JP3256938B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP3256938B2 JP3256938B2 JP28710699A JP28710699A JP3256938B2 JP 3256938 B2 JP3256938 B2 JP 3256938B2 JP 28710699 A JP28710699 A JP 28710699A JP 28710699 A JP28710699 A JP 28710699A JP 3256938 B2 JP3256938 B2 JP 3256938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- transfer material
- image forming
- carrier
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
上に転写材を担持し、該転写材に転写電界を付与して感
光体や絶縁体等から成る像担持体上に形成されたトナー
画像を該転写材上に重ねて転写を行う転写装置に関する
ものであり、例えばカラー電子写真複写機やプリンタ等
の画像形成装置として好適に使用することができる。
ては、像担持体上にトナー像を形成して、そのトナー像
を転写材に転写して画像を得ている。
を得る画像形成装置としては種々のものが提案されてい
るが、多色画像形成装置の代表的なものとして図1に示
すような多色電子写真複写機が知られている。
に、回転自在に軸支された矢印方向に回転する像担持体
の感光ドラム1を備え、その周囲に電子写真法による画
像形成手段を配置してなっている。
のを採用し得るが、本例では感光ドラム1の表面を均一
に帯電する一次帯電器2とカラー画像を色分解した光像
又はこれに相当する光像Lを感光ドラム1に照射して画
像の静電潜像を現像してトナー像として可視化する移動
式現像装置4とからなっている。
ンタ現像剤、シアン現像剤、イエロー現像剤、ブラック
現像剤をそれぞれ格別に収納した4個の現像器4M,4
C,4Y,4BKを保持してなっている。移動式現像装
置4は移動台4Aを移動することにより感光ドラム1上
に形成された静電潜像に対応した色の現像剤の現像器と
感光ドラム1の外周面と対向した現像位置へと搬送し
て、その色の現像剤で感光ドラム1上の静電潜像を現像
として可視化し、これを他の色についても繰り返して4
色分のフルカラー現像が可能に構成されている。
転写装置5によりこれに担持した転写材P上に転写され
る。
支された転写ドラム5aを備えたドラムタイプとされ、
図3を参照すると理解されるように、転写ドラム5a
は、両端に配置された一対のシリンダ5g,5hを連結
部材5iで連結して、これらシリンダ5g,5h間の開
口域の外周面に転写材担持体5fを張設してなってい
る。上記転写材担持体5fには、通常、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム
など誘電体シートが使用される。
カラー画像の形成工程を以下に簡単に説明すると、一次
帯電器2により感光ドラム1上に均一な帯電を行ない画
像情報に応じた光像を照射して感光ドラム1上に静電潜
像が形成される。この感光ドラム1上の静電潜像を移動
式現像装置4により樹脂を主体としたトナーを有する現
像剤で現像して、静電潜像がトナー像として可視化され
る。
より感光ドラム1上のトナー像と同期して転写装置5に
送られ、吸着ローラ31、吸着帯電器32により転写ド
ラム5aに静電吸着され、図中矢印方向に搬送される。
転写材Pは転写帯電器5bによるトナーと逆極性のコロ
ナ放電を転写ドラム5aに張設された転写材担持体5f
の背面から受け、これにより転写材P上に感光ドラム1
上のトナー像が転写される。
に4色分のトナー像の転写が行なわれた後、転写材Pと
転写材担持体5fの帯電電荷の除電を行なうために除電
手段として設けた内側帯電器5d、外側帯電器5eによ
って除電され、次に分離帯電器33と分離爪8の作用に
より転写材Pは転写ドラム5aから剥離され、搬送ベル
ト34により定着器9に搬送される。そして定着器9で
熱による定着を受けた後複写機の機外に排出される。
もファーブラシなどからなる清掃手段11の作用により
清掃された後再び画像形成プロセスに供される。
記従来の技術で説明した構成の多色電子写真複写機は極
めて好適に作動するものの、本発明者の研究、実験によ
ると転写工程特に転写装置5の転写材担持体5fとして
ポリフッ化ビニリデン樹脂フィルム等を使用し、転写材
Pとして転写紙を使用した場合に、又特に湿度が大であ
る場合に、問題を生じることを見出された、この点につ
いて次に説明する。
リフッ化ビニリデン樹脂フィルムの体積抵抗は1013Ω
・cm〜1012Ω・cm転写紙の体積抵抗は109Ω・
cm(高湿度時)〜1012Ω・cm(低湿度時)とされ
るために高湿度時において誘電体シート及び転写紙の帯
電電荷を除電する時に内側帯電器5dからのマイナス電
荷が転写紙に流入して転写部に至り、転写を阻害して転
写不良が発生する。
イナス電荷の転写材担持体へ流入した電荷を処理するこ
とにより上記課題を解決した画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
番号と同番号を付して示せば次の通りである。
して像担持体の転写位置に転写材を搬送する転写材担持
体と、像担持体上に形成されたトナー像を該転写位置に
て転写材に転写させる転写手段と、転写の行われた転写
材及び該転写材担持体の帯電電荷を除電する除電手段と
を備えて成る転写装置を有する画像形成装置において、
前記除電手段は、電圧が印加されることで帯電動作を行
う帯電手段を有し、前記転写材担持体の体積抵抗率は1
09〜1014Ω・cmであり、前記除電手段によって除
電が行われる位置から転写材担持体の移動方向の上流側
に向かって転写位置までの間にあって該転写材担持体と
接触する導電性部材が設けられ、該導電性部材は装置本
体の接地部と電気的に接続することを特徴とする画像形
成装置である。
材は前記転写材担持体に対して離接可能であることを特
徴とする第1の発明に記載の画像形成装置である。
材の離接動作は、前記転写材担持体に担持搬送される転
写材の先端及び後端の位置に応じて行われることを特徴
とする第2の発明に記載の画像形成装置である。
る。
を備えた多色電子写真複写機にて好適に実施し得る。従
って本実施例では、画像形成装置を図2の多色電子写真
複写機に具現化し、又図3に図示する転写ドラム5aを
具備させた。それらの構成及び作用は、基本的に従来の
技術について上述した通りである。
5aを備える。転写ドラム5aは、金属などの導電部材
からなる2つのシリンダ5g,5hの間の開口域の外周
面に、誘電率3.0〜13.0、体積抵抗率109〜1
014Ω・cm、厚み70〜200μmのうちの2つ以上
の条件を満足する転写材担持体5fとして誘電体シート
例えばポリフッ化ビニリデン樹脂(PVdF)フィルム
を張設してなっている。
ム5aを構成する2つのシリンダ5g,5hを連結する
連結部材5i上に固定される。
mm、移動速度を84mm/sに設定した。同時に感光
ドラム1などの移動スピードであるプロセススピードも
84mm/sとした。
例えば+5kV〜10kVの電圧が印加され、転写電流
は+40μA〜500μAとされる。トナー像が転写さ
れた転写材P及び転写材担持体5fを除電する除電手段
はコロナ帯電器とされ、交流発振時の直流バイアス(−
0.7kV〜−3.7kV,−50μA〜−265μ
A)が印加可能の交流帯電器(12kVpp,800μ
A)からなる内側帯電器5dと交流帯電器(11k
Vpp,600μA)からなる外側帯電器5eにて構成さ
れ、外側帯電器5e、内側帯電器5dの交流成分の位相
は逆位相となるように制御される。
体5fが転写帯電器5bから内側帯電器5dに向う側で
内側帯電器5dと転写帯電器5bの間に導電性部材とし
て例えば導電ローラ35を設けている。
り接触されており、本体装置と導電的に接続されてい
る。
ラム1上のトナー像を転写される。その時に転写材Pは
転写によって帯電されるために除電が行なわれる。即
ち、内側除電帯電器5dと外側帯電器5eによって転写
材P及び転写材担持体5fをはさむように両側からコロ
ナ放電により除電される。
用いる転写紙の体積抵抗は109Ω・cmと低抵抗にな
り、除電時において転写紙(P)に電荷注入が行なわれ
る。そこで注入された電荷は転写部に至り転写を阻害
し、転写不良をおこす訳であるが本発明では内側、外側
帯電器5d,5eと転写帯電器5b間に導電ローラ35
を設けており、転写紙(P)に注入された電荷が図1の
矢印に示すように導電ローラ35を通過させて図示のよ
うに装置本体の接地部に流れるようにした。
ず良好な画像を得ることができた。
れるものではない。
の導電ローラの位置に配設して装置本体に導通させても
同様の結果が得られた。
の背面より接触させていたがこれに限られるものではな
い。例えば導電ローラ35を転写材担持体5fに離接可
能とし、転写材Pの先端が内側、外側帯電器5d,5e
の位置に達する少し前に転写材担持体5fに導電ローラ
35を接触させ、転写材P後端が転写帯電器5bの位置
の通過した時に、転写材担持体5fから離脱することで
も、同様の結果が得られる。これによって、導電ローラ
と転写材担持体の耐久性を増すことになる。
は、電圧が印加されることで帯電動作を行う帯電手段を
有し、転写材担持体の体積抵抗率が109〜1014Ω・
cmであり、除電手段によって、除電が行なわれる位置
から転写材担持体の移動方向の上流側に向って転写位置
までの間にあって、転写材担持体と接触する導電性部材
が設けられ、該導電性部材を接地することによって転写
不良のない良好な画像を得られることができた。
離接可能であり、 また、離接動作は転写材の先端及び
後端の位置に応じて行われるので、長時間の接触により
摩耗が促進されることがなく、それぞれの部材の交換時
期を伸ばすことができ、画像形成装置全体としても耐久
性の向上が図れる。
例の縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 転写材を担持して像担持体の転写位置に
転写材を搬送する転写材担持体と、像担持体上に形成さ
れたトナー像を該転写位置にて転写材に転写させる転写
手段と、転写の行われた転写材及び該転写材担持体の帯
電電荷を除電する除電手段とを備えて成る転写装置を有
する画像形成装置において、前記除電手段は、電圧が印加されることで帯電動作を行
う帯電手段を有し、 前記転写材担持体の体積抵抗率は109〜1014Ω・c
mであり、前記 除電手段によって除電が行われる位置から転写材担
持体の移動方向の上流側に向かって転写位置までの間に
あって該転写材担持体と接触する導電性部材が設けら
れ、 該導電性部材は装置本体の接地部と電気的に接続するこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記導電性部材は前記転写材担持体に対
して離接可能であることを特徴とする請求項1に記載の
画像形成装置。 - 【請求項3】 前記導電性部材の離接動作は、前記転写
材担持体に担持搬送される転写材の先端及び後端の位置
に応じて行われることを特徴とする請求項2に記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28710699A JP3256938B2 (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28710699A JP3256938B2 (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-07 | 画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30295992A Division JP3225469B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000214697A JP2000214697A (ja) | 2000-08-04 |
JP3256938B2 true JP3256938B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=17713149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28710699A Expired - Fee Related JP3256938B2 (ja) | 1999-01-01 | 1999-10-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3256938B2 (ja) |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP28710699A patent/JP3256938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000214697A (ja) | 2000-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2707359B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP1262840B1 (en) | Image forming apparatus including discharging device for preventing reattachment of residual toner to intermediate transfer element | |
EP0784246B1 (en) | Image forming apparatus employing intermediary transfer member | |
JPS6253826B2 (ja) | ||
JP3346063B2 (ja) | 画像転写装置 | |
JP3256938B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3848207B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2780266B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP3210497B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3277721B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3611270B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3018617B2 (ja) | 画像形成装置における多重転写装置 | |
JPH0827584B2 (ja) | 記録装置のクリ−ニング装置 | |
JP2627561B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0511631A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0561366A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6151178A (ja) | 画像転写装置 | |
JPH09251249A (ja) | 中間転写体を採用した画像形成装置 | |
JP2001188420A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0462581A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03214182A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04296774A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08248782A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004226919A (ja) | 転写ベルトを用いた転写方法 | |
JP2002214872A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |