JP3262309B2 - 音場制御装置 - Google Patents

音場制御装置

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JP3262309B2
JP3262309B2 JP24743595A JP24743595A JP3262309B2 JP 3262309 B2 JP3262309 B2 JP 3262309B2 JP 24743595 A JP24743595 A JP 24743595A JP 24743595 A JP24743595 A JP 24743595A JP 3262309 B2 JP3262309 B2 JP 3262309B2
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浩 若林
泰史 須田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーションなどの計算機上で、町や家
などの3次元表示された仮想的な空間を作り、計算機ネ
ットワークや公衆回線を介して、複数の参加者間で仮想
環境を構築する技術分野に関わり、自分と他のユーザキ
ャラクタとの位置情報に基づいて参加者の音を制御する
技術に関係する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
技術として、3次元CADシステムや3次元コンピュー
タグラフィックまたは、パーチャルリアリティー(V
R)システムがあった。また、これら技術を用いて、現
実世界を模倣し3次元での仮想空間を実現し、更に公衆
回線やLANを用いてネットワークで接続された計算機
上で、計算機を使用しているユーザが同一の仮想空間を
共有するシステムが実現されていた。
【0003】この仮想空間を共有するシステムでは、共
有されている3次元共有空間を、各々のユーザキャラク
タ(人物画像)が自由に動き回ることが可能で、更にユ
ーザが使用している計算機上のデータ(3Dで構築され
た風景画像)も変化するものであった。しかし、このシ
ステムでは、各々のユーザの動きに伴い周りの風景画像
が変化するのと同時に音情報(他のユーザの音や3次元
空間内のオブジェクトから出力される音)を制御するこ
とは不可能であった。
【0004】また仮想空間上に存在するユーザキャラク
タから入力された音は、ユーザキャラクタの位置にかか
わらず、音出力装置から一定の音情報でしか出力されな
かった。本発明の目的は、計算機を使用している3次元
空間内での自分のキャラクタ位置とユーザキャラクタ位
置を元にして、音情報の細かな制御を行う音場制御装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる音場制御
装置によれば、自分のキャラクタとユーザキャラクタ
(対象と言う)間の距離情報から音量のみを制御するの
ではなく、距離に比例して音情報を遅延させること、お
よび3次元空間内における対象の上下左右の位置がわか
るように複数の音出力装置の音量を変えることに特徴が
あり、従来の制御装置とは異なる。
【0006】本発明によれば、計算機上の仮想的な3次
元空間内で各々の対象が自由に動き回ることによる風景
画像の変化に伴い音情報も自分と対象間の距離によって
遅延して聞こえるため、より実際に近い仮想空間を実現
することが可能である。更にディスプレイ上に存在する
対象の位置に応じて複数の音出力装置からの各音量が変
化するため対象の位置を認識し易くなる。
【0007】
【発明の実態の形態】本発明の実施例を以下図面を用い
て詳細に説明する。図3に3次元空間上の自分の位置P
O,対象Aの位置PA,対象Bの位置PBを示してい
る。図3Aは対象Aと自分間の距離L1,対象Bと自分
間の距離L2は同じであるため、対象Aと対象Bが同時
に音を発した場合、同じ早さで伝達される。しかし図3
BのようにL1<L2のときには、AとBが当時に音を
発してもBの方が遅れて聞こえる。この違いを反映させ
るため対象と自分間の距離が大きいほど音を遅延させ
る。なお図では自分の位置を座標の原点にとって、自分
の正面方向にY軸、左右方向にX軸、上下方向にZ軸を
とっている。
【0008】図4に実施例のもうひとつの効果を示した
概念説明図を示す。図4では、自分の分身キャラクタ位
置POを基準とした場合、対象Cが見える位置と出力さ
れる音方向との関係を示している。図4では、自分の分
身キャラクタが位置する場所POよりも対象Cが左上に
見えることから、対象Cが発した音は、自端末装置10
0のスピーカ3bから最も強く、他のスピーカからは対
象の位置に応じて弱く出力されるように制御する。
【0009】このようにして、自分と対象との間の距離
と自分から見える対象の位置をパラメータとして音の遅
延および各スピーカの出力を制御する。図5において、
X軸方向は自分の見ている視線方向に直角な左右方向、
Y軸方向は自分の見ている視線方向と並行な方向、Z軸
方向はX軸およびY軸に垂直な上下方向とする。
【0010】最初に自分のキャラクタと対象間の直線距
離dの算出方法について説明する。なお図5では便宜上
自分の位置POを座標の原点にとっている。自分の位置
POの座標を(x0,y0,z0)とする。また対象の
位置P1を同様に(x1,y1,z1)とする。対象の
位置P1からXY平面上への垂直の足をPxy(x1,
y1,z0)とする。同様にYZ平面上への垂直の足を
Pyz(x0,y1,z1)とする。同様にZX平面へ
の垂直の足をPzx(x1,y0,z1)とする。また
PxyからX軸へ下ろした垂線の足をPx(x1,y
0,z0),Y軸へ下ろした垂線の足をPy(x0,y
1,z0),PyzからZ軸へ下ろした垂線の足をPz
(x0,y0,z1)とする。
【0011】自分のキャラクタとPx,Py,Pzの距
離をそれぞれdx,dy,dzとすると、 dx=(x1−x0) ………… (1) dy=(y1−y0) ………… (2) dz=(z1−z0) ………… (3) 自分のキャラクタとPxy,Pyz,Pzxとの距離を
dxy,dyz,dzxとすると、 dxy=√(dx2 +dy2 ) ………… (4) dyz=√(dy2 +dz2 ) ………… (5) dzx=√(dz2 +dx2 ) ………… (6) 自分のキャラクタと対象間の直線距離dは、 d=√(dxy2 +dy2 ) ………… (7) または d=√(dx2 +dy2 +dy2 ) ………… (8) となる。POを座標の原点にとったとき、PxyのY軸
となす角をα,PyzのY軸となす角をβとすると、 sin α=dx/dxy=(x1−x0)/√{x1−x0)2 +(y1−y0)2} ………… (9) sin β=dz/dyz=(z1−z0)/√{y1−y0)2 +(z1−z0)2} ………… (10) またある時間tにユーザキャラクタ端末に入力した音声
をV1in(t) とする。
【0012】ここで他のユーザが自分に対して近くから
発する場合と遠くから発する場合とでは、自分に伝達さ
れるまでに若干の時間差が発生する。そこで、自分とユ
ーザの距離dが大きくなるほど遅延時間が大きくなるよ
う音情報を制御する。即ち、ユーザキャラクタ端末から
入力された音が自分の端末のスピーカより遅延されて出
力されるときの音をV1in(t−kd)と定める。kは
距離dと遅延の関係を定めた比例定数である。またkは
発する音の周波数関数として定めることも可能である。
【0013】次に図4を用いて図1の音出力分配器8の
処理を、自分の分身キャラクタと対象Cの2人の場合を
例として説明する。図4にある3次元空間上の中心に自
分の分身キラャクタを配置し、対象Cを見たときに、自
分の端末から入力した音V0inと、他のユーザキャラク
タ端末から入力した対象Cが発した音S1inが、4つの
音出力装置3a,3b,3c,3dにより出力される。
各音出力装置からの音量をVop(p=a,b,c,
d)とすると、 Vop=m0(V0in/4)+m1(V1in/4)fp(α,β) ………… (11) で表される。
【0014】(11)式のfp(α,β)は自分の分身
キャラクタから見た対象Cの角度による各音出力装置の
音量の重み付けであり、 fa(α,β)=(1+sin α)(1+sin β) ………… (12) fb(α,β)=(1−sin α)(1+sin β) ………… (13) fc(α,β)=(1−sin α)(1−sin β) ………… (14) fd(α,β)=(1+sin α)(1−sin β) ………… (15) で表される。ここでα,βは図5に示す角度を表す。
【0015】また上記(11)式に示すm0,m1は、 m0=V0in/(V0in+V1in); m1=V1in/(V0in+V1in) ………… (16) で与えられる重み付けである。自分の分身キャラクタと
対象が2つの合計3つの場合の音量Vopは、 Vop=m0(V0in/4)+m1(V1in/4)fp1(α1,β1) +m2(V2in/4)fp2(α2,β2) ………… (17) m0=V0in/(V0in+V1in+V2in); mq=Vqin/(V0in+V1in+V2in)(q=1,2) ………… (18) となる。もしQ個の対象が存在し、かつ遅延を考慮した
とすると Vop(t) =(1/4){m0(t) V0in(t) +Σq=1 Q fpq(αq,βq) mq(t) Vqin(t−kdq) } ………… (19) m0(t) =V0in(t)/{V0in(t) +Σq=1 Q Vqin(t−kdq)}; mq(t) =Vqin(t−kdq)/{V0in(t) +Σq=1 Q Vqin(t−kdq)} ;p=a,b,c,d ………… (20) fpq(αq,βq) =(1±sin αq)(1±sin βq);q=1〜Q, p=a〜d ………… (21) となる。(21)式の±符号はpの値によって(12)
〜(15)式のように選ぶ。
【0016】図1に計算機ネットワーク上に計算機等よ
り成る音場制御装置を接続し、これを介して各ユーザが
各自の位置情報をやりとりし、音出力の遅延および音量
の分配をする場合の音場制御装置のブロック図を示す。
4は自分の声を入力する音入力装置(マイク)であり、
5は自分の分身であるキャラクタが使用する分身キャラ
クタの位置情報入力装置(マウス)であり、3a〜3d
は自分が使用している音出力装置(スピーカ)である。
【0017】音入力装置4から入力された音V0in
(t)および位置情報入力装置5から入力された自分の
位置情報PO(x0,y0,z0)はA/D変換機6
a,6bでそれぞれアナログディジタル変換された後、
一方はネットワーク送信装置7により宛先がふられマル
チキャスト送信により計算機ネットワークケーブル8を
介して他の計算機上へ送られる。もう一方は演算器9に
送られる。
【0018】計算機ネットワークケーブル8を介して他
の計算機からマルチキャスト送信されてきたデータは、
ネットワーク受信装置10により自分に送られてデータ
か否かをチェックし、自分に送られたことを識別すると
演算器9に入力する。位置情報測定器6は、ユーザの位
置データPq(xq,yq,zq)を抽出し、(7)式
または(8)式に示した自分の分身キャラクタと対象間
の距離dqを求めて遅延発生器7へデータを転送すると
共に、(9),(10)式の sinαq,sin βqの値を
求めて音出力分配器9cにデータを転送する。遅延発生
器7は距離dqから遅延時間kdq(kは比例定数)を算
出して音出力分配器9cにデータを転送する。音出力分
配器9cは音情報Vqin(t) を抽出し、(20)式のm
q,(21)式のfpq(αq,βq)を計算し、これ
らを用いて(19)式より各スピーカの出力音量Vopを
計算して、A/D変換器11a〜11dにデータを転送
する。
【0019】図2は図1の音場制御装置の処理の流れを
図に示したものである。12で開始され、13にてネッ
トワーク受信装置10がマルチキャスト送信された自端
末宛のパケットを受信するたびに以下の処理が行われ
る。まず14では位置情報測定器9aがマルチキャスト
パケットからユーザキャラクタの位置データpq(x
q,yq,zq)を抽出する。次に15にて位置情報測
定器9aは自分の分身キャラクタの位置P0(x0,y
0,z0)と対象のユーザキャラクタの位置Pq(x
q,yq,zq)から直線距離dqを算出する。16に
て遅延発生器9bが対象の音の遅延時間kdqを算出す
る。次に17にて音出力分配器9cが自端末宛のマルチ
キャストパケットから対象の音データVqin(t) を抽出
する。次に18にて音出力分配器9cが(19),(2
0),(21)式より各音出力装置3p(p=a〜d)
の音量Vop(t) を演算する。そして18にて各音出力
装置3pが音量Vop(t) の音を出力する。
【0020】以上のようにして互いの位置情報と音情報
から実際の3次元空間と同様に音を出力することが可能
である。なお計算機ネットワークとしてローカルエリア
ネットワーク(LAN)や一般的な公衆網回線を利用で
きることは言うまでもない。なお、場合によっては、
(19),(20)式の遅延時間kdqを省略したり、
(19)式の重み係数fpq(αq,βq)を省略して
もよい。
【0021】
【発明の効果】以上の構成によって、本発明に係わる音
場制御装置は、計算機上の仮想的な3次元空間内で各々
ユーザキャラクタ(人物画像)が自由に動き回ることに
よる風景画像の変化に伴い音情報もキャラクタ間の距離
によって遅延して聞こえるため、より実際に近い仮想空
間を実現することが可能である。更にディスプレイ上の
ユーザキャラクタの位置に応じて各スピーカより音が出
力されるため、ユーザキャラクタの位置を把握し易い利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】計算機ネットワーク上に接続されたこの発明の
音場制御装置の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の動作フローチャート。
【図3】3次元空間上に存在する自分とユーザキャラク
タ2a,ユーザキャラクタ2bとの位置関係を示した斜
視図であり、Aは自分とユーザキャラクタ2a,2b間
距離L1,L2が等しい場合、BはL1<L2の場合。
【図4】自分のキャラクタ1の位置を基準とした場合、
ユーザキャラクタ2cが見える位置とユーザキャラクタ
2cから出力される音声の方向との関係を示した図。
【図5】自分のキャラクタとユーザキャラクタとの位置
関係を3次元座標軸上に示した斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G10K 15/00 G10K 15/00 M (56)参考文献 特表 平9−503082(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04S 7/00 G06F 13/00 355 G06T 11/80 G06T 15/70 G09G 5/00 510 G10K 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機ネットワークを用いて実現する仮
    想的な3次元空間(以下仮想空間と言う)上に自分の分
    身としてのキャラクタ(人物画像)と他のユーザのキャ
    ラクタ(対象と言う)を配置することによって実現する
    仮想環境における音場制御装置であって、 自分のキャラクタの音データV0in(t) を入力する音入
    力装置と、 自分のキャラクタの仮想空間上における位置データPO
    を入力する位置情報入力装置と、 自計算機(端末)に対応する画像表示器の四隅に設けら
    れた音出力装置(3a,3b,3c,3d)と、 前記音データV0in(t) および位置データPOを対象の
    計算機(端末)にマルチキャスト送信するネットワーク
    送信装置と、 対象の計算機(端末)よりマルチキャスト送信されたパ
    ケットから自端末宛のパケットを識別して受信・出力す
    るネットワーク受信装置と、 そのネットワーク受信装置より出力されるマルチキャス
    トパケットから対象の位置データPq(q=1,2…,
    Q)を抽出し、前記自キャラクタの位置データPOとか
    ら、仮想空間上での自分と対象との位置関係を算出する
    位置情報測定器と、 前記ネットワーク受信装置より出力されるマルチキャス
    トパケットから対象の音データVqin(t) (q=1,2
    …,Q)を抽出し、前記各音出力装置の出力する音量V
    op(t) =(1/4){m0(t) V0in(t) +Σq=1
    Q mq(t) Vqin(t) }; m0(t) =V0in(t)/{V0in(t)+Σq=1 Q Vq
    in(t) };mq(t) =Vqin(t) /{V0in(t)+Σ
    q=1 Q Vqin(t) } を演算する音出力分配器と、 を具備する音場制御装置。
  2. 【請求項2】 計算機ネットワークを用いて実現する仮
    想的な3次元空間(以下仮想空間と言う)上に自分の分
    身としてのキャラクタ(人物画像)と他のユーザのキャ
    ラクタ(対象と言う)を配置することによって実現する
    仮想環境における音場制御装置であって、 自分のキャラクタの音データV0in(t) を入力する音入
    力装置と、 前記仮想空間上で自キャラクタの視線方向にY軸、その
    Y軸に直角な左右方向にX軸、上下方向にZ軸をとるも
    のとし、自分のキャラクタの仮想空間上における位置デ
    ータPO(x0,y0,z0)を入力する位置情報入力
    装置と、 自計算機(端末)に対応する画像表示器の四隅に設けら
    れた音出力装置(3a,3b,3c,3d)と、 前記音データV0in(t) および位置データPO(x0,
    y0,z0)を対象の計算機(端末)にマルチキャスト
    送信するネットワーク送信装置と、 対象の計算機(端末)よりマルチキャスト送信されたパ
    ケットから自端末宛のパケットを識別して受信・出力す
    るネットワーク受信装置と、 そのネットワーク受信装置より出力されるマルチキャス
    トパケットから対象の位置データPq(xq,yq,z
    q)(q=1,2…,Q)を抽出し、前記自分のキャラ
    クタの位置データPO(x0,y0,z0)とから、仮
    想空間上での自分と対象間の距離dqと角度αqおよび
    βq(自キャラクタの位置をXYZ座標の原点にとった
    とき、対象をXZ平面およびYZ平面上に投影した点P
    qxyおよびPqyzがそれぞれY軸となす角)に関連
    する情報を演算する位置情報測定器と、 前記ネットワーク受信装置より出力されるマルチキャス
    トパケットから対象の音情報Vqin(t)(q=1,2…,
    Q)を抽出し、その音情報Vqin(t) を前記各音出力装
    置3p(p=a,b,c,d)から出力するときの前記
    角度αqおよびβqに対応する重み係数fpq(αq,
    βq)を演算し、前記各音出力装置の出力する音量Vop
    (t) =(1/4){m0(t) V0in(t) +Σq=1 Q
    pq(αq,βq)mq(t) Vqin(t) } m0(t) =V0in(t)/{V0in(t)+Σq=1 Q Vq
    in(t) }; mq(t) =Vqin(t) /{V0in(t)+Σq=1 Q Vq
    in(t) };p=a,b,c,d を演算する音出力分配器と、 を具備する音場制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記位置情報測定器で演算された自分と対象間の距離d
    q(q=1,2…,Q)を用いて、対象の音に対する遅
    延時間kdq(kは比例定数)を演算する遅延発生器を
    設け、 前記音出力分配器が、対象の前記音データVqin(t) を
    前記遅延時間kdqを付与した音データVqin(t−k
    dq)に修正して、前記各音出力装置の出力する音量V
    op(t) を演算することを特徴とする音場制御装置。
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