50を載せたパレット40Aが供給され、自
動加工が開始される状態を示す。この状態から自動加工
のスタートが指令されると、レーザ加工機10によりテ
ーブル110上のワーク50に必要な加工が施される。
【0037】図7〜図9は、加工が完了したワークを載
せたパレットをアンローディングステーションである第
2のパレットストッカー20Bに搬送するとともに、第
1のパレットストッカー20Aからワークを載せた新た
なパレットを加工機10のテーブル110へ供給する工
程を示す。加工の完了とともに、待機位置にあった第2
のパレットリフター70Bはテーブル110上のパレッ
ト40Aを把持して上昇する。同様に、第1のパレット
リフター70Aも第1のパレットストッカー20Aの棚
S1にあるパレット40Aを把持して上昇する。
【0038】図8はパレットを把持したガントリー61
0がカーター600上を移動した状態を示す。この移動
により、第1のパレット装置70Aはテーブル110上
に位置し、第2のパレット装置70Bは第2のパレット
ストッカー20B上に位置決めされる。図9は、第1の
パレットリフター70Aが把持していたパレット40A
をテーブル110上に降ろして待機位置にアームを旋回
させ、第2のパレットリフター70Bがパレット40A
を第2のパレットストッカー20Bの空いている棚S1
上に降ろしてアームを旋回した状態を示す。
【0039】図10は、第2のパレットストッカー40
Bにおいて、ワークを載せたパレット40Aが棚S10
に移送され、空のパレット40Bが棚S2から棚S1に
上昇した状態を示す。図11は、第2のパレットリフタ
ー70Bが、第2のパレットストッカー20Bの棚S1
上のパレット40Bを把持して上昇した状態を示す。図
12は、第1のガントリー610が第1のパレットスト
ッカー20A方向に移動するとともに、第2のガントリ
ー650も第1のガントリー610上で同方向に移動し
た状態を示している。この状態では第2のパレットリフ
ター70Bは第1のパレットリフター70Aの直下に位
置決めされる。
【0040】図13は、第2のパレットリフター70B
が把持していたパレット40Bを第1のパレットストッ
カー20Aの棚S1上に降して待機位置に戻った状態を
示す。図14は、第1のガントリー610はそのままの
位置に停止し、第2のガントリー650が第1のガント
リー610上を移動して第2のパレットリフター70B
がレーザ加工機のテーブル110の直上に位置決めされ
た状態を示す。この間に、第1のパレットストッカー2
0Aにおいて、棚S1に戻された空のパレット40B
は、棚S10に水平移動され、棚S2のワーク50を載
せたパレット40Aが棚S1に上昇する。これにより、
図6の状態に復帰し、レーザ加工機のテーブル110上
のワーク50が加工される。
【0041】以下、上述した工程をくり返し、第1のパ
レットストッカー20Aの各棚に用意されていた全ての
ワークを載せたパレット40Aが第2のパレットストッ
カー20Bに送られるまで自動運転は継続される。第2
のパレットストッカー20Bに送られてくる加工済のワ
ークを載せたパレット40Aから製品をとり外すととも
に、第1のパレットストッカー20Aに戻されてくる空
のパレット40Bに新たな素材ワークをとりつけること
により、連続加工を継続することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上のように、素材ワークをと
りつけたパレットをパレットストッカーに用意してお
き、このパレットを順次レーザ加工機に供給して連続加
工を達成するレーザ加工装置にあって、長手方向に延び
るレーザ加工機の両側にパレットストッカーを配設した
もので、フロアスペースを有効に利用することができ
る。パレットストッカーとレーザ加工機の距離が短くな
るので、パレットの搬送経路も短くなり、生産効率が向
上する。また、素材ワークを載せたパレットと加工済の
ワークを載せたパレットを一方向に同時に搬送するの
で、アイドルタイムも短縮できる。そして、空のパレッ
トを加工中のテーブルの上方をトラバースしてローディ
ングステーション側へ戻すので、加工済みワークの搬出
と、素材の搬入とを同時に行うことができるため、合理
的なパレットの搬送工程を形成することができる。
【0043】ローディングステーション及びアンローデ
ィングステーションは、上下方向に形成するパレット収
容のための棚を2列備えるので、全高は低いわりにパレ
ットの収容量を多く設定することができる。パレット搬
送装置がパレットを棚からとり出す高さ位置及びパレッ
トを棚に戻す高さ位置をレーザ加工機のテーブルの高さ
位置に一致させることができるので、パレット搬送時間
をより短縮することができる。また、パレットに対する
素材ワークのとりつけと製品のとり外しは、加工機のテ
ーブル高さ位置で作業を行うこととなるので、作業が容
易であり、生産性も向上する等の効果を有する。また、
パレットに対する素材・ワークの取り付けと製品の取外
しが同時に連続的に可能となるため、作業を中断するこ
となく、連続的に加工可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置の全体の概要を示す説
明図。
【図2】本発明のレーザ加工装置のパレット搬送装置の
概要を示す説明図。
【図3】本発明のレーザ加工装置のパレットリフターの
概要を示す説明図。
【図4】本発明のレーザ加工装置のレーザ加工機のテー
ブルの概要を示す説明図。
【図5】本発明のレーザ加工装置のパレットストッカー
の概要を示す説明図。
【図6】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの搬
送工程を示す説明図。
【図7】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの搬
送工程を示す説明図。
【図8】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの搬
送工程を示す説明図。
【図9】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの搬
送工程を示す説明図。
【図10】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの
搬送工程を示す説明図。
【図11】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの
搬送工程を示す説明図。
【図12】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの
搬送工程を示す説明図。
【図13】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの
搬送工程を示す説明図。
【図14】本発明のレーザ加工装置におけるパレットの
搬送工程を示す説明図。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置 10 レーザ加工機 110 テーブル 20A 第1のパレットストッカー 20B 第2のパレットストッカー 30A 第1のパレット収容部 30B 第2のパレット収容部 40 パレット 50 ワーク 60 パレット搬送装置 600 ガーター 610 第1のガントリー 650 第2のガントリー 70A 第1のパレットリフター 70B 第2のパレットリフター 80 システムコントローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 敏昭 愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番 地 ヤマザキマザック株式会社本社工場 内 (56)参考文献 特開 平5−84588(JP,A) 特開 昭60−258024(JP,A) 特開 平4−169418(JP,A) 特開 平3−264241(JP,A) 特開 平3−8629(JP,A) 実開 平1−138543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/10 B23K 37/00 B23Q 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機と、レーザ加工用ワークを
    載置するとともにレーザ加工機のテーブルに着脱自在に
    とりつけられるパレットと、レーザ加工機の一方の側部
    に配設されて複数のパレットを収容する第1のパレット
    ストッカーと、レーザ加工機の他方の側部に配設されて
    複数のパレットを収容する第2のパレットストッカー
    と、第1及び第2のパレットストッカーとレーザ加工機
    のテーブルとの間でパレットを搬送するパレット搬送装
    置を備え、パレットストッカーは、最下段の棚を形成し
    てパレットを支持するローラと、最上段の棚を形成して
    パレットを支持するとともに、パレットの上昇時に退避
    位置まで旋回するローラを有する第1のパレット収容部
    と、最下段の棚を形成してパレットを支持するローラ
    と、最上段の棚を形成してパレットを支持するととも
    に、パレットの下降時に退避位置まで旋回するローラを
    有する第2のパレット収容部を備えたレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 パレットストッカーは、第1のパレット
    収容部の最上段の棚のパレットを第2のパレット収容部
    の最上段の棚に移送するとともに、第2のパレット収容
    部の最下段の棚のパレットを第1のパレット収容部の最
    下段の棚に移送する手段を備えた請求項1記載のレーザ
    加工装置。
  3. 【請求項3】 パレットストッカーは、最上段の棚と最
    下段の棚との間で垂直方向に循環するチェーンと、チェ
    ーンに等間隔に設けられたピンを有し、チェーンのピン
    がパレットを支持することによりパレット収容部の棚を
    形成する請求項記載のレーザ加工装置。
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