JP3253536B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDイメージャ
等の撮像素子にて得られた撮像信号にマイクロコンピュ
ータによりソフトウエア的な信号処理を施して作成され
た画像データをフラッシュメモリ等の半導体メモリに格
納し、またこの半導体メモリ内の複数の画像データ中の
任意の静止画のデータを消去可能な電子スチルカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラは、ビデオカメラと同
様にCCDイメージャ等の撮像素子を用いて一枚分の静
止画撮像信号を得て、これをディジタル化して、CPU
にて色分離処理や画像圧縮処理をソフトウエア的に実行
した後にフラッシュメモリに記録、保持する静止画撮影
装置であり、パソコン用の画像データの取り込み用に広
く普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、通
常、信号処理用のCPUの駆動制御に不可欠な制御プロ
グラムは専用のROMに格納されているので、このプロ
グラム格納用ROMが別途必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像信号を出
力する撮像素子と、撮像信号に信号処理を施して画像デ
ータに変換する信号処理手段と、画像データを格納する
フラッシュメモリとを備える電子スチルカメラにおい
て、信号処理手段にはCPUが含まれ、このCPUを駆
動制御する制御プログラムがフラッシュメモリに記憶さ
れていることを特徴とし、特に、信号処理手段での信号
処理に先立って、制御プログラム中の画像データのフラ
ッシュメモリへの格納作業に関するプログラムのみをフ
ラッシュメモリとは別のRAMに転送し、CPUは格納
作業をRAM内のプログラムに基づいて実行することを
特徴とする。
【0005】また、別の手段として、フラッシュメモリ
に格納される複数の画像データ中の任意のデータを消去
する画像消去手段とを備え、この画像消去手段にはCP
Uが含まれ、CPUを駆動制御する制御プログラムがフ
ラッシュメモリに記憶されていることを特徴とし、特
に、画像消去手段での信号消去に先立って、制御プログ
ラム中の画像データのフラッシュメモリからの消去作業
に関するプログラムのみをフラッシュメモリとは別のR
AMに転送し、CPUは消去作業をRAM内のプログラ
ムに基づいて実行することを特徴とする。
【0006】更に、前記転送は電源オンに伴う初期設定
時に実行されることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の一実
施例装置について説明する。図1は本実施例装置である
電子スチルカメラのブロック図である。図中、1は撮影
モードにおいて入射光を光電変換して撮像信号として出
力するCCDイメージャであり、2は撮像信号に周知の
ノイズ除去及びレベル調整を施すCDS/AGC回路、
3はCDS/AGC回路2を経た撮像信号をディジタル
値に変換するA/D変換器、4はA/D変換器3出力に
周知の白バランス調整及びガンマ補正を行う信号処理回
路、5は信号処理回路4を経たディジタルデータを画素
毎に一時保管するデータ保管領域5aと後段のCPU7
の制御用プログラムを保管するプログラム保管領域5b
を有する第1RAMであり、6は第1RAM5のデータ
保管領域5aからのデータを用いて色分離処理を施した
上で、一旦画素毎に色分離結果を所定ライン分保管する
第2RAMであり、15は圧縮画像データを一時的に保
持する第3RAMである。
【0008】7はデータ保管領域5aからデータを受け
取り、第2RAM6、第3RAM15、フラッシュメモ
リ8及びビデオメモリ10との間でデータのやりとりを
行うCPUであり、フラッシュメモリ8のプログラム格
納領域8bに予め格納された制御プログラムに基づいて
通常は各種の処理を実行する。
【0009】この制御プログラムは、複数のサブルーチ
ンを実行する種々のプログラムから成り、撮影モードに
関連するものとしては主として色分離処理プログラムP
1、YUV変換プログラムP2、YUVデータ格納処理
プログラムP3、画像圧縮処理プログラムP4及びフラ
ッシュメモリ格納処理プログラムP5のプログラムで構
成され、また消去モードに関連するものとしては、主に
フラッシュメモリ8からのデータ読み出し処理プログラ
ムP11、画像伸長処理プログラムP12、RGBデー
タへの逆変換プログラムP13、消去を希望する画像デ
ータの消去処理プログラムP14のプログラムで構成さ
れ、更に初期設定時にプログラム格納領域8b内の制御
プログラム中の格納処理プログラムP5及び消去処理プ
ログラムP14のみをフラッシュメモリ8のプログラム
格納領域8bから第1RAM5のプログラム保持領域5
bに転送する転送プログラムP20を有する。
【0010】8はCPU7から出力される圧縮画像デー
タを格納するデータ格納領域8aとCPU7の制御プロ
グラムが予め格納されたプログラム格納領域8bを有す
るフラッシュメモリであり、通常のRAMとは異なりデ
ータの書き込み自在でありながら、電源OFF時にも記
憶内容は保管される特徴を有している。
【0011】10は消去モードにおいてCPU7から得
られる画像データを保持するビデオメモリであり、11
はビデオメモリ10に保持された画像データに基づき画
像を映出するLCDモニター、12は消去モードにおい
て消去を所望する静止画像を指定する消去画像指定ボタ
ンである。
【0012】前述の一連のブロックは、カメラのキャビ
ネットに配された手動の電源ボタン(図示省略)をON
した直後に実行される初期設定後に作動状態となる。こ
こで、この初期設定の一つとして、CPU7は転送プロ
グラムP20を実行し、フラッシュメモリ8のプログラ
ム格納領域8bに格納された制御プログラムの中の格納
処理プログラムP5と消去処理プログラムP14の2種
類のプログラムのみを第1RAM5のプログラム保管領
域5bに転送させる。
【0013】また、カメラにはCCDイメージャ1から
の撮像信号に種々の信号処理を施してフラッシュメモリ
8に圧縮画像データとして格納する撮影モードと、フラ
ッシュメモリ8に既に格納されている複数枚の静止画像
をLCDモニター11に縮小表示し、この表示画面を確
認しながら所望の静止画の圧縮画像データをフラッシュ
メモリ8から消去する消去モードがあり、図示省略のモ
ード選択スイッチによりいずれかのモードが選択可能で
ある。
【0014】尚、フラッシュメモリ8のデータ格納領域
8aに格納されている圧縮画像データは、フラッシュメ
モリ8に電気的に接続された信号ラインを経由してパー
ソナルコンピュータ等の外部の機器にデータ転送され
る。
【0015】次に上述の構成を有する電子スチルカメラ
の動作をモード毎に図2のフローチャートを参考にして
説明する。まず電源ON(ステップ51)に伴って後述
の格納処理プログラムP5及び消去処理プログラムP1
4がプログラム保管領域5bに転送され(ステップ5
2)、この後にステップ70にて撮影モードと判断され
た場合には、CCDイメージャ1以降の各部が動作を開
始する。即ち、レリーズボタン(図示省略)の操作によ
りCCDイメージャ1での撮影(ステップ53)により
得られた撮像信号は、CDS/AGC回路2でノイズ除
去及びレベル調整された撮像信号となり、A/D変換器
3でディジタルデータに変換され、更に信号処理回路4
にて周知の白バランス調整及びガンマ補正等の処理が施
された後に、一時記憶メモリとして働く第1RAM5の
データ保管領域5aに格納される。尚、CCDイメージ
ャ1の受光部の前面には、図3に示すようにR、G、B
の色フィルタ30がモザイク状に配置され、各画素には
R、G、Bのいずれかが対応して配置されることにな
る。
【0016】第1RAM5のデータ保管領域5aに格納
されたデータのデータ数は、CCDイメージャ1の画素
数と一致し、1画素当たりにCCDイメージャ1の色フ
ィルタに対応したR、G、Bのいずれか1つの色のデー
タが格納されることになる。
【0017】こうして1画面分の全画素についてのディ
ジタルデータの第1RAM5への格納が完了すると、引
き続きこれらのデータが、CPU7に読み出され、色分
離処理(ステップ54)、YUV変換(ステップ5
5)、第2RAM6への一時格納(ステップ56)及び
画像圧縮処理(ステップ58)の一連の処理がソフトウ
エア的に実行される。
【0018】ここで、CPU7には図2のフローチャー
トに沿った処理を実際に実現する為の制御プログラムが
必要であり、プログラムP1、P2、P3、P4をその
都度フラッシュメモリ8のプログラム格納領域8bから
読み出して各処理を実行する。
【0019】色分離処理プログラムP1に基づく処理が
開始されると、CPU7は第1メモリ5内のある画素及
びその周辺の画素のデータを読み出して、各画素毎に欠
落したR、G、Bの内の2色の色信号のデータを周辺の
同一色の色フィルタの画素の色信号データの平均値で補
間する色分離処理を実行する。例えば、R色の色フィル
タが装着された画素については、G及びB信号を作成す
る必要があり、それぞれ近傍に配置されたG及びBの色
フィルタが装着された複数の画素の色信号データを平均
することで補間が実現する。以下、同様の作業を行い、
G色の色フィルタが装着された画素の各々について、R
及びBのデータを、またB色の色フィルタが装着された
画素の各々について、R及びGのデータを作成する。こ
のような色分離動作により、各画素についてR、G、B
の3色の色信号データを持たせることが可能になる。
【0020】こうしてある画素の色分離動作が完了する
と、続いてYUV変換プログラムP2が実行され、得ら
れたR、G、Bの3原色のデータを数1の演算式に代入
することで、R、G、Bのデータを輝度(Y)信号デー
タ及び色差BーY(=U)信号データ、色差RーY(=
V)信号データのY、U、Vのデータに変換する。
【0021】
【数1】
【0022】次いで、YUVデータ格納処理プログラム
P3が実行される。即ち、演算により得られたYUVデ
ータの中のY信号データは、解像度に大きく影響するの
で全画素について全て画素毎に第2RAM6に格納され
る。一方、人間の目が輝度の変化には敏感であるが、色
の変化には比較的鈍感であるという特性を有しているの
で、できる限りデータ量を削減する為に、U及びV信号
データについて水平方向に1/2に間引き処理が実行さ
れる。具体的には、U及びV信号データを2画素に1画
素の割合で抜き出して第2RAM6に格納するように書
き込みを制御する。
【0023】以上の色分離処理から第2RAM6への格
納作業までの一連の処理が、ステップ57に示すように
所定の画素数分だけ繰り返される。この所定の画素数と
は、8ライン分の全有効画素数に設定されており、1ラ
インの有効画素数をNとすると、8×Nの画素分だけ上
述の一連の処理が繰り返される。尚、第2RAM6のメ
モリサイズとしては、8ライン分の全有効画素でのYU
Vデータを格納できる大きさに設定されている。
【0024】8ライン分にわたって一連の処理が完了
し、第2RAM6に8ライン分の全画素でのYUVデー
タの格納が完了すると、CPU7は画像圧縮処理プログ
ラムP4に基づいて色分離処理から格納作業までの一連
の処理を一旦終了して、第2メモリ6からYUVデータ
を読み出して画像圧縮処理を実行する。
【0025】この画像圧縮処理では、第2RAM6に格
納されている8ライン分のYUVデータに対応する画素
を、垂直方向×水平方向=8×8画素から成る複数のブ
ロックに分割し、1ブロック毎のYの信号データ及び水
平方向に隣接する2ブロック毎のU、Vの信号データに
ついてJPEGの規格に沿った画像圧縮が実行される。
このJPEGの画像圧縮は、8×8画素を1ブロックと
してブロック化し、このブロック単位で2次元のDCT
(離散コサイン変換)、量子化及び2次元のハフマン符
号化の一連の処理にて構成され、この画像処理により最
終的に圧縮画像データがブロック順次で作成される。
尚、U、Vの信号データについては水平方向に1/2に
間引かれているので2ブロックを1単位として扱ってい
る。
【0026】このようにして得られる圧縮画像データ
は、一旦第3RAM15に順次格納され、所定のブロッ
ク分の圧縮データがこの第3RAM15に保持される。
そして、これらの所定のブロック分の画像圧縮が完了す
ると、一旦画像圧縮処理を中止して、第3RAM15に
保持される圧縮画像データをデータ格納領域8aに格納
する(ステップ59)。この格納作業に際しては、プロ
グラム格納領域8bからプログラムの個々の命令の読み
出しを逐一実行しつつ、データ格納領域8aへの圧縮画
像データの書き込みを同時に実行することが困難である
から、この格納作業に関しては第1RAM5側のプログ
ラム保管領域5bでの格納処理プログラムP5に基づい
て格納処理が実行される。従って、フラッシュメモリ8
への書き込みと読み出しが同時に為される必要はなくな
り、圧縮画像データのフラッシュメモリ8への格納が妨
げられる恐れはない。
【0027】上述の圧縮及び格納処理は、ステップ60
に示すように第2RAM6に保持された8ライン分の全
ブロックに対してY、U、Vの信号データ毎に繰り返さ
れ、次いでステップ61にて1画面分の圧縮データの格
納が完了したか否かが判断され、1画面分の全ての処理
が為されていない場合には、ステップ54に戻って一連
の処理を再度繰り返し、1画面分の全ての圧縮画像デー
タがデータ格納領域8aに格納されると、1枚の静止画
の撮影が完了する。
【0028】以上の一連の処理を複数回繰り返すこと
で、データ格納領域8aには複数枚の静止画の圧縮画像
データが格納されることになる。尚、データ格納領域8
aには、予め1枚目のデータはアドレスN1〜N2のメ
モリ位置に格納し、2枚目のデータはアドレスN3〜N
4のメモリ位置に格納するといったように1枚毎に格納
位置が決定されており、また1枚目の静止画については
静止画番号として「1」が付与され、2枚目には静止画
番号として「2」が付与され、以下同様に撮影枚数に応
じて順次付与される。
【0029】一方、モード選択スイッチにより、消去モ
ードが選択されている場合の各部の動作について次に説
明する。消去モードではステップ70からステップ71
に移行して、CPU7はプログラム格納領域8b内のプ
ログラムP11に基づいてフラッシュメモリ8のデータ
格納領域8aより圧縮画像データをブロック毎に読み出
し、次いで画像伸長プログラムP12に基づいて、圧縮
画像データに対してハフマン復号化、逆量子化及び逆D
CT処理を施して画像伸長し、伸長データを第2RAM
6に一旦保持させ、次いでこれらの伸長データであるY
UVデータをRGBデータに変換する変換プログラムP
13を実行し、更にこれらのRGBデータを間引きなが
らビデオメモリ10に格納し、フラッシュメモリ8内の
複数の静止画について同様の処理を施し、例えば16枚
の静止画を1/16に縮小してビデオメモリ10に1枚
の静止画として格納することでLCDモニター11に1
6枚の静止画の縮小画面が静止画番号順にマルチ表示さ
れる(ステップ71)。
【0030】使用者は、このマルチ表示を見ながら消去
を希望する静止画を例えば静止画番号で指定する(ステ
ップ72)と、この消去指令がCPU7に供給され、C
PU7は第1RAM5に保持されている消去処理プログ
ラムP14に基づいて、指定された静止画番号に対応す
るアドレスの領域にアクセスして、これらの領域のデー
タを強制的に消去する。(ステップ73)。
【0031】従って、データ消去とプログラムの個々の
命令の読み出しをフラッシュメモリ8に対して同時に実
行する必要がないので、プログラム読み出し中によりデ
ータ消去ができないといった問題は生じない。
【0032】前記実施例では、CCDイメージャ1の有
効画素毎にR、G、B信号の一つを取り出し、色分離処
理により欠落する2色の色信号の補間を行う方式を例に
挙げて説明したが、本件出願人が先に特願平7−386
32号にて提案しているように、色分離処理の際にCC
Dイメージャの画素の欠落色信号を補間するのに代え
て、各画素を水平及び垂直方向に半画素分ずらせた位置
でのR、G、Bの3原色信号を周囲の画素の色信号から
作成して、これ以後の信号処理に際して、この半画素ず
れた位置を画素と見なして扱うことも可能であることは
いうまでもない。
【0033】また、前記実施例では、CCDイメージャ
1に装着された色フィルタは、R、G、Bの原色フィル
タをモザイク状に配置したものを用いたが、特にモザイ
ク状に配置するものに限定されることはない。また、原
色フィルタに代えて補色フィルタを用いることも可能で
あることはいうまでもない。
【0034】また、前記実施例では、CCDイメージャ
の色フィルタに原色フィルタを用い、フラッシュメモリ
への記憶をYUVのデータで行うように構成しているの
で、画像圧縮前及び伸長後にRGBデータからYUVデ
ータへの変換及びその逆の逆変換を実行しているが、フ
ラッシュメモリにRGBデータをそのまま記憶するよう
に構成することも可能であり、この場合、上述の変換及
び逆変換処理は不要となる。
【0035】また、前記実施例では、フラッシュメモリ
のプログラム格納領域からプログラムP5及びP14を
転送する転送先を第1RAM5として説明したが、これ
に限定されるものではなく、第2RAM6にプログラム
保管領域を別途用意して、ここに転送するように構成し
ても良いことはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】上述の如く発明によると、本来画像デ
ータを格納する半導体メモリにプログラム格納領域を設
定し、ここにCPUで撮像信号をソフトウエア的に処理
する為の制御プログラムを格納するので、この制御プロ
グラムを格納するROMを省略することが可能になる。
また、半導体メモリへのデータ格納用のプログラムのみ
はRAMに転送することで、半導体メモリへのデータ格
納に際してデータの書き込みとプログラムの読み出しを
独立させることができ、プログラム読み出し中によりデ
ータ格納ができないといった問題点が解消される。
【0037】さらに、複数の画像データが格納された半
導体メモリにプログラム格納領域を設定し、ここにCP
Uで半導体メモリ内の任意の画像データをソフトウエア
的に消去処理する為の制御プログラムを格納するので、
この制御プログラムを格納するROMを省略することが
可能になる。また、データ消去用のプログラムのみはR
AMに転送することで、半導体メモリへのデータ格納に
際して、消去とプログラムの読み出しを独立させること
ができ、プログラム読み出し中によりデータ消去ができ
ないといった問題点が解消される。
【0038】また、カメラの電源ON毎に半導体メモリ
からRAMに特定のプログラムのみを転送させるので、
カメラの作動時には常にRAMにプログラムが保持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例に係わり、CCDイメージャ
に装着される色フィルタを説明する図である。
【符号の説明】
1 CCDイメージャ 5 第1RAM 5a データ保管領域 5b プログラム保管領域 7 CPU 8 フラッシュメモリ 8a データ格納領域 8b プログラム格納領域 12 消去画像指定ボタン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像信号を出力する撮像素子と、 該撮像信号に信号処理を施して画像データに変換する信
    号処理手段と、 該画像データを格納する半導体メモリとを備える電子ス
    チルカメラにおいて、 前記信号処理手段にはCPUが含まれ、該CPUを駆動
    制御する制御プログラムが前記半導体メモリに記憶され
    ていて、 前記CPUの前記半導体メモリへの駆動制御に先立っ
    て、前記半導体メモリへの前記駆動制御に関連する前記
    制御プログラムを、電源オンに伴う初期設定時に自動的
    に前記半導体メモリからRAMに転送し、前記CPUは
    前記RAM内の前記制御プログラムに基づいて動作する
    ことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 転送される前記制御プログラムは、前記
    画像データを前記半導体メモリへの格納作業に関するプ
    ログラムであることを特徴とする請求項1記載の電子ス
    チルカメラ。
  3. 【請求項3】 転送される前記制御プログラムは、前記
    半導体メモリに格納される複数の画像データのうち任意
    の静止画に対応するデータを消去する画像消去作業に関
    するプログラムであることを特徴とする請求項1記載の
    電子スチルカメラ。
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