JP3274335B2 - 棒鋼溶接用裏当て材 - Google Patents

棒鋼溶接用裏当て材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋等の棒鋼の端
面と鋼板等のT型突き合わせ溶接に関するものであっ
て、特に棒鋼の直径がたとえば19mm以上で51mm
程度まである太径の場合に好適な技術を提供する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物は近年建造物の
大型化、高層化に伴い使用する鉄筋の本数が増え、さら
に太径で長尺化する傾向にある。従来の鉄筋等の棒鋼の
T型突き合わせ溶接法は、特開平3−169486号公
報に示される能率の良いアークスタッド溶接法が用いら
れてきたが棒鋼の径が太くなるにつれ溶融金属の垂れに
よるアンダーカットや融合不良が問題となり溶接が困難
になり、特に棒鋼が横向きとなる溶接姿勢では棒鋼の直
径が22mm程度が限界となっていた。
【0003】したがって、太径棒鋼の溶接では図5に示
すように鋼柱12の側面に鋼板13を仮付け溶接17し
ておき、さらにその上に棒鋼10を配置して仮付け溶接
17し、棒鋼端部と鋼柱の間の開先14をアーク溶接で
肉盛り溶接を行っていた。しかし鋼板を仮付けした後に
棒鋼本体を溶接するため、溶接に要する作業が多くなり
能率が極めて悪いという問題があった。
【0004】一方、本発明者らはすでに棒鋼と鋼板のT
字突き合わせ溶接法として、棒鋼と鋼板を所定の開先空
間を設けて固定し、上部に開口を設けたセラッミックス
製の裏当て材で当該開先空間を包囲し、溶接ワイヤを当
該開口部から開先内部に挿入して開先底部から溶接を行
う自動アーク溶接法を開発している。
【0005】アーク溶接では溶接ワイヤと被溶接物の間
にアークプラズマを発生させ、その熱を利用して溶接ワ
イヤを溶かし被溶接物の接合を行っている。このため被
溶接物と溶接ワイヤとの電気的な導通は不可欠である
が、上記溶接法においてはアークスタート位置となる開
先底部はセラミックスであるため導電性がなく、アーク
スタートを行うことができない。そこで開先底部と被溶
接物との間に導電性を与えるため、開先底部にスチール
ウールを敷き詰めてアークスタートを行っている。しか
しながらスチールウールを敷き詰める方法は手間が掛か
るため著しく溶接能率を損ない、また均一に敷き詰めら
れていない場合はアークスタートに失敗してしまうとい
う問題があった。さらに、本方法では棒鋼の固定時に棒
鋼と鋼板の間の開先空間を精度良く保つ簡便な方法がな
いため開先幅にばらつきが生じやすく溶接欠陥の原因と
なる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術を解決すべく、棒鋼のT型突き合わせ溶接にお
いてアークスタートを安定させ、さらに棒鋼固定時の開
先幅変動をなくすことによって溶接継手部を高能率で高
品質に仕上げるための裏当て材を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の棒鋼溶接用裏当て材は溶接スタート位置にあた
る開先底部にコの字形状をなす金具を敷くことによって
溶接ワイヤと被溶接物となる棒鋼および鋼板との導電性
をもたせ確実なアークスタートを可能とし、さらに本金
具を利用して棒鋼と鋼板の開先幅の均一化を図ることを
特徴とする。
【0008】すなわち本発明の要旨とするところは、棒
鋼と鋼板を所定の開先空間を設けて固定し、上部に開口
を設けた溶接終了後は除去する裏当て材で当該開先空間
を包囲し、溶接ワイヤを当該開口部から開先内部に挿入
して棒鋼と鋼板との溶接を行うための裏当て材であっ
て、前記裏当て材底部にはアークスタート用の金具が取
り付けられ、かつ、該金具がコの字形状をなし、被溶接
物の棒鋼と鋼板に挟まれることにより開先幅を一定に保
持することを特徴とする棒鋼溶接用裏当て材である。こ
こにおいて上記溶接終了後は除去する裏当て材がセラミ
ックス製であること、または銅製であって、棒鋼長手方
向の分割面で2分割できるものであることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の棒鋼溶接用裏当て
材を図面を用いて詳しく説明する。図1に示すように裏
当て材1は棒鋼を囲むような円筒形状をしており溶接ワ
イヤ挿入のため上部に開口2を設けている。また、ビー
ド外観検査を行うため、裏当て材の材質は溶接金属と溶
着しないで溶接終了後除去可能なセラミックスもしくは
銅が好ましい。
【0010】セラミックス製の裏当て材を用いる場合は
溶接終了後セラミックスを粉砕して除去することができ
る。裏当て材の底部には金具3を取り付けるが、これは
図2に示すようにコの字の形状をなしており、棒鋼の固
定時に棒鋼端面と鋼板のギャップを一定にし、さらに溶
接開始時に溶接ワイヤ先端と棒鋼および鋼板がこの金具
を介して電気的に導通し確実にアークスタートを行わせ
るためのものである。金具の板厚はギャップ保持の強度
を考え1.0mm以上とし、また溶接時の溶け残りを無
くすため1.5mm以下とすることが好ましい。なお図
2において16は金具固定用の爪である。
【0011】一方、銅製裏当て材においては図3に示す
ように長手方向の分割面15でに2分割できるようにし
ておくことによって溶接終了後容易に取り外すことがで
きる。銅製の裏当て材においてもセラミックス製の裏当
て材と同様に金具3を取り付けることによって、棒鋼の
固定時に棒鋼端面と鋼板のギャップを一定にし、さらに
溶接開始時に溶接アークが銅製裏当て材に直接触れるこ
とを防止できるため銅の損傷を防ぐことができる。
【0012】セラミックス製の裏当て材を使うことの利
点は、溶接中にセラミックスが溶け溶融スラグとなるた
めビード表面が滑らかに仕上がることであり、銅製の裏
当て材を使うことの利点は裏当て材の繰り返し利用が可
能となるため裏当て材のコストを下げられることにあ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例として棒鋼溶接用の自
動溶接機を用いて直径35mmの鉄筋と板厚19mmの
SS400材のT字突き合わせ溶接を行ったので説明す
る。溶接方法は炭酸ガスシールドのアーク溶接で、溶接
ワイヤには60kgf/mm2 用のワイヤを使用した。
図4は使用した装置の概略図で一部は断面を示してい
る。装置は溶接トーチ4および溶接トーチの棒鋼直径方
向移動5、開先幅方向移動6、トーチ引き上げ方向移動
7のための各機構(図示せず)、また棒鋼固定用のクラ
ンプ8、ワイヤ矯正機9などで成り立っている。
【0014】図4により溶接前の準備工程について述べ
る。まず、被溶接材の棒鋼(鉄筋)10の端部に本発明
のアークスタート金具付き裏当て材1を取り付け、裏当
て材内部の金具3で鋼板11と鉄筋10の開先間隔を8
mmに保ちながらクランプ8で鉄筋を固定した。鉄筋固
定時は開先幅を一定とするため鉄筋10を鋼板に押し当
て、鉄筋10、金具3、鋼板11が密着するようにセッ
トした。鉄筋固定時の開先間隔を測定した結果、開先間
隔の変動は±0.3mm程度であった。ただし裏当て材
1の内径は鉄筋端部への取付がスムーズに行えるように
公称鉄筋径の1割増しとし、また金具3の厚みは開先幅
保持のための強度を考慮して1.2mmとした。
【0015】次に溶接トーチ4を裏当て材上部の所定の
位置に配置した。このとき、溶接トーチは鋼板にぶつか
らないように所定の角度をつけるため、上述のワイヤ矯
正機9で強制的に曲げ癖をつけ溶接ワイヤ先端が開先中
央を狙えるようにした。
【0016】このようにして溶接準備ができたところ
で、溶接電源から電流を流し、開先奥部からトーチ側に
かけて溶接を行った。溶接方法として本発明のアークス
タート用金具を用いた場合と用いない場合について比較
を行ったので表1にまとめた。
【0017】
【表1】
【0018】まず、セラミックス製の裏当て材において
アークスタート用金具を用いた場合は、安定したアーク
状態を保ちかつ優れたビード外観となった。また、引張
り試験においても母材破断と良好な結果となった。一方
アークスタート用金具を用いない場合は溶接開始時にア
ークが不安定となり開先底部に融合不良の欠陥が発生し
たためHAZ破断となった。また、鉄筋固定時に開先幅
を均一にすることが困難となるため、溶着量にも若干の
変動がみられた。
【0019】一方、銅製の裏当て材を用いた場合はアー
クスタート用金具の有無に関わらずアーク状態は安定
し、引張り試験では母材破断となった。しかしながら、
アークスタート用金具を用いることによって銅裏当ての
損傷を少なくすることが可能となり、裏当て材のコスト
低減に有効であることが明らかとなった。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の棒鋼溶接用
裏当て材を用いることによって、鉄筋などの鋼棒と鋼板
のT字突き合わせ溶接において棒鋼固定時のギャップ変
動の低減ならびにアークスタートの安定化に成功し、高
品質、高能率で行うことができるようになった。したが
って本発明は高層建築物、海洋構造物などの鉄筋の溶接
施工において極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒鋼溶接用裏当て材を示す図
【図2】本発明の裏当て材のアークスタート用の金具を
示す図
【図3】本発明の棒鋼溶接用裏当て材で分割式のものを
示す図
【図4】実施例で使用した溶接装置の概略図
【図5】棒鋼のT字突き合わせ溶接の従来法を示す図
【符号の説明】
1 裏当て材 2 開口 3 金具 4 溶接トーチ 5 棒鋼直径方向移動 6 開先幅方向移動 7 トーチ引き上げ方向移動 8 棒鋼固定用クランプ 9 ワイヤ矯正機 10 鉄筋(棒鋼) 11 鋼板 12 鋼柱 13 鋼柱に取り付ける鋼板 14 開先 15 分割面 16 爪 17 仮付け溶接
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小畑 三四郎 東京都千代田区大手町2−6−3 新日 本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−262353(JP,A) 特開 平2−37993(JP,A) 特開 平3−193298(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/06 B23K 9/038

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒鋼と鋼板を所定の開先空間を設けて固
    定し、上部に開口を設けた溶接終了後は除去する裏当て
    材で当該開先空間を包囲し、溶接ワイヤを当該開口部か
    ら開先内部に挿入して棒鋼と鋼板との溶接を行うための
    裏当て材であって、前記裏当て材底部にはアークスター
    ト用の金具が取り付けられ、かつ、該金具がコの字形状
    をなし、被溶接物の棒鋼と鋼板に挟まれることにより開
    先幅を一定に保持することを特徴とする棒鋼溶接用裏当
    て材。
  2. 【請求項2】 溶接終了後は除去する裏当て材がセラミ
    ックス製であることを特徴とする請求項1記載の棒鋼溶
    接用裏当て材。
  3. 【請求項3】 溶接終了後は除去する裏当て材が銅製で
    あって、棒鋼長手方向の分割面で2分割できるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の棒鋼溶接用裏当て
    材。
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