JP3275150B2 - チューブ容器の肩部、頸部被覆部品及びその製造方法 - Google Patents

チューブ容器の肩部、頸部被覆部品及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミ箔を含む積層材
製の胴部と合成樹脂製の肩部、頸部とから成るチューブ
容器において、該容器の該肩部、頸部を被覆し、かつ注
出口閉塞部を有する積層材製の被覆部品とその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記チューブ容器用の被覆部品の1例が
特開昭60ー172659号公報に示されている。この
被覆部品は図4に示すように、アルミ箔を含む積層材製
の胴部1と連結した合成樹脂製の肩部2と頸部3の内面
を覆う肩被覆部4、頸被覆部5及び注出口6を閉塞する
閉塞部7とから成り、例えばアルミ箔の片面に耐薬品製
のポリプロピレン層を、他面に前記肩部2、頸部3の合
成樹脂と接合良好な合成樹脂層を有する積層材から製造
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チューブ容器は、使用
目的などによって大きさ及び形状が決定するので、アル
ミ箔と合成樹脂層から成る積層材を絞り加工で上記従来
例の被覆部品を製造する場合、被覆部品の、閉塞部7の
直径d、頸部5の長さh、肩部4の最外径Dは予め設定
されるが、この場合特に閉塞部直径dが小さく、頸部長
さhが長いものでは被覆部品絞り加工時の絞り比、すな
わちカッテイングダイヤ(絞り加工を始める前の積層材
の直径)をD0とすると、D0/dが大きくなることから
しわの発生を防止するには、絞り加工時の積層材の挟圧
支持力(しわ押え力)を強くしなければならず、この場
合には積層材が破断して被覆部品が得られないという問
題がある。この発明は被覆部品の肩の最外径Dに対し
て、閉塞部の径dが小さい製品、頸の長さhが長い製品
又はdが小さくかつhが長い製品を絞り加工により製造
する製造方法と、該方法により製造した被覆部品を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の製造方法は、
絞り加工の絞り初期にはしわの発生を許すように、アル
ミ箔の両面に合成樹脂層を有する円形積層材を低圧で挟
圧支持し、次第にその圧力を増し、かつ頸被覆部に発生
したしわの襞を次第に重積形状に進行させ、絞りの終期
には肩被覆部のしわの襞を押圧して重積形状に成形す
る。この発明の被覆部品は、上記製造方法で製造され、
絞り加工の際に生じたしわの襞が肩被覆部、頸被覆部で
重積した構成を有する。
【0005】
【作用】この発明の被覆部品製造方法は、上記成形工程
を有するため、絞り加工中に積層材が破断せず、閉塞部
の直径に比べて頸被覆部が長い被覆部品が得られる。こ
の方法で得られた被覆部品は前記しわの襞を重積した構
成を有し、絞り加工で形成した形状を殆ど維持する。し
たがって、周知の射出成形でチューブ容器の肩部と頸部
を製造する際に、上記被覆部品を挿入することにより肩
部と頸部の内面が被われ、かつ注出口が閉塞され、頸部
が細長く肩部直径が頸部直径に比べて大きいチューブ容
器が得られる。
【0006】
【実施例】この発明の被覆部品製造方法を適用した絞り
金型を図1に示す。図1の中心線の左半分は積層材を切
断する直前の状態を示し、右半分は絞り加工終了時の状
態を示す。図1において、11はダイプレート、12は
ダイプレート11に固定したダイカッター、13はダイ
カッター12に内挿され弱い圧縮スプリング13aによ
り押し上げられているプレッヤーリング、14はロッド
14a,14aにより上昇位置が決められ圧縮スプリン
グ14bにより押し上げられている肩成形ダイ部品、1
5は前記圧縮スプリング14bを受けるリング部15a
を中間に有しダイプレート11に固定されている頸成形
ダイ部品である。16はダイカッター12の上面との間
に積層材Aを圧縮スプリング16aの押圧力で挟圧支持
するパンチリング、17はパンチプレート18に固定さ
れた成形パンチ部品で、ダイカッター12と協力し積層
材を円形に打抜く刃部17aと前記プレッヤーリング1
3との間に圧縮スプリング13aの押圧力で切断された
積層材を挟圧支持する挟持部17bと肩成形ダイ部品1
4のダイ傾斜部14cとの間に圧縮スプリング14bの
押圧力で積層材を挟圧持するパンチ傾斜面17cと頸成
形ダイ部品15と所定間隙を持つ円筒内面17dとを有
し、19は圧縮スプリング19aで上方に押圧されてい
るノックアットロッドである。
【0007】厚さ30μmのJIS規格のIN30合金
で硬度がH−18から成るアルミ箔の片面にドライラミ
ネートされた厚さ20μmの二軸延伸ポリプロピレン樹
脂フィルム層を有し、他面に40mg/dm2厚の変性ポリ
プロピレン粉末を分散させたエポキシフェノール樹脂を
塗布し、200℃で乾燥させた塗膜を有する積層材か
ら、図2を参照して、カッテイングダイヤD0が50m
m、閉鎖部7に近い頸被覆部5の内径dが7mmφ、頸被
覆部5の長さhが約14mm、肩被覆部の傾斜角θが約3
0°、肩被覆部の下端直径Dが約32.5mmの被覆部品
を上記構成の絞り金型を用いて成形した。該成形に際
し、頸成形ダイ部品15と成形パンチ部品17の円筒面
17dとの間隙を、積層材厚さの6倍になるような成形
パンチ部品17の円筒面17dとし、またダイリング1
3の圧縮スプリング13aの押圧力をダイリングの最上
位置(図1の左側に示す位置)において1Kgとし、かつ
肩成形ダイ部品14の圧縮スプリング14bの押圧力を
最上位置で1Kg、最下位置(図1の右側に示す位置)で
14Kg、成形パンチ部品17の下死点では傾斜面17C
とダイ部品14の傾斜面14Cの間隙を積層材厚さの3
倍になるように設定した。
【0008】上記のように設定したことにより、成形パ
ンチ部品17をダイ部品14に向かって押し込む絞り加
工の初期にはしわが発生し、絞り込みの進行に伴い挟圧
支持力が次第に増加し、頸被覆部に発生したしわの襞は
ダイ部品15と成形パンチ部品17の円筒面17dとの
間隙で次第に重積形状になり、絞りの終期の金型の下死
点では、成形パンチ部品17の慣性による過剰な押込み
とダイ部品14のはね返りによって、成形パンチ部品1
7の傾斜面17Cとダイ部品14の傾斜面14Cの間で
肩被覆部のしわの襞は強く押圧されて重積形状になり、
絞り金型から取出しても、この重積形状を維持してい
た。このしわの襞の重積状態の1例を、図2のX−X線
断面を示す図3で説明する。図において4は頸被覆部
(内面を形成する部分)、4a,4b,4cは頸被覆部
のしわの襞を示す。Aの個所では1つのしわを作る両側
の襞4a,4bが一緒にその根本から折曲げられて頸被
覆部4上に重なり、Bの個所では2つのしわの襞4b,
4bが押し合い重なり合っている。またCの個所のしわ
の襞4cは極めて小さく、最大重積個所Bの厚さlより
小さいため、絞り加工の終わりでも押し潰されていな
い。
【0009】この被覆部品を用いて周知の射出成形によ
るチューブ容器の成形をポリプロピレンを用いて行っ
た。被覆部品とポリプロピレンは接着し、かつ内面側に
溶融樹脂が出てきたものはなく、またしわの襞が肩部、
頸部の外面に出るものがなく、できた製品の肩部も美し
いものであった。この発明は頸部の直径に比べて肩部の
最外径が大きく、かつ頸の長さの長いチューブ容器の頸
部、肩部の被覆部品であり、図3に示すようなしわの襞
の重積形状が好ましい形状であるが、頸部、肩部を射出
成形する金型に収納できる範囲内に肩被覆部の直径Dが
あるものは、重積したしわの襞が頸及び肩被覆部から離
れていても、この発明の範囲内に含まれる。
【0010】各種積層材を組合せて前記実施例の方法に
より被覆部品を成形し、成形品の品質を評価した結果を
表1に示す。表1において、被覆部品材料のEPP塗料
は、エポキシフェノール塗料に変性ポリプロピレン粉末
を分散させたもので、外面側、内面側のいずれの場合も
厚さ40mg/dm2に塗布した。被覆部品材料のOPP
は、二軸延伸ポリプロピレンで、外面側、内面側のいず
れの場合も厚さ20μmの膜厚とした。被覆部品材料の
PP接着剤は、溶剤に変性ポリプロピレンを分散させた
接着剤であり、塗布後ポリプロピレンの融点以上に加熱
することによってアルミ箔上に拡って均一な膜をつくり
接着する。外面側にいずれも厚さ30mg/dm2に塗布し
た。アルミ箔は、全て硬質アルミ箔(H−18材)を使
用し、厚さを20μm−30μm−40μmの3段階と
した。成形のスリップ材は、特に被覆部品の外面側、す
なわち,図1の絞り金型の17c,17d面に接触する
積層材面は、これらの面を滑って絞り込まれるので、滑
り性が必要であり、スリップ材を用いて成形する実験も
行った。表1の(使用)はスリップ材を使用して成形し
た場合を示し、(−)はスリップ材を使用しないで成形
した場合を示す。試験成形品の品質は、成形性、形状保
持性及び亀裂についてそれぞれ評価した。これらの意味
及び評価の基準は次のとおりである。 成形性は、積層材が破れることなく成形可能か否かを
示す。 形状保持性は、成形された被覆部品が成形されたまま
の形状を保つか、スプリングバックを起して形が変わる
か否かを示す。 内面側亀裂は、襞が押圧された部分で内面側の保護被
膜に亀裂が入り易いので、アルミの露出を調べた。 ◎ : 何の問題もなく良好なことを示す。 ○〜◎: 若干問題はあるが、使用可能範囲を示す。 ○ : やや問題があり、使用しない方が良いことを
示す。 表1の試験例1ないし12は、いずれも成形品の品質の
評価が◎又は○〜◎であり、本発明の被覆部品の実施例
である。
【0011】
【表1】
【0012】外面側及び内面側をいずれも無延伸ポリプ
ロピレン(CPP)とし、アルミ箔を硬質アルミ箔(H
−18材)と軟質アルミ箔(O材)を使用し、それぞれ
の厚さを種々に変え、全てスリップ材を使用して被覆部
品を成形した。この成形品の品質を表1と同様の基準で
評価した結果を表2に示す。なお、表2の成形性の
(×)は成形不能を示す。試験例B1及びB2は成形品
の品質が◎又は○〜◎であり、本発明の被覆部品の実施
例である。試験例C1ないしC3は、成形不能か、成形
性や形状保持性に問題が残り、本発明の比較例を示すも
のである。
【0013】
【表2】
【0014】表1及び表2に示す試験例から、内外面の
OPPフィルムやCPPフィルムの厚さと強さが成形時
の積層材料の破断を防ぐものであり、アルミ箔の硬度、
厚さが成形品の襞のスプリングバックを防ぎ、成形品の
形状を保つ作用を持つものであることがわかる。硬質ア
ルミ箔、例えばJIS,IN30,1100,300
3,3004等の片面にエポキシフェノール塗料又は変
性ポリプロピレン分散接着剤を塗布した場合、高温で加
熱して硬化、接着させるが、この加熱温度がアルミ箔を
アニールすることとなるため加熱温度範囲を設定した。
表3に、アルミ箔の加熱条件別の抗張力と成形品の成型
性及び形状維持性のテスト結果を示す。成形品の形状維
持性は、抗張力がほぼ10Kgf/mm2に変曲点があるよう
で、抗張力が10Kgf/mm2以上あれば形状が維持されて
良好な品質となるが、抗張力が10Kgf/mm2以下では、
成形時に破れが生じたり成形品がスプリングバックして
形状が維持できない等の欠損が生じる。加熱温度に関し
ては、実ラインでのオーブン通過時間45秒、P.M.T
(PeakMetal Temperature =板の到達温度)で12秒で
あり、この条件ではP.M.Tが250℃でも抗張力は1
0Kgf/mm2以上あり良好な成形品が得られたが、加熱時
間を2分間と長くすると、240℃であっても抗張力が
10Kgf/mm2以下となる。実ラインでの設定条件は、2
35℃±5℃と設定したが、変性ポリプロピレン分散の
エポキシ塗料の密着性も良好であった。
【0015】
【表3】
【0016】表4ないし表6に前述の成形品を用いて射
出成形してチューブ容器の肩部、頸部被覆部品を成形し
接着状態を調べた結果を示す。チューブ容器が商品とし
て使用される場合、開封時に天面のアルミ箔を棒状のも
ので破って使用するが、この開封時に被覆部品が射出成
形されたポリプロピレンと剥離すると外観が悪く商品価
値を損なう。この様な剥離を生じない強度は0.5Kg/
15mm幅であるが、バラツキを考慮して1.0Kg /1
5mm幅の剥離強度を目的とした。変性ポリプロピレン粉
末分散のエポキシフェノール塗料の場合、実ラインでの
加熱硬化条件を235℃±5℃と設定するとポリプロピ
レンの射出温度は285℃に設定すればよい。また変性
ポリプロピレン系接着剤の場合には、射出温度は260
℃でも充分な性能を示した。なお、表7にポリプロピレ
ン射出時の実測温度を示す。
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】 注)剥離個所:EPP/PPは、EPP塗料と射出PPの界面剥離
を示す。 EPP凝集は、EPP塗料の凝集破壊を示す。 PPAD凝集は、変性ポリプロピレン系接着剤の凝集破壊を
示す。
【0020】
【表7】
【0021】なお、上記の実施例の内、ポリプロピレン
及び変性ポリプロピレンをそれぞれポリエチレン及び変
性ポリエチレンに構成を変更しても、その作用効果に相
違はみられない。更に、本発明で使用する変性ポリプロ
ピレン及び変性ポリエチレンは、不飽和カルボン酸、酸
無水物、エステル、アミドなどのうち少なくとも一種類
のエチレン系不飽和単量体によって変性されたポリプロ
ピレン又はポリエチレンで、特にマレイン酸、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマル酸、イタコン
酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン
酸、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、マレイン
酸エチル、アクリル酸2ーエチルヘキシル、アクリル酸
アミド、メタクリル酸アミド、ヤシ油脂肪酸アミド、マ
レイミド等で変性されたポリプロピレン、高密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレンなどである。
【0022】
【発明の効果】本発明は、頸部の径が小さいか若しくは
頸部の長さが長いか又はその両方の要素を持ったアルミ
箔を含む積層材製の被覆部品を、破断することなく絞り
加工で製造することができ、この被覆部品を使用して射
出成形により頸部と肩部を被覆したチューブ容器が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法を適用した絞り金型の断面図。
【図2】被覆部品の概略形状を示す断面図。
【図3】図2のX−X線に沿う断面の拡大図。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
A 積層材 4 肩被覆部 4a しわの襞 5 頸被覆部 7 注出口閉塞部 12 ダイカッター 13 プレッヤーリング 14 肩成形ダイ部品 15 頸成形ダイ部品 16 パンチリング 17 成形パンチ部品
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−67770(JP,A) 特開 昭62−169636(JP,A) 特開 平2−4638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 22/00 B65D 35/02 - 35/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ箔の両面に合成樹脂層を有する円
    形の積層材から絞り加工により成形され、チューブの合
    成樹脂製肩部、頸部の内面を被覆する肩被覆部、頸被覆
    部及び注出口を閉塞する閉塞部を有する被覆部品におい
    て、前記絞り加工の際に生じたしわの襞が肩被覆部、頸
    被覆部に重積した構成になっていることを特徴とするチ
    ューブ容器の肩部、頸部被覆部品。
  2. 【請求項2】 積層材のアルミ箔がしわの襞の肩被覆
    部、頸被覆部重積構成を維持する強度を持っている請求
    項1のチューブ容器の肩部、頸部被覆部品。
  3. 【請求項3】 アルミ箔の抗張力が10Kgf/mm2以上で
    あり、アルミ箔の一方の面の合成樹脂層がポリプロピレ
    ン樹脂層又はポリエチレン樹脂層であり、他面の合成樹
    脂層が該一方の面の合成樹脂層と同じ樹脂を変性させた
    変性樹脂を分散させたエポキシフェノール樹脂塗膜又は
    該一方の面の合成樹脂と同じ樹脂を変性させた変性樹脂
    を分散させた接着剤層である請求項2のチューブ容器の
    肩部、頸部被覆部品。
  4. 【請求項4】 アルミ箔は抗張力が10Kgf/mm2以上で
    あり、アルミ箔の両面の合成樹脂層が変性ポリプロピレ
    ン又は変性ポリエチレンを分散させたエポキシフェノー
    ル樹脂塗膜である請求項2に記載のチューブ容器の肩
    部、頸部被覆部品。
  5. 【請求項5】 アルミ箔は抗張力が10Kgf/mm2以上で
    あり、アルミ箔の両面の合成樹脂層がポリプロピレン樹
    脂層又はポリエチレン樹脂層である請求項2に記載のチ
    ューブ容器の肩部、頸部被覆部品。
  6. 【請求項6】 アルミ箔の両面に合成樹脂層を有する円
    形の積層材から絞り加工により成形され、チューブの合
    成樹脂製肩部、頸部の内面を被覆する肩被覆部、頸被覆
    部及び注出口を閉塞する閉塞部を有する被覆部品を製造
    する方法において、絞り加工の絞り初期にはしわの発生
    を許すように円形積層材を挟圧支持し、次第にその挟圧
    支持力を増し、かつ頸部被覆部に発生したしわの襞を次
    第に重積形状に変え、絞りの終期には肩被覆部のしわの
    襞を押圧して重積形状になすことを特徴とするチューブ
    容器の肩部、頸部被覆部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 積層材のアルミ箔がしわの襞の肩被覆
    部、頸被覆部重積構成を維持する強度を持っている積層
    材を絞り加工する請求項6のチューブ容器の肩部、頸部
    被覆部品の製造方法。
  8. 【請求項8】 アルミ箔の抗張力が10Kgf/mm2以上で
    あり、アルミ箔一方の面の合成樹脂層がポリプロピレン
    樹脂層又はポリエチレン樹脂層であり、他面の合成樹脂
    層が該一方の面の合成樹脂層と同じ樹脂を変性させた変
    性樹脂を分散させたエポキシフェノール樹脂塗膜又は酸
    化ポリプロピレンを分散させた接着剤層である積層材を
    成形する請求項7のチューブ容器の肩部、頸部被覆部品
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 アルミ箔の抗張力が10Kgf/mm2以上で
    あり、アルミ箔の両面の合成樹脂層が変性ポリプロピレ
    ン又は変性ポリエチレンを分散させたエポキシフェノー
    ル樹脂塗膜である積層材を成形する請求項7のチューブ
    容器の肩部、頸部被覆部品の製造方法。
  10. 【請求項10】 アルミ箔は抗張力が10Kgf/mm2以上
    であり、アルミ箔の両面の合成樹脂層がポリプロピレン
    樹脂層又はポリエチレン樹脂層である積層材を成形する
    請求項7のチューブ容器の肩部、頸部被覆部品の製造方
    法。
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