JP3272126B2 - 一成分現像装置 - Google Patents

一成分現像装置

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JP3272126B2 JP30737693A JP30737693A JP3272126B2 JP 3272126 B2 JP3272126 B2 JP 3272126B2 JP 30737693 A JP30737693 A JP 30737693A JP 30737693 A JP30737693 A JP 30737693A JP 3272126 B2 JP3272126 B2 JP 3272126B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PPC、PPF、LB
P等の電子写真方式の画像形成装置に採用される一成分
現像装置に係り、詳しくは、非磁性一成分現像剤を使用
した一成分現像装置における現像剤の飛散防止に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の非磁性一成分現像方式での
非磁性一成分現像剤(以下、トナーという)の各種部材
に対する最適付着量と帯電量とについて説明する。一般
にトナーの付着量としては、転写紙上には0.5〜0.
7mg/cm2が必要であり、そのためには感光体上で0.6
〜1.0mg/cm2が必要である。しかしながら、例えば特
開昭60−229057号公報や特開昭61−4267
2号公報の従来例では現像剤担持体上のトナー付着量が
0.2〜0.5mg/cm2と少なく、現像剤担持体上に充分
なトナー付着量が得られないため、上記感光体及び転写
紙上に所望のトナー付着量が得られないという不具合が
あった。このため、従来は、現像剤担持体の表面移動速
度を感光体の表面移動速度の2〜4倍にすることによっ
て、現像剤担持体上のトナー付着量が不充分であっても
感光体上に所望量のトナーを付着させ、これにより転写
紙上のトナー量が不足しないようにしている。
【0003】ところが、このように速度比2〜4倍で現
像剤担持体の表面を移動させると、ベタ部を現像した場
合に画像の後端部の濃度が高くなるいわゆる“トナー後
端寄り”という現象が発生するという欠点があった。こ
の現像剤担持体の表面移動速度を感光体の表面移動速度
より速くすることによる“トナー後端寄り”現象は未解
決の状態であるが、従来白黒画像機では問題になったも
のの許容されてきた。しかしながら、カラー画像機にお
いては、カラー画像はトナーを透過してみるため、画像
後端部では濃度が濃くなってしまい、特に重ね画像の場
合は色違いとなってしまうので、上記“トナー後端寄
り”は大きな問題となる。
【0004】この“トナー後端寄り”現象の発生を防止
しようとすれば、現像剤担持体上のトナー付着量を多く
して、現像剤担持体の表面移動速度を感光体の表面移動
速度に近づけて現像を行うこと、つまり等速現像が必要
となる。
【0005】また、画像形成装置の高速化のために感光
体の表面移動速度を上げ、それに合わせて現像剤担持体
の表面移動速度を該感光体の表面移動速度の例えば上記
2〜4倍にすると、現像剤担持体の駆動に伴う種々の不
具合が発生してしまうことがある。従って、画像形成装
置の高速化の点からも等速現像が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記等速現像
時には、現像剤担持体上に少なくとも0.8mg/cm2(現
像効率の良い接触現像法)から1.0mg/cm2以上(現像
効率の低い非接触現像法)のトナー付着量が必要で、こ
のトナー付着量を得るには現像剤担持体上のトナー層厚
を2層分以上のトナー層厚にしなければならない。そし
て、この時最も重要なことは、上層部のトナーも全て帯
電して無帯電トナーがなく、帯電量として帯電分布の安
定した5〜15μc/gの値が望まれることである。無帯
電トナーがある場合、現像転移が悪かったり、地肌汚れ
や解像度劣化の原因となる。
【0007】そこで、本出願人は先に特願平2−151
10において新規な現像方法を開示した。これは、現像
剤担持体表面に規則的または不規則に微小面積で分布し
た誘電部と接地された導電部とを設け、現像剤担持体及
び現像剤供給部材それぞれの表面を接触させて移動させ
ることにより、現像剤供給部材及びトナーとの摩擦帯電
により現像剤担持体表面近傍に多数の微小電界を形成
し、かつ現像剤担持体との間で摺擦されて摩擦帯電した
トナーを現像剤供給部材で現像剤担持体表面に供給し、
現像剤担持体上に担持されたトナーにより静電潜像を可
視像化するようにしたものである。これによれば、前記
微小電界により、付着量の安定した、帯電量の安定した
2層以上のトナー薄層を現像剤担持体表面上に形成で
き、システムの安定化、画像品質の向上が可能となっ
た。
【0008】ところで、特に上記のように2層以上のト
ナー層を現像剤担持体表面に形成した場合は、現像剤担
持体の長手方向端部から現像剤収納器(以下、トナーホ
ッパーという)内の現像剤が現像装置外へ漏れだし画像
形成装置内を汚染することのないように、現像剤担持体
の該端部を例えばトナーホッパーの側板にシール部材を
介して当接させる必要がある。この端部シールは従来よ
りフェルト系、またはスポンジ系の材質のものが用いら
れている。またシール部材の当接幅は現像剤担持体軸方
向(長手方向)、回転方向共に広いほどシール性が良く
長期の使用によっても現像剤が漏れずらい。また上記シ
ール部材の厚みを増してシール圧を強めても現像剤シー
ル性は良くなる。しかしながら上記のような端部シール
性がよくなる処置を施すと、同時に現像剤担持体の駆動
トルクが増大して現像剤担持体の例えば回転ムラによっ
て画像上ジターが発生したりギヤ飛び等の突発的な事故
が起き易くなる。このため駆動モーター、装置が大型化
しコストも上がってしまうという問題点があった。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤担持体の長手
方向端部からの現像剤の漏れを防止し、かつ駆動トルク
の上昇も防止し、簡単な構成で長期の使用を可能にした
一成分現像装置を提供することである。また、他の目的
とするところは、現像剤担持体上の現像剤について最適
な付着量と帯電量が得られ、かつ、現像剤担持体の長手
方向端部からの現像剤の漏れや駆動トルクの上昇も防止
し、簡単な構成で長期の使用を可能にした一成分現像装
置を提供することである。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、必要に応じて補助剤を外添した
一成分系現像剤と、表面に該現像剤を担持し、該表面が
移動することで該現像剤を現像域に搬送する現像剤担持
体とを備え、該現像剤担持体の長手方向端部が現像剤収
納器の側板にシール部材を介して接することで該現像剤
をシールするように構成された一成分現像装置であっ
て、 上記シール部材の上記現像剤担持体の長手方向端部
に対向する面に毛ブラシ状の部材を設け、該毛ブラシの
長さを該現像剤担持体の表面移動方向上流側よりも下流
側が長くなるように設定し該シール部材の現像剤シー
ル性を該現像剤担持体の表面移動方向上流側から下流側
に向かって高くなるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0014】請求項の発明は、必要に応じて補助剤を
外添した一成分系現像剤と、表面に該現像剤を担持し、
該表面が移動することで該現像剤を現像域に搬送する現
像剤担持体とを備え、該現像剤担持体の長手方向端部が
現像剤収納器の側板にシール部材を介して接することで
該現像剤をシールするように構成された一成分現像装置
であって、上記シール部材の上記現像剤担持体の長手方
向端部に対向する面に毛ブラシ状の部材を設け、該毛ブ
ラシの密度を該現像剤担持体の表面移動方向上流側より
も下流側が高くなるように設定し該シール部材の現像
剤シール性を該現像剤担持体の表面移動方向上流側から
下流側に向かって高くなるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】請求項の発明は、必要に応じて補助剤を
外添した一成分系現像剤と、表面に該現像剤を担持し、
該表面が移動することで該現像剤を現像域に搬送する現
像剤担持体とを備え、該現像剤担持体の表面に、電荷を
保持する誘電性部分と接地された導電性部分とを露出し
て設け、該誘電性部分と導電性部分とにより多数の微小
閉電界を形成し、該微小閉電界により該現像剤を該現像
剤担持体表面に多層に保持して静電潜像を可視像化する
一成分現像装置であって、非画像領域に対応する該現像
剤担持体の長手方向端部では、画像領域に対応する該現
像剤担持体の長手方向中央部より該微小閉電界が弱まる
か、又は該微小閉電界が無くなるようにし、かつ、上記
非画像領域に対応する上記現像剤担持体の長手方向端部
に、該端部に設けられた上記誘電性部分に保持された電
荷を除去するための電荷除去部材を設けたことを特徴と
するものである。
【0019】
【作用】請求項1あるいは2の発明においては、現像剤
担持体の長手方向端部と現像剤収容器の側板との間に介
在するシール部材のシール性が、現像剤担持体の表面移
動方向上流側から下流側に向かって高くなるように設定
されている、つまり現像剤担持体とシール部材の密着性
が該方向上流側よりも該方向下流側の方が高くなるよう
に設定されており、該方向下流側でシール部材の一部が
現像剤担持体表面に密着するので、該シール部材の全面
を現像剤担持体表面に密着させた場合に比べて、現像剤
担持体の駆動負荷を小さくでき、かつほぼ同等のシール
性が得られる。すなわち、シール部材の現像剤担持体表
面に対する密着性の低い箇所(該方向上流側)から現像
剤が浸入してきても、該進入した現像剤は現像剤担持体
の表面移動に従って該方向上流側から該方向下流側へ向
かうため、該方向下流側の一部で現像剤の漏れを防止し
ていれば、現像剤収容器内の現像剤が現像剤担持体の長
手方向端部から外部に漏れることはなく、良好なシール
性が得られる。
【0020】
【0021】
【0022】特に、請求項の発明においては、上記シ
ール部材の上記現像剤担持体の長手方向端部に対向する
面に毛ブラシ状の部材を設け、該毛ブラシの長さを該現
像剤担持体の表面移動方向上流側よりも下流側が長くな
るように設定したので、シール部材の該方向下流側の部
分では現像剤担持体の表面移動によって毛ブラシ繊維が
現像剤担持体表面に密着するようになり、現像剤が外部
に漏れるのを良好に防止でき、かつシール部材の該方向
上流側の部分では該毛ブラシの現像剤担持体表面に対す
る密着性を下げて、全ての毛ブラシを現像剤担持体表面
に密着させた場合に比べて現像剤担持体の駆動負荷を低
くできる。
【0023】また、請求項の発明においては、上記シ
ール部材の上記現像剤担持体の長手方向端部に対向する
面に毛ブラシ状の部材を設け、該毛ブラシの密度を該現
像剤担持体の表面移動方向上流側よりも下流側が高くな
るように設定したので、シール部材の該方向下流側の部
分では該毛ブラシの現像剤担持体表面に対する密着性を
上げて、現像剤が外部に漏れるのを良好に防止でき、か
つシール部材の該方向上流側の部分では該毛ブラシの現
像剤担持体表面に対する密着性を下げて、全ての毛ブラ
シを現像剤担持体表面に密着させた場合に比べて現像剤
担持体の駆動負荷を低くできる。
【0024】
【0025】請求項の発明においては、誘電体部と導
電体部とが規則的あるいは不規則に微小面積で混在する
ように表面に設けられた現像剤担持体は、現像剤あるい
は現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材との
摩擦帯電により誘電体部に電荷を誘起し、導電体部との
間で微小閉電界を形成させる。そして、このように形成
された多数の微小閉電界により現像剤担持体は、現像剤
を多層に担持でき、かつ、この多層の現像剤を搬送して
静電潜像を可視像化できる。また、非画像領域に対応す
る該現像剤担持体の長手方向端部では、画像領域に対応
する該現像剤担持体の長手方向中央部より該微小閉電界
が弱まるか、又は該微小閉電界が無くなるようにしたの
で、現像剤担持体の該方向端部に対する現像剤の付着力
が弱まる。従って、例えば現像剤担持体の該方向端部に
シール部材を押し当ててシールをした場合、シール部材
の現像剤担持体に対する密着性が弱くても、現像剤は該
シール部材によって現像剤担持体表面から掻き落とされ
て良好なシール性が得られる。また、上記のようにシー
ル部材の現像剤担持体に対する密着性を弱くできるの
で、現像剤担持体の駆動負荷の増加を防止できる。
【0026】
【0027】また、上記非画像領域に対応する上記現像
剤担持体の長手方向端部に、該端部に設けられた上記誘
電性部分に保持された電荷を除去するための電荷除去部
材を設けたので、該方向端部の微小閉電界の強さを弱め
ることができ、これにより現像剤の現像剤担持体に対す
る付着力を弱めることができる。従って、現像剤担持体
の該方向端部にシール部材を当ててシールをした場合、
シール部材の現像剤担持体に対する密着性を高くしなく
ても良好なシール性が得られる。また、シール部材の現
像剤担持体に対する密着性を高くする必要がないので、
現像剤担持体の駆動負荷の増加を防止できる。
【0028】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明を画像形成装置である電子写
真複写機(以下、複写機という)に採用される現像装置
に適用した一実施例について説明する。図1は本実施例
に係る複写機の現像装置周辺の概略構成図である。図2
は図1中の現像装置の斜視図である。なお、図2におい
ては、図1中のトナー供給ローラー4は図示を省略して
ある。感光体1は200mm/secの線速で図中矢印
方向に回転する。現像ローラー2はトナー供給ローラー
4と接触して約220mm/secの線速で図中矢印方
向に回転する。また、現像ローラー2の下部には、現像
ローラー2長手方向に延在するように形成された下部シ
ール9が接触している。トナー供給ローラー4は、図示
のように現像ローラー2との接触部において現像ローラ
ー2と同じ方向(順方向回転)に、現像ローラー2の約
0.5〜2.5倍速で回転し、現像ローラー2やトナー
7との摩擦により後述するように現像ローラー2の微小
誘電部に摩擦帯電を与え、現像ローラー2上にマイクロ
フィールド(微小閉電界)を作る。また、両ローラー
2,4間には、帯電したトナー7が現像ローラー2に付
着する方向の電界を形成するように、50〜300V程
度の電位差を設けても良い。本実施例に係る現像装置に
おいては、トナー収納器(以下、ホッパーという)6に
補給されたトナー7はアジテーター5により撹拌されて
トナー供給ローラー4にわたされる。該トナー供給ロー
ラー4は、現像ローラー2と接触して図中矢印方向に回
転することでトナー7の摩擦帯電及び現像ローラー2へ
のトナー7の付着を行わせる。トナー供給ローラー4と
現像ローラー2との摩擦により帯電したトナー7は、現
像ローラー2上に形成された上記マイクロフィールドに
より静電的にホールドされ、現像ローラー2上の誘電体
部21(後述する図9参照)や該誘電体部21と導電体
部22(後述する図9参照)とのエッジ部に積層され
る。そして現像ローラー2に付着したトナー7は薄層化
ブレード3により均一な層にされて現像域に搬送され、
感光体1上の潜像の現像に供される。
【0029】次に、本実施例の現像ローラー2について
詳細に説明する。本実施例の現像ローラー2としては、
付着トナーを増大させる等の目的で、図9(a)、
(b)に示すように、表面に電荷を保持できる誘電体部
21と接地された導電体部22とが微小面積で混在露出
するように構成された現像ローラー2が用いられてい
る。図9(a)は現像ローラー2表面の平面図、図9
(b)は図9(a)のa−a切断線で切断した場合の断
面図である。
【0030】本実施例の現像ローラー2は以下のように
して製造できる。先ず例えばローラー径25mmのアル
ミ芯金ローラの表面に0.3mmピッチ、深さ0.1mm、
溝巾0.2mmで45度の角度でアヤメローレット加工を
行って所定の溝を形成する。そして、エポキシ変性シリ
コーン樹脂(東レ SR2115)を上記アルミ芯金ロ
ーラの表面にコーティングし、100℃で約30分乾燥
する。その後、ローラ表面を切削加工してアルミ芯金部
が導電体部22として、溝内の樹脂が誘電体部21とし
て、それぞれ表面に露出するようにすることによって製
造できる。なお、本実施例に係る現像ローラー2は上記
表面切削加工において、導電体部22と誘電体部21と
が3:7の割合になるようにしてある。
【0031】この現像ローラー2を用いた場合には、現
像ローラー2とトナー7とトナー供給ローラー4の摩擦
により、現像ローラー2の誘電体部21に所望のトナー
帯電極性と逆極性の帯電(正規現像においては感光体電
荷と同極性の帯電であり、反転現像においては感光体電
荷と逆極性の帯電である)を与える。本実施例の上記具
体例では、負極性に帯電されるトナー7を用いた反転現
像であるので、誘電体部21は正極性に帯電される。そ
して、図9(b)に電気力線Eで示すように、現像ロー
ラー2上にマイクロフィールド(微小閉電界)が形成さ
れる。
【0032】一方、トナー供給ローラー4の表面は現像
ローラー2の表面と同じ方向に移動しているため、トナ
ー供給ローラー4に担持されたトナー7は現像ローラー
2とトナー供給ローラー4間で摺擦され、ほとんどが所
望の極性(正規現像においては感光体電荷と逆極性であ
り、反転現像においては感光体電荷と同極性である)に
帯電する。本実施例の上記具体例では、トナー7は負極
性に帯電される。
【0033】そして、トナー供給ローラー4上の帯電さ
れたトナー7は、現像ローラー2上のマイクロフィール
ド(微小閉電界)Eにより静電的に吸引され、現像ロー
ラー2表面に多層に付着する。これにより、現像ローラ
ー2は充分に帯電したトナー7を多層に担持した状態で
トナー供給ローラー4との接触部を出ていく。(以下、
余白)
【0034】この現像ローラー2を用いることにより、
マイクロフィールド(微小閉電界)Eによって、現像ロ
ーラー2上に帯電量の安定した多層のトナー層を形成し
て搬送できるので、現像ローラー2の線速と感光体1の
線速との差を小さく、即ち現像ローラー対感光体線速比
を1に近付けることができる。これにより、トナー後端
より部の通常ベタ部に対する異常なトナー付着の割合を
減らし、トナー後端より部の濃度を減少させることがで
きる。従って、トナー後端よりを幅及び濃度の両面から
目立たなくすることができる。なお、以上の構成に係る
本実施例の現像ローラー2においては、現像ローラー2
上に、M/A(単位面積当たりトナー質量)で1.2〜
1.8mg/cm2、Q/M(単位質量当たりトナー電
荷量)で−8〜−20μc/gの現像に十分な特性のト
ナー薄層が得られた。
【0035】ところで、現像ローラー2はホッパー6内
のトナー7をその回転により現像装置外へ搬送する機能
を持っている。このためホッパー6内のトナー7が現像
ローラー2の端部へ送られると、例えばトナー漏れ防止
部材等により現像装置側板と現像ローラー2の端部との
間に形成される隙間を塞がない限り、ホッパー6内のト
ナー7が現像ローラー2の端部から該隙間を通って現像
装置の外に漏れて実用に供することが難しい。
【0036】そこで、本実施例に係る現像装置において
は、現像ローラー2の軸方向長さを感光体1の画像領域
よりその両端部が10mm程度長くなるように設定し、
図2に示すように該現像ローラー2の両端部に接触し、
現像ローラー2の両端部をシールするシール部材8が設
けられている。図3にはこのシール部材8の形状を示し
ている。ここで、シール部材8の現像ローラー2軸方向
の幅aが広いほど、現像ローラー2上のトナー7は経時
的に端部へ広がり難くシール性が高い。また、シール部
材8の現像ローラー2回転方向の長さbは、現像ローラ
ー2のホッパー6内のトナー7に接する部分、すなわち
図1における現像ローラー2と下部シール9との接触部
9aから現像ローラー2と薄層化ブレード3との当接部
3aまでの現像ローラー2表面部分を十分覆う長さが必
要である。以下、上記シール部材8についての具体的な
実施例について示す。 (1)シール部材幅a:10.5mm (2)シール部材長さb:現像ローラー2と下部シール
9との接触部9a(図1参照)から現像ローラー2と薄
層化ブレード3との当接部3a(図1参照)の直下まで (3)シール部材厚み:2mm (4)シール部材の現像ローラー2に対する食い込み
量:0.5mm (5)シール部材の材質:スポンジに毛ブラシ部材を張
り付け
【0037】ここで、トナーシール性の観点からはシー
ル部材8が現像ローラー2回転方向の長さbの全面にわ
たって現像ローラー2表面に密着しているのが良いが、
現像ローラー2の回転をスムーズにするためには該シー
ル部材8の現像ローラー2に対する密着性は低いほうが
よい。そこで、本実施例においては、図4に示すよう
に、シール部材8の現像ローラー2に接触する面の図中
下半分、すなわち現像ローラー2の回転方向上流側半分
の部分(上流部A)をポリイミドまたはテフロンなどの
低摩擦係数シート81で被覆する。このようにしたとこ
ろ、該シート81での被覆が無い場合に1.8kgfcmで
あった現像ローラー2の駆動トルクは1.1kgfcmに抑
えられ、また、1000回程度の画像形成に使用した後
でも現像ローラー2端部からのトナー7の漏れはほとん
ど無く、該シートで被覆せず毛ブラシ面がシール部材8
全面に出ている場合と同等の良好なシール性が得られ
た。
【0038】次に、図1,2に示した現像装置を含む複
写機のより具体的な実施例を示す。 (1)トナー供給ローラー4の材料:カーボン練り込み
発泡ポリウレタンスポンジローラー (2)トナー供給ローラー4の径:16mm (3)薄層化ブレード3の材料:ウレタンゴム (4)薄層化ブレード3の厚さt:t=2mm (5)薄層化ブレード3の対現像ローラ接触圧:10〜
20g/cm (6)現像ギャップ:180μm (7)現像バイアス:直流−700Vにピーク値−12
00V、周波数2KHzのパルスバイアスを重畳 (8)感光体1種類:OPC、ドラムタイプを使用 (9)感光体1表面電位:地肌部−850V、書き込み
部(画像部)−100V (10)トナー7:非磁性スチレンアクリル系+ポリエ
ステル系樹脂使用のマイナス帯電トナー (11)トナー7の体積平均粒径:10μm (12)トナー7の外添剤:SiO2微粉末0.5wt
【0039】〔実施例2〕本実施例においては、シール
部材8の構成のみが上記実施例1と異なるので、以下の
説明では上記実施例1と異なるシール部材8の構成のみ
について説明し、例えば現像装置の構成等の他の構成に
ついては説明を省略する。すなわち、本実施例において
は図5に示すように、シール部材8として全体がスポン
ジ材からなる部材を用い、シール部材8の現像ローラー
2に接触する面の図中下半分、すなわち現像ローラー2
回転方向上流側半分の部分(上流域)のスポンジ厚みを
1.8mm(現像ローラー2に対する食い込み量0.3
mm)に、図中上半分、すなわち現像ローラー2回転方
向下流側半分の部分(下流域)のスポンジ厚みを2.3
mm(現像ローラー2に対する食い込み量0.8mm)
に設定する。このようにすると、シール部材8によるシ
ール圧は上記回転方向下流側から上流側にかけて上昇す
るようになり、該スポンジ厚みが全面にわたって2.3
mmであった場合に1.6kgfcmであった現像ローラー
2の駆動トルクは0.8kgfcmに抑えられ、また、10
00回程度の画像形成に使用した後でも現像ローラー2
端部からのトナー7の漏れはほとんど無く、該スポンジ
厚みが全面にわたって厚い場合と同様の良好なシール性
が得られた。
【0040】〔実施例3〕本実施例においては、シール
部材8の構成のみが上記実施例1と異なるので、以下の
説明では上記実施例1と異なるシール部材8の構成のみ
について説明し、例えば現像装置の構成等の他の構成に
ついては説明を省略する。すなわち、本実施例において
は図6に示すように、シール部材8としてスポンジ部材
82の表面に毛ブラシ部材83を張り付けてなる部材を
用い、シール部材8の現像ローラー2に接触する面の図
中下半分、すなわち現像ローラー2の回転方向上流側半
分の部分(上流域)の毛ブラシ長さを1.0mm、図中
上半分、すなわち現像ローラー2の回転方向下流側半分
の部分(下流域)の毛ブラシ長さを2.0mmに設定す
る。このようにすると、上記回転方向下流側から上流側
にかけて毛ブラシが現像ローラー2に巻き付くようにな
り、該毛ブラシの長さが全面にわたって2.0mmであ
った場合に1.6kgfcmであった現像ローラー2の駆動
トルクは1.0kgfcmに抑えられ、また、1000回程
度の画像形成に使用した後でも現像ローラー2端部から
のトナー7の漏れはほとんど無く、該毛ブラシの長さが
全面にわたって2mmであった場合と同様の良好なシー
ル性が得られた。
【0041】〔実施例4〕本実施例においては、シール
部材8の構成のみが上記実施例1と異なるので、以下の
説明では上記実施例1と異なるシール部材8の構成のみ
について説明し、例えば現像装置の構成等の他の構成に
ついては説明を省略する。すなわち、本実施例において
は上記実施例3と同様に図6に示すように、シール部材
8としてスポンジ部材面81に毛ブラシ部材82を張り
付けてなる部材を用い、シール部材8の現像ローラー2
に接触する面の図中下半分、すなわち現像ローラー2の
回転方向上流側半分の部分(上流域)の毛ブラシ密度を
1万本/cm2、図中上半分、すなわち現像ローラー2
の回転方向下流側半分の部分(下流域)の毛ブラシ密度
を3万本/cm2に設定する。このようにすると、上記
回転方向下流側から上流側にかけて毛ブラシ密度が高く
なり、該毛ブラシ密度が全面にわたって3万本/cm2
であった場合に1.9kgfcmであった現像ローラー2の
駆動トルクは1.1kgfcmに抑えられ、また、1000
回程度の画像形成に使用した後でも現像ローラー2端部
からのトナー7の漏れはほとんど無く、該毛ブラシ密度
が全面にわたって3万本/cm2であった場合と同様の
良好なシール性が得られた。
【0042】〔実施例5〕本実施例においては、シール
部材8の構成のみが上記実施例1と異なるので、以下の
説明では上記実施例1と異なるシール部材8の構成のみ
について説明し、例えば現像装置の構成等の他の構成に
ついては説明を省略する。すなわち、本実施例において
は上記実施例2と同様に、シール部材8として全体がス
ポンジ材からなる部材を用い、シール部材8の現像ロー
ラー2に接触する面の図中下半分、すなわち現像ローラ
ー2の回転方向上流側半分の部分(上流域)の密度を2
0Kg/m3、図中上半分、すなわち現像ローラー2の
回転方向下流側半分の部分(下流域)の密度を60Kg
/m3に設定する。このようにすると、上記回転方向下
流側から上流側にかけて密度が高くなり、該密度が全面
にわたって60Kg/m3であった場合に1.7kgfcmで
あった現像ローラー2の駆動トルクは0.9kgfcmに抑
えられ、また、1000回程度の画像形成に使用した後
でも現像ローラー2端部からのトナー7の漏れはほとん
ど無く、該密度が全面にわたって60Kg/m3であっ
た場合と同様の良好なシール性が得られた。
【0043】〔実施例6〕本実施例においては、現像ロ
ーラー2及びシール部材8の構成のみが上記実施例1と
異なるので、以下の説明では上記実施例1と異なる現像
ローラー2及びシール部材8の構成のみについて説明
し、例えば現像装置の構成等の他の構成については説明
を省略する。すなわち、本実施例においては図7に示す
ように、現像ローラー2の長手方向両端部の非画像領域
23ではローレット溝24を切らないようにして、上記
エポキシ変性シリコーン樹脂をコーティングした後のロ
ーラー表面切削後はアルミ面のみが露出するようにして
いる。そして、本実施例においては、シール部材8とし
て厚み2mmのスポンジ材質のものを用い、このシール
部材8を現像ローラー2に対して0.5mm食い込むよ
うにして配設した。このようにすると、上記現像ローラ
ー2の非画像領域23にもローレット溝24が設けられ
ている場合に比してシール部材8と現像ローラー2との
摩擦抵抗が低くなり、現像ローラー2の駆動トルクを
1.0kgfcmという充分低い値に抑えられ、また、該現
像ローラー2の非画像領域23には上記マイクロフィー
ルド(微小閉電界)Eが形成されず、トナーを保持させ
ないようにできるため、1000回程度の画像形成に使
用した後でも現像ローラー2端部からのトナー7の漏れ
はほとんど無く良好なシールが可能であった。
【0044】〔実施例7〕本実施例においては、現像ロ
ーラー2及びシール部材8の構成のみが上記実施例1と
異なるので、以下の説明では上記実施例1と異なる現像
ローラー2及びシール部材8の構成のみについて説明
し、例えば現像装置の構成等の他の構成については説明
を省略する。すなわち、本実施例においては図8に示す
ように、現像ローラー2としてアルミ素管に誘電性粒子
の分散された導電性樹脂を塗布したものを用いる。この
ように構成された現像ローラー2においては、上記誘電
性粒子の表面に蓄積された電荷によって導電性部分との
間に上記実施例1におけるようなマイクロフィールド
(微小閉電界)E(図9参照)を形成し、該マイクロフ
ィールド(微小閉電界)Eによりトナー7を多層に搬送
できる。なお、本実施例においては、現像ローラー2の
長手方向両端部の非画像領域23では上記誘電性粒子を
除去しておく。そして、本実施例においては、シール部
材8として厚み2mmのスポンジ材質のものを用い、こ
のシール部材8を現像ローラー2に対して0.5mm食
い込むようにして配設した。このようにすると、現像ロ
ーラーの駆動トルクを1.0kgfcmという充分低い値に
抑えられ、また、該現像ローラー2の非画像領域23に
は上記マイクロフィールド(微小閉電界)Eが形成され
ず、トナーを保持させないようにできるため、1000
回程度の画像形成に使用した後でも現像ローラー2端部
からのトナー7の漏れはほとんど無く良好なシールが可
能であった。
【0045】〔実施例8〕本実施例においては、現像ロ
ーラー2の構成のみが上記実施例7と異なるので、以下
の説明では上記実施例7と異なる現像ローラー2の構成
のみについて説明し、例えば現像装置の構成等の他の構
成については説明を省略する。すなわち、本実施例にお
いては実施例7と同様に、現像ローラー2としてアルミ
素管に誘電性粒子の分散された導電性樹脂を塗布したも
のを用い、現像ローラー2の長手方向両端部の非画像領
域23(図8参照)には該誘電性粒子に蓄積された電荷
を除去するための導電性のブラシ部材(図示せず)を接
触させる。このブラシ部材は現像バイアスのリークを防
ぐためローラー芯金と導通をもたせる他は電気的にフロ
ートになっている必要がある。このようにすると、現像
ローラーの駆動トルクを1.1kgfcmという充分低い値
に抑えられ、また、該現像ローラー2の非画像領域23
には上記マイクロフィールド(微小閉電界)Eが形成さ
れず、トナーを保持させないようにできるため、100
0回程度の画像形成に使用した後でもローラー端部から
のトナーの漏れはほとんど無く良好なシールが可能であ
った。
【0046】
【発明の効果】請求項1あるいは2の発明によれば、シ
ール部材の、現像剤担持体の表面移動方向における下流
側部分を現像剤担持体表面に密着させることにより、該
シール部材の全面を現像剤担持体表面に密着させた場合
に比べて、現像剤担持体の駆動負荷を小さくでき、かつ
ほぼ同等のシール性が得られるので、小型、低コストで
長期にわたって使用可能な一成分現像装置を提供できる
という効果がある。請求項の発明によれば、表面に形
成される微小閉電界により、現像剤担持体上に付着量及
び帯電量の安定した2層以上の現像剤の薄層を形成で
き、システムの安定、画像品質の向上が可能となる。更
に、現像剤担持体の長手方向端部では該微小閉電界を弱
めるか、又は該微小閉電界を無くすことで、現像剤担持
体の該方向端部に対する現像剤の付着力を弱めて、例え
ば現像剤担持体の該方向端部にシール部材を押し当てて
シールをした場合、シール部材の現像剤担持体に対する
密着性が弱くても、現像剤は該シール部材によって現像
剤担持体表面から掻き落とされて良好なシール性が得ら
れるようにしたので、小型、低コストの長期にわたって
使用可能な現像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の現像装置周辺の概略構成
図。
【図2】図1中の現像装置の斜視図。
【図3】同実施例に係るシール部材の外形形状を示す斜
視図。
【図4】同実施例に係るシール部材の概略構成図。
【図5】他の実施例に係るシール部材の概略構成図。
【図6】他の実施例に係るシール部材の概略構成図。
【図7】他の実施例に係る現像ローラーの概略構成図。
【図8】他の実施例に係る現像ローラーの概略構成図。
【図9】(a)は現像ローラー表面の平面図。(b)は
(a)中のa−a切断線で切断した場合の断面図。
【符号の説明】 1 感光体ドラム 2 現像ローラー 3 薄層化ブレード 4 トナー供給ローラー 5 アジテーター 6 ホッパー 7 トナー 8 シール部材 21 誘電体部 22 導電体部 23 非画像領域 24 ローレット溝 81 低摩擦係数シート 82 スポンジ部材 83 毛ブラシ部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必要に応じて補助剤を外添した一成分系現
    像剤と、表面に該現像剤を担持し、該表面が移動するこ
    とで該現像剤を現像域に搬送する現像剤担持体とを備
    え、該現像剤担持体の長手方向端部が現像剤収納器の側
    板にシール部材を介して接することで該現像剤をシール
    するように構成された一成分現像装置であって、 該シール部材の上記現像剤担持体の長手方向端部に対向
    する面に毛ブラシ状の部材を設け、 該毛ブラシの長さを該現像剤担持体の表面移動方向上流
    側よりも下流側が長くなるように設定して該シール部材
    の現像剤シール性を該現像剤担持体の表面移動方向上流
    側から下流側に向かって高くなるようにしたことを特徴
    とする一成分現像装置。
  2. 【請求項2】必要に応じて補助剤を外添した一成分系現
    像剤と、表面に該現像剤を担持し、該表面が移動するこ
    とで該現像剤を現像域に搬送する現像剤担持体とを備
    え、該現像剤担持体の長手方向端部が現像剤収納器の側
    板にシール部材を介して接することで該現像剤をシール
    するように構成された一成分現像装置であって、 上記シール部材の上記現像剤担持体の長手方向端部に対
    向する面に毛ブラシ状の部材を設け、 該毛ブラシの密度を該現像剤担持体の表面移動方向上流
    側よりも下流側が高くなるように設定して該シール部材
    の現像剤シール性を該現像剤担持体の表面移動方向上流
    側から下流側に向かって高くなるようにしたことを特徴
    とする一成分現像装置。
  3. 【請求項3】必要に応じて補助剤を外添した一成分系現
    像剤と、表面に該現像剤を担持し、該表面が移動するこ
    とで該現像剤を現像域に搬送する現像剤担持体とを備
    え、該現像剤担持体の表面に、電荷を保持する誘電性部
    分と接地された導電性部分とを露出して設け、該誘電性
    部分と導電性部分とにより多数の微小閉電界を形成し、
    該微小閉電界により該現像剤を該現像剤担持体表面に多
    層に保持して静電潜像を可視像化する一成分現像装置で
    あって、 非画像領域に対応する該現像剤担持体の長手方向端部で
    は、画像領域に対応する該現像剤担持体の長手方向中央
    部より該微小閉電界が弱まるか、又は該微小閉電界が無
    くなるようにし、かつ、 上記非画像領域に対応する上記現像剤担持体の長手方向
    端部に、該端部に設けられた上記誘電性部分に保持され
    た電荷を除去するための電荷除去部材を設けたことを特
    徴とする一成分成分現像装置。
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