JP3257282B2 - ウエザストリップの取付構造 - Google Patents

ウエザストリップの取付構造

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政博 野崎
篤志 彦坂
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のウエザストリッ
プ、特に車両のルーフサイドに沿うドア開口縁に装着す
るウエザストリップの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、自動車のルーフサイ
ドに沿うドア開口縁1にはウエザストリップ6が取付け
られ、開口縁1とドアガラス2の周縁との間をシールす
るようになっている。
【0003】ウエザストリップをドア開口縁に取付ける
取付構造として、ウエザストリップの基底部をドア開口
縁に両面接着テープで接着する構造がある(実開平1−
112110号)。一方、ドア開口縁の構造として、開
口縁にウエザストリップの外側面をカバーするモール部
材を付設したものがある。この場合、モール部材の取付
けは、これをドア開口縁のウエザストリップ取付面に重
ね合せて固定するのが最も簡単であり、モール部材の重
ね合せ部をウエザストリップ取付け用のリテーナとして
兼用せしめ、このリテーナにウエザストリップの基底部
を嵌込み、または接着する構造としたものがある(特開
平5−213119号)。
【0004】発明者らは上記したような従来構造から、
モール部材を備えたドア開口縁へのウエザストリップの
取付構造として、図5に示すように、モール部材4の基
端部411をドア開口縁1の車外側部分にビス5等の固
定手段により固定し、ウエザストリップ6の基底部61
を上記基端部411からドア開口縁1の車内側部分にか
けて、両面接着テープ8で接着するウエザストリップ取
付構造を着想した。この構造では、リテーナを不要とす
ることでコストダウンがなされ、かつ両面接着テープ8
を用いることでウエザストリップ6を作業性よく取付け
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この取付構
造における一つの問題は、モール部材4の基端部411
とビス5の頭部との間、および上記基端部411の端縁
と開口縁1との間に段差があるので、両面接着テープ7
の接着面に隙間が生じる。そして経時により、これ等の
隙間から両面接着テープの接着はがれが進行して、シー
ル性およびウエザストリップ取付け安定性が次第に低下
するおそれがあることである。
【0006】モール部材4の前後の端末はドア2のベル
トライン20(図1)の位置にあり、該端末とドア開口
縁1面との間にも段差がある。また、上記ルーフサイド
沿いのウエザストリップ6と、センタピラーに沿うウエ
ザストリップ7との接続部では基底面に段差が生じる。
従ってこれ等の段差部では両面接着テープ8には接着隙
間が生じ、上記と同様の問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、モー
ル部材をビス等の固定手段で固定したドア開口縁にウエ
ザストリップを両面接着テープにより取付ける取付構造
において、シール性およびウエザストリップ取付け安定
性を向上せしめることを課題としてなされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2に例示す
るように、両面接着テープを車外側の接着テープ8A
と、車内側の接着テープ8Bとに分割し、モール部材4
の基端部411をドア開口縁1に固定するビスなどの固
定手段5をはさんで、その車外側では接着テープ8Aに
よりウエザストリップ6の基底部61の車外側部分を上
記基端部411に接着し、車内側では接着テープ8Bに
より上記基底部61の車内側部分を上記開口縁1に接着
する構造とする。この場合、接着テープ8Bとして、接
着テープ8Aよりも軟質のものを用いることが望まし
い。
【0009】
【作用】両面接着テープ8A,8Bは固定手段5および
モール部材4の基端部411の端縁に起因する隙間がな
く、それぞれ上記基端部411およびドア開口縁1に密
着して接着される。
【0010】またウエザストリップ6およびドア開口縁
1の車外側部分および車内側部分のいずれか一方に接着
不完全個所が生じても他方の部分で補われて接着性が確
保される。また、ドア開口縁1には継ぎ目段差があるの
で、両面接着テープ8Bを変形性のよい軟質とすること
で、段差部での接着隙間の発生が防がれる。
【0011】
【実施例】図1に示すように、自動車のルーフサイドに
沿うドア開口縁1には、ウエザストリップ6が一連に取
付けられ、ドア閉時に開口縁1と、サッシュレスドアの
ドアガラス2の間をシールする。
【0012】ウエザストリップ6はゴムの押出成形体
で、図2に示すように、ソリッドゴムの基底部61と、
ドアガラス2が押付けられる中空状で、スポンジゴムか
らなるシール部62を備えている。
【0013】ドア開口縁1は平らなウエザストリップ取
付面を形成している。モール部材4は取付金具41と、
その先端を包むモール部42とよりなり、取付金具41
の基端部411は平板状でドア開口縁1よりも幅が狭
く、この基端部411がドア開口縁1の車外側部分に重
ねられ、端縁側位置でビス5で固定せしめてある。
【0014】ウエザストリップ6は帯状に延びる2本の
両面接着テープ(以下、単に接着テープという)8A,
8Bにより接着せしめてある。即ち、ウエザストリップ
6の基底部61の車外側の端縁に沿う部分が、接着テー
プ8Aによりビス5よりも車外側の位置でモール部材4
の基端部411に接着せしめてある。また上記基底部6
1の車内側寄りの部分が、接着テープ8Bによりビス5
にて固定された基端部411の端縁よりも車内側の位置
でドア開口縁1に接着せしめてある。なお、図において
9は、ドア開口縁1のフランジ11に取付けたトリムで
ある。
【0015】図3(A)はウエザストリップ1のフロン
ト側の端末部(図1のA部)の斜視図である。モール部
材4はドアベルトライン20の高さ位置で終わるがウエ
ザストリップ6の下端は更に下方へ延出している。図3
(B)に示すように、ウエザストリップ6をモール部材
基端部411に接着する接着テープ8Aは上記基端部4
11の端末412を乗り越えて更に下方へ延在し、ウエ
ザストリップ6の下端とドア開口縁1とを接着してい
る。基端部411の端末412には接着隙間aがある。
一方、接着テープ8Bは図3(C)に示すようにウエザ
ストリップ6の下端末に至るまでウエザストリップ1を
ドア開口縁1に一連に接着している。
【0016】図4はウエザストリップ6とピラーウエザ
ストリップ7との接続部(図1のB部)を示すものので
ある。ウエザストリップ6のフロント側の部分およびリ
ヤ側の部分とピラーウエザストリップ7はT字形の型成
形接続部6Aにより接続されている。接続部6Aの基底
部61の車外側沿いの部分61aはウエザストリップ6
から連続する平面をなすが、車内側の部分61bはピラ
ーウエザストリップ7の基底部へ移行すべく凹状となっ
ている。そして車外側沿いの部分61aは、ウエザスト
リップ6から連なる接着テープ8Aによりモール部材4
の基端部411(図2)に接着せしめられる。一方、車
内側の部分61bでは接着テープ8Bは分離せしめてあ
る。
【0017】しかして上記のウエザストリップ取付構造
では、ウエザストリップ6の基底部61はモール部材4
の基端部411の全長にわたり接着テープ8Aにより一
連に接着される。また上記基底部61は、型成形接続部
6Aを除き、端末に至るまで接着テープ8Bによりドア
開口縁1に接着される。
【0018】上記モール部材基端部411の端末には図
3(B)に示すように接着テープ8Aに接着隙間aが存
在するが、たとえこの隙間aから接着はがれが進行して
も、図3(C)に示すように接着テープ8Aとは別体の
接着テープ8Bによりウエザストリップ6はドア開口縁
1に隙間なく接着されているから、この部分のウエザス
トリップの取付け安定性およびドア開口縁1とのシール
性は確保される。また図4に示す型成形接続部6Aで
は、接着テープ8Aによりウエザストリップ6の取付け
安定性および上記モール部材基端部411とのシール性
は確保される。また接着テープ8A,8Bはいずれもビ
ス5の頭部や上記基端部411の端縁の段差を避けた位
置に設けてあるから、これ等の段差による接着隙間は存
在しない。
【0019】車内側の接着テープ8Bは、車外側の接着
テープ8Aよりも軟質のものを用いることが望ましい。
接着テープ8Bを接着するドア開口縁1には継ぎ目段差
がある。また、モール部材4の上端とドア開口縁1の外
端のパネル面との間に隙間が生じると、水がトリム部材
4内に入り、更にトリム部材基端411とドア開口縁1
の重ね合わ部の隙間から車室側に入るおそれがある。そ
こで、接着テープ8Bを軟質とすることで、ドア開口縁
1の継ぎ目段差への追従変形性をよくし、段差部でも隙
間なく密着接合することができ、シール性を完全ならし
めることができる。一方、接着テープ8Aは比較的硬質
とすることで、ウエザストリップ6の固定性を確保す
る。
【0020】なお、接着テープは一般にアクリル樹脂等
の発泡体の帯状フォーム部材の両面に接着剤層を設けて
構成されており、フォーム部材の発泡度を変えることで
硬度を調整し得る。
【0021】上記実施例ではウエザストリップ6の基底
部61をソリッドゴムとしたが、ウエザストリップ6全
体をスポンジゴムとしてもよい。またウエザストリップ
6はトリム9を一体成形した構造としてもよい。また接
着テープ8A,8Bは幅や厚さを同一とする必要はな
く、車内側の接着テープ8Bはウエザストリップ6およ
びドア開口縁1の接着面の形状により、更に2本ないし
それ以上に分割してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、接着テープによりウエ
ザストリップをモール部材を付設したドア開口縁に作業
性よく接着することができる。また、いずれかの接着テ
ープに接着の不完全が生じても、2本の接着テープによ
りそれぞれの不完全接着を相補い、ウエザストリップの
全長にわたり、接着安定性およびシール性が確保され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動車の側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置での本発明のウエザ
ストリップ取付構造の断面図である。
【図3】図3(A)は図1のA部の斜視図、図3(B)
および図3(C)はそれぞれ図3(A)のB−B線およ
びC−C線位置のウエザストリップ長手方向断面図であ
る。
【図4】図1のB部の斜視図である。
【図5】本発明を達成する過程で発明者らが着想したウ
エザストリップ取付構造の断面図である。
【符号の説明】
1 ドア開口縁 2 ドアガラス 4 モール部材 411 基端部 5 固定手段 6 ウエザストリップ 61 基底部 8,8A,8B 両面接着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−159128(JP,A) 特開 平5−213119(JP,A) 実開 昭57−74814(JP,U) 実開 平1−112110(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04 B60R 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフサイドに沿うドア開口縁に
    取付けられるウエザストリップの取付構造において、ウ
    エザストリップの車外面を覆うモール部材の基端部を上
    記ドア開口縁の車外側部分に沿って重ね合せてビス等の
    固定手段により固定し、ウエザストリップの基底部を、
    上記固定手段をはさんでその車外側位置および車内側位
    置で、それぞれ別体の両面接着テープにより上記モール
    部材の基端部およびドア開口縁に接着したことを特徴と
    するウエザストリップの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記基底部をドア開口縁に接着する両面
    接着テープを、上記モール部材の基端部に接着する両面
    接着テープよりも軟質とした請求項1記載のウエザスト
    リップの取付構造。
JP23222094A 1994-02-21 1994-08-31 ウエザストリップの取付構造 Expired - Fee Related JP3257282B2 (ja)

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DE69502847T DE69502847T2 (de) 1994-02-21 1995-02-21 Anordnung zur Befestigung von Dichtungsstreifen
EP95102420A EP0668178B1 (en) 1994-02-21 1995-02-21 Structure for attachment of weather strip
US08/391,605 US5590926A (en) 1994-02-21 1995-02-21 Structure for attachment of weather strip
US08/699,059 US5791722A (en) 1994-02-21 1996-08-09 Structure for attachment of weather strip

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