JP3276016B2 - 複写機のマルチジョブ制御装置 - Google Patents

複写機のマルチジョブ制御装置

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JP3276016B2
JP3276016B2 JP12469492A JP12469492A JP3276016B2 JP 3276016 B2 JP3276016 B2 JP 3276016B2 JP 12469492 A JP12469492 A JP 12469492A JP 12469492 A JP12469492 A JP 12469492A JP 3276016 B2 JP3276016 B2 JP 3276016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿搬送装置(A
DF)やステープラ、ソータ等の後処理装置を備えて、
マルチジョブモードの設定が可能とされた複写機のマル
チジョブ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機にあってはその機能の多様
化・高級化とともに、操作性の向上が図られている。そ
の一つの態様として位置付けられる「マルチジョブモー
ド」は例えば特開昭61−140957号公報等に示さ
れているもので、複写条件の異なる複数の原稿束につい
て連続してコピー処理できるようにした処理モードであ
り、ADFを利用して行われる。即ち、第1原稿束に対
する複写処理を第1ジョブ、第2原稿束に対する複写処
理を第2ジョブとした時、初めに第1原稿束をADFの
原稿テーブル上にセットして第1ジョブの複写条件(コ
ピーモード)を入力し、ついで、原稿仕切り手段で仕切
った状態で第1原稿束上に第2原稿束をセットして第2
ジョブのコピーモードを入力し、コピースタートさせる
ことにより、第1ジョブ、第2ジョブの順に連続的にコ
ピー処理が行われるものである。
【0003】また、コピー後の後処理性を向上させるた
めに仕分け機能やステープル機能を持たせた後処理装置
を並設したものも市場に出ており、この後処理時の不都
合(不揃いステープルの発生や、ステープル処理に伴う
画像形成処理速度の低下)の解消に関して、特開昭62
−289865号公報や特開平2−233468号公報
等に示される制御方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、転写紙排紙
先を後処理装置として後処理を伴うモード設定時に、単
に、第1ジョブと第2ジョブとを連続的に処理すると、
第2ジョブの後処理が正常に行えない場合を生じ得る。
【0005】例えば、後処理装置でステープル処理を行
う場合には、各ビン上に排紙された転写紙を揃えるジョ
ガー動作を行う必要があるが、第2ジョブで使用される
転写紙サイズのほうが第1ジョブで使用された転写紙サ
イズよりも小さいときには、第2ジョブによる転写紙に
ついてはジョガー動作を行えないため、正常なステープ
ル処理ができなくなってしまう不都合がある。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿束を載置する第1載置手段と、この第1載置手
段から露光位置に向けて原稿を1枚ずつ分離給紙して露
光終了後に前記第1載置手段と異なる第2載置手段に原
稿を排紙させる原稿搬送手段と、前記第1載置手段上に
載置される複数の原稿束を1群毎に区別する仕切り手段
とを有する自動原稿搬送装置と、複写されて排紙される
転写紙をジョガー動作により紙揃えしてその転写紙にス
テープル処理を施す後処理装置とを備え、第1原稿束に
対して所定の複写処理を行う第1ジョブと、第2原稿束
に対して前記第1ジョブとは複写条件の異なる複写処理
を行う第2ジョブとを前記仕切り手段による仕切りを境
として連続的に処理させるマルチジョブモードを選択自
在に設定した複写機において、転写紙排紙先を前記後処
理装置とするマルチジョブモード設定時に第1ジョブに
よる紙揃え方向の転写紙サイズと第2ジョブによる紙揃
え方向の転写紙サイズとの大小を比較する比較手段を設
け、第2ジョブによる紙揃え方向の転写紙サイズのほう
が小さいときには処理不可の旨を警告する警告手段を設
、処理不可の旨の警告後に第2ジョブ処理を停止させ
るとともに第1ジョブにより排紙された後処理装置中の
転写紙の取出し検知により停止解除される第2ジョブ停
止手段を設けた。
【0009】
【0010】
【0011】請求項2記載の発明では、原稿束を載置す
る第1載置手段と、この第1載置手段から露光位置に向
けて原稿を1枚ずつ分離給紙して露光終了後に前記第1
載置手段と異なる第2載置手段に原稿を排紙させる原稿
搬送手段と、前記第1載置手段上に載置される複数の原
稿束を1群毎に区別する仕切り手段とを有する自動原稿
搬送装置と、複写されて排紙される転写紙をジョガー動
作により紙揃えしてその転写紙にステープル処理を施す
後処理装置とを備え、第1原稿束に対して所定の複写処
理を行う第1ジョブと、第2原稿束に対して前記第1ジ
ョブとは複写条件の異なる複写処理を行う第2ジョブと
を前記仕切り手段による仕切りを境として連続的に処理
させるマルチジョブモードを選択自在に設定した複写機
において、転写紙排紙先を前記後処理装置とするマルチ
ジョブモード設定時に第1ジョブによる紙揃え方向の転
写紙サイズと第2ジョブによる紙揃え方向の転写紙サイ
ズとの大小を比較する比較手段を設け、第2ジョブによ
る紙揃え方向の転写紙サイズのほうが小さいときには処
理不可の旨を警告する警告手段を設け、処理不可の旨の
警告後に第2ジョブ処理を停止させるとともに第2ジョ
ブの排紙先として後処理装置の選択の取消しにより停止
解除される第2ジョブ停止手段を設けた。
【0012】
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1,2ジョブ
で共に後処理装置でステープル処理を行うマルチジョブ
モード設定時に第2ジョブで使用される紙揃え方向の
写紙サイズのほうが小さい場合には、正常なステープル
処理を行えないが、警告手段により処理不可の旨がオペ
レータに警告表示されるので、所望通りとならない誤っ
たコピーを未然に防止できるとともに、処理不可なる旨
の警告によりモード変更、コピー中止等の適正な対応策
をとることができ、また、このような処理不可の旨の警
告表示に続き、オペレータが何も操作しなければ、取敢
えず、第2ジョブ処理が停止中断されるので、ミスコピ
ーの発生を確実に防止でき、さらには、第1ジョブによ
り処理された転写紙を後処理装置から取出して所望通り
のステープル処理が可能な状態とすることにより、第2
ジョブの処理が可能となり、第2ジョブについても正常
なコピー結果物を得ることができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】一方、請求項記載の発明によれば、第2
ジョブによる転写紙排紙先として後処理装置の選択を取
消すことで単なる排紙処理とさせることにより、第2ジ
ョブの処理が可能となり、当初のステープル処理等は受
けられないものの、第2ジョブを全くキャンセルするこ
となく次善の処理としてミスコピーではない結果物を得
ることができる。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本発明が適用される複写システムの概要を図
2により説明する。この複写システムは、感光体1を備
えた複写機本体2に対してADF(自動原稿搬送装置)
3を搭載するとともに、排紙側に後処理装置の一つとし
て例えばソータユニット4を並設連結して構成されてい
る。
【0020】ここに、複写機本体2内にあっては、感光
体1周りに位置させて帯電チャージャ5、現像装置6、
転写・分離チャージャ7、クリーニング装置8等の周知
の静電写真プロセス装置・部材が配設されている。ま
た、前記ADF3によりコンタクトガラス9上に搬送セ
ットされた原稿(図示せず)は走査光学系10によりス
リット露光され、その反射光が帯電チャージャ5による
帯電済みの感光体1上に結像露光されて静電潜像が形成
される構成とされている。
【0021】また、複写機本体2の下部側の内外には複
数、例えば5段の給紙台(給紙カセット)11a〜11
eが着脱自在に装着され、例えばサイズの異なる複数種
類の転写紙12を個別にセットし得るように構成されて
いる。これらの給紙台11a〜11eの給紙口側にはセ
ットされた転写紙12を任意に前記感光体1の転写位置
に向けて選択的に供給するための給紙ローラ、ガイド、
ベルト、搬送ローラ、レジストローラ等により構成され
た記録紙供給手段13が設けられている。さらに、転写
位置にて転写・分離チャージャ7の作用の下に感光体1
上の画像の転写を受けた転写紙12に対して定着処理を
施す定着装置14が設けられ、その排紙側には排紙ロー
ラ15が設けられている。この排紙ローラ15の前段位
置には搬送方向切換え用の3本ローラ対16が設けら
れ、前記排紙ローラ15側にそのまま搬送させる他、設
定モードに応じて反転路17に搬送させて引き戻すこと
により反転させたり、両面トレイ18上に一旦排紙させ
て両面コピー等に供するように構成されている。
【0022】さらに、ADF3は図3に示すように構成
されている。まず、1群の原稿を1つの原稿束として載
置セットさせる原稿テーブル(第1載置手段)21が設
けられ、その最下位紙側から1枚ずつコンタクトガラス
9側に向けて分離給紙させる半月状コロ22、分離ロー
ラ23・分離ブレード24対、プルアウトローラ対25
が順に設けられている。また、これらに連続させてコン
タクトガラス9上には複数のローラ26により支持され
て回転される搬送ベルト27が設けられ、前記原稿テー
ブル21上から給紙搬送された原稿をコンタクトガラス
9上の所定位置(露光位置)に自動的にセットする原稿
搬送手段28が構成されている。搬送ベルト27の排紙
側には上方に反転ターンさせる排紙搬送路29が形成さ
れ、搬送ベルト27上部に位置する排紙トレイ(第2載
置手段)30上に原稿を排紙し得るように構成されてい
る。なお、排紙搬送路29は両面原稿の場合にはターン
ローラ31周りを通して再びコンタクトガラス9上に逆
送セットさせる両面処理用の搬送路も含むものとされて
いる。このようにして、原稿テーブル21上に載置され
た原稿を排紙トレイ30まで一方向性に搬送処理するA
DF3が構成されている。
【0023】ここに、このようなADF3は原稿テーブ
ル21上に複数の原稿束を載置し得るものであるが、原
稿束の区切りを制御系に知らせてマルチジョブモードに
対処するため、1群毎に区切る仕切りユニット(仕切り
手段)32が原稿テーブル21の片側に設けられてい
る。図4ないし図6によりその構成及び作用を説明す
る。まず、原稿束間に入り込んで実際の仕切りを行う仕
切板33がADF本体に固定されたピン34に遊嵌する
長孔33aにより原稿テーブル21上に対して進退・揺
動自在に設けられている。原稿テーブル21側の一部に
は原稿がなくなった状態で仕切板33先端部が水平状態
で入り込む凹部21aが形成されている。このような仕
切板33を回動変位させる駆動源としてステッピングモ
ータ35が設けられ、モータ軸上の駆動ギヤ36に噛合
した従動ギヤ37の軸37a上の他端側に設けた連結ピ
ン38が仕切板33の中間部に連結されている。従動ギ
ヤ37の軸37a上の一部には検出片37bが突出形成
されており、この検出片37bを利用して原稿テーブル
21上の原稿の有無を検知するフォトインタラプタ構成
の紙検知センサ39が所定位置に設けられている。ま
た、前記仕切板33のピン34側は扇形状に形成されて
下部に突出しており、その下端部には検出片33bが突
出形成されており、この検出片33bを利用して仕切板
の状態を検知するフォトインタラプタ構成の仕切板検知
センサ40が所定位置に設けられている。
【0024】このような仕切りユニット32の構成にお
いて、まず、検出片37bが原稿検知センサ39位置に
ある時を基準位置とし、この時に原稿テーブル21上に
原稿があるか否かを判断する。原稿テーブル21上に原
稿束Pがない時、仕切板33は図6(a)に実線で示すよ
うな水平位置にある。この時、仕切板33の検出片33
bは仕切板検知センサ40により検知されるので、仕切
板33先端が原稿テーブル21上に進出した状態にある
と判断される。一方、原稿テーブル21上に原稿束Pが
ある時には、仕切板33は図6(b)に示すような位置
(同図(a)中に仮想線で示すような位置)となるが、こ
の時、検出片33bは仕切板検知センサ40から外れた
位置となる。このような状態で原稿テーブル21上の原
稿の有無を紙検知センサ39により識別可能となる。仕
切板33はステッピングモータ35によって回動駆動さ
れて順次下降する。
【0025】今、図4や図6(b)に示すように第1原稿
束P1と第2原稿束P2とによる2つの原稿束を用い
て、マルチジョブモードに供する場合の仕切りユニット
32等の動作について説明する。まず、原稿セットに先
立ち、オペレータがマルチジョブモード実行の指令を与
えると、ADF3は通常のモードを離れてマルチジョブ
モードに入る。そこで、第1原稿束P1を原稿テーブル
21上にセットする。セット後、仕切板33が下降駆動
され、図6(b)に示すように先端が第1原稿束P1上に
載った状態となる。これは、第1原稿束P1のセット検
知状態となる。なお、このような仕切板33の駆動は原
稿セット検知後自動的に行われるようにしてもよいが、
コピースタートボタンを押すことにより開始されるよう
にしてもよい。第1原稿束P1セット、仕切板33セッ
ト後に、図4や図6(b)に示すように第1原稿束P1上
に重ねて第2原稿束P2をセットする。そして、第1,
2原稿束P1,P2の各々について第1,2ジョブ(両
面/片面、原稿サイズ、コピー部数、後処理の有無及び
内容等)を設定し、コピースタートボタンを押す。する
と、まず、最初にセットされた第1原稿束P1の各原稿
に対して設定された第1ジョブが実行され、コピーが得
られる。第1原稿束P1の処理が終わると、仕切板33
が図6(a)に実線で示す位置まで下降しているので、第
1原稿束P1がなくなったことが判るので第1ジョブを
終了し、引き続き、第2原稿束P2の各原稿に対して第
2ジョブが実行されることになる。
【0026】また、ソータユニット4はコピー済みの転
写紙12に対してソート/スタック等の後処理、さらに
は、ステープル綴じやパンチ穿孔等の後処理を行うもの
であるが、その詳細を図7ないし図14を参照して説明
する。まず、図7に示すように複写機本体2の排紙ロー
ラ15より排出されたコピー済みの転写紙12の受入口
には入口ガイド板41が設けられ、これに続いて上方へ
転写紙12を搬送するための上下搬送ベルト42,4
3、切換爪44、切換えガイド板45,46が設けられ
ている。切換爪44による上側の経路には搬送ローラ対
47及び排紙トレイ48が設けられ、切換爪44による
下側の経路には上下方向に平行で尻上がりに配設された
多数枚(図示例は、20枚)のビン49の転写紙入口側
に沿う転写紙縦送り経路50が続いている。
【0027】この転写紙縦送り経路50の各ビン49の
入口に対応する位置には各々偏向爪51とともに搬送ロ
ーラ52と排出ローラ53とのローラ対が設けられてい
る。ここに、搬送ローラ52中の適宜の間隔で設けられ
た複数個のものに対しては転写紙縦送り経路50を挾ん
で従動ローラ54が圧接している。また、前記搬送ベル
ト42,43、各ローラ47,52,53を駆動させる
駆動モータ55が設けられている。
【0028】さらに、ビン群の上部と下部とには、各々
2個のプーリ56,57を設けた軸がソータユニット4
の機枠に軸支され、下部側の軸には後処理ユニット移動
用モータ58に接続されている。上下の2対のプーリ5
6,57間には各々後処理ユニット移動ベルト59が掛
け渡され、これらのベルト59にはチャックユニット6
0と後処理ユニット61とがガイドユニット62を介し
て取付けられている。このガイドユニット62を案内す
るため、ビン群の側方にはソータユニット4のほぼ全高
にわたるガイドレール63が鉛直方向に設けられてい
る。
【0029】このような構成により、複写機本体2側か
ら排出された転写紙12は、入口ガイド板41から挿入
され搬送ベルト42,43により挾まれながらソータユ
ニット4の上部側に搬送される。ここで、今、通常排紙
モード(即ち、排紙トレイ48に排紙させるモード9で
あるとすると、切換爪44が下がっているので、転写紙
12は切換えガイド板46側に沿って排紙ローラ対47
により排紙トレイ48上に排出される。一方、ソートモ
ード(ビン49に頁順に仕分け排紙させるモード)又は
スタックモード(ビン49に頁毎に仕分け排紙させるモ
ード)であるとすると、切換爪44は上がっており、転
写紙12は切換えガイド板45に沿って転写紙縦送り経
路50中を下方に搬送される。搬送ローラ52と従動ロ
ーラ54とによって搬送された転写紙12は、偏向爪5
1が作動している箇所のビン49に排出される。偏向爪
51はモード(ソート又はスタック)に合った動きをす
る。
【0030】まず、ソートモードの時には、1頁目の1
枚目の転写紙に対して1ビン目の偏向爪51が作動して
第1のビン49に排出し、2枚目の転写紙に対しては2
ビン目の偏向爪51が作動して第2のビン49に排出
し、以下、コピーセット枚数分のビンについて同様に繰
返す。2頁目の1枚目の転写紙に対して1ビン目の偏向
爪51が作動して第1のビン49に排出し、2枚目の転
写紙に対しては2ビン目の偏向爪51が作動して第2の
ビン49に排出し、以下、コピーセット枚数分のビンに
ついて同様に繰返す。ソートモード時には各原稿(各
頁)についてこのような処理が繰返され、1つのビン4
9には、1頁目コピー、2頁目コピー、3頁目コピー、
…といったように頁順となって排出される。
【0031】一方、スタックモードの時には、1頁目に
ついての全てのコピー(転写紙)を第1のビン49に排
出させ、2頁目についての全てのコピーを第2のビン4
9に排出させる、といった具合に、各偏向爪51が順次
作動する。これにより、スタックモード時には、1つの
ビン49に同一頁のコピーのみが排出され、頁毎に仕分
けれた状態となる。
【0032】つづいて、このように仕分けられた転写紙
12に対して後処理を行う後処理機能について説明す
る。後処理ユニット61とは、ステープラ、パンチャ等
を意味する。まず、後処理ユニット61を各々のビン4
9に対応した位置に移動させるため、後処理ユニットモ
ータ58を回転させ、プーリ57,56を介して後処理
ユニット移動ベルト59を上下に動かし、これに伴いガ
イドユニット62を上下に動かすように構成されてい
る。ガイドユニット62には車があり、ガイドレール6
3に沿って移動自在とされている。
【0033】また、チャックユニット60とは、転写紙
束を後処理ユニット61の位置まで運び、後処理実行後
に再び元の位置に戻すための装置である。図7では、ホ
ーム検知片64によりホームセンサ65がオンされてお
り、第1ビン目のコピー束に対して後処理可能な状態と
なっている。この状態で後処理を実行すると、実行後に
後処理移動モータ58のオンにより後処理ユニット61
が下がり、2ビン目の位置検知片64によりビン位置セ
ンサ66がオンして後処理移動モータ58をオフさせ、
後処理ユニット61を停止させる。そして、第2ビン目
のコピー束の後処理を行う。同様の後処理を繰返し、所
定のビンのコピー束に対する後処理の実行が終了する
と、後処理ユニット61をホームポジションに戻す。こ
のようにして、複数のコピー束の後処理が可能となる。
【0034】ここで、図8は図7を反対側から見た様子
を示すもので、図7で表現できなかった事項について説
明する。本実施例のソータユニット4は、例えば20ビ
ンからなるが、各々10ビンずつの2ブロックに分割さ
れており、上のブロックに対してはビンセンサ67,6
8や排紙センサ69,70が設けられ、下のブロックに
対してもビンセンサ71,72や排紙センサ73,74
が設けられている。排紙トレイ48に対しても排紙セン
サ75,76が設けられている。これらのセンサ67〜
76は、何れもLEDとフォトトランジスタとの対から
なる透過式の光学検知センサとされている。各排紙セン
サはコピーが排出されたか否かを検出するものであり、
各ビンセンサはビンにコピーがあるか否かを検出するも
のである。このようなビンセンサを用いることにより、
例えば上ブロックのビンにコピーが載っていれば、下ブ
ロックを使用するように切換える、といったことが可能
となる。
【0035】ところで、コピーの後処理を行うために
は、コピー束がビン49上で揃えられていなければなら
ない。このため、本実施例のソータユニット4では、次
のようなジョガーが備えられている。まず、ジョガー移
動用モータ81によりプーリ82を介してジョガー駆動
ベルト83が回転し、駆動軸84が回転する。これによ
り、プーリ85,86を介して上下のジョガー移動ベル
ト87,88が移動し、これに固定されている軸固定ユ
ニット89及び揃え軸駆動ユニット90が移動する。そ
して、所定のサイズ検知片91の位置をサイズ検知セン
サ92が検知してジョガー駆動モータ81が停止する。
そして、コピーがビン49に排出されると排紙センサ6
9,70又は73,74が検知し、揃え軸駆動ユニット
90が作動して揃え板93が揃え軸94により動き、コ
ピー束を揃える。そして、後処理終了後にジョガー移動
モータ81が逆回転し、ホーム検知片95によりホーム
センサ96がオンする位置で停止する。この位置は最大
サイズの場合の揃え位置でもある。このようにして、コ
ピーが排出される毎に揃えられ、後処理の動作に備え
る。
【0036】図9は図7の上部から見た平面図を示し、
ビン49には揃え軸94を最小サイズのコピー揃えが可
能な位置まで移動可能とするための切欠49aが形成さ
れている。また、揃え板93は矢印で示すように回動し
てコピーを揃えるものである。この時、コピーの他端を
定位置にするために、端面押え板97が設けられてい
る。この端面押え板97はチャックユニット60の動き
に応じて動くように設定されている。
【0037】図10は図7を右側面から見た様子を示す
もので、ジョガー移動ベルト88により矢印方向に移動
し、各コピーサイズに合わせてサイズ検知片91の所で
停止させることができる。また、右方向の移動は、最大
コピーサイズに合わせたホームセンサ96がホーム検知
片91により作動し得る位置までとされている。
【0038】図11はチャックユニットの詳細を示す一
部切欠いた斜視図である。チャックユニット60はビン
49上のコピー束を掴んで後処理ユニット61の所まで
移動させ、後処理終了後に、再びビン49上に排出され
た時と同一状態に戻す役目を持つものである。まず、モ
ータ101がH方向に回転すると、ウォームギヤ102
が回転し、ギヤ103がI方向に回転する。すると、ス
パイラル軸104が回転し、スパイラルの穴が形成され
ている移動棒105を介して移動板106、上下のチャ
ック107,108及び押し板109がB方向に移動す
る。B方向に移動すると、位置検知片110によりホー
ムセンサ111がオンし、モータ101を停止させる。
【0039】また、モータ101をG方向に回転すると
ギヤ103がJ方向に回転し、移動棒105、移動板1
06、上下のチャック107,108及び押し板109
がA方向に移動する。A方向に移動すると、位置検知片
110によりホームセンサ112をオンし、モータ10
1を停止させる。そして、ソレノイド113をオンさせ
ると上方のチャック107が引っ張り棒114によりD
方向に下がり、コピー束を掴む。この時、端面押え板9
7は押し板109によりF方向に下げられており、コピ
ー束の移動を妨げることはない。
【0040】そして、モータ101がH方向に回転する
とコピー束はB方向に持ってこられる。押し板109が
B方向に戻ると、端面押え板97はコイルばね115に
より、元に戻ろうとするがコピー束が既に上にあるた
め、コピー束の位置で止まっている。移動板106がホ
ーム位置までくるとモータ101を停止させ、その後、
後処理ユニット61を作動させて、後処理完了後、再度
モータ101をG方向に回転させてコピー束をA方向に
戻す。再び位置検知片110がホームセンサ112をオ
ンさせるとモータ101が停止するとともに、ソレノイ
ド113がオフし、コイルばね115により上方のチャ
ック107が上に上がり、コピー束が元の位置に戻り、
端面押え板97も元の位置に戻る。そして、モータ10
1がH方向に回転して移動板106をホーム位置に戻し
て停止する。このようにして、チャックユニット60は
ビン49上に排出されたコピー束を後処理装置61の所
まで運んで、再び元の位置に戻す動作を行う。
【0041】図12はステープラ構成の後処理ユニット
61の構成例を示すもので、電気信号によりモータ11
6がオンするとカートリッジ117内のステープル11
8を押し曲げるように動作する。ステープル118は薄
いテープにより帯状につながれてカートリッジ117内
に丸め込まれている。また、ステープル118の最後が
反射型光学センサによるニヤエンドセンサ119を通過
するとニヤエンド信号が出力されるように構成されてい
る。
【0042】図13は図8及び図9に示した揃え軸駆動
ユニット90の詳細を示すもので、モータ120が1回
転すると、揃え板93はカム121、レバー122及び
揃え軸94を介して矢印A・B方向に扇形に回動する。
このようにして、コピーがビン49に排出される毎にモ
ータ120が1回転してコピーを揃えることができる。
【0043】ここに、このようなジョガー動作による紙
揃えの制約について図14を参照して説明する。前述し
たように各ビン49には揃え軸94を最小サイズのコピ
ー揃えが可能な位置まで移動させ得る切欠49aが形成
されており(図14(a)参照)、小サイズのコピーの場
合には図14(b)に示すように揃え軸94が切欠49a
内を奥方まで移動して紙揃えを行い、大きめのサイズの
コピーの場合には図14(c)に示すように揃え軸94が
切欠49a内の外方箇所にて紙揃えを行うことになる。
よって、第1,2ジョブを連続的に行うマルチジョブモ
ードにおいて、ともに、ステープル処理を行うものと
し、第1ショブで大きめのサイズの転写紙12を使用し
て紙揃え・後処理を行った後、第2ジョブでこれよりも
小さいサイズの転写紙12を使用するものとすると、揃
え軸94の移動が先に排出されている第1ジョブによる
大きめの転写紙12により規制されるため、第2ジョブ
による転写紙12の紙揃えができなくなってしまう。こ
れは、揃え軸94が各ビン単位で設けられているのでは
なく、上下に貫通して全てのビン49に共通に設けられ
ているからである。第2ジョブで使用する転写紙サイズ
のほうが大きい場合には支障ない。本実施例では、後述
するように、このような点を考慮した制御がなされてい
る。
【0044】図15に電気的制御系の構成を示す。制御
はCPU130にROM131、RAM(バックアップ
により不揮発性メモリとされている)132、INポー
ト133、OUTポート134及びI/Oポート135
に接続して構成されたマイクロコンピュータシステムに
より行われる。即ち、プログラムが書込まれたROM1
31により、随時RAM132を利用しつつ、INポー
ト133からの各種入力信号を受けてOUTポート13
4を通して複写機本体2内の各部やソータユニット4内
の各負荷の制御を行うものである。ソータの制御には、
コピー仕分け後のステープル動作等の後処理動作も含ま
れる。また、I/Oポート135にはADF3の制御部
が接続されており、CPU130との間で信号の授受が
なされる。ADF3はCPU130からの信号により原
稿をコンタクトガラス9上に給紙し、露光終了後に排紙
させる。両面原稿処理モード時には第1面の露光終了後
に反転させて再びコンタクトガラス9上に第2面側をセ
ットし、その露光が終了したら反転させて排紙させるよ
うに動作する。
【0045】このような構成において、第1原稿束P1
に対する第1ジョブと、第2原稿束P2に対する第2ジ
ョブとを連続的に行わせるマルチジョブモード設定時の
動作制御について、図1に示すフローチャートを参照し
て説明する。まず、操作部にてマルチジョブモードに設
定されているか否かを判定し、設定されていなければ通
常のコピー動作を行う。マルチジョブモードに設定され
ている場合、第1原稿束P1に対して第1ジョブのコピ
ー動作が実行される。この第1ジョブが終了すると、予
め設定されている第2ジョブに関するコピーモード情報
が読出され、そのモードに応じて各種の判定が行われ
る。まず、先行の第1ジョブのコピーモードの転写紙排
紙先がソータユニット4中のビン49を使用するモード
ではない(即ち、何の後処理も要せず、単に排紙トレイ
48に排紙させるモード)場合には、通常通り、第1ジ
ョブに引き続き、この第2ジョブのコピー動作も実行さ
れる。
【0046】しかし、第1ジョブが後処理を必要とし、
ビン49を使用する排紙モードを伴うコピーモードとし
て設定されていた場合には、第2ジョブのコピーモード
についてチェックされる。まず、第2ジョブのコピーモ
ード中、後処理モードとしてステープルモードに設定さ
れているか判定される。ステープルモードの場合、比較
手段によりサイズ判定を行う。即ち、第1ジョブ実行に
より既にビン49に排出されている転写紙サイズに対し
て、これから実行しようとしている第2ジョブで使用す
る転写紙サイズのほうが小さいか否かが判定される。小
さい場合には、前述したように第2ジョブによる転写紙
については紙揃えを行えず、正常にステープルを行えな
いので、操作部のメッセージ表示部を通じて「第2ジョ
ブについてはステープル処理ができません」といった処
理不可なる旨の警告表示を行う。ステップで示すこの
警告表示が請求項1記載の発明にいう警告手段の処理に
相当し、正常に行えないステープル動作を伴うコピーを
未然に防止できる。
【0047】このような警告の後、ステップで示すよ
うにオペレータが何らかの操作を行うまでは、第2ジョ
ブのコピー動作が停止する。これが、請求項1記載の発
明対応の請求項4記載の発明にいう第2ジョブ停止手段
の処理に相当する。よって、オペレータの所望通りの対
応がとれる。例えば、このままでは第2ジョブについて
正常なステープル処理を伴う結果物が得られないので、
第2ジョブ取止め操作が行われた場合には第2ジョブの
終了と判断し、エンドとなる。ここに、第2ジョブ取止
め操作としては、モードクリアキー押下、第2原稿束P
2の取り除き等によるものでよい。
【0048】一方、第2ショブについてキャンセルせ
ず、実行したい場合には、その排紙モードとしてステー
プルモードを取消すと、後述するソートモード等の判定
結果による制約を受けるものの、基本的には、第2ジョ
ブの停止が解除されて第2ジョブが実行される。このス
テップで示す処理が請求項記載の発明に相当する。
即ち、第2ジョブによる転写紙については紙揃えを必要
としないモードに変更されているので支障ないものとな
る。
【0049】また、第2ジョブに関してモード変更しな
くても、既に排紙されている第1ジョブによる転写紙1
2をビン49から取出したことが検知された場合には、
制約がなくなるので紙揃え、正常なステープル動作が可
能となるので、直ちに第2ジョブの停止が解除されて第
2ジョブが実行される。このステップで示す処理が請
求項1記載の発明に相当する。
【0050】ところで、第2ジョブのコピーモードがビ
ン49を使用する排紙先モードの場合において、ステー
プルモードではないときには、ソートモードであるかス
タックモードであるかが判定される。ソートモードの場
合、ソータユニット4において第1ジョブ実行で使用さ
れていない残ビン数と第2ジョブのソートモードで設定
されているセット枚数との大小を比較し、残ビン数が十
分にあればそのまま第2ジョブを実行する。前述したス
テープルモードを伴う(取消された場合も含む)ソート
モードの場合もこの判定を受けて処理される。
【0051】しかし、残ビン数が不足する比較結果とな
った場合には、正常にソート処理できないので、操作部
のメッセージ表示部を通じて「第2ジョブについては残
ビン数が不足しソート処理ができません」といった処理
不可なる旨の警告表示を行、正常に行えないソート処
理を伴うコピーを未然に防止できる。
【0052】このような警告の後、ステップで示すよ
うにオペレータが何らかの操作を行うまでは、第2ジョ
ブのコピー動作が停止する。よって、オペレータの所望
通りの対応がとれる。例えば、このままでは第2ジョブ
について正常なソート処理を伴う結果物が得られないの
で、第2ジョブ取止め操作が行われた場合には第2ジョ
ブの終了と判断し、エンドとなる。
【0053】一方、第2ジョブに関してモード変更しな
くても、既に排紙されている第1ジョブによる転写紙1
2をビン49から取出したことが検知された場合には、
制約がなくなるので正常なソート処理が可能となるの
で、直ちに第2ジョブの停止が解除されて第2ジョブが
実行される
【0054】また、ソートモードでなくスタックモード
の場合も基本的には同様であるが、スタックモードの場
合には、第2ジョブ用の第2原稿束P2の枚数が不明で
あり、残ビン数と比較しようがなく正常にスタックし得
る保証がないので、判定処理を経ることなく、即座に、
操作部のメッセージ表示部を通じて「第2ジョブについ
てはスタック処理が保証できません」或いは「ソータか
らコピー紙を取出して下さい」といった処理不可なる旨
の警告表示を行う
【0055】このような警告の後、ステップで示すよ
うにオペレータが何らかの操作を行うまでは、第2ジョ
ブのコピー動作が停止する。よって、オペレータの所望
通りの対応がとれる。例えば、このままでは第2ジョブ
について正常なスタック処理を伴う結果物を保証し得な
いので、第2ジョブ取止め操作が行われた場合には第2
ジョブの終了と判断し、エンドとなる。
【0056】一方、第2ジョブに関してモード変更しな
くても、既に排紙されている第1ジョブによる転写紙1
2をビン49から取出したことが検知された場合には、
制約がなくなるので正常なスタック処理が可能となるの
で、直ちに第2ジョブの停止が解除されて第2ジョブが
実行される
【0057】なお、ソートモードやスタックモードを伴
う場合において、第2ジョブが実行できない場合、それ
らのモードを取消して単に排紙トレイ48に排紙させる
モードに変更して実行させるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1,2
ジョブで共に後処理装置でステープル処理を行うマルチ
ジョブモード設定時に第2ジョブで使用される紙揃え方
向の転写紙サイズのほうが小さい場合には、正常なステ
ープル処理を行えないが、警告手段により処理不可の旨
をオペレータに警告表示させるようにしたので、所望通
りとならない誤ったコピーを未然に防止できるととも
に、処理不可なる旨の警告によりモード変更、コピー中
止等の適正な対応策をとることができ、また、このよう
な処理不可の旨の警告表示に続き、オペレータが何も操
作しなければ、取敢えず、第2ジョブ処理が停止中断さ
れるので、ミスコピーの発生を確実に防止でき、さらに
は、第1ジョブにより処理された転写紙を後処理装置か
ら取出して所望通りのステープル処理が可能な状態とす
ることにより、第2ジョブの処理が可能となり、第2ジ
ョブについても正常なコピー結果物を得ることができ
る。
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】一方、請求項記載の発明によれば、第2
ジョブによる転写紙排紙先として後処理装置の選択を取
消すことで単なる排紙処理とさせることにより、第2ジ
ョブの処理が可能となり、当初のステープル処理等は受
けられないものの、第2ジョブを全くキャンセルするこ
となく次善の処理としてミスコピーではない結果物を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すマルチジョブモード時
の動作制御のフローチャートである。
【図2】複写システム全体構成を示す概略正面図であ
る。
【図3】ADF構成を示す概略正面図である。
【図4】仕切り手段構成を示す概略斜視図である。
【図5】仕切り手段構成を示す平面図である。
【図6】仕切り手段の動作を示す正面図である。
【図7】ソータユニット構成を示す正面図である。
【図8】その背面図である。
【図9】その平面図である。
【図10】その側面図である。
【図11】チャックユニット構成を示す斜視図である。
【図12】後処理ユニット構成を示す斜視図である。
【図13】紙揃え軸駆動ユニット構成を示す斜視図であ
る。
【図14】紙サイズに応じた紙揃え動作を説明するため
の概略平面図である。
【図15】電気的制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 自動原稿搬送装置 4 後処理装置 12 転写紙 21 第1載置手段 28 原稿搬送手段 30 第2載置手段 32 仕切り手段 49 ビン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 - 21/04 G03G 21/14 B65H 31/00 - 31/40 B65H 39/00 - 39/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿束を載置する第1載置手段と、この
    第1載置手段から露光位置に向けて原稿を1枚ずつ分離
    給紙して露光終了後に前記第1載置手段と異なる第2載
    置手段に原稿を排紙させる原稿搬送手段と、前記第1載
    置手段上に載置される複数の原稿束を1群毎に区別する
    仕切り手段とを有する自動原稿搬送装置と、複写されて
    排紙される転写紙をジョガー動作により紙揃えしてその
    転写紙にステープル処理を施す後処理装置とを備え、第
    1原稿束に対して所定の複写処理を行う第1ジョブと、
    第2原稿束に対して前記第1ジョブとは複写条件の異な
    る複写処理を行う第2ジョブとを前記仕切り手段による
    仕切りを境として連続的に処理させるマルチジョブモー
    ドを選択自在に設定した複写機において、転写紙排紙先
    を前記後処理装置とするマルチジョブモード設定時に第
    1ジョブによる紙揃え方向の転写紙サイズと第2ジョブ
    による紙揃え方向の転写紙サイズとの大小を比較する比
    較手段を設け、第2ジョブによる紙揃え方向の転写紙転
    写紙サイズのほうが小さいときには処理不可の旨を警告
    する警告手段を設け、処理不可の旨の警告後に第2ジョ
    ブ処理を停止させるとともに第1ジョブにより排紙され
    た後処理装置中の転写紙の取出し検知により停止解除さ
    れる第2ジョブ停止手段を設けたことを特徴とする複写
    機のマルチジョブ制御装置。
  2. 【請求項2】 原稿束を載置する第1載置手段と、この
    第1載置手段から露光位置に向けて原稿を1枚ずつ分離
    給紙して露光終了後に前記第1載置手段と異なる第2載
    置手段に原稿を排紙させる原稿搬送手段と、前記第1載
    置手段上に載置される複数の原稿束を1群毎に区別する
    仕切り手段とを有する自動原稿搬送装置と、複写されて
    排紙される転写紙をジョガー動作により紙揃えしてその
    転写紙にステープル処理を施す後処理装置とを備え、第
    1原稿束に対して所定の複写処理を行う第1ジョブと、
    第2原稿束に対して前記第1ジョブとは複写条件の異な
    る複写処理を行う第2ジョブとを前記仕切り手段による
    仕切りを境として連続的に処理させるマルチジョブモー
    ドを選択自在に設定した複写機において、転写紙排紙先
    を前記後処理装置とするマルチジョブモード設定時に第
    1ジョブによる紙揃え方向の転写紙サイズと第2ジョブ
    による紙揃え方向の転写紙サイズとの大小を比較する比
    較手段を設け、第2ジョブによる紙揃え方向の転写紙サ
    イズのほう が小さいときには処理不可の旨を警告する警
    告手段を設け、処理不可の旨の警告後に第2ジョブ処理
    を停止させるとともに第2ジョブの排紙先として後処理
    装置の選択の取消しにより停止解除される第2ジョブ停
    止手段を設けたことを特徴とする複写機のマルチジョブ
    制御装置。
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