JP3260125B2 - 緊急通報システム端末装置および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末装置および緊急通報システム

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JP3260125B2 JP12840799A JP12840799A JP3260125B2 JP 3260125 B2 JP3260125 B2 JP 3260125B2 JP 12840799 A JP12840799 A JP 12840799A JP 12840799 A JP12840799 A JP 12840799A JP 3260125 B2 JP3260125 B2 JP 3260125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通事故、急病な
どの緊急時に、警察や消防などの緊急通報を管轄するセ
ンターである緊急通報センターに、緊急通報発信時刻、
緊急通報連絡処理を実施した車両の位置情報などのデー
タを送信する機能を有する緊急通報システム端末装置お
よび緊急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の緊急通報システム端末装
置では、車両に搭載される鉛畜電池などのメインバッテ
リーが、交通事故、故障などにより電源の供給が不可能
になった場合に、前記メインバッテリーの代りに補助バ
ッテリーから電源を供給して前記緊急通報システム端末
装置を動作させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報システム端末装置は、補助バッテリーの交
換条件は、定期的に交換する、もしくは電源電圧などを
測定することにより電池容量を確認し、一定容量以下に
なった場合に交換するなどの方法を行っていたため、補
助バッテリーの電源消費量を確実に把握することができ
ないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、補助バッテリーの電源消費
量を確実に把握すると共に、適切な交換時期を把握する
ことのできる緊急通報システム端末装置および緊急通報
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の緊急通報システム端末装置は、メインバッ
テリーの電源電圧が降下した時に、補助バッテリーから
緊急通報システム端末装置に電源供給を行った場合に、
前記補助バッテリーから電源供給を行った合計時間を
録するようにしたものであり、これにより、使用時間に
よる電源消費量から電源容量を把握することが可能にな
るため、従来の補助バッテリー測定方法に本発明の測定
方法を付加することにより、補助バッテリーの信頼性を
大幅に向上することが可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両のメインバッテリー電源降下時に前記メインバ
ッテリーの電源降下を検出し、補助バッテリーからの電
源供給に切り替える手段と、前記補助バッテリーから電
源供給を行った時間を計測し、かつ蓄積する手段を備
え、前記補助バッテリーからの電源供給に切り替えた場
合に、前記補助バッテリーから電源供給を行った時間
に、過去に前記補助バッテリーから電源供給を行った時
間を加算することにより、前記補助バッテリーから電源
供給を行った合計時間を算出し、蓄積することを特徴と
する緊急通報システム端末装置であり、補助バッテリー
の電源消費量を確実に把握できるという作用を有する。
【0007】
【0008】本発明の請求項に記載の発明は、前記補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
補助バッテリーから電源供給を行った合計時間に関す
ータを、前記補助バッテリー交換時に、初期状態に戻
す手段を有することを特徴とする請求項1に記載の緊急
通報システム端末装置であり、補助バッテリーの電源消
費量を正確に把握できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項に記載の発明は、前記補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
補助バッテリーから電源供給を行った合計時間などの蓄
積したデータを、不揮発性メモリーに蓄積することを特
徴とする請求項1または2に記載の緊急通報システム端
末装置であり、補助バッテリーの電源消費量に関するデ
ータを確実に記録できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項に記載の発明は、前記補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
補助バッテリーから電源供給を行った合計時間に関する
データを、利用者に伝達する手段を有することを特徴と
する請求項1からのいずれかに記載の緊急通報システ
ム端末装置であり、補助バッテリーの電源消費量を利用
者に伝達できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項に記載の発明は、前記補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
補助バッテリーから電源供給を行った合計時間に関する
データを、緊急通報システム端末装置の外部に出力する
手段を有することを特徴とする請求項1からのいずれ
かに記載の緊急通報システム端末装置であり、補助バッ
テリーの電源消費量を外部機器によって入手できるとい
う作用を有する。
【0012】本発明の請求項に記載の発明は、前記補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
蓄積された補助バッテリーから電源供給を行った合計時
間が、一定の値を超えた場合に利用者または外部に伝達
することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載
の緊急通報システム端末装置であり、補助バッテリーの
交換時期を確実に伝達できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項に記載の発明は、請求項
1からのいずれかに記載の緊急通報システム端末装置
と、緊急通報システムを統括して、前記緊急通報システ
ム端末装置からの緊急通報発信信号を受信する機能を備
えたセンターとを含む緊急通報システムであり、補助バ
ッテリーの信頼性向上により、緊急通報発信信号を確実
に送信できるという作用を有する。
【0014】次に、本発明の緊急通報システム端末装置
の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1) 図1は本発明の実施の形態1における緊急通報システム
端末装置の構成を示すものである。図1において、1は
交通事故などの緊急時に、警察、緊急通報センターなど
に、現在の車両の位置情報録情報などのデータを送信す
る機能を有する緊急通報システム端末装置である。2は
緊急通報連絡手段11からの発信信号を通信事業者の基
地局に発信する処理を行うと共に、前記通信事業者から
の受信信号を前記緊急通報連絡手段に出力する処理を行
う通信アンテナ、3は利用者が、交通事故、急病などの
緊急時に押下し、緊急通報連絡処理を開始するための操
作信号を生成する緊急通報発信釦、4はGPS衛星から
のデータを受信するGPSアンテナ、5はハンズフリー
通話を行う際に、前記緊急通報システム端末装置1を搭
載する車両に乗車する利用者の送信音声信号を入力する
マイク、6はハンズフリー通話を行う際に、前記警察、
緊急通報センターなどからの受信音声信号の鳴音を行う
スピーカ、7はエンジン始動時のセルモータヘの電源を
供給、および車両全体への電源供給を行うと共に、緊急
通報システム端末装置1に電源供給を行う機能を有する
メインバッテリーである。
【0015】緊急通報システム端末装置1において、1
1は電話通話などにより警察、緊急通報センターなどに
データ発信を行うと共に、音声通話により利用者と前記
警察、緊急通報センター間で音声通話を行うためのデー
タ発信機能、音声通話機能を有する緊急通報連絡手段、
12は緊急通報システム端末装置1全体の制御を行うと
共に、補助バッテリー19からの電源供給に切り替えた
場合に、前記補助バッテリー19からの電源供給時間、
供給した回数、電源供給を行った合計時間などのデータ
を算出する機能を有する制御部、13は車両の進行方
向、向きなどの情報を生成し、位置情報取得処理部14
に、前記車両の進行方向、向きなどの情報を出力するジ
ャイロセンサ、14はナビゲーションなどの外部装置か
ら取得した位置情報、もしくは車速信号生成回路から入
力した車速信号、およびジャイロセンサ13からのデー
タ、GPS受信機17がGPSアンテナ4から受信した
データなどより位置情報などのデータを生成、蓄積する
処理を行い、前記制御部12からの位置情報データの要
求により、前記生成、蓄積した位置情報などのデータを
前記制御部12に出力する処理を行う位置情報取得処理
部、15は前記緊急通報システム端末装置1内部に有す
る、警察、緊急通報センターなどの電話番号、および車
両の登録ナンバーなどの情報を格納すると共に、前記制
御部12からの要求信号により、該当する警察、緊急通
報センタ−などの電話番号、および登録ナンバーなどの
情報を出力する処理と、前記制御部12が算出した、電
源供給時間、供給した回数、電源供給を行った合計時間
などのデータを蓄積する処理を行う記憶部、16は前記
警察、緊急通報センターなどと、前記緊急通報システム
端末装置1を搭載する車両に乗車する利用者の間でハン
ズフリー通話を行うためにエコーキャンセル機能、ハウ
リング防止機能などの機能を有するハンズフリーシステ
ム、17はGPSアンテナ4から入力したデータより、
位置情報などのデータを位置情報取得処理部に出力する
処理を行うGPS受信機、18は前記緊急通報システム
端末装置1への電源供給を行うと共に、メインバッテリ
ー7の電源降下時に前記メインバッテリー7の電源降下
を検出し、前記補助バッテリー19からの電源供給に切
り替える制御を行う電源制御回路、19はメインハッテ
リー7からの電源がトラブルなどにより途絶えた場合、
前記メインバッテリー7からの電源の代りに緊急通報シ
ステム端末装置1に動作電源を供給する機能を有する補
助バッテリーである。
【0016】次に、この実施の形態1の動作について説
明する。緊急通報連絡処理以外の通常時、位置情報取得
処理部14は、車両の進行方向、向きなどの情報を生成
するジャイロセンサ13からのデータを入力すると共
に、GPS受信機17がGPSアンテナ4より受信した
データ、車輪が回転した回数に応じ出力した車速パルス
信号データなどにより位置情報を生成、蓄積する処理を
行う。
【0017】利用者が、交通事故などの緊急時に、緊急
通報発信釦3を押下すると、押下されたことを示す操作
信号が緊急通報システム端末装置1内の制御部12に出
力され、緊急通報連絡処理に移行する。制御部12は、
前記緊急通報発信釦3からの操作信号により緊急通報要
求があったことを認識し、緊急通報処理を開始する。さ
らに制御部12は、位置情報取得処理部14に現在の位
置情報を要求する信号を出力する。位置情報取得処理部
14は、前記制御部12からの位置情報要求信号に対
し、前記生成、蓄積した位置情報などのデータを制御部
12に出力する。前記制御部12は、記憶部15から、
警察、緊急通報センターなどの緊急通報センターの電話
番号を取得すると共に、前記電話番号を用いて緊急通報
連絡手段11に電話発信などの発信要求を行う。前記緊
急通報連絡手段11は、通信アンテナ2を用いて、通信
事業者の基地局などを経由して前記電話番号に該当する
通話相手に電話発信処理を開始する。緊急通報連絡手段
11は、前記通話相手からの発信応答、もしくは通話中
信号などの通話中に移行する信号を受信した場合、通話
状態に移行したと認識し、音声通話制御、もしくはデー
タ通信制御に移行すると共に、通話中に移行したことを
知らせる信号を、制御部12に出力する。制御部12
は、通話に成功したと判断し、前記位置情報取得処理部
14から入手した前記車両の進行方向、向きなどの情
報、および前記位置情報などのデータを、通信事業者の
基地局などを経由して前記電話番号に該当する通話相手
である警察緊急通報センタ−などに発信する処理を行
う。制御部12は、位置情報などのデータを警察、緊急
通報センターなどに転送するデータ通信処理を終了した
場合、音声通話に移行する。
【0018】音声通話に移行する場合、緊急通報連絡手
段11からの受信音声信号はハンズフリーシステム16
によりエコーキャンセルなどの処理を行い、スピーカ6
に出力する。スピーカ6は前記ハンズフリーシステムか
らの受信音声信号を鳴音する処理を行う。マイク5から
入力した送信音声信号は、前記ハンズフリーシステム1
6によりエコーキャンセルなどの処理を行い、緊急通報
連絡手段11に出力される。音声通話時は、前記緊急通
報システム端末装置1が搭載する車両に乗車する利用者
と、警察、緊急通報センターのオペレータの間で音声通
話を行い、事故状況などの報告を音声により実行する。
【0019】上記緊急通報システム端末装置1の動作に
おいて、交通事故などによりメインバッテリ7が故障し
て、+B電源電圧が降下した場合、電源制御回路18
は、前記+B電源電圧降下を検出し、前記補助バッテリ
ー19からの電源供給に切り替える。制御部12は、前
記補助バッテリー19からの電源供給時、前記補助バッ
テリー19から電源供給を実行している時間を計測し、
記憶部15に蓄積処理を行う。記憶する内容は、補助バ
ッテリー19から電源供給を実行した時間、前記補助バ
ッテリー19に切り替えた回数、補助バッテリー19か
ら電源供給を行った合計時間のいずれか、もしくは複数
のデータである。
【0020】このように、本実施の形態1によれば、交
通事故などでメインバッテリーが故障した時の+B電源
電圧降下により、補助バッテリーからの電源供給に切り
替えた場合、補助バッテリーからの電源供給時の時間、
補助バッテリーに切り替えた回数、補助バッテリーに電
源供給を行った合計時間などを計測、蓄積することによ
り、補助バッテリーの電源消費量を確実に把握すること
ができる。
【0021】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における緊急通報システム端末装置の構成を示し、
図1に示した実施の形態1と異なるのは、リセット釦2
0を追加した点のみなので、以下実施の形態1と異なる
動作についてのみ説明する。
【0022】制御部12は、交通事故などでメインバッ
テリー7が故障し、+B電源電圧降下により補助バッテ
リー19からの電源供給に切り替えた場合に、前記補助
バッテリー19からの電源供給時間、供給した回数、電
源供給を行った合計時間などのデータを記憶部15に蓄
積する処理を行う。前記補助バッテリー19交換時に、
リセット釦20を押下することにより、前記リセット釦
20は、リセットされたことを示す信号を制御部12に
出力する。制御部12は、前記リセツト信号により、記
憶部15に蓄積していた前記補助バッテリー19からの
電源供給時間、供給した回数、電源供給を行った合計時
間などをリセットするために“0”値に変更する処理を
行う。記憶部15は、前記制御部12の制御により、
“0”値の補助バッテリー19からの電源供給時間、供
給した回数、電源供給を行った合計時間を記憶する。
【0023】このように、本実施の形態2によれば、補
助バッテリーからの電源供給に切り替えた場合に、前記
補助バッテリーからの電源供給時間、供給した回数、電
源供給を行った合計時間などの蓄積したデータを、前記
補助バッテリー交換時に、リセット釦により初期状態に
戻すことにより、補助バッテリーの電源消費量を正確に
把握することができる。
【0024】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おける緊急通報システム端末装置の動作について、図2
を用いて説明する。制御部12は、交通事故などでメイ
ンバッテリ7が故障して、+B電源電圧降下により補助
バッテリー19からの電源供給に切り替えた場合に、前
記補助バッテリー19からの電源供給時間、供給した回
数、電源供給を行った合計時間などのデータを記憶部1
5に蓄積する処理を行う。前記記憶部15に、EEP−
ROMなどの不揮発性メモリを用いた場合、電源制御回
路18から前記記憶部15に電源が供給されなかった場
合においても、前記記憶部15は、前記補助バッテリー
19からの電源供給時間、供給した回数、電源供給を行
った合計時間などのデータを保持することができる。
【0025】(実施の形態4)図3は本発明の実施の形
態4における緊急通報システム端末装置の構成を示し、
図1に示した実施の形態1と異なるのは、表示部8を追
加した点のみなので、以下実施の形態1と異なる動作に
ついてのみ説明する。
【0026】制御部12は、交通事故などでメインバッ
テリ7が故障して、+B電源電圧降下により補助バッテ
リー19からの電源供給に切り替えた場合に、前記補助
バッテリー19からの電源供給時間、供給した回数、電
源供給を行った合計時間などのデータを記憶部15に蓄
積する処理を行う。制御部12はまた、表示部8に対し
て、前記前記補助バッテリー19からの電源供給時間、
供給した回数、電源供給を行った合計時間などのデータ
を表示するための制御信号を出力する処理を行う。前記
表示部8は、前記制御部12からの表示制御信号に対
し、前記補助バッテリー19からの電源供給時間、供給
した回数、電源供給を行った合計時間など数値の表示を
行う。
【0027】(実施の形態5)図4は本発明の実施の形
態5における緊急通報システム端末装置の構成を示し、
図1に示した実施の形態1と異なるのは、外部接続装置
9および外部装置接続インターフェース21を追加した
点のみなので、以下実施の形態1と異なる動作について
のみ説明する。
【0028】制御部12は、交通事故などでメインバッ
テリ7が故障して、+B電源電圧降下により補助バッテ
リー19からの電源供給に切り替えた場合に、前記補助
バッテリー19からの電源供給時間、供給した回数、電
源供給を行った合計時間などのデータを記憶部15に蓄
積する処理を行う。外部接続装置9は、外部装置接続イ
ンターフェース21を介して、制御部12に対し、記憶
部15に記憶した前記補助バッテリー19からの電源供
給時間、供給した回数、電源供給を行った合計時間など
のデータを要求する信号を出力する。制御部12は、前
記外部接続装置9からの要求信号に対し、記憶部15よ
り前記補助バッテリー19からの電源供給時間、供給し
た回数、電源供給を行った合計時間などのデータを取得
すると共に、外部装置接続インターフェース21を介し
て外部接続装置9に出力する。前記制御部12と外部接
続装置9との通信には、シリアル信号などを用いる。
【0029】(実施の形態6) 本発明の実施の形態6における緊急通報システム端末装
置の動作について、図4を用いて説明する。制御部12
は、交通事故などでメインバッテリ7が故障して、+B
電源電圧降下により補助バッテリー19からの電源供給
に切り替えた場合に、前記補助バッテリー19からの電
源供給時間、供給した回数、電源供給を行った合計時間
などのデータを記憶部15に蓄積する処理を行う。制御
部12はまた、前記補助バッテリー19からの電源供給
時間、供給した回数、電源供給を行った合計時間などの
蓄積したデータが、一定の時間、回数を起えていないか
の検証を行う。制御部12は、前記補助バッテリー19
からの電源供給時間、供給した回数、電源供給を行った
合計時間などの蓄積したデータが、前記一定の時間、回
数を超えていた場合、表示部8に対して、前記一定の時
間、回数を超えていた場合の警告を知らせる内容を表示
する表示制御信号を出力する処理を行う。前記表示部8
は、前記制御部12からの表示制御信号に対し、前記一
定の時間、回数を超えていた場合の警告を知らせる内容
の表示を行う。なお、前記補助バッテリー19からの電
源供給時間、供給した回数、電源供給を行った合計時間
などにおける利用者に知らせるための一定の時間、回数
は、制御部12により、任意に設定することができる。
また、前記補助バッテリー19からの電源供給時間、供
給した回数、電源供給を行なった合計時間などの蓄積し
たデータが、一定の時間、回数を超えたことを利用者に
伝達する手段に、表示部8の代りに、LEDなどの照明
手段、ブザーなどの鳴音手段を用いることも可能であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による緊急通報システム端末装置は、メインバッテリー
の電源電圧が降下して、前記メインバッテリーの代りに
補助バッテリーから緊急通報システム端末装置に電源供
給を行った場合に、前記補助バッテリーから電源供給を
実行した時間や回数などを記録することにより、前記補
助バッテリーの電源消費量を確実に把握することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における緊急通報システ
ム端末装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2および3における緊急通
報システム端末装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態4における緊急通報システ
ム端末装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態5および6における緊急通
報システム端末装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末装置 2 通信アンテナ 3 緊急通報発信釦 4 GPSアンテナ 5 マイク 6 スピーカ 7 メインバッテリー 8 表示部 9 外部接続装置 11 緊急通報連絡手段 12 制御部 13 ジャイロセンサ 14 位置情報取得処理部 15 記憶部 16 ハンズフリーシステム 17 GPS受信機 18 電源制御回路 19 補助バッテリー 20 リセット釦 21 外部装置接続インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02J 9/06 502 H04M 11/04 H04M 11/04 H04B 7/26 L H04Q 7/34 106A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/26 G01S 5/14 G08B 23/00 530 G08B 25/10 G08B 29/06 H02J 9/06 502 H04M 11/04 H04Q 7/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のメインバッテリー電源降下時に前
    記メインバッテリーの電源降下を検出し、補助バッテリ
    ーからの電源供給に切り替える手段と、前記補助バッテ
    リーから電源供給を行った時間を計測し、かつ蓄積する
    手段を備え、前記補助バッテリーからの電源供給に切り
    替えた場合に、前記補助バッテリーから電源供給を行っ
    た時間に、過去に前記補助バッテリーから電源供給を行
    った時間を加算することにより、前記補助バッテリーか
    ら電源供給を行った合計時間を算出し、蓄積することを
    特徴とする緊急通報システム端末装置。
  2. 【請求項2】 前記補助バッテリーからの電源供給に切
    り替えた場合に、前記補助バッテリーから電源供給を行
    った合計時間に関するデータを、前記補助バッテリー
    換時に、初期状態に戻す手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の緊急通報システム端末装置。
  3. 【請求項3】 前記補助バッテリーからの電源供給に切
    り替えた場合に、前記補助バッテリーから電源供給を行
    った合計時間に関するデータを、不揮発性メモリーに蓄
    することを特徴とする請求項1または2に記載の緊急
    通報システム端末装置。
  4. 【請求項4】 前記補助バッテリーからの電源供給に切
    り替えた場合に、前記補助バッテリーから電源供給を行
    った合計時間に関するデータを、利用者に伝達する手段
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    記載の緊急通報システム端末装置。
  5. 【請求項5】 前記補助バッテリーからの電源供給に切
    り替えた場合に、前記補助バッテリーから電源供給を行
    った合計時間に関するデータを、緊急通報システム端末
    装置の外部に出力する手段を有することを特徴とする請
    求項1から4のいずれかに記載の緊急通報システム端末
    装置。
  6. 【請求項6】 前記補助バッテリーからの電源供給に切
    り替えた場合に、前記蓄積された補助バッテリーから電
    源供給を行った合計時間が、一定の値を超えた場合に利
    用者または外部に伝達することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の緊急通報システム端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の緊急
    通報システム端末装置 と、緊急通報システムを統括し
    て、前記緊急通報システム端末装置からの緊急通報発信
    信号を受信する機能を備えたセンターとを含む緊急通報
    システム。
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