JP3272840B2 - 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具 - Google Patents

接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具

Info

Publication number
JP3272840B2
JP3272840B2 JP29474893A JP29474893A JP3272840B2 JP 3272840 B2 JP3272840 B2 JP 3272840B2 JP 29474893 A JP29474893 A JP 29474893A JP 29474893 A JP29474893 A JP 29474893A JP 3272840 B2 JP3272840 B2 JP 3272840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branch pipe
unit
joining
adhesive
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29474893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07127140A (ja
Inventor
泰男 後藤
Original Assignee
株式会社豊夢
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊夢 filed Critical 株式会社豊夢
Priority to JP29474893A priority Critical patent/JP3272840B2/ja
Priority to CA002118536A priority patent/CA2118536A1/en
Priority to EP94116670A priority patent/EP0651101A3/en
Priority to AU77510/94A priority patent/AU682721B2/en
Priority to US08/330,672 priority patent/US6036397A/en
Publication of JPH07127140A publication Critical patent/JPH07127140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3272840B2 publication Critical patent/JP3272840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B12/00Jointing of furniture or the like, e.g. hidden from exterior
    • F16B12/04Non-loosenable joints for non-metal furniture parts, e.g. glued
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/38Connections for building structures in general
    • E04B1/48Dowels, i.e. members adapted to penetrate the surfaces of two parts and to take the shear stresses
    • E04B1/483Shear dowels to be embedded in concrete
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/38Connections for building structures in general
    • E04B1/48Dowels, i.e. members adapted to penetrate the surfaces of two parts and to take the shear stresses
    • E04B1/486Shear dowels for wood
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B11/00Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding
    • F16B11/006Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding by gluing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B2230/00Furniture jointing; Furniture with such jointing
    • A47B2230/0029Dowels
    • A47B2230/0037Dowels or dowel-pins
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/47Molded joint
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/47Molded joint
    • Y10T403/473Socket or open cup for bonding material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/55Member ends joined by inserted section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木材間や集成材間又は石
材間あるいは木材や集成材と石材やコンクリートとを接
合する接合具に関し、更に詳しくは家具や木造家屋ある
いは大断面構造による大型木造建築物の軸組構造等の建
築構造物の仕口や継手構造等における構造部材間の接合
の際に用いられる接合具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅等の建築工事の省力化、合理
化等を目的として梁と軒桁、軒桁と柱、胴差しと通し柱
等の接合を目的とした接合具、又は施工の合理化を目的
とした仕口構造や継手構造等が開発されている。例え
ば、・実開昭63−162008号公報には木造軸組工
法に使用する軸組金具、・実開平2−93401号公報
には、軸組式木造建築物の柱下端と土台との仕口部の補
強金物、・特開平3−295946号公報には迫出しダ
ボ金具、及びそれを使用した軸組木造建築の壁下地構
造、・特開平2−300442号公報には接合した後、
木造軸組が解体することのない木質構造材の接合部構造
が開示されている。これらはいずれも構造部材間の接合
に金具やボルト,ナットが使用されている。また、仕口
構造としては特開昭63−14939,同63−149
40,同63−14941号公報に仕口構造の構造強度
の向上を目的とした木造軸組構造における仕口構造が開
示されている。しかしながら上記従来の接合具や仕口構
造は施工の際にボルトやナット,座金等の部品点数が多
く固定作業が煩雑で作業性に欠けるという問題点があっ
た。また金具が大型で重量があり運搬性に欠け、更に高
所作業では安全性にも欠けるという問題点を有してい
た。施工時には金具の取付け間違等を生じ手間を要すと
ともに所定位置に穿孔されたシリンダーや込栓部材の所
定位置への埋設と、埋設された前記シリンダーや込栓の
穿孔部にボルトを螺着するのが困難で作業性が悪く多大
の作業工数を要し工期が長引くという問題点があった。
木材間をボルトやナットで固定したものは木材の収縮に
よって数年で締付力が失われてガタが生じ易く物理的強
度が低下するという問題点も有り、更にボルトやナッ
ト、金具等の金属部分が結露等により酸化され耐久性が
低下するとともに、又輸入材は海上貯木のため塩分を含
みその塩分によりボルトや金具等が腐食され物理的強度
が劣化し耐久性が劣化するという問題点があった。ま
た、火災時は外部の接合用のボルトや金具等が先に熔け
て強度が期待できず家屋が倒壊するという防災上の問題
点を有していた。更に木材を用いた軸組構造の最大の欠
点は接合部の脆弱さであり、古来大工等によって物理的
強度を保つため種々の仕口や継手が考案されてきたが、
それらの構造はいずれも複雑でその加工に作業工数を要
し生産性が悪いという問題点を有していた。更に大断面
の木材等は生産量が少なく入手が困難であり、また木製
または集成材等の長大スパンの梁アーチやトラス等は道
交法等の規制により運搬ができないという問題点を有し
ていた。そこで、本発明者は上記従来の問題点を解決す
べく鋭意検討をした結果、従来の複雑な仕口や継手構造
を極めて簡単な構造とし、かつ接着剤と併用することに
より構造強度を向上させ仕口や継手あるいは接合の作業
性を著しく高め施工期間を著しく短縮化することができ
接合具、及びそれを用いることにより仕口、継手ある
いは接合の加工技術を単純化し作業工数を著しく削減し
た生産性に優れた構造部材の接合方法並びに構造強度に
優れ防災効果の高い構造部材間の接合構造を完成し特願
平4−164402号として特許出願を行った。
【0003】しかしながら上記発明は、従来の金具や施
工方法に比べ、作業性、施工性、生産性、防災効果等に
著しく優れるものであるが、接合具が金属や合成樹脂等
からなる単層構造を有しており、例えば構造部材の接合
面が狭い場合等に、径の小さい接合具を用いると所定の
強度が得られなくなるという問題点を有していた。ま
た、反対に接合面が広く接合具の径は大きい方がよいが
強度はさほど必要としない場合でも重量の重い必要以上
の強度を有する接合具を用いなければならず効率性,作
業性に欠けるという問題点を有していた。本発明は上記
従来の問題点を解決するもので、金属,合成樹脂,セラ
ミックス類,木材等の2以上の材質を積層した多層構造
の筒状部材を用いることにより、接合具の大きさ及び強
度の多様化や接合具の軽量化を図るとともに安価な材料
を使って製造でき、かつ接合具の製作が容易になり低原
価で量産性に適した接合具接合具ユニット及びそれを
連結させた接合連結具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は次の構成からなる。請求項1に記載の接合具
は、2以上の材質が積層された多層構造を有し少なくと
も一端で開口する中空状の筒状部材と、前記筒状部材の
端部又は側部から前記中空部に連通して形成された接着
剤注入部と、を備えた構成を有している。請求項2に記
載の接合具は、請求項1において、前記接着剤注入部に
形成された支管用係合部と、前記支管用係合部と脱着自
在に係合する係合部が一端部に形成された中空状の支管
と、を備えた構成を有している。請求項3に記載の接合
は、請求項1又は2において、前記筒状部材の表面に
突条部や凹凸部が形成された構成を有している。請求項
4に記載の接合具は、請求項1乃至3の内いずれか1に
おいて、前記支管用係合部に前記支管が固着された構成
を有している。請求項5に記載の接合具は、請求項1乃
至4の内いずれか1において、前記筒状部材が金属,合
成樹脂,セラミックス類,木材等からなる材質で形成さ
れている構成を有している。請求項6に記載の接合具
ニットは、2以上の異なる材質が積層された多層構造を
有し少なくとも一端で開口する中空状の筒状部材と、前
記中空部の少なくとも一端部又は前記筒状部材の長手方
向の所定部から前記中空部まで連通して穿設された他の
接合具ユニットと脱着自在に連結する凹状及び/又は凸
状のユニット係合部と、を備えた構成を有している。請
求項7に記載の接合具ユニットは、請求項6において、
前記ユニット係合部内に同軸状で段差状又は略円錐台状
に形成された支管用係合部と、前記支管用係合部と脱着
自在に係合する係合部が一端部に形成された中空状の支
管と、を備えた構成を有している。請求項8に記載の
合具ユニットは、請求項6又は7において、前記筒状部
材が金属,合成樹脂,セラミックス類,木材等からなる
材質で形成されている構成を有している。請求項9に記
載の接合連結具は、請求項6乃至8において、接合具
ニットの複数個を前記ユニット係合部で連結してなる構
成を有している。
【0005】ここで、接合具の筒状部材は断面形状が略
円形,略楕円形,又は三角形,四角形,六角形等の略多
角形状をした多層構造を有しており、芯材及びその外周
に1層以上積層された外層材は鉄,鋼,アルミ,その他
合金等からなる金属層や硬質の合成樹脂又はカーボン繊
維,ボロン繊維,ガラス繊維と合成樹脂との複合材を成
形加工したもの、セメント等を用いたセラミックス類及
びその複合品又は木材等の材質からなりその断面中央部
の長手方向には少なくとも一端が開口する中空部が形成
されている。芯材及び外層材はパイプ状のものを互いに
挿着したものでもよい。筒状部材を2以上の材質の異な
る多層構造とし、また各層の肉厚を変えることで同一径
でも異なる強度を有する接合具を得ることができ、接合
の大きさ及び強度の多様化を図ることができる。外層
の表面に形成された突条や凹凸部は連続状の突条や非連
続状の突部がランダムに形成されたもの又は螺線状等筒
状部材の他端部等から流出した接着剤のバッファとして
機能し、接着剤が筒状部材の外表面と構造部材の連通孔
の周壁との間に充填し接着面積を広げるとともにアンカ
ー効果を付与するような形状に形成されるのが望まし
い。尚、施工場所や接着剤の種類(粘性の強いもの)に
よっては突条部は筒状部材や支管の接着剤返流側の端部
に1乃至数個形成するか又は形成しなくてもよい。また
接着剤の粘度に応じて螺旋溝等の凹凸部の幅や深さを変
えてもよい。筒状部材の少なくとも一端部の側面の形状
は膨出状、フラット状、凹状いずれでもよいが用途や構
造部材の種類により適宜使いわけると効率的である。例
えば木材間や集成材間では膨出状のものが木クズ等を押
圧して挿着でき、又、コンクリートや石材の場合は凹状
のものが孔部中の凸部を砕きながら挿着でき、孔部が鏡
面状に仕上げられたものにはフラット状のものが好適に
用いられる。筒状部材の端部には注入された接着剤を外
表面へと案内する溝等の案内部を形成すると接着剤をス
ムーズに筒状部材の表面と連通孔の周壁間に案内するこ
とができ接着剤の注入の作業性を高めることができる。
筒状部材の接着剤の流出側に鋭角の突起部を形成すると
接合具を接合用孔部に挿入し該突起部を接合用孔部の底
部に突き刺すことにより筒状部材の回転を防止すること
ができる。特に支管の係合を解いて開口部から支管を抜
き取るときに接合具の回転や支管と一緒に筒状部材が抜
けるのを防止し、信頼性、作業性を高めることができ
る。支管は合成樹脂や薄手の金属製のもので作ると施工
場所に応じてその場で切断でき長さを調整できるので好
ましい。支管の係合方法は筒状部材の係合部と支管の係
合部に螺孔を形成し螺着するか嵌合部等を形成して嵌合
等で係合するようにしてもよい。支管を形成することに
より施工場所に応じて接合具への接着剤の注入を円滑に
することができる。支管は接着剤注入後、筒状部材との
係合を解いて抜き取るか、長さを短くし込栓等をしても
支障が無い場合等はそのまま残してもよい。支管の中空
部は接着剤の流入抵抗を軽減化させるため鏡面化仕上げ
をするのが望ましいが接着剤の粘度が低いときは鏡面加
工をしなくてもよい。接着剤としては木材と木材、集成
材と集成材、木材と集成材、木材や集成材と石材,コン
クリート構造体、石材とコンクリート構造体等構造部材
の種類に応じて適宜選択される。具体例としてはエポキ
シ系、ポリウレタン系等の有機系接着剤やモルタル等の
無機系接着剤が用いられる。尚、接着剤の注入は木材や
集成材あるいはコンクリート構造体の場合2段注入や加
圧注入等を行うのが望ましい。接着剤が木や集成材、コ
ンクリートの種類によって吸収され接着剤の量が不足し
接着力が低下するのを防止するためである。構造部材と
しては角柱等の材木や集成材又は積層板等の木材,石柱
等の石材やコンクリート製の柱,梁,壁等が用いられ
る。構造部材間に連通して形成された接合用孔部は接合
の形状に合わせて複数の構造部材間の当接面に1乃至
複数穿孔され、その径は接合具の筒状部材の最大径と略
同一か少し大きめに形成され、その深さは少なくとも収
納される接合具の長さと同一か少し深めに形成されるの
が望ましい。穿孔の作業性、接着剤の使用量を軽減する
ためである。接合用孔部の形成は現場でドリル等で穿孔
するか、又は工場でプレカット方式等で予め形成しても
よい。接合用孔部は施工場所に応じて当接面に対し略垂
直状、斜状、斜交状、平行状等に1乃至複数形成され
る。尚、接合用孔部の周囲の当接面に接着剤を塗布して
おくと構造強度を更に向上させることができるので好ま
しい。接合用孔部に接着剤の注入を終了した後には込栓
又は埋木等で覆設し面一にするかパテ等で補修して仕上
げ面を美麗にすることができる。
【0006】
【作用】この構成によって、金属,合成樹脂,セラミッ
クス類,木材等の2以上の異なる材質を積層した多層構
造とすることで軽量でかつ接合箇所に要求される強度及
び大きさに応じた多様な接合具を簡単に作ることができ
る。また、高所への運搬も容易にでき、作業性、安全性
を向上させることができる。また、構造部材間の接合部
に必要な強度を有する接合具が埋設固定されるので、曲
げ、引張り、圧縮、剪断等に対する応力を著しく向上さ
せることができる。また、接合する構造部材の大きさ,
形状,組み合わせや接合箇所に応じた複雑な形状の接合
が脱着自在に数種の接合具ユニットを連結するだけで
施工現場で簡単に作ることができる。接合具とその外周
の接着剤で接合用孔部が充填されているので、曲げ応力
等に対する機械的強度を向上させることができるととも
に、接合具が接着剤で被覆されているので結露等により
酸化されたり、塩害で脆弱化されるのを防止することが
できる。また、接合方法が簡単でかつ接合耐力が強いの
で既製の建造物の補修も容易に行うことができる。接合
方法は各構造部材の当接面に接合用孔部や切削部を形成
接合具を挿着埋設し接着剤を注入するだけなので作業
工程を極めて簡略化でき作業工数を削減することができ
る。部品点数の多い複雑な金具を使用しないので付け間
違い等による資材の破損損失が防止できる。更に、接合
を木材中に埋設することで紫外線による接着剤の劣化
を防止することができる。また、火災時に木材表面の炭
化被膜により内部が守られ接合具が熔けるのを防止し構
造強度を維持し建造物の倒壊を防ぎ安全性を高めること
ができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1) 図1は本発明の第1実施例における接合具の一部破断斜
視図であり、図2(a)はその側面図であり、図2
(b)はその接着剤流出端部側の要部斜視図であり、図
3は接合具の筒状部材の断面形状の応用例を示す端部側
の要部正面図である。1は本発明の第1実施例における
接合具、2は2層構造を有する筒状部材、3は鉄製の中
空丸棒状の芯材、4は表面に凹凸部を有する中空状の合
成樹脂製の外層材、5は筒状部材2の芯材3の中空部に
形成された支管係合用端部、6は鉄製の芯材3に膨出状
に形成された筒状部材2の接着剤流出側端部、6aは接
着剤流出側端部6の先端の対称位置に突設形成された2
本の突起部、7は芯材3の略中央部長手方向に形成され
両端が開口した接着剤流入用の中空部、8は筒状部材2
の表面の外層材4に螺線状に形成された凹凸部、9は筒
状部材2の支管係合用端部5の中空部7に螺状に形成さ
れた筒状部材側係合部、10は筒状部材2の支管係合用
端部5に螺着で係合された合成樹脂製の支管、10aは
支管10の端部に形成されたドライバ用溝、11は支管
10に形成された筒状部材2の芯材3の中空部7と連通
する支管中空部、12は支管10の端部に螺状に形成さ
れ筒状部材側係合部9と螺着して係合する係合部、13
は膨出状に形成された接着剤流出側端部6の表面に凹部
状に形成された接着剤案内溝である。ここで、外層材4
は合成樹脂製を用いたが接合具に所定の径を得るための
ものであり、木材等で形成してもよい。図3において、
(a)は筒状部材2の断面形状が略円形状に形成された
ものであり、木材等に形成された削りの荒い接合用孔部
への挿入の容易化を図っている。(b)は筒状部材2の
断面形状が略楕円形状に形成されたものであり、土台と
柱の接合等、外力の分散化及び補強並びに部材の回転防
止を目的としたものである。特に長径方向からの曲げ応
力が強化されている。(c)〜(e)は略四角形又は矩
形,略六角形,略三角形に形成されたものであり部材間
の回転を防止して接合するのに適している。尚、応用例
(b)〜(e)は筒状部材が回転しないので接着剤流出
側端部6への突起部6aは形成されていない。以上のよ
うに構成された第1実施例の接合具を用いて、以下、そ
の構造部材の接合方法並びにその構造部材間の接合構造
について説明する。
【0008】(施工例1) 図4は本発明の第1実施例における接合具を用いた通し
柱と胴差し等の仕口接合施工時の斜視図であり、図5
(a)は仕口接合施工時の状態を示す接合用孔部中央の
要部断面図であり、図5(b)は仕口接合施工後の状態
を示す接合用孔部中央の要部断面図である。14aは通
し柱、14bは胴差し、15は通し柱14aと胴差し1
4bの仕口接合面、16は通し柱14aと胴差し14b
の仕口接合面15に連通して形成された接合用孔部、1
7は接合用孔部16の開口部、18は仕口接合後に接合
用孔部16の開口部17を覆設し柱材面と面一にする木
製や合成樹脂製等からなる込栓、19は接着剤注入用ガ
ン、20は支管10から注入され筒状部材2の中空部
7,接着剤案内溝13を経て接合用孔部16を充満しな
がら接合用孔部16の開口部17に流出が視認されるま
で充填される接着剤である。まず、通し柱14aと胴差
し14bの接合面に連通して接合具の径より少し太めの
径で接合具1の中央部が仕口接合面15にくるような深
さの接合用孔部16をプレカットするかドリル等で穿設
する。接合用孔部16に接合具1を挿入し突起部6aを
接合用孔部16の底部に突き差して挿着する。支管10
の開口部に接着剤注入用ガン19を装着する。次いで、
接着剤20を接合具1の中空部を経て、接合用孔部16
を充たしながら接合用孔部16の開口部17に接着剤2
0が視認されるまで接合用孔部16に充填する。図5
(a)に示すように、接着剤20の充填は矢印のように
支管中空部11から注入され、中空部7を通り筒状部材
2の表面と接合用孔部16の周壁との間の隙間を充填し
ていく。この際、筒状部材2の表面の凹凸部8のバッフ
ァ効果により接着剤20のチャネリングやショートパス
を防止し該隙間をほとんど洩れなく接着剤20が充填さ
れる。更に接着剤20の注入を続けると接着剤20が支
管10の外表面と接合用孔部16の隙間を充たしながら
上昇してくるのが視認できるので充填斑を防止できる。
以上のように本実施例によれば、金属製の芯材により所
定の強度を得るとともに、金型で成型加工した合成樹脂
の外層材を挿着することにより径の異った接合具を簡単
に作ることができる。また、木材等の仕口加工は連通孔
をドリル等で形成するだけで極めて簡単な作業で、機械
的強度に優れた接合構造を得ることができることがわか
った。
【0009】(実施例2) 図6は本発明の第2実施例における接合具の一部破断斜
視図である。10は支管、10aはドライバ用溝、11
は支管中空部、12は係合部であり、これらは実施例1
と同様なもので同一の符号を付し説明を省略する。1a
は本発明の第2実施例の接合具、2aは合成樹脂製の中
空丸棒状の芯材3aの表面に凹凸部が形成された中空状
の鉄製の外層材4aに挿着された2層構造を有する筒状
部材、7aは芯材3aの中央部長手方向に形成され両端
が開口した接着剤注入用の中空部、8aは筒状部材2a
の表面の外層材4aに形成された凹凸部、21は筒状部
材2aの長手方向の略中央部に中空部7aまで連通して
穿設され螺状に形成された支管用孔部、22は芯材3a
の端部に凹部状に形成された接着剤案内溝である。
【0010】(施工例2) 図7は本発明の第2実施例における接合具を用いた梁又
は桁の接合に使用される突付け施工時の斜視図であり、
図8は施工時の状態を示す接合部中央の要部断面図であ
る。16aは突付け接合面に形成された接合用孔部、2
3a,23bは突付け継ぎを行う梁材、24は接合用孔
部16aの当接面に支管10の装着用に切削形成された
支管装着用溝部、25は支管装着用溝部24の開口部、
18aは突付け継ぎ後に支管装着用溝部24の開口部2
5の蓋をし梁材面と面一にする木製や合成樹脂製等から
なる込栓、19は接着剤注入用ガン、20は支管10か
ら注入され筒状部材2aの中空部7aを経て接合用孔部
16aを充満しながら支管装着用溝部24の開口部25
に返流が視認されるまで充填される接着剤である。本実
施例の施工は、まず、突付けを行う梁材23a,23b
の当接面に連通して接合具の径より少し太めの径で接合
1aの中央部が各梁材23a,23bの接合面にくる
ような深さの接合用孔部16aをプレカットするかドリ
ル等で穿設する。連通する一方の接合用孔部16aの当
接面に支管10装着用の支管装着用溝部24を形成す
る。次いで、当接面に連通した接合用孔部16aに支管
10が係合された筒状部材2aを挿入し梁材23a,2
3bを当接させ羽子板ボルト等のサポート接合具で仮固
定をする。次に支管10の開口部に接着剤注入用ガン1
9を装着し、接着剤20を接合具1aの中空部7aを経
て、接合用孔部16aを充たしながら支管装着用溝部2
4の開口部25に接着剤20が視認されるまで接合用孔
部16aに充填する。図8に示すように接着剤20の充
填は矢印のように支管中空部11から注入され、中空部
7aを通り筒状部材2aの表面と接合用孔部16aの周
壁との間の隙間を実施例1と同様に充填していく。以上
のように本実施例によれば、金属製の外層材で所定の強
度及び径を得るとともに、芯材の合成樹脂製のパイプで
接着剤流入用の中空部を形成できるので接合具の径を大
きくしても必要以上に肉厚にする必要がなく軽量化を図
ることができる。
【0011】(実施例3) 図9は本発明の第3実施例における接合具の一部破断斜
視図である。10は支管、10aはドライバ用溝、11
は支管中空部、12は係合部であり、これらは実施例1
と同様なもので同一の符号を付し説明を省略する。1b
は本発明の第3実施例の接合具、2bは合成樹脂製で中
空部の一端が閉塞された丸棒状芯材3bの外周を金属製
の外層材4bで積層された2層構造からなり、閉塞側に
凹凸状のコンクリート埋設部2cが形成された筒状部
材、7bは芯材3bの中央部長手方向に形成され一端が
開口した接着剤注入用の中空部、8bは筒状部材2bの
表面の外層材4bに形成された凹凸部、21aは筒状部
材2bの長手方向の所定部に中空部7bまで連通して穿
設され螺状に形成された支管用孔部、22aは芯材3b
の一端部に凹状に形成された接着剤案内溝である。以上
のように構成された本発明の第3実施例における接合具
について、以下その構造部材の接合方法について説明す
る。
【0012】(施工例3) 図10は本発明の第3実施例における接合具を用いて柱
と土台及びコンクリート基礎等の接合施工時の接合用孔
部中央の要部断面図である。24は土台27の当接面に
形成された支管装着用溝部、25は支管装着用溝部24
の開口部、26はコンクリート基礎、27はコンクリー
ト基礎26に接合される土台、28は土台27に接合さ
れる柱である。まず、コンクリート基礎26打設時に
合具1bのコンクリート埋設部2cを埋設させてコンク
リート基礎26を完成させる。次に土台27及び柱28
の当接面に接合具2bの径より少し太めの径でコンクリ
ート基礎26に埋設した残りの部分が土台27と柱28
に埋設される程度の深さに接合用孔部16bをドリル等
で穿設する。土台27の当接面に支管装着用溝部24を
形成する。次に土台27の接合用孔部16bに筒状部材
2bに支管10を装着した接合具1bを挿着してコンク
リート基礎26と土台27と柱28を当接させる。次い
で、接着剤20を接着剤注入用ガン19で矢印のように
支管装着用溝部24の開口部25に接着剤20が返流す
るまで注入を行い、接着剤20が視認できたら、接着剤
注入用ガン19を外し開口部25に込栓(図示せず)を
して施工を終了する。本実施例から明らかなようにアン
カー部を有する接合具を用いることにより木材とコンク
リートや石材等を簡単に接合することができる。
【0013】(実施例4) 図11は本発明の第4実施例における接合具ユニットの
連結前の一部破断斜視図であり、図12は本発明の第4
実施例における接合具ユニットを連結した状態を示す
合連結具の要部断面図である。31は支管と2つの接合
ユニットを脱着自在に連結し中空部を連通して係合し
た金属製の接合連結具、32は金属製の中空丸棒状の外
層材4cに合成樹脂製のパイプ状の芯材3cを挿着した
2層構造をした接合具ユニット、33は接合具ユニット
32の外層材4cとの側部の表面に形成された凹凸部、
34は接合具ユニット32の端部に螺状に形成された他
接合具ユニット32の端部に形成された連結用のユニ
ット係合部と螺着して係合する凸状のユニット係合部、
35は接合具ユニット32の芯材3cの中央部長手方向
に形成され両端が開口した接着剤流入用の中空部、36
接合具ユニット32の端部の中空部に螺状に形成され
た他の接合具ユニット32の連結用のユニット係合部3
4等と螺着して係合する凹状のユニット係合部、37は
接合具ユニット32の端部のユニット係合部6と同軸状
で段差状に中空部35に螺状に形成された支管用係合
部、38は接合具ユニット32のユニット係合部34に
凹部状に形成された接着剤案内溝である。39は接合具
ユニット32の支管用係合部37に螺着される金属製の
支管、40は支管39に形成された接合具ユニット32
の中空部35と連通する支管中空部、41は支管の端部
に螺状に形成され接合具ユニット32の支管係合部37
と螺着して係合する支管用係合部、42は接合具ユニッ
ト32と支管39の係合時又は係合解除の際にドライバ
ーを係止するドライバー係止溝である。尚、ユニット係
合部36と支管係合部37を段差状に形成する代わり
に、円錐台状にユニット係合部36と支管係合部37を
一体に形成してもよい。これにより施工場所や接着剤の
種類に応じて支管39の径の異なったものを自由に選択
できる。また、外層材4cを金属製にし、芯材3cを合
成樹脂製としたが、反対に芯材3cを金属製の中空パイ
プとして外層材を合成樹脂や木材等を用いてもよい。実
施例1と異なるのは金属と合成樹脂の2層構造からなる
筒状部材の端部に他の接合ユニットを脱着自在に連結し
て中空部を連結するユニット係合部を設け、接合する構
造部材の長さに応じて現場で連結して必要な長さの接合
連結具を作れるようにした点であり、ユニット係合部の
内側に接着剤注入用の支管が係合できるように支管用係
合部が形成されている点である。構造部材の接合方法は
施工例1と同様なので説明を省略する。以上のように本
実施例によれば、金属製の外層材で所定の強度及び径を
得るとともに、芯材の合成樹脂製のパイプで接着剤流入
用の中空部を形成できるので接合具の径を大きくしても
金属製の外層材を必要以上に肉厚にする必要がなく、軽
量化を図ることができる。また、接合具ユニットを接合
部の形状や必要強度に応じて1個又は複数個連結するこ
とにより軽量でかつ十分な強度を有する接合連結具を現
場で簡単に得ることができる。
【0014】(実施例5) 図13は本発明の第5実施例における接合具ユニットの
一部破断斜視図であり、図14は本発明の第5実施例に
おける接合具ユニットを連結した接合連結具の断面図で
ある。31bは接合具ユニット32aの両端部に接合具
ユニット32bを各1個連結した接合連結具、32aは
両端部と長手方向の所定部に他の接合具ユニットを連結
するユニット係合部及び支管用係合部を有する金属製の
外層材4dと合成樹脂製の芯材3dからなる中空の接合
ユニット、33aは接合具ユニット32aの裏面に形
成された凹凸部の凹部、34aは中空の接合具ユニット
32aの端部に螺状に形成された他の接合具ユニットの
端部に形成された連結用のユニット係合部と螺着して係
合する凸状のユニット係合部、35aは接合具ユニット
32aの長手方向中央部にT字状に形成され両端が開口
した接着剤流入用の中空部、36aは接合具ユニット3
2aの長手方向の所定部に中空部35aまで連通して穿
設され他の接合具ユニットと螺着して係合する凹状のユ
ニット係合部、37aはユニット係合部36aに連接し
て螺状に形成された支管用係合部、38aは接合具ユニ
ット32aのユニット係合部34aに凹部状に形成され
た接着剤案内溝である。32bは外層材4dが金属製で
芯材3dが合成樹脂からなる中空角棒状の接合 ユニッ
ト、33bは接合具ユニット32bの表面に形成された
凹凸部の凹部、33cは接合具ユニット32bの裏面に
形成された凹凸部の凹部、34bは接合具ユニット32
bの一端部に螺状に形成された他の接合具ユニットに形
成されたユニット係合部と螺着して係合する凸状のユニ
ット係合部35bは接合具ユニット32bの中央部長手
方向に形成された両端が開口した接着剤流入用の中空
部、36bは接合具ユニット32bの一端部の中空部に
螺状に形成された他の接合具ユニット32aの連結用の
ユニット係合部34a等と螺着して係合する凹状のユニ
ット係合部、37bは接合具ユニット32bの端部の中
空部に螺状に形成された支管用接合部、38bは接合具
ユニット32bのユニット係合部34bに凹部状に形成
された接着剤案内溝である。尚、接合具ユニット32
a,32bが接合具ユニットのみを係合する場合には支
管用接合部37a,37bを形成しなくてもよい。実施
例2と異なるのは金属と合成樹脂の2層構造からなる筒
状部材の端部又は長手方向の中央部に他の接合ユニット
と脱着自在に連結して中空部を連通するユニット係合部
を設け、接合する構造部材の長さに応じて現場で接合用
ユニットを連結し、必要な長さの接合連結具を作れるよ
うにしたこと及び筒状部材の形状を角棒状にした点であ
る。構造部材の接合方法は接合用孔部を四角形状に穿設
する以外は基本的に実施例2と同一であり説明を省略す
る。以上のように本実施例によれば、金属製の外層材の
形状及び肉厚で所定の強度を得ることができ、形状を大
きくした場合でも合成樹脂製の芯材で接着剤流入用の中
空部を形成することができるので金属製の外層材を必要
以上に肉厚を厚くする必要がなく、接合具の軽量化を図
ることができる。また、四角棒状の接合具ユニットを接
合部の形状や必要強度に応じて複数個連結することによ
り、十分な強度を有し接合時に回転しない施工性の優れ
接合連結具を現場で簡単に得ることができる。
【0015】(実施例6) 図15(a)は本発明の第6実施例における接合具ユニ
ットの連結前の一部破断斜視図であり、図15(b)は
本発明の第6実施例における接合具ユニットを連結した
接合連結具の断面図である。32は鉄製の中空丸棒状の
外層材4cに合成樹脂製のパイプ状の芯材3cを挿着し
た2層構造をした接合具ユニット、33は凹凸部、3
4,36はユニット係合部、35は中空部、38は接着
剤案内溝、39は支管、40は支管中空部、41は係合
部、42はドライバー係止溝であり、これらは実施例4
と同様なものなので同一の符号を付し説明を省略する。
32cは中空部の一端部が閉塞され、閉塞側端部表面に
凹凸状のアンカー部を有し、長手方向の所定部と他の一
端部に連結用のユニット係合部を有する接合具ユニット
32と同様に金属製の外層材4eと合成樹脂製の芯材3
eの2層構造を有する接合具ユニット、31dは接合具
ユニット32cのユニット係合部に実施例4の接合具
ニット32を連結した接合連結具、33dは接合具ユニ
ット32cの表面に形成された凹凸部、34cは接合具
ユニット32cの一端部に他の接合具ユニットと脱着自
在に連結し中空部を連通して係合されるユニット係合
部、35cは接合具ユニット32cの中央部長手方向に
形成され一端部が開口した接着剤流入用の中空部、37
dは接合具ユニット32cの長手方向の所定部に中空部
まで連通して穿設され支管39と脱着自在に連結して中
空部に連通する螺状に形成された支管用係合部である。
【0016】(施工例6) 図16は本発明の第6実施例における接合具ユニットを
連結した接合連結具を用いた桁と小梁等の接合に用いら
れる仕口接合施工時の状態を示す接合部中央の要部断面
図である。31dは実施例6の接合具ユニット32cに
実施例4の接合具ユニット32を連結した接合連結具
43は受け木、44a,44bは受け木43と当接され
る差し木、16cは受け木43と差し木44bの接合面
を連通して形成された接合用孔部、24は受け木43の
接合面でない方の接合用孔部16cの開口部に形成され
た支管39を挿着する支管装着用溝部、25は支管装着
用溝部24の開口部である。まず、仕口接合を行う受け
木43,差し木44bの当接面に連通して接合連結
1dの径より少し太めの径で接合連結具31dの中央部
が受け木43と差し木44bの接合面にくるような深さ
の接合用孔部16cをドリル等で穿設しておく。受け木
43の接合面でない方の接合用孔部16cの開口部に支
管装着用切削部24を形成する。次いで、接合用孔部1
6cに支管39が係合された接合連結具31dを挿入し
受け木43と差し木44bを当接させる。接着剤の注入
方法等は施工例3と同様なので省略する。以上のように
本実施例によれば、実施例4と同様に金属製の外層材の
径及び肉厚で強度を得ており、合成樹脂製の芯材で接着
剤流入用の中空部を形成することにより、金属製の外層
材の径を大きくした場合でも必要以上に金属製の外層材
の肉厚を厚くする必要がなく接合具の軽量化を図ること
ができる。また、本実施例の接合連結具31dを用いる
ことにより、施工順序等の都合により、差し木44a側
と受け木43の間に接合具が挿入できない場合等に有効
である。
【0017】(実施例7) 図17は本発明の第6実施例における接合具ユニットの
応用例を示す接合連結具の断面図である。32は実施例
4の接合具ユニット、39は支管、40は支管中空部で
あり、これらは実施例6と同様なものなので同一の符号
を付して説明を省略する。32eは実施例6の接合具
ニット32cの閉塞部を長くし、閉塞側端部にアンカー
部45を設けた接合具ユニット、31eは接合具ユニッ
ト32cに実施例4の接合具ユニット32を連結した
合連結具である。ここで、本応用例として、実施例6の
接合具ユニットの開口部を有しない端部を長くしたが、
前記閉塞部に他の接合具ユニットと連結するユニット係
合部を設けて(図示せず)、別に中空部を有しない他の
接合具ユニットと連結するユニット係合部及びアンカー
部を有する棒状の接合具ユニット(図示せず)を連結し
てもよい。実施例3と異なるのは、合成樹脂製の芯材と
金属製の外層材の2層構造からなる筒状部材の端部に他
の接合用ユニットと脱着自在に連結して中空部を連通す
るユニット係合部を設け接合する構造部材の長さに応じ
て現場等で接合用ユニットを連結し、必要な長さの接合
連結具を作れるようにした点であり、土台の厚さによっ
て筒状部材の長さを変えられることができる。構造部材
の接合方法は実施例3と基本的に同一であり、説明を省
略する。以上のように本実施例によれば、合成樹脂製の
芯材と金属製の外層材の2層からなる積層構造をした
合具ユニットを連結することにより、軽量かつ、十分な
強度を有する接合具を現場で簡単に作ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、接合具及び接合
ユニットの筒状部材を金属や合成樹脂の積層構造とす
ることにより、同一径でも異なる強度あるいは同一強度
でも異なる径を有する多様な接合具及び接合具ユニット
を提供することができる。従って、接合する部材の材質
や大きさ,形状等に応じた最適の強度、大きさを有する
接合具接合具ユニットを連結した接合連結具を施工現
場で簡単に作ることができる。また、構造部材間の接合
部には、構造部材の材質や大きさ,形状に応じて十分な
強度を有する接合具接合連結具が埋設固定できるので
曲げ,引っ張り,圧縮,剪断等に対する応力を向上させ
ることができ、安全性,耐久性に優れた構造部材の接合
が実現できる。また、金属や合成樹脂等の積層構造を有
しているので金属の単層に比べ軽量で高所への運搬も容
易にでき作業性に優れている。更に、芯材と外層材を別
々に金型等で成型加工等することができ、接合具の製作
が容易になり低原価で量産性に優れた接合具接合具
ニット及びそれを連結させた接合連結具の提供が実現で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における接合具の一部破断
斜視図
【図2】(a)本発明の第1実施例における接合具の側
面図 (b)本発明の第1実施例における接合具の接着剤の流
出端部側の要部斜視図
【図3】本発明の第1実施例における接合具の筒状部材
の断面形状の応用例を示す端部側の要部正面図
【図4】本発明の第1実施例における接合具を用いた通
し柱と胴差し等の仕口接合施工時の斜視図
【図5】(a)本発明の第1実施例における接合具を用
いた仕口接合施工時の状態を示す接合用孔部中央の要部
断面図 (b)本発明の第1実施例における接合具を用いた仕口
接合施工後の状態を示す接合用孔部中央の要部断面図
【図6】本発明の第2実施例における接合具の一部破断
斜視図
【図7】本発明の第2実施例における接合具を用いた梁
又は桁の接合に使用される突付け施工時の斜視図
【図8】本発明の第2実施例における接合具を用いた梁
又は桁の接合に使用される突付け施工時の状態を示す接
合部中央の要部断面図
【図9】本発明の第3実施例における接合具の一部破断
斜視図
【図10】本発明の第3実施例における接合具を用いて
柱と土台及びコンクリート基礎等の接合施工時の接合用
孔部中央の要部断面図
【図11】本発明の第4実施例における接合具ユニット
の連結前の一部破断斜視図
【図12】本発明の第4実施例における接合具ユニット
の連結した状態を示す接合連結具の要部断面図
【図13】本発明の第5実施例における接合具ユニット
の一部破断斜視図
【図14】本発明の第5実施例における接合具ユニット
を連結した接合連結具の断面図
【図15】(a)本発明の第6実施例における接合具
ニットの連結前の一部破断斜視図 (b)本発明の第6実施例における接合具ユニットを連
結した接合連結具の断面図
【図16】本発明の第6実施例における接合具ユニット
を連結した接合連結具を用いた桁と小梁等の接合に用い
られる仕口接合施工時の状態を示す接合部中央の要部断
面図
【図17】本発明の第6実施例における接合具ユニット
の応用例を示す接合連結具の断面図
【符号の説明】
1,1a,1b 接合具 2,2a,2b 筒状部材 2c コンクリート埋設部 3,3a,3b 芯材 4,4a,4b 外層材 5 支管係合用端部 6 接着剤流出側端部 6a 突起部 7,7a,7b 中空部 8,8a,8b 凹凸部 9 筒状部材側係合部 10 支管 10a ドライバ用溝 11 支管中空部 12 係合部 13 接着剤案内溝 14a 通し柱 14b 胴差し 15 仕口接合面 16,16a,16b 接合用孔部 17 開口部 18,18a 込栓 19 接着剤注入用ガン 20 接着剤 21,21a 支管用孔部 22,22a 接着剤案内溝 23a,23b 梁材 24 支管装着用溝部 25 支管装着用溝部の開口部 26 コンクリート基礎 27 土台 28 柱 31,31a,31b,31c,31d,31e 接合
連結具 32,32a,32b,32c,32d 接合具ユニッ
ト 33,33a,33b,33c 凹凸部 34,34a,34b,34c ユニット係合部 35,35a,35b,35c 中空部 36,36a,36b,36c ユニット係合部 37,37a,37b,37c 支管用係合部 38,38a,38b 接着剤案内溝 39 支管 40 支管中空部 41 係合部 42 ドライバ用溝 43 受け木 44a,44b 差し木 45 アンカー部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の材質が積層された多層構造を有し
    少なくとも一端で開口する中空状の筒状部材と、前記筒
    状部材の端部又は側部から前記中空部に連通して形成さ
    れた接着剤注入部と、前記接着剤注入部に形成された支
    管用係合部と、前記支管用係合部と脱着自在に係合する
    係合部が一端部に形成された中空状の支管と、を備えた
    ことを特徴とする接合具
  2. 【請求項2】前記筒状部材の表面に突条部や凹凸部が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載された
    合具
  3. 【請求項3】前記支管用係合部に前記支管が固着されて
    いることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか1に
    記載された接合具
  4. 【請求項4】前記筒状部材が金属,合成樹脂,セラミッ
    クス類,木材等からなる材質で形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載された
    合具
  5. 【請求項5】2以上の材質が積層された多層構造を有し
    少なくとも一端で開口する中空状の筒状部材と、前記中
    空部の少なくとも一端部又は前記筒状部材の長手方向の
    所定部から前記中空部まで連通して穿設された他の接合
    ユニットと脱着自在に連結する凹状及び/又は凸状の
    ユニット係合部と、前記ユニット係合部内に同軸状で段
    差状又は略円錐台状に形成された支管用係合部と、前記
    支管用係合部と脱着自在に係合する係合部が一端部に形
    成された中空状の支管と、を備えたことを特徴とする
    合具ユニット。
  6. 【請求項6】前記筒状部材が金属,合成樹脂,セラミッ
    クス類,木材等からなる材質で形成されていることを特
    徴とする請求項に記載の接合具ユニット。
  7. 【請求項7】前記請求項5又は6に記載された接合具
    ニットの複数個を前記ユニット係合部で連結してなる
    合連結具
JP29474893A 1993-10-30 1993-10-30 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具 Expired - Fee Related JP3272840B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29474893A JP3272840B2 (ja) 1993-10-30 1993-10-30 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具
CA002118536A CA2118536A1 (en) 1993-10-30 1994-10-20 Connector, connector unit and connected connector comprising same
EP94116670A EP0651101A3 (en) 1993-10-30 1994-10-21 Connector, assembly unit, and assembled connector comprising the same.
AU77510/94A AU682721B2 (en) 1993-10-30 1994-10-27 Connector, connector unit and connected connector comprising same
US08/330,672 US6036397A (en) 1993-10-30 1994-10-28 Connector having passages for adhesive flow

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29474893A JP3272840B2 (ja) 1993-10-30 1993-10-30 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07127140A JPH07127140A (ja) 1995-05-16
JP3272840B2 true JP3272840B2 (ja) 2002-04-08

Family

ID=17811800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29474893A Expired - Fee Related JP3272840B2 (ja) 1993-10-30 1993-10-30 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6036397A (ja)
EP (1) EP0651101A3 (ja)
JP (1) JP3272840B2 (ja)
AU (1) AU682721B2 (ja)
CA (1) CA2118536A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07166610A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Houmu:Kk 接合用治具及びそれを用いた建築構造物の接合方法
JP3758782B2 (ja) * 1997-01-17 2006-03-22 株式会社豊夢 壁パネル及びその施工方法
DE19755483A1 (de) * 1997-12-13 1999-06-17 Zeiss Carl Fa Verbundener Körper
JP3103077B2 (ja) * 1999-01-08 2000-10-23 初雄 藤田 接合具及びそれを用いた柱、梁、桁等の接合装置並びに柱、梁、桁等の接合方法
JP2002276034A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Kihoku Press Wood Kk 構造材用ジョイント及びそれを用いた構造材の接合構造
DE20214186U1 (de) * 2002-09-11 2004-02-12 Betomax Kunststoff- Und Metallwarenfabrik Gmbh & Co Kg Nicht selbstbohrender Vergußdübel für Mauer-, Betonbau- und Betonfertigteilbauwerke
KR20070011934A (ko) * 2005-07-22 2007-01-25 주식회사 엘지화학 지지 볼트 및 이 볼트를 구비하는 이중 바닥재용 지지대
US20070175158A1 (en) * 2006-01-04 2007-08-02 Cope Ted E Timber end-joint
US7670527B2 (en) * 2006-05-09 2010-03-02 Lockheed Martin Corporation Failsafe injected adhesive joint
JP5228164B2 (ja) * 2007-03-28 2013-07-03 輝北プレスウッド株式会社 木造建物の壁補強フレーム及び壁補強方法
US8333045B2 (en) * 2008-03-06 2012-12-18 Bruce Lung Architectural structure
SG156551A1 (en) * 2008-05-06 2009-11-26 Keppel Offshore & Marine Techn A method and apparatus for forming a metal-cementitious core-metal composite sandwich structure
DE102009029657A1 (de) * 2009-09-22 2011-03-24 Deere & Company, Moline Knotenelement für eine Fahrzeugrahmenstruktur
US20130078034A1 (en) * 2011-09-27 2013-03-28 Konstantinos Kapelonis Building block
DE102013002104A1 (de) * 2013-02-08 2014-08-14 Hochschule Trier Tragkonstruktion aus Holz mit einem ersten stab- oder flächenförmigen Tragelement und mindestens einem zweiten stab- oder flächenförmigen Tragelement
JP6202931B2 (ja) * 2013-08-06 2017-09-27 住友林業株式会社 結合部材、結合部材の製造方法及び木部材接合構造
DE102013111779A1 (de) * 2013-10-25 2015-04-30 Schöck Bauteile GmbH Verfahren zum Verankern eines Querkraftbewehrungselements an einem Gebäudeteil
FR3014967B1 (fr) * 2013-12-13 2016-07-29 Airbus Operations Sas Dispositif de fixation d'un objet par injection de liquide
DE102014217724A1 (de) * 2014-09-04 2016-03-10 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Klebstoffverteilvorrichtung sowie Verfahren zum Verkleben von Hohlprofilen mit einer Klebstoffverteilvorrichtung
US9644367B2 (en) * 2014-11-24 2017-05-09 Scrimtec Japan Inc. Co., Ltd. Joining structure

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US605468A (en) * 1898-06-14 Bonding and tying
NL101950C (ja) * 1958-07-25 1900-01-01
US3252569A (en) * 1963-01-29 1966-05-24 Plasti Clad Metal Products Inc Plastic coated laminated nail
US3332244A (en) * 1964-10-28 1967-07-25 American Cyanamid Co Reinforcing bolts
US3405592A (en) * 1966-12-12 1968-10-15 Blodee Leif Dowel structure
DE1408812B1 (de) * 1966-12-24 1969-11-06 Demag Ag Konverter,der sich auf einen mit Abstand angeordneten Tragring nachgiebig abstuetzt
US3827208A (en) * 1972-06-19 1974-08-06 J Elliott Finishing method
BE845413R (fr) * 1975-08-22 1977-02-21 Elements de renforcement pour stabiliser des roches
DE2602433C2 (de) * 1976-01-23 1984-09-20 Fischer, Artur, 7244 Waldachtal Verankerung eines Befestigungselementes
DE2810503C2 (de) * 1978-03-10 1982-07-22 Hilti AG, 9494 Schaan Einrichtung zur Befestigung eines Spreizdübels in einem Bohrloch
GB2034857A (en) * 1978-09-07 1980-06-11 Lande I W Connecting reinforcement rods
US4324423A (en) * 1979-02-23 1982-04-13 Isadore Pitesky Tubular fitment
CH620496A5 (en) * 1980-02-12 1980-11-28 Amberg Ingenieurbuero Ag Method of anchoring a tube, arrangement for carrying out the method, and slack anchor produced according to the method
US4516608A (en) * 1982-09-29 1985-05-14 Electro-Petroleum, Inc. Tubular member
US4712957A (en) * 1985-12-11 1987-12-15 Wayne Edwards Adhesively secured fastener
US5033904A (en) * 1990-01-31 1991-07-23 Challis Stairways, Inc. Tubular dowel system
WO1992006522A1 (en) * 1990-10-09 1992-04-16 Raychem Corporation Environmental antioxidant wrap-enclosure for an aerial enclosure
GB2262147B (en) * 1991-12-03 1994-11-02 Willich F Berg Bautechnik A cable bolt for stabilising rock strata
CA2097119C (en) * 1992-05-30 1998-07-14 Yasuo Goto Connector, method for connecting structural members with connector and connection structure between structural members
JP3181375B2 (ja) * 1992-05-30 2001-07-03 株式会社豊夢 接合具及びそれを用いた構造部材の接合方法並びに構造部材間の接合構造
US5366672A (en) * 1993-03-18 1994-11-22 Erico International Corporation Method of forming concrete structures with a grout splice sleeve which has a threaded connection to a reinforcing bar
US5383740A (en) * 1993-08-02 1995-01-24 Richmond Screw Anchor Company Combination mechanical/grout sleeve coupling for concrete reinforcement bars

Also Published As

Publication number Publication date
AU7751094A (en) 1995-05-18
EP0651101A3 (en) 1996-04-24
EP0651101A2 (en) 1995-05-03
AU682721B2 (en) 1997-10-16
JPH07127140A (ja) 1995-05-16
CA2118536A1 (en) 1995-05-01
US6036397A (en) 2000-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3272840B2 (ja) 接合具、接合具ユニット及びそれを連結させた接合連結具
JP3181375B2 (ja) 接合具及びそれを用いた構造部材の接合方法並びに構造部材間の接合構造
US6120207A (en) Connector and method for connecting building structures using connector
JP3272839B2 (ja) 接合用治具
JP7397546B1 (ja) ラグスクリューボルト
WO1995018275A1 (fr) Structure et procede d'assemblage pour une construction en beton
CA2097119C (en) Connector, method for connecting structural members with connector and connection structure between structural members
JP3626747B2 (ja) 建築用構成部材の接合構造及び建築用構成部材の接合方法
JP3535861B2 (ja) 接合具及びそれを用いた建築構造物の接合方法
JP3635520B2 (ja) 木材用接手、及び同接手を用いた木材の接合方法
JP3275236B2 (ja) 接合具
JP3241163B2 (ja) 接合用治具及びそれを用いた建築構造物の接合方法
JP4252932B2 (ja) 鉄筋木造建築
JPH06306960A (ja) 接合用治具ユニット及びそれを連結させた接合用連結治具
JP3434372B2 (ja) トラス用接合治具
JP2004360458A (ja) 建築用構成部材の接合構造及び建築用構成部材の接合方法
JPH11350601A (ja) 木造建築物の構造部材の接合構造およびその接合方法
JP3315227B2 (ja) 構造部材の接合方法
JP2001329619A (ja) 接合具及びそれを用いた構造部材の接合構造並びに構造部材の接合方法
JPH0544262A (ja) 柱接合部構造
JPH06229069A (ja) 大断面集成材からなる柱の製造方法
KR20010083368A (ko) 이질(異質) 구조 부재들간의 접합 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011225

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees