JP3259688B2 - データ処理回路 - Google Patents

データ処理回路

Info

Publication number
JP3259688B2
JP3259688B2 JP22076798A JP22076798A JP3259688B2 JP 3259688 B2 JP3259688 B2 JP 3259688B2 JP 22076798 A JP22076798 A JP 22076798A JP 22076798 A JP22076798 A JP 22076798A JP 3259688 B2 JP3259688 B2 JP 3259688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
error
syndrome
unit
error correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22076798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000059235A (ja
Inventor
英志 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP22076798A priority Critical patent/JP3259688B2/ja
Publication of JP2000059235A publication Critical patent/JP2000059235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3259688B2 publication Critical patent/JP3259688B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理回路に係
り、特にマトリックス状に配置されたデータ(マトリッ
クスデータ)の2方向の各列に対してエラー訂正用のパ
リティを有し、マトリックスデータに対してエラー検出
符号を有するフォーマットのデータにおいて、このパリ
ティ及びエラー検出符号を用いてエラー訂正及びエラー
検出するデータ処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のデータ処理回路の一例のブ
ロック図を示す。この従来のデータ処理回路は、図示し
ない記録媒体から読み出されたデータを書き込むバッフ
ァRAM(ランダム・アクセス・メモリ)2と、バッフ
ァRAM2から読み出したデータをシンドローム演算す
るシンドローム演算部31と、シンドローム演算結果に
よりバッファRAM2から読み出したデータのエラー訂
正を行うエラー訂正処理部33と、CRC(サイクリッ
ク・リダンダンシイ・チェックコード)演算を行うCR
C演算部32とからなる。シンドローム演算部31、C
RC演算部32及びエラー訂正処理部33は、データ処
理部30を構成している。
【0003】次に、この従来のデータ処理回路の動作に
ついて説明する。記録媒体から読み出されたデータは、
データ復調等それぞれのデータ処理手順に固有な処理を
行われた後、このデータの基本構成であるマトリックス
状に配置されたデータ(マトリックスデータ)がn−
1、n、n+1と順次バッファRAM2に書き込まれ
る。エラー訂正及びエラー検出符号は、この入力データ
とは別に既にバッファRAM2に書き込まれたデータに
ついて読み出し用のポインタが指す領域から、つまりm
−1、m、m+1と順次に読み出される。
【0004】バッファRAM2に書き込まれているマト
リックスデータmについて、図8のフローチャートと共
に説明する。まず、バッファRAM2よりmのマトリッ
クスデータが2方向(以下、ある方向をP列、もう一方
の方向をQ列とする)の一方の列の、ある列データにつ
いて順次読み出され(ステップ101)、このP列又は
Q列のシンドローム演算がシンドローム演算部31にて
演算される(ステップ102)。
【0005】次に、シンドローム演算結果よりエラーが
あるかどうか判定され(ステップ103)、エラーが無
ければ、次のP列又はQ列の1列がバッファRAM2か
ら読み出される。もし、エラーがあれば、エラー訂正処
理部33でエラー位置とエラーデータを求めてバッファ
RAM2から所定のアドレスのデータを読み出し訂正し
て書き込む(ステップ104)。これを全P列及び全Q
列において所定の回数行う(ステップ105、101〜
104)。最終的に訂正処理の終わったデータについ
て、また、バッファRAM2よりmのマトリックスデー
タを読み出し、CRC演算部32でCRC演算を行い、
このマトリックスデータのエラー検出を行う(ステップ
106)。
【0006】以上のように、図7の従来回路では、図9
の模式図に示すように、バッファRAM2へn−1、
n、n+1という順でマトリックスデータが書き込まれ
ている時に、データ処理部30には既にバッファRAM
2によりバッファリングされているマトリックスデータ
がm−1、m、m+1と順次読み出されてエラー訂正処
理及びエラー検出処理が行われるが、この処理手順で
は、一回のマトリックスデータ入力時間でシンドローム
演算、エラー訂正、次のシンドローム演算、エラー訂正
と順次行っていき、最終列のシンドローム演算とエラー
訂正が終了した後にバッファRAM2より訂正後のマト
リックスデータを読み込み、CRC演算を行うため、処
理時間がかかる。
【0007】また、シンドローム演算、エラー訂正、C
RC演算それぞれの場合にバッファRAM2にアクセス
を行うため、メモリバスの占有率が高く、消費電流も多
かった。近年、記録媒体を再生する装置の高速化や低消
費電流化に伴い、エラー訂正及びエラー検出等のデータ
処理時間の短縮化、そのときのバスの占有率を少なく
し、また消費電流を抑えることが要求されている。
【0008】この要求を満足するために、例えば図10
に示すブロック図の構成のデータ処理回路が提案されて
いる(特開昭63−321837号公報)。このデータ
処理回路では、図示しない記録媒体より読み出され、2
−7復調回路35で復調されたデータを、バッファRA
M2に書き込むと同時に、シンドローム演算部38によ
りシンドローム演算し、そのシンドローム演算結果を格
納するRAMを用いている。
【0009】エラー訂正は、マイクロプロセッサ36の
制御の下にタイミングパルス発生回路37の出力タイミ
ングパルスに基づいて、このシンドローム演算結果を格
納したRAMからシンドローム演算結果を読み出して、
エラー訂正処理部39でエラー判定を行い、エラーであ
る場合はエラー位置とエラーデータを求め、バッファR
AM2の所定のアドレスよりデータを読み出し訂正して
再度書き込む。そして、バッファRAM2から読み出し
たデータに対してCRC演算部40でCRC演算され
る。
【0010】この従来のデータ処理回路では、図11の
模式図に示すように、バッファRAM2へn−1、n、
n+1という順でデータが書き込まれている時に、シン
ドローム演算部38によりn−1、n、n+1という順
でシンドローム演算されており、あるデータのシンドロ
ーム演算時は並行して前のデータのエラー訂正処理とC
RC演算のみにすることにより、データ処理時間の短縮
化が図られている。
【0011】また、従来、上記の要求を満足するため
に、図12のブロック図の構成のデータ処理回路も知ら
れている(特許第2605270号公報)。この従来の
データ処理回路では、記録媒体から再生され、更に復調
された再生データは、端子41より端子Aに接続されて
いるスイッチ42を通してRAM43に供給され、タイ
ミングコントローラ44からの信号で動作するアドレス
コントローラ45からのアドレス信号に基づいて、格納
される。
【0012】再生データはRAM43上でマトリックス
状に配置されて格納が完了すると、スイッチ42は端子
Bに、スイッチ46は端子B’に接続され、RAM32
から行方向に読み出されたP列の再生データがシンドロ
ーム生成回路47で検査データC1によるシンドローム
が生成され、エラーがある時はそのエラー位置及びエラ
ー値が検出回路48で演算され、エラー位置及びエラー
値の情報がエラー訂正回路49に供給されて、そのエラ
ーデータが訂正される。また、エラー位置のデータはア
ドレスコントローラ45に供給され、このアドレス信号
によりRAM43の各行の検出されたエラーデータがエ
ラー訂正回路49よりの訂正された正しいデータに書き
換えられる。
【0013】続いて、スイッチ42は端子Cに、スイッ
チ46は端子C’に接続され、RAM32から列方向に
読み出されたQ列の再生データが、上記と同様に検査デ
ータC2によるシンドローム生成回路50によるシンド
ロームの生成、検出回路51によるエラー位置及びエラ
ー値の情報の検出、エラー訂正回路52によるエラー訂
正、RAM43への訂正されたデータの書き換えが行わ
れる。
【0014】更に、続いて、スイッチ42は端子Bに、
スイッチ46は端子B’に接続され、RAM2から行方
向にデータが読み出され、残留するエラーの訂正が検査
データC1により再度なされ、そのときのエラー位置及
びエラー値の情報をエラー位置及びエラー値チェンジ回
路54により変換して得られたチェック用シンドローム
生成用に適するエラー位置及びエラー値の情報と、チェ
ック用シンドローム生成回路53よりのチェック用シン
ドロームに加算回路55でmod.2加算され、その加
算値がチェック回路56でチェックされ、チェックの結
果が正しければアンプ57をイネーブル状態とし端子
A’に接続されているスイッチ46を介して入力された
RAM43の出力データを増幅させて出力端子58へ出
力させ、チェックの結果が誤りであれば、データ出力を
阻止する。
【0015】この従来のデータ処理回路は、エラー訂正
時に得られたエラー位置及びエラー値の情報が生成した
チェック用シンドロームに加えることで、RAM43か
らのデータの読み出しは、チェック用シンドローム生成
用に特に行うことなく、エラー訂正終了時にチェックも
同時に行うことで処理時間を短縮するようにしている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の図1
0の従来のデータ処理回路では、記録媒体からの入力デ
ータに対して、CRC演算を行うという構成でなく、C
RC演算時はバッファRAM2からデータを読み出して
CRC演算部40でCRC演算を行う構成で、1マトリ
ックスデータの入力時間中にシンドローム演算とエラー
訂正及びCRC演算が並行して行われるため、ある程度
の訂正時間を短縮することはできるが、エラー訂正終了
後にマトリックスデータをバッファRAM2より読み出
し、CRC演算を行っているため、エラー訂正時の処理
時間が長く、かつ、バッファRAM2のバス占有率が高
くなると共に消費電流も多く流れる。
【0017】また、図12に示す上記の図12の従来の
データ処理回路では、エラー訂正のためにRAM43の
読み出しを3回行う必要があり、RAM43のバス占有
率が高くなると共に消費電流も多く流れ、消費電力が大
きいという問題がある。
【0018】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
シンドローム演算及びCRC演算を含むエラー訂正処理
時間を短縮し、バッファRAMへのアクセスを少なくす
ることにより、バス占有率を抑え、消費電流を少なくす
るエラー訂正及びエラー検出のためのデータ処理回路を
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、記録媒体から再生された、マトリックス状
に配置された情報データの一又は二方向に対して、その
方向の情報データに基づくエラー訂正用のパリティを有
し、かつ、情報データが誤り検出符号を有するフォーマ
ットの入力マトリックスデータを処理するデータ処理回
路において、入力マトリックスデータを格納するバッフ
ァメモリと、バッファメモリの入力マトリックスデータ
の書き込みと並行して、入力データの誤り検出符号を用
いた誤り検出のための演算を行い、その演算結果を内蔵
のレジスタに格納する第1の演算部と、第1の演算部の
演算動作と並行して、入力マトリックスデータのシンド
ローム演算をパリティを用いて行い、そのシンドローム
演算結果を内蔵の互いに独立して書き込み又は読み出し
動作する第1及び第2のメモリ部のうちの一方に一時記
憶する第2の演算部と、第2の演算部によりシンドロー
ム演算が行われている前記入力マトリックスデータに対
し、そのシンドローム演算と並行して1つ前の入力マト
リックスデータのシンドローム演算結果を第2の演算部
の内蔵の第1及び第2のメモリ部のうちの他方より読み
出してエラー訂正するかどうか判断し、エラー訂正する
場合は、読み出したシンドローム演算結果が示すエラー
位置及びエラーパターンに基づき、バッファメモリの所
定のアドレスから読み出したエラーデータを訂正して同
じアドレスに書き込むエラー訂正処理部とを有し、第1
及び第2のメモリ部に対して、シンドローム演算結果の
一時記憶と1つ前の入力マトリックスデータのシンドロ
ーム演算結果の読み出しとを交互に行わせると共に、一
方のメモリ部が一時記憶をしているときには他方のメモ
リ部が読み出しを行う構成としたものである。
【0020】本発明では、記録媒体から読み出されたマ
トリックスデータがバッファメモリに書き込まれるとき
に、その入力マトリックスデータに対して第1の演算部
による誤り検出のための演算と、第2の演算部によるシ
ンドローム演算とを同時に行い、その結果を内部に記憶
しておき、訂正処理時はシンドローム演算結果を格納し
たメモリからシンドローム演算結果を読み出して、エラ
ー訂正処理部でエラー訂正を行い、訂正データがあれば
バッファメモリの所定のアドレスのデータを読み出し、
訂正して書き込む。また、第1の演算部の演算結果の訂
正も行い、第2の演算部のシンドローム演算結果の訂正
も行う。これにより、本発明では、バッファメモリへの
アクセスは、実際にマトリックスデータが訂正可能なデ
ータであったときにそのデータを訂正するときのみとな
る。
【0021】また、本発明は、上記のエラー訂正処理部
でエラー訂正する場合は、シンドローム演算結果が示す
エラー位置及びエラーパターンに基づき、第1の演算部
の内蔵のレジスタの演算結果を訂正させることを特徴と
する。
【0022】また、本発明は、マトリックスデータが第
1の方向と第2の方向の二方向に対して、それぞれその
方向の情報データに基づくエラー訂正用の第1及び第2
のパリティを有するフォーマットであるとき、エラー訂
正処理部で、エラー訂正する場合は、読み出したシンド
ローム演算結果を訂正する訂正手段と、第1の方向又は
第2の方向のデータ列を第2の方向又は第1の方向のデ
ータ列に変換する列変換回路を有し、列変換回路から出
力される列変換後のエラー位置よりエラーパターンを第
2の演算部へ供給してシンドローム演算結果を訂正させ
ることを特徴とする。
【0023】また、本発明は、バッファメモリに格納さ
れる入力マトリックスデータを第1の演算部と第2の演
算部にそれぞれ入力するか、エラー訂正処理部から出力
される列変換後のエラー訂正結果を第2の演算部へ入力
することを選択的に行うセレクタを有する。
【0024】また、本発明は、第1の発明における第1
の演算部を、入力マトリックスデータを取り込み、誤り
検査符号を用いて演算する演算器と、ゲート回路と、演
算器の演算が終了して次のマトリックスデータを読み込
む前にロード信号によりゲート回路を介して演算器の演
算結果がロードされる内蔵のレジスタと、エラー訂正処
理部からのエラーパターンを示す信号に従って訂正パタ
ーンを生成する訂正回路と、レジスタの値と訂正パター
ンに基づき、レジスタに格納されている演算器の演算結
果を訂正する加算回路とよりなる構成としたものであ
る。
【0025】 更に、本発明は、第1の発明における第
2の演算部を、第1及び第2のメモリ部と、シンドロー
ム演算を実行する演算手段と、入力マトリックスデータ
毎にトグルするセレクト信号により、第1及び第2のメ
モリ部へのアドレス、ライト信号、リード信号等の制御
信号を切り替え、第1のメモリ部と第2のメモリ部の一
方をエラー訂正用とし、かつ、他方をシンドローム演算
用とすると共に、その割り当てを入力マトリックスデー
タ単位で交互に切り替える切り替え回路とを有する構成
としたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるデータ処理
回路の一実施の形態のブロック図を示す。この実施の形
態のデータ処理回路は、光ディスク等の再生装置に設け
られるデータ処理回路であって、データ処理部1とバッ
ファRAM2とからなり、両者は双方向のメモリバス1
1により接続されている。データ処理部1は、シンドロ
ーム演算部3、CRC演算部6、エラー訂正処理部8及
びセレクタ10よりなる。
【0027】シンドローム演算部3は、図示しない記録
媒体から読み取ったデータについて、直接シンドローム
演算し、そのシンドローム演算結果を格納する2組のR
AM4及び5を有しており、シンドローム演算に対して
その演算結果をRAM4(または5)に格納し、エラー
訂正に使用する1つ前のマトリックスデータのシンドロ
ーム演算結果をRAM5(または4)に格納する。
【0028】CRC演算部6は、バッファRAM2に書
き込むデータについてCRC演算を行い、そのCRC演
算結果を格納するレジスタ7を有している。エラー訂正
処理部8は、あるP列(又はQ列)のシンドローム演算
結果に基づきエラー訂正処理を行うと共に、そのエラー
訂正を行う時、そのエラーパターンが先のP列(又はQ
列)と重なるQ列(又はP列)に変換する列変換回路9
を有している。CRC演算されたデータは、次のマトリ
ックスデータが入力される前にレジスタ7に格納され
る。セレクタ10は、エラー訂正時とデータ入力時でシ
ンドローム演算部3への入力データを切り換える。
【0029】ここで、バッファRAM2に格納されるマ
トリックスデータについて説明する。図2に示すよう
に、情報データ12は横方向(例えばこれをQ列とす
る)にaバイト、縦方向(これをP列とする)にbバイ
トのマトリックス状に配置されたデータ(マトリックス
データ)であり、Q列のaバイトの情報データに基づい
て(c−a)バイトの誤り訂正データ13が生成されて
Q列に付加され、P列のbバイトの情報データに基づい
て(d−b)バイトの誤り訂正データ14が生成されて
P列に付加され、全体としてQ列方向cバイト、P列方
向dバイトのデータがマトリックス状に配置される。ま
た、情報データ12の最後にはEDC符号が挿入されて
いる。なお、誤り訂正データ13はQパリティ、誤り訂
正データ14はPパリティとそれぞれ称され、例えばリ
ードソロモン符号のパリティであり、同じ列方向の情報
データに基づいて生成される。また、EDC符号は、情
報データのみに基づいて生成されたCRC符号のパリテ
ィである。
【0030】記録媒体から読み出された上記のマトリッ
クスデータは、その媒体の規格に沿ったデータ復調等、
それぞれのデータ処理手順に固有な処理を行った後、メ
モリバス11を介してバッファRAM2に書き込まれる
が、このときこのマトリックスデータをデータ処理部1
に取り込み、シンドローム演算部3でP列の情報データ
とPパリティ、Q列の情報データとQパリティを用いて
それぞれシンドローム演算を行い、EDC符号を含む情
報データのみがCRC演算部6でCRC演算される。
【0031】バッファRAM2は上記のマトリックスデ
ータ毎に交互に切り替わる。エラー訂正処理は、1つ前
のマトリックスデータのシンドローム演算結果が格納さ
れているRAM5(または4)からデータを読み出し、
エラー訂正処理部8で処理される。このとき訂正があれ
ばエラーパターンとP列(またはQ列)に対するエラー
位置を求め、そこからバッファRAM2のエラーデータ
のアドレスを求め、このデータを読み出し、訂正して書
き込む。
【0032】また、P列(またはQ列)のシンドローム
演算結果を訂正すると共に、P列(またはQ列)のエラ
ー位置から列変換回路9により対応するQ列(またはP
列)のエラー位置に変換し、Q列(またはP列)のシン
ドローム演算結果を訂正する。
【0033】図3は図1のシンドローム演算部3の一実
施の形態のブロック図を示す。シンドローム演算部3
は、シンドローム演算を実行するXOR回路群15と、
その値を格納する2組のRAM4及び5と、マトリック
スデータ毎にトグルするセレクト信号により、RAMの
エラー訂正用とシンドローム演算用のアドレス、ライト
信号、リード信号等の制御信号を切り替える切り替え回
路16とからなる。RAM3及び4のワード数は全P列
数と全Q列数を足した数だけあり、個数はP列またはQ
列のシンドローム数の多い方の数だけあり、それが2組
ある。
【0034】図4は図1のCRC演算部6の一実施の形
態のブロック図を示す。図4に示すように、CRC演算
部6は、記録媒体からバッファRAM2へ書き込まれる
情報データを取り込みCRC演算するCRC演算器19
と、ゲート回路20と、CRC演算が終了したら次のマ
トリックスデータを読み込む前にロード信号によりゲー
ト回路20を介してCRC演算結果がロードされるレジ
スタ7と、エラー訂正処理部8でエラーデータが見つか
ると、そのエラーパターンとエラー位置に従ってCRC
訂正パターンを生成するCRC演算訂正回路17と、レ
ジスタ7の値とCRC演算訂正パターンによりCRC演
算を訂正するXOR回路18とよりなる。以上により、
CRC演算結果は訂正されて、最終的にエラー訂正終了
時にCRC演算結果として正しくエラー検出ができるよ
うになる。
【0035】次に、この実施の形態の動作について説明
する。まず、バッファRAM2に書き込まれるデータの
データ処理部1での動作について、図5のフローチャー
トを用いて説明する。記録媒体から再生され、復調され
たマトリックスデータは、通常そのデータを示すアドレ
スを持ち、バッファRAM2にはマトリックスデータ単
位で、つまり、アドレスn−1、n、n+1のマトリッ
クスデータ単位で順次書き込まれる。データ処理部1に
はバッファRAM2に書き込まれるデータが、そのまま
n−1、n、n+1と順次入力される。
【0036】いま、アドレスn+1のマトリックスデー
タがバッファRAM2に入力されたものとすると(ステ
ップ201)、このマトリックスデータは、セレクタ1
0を通してシンドローム演算部3に供給されてシンドロ
ーム演算され(ステップ202)、これと並行してセレ
クタ10を通してCRC演算部6に供給されてCRC演
算され(ステップ203)、シンドローム演算結果はR
AM4(または5)に格納される(ステップ204)。
これらの動作はn+1のマトリックスデータの最後まで
繰り返される(ステップ205、201〜204)。
【0037】次のn+2のマトリックスデータが入力さ
れる直前に、ロード信号によりCRC演算結果がレジス
タ7に格納される(ステップ206)。また、マトリッ
クスデータごとにトグルする信号によりRAM4、5が
切り替わり、いままで入力されていた、つまりn+1の
マトリックスデータに対してシンドローム演算結果を格
納していたRAM4(または5)はエラー訂正用に使用
され、もう一方のRAM5(または4)がシンドローム
演算結果格納用に使用される。
【0038】ここで、アドレスn+1のマトリックスデ
ータのシンドローム演算とCRC演算を上記のように行
っているときには、1つ前のアドレスnのマトリックス
データに対してエラー訂正処理が並行してエラー訂正処
理部8において行われている。すなわち、アドレスnの
マトリックスデータのエラー訂正は、バッファRAM2
からアドレスnのマトリックスデータを読み出すことな
く、アドレスnのマトリックスデータのシンドローム演
算結果を格納しているRAM5(または4)から順次シ
ンドローム演算結果を読み出し(ステップ301)、エ
ラー訂正処理部8に送り、エラー訂正処理部8でエラー
訂正を行うかどうか、シンドローム演算結果に基づきま
ず判定する(ステップ302)。
【0039】P列(またはQ列)に対してエラーがあれ
ばエラー位置、及びエラーパターンより、アドレスnの
マトリックスデータを格納しているバッファRAM2の
所定のアドレスからエラーデータを読み出して訂正して
から再度書き込む(ステップ303)。また、RAM5
(または4)から今読み出したP列(またはQ列)のシ
ンドローム演算結果が格納されているアドレスにアクセ
スして、シンドローム演算結果を訂正するとともに(ス
テップ304)、そのP列(またはQ列)に対応するQ
列(またはP列)を列変換回路9により求める(ステッ
プ305)。この列変換出力は、セレクタ10を通して
シンドローム演算部3に入力され、ここでQ列(または
P列)のシンドローム演算結果を訂正する(ステップ3
06)。
【0040】なお、この列変換出力は、CRC演算部6
では使用しない。また、エラー訂正処理部8からセレク
タ10を通すことなく、直接、図4のCRC演算訂正回
路17に供給されるエラーパターンとエラー位置を示す
信号に基づき、CRC演算結果格納用レジスタ7に格納
されているCRC演算結果も訂正される(ステップ30
7)。このCRC演算結果は、エラー訂正後のマトリッ
クスデータにエラーがあるかどうか確認するために用い
られる(エラーパターン及びエラー位置はわからな
い)。
【0041】一方、ステップ302でP列(またはQ
列)に対してエラーが無いと判定したときは、最終列の
読み出しデータであるかどうか判定し(ステップ30
8)、最終列でなければ、再びステップ301以降の動
作を繰り返し、最終列であれば処理を終了する。
【0042】以上の動作により、図6の模式図に示すよ
うに、バッファRAM2にアドレスn−1、n、n+1
のマトリックスデータが順次書き込まれているときに
は、同じマトリックスデータを用いてシンドローム演算
とCRC演算も同時に、n−1、n、n+1と行ってお
り、エラー訂正動作とCRC訂正動作は並行して1つ前
のアドレスn−2、n−1、nと順次行っている。
【0043】すなわち、エラー訂正動作はシンドローム
演算、及びCRC演算とは別に並行して行われるため、
1マトリックスデータ読み込み時には、既にシンドロー
ム演算、及びCRC演算の終了したマトリックスデータ
に対して訂正動作のみ行えばよい。つまり、シンドロー
ム演算、及びCRC演算とエラー訂正動作はパイプライ
ンで処理されるため、シンドローム演算、及びCRC演
算を含むエラー訂正時間を短縮できる。
【0044】また、この実施の形態では、バッファRA
M2は訂正データが生じたときのみアクセスされるの
で、バッファRAM2のメモリバス11の占有率を抑え
ると共に消費電流も少なくできる。
【0045】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、マトリックスデータはP列
又はQ列の一方のみに誤り検査データがあるものについ
ても適用でき、また、CRC以外の誤り検査符号も用い
ることができることは勿論である。更に、マトリックス
データのP列とQ列の列方向は図2で垂直、水平方向と
したが、いずれか一方が斜め方向でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体から読み出されたマトリックスデータがバッフ
ァメモリに書き込まれるときに、その入力マトリックス
データに対して第1の演算部による誤り検出のための演
算と、第2の演算部によるシンドローム演算とを同時に
行い、その結果を内部に記憶しておき、第2の演算部に
よりシンドローム演算が行われている入力マトリックス
データに対し、1つ前の入力マトリックスデータのシン
ドローム演算結果を内蔵のメモリより読み出してエラー
訂正するかどうか判断して、訂正データがあればバッフ
ァメモリの所定のアドレスのデータを読み出し、訂正し
て書き込むようにしたため、1マトリックスデータが入
力されている時間ではエラー訂正処理のみでよく、ま
た、バッファメモリへのアクセスは、実際にマトリック
スデータが訂正可能なデータであったときにそのデータ
を訂正するときのみにしたため、メモリバスの使用を最
小限に抑え、ホスト(パソコン等)へバッファメモリの
データを転送する際の待ち時間がなくなり、結果的に転
送スピードを上げることができる。また、本発明によれ
ば、バッファメモリのアクセス回数が少なくなるため、
消費電流を小さくできる。
【0047】また、本発明によれば、データフォーマッ
トがマトリックスデータの1方向に対してエラー訂正用
のパリティを有し、マトリックスデータに対して誤り検
査符号を有するフォーマットのデータについても、列変
換回路を削除するだけの構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明に適用されるマトリックスデータの一例
のフォーマット図である。
【図3】図1中のシンドローム演算部の一実施の形態の
ブロック図である。
【図4】図1中のCRC演算部の一実施の形態のブロッ
ク図である。
【図5】図1の動作説明用フローチャートである。
【図6】図1の動作説明用模式図である。
【図7】従来の一例のブロック図である。
【図8】図7の動作説明用フローチャートである。
【図9】図7の動作説明用模式図である。
【図10】従来の他の例のブロック図である。
【図11】図10の動作説明用模式図である。
【図12】従来の他の例のブロック図である。
【符号の説明】
1 データ処理部 2 バッファRAM 3 シンドローム演算部 4、5 シンドローム演算結果格納用RAM 6 CRC演算部 7 CRC演算結果格納用レジスタ 8 エラー訂正処理部 9 列変換回路 10 セレクタ 15 XOR回路群 16 切り替え回路 17 CRC演算訂正回路 18 XOR回路 19 CRC演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G06F 11/10 330 G11B 20/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生された、マトリックス
    状に配置された情報データの一又は二方向に対して、そ
    の方向の情報データに基づくエラー訂正用のパリティを
    有し、かつ、前記情報データが誤り検出符号を有するフ
    ォーマットの入力マトリックスデータを処理するデータ
    処理回路において、 前記入力マトリックスデータを格納するバッファメモリ
    と、 前記バッファメモリの前記入力マトリックスデータの書
    き込みと並行して、該入力データの前記誤り検出符号を
    用いた誤り検出のための演算を行い、その演算結果を内
    蔵のレジスタに格納する第1の演算部と、 前記第1の演算部の演算動作と並行して、前記入力マト
    リックスデータのシンドローム演算を前記パリティを用
    いて行い、そのシンドローム演算結果を内蔵の互いに独
    立して書き込み又は読み出し動作する第1及び第2のメ
    モリ部のうちの一方に一時記憶する第2の演算部と、 前記第2の演算部によりシンドローム演算が行われてい
    る前記入力マトリックスデータに対し、そのシンドロー
    ム演算と並行して1つ前の入力マトリックスデータのシ
    ンドローム演算結果を前記第2の演算部の内蔵の前記第
    1及び第2のメモリ部のうちの他方より読み出してエラ
    ー訂正するかどうか判断し、エラー訂正する場合は、読
    み出した該シンドローム演算結果が示すエラー位置及び
    エラーパターンに基づき、前記バッファメモリの所定の
    アドレスから読み出したエラーデータを訂正して同じア
    ドレスに書き込むエラー訂正処理部とを有し、前記第1
    及び第2のメモリ部に対して、前記シンドローム演算結
    果の一時記憶と前記1つ前の入力マトリックスデータの
    シンドローム演算結果の読み出しとを交互に行わせると
    共に、一方のメモリ部が前記一時記憶をしているときに
    は他方のメモリ部が前記読み出しを行うことを特徴とす
    るデータ処理回路。
  2. 【請求項2】 前記エラー訂正処理部は、エラー訂正す
    る場合は、前記シンドローム演算結果が示すエラー位置
    及びエラーパターンに基づき、前記第1の演算部の内蔵
    のレジスタの演算結果を訂正させることを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理回路。
  3. 【請求項3】 前記マトリックスデータは第1の方向と
    第2の方向の二方向に対して、それぞれその方向の情報
    データに基づくエラー訂正用の第1及び第2のパリティ
    を有するフォーマットであり、前記エラー訂正処理部
    は、エラー訂正する場合は、読み出した前記シンドロー
    ム演算結果を訂正する訂正手段と、第1の方向又は第2
    の方向のデータ列を第2の方向又は第1の方向のデータ
    列に変換する列変換回路を有し、該列変換回路から出力
    される列変換後のエラー訂正結果を前記第2の演算部へ
    供給してシンドローム演算結果を訂正させることを特徴
    とする請求項1記載のデータ処理回路。
  4. 【請求項4】 前記バッファメモリに格納される入力マ
    トリックスデータを前記第1の演算部と第2の演算部に
    それぞれ入力するか、前記エラー訂正処理部から出力さ
    れる前記列変換後のエラー訂正結果を前記第2の演算部
    へ入力することを選択的に行うセレクタを有することを
    特徴とする請求項3記載のデータ処理回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の演算部は、前記入力マトリッ
    クスデータを取り込み、前記誤り検査符号を用いて演算
    する演算器と、ゲート回路と、前記演算器の演算が終了
    して次のマトリックスデータを読み込む前にロード信号
    により前記ゲート回路を介して前記演算器の演算結果が
    ロードされる前記内蔵のレジスタと、前記エラー訂正処
    理部からのエラーパターンを示す信号に従って訂正パタ
    ーンを生成する訂正回路と、前記レジスタの値と前記訂
    正パターンに基づき、該レジスタに格納されている前記
    演算器の演算結果を訂正する加算回路とよりなることを
    特徴とする請求項1記載のデータ処理回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の演算部は、前記第1及び第2
    のメモリ部と、シンドローム演算を実行する演算手段
    と、前記入力マトリックスデータ毎にトグルするセレク
    ト信号により、該第1及び第2のメモリ部へのアドレ
    ス、ライト信号、リード信号等の制御信号を切り替え、
    該第1のメモリ部と該第2のメモリ部の一方をエラー訂
    正用とし、かつ、他方をシンドローム演算用とすると共
    に、その割り当てを前記入力マトリックスデータ単位で
    交互に切り替える切り替え回路とを有することを特徴と
    する請求項1記載のデータ処理回路。
JP22076798A 1998-08-04 1998-08-04 データ処理回路 Expired - Fee Related JP3259688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22076798A JP3259688B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 データ処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22076798A JP3259688B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 データ処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000059235A JP2000059235A (ja) 2000-02-25
JP3259688B2 true JP3259688B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=16756247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22076798A Expired - Fee Related JP3259688B2 (ja) 1998-08-04 1998-08-04 データ処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3259688B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000059235A (ja) 2000-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2605271B2 (ja) エラー訂正及びチエツク装置
JP3863252B2 (ja) 誤り訂正方法、誤り訂正装置、データ読み出し装置、及び、データマッピング方法
US4750178A (en) Error correction method
JP3272903B2 (ja) 誤り訂正検出回路と半導体記憶装置
US6912682B1 (en) Signal processor for correcting and detecting errors
US20080282128A1 (en) Method of Error Correction Code on Solid State Disk to Gain Data Security and Higher Performance
JPH10207726A (ja) 半導体ディスク装置
JPH0812614B2 (ja) データ・ブロックを訂正する装置
JP3945602B2 (ja) 訂正検査方法及び訂正検査装置
US20070050663A1 (en) Error correction apparatus for performing consecutive reading of multiple code words
JP2004246754A (ja) 半導体記憶装置およびその制御装置
US6223321B1 (en) Recording/reproduction system
JP3259688B2 (ja) データ処理回路
US6697921B1 (en) Signal processor providing an increased memory access rate
JP3272308B2 (ja) 誤り訂正システム、誤り訂正方法および誤り訂正機能を有するデータ記憶システム
JP2605270B2 (ja) エラー訂正及びチエツク装置
JPH09274591A (ja) 記録再生装置
JP3292092B2 (ja) データ処理制御装置
KR100215807B1 (ko) 디지탈 신호의 에러 정정 장치 및 방법
JP3242682B2 (ja) 誤り訂正処理装置
JP2647646B2 (ja) 誤り訂正方法
JP2774513B2 (ja) 誤り訂正装置
JP3246926B2 (ja) 誤り訂正処理装置
JP3703630B2 (ja) 積符号の復号検証器および積符号の復号検証方法
JP2001237715A (ja) 復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111214

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121214

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131214

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees