JPH10341361A - パノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ - Google Patents

パノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ

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JPH10341361A
JPH10341361A JP9177457A JP17745797A JPH10341361A JP H10341361 A JPH10341361 A JP H10341361A JP 9177457 A JP9177457 A JP 9177457A JP 17745797 A JP17745797 A JP 17745797A JP H10341361 A JPH10341361 A JP H10341361A
Authority
JP
Japan
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display
data
panoramic
image
digital camera
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9177457A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Shiobara
隆一 塩原
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCDを経て得た画像データからパノラマ画
像用データを作成し、パノラマ画像の表示、記録および
再生出力を可能とするパノラマ画像撮影機能付デジタル
カメラを提供する。 【解決手段】 撮像光を光電変換したのちに、画像デー
タとして記録媒体に記録するデジタルカメラにおいて、
被写体を表示可能な被写体表示手段6と、前記被写体表
示手段6に表示可能な被写体表示の上側および下側を所
定割合削除したパノラマ表示を表示するパノラマ表示手
段61と、前記被写体表示の画像の上側および下側につ
いて画像データを所定割合削除したパノラマ画像データ
を作成するパノラマ画像データ作成手段62とを設け
る。これによりパノラマサイズの画像表示が実現し、パ
ノラマサイズの画像データを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラに関
し、特に、パノラマ画像の表示、記録およびパノラマ画
像データの出力をなし得るパノラマ画像撮影機能付デジ
タルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラ(電子スチールカ
メラ)が開発/販売され普及しつつあり、多くのデジタ
ルカメラは撮像結果を表示する液晶ディスプレイを備え
ている。
【0003】フィルム式のカメラで撮像を行う場合には
ファインダで撮像対象を捕捉し、注目点を合焦候補点と
して撮像を行うが、デジタルカメラでは一定の周期(1
/15〜1/60秒)でレンズを経た入射光をCCDで
光電変換したのち信号処理して多値(R、G、B)のラ
スタデータ(画像データ)として液晶ディスプレイのフ
レームメモリに展開されるので、液晶ディスプレイには
動画が表される。
【0004】しかしながら、従来の多くのデジタルカメ
ラで用いられているCCDのサイズはコスト等の要因に
より一般のテレビ放送に合わせて横:縦=4:3の比率
で撮影するため、デジタルカメラの液晶ディスプレイの
画面サイズもこのような比率で決められ、表示される画
像もCCDの比率の画像が表示されるのみで、遠景を展
望したような場合に撮像が望まれるパノラマ像を撮影お
よび表示することができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記不都合を
解消するためになされたものであり、CCDを経て得た
画像データからパノラマ画像用データを作成し、パノラ
マ画像の表示、記録、および再生出力を可能とするパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1の態様は、撮像光を光電変換したのちに、画像
データとして記録媒体に記録するデジタルカメラにおい
て、被写体を表示可能な被写体表示手段と、前記被写体
表示手段に表示可能な被写体表示の上側および下側を所
定割合削除したパノラマ表示を表示するパノラマ表示手
段と、前記被写体表示の画像の上側および下側について
画像データを所定割合削除したパノラマ画像データを作
成するパノラマ画像データ作成手段と、を有することを
特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにあ
る。
【0007】かかる第1の態様では、パノラマサイズの
画像表示が実現でき、パノラマサイズの画像データが作
成できる。
【0008】本発明の第2の態様は、第1の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記被写
体表示手段は、前記撮像光を動画表示する動画表示手段
と、この動画を表示可能な動画表示装置とからなり、前
記パノラマ表示手段は、前記パノラマ表示を前記動画表
示手段に表示することを特徴とするパノラマ画像撮影機
能付デジタルカメラにある。
【0009】かかる第2の態様では動画表示手段を有
し、パノラマサイズの動画表示が実現される。
【0010】本発明の第3の態様は、第2の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記パノ
ラマ表示手段は、前記撮像光から得られるビデオ信号か
ら、前記被写体表示の上側および下側に対応するビデオ
データを強制的に一定データに置き換えて前記動画表示
装置に出力することによりパノラマ動画データを出力す
ることを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカ
メラにある。
【0011】かかる第3の態様では、ビデオ信号を動画
表示装置に出力することにより動画表示を行い、上下の
所定領域に対応するビデオデータをカットすることによ
りパノラマ表示が実現される。
【0012】本発明の第4の態様は、第2の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記パノ
ラマ表示手段は、前記撮像光から得られる画像データを
出力する際に、前記被写体表示の上側および下側に対応
するデータを特定色画素データと置換したパノラマ画像
データを作成し、これを前記動画表示装置に出力するこ
とを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ
にある。
【0013】かかる第4の態様では、フレームメモリの
画像データを動画表示装置に出力することで動画表示を
実現し、上下の所定のデータを所定色のデータと置換す
ることにより、パノラマ表示が実現される。
【0014】本発明の第5の態様は、第2の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記パノ
ラマ表示手段は、前記撮像光から得られる画像データの
上に、前記被写体表示の上側および下側に対応する部分
に特定色画素データを有すると共に他は透明であるキャ
ラクタデータを重畳して前記動画表示装置に出力するこ
とを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ
にある。
【0015】かかる第5の態様では、画像データとグラ
フィックデータとを重畳して動画表示装置に出力するこ
とにより、パノラマ表示が実現される。
【0016】本発明の第6の態様は、第4又は5の態様
のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前
記パノラマ表示手段は、前記動画表示装置に出力する画
像データを1秒間に1フレーム以上書換えることを特徴
とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにある。
【0017】かかる第6の態様では、動画表示装置に画
像データを所定のタイミングで出力することにより動画
表示を実現する。
【0018】本発明の第7の態様は、第1の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記被写
体表示手段は、被写体を光学系を通して観察するビュー
ファインダからなり、前記パノラマ表示手段は、前記ビ
ューファインダ内に前記パノラマ表示を行うことを特徴
とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにある。
【0019】かかる第7の実施形態では、ビューファイ
ンダを通して被写体を決定する。
【0020】本発明の第8の態様は、第7の態様のパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記ビュ
ーファインダが液晶シャッタを有し、前記パノラマ表示
手段は、前記液晶シャッタに前記被写体表示の上側およ
び下側に対応する部分を隠すマスクを出力することを特
徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにあ
る。
【0021】かかる第8の態様では、ビューファンダー
の上下所定の範囲にマスクを出力することにより、パノ
ラマ表示が実現される。
【0022】本発明の第9の態様は、第1〜8の何れか
の態様のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおい
て、更に、前記パノラマ画像データについてパノラマデ
ータサイズでの前記記録媒体への記録或いは外部装置へ
の送信を選択するパノラマ画像出力選択手段を有するこ
とを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ
にある。
【0023】かかる第9の態様では、パノラマ画像デー
タを各種の出力データとして使用できる。
【0024】本発明の第10の態様は、第9の態様のパ
ノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前記パ
ノラマ画像データを受信する前記外部装置が、画像処理
可能なコンピュータ装置、ファクシミリ装置、プリンタ
装置或いは通信回線を介して接続する画像出力装置であ
ることを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタルカ
メラにある。
【0025】かかる第10の態様では、パノラマ画像デ
ータが各種外部出力装置に出力される。
【0026】本発明の第11の態様は、第1〜10の何
れかの態様のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラに
おいて、前記パノラマ表示手段が表示した前記パノラマ
表示データが、前記パノラマ画像作成手段が作成する前
記パノラマ画像データの少なくとも80%の領域に対応
するデータであることを特徴とするパノラマ画像撮影機
能付デジタルカメラにある。
【0027】かかる第11の態様では、パノラマ表示に
ほぼ応じた画像データが記録できる。
【0028】本発明の第12の態様は、第1〜11の何
れかの態様のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラに
おいて、前記パノラマ画像データの縦方向が前記画像デ
ータの縦方向の50%であることを特徴とするパノラマ
画像撮影機能付デジタルカメラにある。
【0029】かかる第12の態様では、通常の画像デー
タの縦方向の50%をその縦方向とするパノラマサイズ
の画像データを得ることができる。
【0030】本発明の第13の態様は、第1〜11の何
れかの態様のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラに
おいて、前記パノラマ画像データのアスペクト比横:縦
が8:3〜16:9の範囲にあることを特徴とするパノ
ラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
【0031】かかる第13の態様では、通常、パノラマ
サイズと認識されるパノラマ画像データを得ることがで
きる。
【0032】本発明の第14の態様は、第1〜13の何
れかの態様のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラに
おいて、前記パノラマ画像データは、前記被写体表示の
ほぼ中央の画像であることを特徴とするパノラマ画像撮
影機能付デジタルカメラにある。
【0033】かかる第14の態様では、通常の画像デー
タのほぼ中央からパノラマ画像データを得るので、ユー
ザにとっても、感覚的に被写体が狙いやすい。
【0034】本発明の第15の態様は、撮像光を光電変
換したのちに、動画表示装置に動画表示するに際し、必
要に応じて、前記画像表示手段に表示可能な被写体表示
の上側および下側の所定割合を削除したパノラマ表示デ
ータを出力することを特徴とするパノラマ表示方法にあ
る。
【0035】かかる第15の態様では、動画表示の上下
の所定割合をカットすることによりパノラマ表示が実現
できる。
【0036】本発明の第16の態様は、第15の態様の
パノラマ表示方法において、前記パノラマ表示データの
出力は、前記撮像光から得られるビデオ信号から、前記
被写体表示の上側および下側に対応するビデオデータを
強制的に一定データに置き換えて前記動画表示装置に出
力することにより行われることを特徴とするパノラマ表
示方法にある。
【0037】かかる第16の態様では、必ずしもフレー
ムメモリを有さなくてもパノラマ表示が実現できる。
【0038】本発明の第17の態様では、第15の態様
のパノラマ表示方法において、前記パノラマ表示データ
の出力は、前記撮像光から得られる画像データを出力す
る際に、前記被写体表示の上側および下側に対応するデ
ータを特定色画素データと置換したパノラマ画像データ
を作成し、これを前記動画表示装置に出力することによ
り行われることを特徴とするパノラマ表示方法にある。
【0039】かかる第17の態様は、画像データの上下
所定割合をカットして動画表示装置に出力することによ
り、パノラマ表示が実現できる。
【0040】本発明の第18の態様は、第15の態様の
パノラマ表示方法において、前記パノラマ表示データの
出力は、前記撮像光から得られる画像データの上に、前
記被写体表示の上側および下側に対応する部分に特定色
画素データを有すると共に他は透明であるグラフィック
データを重畳して前記動画表示装置に出力することによ
り行われることを特徴とするパノラマ表示方法にある。
【0041】かかる第18の態様では、二つの画像デー
タを動画表示装置に重畳表示することにより、パノラマ
表示が実現できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て説明する。
【0043】(実施形態1)図1は本発明の一実施形態
に係るパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラの構成例
を示すブロック図である。
【0044】図1(a)で、デジタルカメラ100は、
レンズ、絞り機構等からなりCCD2上に撮影対象像か
らの反射光を入射する光学系1と、光学系1からの撮像
光を電気信号に変換するCCD2と、CCD2からの信
号を処理して多値(R,G,B)のラスタデータ(画像
データ)としてフレームメモリ12Aに出力する画像デ
ータ作成部3とを有し、さらに、制御部4、入力手段
5、動画表示制御部6、画像データ出力部7、記録媒体
制御部8、内蔵記録媒体9、拡張記録媒体10、インタ
ーフェース11、表示手段としてのLEDランプ15お
よび液晶ディスプレイ16を具備する。
【0045】ここで、制御部4は、画像データ作成部
3、動画表示制御部6、画像データ出力部7、記録媒体
制御部8、およびパノラマ画像処理手段60の動作制
御、画像処理および画像圧縮・伸張処理等の実行を制御
する。入力手段5は、ボタン、スイッチ等から構成さ
れ、これらの操作による使用者からの指示を入力し、デ
ジタル信号に変換して制御部4に与える。
【0046】動画表示制御部6は、液晶ディスプレイ1
6へ画像データを出力して動画表示を行う。本実施形態
では、通常表示ではフレームメモリ12A,12Bに格
納された画像データを重畳表示する。なお、通常、画像
データ作成部3によるフレームメモリ12Aへの画像デ
ータの書き込みは、例えば、1秒間に30回、あるいは
60回などの所定回数行われ、動画表示制御部6による
液晶ディスプレイ16への表示は画像データの書き込み
に同期して同一の位相で行われる。
【0047】画像データ出力部7は、動画表示中に特定
のボタンが押されて画像記録が指示された場合に、フレ
ームメモリ12A上のR、G、Bラスタデータを輝度成
分Yおよび色差成分U、Vに変換すると共にJPEG圧
縮し、さらに、サムネイル画像を作成するための縮小処
理を行う。
【0048】記録媒体制御部8は、画像データ出力部7
の出力を受け取ってJPEG圧縮された画像データ(以
下、単に画像データと記す)および縮小画像データの内
蔵記録媒体9または拡張記録媒体10の所定の位置への
書込や、また、記録された各JPEG画像データの読出
等の記録制御を行う。
【0049】また、内蔵記録媒体9および拡張記録媒体
10は画像データを格納するためのもので、シリアルあ
るいはパラレルなどのインターフェース11は、外部装
置とデータの授受を行うためのものである。また、LE
Dランプ15は、スイッチの状態表示や機能仕様表示を
行い、液晶ディスプレイ16は、撮影した像あるいは撮
影対象を表示する。
【0050】フレームメモリ12Aは通常は液晶ディス
プレイ16の画像表示用メモリとして用いられ、画像デ
ータがビットマップイメージで展開される。また、フレ
ームメモリ12Bは、本実施形態では、後述するように
液晶ディスプレイ16へのパノラマ表示を実現するため
に用いられる。また、必要に応じて、メニュー表示用メ
モリとして用いられる。そして、液晶ディスプレイ16
への表示時には、必要に応じてフレームメモリ12Aお
よび12Bの内容が重畳して表示される。
【0051】内蔵記録媒体9は実施形態ではカメラ10
0の内部に固定された4MBのフラッシュメモリで構成
されており、内蔵記録媒体9には画像データだけでなく
プログラム等のデータも記憶される。また、拡張記憶媒
体10は実施例では4〜16MBのメモリカードが用い
られている。
【0052】図1(b)は制御部4の構成を示し、制御
部4はCPU41、RAM42およびROM43から構
成され、ROM43にはデジタルカメラ100の動作制
御、データ圧縮・伸張処理等デジタルカメラ内部でのデ
ータ処理に必要なプログラム群が格納されている。
【0053】また、デジタルカメラ100は、内蔵記録
媒体9に格納された画像データをインターフェース11
を介して外部装置、例えば、パソコン等のコンピュータ
装置200へ送信し、また、モデム300を介して通信
する。さらに、後述する印刷画像データ作成処理プログ
ラム群70(図5)をデジタルカメラ100側にもって
いる場合には、印刷画像データを作成して直接プリンタ
400に送信して記憶させ、印刷させることができる。
この場合、印刷画像データ作成処理プログラム群70
は、予めそれらを格納した外部装置等から読み込まれて
内蔵記録媒体9に記憶され、制御部4の制御により適時
読み出されて実行(印刷画像データの作成の実行)がな
される。
【0054】本実施形態のデジタルカメラ100の要部
であるパノラマ画像処理手段60は、パノラマ表示手段
61およびパノラマ画像データ作成手段62を具備し、
パノラマ画像表示手段61は、液晶ディスプレイ16が
動画表示している際に特定のボタンが押されてパノラマ
画像表示が選択されると、液晶ディスプレイ16にパノ
ラマ表示データを出力し、また、パノラマ画像データ作
成手段62は、パノラマ表示データを出力中に特定のボ
タンが押されて画像記録が指示された場合に、パノラマ
画像データを作成し、パノラマ画像データを記録媒体制
御部8に出力する。
【0055】本実施形態のパノラマ画像処理手段60に
ついてさらに詳細に説明する。
【0056】パノラマ表示手段61は、図2に示すよう
に、パレット21およびセレクタ22を有する。パレッ
ト21は、フレームメモリ12Bのグラフィックデータ
の上側および下側の所定割合の部分に、例えば、黒、青
などの特定色の画素を埋め込み、残りの中央部分は、透
明データとしてパノラマ用グラフィック面(図3のB)
を作成する。このグラフィック面の作成は、例えば、パ
レット番号0〜8のデータに各色を対応させ、グラフィ
ックデータの中央部を、例えば、パレット番号0の透
明、上側および下側をパレット番号1の黒とすることに
より行われる。また、セレクタ22は、フレームメモリ
12A内の画像データ(図3のA)と上述したパノラマ
用グラフィック面(図3のB)とを重畳して液晶ディス
プレイ16に表示するためのもので、例えば、グラフィ
ックデータが0の領域では画像データを選択し、グラフ
ィックデータが0以外の場合にはグラフィックデータを
選択するというようにして画像データを選択し、これを
D/A変換部23でD/A変換して液晶ディスプレイ1
6に出力することによりパノラマ画像表示が実現され
る。なお、パノラマ表示が選択されていない場合には、
パレット21を回避し、セレクタ22がフレームメモリ
12Bのグラフィックデータとフレームメモリ12Aと
を重畳する。
【0057】このパノラマ表示を概念的に示したのが図
3であり、画像データAとパノラマ用グラフィック面B
とが重畳表示されて、パノラマ表示画面ABが作成され
る。
【0058】また、このようなパノラマ表示を行う液晶
ディスプレイ16を示したのが図4である。
【0059】図4(a)は、通常の動画表示を示し、パ
ノラマ表示手段61は特定のボタンが押されると、パノ
ラマ画像表示が選択されたものとして上述したようにパ
ノラマ表示を実施する。
【0060】すなわち、図4(b)に示すように、パノ
ラマ表示手段61により画像データに上下に例えば、黒
等の所定色を埋めたグラフィックデータを重畳し、液晶
ディスプレイ16にパノラマデータを表示する。本実施
形態では、中央の帯部分35に相当する部分が透明で、
これ以外の上下各1/4の部分36,37が黒色のグラ
フィックデータを画像データに重畳するようにしてパノ
ラマ表示するように構成している。
【0061】ここで、ボタン17は、表示中の画像を記
録するためのものであり、上述したようなパノラマ表示
中にボタン17が押されると、パノラマ画像データ作成
手段62は、表示中の画像データから上側および下側の
所定の割合を削除してパノラマ画像を作成する。すなわ
ち、表示中の画像データが格納されているフレームメモ
リ12A中の画像データのうち、所定の中央部分のみの
R、G、Bラスタデータを輝度成分Yおよび色差成分
U、Vに変換すると共にJPEG圧縮し、さらに、サム
ネイル画像を作成するための縮小処理を行う。このデー
タは記録媒体制御部8に出力され、記録媒体制御部8
は、内部記録媒体9または拡張記録媒体10に格納す
る。
【0062】なお、例えば、上下各1/4の部分36,
37は、必ずしも黒色に限定されず、勿論他の色でもよ
いが、さらに、図4(c)に示すように、例えば、パノ
ラマ画像出力選択メニュー38を表示するようにしても
よい。
【0063】また、、図4中、ボタン18〜20は、記
録媒体9または10に格納された画像データを再生中に
使用するもので、ボタン18は、再生中のデータから印
刷データを作成して直接印刷を行うためのもの、ボタン
19は、再生中のデータをパソコン出力するためのも
の、ボタン20は、再生中のデータをモデム出力するた
めのものである。
【0064】ここで、作成されるパノラマ画像データ
は、通常の画像データから上側および下側を合計で50
%程度削除したものが好ましい。また、この際、上側お
よび下側を均等に、特に上下1/4ずつ削除するのが好
ましいが、必ずしも均等に削除する必要はない。
【0065】上下の削除割合をそれぞれ1/4とするこ
とによりCCDの出力サイズである横:縦=4:3の比
率が横:縦=4:1.5=8:3の比率となるが、アス
ペクト比が8:3〜16:9の範囲にあれば標準サイズ
との差が明確になる。
【0066】また、パノラマ表示は、作成されるパノラ
マ画像データにほぼ対応しているのが好ましいが、作成
される画像データの80%程度以上が表示されていれば
問題はない。なお、パノラマ表示位置も表示するデータ
の位置に対応して表示すればよいが、上側または下側に
ずらして表示するようにしてもよい。
【0067】なお、本実施形態ではパノラマ画像処理手
段60はソフトウエアで構成されている。また、パノラ
マ画像処理手段60をROM43に格納するよう構成し
てもよく、或いは外部記録媒体に記録されパノラマ画像
処理手段60を取込んで内蔵記録媒体9に格納し、実行
時にRAM42に転送して実行するように構成してもよ
い。
【0068】図5はROM43に格納されている制御手
段430の構成例を示す図である。制御手段430はデ
ジタルカメラ100の動作制御に必須な手段および画像
データの圧縮等、画像データの格納に致る過程に必須の
手段(実施形態ではプログラムで構成)から構成されて
いる。
【0069】図5で、制御手段430はコントロールシ
ステム431、操作判定手段432、内部プログラム群
433、パノラマ画像処理手段60および送信データ出
力手段435を有している(パノラマ画像処理手段60
は本実施形態では内部プログラム群433に含まれる
が、説明上独立して図示してある)。
【0070】なお、本実施形態では制御手段430がパ
ノラマ画像処理手段60を含むように構成したが、前述
したようにパノラマ画像処理手段60を外部装置から導
入して内蔵記録媒体9に記録し、制御部4の制御により
適時読み出して実行するように構成することもできる。
【0071】コントロールシステム431はデジタルカ
メラ100全体の動作制御、例えば、光学系の絞りモー
タ駆動部(図示せず)に対する制御、画像データ作成部
3,動画表示部6,画像データ出力部7および記録媒体
制御部8の動作制御、および操作判定手段432〜送信
データ出力手段235の実行制御等を行う。
【0072】操作判定手段432はデジタルカメラ10
0に設けられたスイッチ等をユーザーが操作して所望の
動作或いは処理を選択した場合に、入力手段5によって
出力されるデジタル信号を判定して、ユーザの指示した
動作が何であるかを判定し、判定結果によって内部プロ
グラム群433のうちの対応のプログラムに制御を渡し
たり、外部から導入されたプログラムの実行のためにコ
ントロールシステム431に制御を渡す。
【0073】内部プログラム群433は撮像から画像デ
ータの内蔵記録媒体9への格納、拡張記録媒体10から
のデータの読取り或いは書込、撮像時のLED表示等の
制御を行うプログラムからなり、基本的処理プログラム
としてROM43に内蔵されている。内部プログラムの
例としては内蔵記録媒体9に画像データを書込む際に必
要なJPEG仕様の圧縮プログラムがある。
【0074】画像データ(JPEG圧縮データ)は内部
プログラム433或いはそれに相当する回路によって処
理され、記録媒体制御部8により内蔵記録媒体9または
拡張記録媒体10に書込まれる。
【0075】送信データ出力手段435は、パノラマ画
像処理手段60の処理結果(パノラマ画像データ)をユ
ーザーの選択により、液晶ディスプレイ16に再生表示
したり、パソコン等のコンピュータ装置200、モデム
300或いは印刷画像データ作成プログラム群70によ
って作成された印刷画像データを直接プリンタ400に
送信する。
【0076】図6は印刷画像データ作成プログラム群の
構成例を示すブロック図であり、印刷画像データ作成プ
ログラム群70は、内蔵記録媒体9から読み出された圧
縮された画像データを伸張して展開するデータ伸張プロ
グラム71、YUV成分からなっている画像データをR
GB成分に変換するRGB変換プログラム72、画像デ
ータの拡大時にデータを補間するデータ補間プログラム
73、プリンタドライバ74を含んでいる。
【0077】また、プリンタドライバ74はパソコン等
での印刷画像データ作成処理用のプリンタドライバと同
じ構成の、ラスタライザ741,色補正モジュール74
2およびハーフトーンモジュール743を描画に必要な
ビットマップデータを得るための基本的手段として備え
ている。
【0078】ラスタライザ741は画像データをR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分解し、それぞ
れの色毎にラスタ変換されたRGB多階調(例えば、2
56階調)ビットイメージデータとする。
【0079】色補正モジュール742はラスタライザ7
41で変換されたラスタデータを印刷色に対応させるた
め、RGB多階調ビットイメージデータに色補正処理を
施し、K(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)
およびY(イエロー)の印刷用のCMYK階調ビットイ
メージデータに変換する。
【0080】ハーフトーンモジュール743は色補正モ
ジュール742を通して得たCMYK階調ビットイメー
ジデータを、更に濃淡インク振分けテーブルによってC
およびMについてはC、cおよびM、mに振分け、ディ
ザ法や誤差拡散法等のハーフトーン処理を実行する。こ
れにより色毎にビットマップ上の濃・淡色の配分若しく
は配置が決定され、それぞれ2値のビットマップ(濃・
淡2値データ・テーブル)が作成される。その後、デジ
タルカメラは印刷用制御信号および描画信号と共に、ビ
ットマップデータ(濃色ビットマップデータおよび淡色
ビットマップデータ)をプリンタ400に送信する。プ
リンタ400はデジタルカメラ100からの制御信号及
び各色毎のビットマップデータを基にして印刷動作を行
い、記録紙上にカラー画像を再生する。
【0081】図7はパノラマ画像処理手段の動作例を示
すフローチャートである。
【0082】図7で、パノラマ表示手段61は、撮像が
なされ、液晶ディスプレイ16に図4(a)に示すよう
に動画表示されている場合に(ステップS1)、ボタン
17がユーザによって押されると(ステップS2:YE
S)、パノラマ画像表示が選択されたものとしてパノラ
マ表示を行う。すなわち、パノラマ表示手段61は、フ
レームメモリ12Aにある画像データ、すなわち、現在
表示されている画像と対応するRAM42上の画像デー
タA(図3)に、上下各1/4の部分だけ黒く、他が透
明なグラフィックデータB(図3)を重畳し、図4
(b)に示すようなパノラマ画像データを表示する(ス
テップS3)。これによりCCDの出力サイズに対応す
る画像の横:縦=4:3の比率であった画像がパノラマ
画像の横:縦=4:1.5=8:3の比率の画像とな
る。
【0083】ここで、ユーザがボタン17を押すと(ス
テップS4:YES)、パノラマ画像作成手段62はフレ
ームメモリ12Aに格納された画像データから画面の上
下が1/4ずつを削除した横長のパノラマ画像データを
作成し(ステップS5)、その後、記録媒体制御部8に
より幅広のパノラマ画像に対応するパノラマ画像データ
がRAM42から内蔵記録媒体9にDMA転送され、記
録される(ステップS6)。
【0084】なお、ユーザがボタン18を押して印刷を
指示すると(ステップS7:YES)、コントロールシス
テム431に制御が移り、印刷画像データ作成プログラ
ム群70が内蔵記録媒体9から読み出されてRAM42
に格納され、印刷画像データ作成プログラム群70はパ
ノラマデータを処理してパノラマ印刷画像データを作成
し、送信データ出力手段435によりインターフェース
11を介してカラープリンタ400にパノラマ印刷画像
データが送信される(ステップS8)。
【0085】また、ユーザがボタン19を押してパソコ
ンへの出力を指示すると(ステップS9:YES)、パノ
ラマ画像データがインターフェース11を介してパソコ
ン等のコンピュータ装置200に送信される(ステップ
S10)。
【0086】また、ユーザがボタン20を押してモデム
出力を指示すると(ステップS11:YES)、パノラマ
画像データがシリアルインターフェース11を介してモ
デム300に送信される(ステップS12)。
【0087】(実施形態2)本実施形態の構成は、基本
的には上述した実施形態と同様であるが、上述した実施
形態では、動画表示制御部6がフレームメモリ12Aの
画像データを液晶ディスプレイ16に所定のタイミング
で出力することにより動画表示を行っていたが、本実施
形態では、CCD2からデータをそのまま液晶ディスプ
レイ16に表示する。
【0088】すなわち、図8に示すように、CCD2か
らの信号は幾つかのラインメモリからなるVRAM10
1に一時的に格納された後、色変換部102により多値
(R,G,D)のラスタデータに変換され、さらにD/
A変換部103でD/A変換された後、液晶ディスプレ
イ16に出力されて動画表示とされる。なお、タイミン
グジェネレータ104は、水平同期信号(HSYNC)
および垂直同期信号(VSYNC)を液晶ディスプレイ
16に出力する。また、色変換部102で変換されたラ
スタデータは、同時にフレームメモリ12Aに格納され
る。
【0089】ここで、このような動画表示中にパノラマ
表示が指定された場合、上述したパノラマ表示手段61
が動作し、タイミングジェネレータ104に所定の範囲
のビデオデータを強制的に一定のデータに置換させるこ
とにより削除させている。すなわち、タイミングジェネ
レータ104は、色変換部102のD/A変換部103
への出力のうち、図9に示すように、画像データ31の
上下各1/4の部分31aおよび31cに対応するデー
タを強制的に所定色のデータ、例えば、黒とし、中央の
画像データ31bに対応する分のみ、VRAM101か
らの信号をそのまま変換して出力するようにする。
【0090】また、このようなパノラマ表示中に記録す
るという指令が出された場合には、上述した実施形態と
同様にパノラマ画像データ作成手段62がフレームメモ
リ12Aの画像データからパノラマ画像データを作成し
て記録媒体制御部8に出力する。
【0091】なお、その他の構成は上述した実施形態と
同様であるので、説明は省略する。
【0092】(その他の実施形態)上述した各実施形態
では、パノラマ表示中においても、フレームメモリ12
Aには、通常の画像データが格納されていたが、パノラ
マ表示が選択された場合にフレームメモリ12Aに格納
するデータをパノラマ画像データとしてもよい。この場
合には、パノラマ表示中に画像の記録の指令が出される
と、フレームメモリ12A中の画像データをそのまま出
力するようにすればよい。
【0093】また、上述した実施形態1においては、通
常の画像データにグラフィックデータを重畳させてパノ
ラマ表示を形成していたが、パノラマ表示が選択された
際に、フレームメモリ12Aに、例えば、上下各1/4
のデータがないパノラマ画像データを格納し、これに上
述したようなグラフィックデータを重畳するようにして
もよい。この場合も、パノラマ画像データの出力にはフ
レームメモリ12Aのデータをそのまま出力すればよ
い。
【0094】また、パノラマ表示選択中にフレームメモ
リ12Aにパノラマ画像データを格納する場合には、フ
レームメモリ12Aのみの画像データを液晶ディスプレ
イ16に表示するようにしてもよい。
【0095】さらに、パノラマ表示選択の場合には、例
えば、上下各1/4を所定色に置き換えた画像データを
フレームメモリ12Aに格納するようにしてもよく、こ
の場合には、フレームメモリ12Bのデータを重畳させ
なくても上下が所定色のパノラマ表示が実現できる。
【0096】また、フレームメモリ12A、12Bの数
は二つに限定されず、例えば3つの画像データを重畳表
示するようにしてもよく、例えば、図4(c)のように
パノラマ表示の際にさらにメニューを表示する場合など
に適用することができる。
【0097】なお、以上実施形態では、液晶ディスプレ
イ16を有するデジタルカメラを例にとって説明した
が、被写体の表示を光学系のみを介して行うビューファ
インダなどのみを有するデジタルカメラにおいても本発
明を実施することができる。
【0098】この場合、パノラマ画像の領域をビューフ
ァインダ内に初めから表示しておいてもよいが、ユーザ
が実際にパノラマ撮影を実感するためには、パノラマ撮
影が選択された場合に、ビューファインダの、例えば、
上下各1/4を所定色、例えば、黒として、実際に被写
体の観察できる範囲を横長のパノラマ表示にするのが好
ましい。なお、このようにパンラマ撮影の際にビューフ
ァインダの上下各1/4を所定色とすることは、例え
ば、液晶シャッタを具備するビューファインダなどによ
り容易に実現できる。
【0099】何れにしても、本発明は上述した各実施形
態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能で
あることはいうまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明によればCC
Dを介して得た画像データを画像の上下についてそれぞ
れ一定割合(1/4)だけ削除するので、CCDのサイ
ズが一般のテレビ放送に合わせた規格のものであっても
デジタルカメラの液晶ディスプレイに表示する画面サイ
ズ(比率)を変えることができ、パノラマ画像を得るこ
とができる。また、パノラマ画像処理手段を設けたこと
により液晶ディスプレイへのパノラマ画像表示だけでな
く、パノラマ画像データの記録媒体への記録や、パソコ
ン等のコンピュータ装置、モデムへのパノラマ画像デー
タの送信や、プリンタへ直接パノラマ印刷画像データを
送信することができ、また、記録媒体に記録されたパノ
ラマサイズの画像データや送信されたパノラマサイズの
画像データからパノラマ画像をそのまま再生できる。
【0101】さらに、画像データを画像の上下について
それぞれ1/4ずつ削除して得たパノラマ画像は撮影時
に生成された画像データの50%のメモリサイズとなる
ので、パノラマ画像データを記録媒体に記録するよう構
成したことによりほぼ2倍のパノラマ画像データを記録
でき、メモリ使用効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメ
ラの構成例を示すブロック図である。
【図2】パノラマ表示の一例を示す説明図である。
【図3】パノラマ表示の一例を示す説明図である。
【図4】パノラマ表示の一例を示す説明図である。
【図5】ROMに格納されている制御手段の構成例を示
す図である。
【図6】印刷画像データ作成プログラム群の構成例を示
すブロック図である。
【図7】パノラマ画像処理手段の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図8】パノラマ表示の他の例を示す説明図である。
【図9】パノラマ表示の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 CCD 3 画像データ作成部 6 動画表示制御部 7 画像データ出力部 8 記録媒体制御部 9 記録媒体 10 拡張記録媒体 16 液晶ディスプレイ(画像表示装置) 60 パノラマ画像処理手段 61 パノラマ表示手段 62 パノラマ画像作成手段 100 デジタルカメラ 200 パソコン(外部装置) 300 モデム(外部装置) 400 プリンタ(外部装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/91 H04N 5/91 J

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光を光電変換したのちに、画像デー
    タとして記録媒体に記録するデジタルカメラにおいて、 被写体を表示可能な被写体表示手段と、 前記被写体表示手段に表示可能な被写体表示の上側およ
    び下側を所定割合削除したパノラマ表示を表示するパノ
    ラマ表示手段と、 前記被写体表示の画像の上側および下側について画像デ
    ータを所定割合削除したパノラマ画像データを作成する
    パノラマ画像データ作成手段と、を有することを特徴と
    するパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記被写体表示手段は、前
    記撮像光を動画表示する動画表示制御手段と、この動画
    を表示可能な動画表示装置とからなり、前記パノラマ表
    示手段は、前記パノラマ表示を前記動画表示手段に表示
    することを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記パノラマ表示手段は、
    前記撮像光から得られるビデオ信号から、前記被写体表
    示の上側および下側に対応するビデオデータを強制的に
    一定データに置き換えて前記動画表示装置に出力するこ
    とによりパノラマ動画データを出力することを特徴とす
    るパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記パノラマ表示手段は、
    前記撮像光から得られる画像データを出力する際に、前
    記被写体表示の上側および下側に対応するデータを特定
    色画素データと置換したパノラマ画像データを作成し、
    これを前記動画表示装置に出力することを特徴とするパ
    ノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記パノラマ表示手段は、
    前記撮像光から得られる画像データの上に、前記被写体
    表示の上側および下側に対応する部分に特定色画素デー
    タを有すると共に他は透明であるグラフィッククデータ
    を重畳して前記動画表示装置に出力することを特徴とす
    るパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のパノラマ画像撮
    影機能付デジタルカメラにおいて、前記パノラマ表示手
    段は、前記動画表示装置に出力する画像データを1秒間
    に1フレーム以上書換えることを特徴とするパノラマ画
    像撮影機能付デジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記被写体表示手段は、被
    写体を光学系を通して観察するビューファインダからな
    り、前記パノラマ表示手段は、前記ビューファインダ内
    に前記パノラマ表示を行うことを特徴とするパノラマ画
    像撮影機能付デジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のパノラマ画像撮影機能
    付デジタルカメラにおいて、前記ビューファインダが液
    晶シャッタを有し、前記パノラマ表示手段は、前記液晶
    シャッタに前記被写体表示の上側および下側に対応する
    部分を隠すマスクを出力することを特徴とするパノラマ
    画像撮影機能付デジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8の何れかに記載のパ
    ノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、更に、
    前記パノラマ画像データについてパノラマデータサイズ
    での前記記録媒体への記録或いは外部装置への送信を選
    択するパノラマ画像出力選択手段を有することを特徴と
    するパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のパノラマ画像撮影機
    能付デジタルカメラにおいて、前記パノラマ画像データ
    を受信する前記外部装置が、画像処理可能なコンピュー
    タ装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置或いは通信回
    線を介して接続する画像出力装置であることを特徴とす
    るパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10の何れかに記載
    のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前
    記パノラマ表示手段が表示した前記パノラマ表示データ
    が、前記パノラマ画像作成手段が作成する前記パノラマ
    画像データの少なくとも80%の領域に対応するデータ
    であることを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デジタ
    ルカメラ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項11の何れかに記載
    のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前
    記パノラマ画像データの縦方向が前記画像データの縦方
    向の50%であることを特徴とするパノラマ画像撮影機
    能付デジタルカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項11の何れかに記載
    のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前
    記パノラマ画像データのアスペクト比横:縦が8:3〜
    16:9の範囲にあることを特徴とするパノラマ画像撮
    影機能付デジタルカメラ。
  14. 【請求項14】 請求項1〜請求項13の何れかに記載
    のパノラマ画像撮影機能付デジタルカメラにおいて、前
    記パノラマ画像データは、前記被写体表示のほぼ中央の
    画像であることを特徴とするパノラマ画像撮影機能付デ
    ジタルカメラ。
  15. 【請求項15】 撮像光を光電変換したのちに、動画表
    示装置に動画表示するに際し、必要に応じて、前記画像
    表示手段に表示可能な被写体表示の上側および下側の所
    定割合を削除したパノラマ表示データを出力することを
    特徴とするパノラマ表示方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のパノラマ表示方法
    において、前記パノラマ表示データの出力は、前記撮像
    光から得られるビデオ信号から、前記被写体表示の上側
    および下側に対応するビデオデータを強制的に一定デー
    タに置き換えて前記動画表示装置に出力することにより
    行われることを特徴とするパノラマ表示方法。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のパノラマ表示方法
    において、前記パノラマ表示データの出力は、前記撮像
    光から得られる画像データを出力する際に、前記被写体
    表示の上側および下側に対応するデータを特定色画素デ
    ータと置換したパノラマ画像データを作成し、これを前
    記動画表示装置に出力することにより行われることを特
    徴とするパノラマ表示方法。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載のパノラマ表示方法
    において、前記パノラマ表示データの出力は、前記撮像
    光から得られる画像データの上に、前記被写体表示の上
    側および下側に対応する部分に特定色画素データを有す
    ると共に他は透明であるグラフィックデータを重畳して
    前記動画表示装置に出力することにより行われることを
    特徴とするパノラマ表示方法。
JP9177457A 1997-04-09 1997-07-02 パノラマ画像撮影機能付デジタルカメラ Withdrawn JPH10341361A (ja)

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JP9120697 1997-04-09
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060091438A (ko) * 2005-02-15 2006-08-21 한국과학기술원 파노라마 전용 디지털 카메라
JP2008519469A (ja) * 2004-10-06 2008-06-05 トムソン ライセンシング ピクチャ・クロッピング機能を提供するための方法および装置
JP2008204474A (ja) * 2008-03-25 2008-09-04 Fujifilm Corp 縮小画像表示制御装置および方法
US7621454B2 (en) 2005-10-13 2009-11-24 Denso Wave Incorporated Imaging device with a two-dimensional photodetector

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