JP3266110B2 - ビデオコントローラ及びその消費電力制御回路 - Google Patents

ビデオコントローラ及びその消費電力制御回路

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JP3266110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオグラフィッ
クスの表示制御を行なうビデオコントローラにおける省
電力技術に係り、特にLSI(大規模集積回路)化され
たビデオコントローラに好適なビデオコントローラ及び
その消費電力制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の回路装置は、従来に比
して一層高速で動作するようになり、それに伴って消費
電力が著しく増加する傾向にある。一方では、省資源/
省エネルギ意識も高くなりつつあり、各種回路装置にお
ける省電力制御が装置設計の重要な要素になってきてい
る。一般に、LSI等における消費電力を低減するに
は、動作周波数を下げたり、動作を停止させたりること
が効果的である。
【0003】ウィンドウズシステム等のコンピュータシ
ステムにおいては、ディスプレイ装置によりビデオグラ
フィックスの表示制御を行なうためにウィンドウアクセ
ラレータチップ等と称されるグラフィックスLSI、す
なわちLSI化されたビデオコントローラが用いられ
る。この種のLSIビデオコントローラは、動作時間中
において、活発に描画動作を行う期間はさほど長くな
く、主として同一画面を表示しているだけの期間、つま
り静止画表示期間が長い。また、表示画面の解像度によ
っても動作頻度が大きく変わるため、不活発な期間の消
費電力を低減することは効果的である。
【0004】ビデオコントローラに関するものではない
が、画像表示系における従来の省電力技術の例が特開平
1−307378号公報及び特開平3−84585号公
報に示されている。
【0005】特開平1−307378号公報には、テレ
ビジョンの映像信号をサンプリングしてメモリに書き込
み、それを読み出して静止画等の表示を行なう画像信号
発生回路における省電力技術が開示されている。特開平
1−307378号公報に示された画像信号発生回路に
おいては、映像信号の垂直ブランキング期間内のサンプ
リング/書き込みクロックの周波数及び読出クロックの
周波数を1/n(n>1)とすることにより、少ないメ
モリ及び少ない消費電力で所要の機能を達成するように
している。
【0006】また、特開平3−84585号公報には液
晶表示装置とCRT(陰極線管、すなわちブラウン管)
とを接続し得る情報処理装置における省電力技術が開示
されている。特開平3−84585号公報の装置では、
液晶表示装置のみにより表示するときに表示駆動用クロ
ック信号の周波数を下げることにより、消費電力を低減
するようにしている。
【0007】LSIビデオコントローラ(以下、「グラ
フィックスLSI」と称する)のメモリインタフェース
は、メモリから読み出してディスプレイに表示している
だけのときと、メモリ上で描画を行っているときとでメ
モリアクセスに要するバンド幅が大きく異なり、また、
低解像度表示のときと高解像度表示のときとで、メモリ
アクセスに要するバンド幅が大きく異なる。通常、グラ
フィックスLSIの回路は、最もバンド幅を広く必要と
する条件で、高速動作を前提に設計されるが、このよう
に最もバンド幅を広く必要とする条件で、高速動作を前
提に設計された回路は、より狭いバンド幅で且つ充分な
余裕のある動作条件のもとでは、余計な電力を消費する
だけの単なる負荷となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、グラ
フィックスLSIのメモリインタフェースは、主として
読出し表示のみを行なっているか書込み描画時か、ある
いは、低解像度表示か高解像度表示かによって、メモリ
アクセスに要するバンド幅が大きく異なる。そして、グ
ラフィックスLSIは、通常の場合、最も広いバンド幅
を必要とする条件で、高速動作を前提に設計されるた
め、狭いバンド幅で且つ余裕のある動作条件では、無駄
な負荷として電力を消費してしまう。
【0009】すなわち、グラフィックスLSIを用いた
グラフィックス表示システムは、図4に示すように、グ
ラフィックスLSI1がフレームバッファ2とホストシ
ステム3との間に介在し、該グラフィックスLSI1に
より、ホストシステム3からフレームバッファ2への書
込み描画及びフレームバッファ2からホストシステム3
への読出し表示を制御する。
【0010】グラフィックスLSI1は、メモリインタ
フェース10、ホストインタフェース20、表示回路3
0、描画回路40及びその他の回路50を有する。メモ
リインタフェース10は、表示回路30、描画回路40
及びその他の回路50とフレームバッファ2との間のイ
ンタフェースである。ホストインタフェース20は、表
示回路30、描画回路40及びその他の回路50とホス
トシステム3との間のインタフェースである。表示回路
30は、フレームバッファ2に書き込まれているグラフ
ィックス情報を読み出してホストシステム3に供給し、
表示に供する。描画回路40は、ホストシステム3の指
令によりフレームバッファ2に図形等のグラフィックス
を描画する。フレームバッファ2とホストシステム3と
の間のその他の情報の処理を行なうその他の回路50も
設けられている。フレームバッファ2と、グラフィック
スLSI1のメモリインタフェース10とは、信号の授
受に際して両者を同期させるため共通のクロック発生器
4により駆動される。
【0011】このようなグラフィックスシステムの構成
は、特にフレームバッファ2が、SDRAM(シンクロ
ナスDRAM〜シンクロナスダイナミックランダムアク
セスメモリ)又はSGRAM(シンクロナスグラフィッ
クスRAM〜シンクロナスグラフィックスランダムアク
セスメモリ)により構成される場合にしばしば用いられ
る。
【0012】《高速回路におけるクロック補正》上述の
ような構成の場合、グラフィックスLSI1がフレーム
バッファ2をアクセスするために出力する制御/アドレ
ス/データ信号の出力遅延は、「クロックが入力バッフ
ァを経由してチップ内部に分配される時間+出力用のフ
リップフロップ(F/F)の出力遅延時間+出力バッファ
の遅延時間」となる。この出力遅延は、一般には10nsec
近くにもなる。したがって、クロック周波数が 66MHz
(=周期15ns)を越えるようなシステムでは、出力信号
の遅延時間が大きすぎて動作しなくなる。
【0013】このような状況を改善するためには、一般
にフェイズロックループすなわちPLLが使用されるこ
とが多いと考えられる。PLLは、通常の場合、クロッ
クを逓倍する場合に頻繁に使用されるが、ここでは図5
のような構成により、フィードバックループ部の遅延回
路(遅延時間=tPLLD)を活用して、出力信号の遅延時間
を補正する。
【0014】図5に示すメモリインタフェース10は、
入力バッファ11、PLL12、フリップフロップ13
及び出力バッファ14を備える。この場合、VCO(電
圧制御発振器)12a、遅延回路12b及び位相比較器
12cを有して構成されたPLL12は、入力バッファ
11を介して与えられるクロック信号を位相比較器12
cで遅延回路12bの出力と比較する。位相比較器12
cの比較結果に応じた周波数でVCO12aを発振さ
せ、該VCO12aの出力を遅延回路12bで遅延させ
て、位相比較器12cに与え、クロック信号との位相比
較に供する。VCO12aの出力がPLL12の出力と
して、フリップフロップ13に供給される。フリップフ
ロップ13は、出力をPLL12から与えられるタイミ
ング補正されたクロック信号に従って出力バッファ14
に与え、該出力バッファ14からフレームバッファ2に
出力を供給する。
【0015】このとき、PLL12から出力されるクロ
ック信号は、入力されるクロック信号と周波数が等し
く、且つ位相が時間tPLLDだけ進んだ波形となる。した
がって、PLL12から出力されるクロック信号に従っ
た出力信号の出力遅延時間は、PLL12を使用しない
場合の出力遅延時間より時間tPLLDの分だけ改善され
る。このようにして、クロック周波数が高い場合にも、
フレームバッファ2のアクセスを正常に行うことができ
るようになる。
【0016】《グラフィックスLSIにおけるメモリア
クセスバンド幅》ところで、グラフィックスLSI1が
フレームバッファ2をアクセスするのは、大まかに言っ
て次の3つの場合である。
【0017】(1) CRT(陰極線管〜いわゆるブラウン
管)等のディスプレイに表示するデータを得るためのリ
ードアクセス。
【0018】(2) 描画命令を受けて、図形を描画したり
コピーするためのリード/ライトアクセス。
【0019】(3) その他、ホストシステムからのアクセ
ス命令等によるリード/ライトアクセス。
【0020】これらのうち、(1) は、CRT等に表示し
続ける間は継続的に繰り返し行われるが、(2) 及び(3)
は、随時必要に応じて行われる。また、(1) の表示のた
めのアクセスは、表示モード、すなわち、画面の解像度
及び色数、によってそのアクセス頻度が変わる。表示解
像度が高いほど、また色数が多いほど、表示データ量が
多くなり、アクセス頻度が高くなる。
【0021】フレームバッファ2をアクセスするための
メモリインタフェース10は、使用可能な最大の解像度
及び色数に対応することができるように設計するが、そ
の時のクロック周波数は60〜100MHz程度が必要となる。
したがって、前述のように、出力遅延を改善するための
PLL12が必要となるのである。
【0022】しかしながら、画面解像度が低い場合又は
色数が少ない場合には、(1) の表示のためのアクセスが
最大時に比較して数分の1から十数分の1に減少する。
【0023】通常の場合、グラフィックスLSI1は、
アクセス頻度が最大になる時の動作条件を満たすように
PLL12を内蔵させて設計すると、全ての表示モード
で同じクロック周波数で動作させることになる。したが
って、低解像度時又は色数が少ない表示モードの時に
は、フレームバッファ2のメモリバンド幅の余裕が増大
する。
【0024】このような状況は、描画等のためのアクセ
スを大量に行うときには、高速にアクセスすることがで
きて好ましいことであるが、表示のみを行なっている期
間では、無駄に電力を消費していることになる。
【0025】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、メモリインタフェース部で必要とされるバンド
幅に基づいてクロック発振器の周波数を制御し、且つ低
速動作時には不要となる回路の動作を停止させて、フレ
ームバッファの所要のアクセス頻度に適した動作クロッ
クを得るとともに、消費電力の低減を可能とするビデオ
コントローラ及びその消費電力制御回路を提供すること
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るビデオコントローラは、
クロック発生器よりフレームバッファと共通に与えられ
るクロック信号に基づく該フレームバッファの書込み/
読出しアクセスによりグラフィックス情報の描画、コピ
ー及び表示を行なうビデオコントローラにおいて、前記
フレームバッファに対するアクセスによるバス使用率に
基づき前記クロック発生器のクロック周波数を制御する
クロック制御手段と、前記クロック発生器から供給され
るクロック信号のタイミングを補正するタイミング補正
手段とを備え、前記クロック制御手段は、前記クロック
発生器のクロック信号周波数に基づいて、前記タイミン
グ補正手段によりタイミングが補正されたクロック信号
及び前記クロック発生器から供給されるそのままのクロ
ック信号のいずれか一方を選択して内部クロックとし、
該ビデオコントローラ内部の動作及び前記フレームバッ
ファに対するアクセスに使用させるとともに、前記タイ
ミング補正手段の不選択状態の時には該タイミング補正
手段の動作を停止させることを特徴とする。
【0027】前記クロック制御手段は、前記フレームバ
ッファに対するアクセスによるバス使用率にかかわら
ず、前記クロック発生器を別途に設定した所定周波数で
動作させる手段を含んでいてもよい。
【0028】前記タイミング補正手段は、前記クロック
発生器のクロック信号に同期するフェイズロックループ
を含んでいてもよい。
【0029】前記選択制御手段は、前記タイミング補正
手段の不選択状態から選択状態への切り替え時に前記フ
ェイズロックループが前記クロック発生器のクロック信
号にロックするまでは、前記フレームバッファへのアク
セスを抑止する手段を含んでいてもよい。
【0030】また、本発明の第2の観点に係るビデオコ
ントローラの消費電力制御回路は、クロック発生器より
フレームバッファと共通に与えられるクロック信号に基
づく該フレームバッファの書込み/読出しアクセスによ
りグラフィックス情報の描画、コピー及び表示を行なう
ビデオコントローラの消費電力制御回路において、前記
フレームバッファに対するアクセスによるバス使用率に
基づき前記クロック発生器のクロック周波数を制御する
クロック制御回路と、前記クロック発生器から供給され
るクロック信号のタイミングを補正するタイミング補正
回路とを備え、前記クロック制御回路は、前記クロック
発生器のクロック信号周波数に基づいて、前記タイミン
グ補正回路によりタイミングが補正されたクロック信号
及び前記クロック発生器から供給されるそのままのクロ
ック信号のいずれか一方を選択して内部クロックとし、
該ビデオコントローラ内部の動作及び前記フレームバッ
ファに対するアクセスに使用させるとともに、前記タイ
ミング補正回路の不選択状態の時には該タイミング補正
回路の動作を停止させることを特徴とする。
【0031】前記クロック制御回路は、前記フレームバ
ッファに対するアクセスによるバス使用率にかかわら
ず、前記クロック発生器を別途に設定した所定周波数で
動作させる回路を含んでいてもよい。
【0032】前記タイミング補正回路は、前記クロック
発生器のクロック信号に同期するフェイズロックループ
を含んでいてもよい。
【0033】前記選択制御回路は、前記タイミング補正
回路の不選択状態から選択状態への切り替え時に前記フ
ェイズロックループが前記クロック発生器のクロック信
号にロックするまでは、前記フレームバッファへのアク
セスを抑止する回路を含んでいてもよい。
【0034】本発明のビデオコントローラ及びその消費
電力制御回路においては、フレームバッファに対するア
クセスによるバス使用率に基づきクロック発生器のクロ
ック周波数を制御し、且つ該クロック発生器のクロック
信号周波数に基づいて、PLL等のタイミング補正手段
によりタイミングが補正されたクロック信号及びクロッ
ク発生器による原クロック信号のいずれか一方を選択し
て内部クロックとし、ビデオコントローラ内部の動作及
びフレームバッファに対するアクセスに使用させるとと
もに、前記タイミング補正手段の不使用時には該タイミ
ング補正手段の動作を停止させる。したがって、メモリ
インタフェース部で必要とされるバンド幅に基づいてク
ロック発振器の周波数を制御して、しかも低速動作時に
は不要となる回路の動作を停止させるので、フレームバ
ッファの所要のアクセス頻度に適した動作クロックが得
られ、消費電力が低減される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0036】図1は、本発明の実施の形態に係るビデオ
コントローラを適用したグラフィックスLSIの要部で
あるメモリインタフェース及びクロック発生器部分の構
成を示している。
【0037】図1に示すグラフィックスLSIのメモリ
インタフェース100は、クロック発生器400のクロ
ック信号に応動して、フレームバッファをアクセスす
る。この場合、クロック発生器400は、クロック制御
信号により、出力クロック信号の周波数を制御すること
ができるものを用いる。
【0038】メモリインタフェース100は、入力バッ
ファ110、PLL120、フリップフロップ130、
出力バッファ140、PLL電源スイッチ150、セレ
クタ160、ゲート回路170、及びクロック制御回路
180を具備する。PLL120は、VCO121、遅
延回路122及び位相比較器122を有している。
【0039】PLL120は、図5の場合と同様、入力
バッファ110を介して与えられるクロック信号を位相
比較器123で遅延回路122の出力と比較する。位相
比較器123の比較結果に応じた周波数でVCO121
を発振させ、該VCO121の出力を遅延回路122で
遅延させて、位相比較器123に与え、クロック信号と
の位相比較に供する。VCO121の出力がPLL12
0の出力として、セレクタ160に供給される。PLL
120は、入力されるクロック信号に制御ループがロッ
クしたときにロック信号LOCKを出力し、ゲート回路
170に供給する。
【0040】PLL電源スイッチ150は、クロック制
御回路180のクロック制御信号に応答して、低速クロ
ック時にのみPLL120に対する電源VDDの供給を
断つ。セレクタ160は、PLL120の遅延補正、す
なわちタイミング補正された出力と、入力バッファ11
0から直接取り出したPLL120を通っていない(つ
まりタイミング補正されていないクロック発生器400
の出力そのままの)クロックのうちのいずれかを、クロ
ック制御回路180のクロック制御信号に応答して選択
し、ゲート回路170に与える。セレクタ160は、ク
ロック制御信号により低速クロックが選択されていると
きにのみ入力バッファ110から直接取り出したクロッ
ク信号を選択する(このとき、PLL電源スイッチ15
0によりPLL120に対する電源VDDの供給が断た
れる)。
【0041】ゲート回路170は、クロック制御回路1
80のクロック制御信号、セレクタ160の出力信号、
及びPLL120のロック出力LOCKが入力される。
該ゲート回路170は、クロック制御信号に応動して高
速クロック動作が開始された直後に、PLL120がロ
ックしてロック信号LOCKを出力するまでの出力を禁
止し、それ以外の場合にはセレクタ160から出力され
るクロックをそのままフリップフロップ130及びグラ
フィックスLSI内部の他のフリップフロップ等の回路
に供給する。
【0042】フリップフロップ130は、ゲート回路1
70を経たクロック信号に従って出力バッファ140に
フレームバッファへの出力を与え、該出力バッファ14
0からフレームバッファに出力を供給する。
【0043】PLL120から出力されるクロック信号
は、入力バッファ110から入力されるクロック信号と
周波数が等しく、且つ位相が時間tPLLDだけ進んだ波形
となる。すなわち、PLL120から出力されるクロッ
ク信号に従った出力信号の出力遅延時間は、PLL12
0を使用しない場合の出力遅延時間より時間tPLLDの分
だけ改善され、クロック周波数が高い場合におけるフレ
ームバッファのアクセスを正常に行うことができる。
【0044】クロック制御回路180は、クロック制御
信号を発生し、クロック発生器400に与える。クロッ
ク制御回路180が出力するクロック制御信号により、
クロック発生器400は、発生するクロック周波数を分
周するなどして変化させる。
【0045】具体的には、クロック制御回路180のク
ロック制御信号は、最も簡単な場合では、出力クロック
周波数を2分の1に制御する。クロック制御信号が2ビ
ットあれば、出力クロック周波数を2分の1、4分の
1、及び8分の1に制御することができる。
【0046】セレクタ160は、グラフィックスLSI
のメモリインタフェース100内部で使用する内部クロ
ックとして、PLL120の出力クロックを用いるか、
それとも外部から供給されるクロックをそのまま用いる
かの選択を行う。クロック発生器400の出力が、分周
されない本来の出力の時は、セレクタ160は、PLL
120の出力を内部クロックとして選択する。クロック
発生器400の出力が分周されている場合は、クロック
発生器からの入力クロックをそのまま内部クロックとし
て選択する。
【0047】クロック発生器400の出力が、分周され
ない本来の出力の時は、PLL120を使用するので、
PLL電源スイッチ150をオンとしてPLL120へ
電力を供給する。クロック発生器400の出力が分周さ
れている場合には、PLL120を使用しないため、P
LL電源スイッチ150をオフとして、PLL120へ
の電力供給をストップする。なお、PLL電源スイッチ
150による電力供給のオン/オフに代えて、PLL1
20内部のVCO121の発振動作をオン/オフ制御し
ても同様の電力低減効果を得ることが可能である。
【0048】クロック発生器400が他の分周モードか
ら出力を分周しない1分の1モードすなわちPLL12
0を使用する高速クロックモードに変化したとき、PL
L120の出力は、すぐには安定しない。PLL120
は、その出力が期待する周波数で安定し、当該周波数に
ロックしたか否かを示すロック信号LOCKを出力する
が、このロック信号LOCKがネガティブである間すな
わちロックしていない間は、メモリインタフェース10
0がフレームバッファへアクセスしないようにする。図
1の構成では、これを内部クロックをゲート回路170
においてマスクすることで実現している。
【0049】また、クロック制御回路180の具体的な
構成の一例を図2に示す。クロック制御回路180は、
第1のゲート181、BUSYカウンタ182、Hカウ
ンタ183、Nレジスタ184、乗算器185、比較回
路186、第2のゲート187、第3のゲート188、
第1のラッチ189、第2のラッチ190、セレクタ1
91、NO_CTRLレジスタ192、及びFORCE
レジスタ193を備えている。
【0050】BUSYカウンタ182は、メモリインタ
フェース100がメモリ、すなわちフレームバッファを
アクセス中か否かを示すMEMIF_BUSY信号を、
ゲート181を介して、内部クロックを用いてカウント
する。該BUSYカウンタ182は、メモリインタフェ
ース100がアクセス中、すなわちBUSY状態である
期間のクロック数をカウントする。Hカウンタ183
は、内部クロックをアップカウントする。
【0051】これらBUSYカウンタ182及びHカウ
ンタ183は、水平同期信号HSYNCによってリセッ
トされる。
【0052】BUSYカウンタ182のカウント値に、
その時点でのクロック分周比と、定数レジスタであるN
レジスタ194に保持された定数Nを乗算器185で乗
算し、比較回路186において、Hカウンタ183のカ
ウント値と比較する。定数Nは、バスの使用率が何パー
セントになったらクロックを分周させるかを設定する閾
値となる。
【0053】すなわち、次のようにする。 “本来のバス使用率×4N”<1 ならば、クロックを1/8クロックモード(1/8 CLK)
にする。 “本来のバス使用率×2N”<1 ならば、クロックを1/4クロックモード(1/4 CLK)
にする。 “本来のバス使用率×N”<1 ならば、クロックを1/2クロックモード(1/2 CLK)
にする。 “本来のバス使用率×N”>1 ならば、クロックを1/1クロックモード(1/1 CLK)
にする。(ここで 、「本来のバス使用率=BUSYカ
ウンタ182のカウント値×そのときの分周比/Hカウ
ンタ183のカウント値」である。) 定数Nの値は、メモリインタフェース100がどの位の
バッファを有し、メモリアクセスのリクエストから実際
に値が届くまでにどれくらい待つことができるかに依存
するが、一般にN=3〜4が妥当である。もしも、N=
2とすると、クロックを分周した直後に、バスバンド幅
が100%を超えてしまう危険性が生ずる。
【0054】第1及び第2のラッチ189及び190
は、比較回路186の出力を、水平同期信号HSYNC
のタイミングでラッチする。これらラッチ189及び1
90は垂直ブランキング信号VBLANKの期間中の比
較結果と、表示期間中の結果とを、それぞれ第1のラッ
チ189と第2のラッチ190とに区別して保存する。
これは、垂直ブランキング信号VBLANKの期間中
は、表示のためのアクセスがないので、BUSYカウン
タ182のカウント値が低く、分周率が高い状態に制御
されると予想されるが、垂直ブランキング信号VBLA
NKの期間から、表示期間に移行した直後の1H期間
(1水平同期期間)に、クロックが遅いために表示デー
タをリードし損なう危険を避けるためである。
【0055】FORCEレジスタ193と NO_CT
RLレジスタ192には、比較回路186による比較結
果と関わりなく、固定の分周比を設定することができ
る。これらは、例えばゲーム等のように、高い描画のパ
フォーマンスを必要とするアプリケーションに対応する
ためである。クロック制御回路180によるクロック分
周の制御は、水平同期信号HSYNC毎にしか更新され
ないため、描画アクセスの頻度が急激に上昇したとき
に、すぐにクロックを高速に切り替えることができな
い。そこで、描画パフォーマンス優先で実行したいこと
があらかじめ分かっている場合には、FORCEレジス
タ193に分周比=1分の1の値を設定し、NO_CT
RLレジスタ192をアクティブにすることにより、ク
ロック制御回路180の動作を無効にする。
【0056】逆に、描画性能を犠牲にしてでも省電力モ
ードで実行させたい場合にも、これらFORCEレジス
タ193及びNO_CTRLレジスタ192を利用する
ことができる。ただし、この場合には表示のためのデー
タを取りこぼさないようにするため、あらかじめ表示モ
ードとクロック周波数のすりあわせ、すなわち適切な調
整が必要である。
【0057】次に、図3に示すタイミングチャートを参
照して、図2に示したクロック制御回路180のさらに
具体的な動作を説明する。
【0058】図3に示すMEMIF_BUSY信号のよ
うに、T1期間のメモリアクセスが2回あり、それらに
要する時間がT1期間の20%であるとする。このと
き、クロックが1/2クロックモード(1/2 CLK)であ
るので、本来のバス使用率は10%であると計算するこ
とができる。ここで、N=3とすると、 本来のバス使用率(10%)×2N<1 であるので、次の期間のクロックを1/4クロックモー
ド(1/4 CLK)とする。
【0059】同様に、T3期間のメモリアクセスが図示
のように4回あり、それに要する時間がT3期間の80
%であるとする。このとき、クロックは1/4クロック
モード(1/4 CLK)であるので、本来のバス使用率は2
0%であると計算することができる。N=3とすると、 本来のバス使用率(20%)×N<1 であるので、次の期間のクロックを1/2クロックモー
ド(1/2CLK)とする。
【0060】T5及びT6期間は、垂直ブランキング信
号VBLANK=1であるので非表示期間である。この
期間のクロック制御信号は、直前のT4期間のアクセス
の結果ではなく、前回の垂直ブランキング信号VBLA
NK=1の期間の結果を反映する。
【0061】同様に、T7期間のクロック制御信号に
は、垂直ブランキング信号VBLANK=0の最後の期
間(=T4)の結果が反映される。
【0062】T8期間からは、1/1クロックモード
(1/1 CLK)に切り替えられるが、ここから PLL12
0に電力が供給され始め、PLL120の動作が開始さ
れる。PLL120は、最初の数100μsec は出力が
安定せず、ロック信号LOCK=0になるので、メモリ
インタフェース100は動作せずに、ウエイト状態とな
り、PLL120がロックしてロック信号LOCK=1
となるのを待つ。
【0063】このようにして、グラフィックスLSIの
メモリインタフェース部分で消費される電力を削減する
ことができる。グラフィックスLSIは、コンピュータ
の他の部分が休止していても動作しなければならない場
合が多く、その中でもメモリインタフェース部分は、特
にクロック周波数が高く、電力の消費が激しい部分であ
るため、省電力効果が大きい。
【0064】例えば、1280×1024の表示解像度
でフルカラー(32ビット)表示時に 60%のメモリ
バンド幅を使用するグラフィックスLSIを考えると、
1280×1024の解像度で256色表示時には15
%のメモリバンド幅しか使用しなくなる。さらには、6
40×480の256色の場合には、3.5%のバンド
幅しか使用しない。
【0065】通常、残りのバンド幅は描画のためのアク
セス等で使用されるが、描画せずに表示だけを続ける場
面が実使用時には多くあり、そのような状況を検知して
クロック周波数を下げ、1/2クロックモードや1/4
クロックモードとすることによる効果は大きい。
【0066】また、PLL120の消費電力は数十mW
と、グラフィックスLSI全体の消費電力量(1〜数
W)からみれば小さいが、バッテリ駆動の機器等の場合
には少しでも電力を削減することが、電池寿命の延命の
ために要求されるため、この程度の電力削減でも有効で
ある。
【0067】省電力を制御するソフトウェアの面から
は、上述したグラフィックスLSIは何も制御しなくて
も自動的に動作クロックを変更して最適動作を行うの
で、新たな制御ソフトを必要としないという利点があ
る。しかし、制御ソフトウェアが、FORCEレジスタ
193とNO_CTRLレジスタ193に値を設定する
ようにすれば、使用者が所望に応じて動作条件を選択す
ることも可能となる。
【0068】上述したように、メモリインタフェース1
00で必要とされるバンド幅を自動的に認識し、それに
適した動作クロックになるように、クロック周波数を制
御するとともに、低速動作時には不要となるPLL12
0の動作を止めて、消費電力の低減を図る。すなわち、
SDRAM又はSGRAM等を使用したシステムのよう
に、グラフィックスLSIの外部に設けたクロック発生
器400のクロック信号をグラフィックスLSI(メモ
リインタフェース100)とフレームバッファで共有し
て使用するシステムで高クロック周波数での動作を実現
するためには、外部クロック信号とグラフィックスLS
I内部でのクロック信号に位相差を与えることが効果的
であり、そのためにPLL120等のタイミング制御回
路が用いられる。表示解像度が低い等の事情でフレーム
バッファのバスバンド幅が狭くて良い場合に、外部クロ
ック信号の周波数を下げたとき、グラフィックスLSI
の内外で、クロック信号に位相差を持たせる必要がなく
なる。このとき、内部クロックはPLL120をバイパ
スして外部クロックを使用し、PLL120の動作を停
止させて、PLL120の電力消費を阻止する。また、
内部クロックが遅くなることにより、グラフィックスL
SIの回路全体としての消費電力も低減することができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリインタフェース部で必要とされるバンド幅に基づ
いてクロック発振器の周波数を制御し、且つ低速動作時
には不要となる回路の動作を停止させて、フレームバッ
ファの所要のアクセス頻度に適した動作クロックを得る
とともに、消費電力の低減を可能とするビデオコントロ
ーラ及びその消費電力制御回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るビデオコントローラ
の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のビデオコントローラのクロック制御回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のクロック制御回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図4】一般的なLSIビデオコントローラの構成を示
すブロック図である。
【図5】通常考えられるビデオコントローラの要部の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 メモリインタフェース 110 入力バッファ 120 PLL(フェイズロックループ) 130 フリップフロップ(F/F) 140 出力バッファ 150 PLL電源スイッチ 160 セレクタ 170 ゲート回路 180 クロック制御回路 181 第1のゲート 182 BUSYカウンタ 183 Hカウンタ 184 Nレジスタ 185 乗算器 186 比較回路 187 第2のゲート 188 第3のゲート 189 第1のラッチ 190 第2のラッチ 191 セレクタ 192 NO_CTRLレジスタ 193 FORCEレジスタ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック発生器よりフレームバッファと共
    通に与えられるクロック信号に基づく該フレームバッフ
    ァの書込み/読出しアクセスによりグラフィックス情報
    の描画、コピー及び表示を行なうビデオコントローラに
    おいて、 前記フレームバッファに対するアクセスによるバス使用
    率に基づき前記クロック発生器のクロック周波数を制御
    するクロック制御手段と、 前記クロック発生器から供給されるクロック信号のタイ
    ミングを補正するタイミング補正手段とを備え、 前記クロック制御手段は、前記クロック発生器のクロッ
    ク信号周波数に基づいて、前記タイミング補正手段によ
    りタイミングが補正されたクロック信号及び前記クロッ
    ク発生器から供給されるそのままのクロック信号のいず
    れか一方を選択して内部クロックとし、該ビデオコント
    ローラ内部の動作及び前記フレームバッファに対するア
    クセスに使用させるとともに、前記タイミング補正手段
    不選択状態の時には該タイミング補正手段の動作を停
    止させることを特徴とするビデオコントローラ。
  2. 【請求項2】前記クロック制御手段は、前記フレームバ
    ッファに対するアクセスによるバス使用率にかかわら
    ず、前記クロック発生器を別途に設定した所定周波数で
    動作させる手段を含むことを特徴とする請求項1に記載
    のビデオコントローラ。
  3. 【請求項3】前記タイミング補正手段は、前記クロック
    発生器のクロック信号に同期するフェイズロックループ
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のビデオ
    コントローラ。
  4. 【請求項4】前記選択制御手段は、前記タイミング補正
    手段の不選択状態から選択状態への切り替え時に前記フ
    ェイズロックループが前記クロック発生器のクロック信
    号にロックするまでは、前記フレームバッファへのアク
    セスを抑止する手段を含むことを特徴とする請求項3に
    記載のビデオコントローラ。
  5. 【請求項5】クロック発生器よりフレームバッファと共
    通に与えられるクロック信号に基づく該フレームバッフ
    ァの書込み/読出しアクセスによりグラフィックス情報
    の描画、コピー及び表示を行なうビデオコントローラの
    消費電力制御回路において、 前記フレームバッファに対するアクセスによるバス使用
    率に基づき前記クロック発生器のクロック周波数を制御
    するクロック制御回路と、 前記クロック発生器から供給されるクロック信号のタイ
    ミングを補正するタイミング補正回路とを備え、 前記クロック制御回路は、前記クロック発生器のクロッ
    ク信号周波数に基づいて、前記タイミング補正回路によ
    りタイミングが補正されたクロック信号及び前記クロッ
    ク発生器から供給されるそのままのクロック信号のいず
    れか一方を選択して内部クロックとし、該ビデオコント
    ローラ内部の動作及び前記フレームバッファに対するア
    クセスに使用させるとともに、前記タイミング補正回路
    不選択状態の時には該タイミング補正回路の動作を停
    止させることを特徴とするビデオコントローラの消費電
    力制御回路。
  6. 【請求項6】前記クロック制御回路は、前記フレームバ
    ッファに対するアクセスによるバス使用率にかかわら
    ず、前記クロック発生器を別途に設定した所定周波数で
    動作させる回路を含むことを特徴とする請求項5に記載
    のビデオコントローラの消費電力制御回路。
  7. 【請求項7】前記タイミング補正回路は、前記クロック
    発生器のクロック信号に同期するフェイズロックループ
    を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載のビデオ
    コントローラの消費電力制御回路。
  8. 【請求項8】前記選択制御回路は、前記タイミング補正
    回路の不選択状態から選択状態への切り替え時に前記フ
    ェイズロックループが前記クロック発生器のクロック信
    号にロックするまでは、前記フレームバッファへのアク
    セスを抑止する回路を含むことを特徴とする請求項7に
    記載のビデオコントローラの消費電力制御回路。
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