JP3252740B2 - 感圧センサケーブル - Google Patents
感圧センサケーブルInfo
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Description
ルに関し、特に、ケーブル端部における不感部を最短に
し、かつ、防水性、センサ機能等の信頼性を向上するこ
とができる感圧センサケーブルに関するものである。
ば、4条螺旋感圧センサケーブルがある。図2は、この
4条螺旋感圧センサケーブルを示したものである。この
4条螺旋感圧センサケーブルは、断面円形の空隙2を有
した、中空円筒体の絶縁樹脂からなる弾性絶縁部材1
と、弾性絶縁部材1の内周に相互が接触しないように螺
旋状に配置された4本の検知線15,16,17,18
とから構成されている。
は、それぞれが対向するように、例えば、検知線15と
検知線17および検知線16と検知線18が対向するよ
うに配置されるとともに、弾性絶縁部材1の内周におい
て半分が弾性絶縁部材1内に埋め込まれ、残り半分が空
隙2に露出している。そして、ケーブル端部において
は、以下に説明するように、対向する検知線同志、即
ち、検知線15と検知線17および検知線16と検知線
18が接続され所定の端末処理が施されている。
ケーブルの端末処理を示す。まず、図3(a),(b)
に示すように、ケーブル端部3で4本の検知線15,1
6,17,18を剥き出しにする。次に、図4(a),
(b)に示すように、対向する検知線同志、即ち、検知
線15と検知線17並びに検知線16と検知線18を接
続部材19で接続する。そして、図5に示すように、接
続部分を絶縁し、防水処理を施すために接続部分を包む
ように絶縁樹脂20をシールとして充填する。
よれば、ケーブル端部において対向する検知線同志を接
続することにより、ケーブル端部を検知線の折り返し部
とし、それ以外の部分をセンサ部として利用している。
感圧センサケーブルによると、 (1)端部の端末処理において、信頼性のある検知線の
接続部を形成しなければならないので、接続部の長さを
短くするのに限度があり、また、接続部を絶縁するため
に絶縁樹脂でシールしているので、図5に示すように、
センサ機能を果たさない不感部30が長くなるという問
題がある。 (2)また、不感部30を短くすると、検知線の接続に
ばらつきが生じるので、信頼性が低下し、それを確保す
るためには別の手段が必要となるという問題がある。 (3)更に、中空円筒体の弾性絶縁部材に絶縁樹脂によ
ってシールするため、弾性絶縁部材の端面との接着にば
らつきが生じ、界面において剥離等が起こり、防水性等
において信頼性を確保することが難しいという問題があ
る。
を最小にし、かつ、防水性、センサ機能等の信頼性を向
上することができる感圧センサケーブルを提供すること
にある。
成するために、絶縁樹脂で成形された中空円筒体の弾性
絶縁部材の内周に複数の検知線が相互に接触しないよう
に螺旋状に対向して配置された感圧センサケーブルにお
いて、前記弾性絶縁部材は、一端に水密性封止部を有
し、前記複数の検知線は、少なくとも1対の検知線から
なり、各対の検知線は他の対の検知線と絶縁されながら
前記水密性封止部でそれぞれ折り返えされた1本の検知
線によって構成されていることを特徴とする感圧センサ
ケーブルを提供するものである。
樹脂と同一の樹脂により半球体に構成され、前記各対の
検知線は前記半球体の中心に対して間隙を有して同心状
にそれぞれ折り返されている構成が望ましく、前記半球
体は、他の部分と一体に前記絶縁樹脂のモールド成形に
よって構成されるのが望ましい。
図面を参照しながら詳細に説明する。
態に係る感圧センサケーブルの先端部構造を示す。図2
より図5と同一の部分には同一の引用数字,符号を付し
たので重複する説明は省略するが、この実施の形態で
は、2本の検知線5,6をケーブル端部3でUターンし
て折り返すようにした点において従来の感圧センサケー
ブルと異なる。
は、ケーブル端部で対向する検知線同志を接続するよう
にしているが、この実施の形態に係る感圧センサケーブ
ルにおいては、弾性絶縁部材1の内周に相互が接触しな
いように2本の検知線5,6を螺旋状に配置し、それぞ
れがケーブル端部3まで来たら、相互に接触しないよう
に対向方向へUターンして折り返し、Uターンした検知
線5と検知線6を、再び、弾性絶縁部材1の内周に相互
が接触しないように螺旋状に配置し、ケーブル端部3を
弾性絶縁部材1と同一の樹脂で半球体に形成するととも
に、2本の検知線5,6が間隙7を有しながら絶縁樹脂
内に埋入されている。
によると、2本の検知線5,6を用いてケーブル端部3
でそれぞれの検知線5,6をUターンして折り返すよう
にしたので、ケーブル端部3における端末処理、即ち、
接合および絶縁シールを省略することができ、感圧セン
サケーブルの製造に係る工程を少なくすることができ
る。例えば、ケーブル端部3を含めたケーブル全体を一
体モールドでモールド成形すると、端部の水密性,耐剥
離性の点で信頼性の高い感圧センサケーブルが得られ
る。
で樹脂に埋入されているので、導通および接続不良等の
問題がなくなる。更に、ケーブル端部3を半球体に形成
したので、外部からの衝撃等に対しても比較的安定であ
る。
を極力短くすることができる。
ケーブルによれば、弾性絶縁部材の一端が水密性封止部
を有し、この水密性封止部において、一対の検知線の各
対の検知線を他の対の検知線と絶縁させながらそれぞれ
折り返えした1本の検知線によって構成するようにした
ので、ケーブル端部での不感部を最小にし、かつ、防水
性,センサ機能等の信頼性を向上した感圧センサケーブ
ルを提供することができる。
構造図。(b)は、(a)のB−B断面図。
ケーブル先端部で検知線を剥き出し状態を示す図であ
る。
対向する検知線の接続を示す図である。
接続部分を絶縁樹脂によってシールした状態を示す図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁樹脂で成形された中空円筒体の弾性絶
縁部材の内周に複数の検知線が相互に接触しないように
螺旋状に対向して配置された感圧センサケーブルにおい
て、 前記弾性絶縁部材は、一端に水密性封止部を有し、 前記複数の検知線は、少なくとも1対の検知線からな
り、各対の検知線は他の対の検知線と絶縁されながら前
記水密性封止部でそれぞれ折り返えされた1本の検知線
によって構成されていることを特徴とする感圧センサケ
ーブル。 - 【請求項2】前記水密性封止部は、前記絶縁樹脂と同一
の樹脂により半球体に構成され、前記各対の検知線は前
記半球体の中心に対して間隙を有して同心状にそれぞれ
折り返されている構成の請求項1記載の感圧センサケー
ブル。 - 【請求項3】前記半球体は、他の部分と一体に前記絶縁
樹脂のモールド成形によって構成される請求項2記載の
感圧センサケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03079697A JP3252740B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 感圧センサケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03079697A JP3252740B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 感圧センサケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228837A JPH10228837A (ja) | 1998-08-25 |
JP3252740B2 true JP3252740B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=12313654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03079697A Expired - Fee Related JP3252740B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 感圧センサケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3252740B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3197849B2 (ja) * | 1997-07-31 | 2001-08-13 | オーナンバ株式会社 | 感圧ケーブルを製造する方法 |
JP3831325B2 (ja) | 2002-10-01 | 2006-10-11 | アスモ株式会社 | 開閉装置 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP03079697A patent/JP3252740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10228837A (ja) | 1998-08-25 |
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